JPH0782396A - 遮蔽部付き樹脂製品およびその製造方法 - Google Patents

遮蔽部付き樹脂製品およびその製造方法

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JPH0782396A
JPH0782396A JP5226057A JP22605793A JPH0782396A JP H0782396 A JPH0782396 A JP H0782396A JP 5226057 A JP5226057 A JP 5226057A JP 22605793 A JP22605793 A JP 22605793A JP H0782396 A JPH0782396 A JP H0782396A
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JP
Japan
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resin product
shielding part
hard coat
vinyl chloride
acrylic
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JP5226057A
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Masaaki Funaki
正昭 船木
Fujio Sawara
富士夫 椹
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NIPPON EE R C KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な工程により遮蔽部付き樹脂製品(板、
フィルム、成型品等)の特定部位の遮蔽部の耐候性、硬
度向上を達成すること。 【構成】 樹脂製品表面の耐擦傷性、耐候性を向上させ
るためにはシリコーン系ハードコートを施すが、このと
き該表面の特定箇所に該樹脂製品を支持固定するため
に、例えばその周辺部に接着部分を設け、かつこの接着
部分を紫外線等から保護するために着色等により遮蔽部
とする必要があるが、この遮蔽部として、アクリルポリ
マー、アクリルモノマーと塩化ビニルとのコポリマー、
アクリルモノマーと塩化ビニルーと酢酸ビニルとのコポ
リマー等を含む印刷インクを被覆して、硬化させること
により形成すると、この印刷インク層は該遮蔽部を含む
樹脂製品の全面に被覆されるシリコーン系ハードコート
材料に侵されず、しかもこのハードコート層との密着性
が良くハードコート層が剥離するおそれもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遮蔽部付き樹脂製品とそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂製品の耐擦傷性、耐候性を向上させ
るために、その表面にハードコートを施すことがある。
遮蔽部付き樹脂製品の典型例である自動車用樹脂製の窓
を作製するときには、車体との接着部分を隠すため、ま
たその接着部分の接着剤層を紫外線から保護するために
透明窓部の周縁部に印刷または塗装による着色遮蔽部を
設ける。最良の方法は該着色遮蔽部をスクリーン印刷等
で作製し、その印刷部分の上から全面にハードコート層
を成形する方法である。しかしながら、この場合ハード
コート形成時に印刷インキからの溶出があったり、また
ハードコートを施すことで印刷インキが侵されたり、樹
脂製品から印刷インキが剥離する等の問題を起こしてし
まうことがあった。
【0003】従って、遮蔽部付きの樹脂製品にハードコ
ートを施すための従来技術は以下の様な方法が採用され
ている。 1.ハードコートの上から印刷、塗装する方法。 (1)耐擦傷性、耐候性を向上させるにはシリコーン系
ハードコートが優れているが該ハードコートの上に印
刷、塗装する場合に良好な密着性が得られないため遮蔽
部にはハードコートをコートしない部分コート法を用い
る方法(特開昭63−287579号)。 (2)シリコーン系ハードコートの上から遮蔽部にサン
ドペーパーがけやサンドブラスト等の物理的加工を施
し、ハードコート表面に凹凸を付けて、遮蔽部の印刷イ
ンクの密着性を向上させる方法。 2.プラスチックフィルムの片面に印刷、塗装し、逆の
面にハードコートを施したフィルムをインサートし射出
成形する方法(特開昭61−120741号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は次のよ
うな問題点がある。まず、前記1(1)の部分コート法
は、ハードコートを施さない樹脂製品の窓部分に可剥性
塗料あるいは耐熱性テープ等を貼付した状態でハードコ
ートを施し、塗膜が硬化した後、前記塗料あるいはテー
プ等を取りのぞき、未コート部分に印刷等で遮蔽部を形
成させる工程が必要であるので、工程が複雑となりコス
トアップとなる。また、窓部分と遮蔽部の境界部分にズ
レを生じやすく、鮮明な境界部分ができないこと、およ
び印刷等により塗装される遮蔽部はハードコートが塗布
されていないため傷つきやすいことがある。また、前記
1(2)のハードコートの上から遮蔽部に物理的加工を
施す方法は遮蔽部表面の傷による凹凸の付き方と印刷イ
ンクの付着性との関係が不明確なため品質がバラツキや
すいことがある。また、遮蔽部表面に傷を付け過ぎると
遮蔽部の外観が損なわれ、傷の付け方が少ないと印刷イ
ンクの付着性が不良となってしまう。また、遮蔽部とな
る印刷面または塗装面にハードコートが塗布されていな
いため、この部分に傷が付きやすい。また、この方法は
遮蔽部表面に凹凸をつける工程があるので、工程増とな
りコストアップの要因となる。
【0005】さらに、前記2の方法は遮蔽部となる印刷
面または塗装面が射出成形時に樹脂により流されてしま
うことがある。その理由は樹脂製品の表面にはハードコ
ートが施されていることが不可欠のため、遮蔽部となる
印刷面または塗装面は樹脂の流れてくるゲート側となり
ゲート部分のシェアー、ストレスにより印刷面または塗
装面が流されてしまいやすいためである。また、樹脂製
品を成形する方法は射出成形法以外に樹脂板の熱成形、
真空成形法等があるが、これらの成形法には前記2のフ
ィルムをインサートする方法は応用できないため、樹脂
製品を成形する方法が射出成形に限られてしまう。そこ
で、本発明の目的は簡単な工程により遮蔽部付き樹脂製
品の耐候性、硬度向上を達成することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は次の
構成によって達成される。すなわち、樹脂製品の所定表
面に遮蔽部が設けられた遮蔽部付きの樹脂製品の表面に
シリコーン系ハードコートを施す樹脂製品において、遮
蔽部はアクリルポリマー、アクリルモノマーと塩化ビニ
ルモノマーとのコポリマーまたはアクリルモノマーと塩
化ビニルモノマーと酢酸ビニルモノマーとのコポリマ
ー、アクリルポリマーと塩化ビニルポリマーとの混合物
またはアクリルポリマーと塩化ビニル/酢酸ビニルコポ
リマーの混合物を含む印刷インクを用いて形成され、該
印刷インク層からなる前記遮蔽部を含む樹脂製品の表面
にシリコーン系ハードコート層が形成された遮蔽部付き
樹脂製品である。本発明の樹脂製品は透明の材料であ
り、遮蔽部は該透明材料の周辺部に着色印刷インクを用
いて形成することが好ましい。
【0007】また、本発明の上記目的は次の構成によっ
ても達成される。すなわち、樹脂製品の所定表面に遮蔽
部が設けられた遮蔽部付きの樹脂製品の表面にシリコー
ン系ハードコートを施す樹脂製品において、樹脂製品の
表面の遮蔽部となる部分にアクリルポリマー、アクリル
モノマーと塩化ビニルモノマーとのコポリマーまたはア
クリルモノマーと塩化ビニルモノマーと酢酸ビニルモノ
マーとのコポリマー、アクリルポリマーと塩化ビニルポ
リマーとの混合物またはアクリルポリマーと塩化ビニル
/酢酸ビニルコポリマーの混合物を含む印刷インクを被
覆して、硬化させた後、該遮蔽部を含む樹脂製品の表面
にシリコーン系塗料を被覆して硬化させる遮蔽部付き樹
脂製品の製造方法である。本発明における樹脂製品とは
樹脂板、樹脂フィルム、樹脂成型品を言い、その基材樹
脂はポリカーボネート系樹脂、アクリル系樹脂基材、耐
熱性アクリル系樹脂(例えば、KAMAX−商標名)を
使用することが望ましいがこれに限定されることなく、
非晶質ポリオレフィン樹脂、スチレン/アクリロニトリ
ル樹脂、スチレン樹脂等の種々の合成樹脂を用いること
ができる。
【0008】次に遮蔽部形成用成分について述べる。 1.バインダーとなるポリマーは耐候性を出すため、及
び樹脂製品に用いられるポリカーボーネート樹脂、アク
リル樹脂等の基材樹脂との良好な付着性を出すため、及
びハードコート層またはハードコート塗布前に用いるプ
ライマー層との付着性を出すためアクリルポリマーが好
ましい。当該バインダー用のアクリルポリマー合成用の
モノマーは一般式(1)
【化1】 (式中R1は水素またはメチル基、R2はアルキル基を表
す)で示されるアクリルモノマーが好ましく用いられる
が、特にこれに限定されるものではなく、一般式(2)
【化2】 (式中R1は水素またはメチル基、R3はアルキレン基、
Xは水酸基、カルボキシル基、エポキシ基、アミン基、
アミド基を表す)で示されるアクリルモノマーとの共重
合体でもよい。
【0009】一般式(1)、(2)で表されるモノマー
と共重合可能な他のモノマーとしては下記のものが挙げ
られる。(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル
酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アク
リル酸ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート、ヒドロ
キシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、ブチレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート、グリセロールモノ(メタ)アクリレ
ート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、グリシジル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノ
エチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、ジブチルアミノエチル(メタ)
アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリ
レート、ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレー
ト、ジブチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、
(メタ)アクリルアミド、メチロール(メタ)アクリル
アミド、ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、(メ
タ)アクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、イタコン
酸、スチレン、ビニルトルエン、酢酸ビニル、アクリロ
ニトリル、アリルアルコールなどであるが、一般式
(1)、(2)で示されるモノマーと共重合可能なもの
であればどようなにモノマーでも良い。
【0010】また、ハードコートあるいはプライマーコ
ート形成時に溶剤として用いられる高沸点エーテル系及
びアルコール系溶剤等に対し、特に耐溶剤性を向上させ
る必要がある場合は、アクリルポリマー、アクリルモノ
マーと塩化ビニルモノマーとのコポリマーまたはアクリ
ルモノマーと塩化ビニルモノマーと酢酸ビニルモノマー
とのコポリマー、アクリルポリマーと塩化ビニルポリマ
ーとの混合物またはアクリルポリマーと塩化ビニル/酢
酸ビニルコポリマーの混合物が好ましい。コポリマーに
おけるモノマー成分の重合比はあまり塩化ビニル系成分
あるいは酢酸ビニル系成分が多くなると耐候性及び基材
樹脂との付着性を損なうため重量比でアクリル系モノマ
ー/(塩化ビニル系モノマー+酢酸ビニル系モノマー)
=100/0〜40/60が好ましい。また、アクリル
ポリマー/塩化ビニルポリマーの混合物またはアクリル
ポリマー/(塩化ビニル+酢酸ビニルコポリマー)の混
合物の場合の重量比も100/0〜40/60が好まし
い。また、バインダーとなるポリマーの分子量は30,
000〜200,000が好ましい。分子量が高すぎる
と着色剤の分散性が悪くなり、低すぎるとハードコート
形成時、当該バインダーポリマーの溶出等を起こしやす
い。
【0011】2.着色剤(遮蔽部は着色により遮蔽)は
カーボンブラックとその他の無機顔料および有機顔料を
用いることができる。着色剤はバインダー用のポリマー
との分散性、湿潤性があればいかなる種類のものでも使
用できる。
【0012】3.消泡剤およびレベリング剤は無添加が
好ましい。これはハードコート塗布時に(着色)遮蔽部
の印刷部分より該消泡剤、レベリング剤が溶出し、ハー
ドコート層の白化の原因となるからである。また、消泡
剤、レベリング剤はハードコート形成用の液に悪影響を
与えることがある。しかし、(着色)遮蔽部の印刷形状
の関係で、どうしてもこれらの添加剤を添加しないと良
好な外観が得られない場合は消泡剤はメチルアルキルシ
ロキサン(アルキル炭素数C3〜C18)、レベリング剤
はポリジメチルシロキサン/ポリオキシアルキレンコポ
リマーを用いることが好ましい。これらの物質は、たと
え溶出してもハードコート層の白化やハードコート液に
対する悪影響を防止できるからである。
【0013】4.有機溶媒としては、スクリーン印刷を
実施する上で高沸点の溶剤を用いることが好ましく、バ
インダーとなるポリマー成分を溶解する溶媒であれば特
に制限を受けるものではなく沸点の異なる溶媒を混合で
用いることが好ましい。高沸点エーテル系及び環状ケト
ン系溶剤等の高沸点の溶剤が用いられる。例えば、ブチ
ルセロソルブ、エチルセロソルブ等の高沸点エーテル系
溶剤、シクロヘキノサン等の環状ケトン系溶剤またはソ
ルベントナフタ等の150℃以上の沸点を持つ高沸点芳
香族溶剤等を用いることができる。また上記遮蔽部形成
用の印刷インク用組成物の配合割合と好ましい配合割合
を表1に示す。
【0014】
【表1】
【0015】次に(着色)遮蔽部用の印刷インキの塗布膜
厚、焼付条件の最適条件等に付いて述べる。 (着色)遮蔽部となる印刷面の膜厚は0.5〜20μm、
好ましくは3〜5μmである。当該膜厚が0.5μm以
下となると遮蔽性が不足し、20μm以上となるとハー
ドコート時に(着色)遮蔽部とハードコートとの境界線よ
り液だれを生じやすい。また、焼付条件としては残留溶
媒をできるだけなくすために80℃〜120℃で20分
〜60分間行うことが好ましい。
【0016】また、ハードコーティングについては特に
限定されるものではないが、以下に示される一般式を有
する代表的なシリコーン系ハードコート剤が好ましく用
いることができる。 RSi(OH)3 (但し、Rは1ないし3個の炭素原子を持つアルキル
基、ビニル基、3、3、3−トリフルオロプロピル基、
γ−アミノプロピル基、γ−メタクリロキシプロピル基
およびγ−グリシドキシプロピル基からなる群から選択
されたもの)の部分縮合物とコロイダルシリカの水ある
いはアルコール分散液とからなるコロイダルシリカ含有
オルガノポリシロキサンハードコート剤である。樹脂材
料がポリカーボネート、耐熱アクリル系樹脂等の場合に
は上記シリコーン系ハードコート剤と該樹脂との双方に
付着性良好な下塗り層を設けることが特に好ましく、特
に限定されるものではないが、アクリルポリマー又は及
びアクリルモノマーと共重合可能な他のモノマーとのコ
ポリマーに必要に応じ架橋剤、紫外線吸収剤を含有する
アクリル系溶媒タイプ下塗り層が好ましく用いられる。
【0017】
【作用】樹脂製品表面の耐擦傷性、耐候性を向上させる
ためにはシリコーン系ハードコートを施すが、このとき
該表面の特定箇所に該樹脂製品を他の部材に支持させる
ために、例えばその周辺部に接着部分を設け、かつこの
接着部分を紫外線等から保護するために着色等により遮
蔽部とする必要があるが、この遮蔽部として、アクリル
系のポリマーを含む印刷インクを被覆して、硬化させる
ことにより形成すると、この印刷インク層は該遮蔽部を
含む樹脂製品の全面に被覆されるシリコーン系ハードコ
ート材料に侵されず、しかもこのハードコート層との密
着性が良くハードコート層が剥離するおそれもない。こ
うして、最も簡単な工程で全面ハ−ドコート層で被覆さ
れた遮蔽部付きの被覆樹脂製品が得られる。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例を図面と共に説明する。 実施例1 印刷インクの調整 分子量75,000のメチルメタアクリレートポリマー
250gがシクロヘキサノンと沸点150℃のソルベン
トナフタ1:1の混合溶媒600gに溶解しているバイ
ンダー液に着色剤としてのカーボンブラック150gを
十分に分散させてインク剤Aを調整した。
【0019】下塗り塗料の調整 エチルセロソルブ400g、メタアクリル酸エチル19
0g、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン
10gの混合物を窒素雰囲気下で75℃に保ちつつベン
ゾイルパーオキサイド1.0gをエチルセロソルブ20
0gに溶かした溶液を2時間かけて加え、さらに6時間
同温度に保った。その後エチルセロソルブ1486g、
アルミニウムアセチルアセトネート2g、1,6−ヘキ
サンジオール2.4g、2、4−ジヒドロキシベンゾフ
ェノン20gを加え下塗り塗料Aとした。
【0020】上塗り塗料の調整 コロイダルシリカ(日産化学工業(株)製:商品名スノ
ーテックスO−40:水分散タイプ、固形分40%)1
70gにメチルトリメトキシシラン207g、酢酸7g
を加え、温度50℃に保ちながら2時間撹拌し、加水分
解を行った。その後n−ブタノール195g、イソプロ
ピルアルコール195g、酢酸ナトリウム1.26g、
酢酸11.0gを添加して上塗り塗料Aとした。
【0021】着色遮蔽部付き被覆ポリカーボネート窓材
の作製 ポリカーボネート板(筒中プラスチック工業(株)製:
商品名ポリカエース)にインク剤Aを使用して250メ
ッシュナイロン製版にウレタンスキージーを用いて印刷
後、120℃で60分間乾燥して着色遮蔽部を周縁部に
作成した。得られた印刷インク面の膜厚は5μmであっ
た。該着色遮蔽部付きポリカーボネート板を180℃で
10分加熱して熱プレス曲げにより自動車用窓材Aを成
形した。この着色遮蔽部付き窓材Aに下塗り塗料Aを浸
漬法(ディップコート法)にて塗布して熱風乾燥炉で1
20℃、30分間加熱乾燥した。この時着色遮蔽部の印
刷面の部分は下塗り塗料Aで侵食を受けることなく、ま
た溶出される成分もなく清浄なコート面が得られた。
【0022】次に、この様にして得られた下塗り層で被
覆されたポリカーボネート窓材Aに上塗り塗料Aを浸漬
法により塗布して熱風乾燥炉で120℃、60分間加熱
乾燥して硬化させた。この時も印刷面の部分は侵食を受
けることなく、また溶出もなく清浄なコート面が得られ
た。この様にして得られた着色遮蔽部付き被覆ポリカー
ボネート窓材は透明で清浄なコート面を有しており、着
色遮蔽部分、透明部分共に耐摩耗性A、付着性100/
100、耐水性も良好で、更にサンシャインウェザオー
メーターテスト2,000時間後の外観、硬度、付着性
も良好であった。
【0023】なお、塗膜の評価法は次の方法で行った。 耐摩耗性:#0000スチールウールで摩擦し傷のつき
にくさを調べ次の様に判定した。 A;強く摩擦しても傷がつかない。 B;強く摩擦すると少し傷がつく。 C;弱い摩擦でも傷がつく。 付着性:いわゆるクロスカットテープテストで塗装表面
にナイフで1mm間隔で縦横に各11本の平行線を入れ
て100個のマス目をクロスカットし、その上にセロフ
ァン粘着テープを付着させた後、テープを剥離して10
0個のマス目の中で剥離しないマス目の個数をもって表
示した。 耐水性:60℃の温水中に7日放置後、膜の白化、クラ
ックまたは剥離等の異常の有無を確認する。 促進耐候テスト:サンシャインカーボンアークウェザオ
メーターにて耐候性を評価した。なお、ブラックパネル
温度は63±3℃、水スプレーは12分/時間のサイク
ルで実施した。また、キセノンアークウェザオメーター
にても耐候性を評価した。なお、ブラックパネル温度は
63±3℃、水スプレーは18分/2時間のサイクル照
射強度は340nmにおいて0.35W/m2で実施し
た。
【0024】実施例2 印刷インクの調整 分子量98,000のエチルメタアクリレートポリマー
200gがブチルセロソルブとシクロヘキサノン1:1
の混合溶媒650gに溶解しているバインダー液に着色
剤としてのカーボンブラック120g、フタロシアニン
(大日本インキ化学(株)製)29gを十分に分散さ
せ、消泡剤としてアルキルメチル変性シリコーンオイル
(ダウコーニング社製:DKQ2−2013)0.5
g、レベリング剤としてポリジメチルシロキサン/ポリ
オキシルアルキレンコポリマー(ダウコーニング社製:
ペインタッド31)0.5gをそれぞれ添加して十分溶
解させて印刷インク剤Bを調整した。
【0025】上塗り塗料の調整 γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン80g、
メチルトリメトキシシラン144g、コロイダルシリカ
(日産化学工業(株)製:商品名スノーテックスO:水
分散タイプ、固形分20%)71gおよび0.1N塩酸
水溶液170gを混合し、80℃に保ちながら2時間撹
拌して加水分解を行った。この様にして得られた三元共
加水分解物溶液にエチルセロソルブ146g、過塩素酸
アンモニウム1.3gを添加して上塗り塗料Bとした。
【0026】着色遮蔽部付き被覆アクリル窓材の作製 アクリル板(住友化学工業(株)製:商品名スミペック
ス)にインク剤Bを使用して250メッシュナイロン製
版にウレタンスキージーを用い印刷後、80℃で60分
間乾燥させて着色遮蔽部を周縁部に作製した。得られた
印刷インク層の膜厚は3μmであった。該着色遮蔽部付
きアクリル板を140℃で10分加熱して真空成形法に
て自動車用窓材Bを成形した。着色遮蔽部付き窓材Bに
上塗り塗料Bを流し塗り(フローコート法)により塗布
して熱風乾燥炉で80℃、2.5時間加熱乾燥した。こ
の時着色遮蔽部の印刷部分に何らの変化はなく、溶出に
よる白化もなく清浄なコート面が得られた。この様にし
て得られた着色遮蔽部付き被覆アクリル窓材は透明で清
浄なコート面を有しており、着色遮蔽部、透明部分共に
耐摩耗性A、付着性100/100、耐水性も良好で、
更にサンシャインウェザオーメーターテスト2,000
時間後の外観、硬度、付着性も良好であった。
【0027】実施例3〜5および比較例1〜3 印刷インクの調整 実施例1と全く同様に、表2に示す重量組成比のメチル
メタアクリレート(MMA)、塩化ビニルあるいは酢酸
ビニルをモノマー原料とするアクリルコポリマーを印刷
インクのバインダー樹脂として、他は全く実施例1と同
様にインク剤を調整した。なお、実施例3のコポリマー
の製造とバインダー液の調整は次の通りである。シクロ
ヘキサノン:ソルベントナフタ=1:1の混合溶媒40
0g、メチルメタアクリレートモノマー200g、塩化
ビニルモノマー25gおよび酢酸ビニルモノマー25g
の混合物を窒素雰囲気下で85℃に保ちつつ、ベンゾイ
ルパーオキサイド1.0gをシクロヘキサノン:ソルベ
ントナフタ=1:1の混合溶媒200gに溶かした溶液
を2時間かけて加え、さらに7時間同温度に保った。得
られたバインダー液は分子量60,000のメチルメタ
アクリレート/塩化ビニル/酢酸ビニルが80/10/
10の共重合体が、シクロヘキサノンとソルベントナフ
タの混合溶媒に溶解しているものであった。以下同様の
方法にて、実施例4、5および比較例1〜3のコポリマ
ーを製造し、バインダー液を調整した。
【0028】
【表2】
【0029】実施例1と同一のポリカーボネート板に前
記実施例3〜5と比較例1〜3の各種インク剤を使用し
て250メッシュナイロン製板にウレタンスキージーを
用いて印刷後、120℃で60分間乾燥し、着色遮蔽部
を周縁部に作製した。得られた印刷インク層の膜厚はす
べて4〜5μmであった。該着色遮蔽部付きポリカーボ
ネート板を180℃で10分間加熱して熱プレス曲げに
より自動車用窓材を形成した。この着色遮蔽部を印刷し
たポリカーボネート窓材に実施例1と全く同様に、下塗
り塗料Aを浸漬法で塗布し、120℃で30分加熱乾燥
した。この時、表3に示すように、比較例2のMMAと
酢酸ビニルのコポリマーを用いた印刷サンプルは印刷部
分が侵食されHaze現象を起こした。また、比較例3
の分子量の小さ過ぎるポリメタアクリレートを用いた印
刷サンプルは印刷部分より白化が認められた。
【0030】次に実施例1と同様に、上塗り塗料Aを浸
漬法で塗布し、120℃で60分加熱乾燥し硬化させ
た。この様にして得られた着色遮蔽部付きポリカーボネ
ート窓材は表3に示すように、実施例3〜5は異常な
く、比較例1のMMA成分が少なすぎるアクリルコポリ
マーを用いた印刷サンプルは着色遮蔽部分の付着性、耐
水性が不良であった。
【0031】
【表3】
【0032】実施例6 印刷インクの調整 分子量80,000のメチルメタアクリレートポリマー
240gがシクロヘキノサンと沸点150℃のソルベン
トナフタ1:1の混合溶媒600gに溶解しているバイ
ンダー液に着色剤としてのカーボンブラック160gを
十分に分散させインク剤Cを調整した。
【0033】下塗り塗料の調整 メトキシプロパノール400g、メタアクリル酸メチル
170g、2−ヒドロキシエチルメタクリレート30g
の混合物を窒素雰囲気下で80℃に保ちつつアゾビスイ
ソブチロニトリル1.0gをメトキシプロパノール20
0gに溶かした溶液を2時間かけて加え、さらに5時間
同温度に保った。その後メトキシプロパノール1400
g、2−(2’−ヒドロキシー5’−オクチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール21gを加え下塗り塗料とし
た。
【0034】上塗り塗料の調整 コロイダルシリカ(日産化学工業(株)製:商品名スノ
ーテックスO−40:水分散タイプ、固形分40%)1
50g、コロイダルアンチモンオキサイド35g(日産
化学工業(株)製:商品名サンコロイドAMT−130
S:アルコール分散タイプ、固形分30%)にメチルト
リメトキシシラン220g、酢酸10gを加えて温度5
5℃に保ちながら2時間撹拌てし加水分解を行った。そ
の後イソプロピルアルコール250g、n−ブタノール
200g、酢酸ナトリウム1.30g、酢酸11gを添
加し、上塗り塗料Cとした。
【0035】着色遮蔽部付き被覆耐熱アクリル窓材の作
製 耐熱アクリル樹脂(旭化成(株)製:デルモア H35
0A)を用いて射出成形された窓材Cにインク剤Cを用
いて250メッシュナイロン製版にウレタンスキージー
を用い印刷後、110℃で60分間乾燥して着色遮蔽部
を周縁部に作成した。得られた印刷インク層の膜厚は5
μmであった。着色遮蔽部付き窓材Cに下塗り塗料Cを
浸漬法で塗布して30分間乾燥後、上塗り塗料Cを浸漬
法で塗布し、110℃で60分間加熱乾燥して硬化させ
た。この様にして得られた着色遮蔽部付き被覆耐熱アク
リル窓材は透明で清浄なコート面を有しており、着色遮
蔽部分、透明部分共に耐摩耗性A、付着性100/10
0、耐水性も良好で、更にキセノンウェザーオーメータ
ーテスト2,000時間後の外観、硬度、付着性共良好
であった。
【0036】実施例7 ポリカーボネートフィルム(筒中プラスチック工業
(株)製:商品名ポリカエース:0.5mm厚)に実施
例1と同様の印刷インク剤Aを使用して250メッシュ
ナイロン製版にウレタンスキージーを用い印刷後120
℃−60分間乾燥し着色遮蔽部を作製した。該着色遮蔽
部付きポリカーボネートフィルムを窓材形状に切断して
射出成形用金型に貼り付け、耐熱アクリル樹脂(R&H
社製、KAMAX T−240)を射出し、いわゆるフ
ィルムインサート成形法にて着色遮蔽部が周縁部に作製
された窓材Dを成形した。上記成形法により作製された
窓材Dに実施例1で調整した下塗り塗料Aを浸漬法で塗
布して熱風乾燥炉で110℃、30分間加熱乾燥した。
【0037】次に、この様にして得られた下塗り層で被
覆されたポリカーボネートフィルムインサート耐熱アク
リル窓材Dに実施例1で調整した上塗り塗料Aを浸漬法
にて塗布し、加熱乾燥炉で120℃−60分間加熱乾燥
し硬化させた。この様にして得られた着色遮蔽部付き被
覆耐熱アクリル窓材は透明で清浄なコート面を有してお
り、着色遮蔽部分、透明部分共に耐摩耗性A、付着性1
00/100、耐水性も良好で、更にサンシャインウェ
ザオーメーターテスト2,000時間後も硬度、付着性
共良好であった。
【0038】実施例8 印刷インクの調整 分子量70,000のブチルメタアクリレートポリマー
210gと分子量45,000の塩化ビニルポリマー3
0gがシクロヘキサノンと沸点150℃の芳香族炭化水
素溶剤=1:1の混合溶媒600gに溶解しているバイ
ンダー液に着色剤としてのカーボンブラック160gを
十分に分散させインク剤Dを調整した。
【0039】着色遮蔽部付き被覆耐熱アクリル窓材の作
製 耐熱アクリル樹脂(R&M社製、KAMAX T−24
0)を用いて射出成形された窓材Eにインク剤Dを用い
て250メッシュナイロン製版にウレタンスキージーも
用い印刷後110℃で90分間乾燥して着色遮蔽部を周
縁部に作成した。得られた印刷インク層の膜厚は4.5
μmであった。着色遮蔽部付き窓材Eに下塗り塗料Cを
浸漬法で塗布して30分間乾燥後、上塗り塗料Cを浸漬
法で塗布し110℃で120分間加熱乾燥して硬化させ
た。この様にして得られた着色遮蔽部付き被覆耐熱アク
リル窓材は透明で清浄なコート面を有しており、着色遮
蔽部分、透明部分共に耐摩耗性A、付着性100/10
0、耐水性も良好で更にキセノンウェザオーメーターテ
スト2,000時間後の外観、硬度、付着性共に良好で
あった。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、遮蔽部を樹脂製品に設
ける場合、簡単なプロセスにて作製することができ、コ
スト低減することができる。また、シリコーン系ハード
コート層で遮蔽部が覆われるので、遮蔽部の耐候性、硬
度向上を達成することができる。また、遮蔽部と遮蔽部
が形成されないその他の部分との境界部分を鮮明にする
ことができ、外観上優れた遮蔽部付き樹脂製品をつくる
ことができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製品の所定表面に遮蔽部が設けられ
    た遮蔽部付きの樹脂製品の表面にシリコーン系ハードコ
    ートを施す樹脂製品において、 遮蔽部はアクリルポリマー、アクリルモノマーと塩化ビ
    ニルモノマーとのコポリマーまたはアクリルモノマーと
    塩化ビニルモノマーと酢酸ビニルモノマーとのコポリマ
    ー、アクリルポリマーと塩化ビニルポリマーとの混合物
    またはアクリルポリマーと塩化ビニル/酢酸ビニルコポ
    リマーの混合物を含む印刷インクを用いて形成され、該
    印刷インク層からなる前記遮蔽部を含む樹脂製品の表面
    にシリコーン系ハードコート層が形成されたことを特徴
    とする遮蔽部付き樹脂製品。
  2. 【請求項2】 樹脂製品は透明の材料であり、遮蔽部は
    該透明材料の周辺部に着色印刷インクを用いて形成され
    たことを特徴とする請求項1記載の遮蔽部付き樹脂製
    品。
  3. 【請求項3】 印刷インクに含まれるポリマーの分子量
    は30,000〜200,000であることを特徴とす
    る請求項1または2記載の遮蔽部付き樹脂製品。
  4. 【請求項4】 樹脂製品の所定表面に遮蔽部が設けられ
    た遮蔽部付きの樹脂製品の表面にシリコーン系ハードコ
    ートを施す樹脂製品において、 樹脂製品の表面の遮蔽部となる部分にアクリルポリマ
    ー、アクリルモノマーと塩化ビニルモノマーとのコポリ
    マーまたはアクリルモノマーと塩化ビニルモノマーと酢
    酸ビニルモノマーとのコポリマー、アクリルポリマーと
    塩化ビニルポリマーとの混合物またはアクリルポリマー
    と塩化ビニル/酢酸ビニルコポリマーの混合物を含む印
    刷インクを被覆して、硬化させた後、該遮蔽部を含む樹
    脂製品の表面にシリコーン系塗料を被覆して硬化させる
    ことを特徴とする遮蔽部付き樹脂製品の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004092288A1 (en) * 2003-03-31 2004-10-28 Exatec, L.L.C. Ink for a polycarbonate substrate
KR100973799B1 (ko) * 2003-01-03 2010-08-03 삼성전자주식회사 Mmn 헤드 코터용 포토레지스트 조성물

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