JPH0763173A - スクロ−ル型流体機械 - Google Patents

スクロ−ル型流体機械

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JPH0763173A
JPH0763173A JP5213991A JP21399193A JPH0763173A JP H0763173 A JPH0763173 A JP H0763173A JP 5213991 A JP5213991 A JP 5213991A JP 21399193 A JP21399193 A JP 21399193A JP H0763173 A JPH0763173 A JP H0763173A
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pressure chamber
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fixed scroll
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flange
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Kimiatsu Takeda
公温 武田
Tetsuzo Ukai
徹三 鵜飼
Masumi Sekida
真澄 関田
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    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
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    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C23/00Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、アルミニウム材製の固定スクロ−ル
を用いた背圧室の高圧室側を十分にシ−ルできるように
したスクロ−ル型流体機械を提供する。 【構成】固定スクロ−ル11をアルミニウム材から構成
し、ディスチャ−ジカバ−2を鉄系材で構成し、背圧室
6aの高圧室36側および低圧側の間に介装するUシ−
ル35のうち、少なくとも高圧室36側のUシ−ル35
aを、グラスファイバ−入りテフロン材製としてアルミ
ニウム材製の固定スクロ−ルに押付けられる方向に設置
した。このUシ−ル35aの採用により、背圧室6aの
高温室36側の高温、高差圧といった条件に耐えるよう
にし、このUシ−ル35aの設置の仕方によって、磨耗
がしやすいアルミニウム材製の固定スクロ−ル11では
なく、磨耗しずらい鉄系材製のディスチャ−ジカバ−2
をUシ−ル35aの摺接の相手とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、旋回スクロ−ルと固定
スクロ−ルとを組合わせて構成される圧縮機、膨脹機と
いったスクロ−ル型流体機械に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和装置では、効率の良い圧縮がで
きるとの利点から、近時、スクロ−ル型圧縮機(スクロ
−ル型流体機械)が採用されてきている。スクロ−ル型
圧縮機は、図4および図5に示されるように端板aに渦
巻状のラップbおよび同ラップbを囲むように周壁cを
有してなる固定スクロ−ルdと、端板eに渦巻状のラッ
プfを立設してなる旋回スクロ−ルgとを組合わせたス
クロ−ル式の圧縮機部hを有して構成される。
【0003】詳しくは、圧縮機部hは、両スクロ−ル
d,gを、各ラップb,f同志が、所定角度、ずらして
相互に噛み合うように組合わせて、ラップ間に圧縮工程
を行わせるための密閉空間iを構成する構造となってい
る。
【0004】この密閉空間iの容積は、旋回スクロ−ル
gを、例えば先端に偏心ピンjを有する回転シャフトk
を用いて、固定スクロ−ルdの軸心回りに公転旋回させ
ることにより、周側から中央に向かうにしたがい、次第
に減少するようになっていて、同容積の変化を利用し
て、ガスを圧縮するようにしている。なお、旋回スクロ
−ルgには、図示はしていないが同旋回スクロ−ルgの
自転を規制するオルダムリングなどの自転阻止機構が設
けてある。
【0005】こうしたスクロ−ル型圧縮機には、密閉空
間iからのガスの漏洩を抑制するために、図4に示され
るように固定スクロ−ルdを軸方向に変位可能に支持
し、この固定スクロ−ルdの背面側に圧力別の背圧室m
を設けて、固定スクロ−ルdを旋回スクロ−ルgに対し
て軸方向に押し付けるたものがある。
【0006】これには、従来より、つぎのような構造が
用いられている。すなわち、固定スクロ−ルdの背面側
には、端板aに沿って、端板aとの間に背圧室mを形成
するためのディスチャ−ジカバ−nが据付けられてい
る。
【0007】また固定スクロ−ルdの端板背面には同心
状に大小のフランジo,pが突設され、ディスチャ−ジ
カバ−nの内面にはフランジo,pと噛み合う同心状の
フランジqが突設してある。そして、各フランジo,p
とフランジqとの噛み合いにより、端板aとディスチャ
−ジカバ−nとの間の背圧室mを同心状に複数に仕切っ
ている。これにより、背圧室mは、中央に高圧室r、そ
の周囲に中間圧力室sという具合に圧力別に仕切られ
る。
【0008】高圧室側および低圧側を仕切るフランジ間
には、同間をシ−ルするシ−ル部材tが介装され、高圧
室r、中間圧力室sに導入される吐出圧、圧縮途上の圧
力を利用して、固定スクロ−ルdを旋回スクロ−ルgに
押付けるようにしている。
【0009】背圧室mのシ−ルに用いられるシ−ル部材
tは、固定スクロ−ルdが変位可能であるから、Oリン
グでなく、動くものに対して好適なUシ−ルが用いられ
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スクロ−ル
型圧縮機では、低コスト、軽量化などを図るために、デ
ィスチャ−ジカバ−nは鉄系材製のままに、固定スクロ
−ルdおよび旋回スクロ−ルgをアルミニウム材製にす
ることが考えられている。
【0011】ところが、アルミニウム材製の固定スクロ
−ルdになると、高圧室rと中間圧力室sとの間のシ−
ルには高温、高差圧という条件に加えて、アルミニウム
材が軟らかい性質であることによる難シ−ルの条件が課
せられる。
【0012】すなわち、固定スクロ−ルdは、背圧にし
たがって旋回スクロ−ルg側に変位するものであるか
ら、Uシ−ルと接触するアルミ部分が、固定スクロ−ル
gの変位にしたがって、すぐに磨耗してしまうおそれが
ある。
【0013】このため、単にUシ−ルをフランジ間に介
装するという技術では、このようなスクロ−ル型圧縮機
には対応できない。それ故、アルミニウム材製の圧縮機
部hに適したシ−ル構造が強く要望されている。
【0014】本発明は、このような事情に着目してなさ
れたもので、その目的とするところは、アルミニウム材
製の固定スクロ−ルを用いて形成される背圧室の高圧室
側を十分にシ−ルすることができるスクロ−ル型流体機
械を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載のスクロ−ル型流体機械は、固定ス
クロ−ルをアルミニウム材から構成し、ディスチャ−ジ
カバ−を鉄系材で構成し、背圧室の高圧室側および低圧
側の間に介装するUシ−ルのうち、少なくとも高圧室側
のUシ−ルを、グラスファイバ−入りテフロン材製と
し、アルミニウム材製の固定スクロ−ルに押付けられる
方向に設置したことにある。
【0016】請求項2に記載のスクロ−ル型流体機械
は、できるだけ低コストで背圧室をシ−ルするために、
負担が小さい(温度:低、差圧:低)低圧側のUシ−ル
は、エコノ−ル入りテフロン材製としたことにある。
【0017】請求項3に記載のスクロ−ル型流体機械
は、負担が小さい(温度:低、差圧:低)低圧側でも、
固定スクロ−ルの磨耗をできるだけ抑制するために、低
圧側のUシ−ルは、アルミニウム材製の固定スクロ−ル
に押付けられる方向に設置したことにある。
【0018】
【作用】請求項1に記載のスクロ−ル型流体機械による
と、グラスファイバ−入りテフロン材製のUシ−ルの採
用によって、背圧室の高温室側の高温、高差圧といった
条件に耐える。
【0019】また同Uシ−ルがアルミニウム材製の固定
スクロ−ルに押付けられる方向に設置されることによっ
て、同Uシ−ルと摺接する相手方の部品は、グラスファ
イバ−入りテフロン材で磨耗がしやすいアルミニウム材
製の固定スクロ−ルではなく、磨耗しずらい鉄系材製の
ディスチャ−ジカバ−となる。
【0020】これにより、高温、高差圧、難シ−ルとい
った条件はクリアされる。つまり、アルミニウム材製の
固定スクロ−ルを用いて形成される背圧室の高圧室側
は、Uシ−ルで十分にシ−ルされる。
【0021】請求項2に記載のスクロ−ル型流体機械に
よると、これに加え、負担が小さい(温度:低、差圧:
低)、背圧室の低圧側のシ−ルは、グラスファイバ−入
りテフロン材製よりも性能は劣るものの、上記低圧側の
環境条件に合った性能を有する上、アルミニウム材製の
部品に対する磨耗の点での良いとされる安価なエコノ−
ル入りテフロン材製のUシ−ルを用いているから、背圧
室のシ−ルを施すために費やすコストは安価ですむ。
【0022】請求項3に記載のスクロ−ル型流体機械に
よると、背圧室の低圧側のUシ−ルも、同Uシ−ルと摺
接する相手方の部品は、アルミニウム材製の固定スクロ
−ルではなく、磨耗しずらい鉄系材製のディスチャ−ジ
カバ−となり、高いシ−ル性をもたらす。
【0023】
【実施例】以下、本発明を図1および図2に示す第1の
実施例にもとづいて説明する。図2は、本発明を適用し
たスクロ−ル型圧縮機(スクロ−ル型流体機械)の構成
を示し、図中1は密閉ハウジングである。
【0024】密閉ハウジング1は、上下方向に沿って延
びる円筒形に構成されている。この密閉ハウジング1内
の上段側には、鉄系材で構成されたディスチャ−ジカバ
−2が上下方向を仕切るように設けられている。このデ
ィスチャ−ジカバ−2を境として、密閉ハウジング1内
は、密閉ハウジング1内の上方を高圧側3とし、下方を
低圧側4にしてある。
【0025】密閉ハウジング1の低圧側4には、下部側
に電動モ−タ5が配設され、上部側にスクロ−ル式の圧
縮機部6が配設されている。またこれら両者間には、同
間に渡って回転シャフト7が配設されている。
【0026】電動モ−タ5は、密閉ハウジング1の内周
部に圧入されて支持されたステ−タ8と、このステ−タ
8の内腔に配置されたロ−タ9とを有している。そし
て、ロ−タ9は回転シャフト7の下部側に固定され、回
転を回転シャフト7から出力させるようにしている。な
お、ステ−タ8につながる端子10は、密閉ハウジング
1の外周部に設置してある。
【0027】スクロ−ル式の圧縮機部6は、全体がアル
ミニウム材で構成されたアルミニウム材製の固定スクロ
−ル11と、これに組合う同じくアルミニウム材製の旋
回スクロ−ル16とを有してなる。
【0028】すなわち、固定スクロ−ル11は、端板1
2、その端板12の内面に立設された渦巻状のラップ1
3(図5に図示してあるラップと同じ)、さらにそのラ
ップ13を取り囲むように立設した周壁14を有してい
る。また端板12の中央部には吐出ポ−ト15を有して
いる。
【0029】旋回スクロ−ル16は、端板17、その内
面に立設された渦巻状のラップ18(図5に図示してあ
るラップと同じ)を有している。また端板17の外面中
央部には筒状のボス部19を有している。
【0030】そして、固定スクロ−ル11と旋回スクロ
−ル16とは、ラップ13,18同志が、180度(所
定角度)、ずらして相互に噛み合うように組合わせら
れ、端板部分で囲まれたラップ間に、圧縮工程を成立さ
せるための三日月状の複数個の密閉空間20を構成させ
ている(図5に図示してある密閉空間と同じ) この組合った両スクロ−ル11,16は、ディスチャ−
ジカバ−2と、低圧側4の上段側に固定されているケ−
シング状の主フレ−ム21との間に、固定スクロ−ル1
1を上側、旋回スクロ−ル16を下側に配置した状態で
介装してある。
【0031】そして、旋回スクロ−ル16の端板12
は、主フレ−ム21の上面に形成してある水平な受面2
1aにて摺動自在に受け止められている。固定スクロ−
ル11は、主フレ−ム21の外周側に形成されている周
壁部分21bに対して、支持ばね22を介して、上下方
向に変位可能に支持されている。詳しくは、固定スクロ
−ル11には周壁部分21bの側方へ突き出るブラケッ
ト23が設けられている。そして、このブラケット23
が支持ばね22を介して周壁部分21の上部に固定され
た構造となっている。
【0032】固定スクロ−ル11の周壁14に設けた吸
込ポ−ト(図示しない)は、周壁14の側方の空間2
9、主フレ−ム21に設けた同フレ−ム21の両側を連
通する吸込通路(図示せず)、低圧側4を通じて、密閉
ハウジング1の外周部に接続してある吸込管30に連通
してあり、外部からガスを圧縮機部6へ導けるようにし
てある。
【0033】また旋回スクロ−ル16のボス部18内に
は、旋回軸受24を介して、ドライブブッシュ25が嵌
挿してある。このドライブブッシュ25には、径方向に
若干延びる通孔で構成されるスライド孔25aが形成し
てある。
【0034】回転シャフト7の上端は、主フレ−ム21
を貫通して、旋回スクロ−ル16の端板中央に向かって
延びている。この回転シャフト7の上端は、主フレ−ム
21の貫通部分に設けてある上部軸受26にて回転自在
に支持されている。この回転シャフト7の上端には、偏
心ピン27が突設してある。この偏心ピ27が、上記ス
ライド孔25aにスライド自在に嵌挿されている。これ
によって、旋回スクロ−ル16は、回転シャフト7が回
転すると、固定スクロ−ル11の軸心回りを旋回するよ
うになる 旋回スクロ−ル16の端板17と主フレ−ム21の受面
21bとの間には、旋回スクロ−ル16の公転旋回運動
を許容するが同旋回スクロ−ル16の自転を阻止する自
転阻止機構、例えばオルダムリング28が介装されてい
る。
【0035】このオルダムリング28および偏心ピン2
7によって得られる旋回スクロ−ル16の旋回公転運動
により、密閉空間20の容積は、次第に減少するように
なっている。つまり、この密閉空間20を利用して、ガ
スを圧縮させることができるようになっている。
【0036】固定スクロ−ル11の端板12の上面に
は、端板12の軸心を中心とした大小2つの円筒状のフ
ランジ31,32(第1のフランジ)が上方に向かって
突き出ている。
【0037】またディスチャ−ジカバ−2の内面には、
フランジ31,32間に形成される環状の凹部33内に
向かって突き出る円筒状のフランジ34(第2のフラン
ジ)が形成されている。このフランジ34は、凹部33
にスライド自在に嵌挿されている。つまり、フランジ3
4は、フランジ31,32と噛み合っている。
【0038】そして、各フランジ34と各フランジ3
1,32とが摺接する側面間には、それぞれ環状のUシ
−ル35が介装され、ディスチャ−ジカバ−2の内面と
これに対向する固定スクロ−ル11の端板背面との間に
形成される背圧室6aを圧力別に同心状に仕切ってい
る。
【0039】すなわち、内側のUシ−ル35で仕切られ
た中央の領域、すなわちディスチャ−ジカバ−2の中央
部で覆われる端板12の上面の中央部分には高圧室36
を形成し、その外周側の外側のUシ−ル35で仕切られ
た中間の領域、すなわちディスチャ−ジカバ−2の中間
部分で覆われる端板12の上面の中間部分には中間圧力
室37を形成している。さらにその外周側には、空間2
9を利用した吸込圧力と同圧力になる低圧室を形成して
いる。
【0040】本発明は、この背圧室6aをシ−ルする構
造に採用してある。すなわち、背圧室6aのシ−ル構造
について説明すれば、高圧室側のUシ−ル35aには、
高温、高差圧の条件に好適な、グラスファイバ−入りテ
フロン材で作られたグラスファイバ−入りテフロン材製
のUシ−ルが用いられている。
【0041】このUシ−ル35aの設置の仕方として
は、図1に拡大して示されるような構造を用いてある。
すなわち、60はフランジ32の外周面に形成された段
差である。この段差60は、フランジ32の基部側に水
平面60aを有し、先端側にその水平面60aから連続
して延びる垂直面60bを有してなる。
【0042】シ−ル収容部61は、この段差60とディ
スチャ−ジカバ−2のフランジ34の内周面とで囲まれ
る環状の溝部分から形成される。このシ−ル収容部61
には、先端側(塞がった側)、すなわち押付け方向が水
平面60aに向けられて、上記Uシ−ル35aが収容さ
れている。
【0043】Uシ−ル35aは、この収容によって、高
圧室36からの圧力を受けると、水平面60aに押付け
られる。つまり、Uシ−ル35aは、固定スクロ−ル1
1に対して押付けられる方向で設置される。
【0044】これにより、Uシ−ル35aは、固体スク
ロ−ル11に保持され、摺接する相手の部品を、フラン
ジ34の内周面、すなわち磨耗しずらい鉄系材製のディ
スチャ−ジカバ−2にしている。
【0045】また低圧側のUシ−ル35bには、上記高
温室側に比べて温度、差圧が低い低圧側のシ−ルに好適
な、エコノ−ル(芳香族系樹脂)入りテフロン材で作ら
れたエコノ−ル入りテフロン材製のUシ−ルが用いられ
ている。
【0046】このUシ−ル35bの設置の仕方として
は、図1に拡大して示されるような構造を用いてある。
すなわち、62はフランジ34の外周面に形成された段
差である。段差62は、フランジ34の基部側に水平面
62aを有し、先端側にその水平面62aから連続して
延びる垂直面62bを有してなる。
【0047】シ−ル収容部63は、この段差62と固定
スクロ−ル11のフランジ31の内周面とで囲まれる環
状の溝部分から形成される。このシ−ル収容部63に
は、先端側(塞がった側)、すなわち押付け方向が水平
面62aに向けられて、上記Uシ−ル35bが収容され
ている。
【0048】Uシ−ル35bは、この収容によって、中
間圧力室37からの圧力を受けると、水平面60aに押
付けられる。つまり、Uシ−ル35aは、ディスチャ−
ジカバ−1に対して押付けられる方向で設置される。
【0049】一方、同心的に並ぶ高圧室36、中間圧力
室37、低圧室のうち、高圧室36は、吐出ポ−ト15
と連通している。また中間圧力室37は、端板12に設
けた導圧孔38を通じて、圧縮途中にある密閉空間20
と連通している。そして、これら高圧室36、中間圧力
室37内に導入される高圧,中間圧のガスによって、上
方に浮上している固定スクロ−ル11は、Uシ−ル35
a,35bでシ−ルされながら、旋回スクロ−ル16に
対して軸方向に押し付けられるようになっている。
【0050】また旋回スクロ−ル16において、固定ス
クロ−ル11の周壁14の軸端面と摺接する周縁部に
は、リング状に形成された硬質の耐磨耗プレ−ト40が
設置されている。この耐磨耗プレ−ト40によって、運
転中に発生する旋回スクロ−ル16を反転させようとす
る力を原因とした磨耗を抑制するようにしてある。
【0051】吐出ポ−ト15内には、逆流防止用の逆止
弁42が設けられている。また吐出ポ−ト15は、高圧
側3を構成する空間で形成される吐出チャンバ−43に
連通している。この吐出チャンバ−43は、密閉ハウン
ジ1の上部壁に接続してある吐出管44と連通してい
て、吐出チャンバ−43内に吐出された吐出ガスを密閉
ハウジング1外へ吐出できるようにしてある。
【0052】他方、回転シャフト7の下端部は、密閉ハ
ウジング1の内底側へ延びている。そして、この下端部
が低圧側4の下部側に据付けてある下部軸受体45に
て、回転自在に支持されている。
【0053】この回転シャフト7の下端部には、例えば
偏心軸46を回転させて、シリンダ47内に収容された
旋回リング48を揺動させることでポンプ作用を発生さ
せる圧送機構を採用した油ポンプ49が据付けられてい
る。この油ポンプ49の吸込部(図示しない)は、密閉
ハウジング1の内底部で形成された油集溜部51と連通
していて、同集溜部51に溜っている油50を吸込むよ
うになっている。油ポンプ49の吐出部は、回転シャフ
ト7に形成した油通路50を通じて、圧縮機部6の各摺
動部などに連通していて、油集溜部51内の油51aを
潤滑が必要な個所に圧送できるようにしてある。
【0054】また油ポンプ49の吐出部には、所定の圧
力を越えると、油51aを油集溜部51に戻すためのリ
リ−フ弁49aが設けてある。なお、52は密閉ハウジ
ング1外に露出している端子10を覆うための端子カバ
−である。
【0055】つぎに、このように構成されたスクロ−ル
型圧縮機の作用について説明する。端子10を通じて、
電動モ−タ5を励磁すると、ロ−タ9は回転していく。
この回転は、回転シャフト7を通じて、油ポンプ49に
伝達される。
【0056】すると、油ポンプ49の偏心ピン46は偏
心回転され、旋回リング40を揺動させていく。これに
より、油集溜部51内の油51aは、油ポンプ49の吸
込部から吸込まれ、吐出部から吐出される。そして、こ
の吐出した油51aは、油通路50を経て、圧縮機部6
の摺動部等の油51aを必要とする各部へ圧送される。
【0057】一方、電動モ−タ5の回転は、回転シャフ
ト7、偏心ピン27、ボス部19を通じて、旋回スクロ
−ル16に伝達されている。ここで、旋回スクロ−ル1
6はオルダムリング28によって自転が抑制されている
から、旋回スクロ−ル全体は、自転せず、固定スクロ−
ル11の軸心の中心とする公転旋回半径の円軌道上を公
転旋回運動する。
【0058】この公転旋回運動にしたがって、固定スク
ロ−ル11と旋回スクロ−ル16との間で形成されてい
る密閉空間20は、容積が減少する方向に変化してい
く。すると、吸込ガスは、吸込管30、低圧側4、吸込
通路、吸込ポ−ト(いずれも図示せず)を順に経て、ラ
ップ13,18の最外周の領域に導かれ、同領域から密
閉空間20内へ吸込まれる。
【0059】この吸込まれたガスは、旋回スクロ−ル1
6の公転旋回運動にしたがって密閉空間20の容積が減
少するのにしたがって、次第に圧縮されながら中央部へ
至る。
【0060】このとき、高圧室36内には、吐出ポ−ト
15を通じて、吐出圧が導かれ、中間圧力室37には導
圧孔38を通じて、圧縮途上の中間圧が導かれている。
この高圧室36の吐出圧、中間圧力室37の中間圧によ
って、固定スクロ−ル11は、旋回スクロ−ル16に押
し付けられる。
【0061】ここで、Uシ−ル35aは、高圧室36の
吐出圧によって、固定スクロ−ル11に押付けられる。
またUシ−ル35bは、中間圧力によって、ディスチャ
−ジカバ−2に押付けられている。
【0062】すると、固定スクロ−ル11は、Uシ−ル
35aとフランジ34(ディスチャ−ジカバ−2)との
間で摺接、Uシ−ル35bとフランジ31(固定スクロ
−ル11)との間で摺接しながら、旋回スクロ−ル16
へ変位する。
【0063】これにより、密閉空間20内における圧縮
工程は、ガス漏れが抑制されながら進行する。そして、
吐出ポ−ト15から、所定に圧縮されたガスが、逆止弁
42、吐出チャンバ−43、吐出管44を経て、密閉ハ
ウジング1外へ吐出される。
【0064】しかして、こうしたスクロ−ル型圧縮機の
運転中、高圧室36と中間圧力室37との間をシ−ルす
るUシ−ル35aは、高温、高差圧にさらされている
が、Uシ−ト35aにはグラスファイバ−入りテフロン
材製が採用されているから、同高温、高差圧によって、
シ−ル性が損なわれることはない。
【0065】またこのUシ−ル35aは、押付け方向を
固定スクロ−ル11とした設置により、同Uシ−ル35
aと摺接する相手方の部品は、グラスファイバ−入りテ
フロン材で磨耗が生じやすいアルミニウム材製の固定ス
クロ−ル11でなく、磨耗が生じにくい鉄系材製のディ
スチャ−ジカバ−1となる。
【0066】したがって、難しいされていたアルミニウ
ム材製の固定スクロ−ル11を用いたときにおける高圧
室36側のシ−ルを実現することができる。しかも、高
圧室36側に比べ、温度、差圧の点共、低い、背圧室6
aの低圧側のシ−ルについては、上記グラスファイバ−
入りテフロン材製よりも性能は劣るものの、上記環境条
件に合った性能を有する上、アルミニウム材製の部品に
対する磨耗の点での良い、安価なエコノ−ル入りテフロ
ン材製のUシ−ル35bを用いているから、背圧室6a
のシ−ルを施すために費やすコストは安価ですむ。
【0067】図3は本発明の第2の実施例を示す。本実
施例は、低圧側のUシ−ル35bを、ディスチャ−ジカ
バ−2に押付けられる方向でなく、固定スクロ−ル11
に押付けられる方向に設置したものである。
【0068】具体的には、フランジ31の内周面側に環
状の凹部で構成されるシ−ル収容部70を形成し、この
シ−ル収容部70内に、先端を凹部底面に向けてUシ−
ル35bを収容し、フランジ31の外周面側に形成した
環状の凹部7の突起部71aを、上記シ−ル35bの外
周面とこれに対向する凹部側面との間に介装した構造と
なっている。
【0069】このようにUシ−ル35bを設置すると、
同Uシ−ル35bと摺接する相手方の部品は、アルミニ
ウム材製の固定スクロ−ル11ではなく、磨耗しずらい
鉄系材のディスチャ−ジカバ−1となるから、より安定
した高いシ−ル性を得ることができ、耐久性(信頼性)
に優れたものとなる。
【0070】但し、第2の実施例において、先の第1の
実施例と同じ部分には同一符号を付してその説明を省略
した。なお、本発明を上述したいずれの実施例共、スク
ロ−ル型圧縮機に適用したが、これに限らず、膨脹機と
いった他のスクロ−ル型流体機械に適用してもよい。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、難しいされていたアルミニウム材製の固定スクロ
−ルを用いたときにおける背圧室の高圧室側を十分にシ
−ルをすることができる。
【0072】請求項2の発明によれば、必要な性能をも
つ安価なエコノ−ル入りテフロン製のUシ−ルを用い
て、背圧室の低圧側をシ−ルするから、背圧室のシ−ル
を施すために費やすコストは安価ですむ。
【0073】請求項3の発明によれば、背圧室の低圧側
のUシ−ルも、同Uシ−ルと摺接する相手方の部品は、
アルミニウム材製の固定スクロ−ルではなく、磨耗しず
らい鉄系材製のディスチャ−ジカバ−になるので、安定
した高いシ−ル性をもたらすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のスクロ−ル型圧縮機の
要部となる背圧室をシ−ルするUシ−ル回りの構造を示
す断面図。
【図2】本発明を適用したスクロ−ル型圧縮機の構成を
示す断面図。
【図3】本発明の第2の実施例のスクロ−ル型圧縮機の
要部となる背圧室をシ−ルするUシ−ル回りの構造を示
す断面図。
【図4】従来のスクロ−ル型圧縮機の圧縮機部を説明す
るための断面図。
【図5】同圧縮機部を構成する固定スクロ−ル、旋回ス
クロ−ルのラップが噛み合っている状態を示す断面図。
【符号の説明】
1…密閉ハウジング 2…ディスチャ−
ジカバ− 6…スクロ−ル式の圧縮機部 6a…背圧室 11…固定スクロ−ル 16…旋回スクロ
−ル 31,32…フランジ 34…フラ
ンジ 35…Uシ−ル 36…高圧室 37…中間圧力室
フロントページの続き (72)発明者 関田 真澄 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱重工業株式会社名古屋研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸心方向に変位可能に据付けた固定スク
    ロ−ルと旋回スクロ−ルとを噛み合わせてなる圧縮機部
    と、前記固定スクロ−ルの背面側にこの固定スクロ−ル
    の端板に沿って据付けた同端板との間に背圧室を形成す
    るディスチャ−ジカバ−とを有し、前記固定スクロ−ル
    の端板背面には同心状に第1のフランジが突設され、前
    記ディスチャ−ジカバ−の内面には前記フランジと噛み
    合う同心状の第2のフランジが突設され、これら第1の
    フランジと第2のフランジとの噛み合いによって、前記
    固定スクロ−ルの端板と前記ディスチャ−ジカバ−との
    間に形成される背圧室を圧力別に同心状に仕切り、かつ
    背圧室の高圧室側および低圧側を仕切るフランジ間には
    同間をシ−ルするUシ−ルがそれぞれ介装されているス
    クロ−ル型流体機械において、 前記固定スクロ−ルをアルミニウム材から構成し、前記
    ディスチャ−ジカバ−を鉄系材で構成し、 前記背圧室の高圧室側および低圧側の間に介装するUシ
    −ルのうち、少なくとも高圧室側のUシ−ルは、グラス
    ファイバ−入りテフロン材製からなり、前記アルミニウ
    ム材製の固定スクロ−ルに押付けられる方向に設置され
    てなることを特徴とするスクロ−ル型流体機械。
  2. 【請求項2】 前記低圧側のUシ−ルは、エコノ−ル入
    りテフロン材製からなることを特徴とする請求項1に記
    載のスクロ−ル型流体機械。
  3. 【請求項3】 前記低圧側のUシ−ルは、前記アルミニ
    ウム材製の固定スクロ−ルに押付けられる方向に設置さ
    れてなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    のスクロ−ル型流体機械。
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