JPH07501009A - 空気分離装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 空気分離装置 本発明は、その主な構成要素として、原料用入口及び分離ガス用人口、分離車、 案内羽根軸、及び粗い材料出口、細かい材料出口並びに分離空気出口を有するス パイラルケーシングを備える空気分離装置に関する。本発明の課題は、従来の駆 動方法とは根本的に違い、且つ設備費を超過支出することなく特に良好な分離の 成果を得ることができる駆動方法の可能な空気分離装置を新しく形成することで ある。

本発明は広範囲の技術的背景を背景とするものである。しかし、本発明の理解の ためにいえば合目的的に本発明はＤＢ−ＯＳ　２４２６２９５から出ている。本 発明の空気分離装置はこの先行例の空気分離装置とは、構造上僅かしか異ならな いように思われるが、本発明の空気分離装置の技術の水準と比較して全く異なる 作業方法について特に良く解説する。

最も最近の技術の水準としてのＤＢ−Ｏ３２４２６２９５に記載のものは空気分 離装置で、分離材料は複数の調節可能な羽根を有する固定の羽根軸の内側円に接 線方向に入れられ、その外側臼に接線方向に分離空気が入れられる。羽根軸によ り包囲され、制限された分離室の正面壁は分離材料等の摩損を減少させるために 回転可能である。羽根軸の羽根は、分離室内で分離材料を粗い材料及び細かい材 料に分けることが行われるように決定され、また調節可能である。粗い材料は、 羽根軸の内側円の近くの剥落用縁へ送られ、細かい材料領域の剥落用縁によって 剥落され、粗い材料搬送装置に送られる。残る分離空気と細かい材料の混合物は 渦巻く窪地を形成する流れで細かい材料の搬送装置に送られる。本発明は、この ような空気分離装置において、既に分離されたが、しかし尚も剥落用縁の前にあ る粗い材料、所謂噴射粒が、粗い材料から既に開放されたある種の細かい材料に 達し、細かい材料は、確かに或いは僅かかも知れないが前記噴射粒の形態の望ま ない粗い材料の部分を含むことになる危険があることの熟慮から出たものである 。このを更に分離する、粗い分離をする分離車が配置される。少ない噴射材料部 分を細かい材料から分離するためにだけで、分離車の形態で、設備費が高く押し 上げられる。更に、分離材料と混合され、良く分散せしめられた原料ガス流を分 散室に入れて、粗い材料を細かい材料から分離することが行われるように、固定 の羽根軸の羽根を調節することは困難である。ごく普通の場合、これらの二つの 要求の間のただ一つの妥協が可能であるにすぎない。

本発明は、分離室内で細かい材料と粗い材料の分離が行われないとき別の過程を 進み、分離室の出口にいわば既に粗い材料から自由にされた細かい材料を後精製 （Ｎａｃｈｒｅｉｎｉｇｕｎｇ）するために分離車が配置されるだけでなく、粗 い材料部分を細かい材料部分から実際に分離するために分離車が設けられる。相 応に本発明について使用される分離装置の場合、固定の羽根軸は、細かい材料と 粗い材料が良く分散し、混ざった分離空気が分離車の周囲に極力一様に分配して 分離車内に取り入れられるように決定される。前記の技術の水準と同様に羽根で 包囲された固定の分離車においては粗い材料と細かい材料への分離は行われず、 後精製をする（細かい材料粒子の質量よりも質量が数倍重い噴射材料から細かい 材料の流れを自由にすること）分離車が後続して設けられ、分離車の前方におい て案内羽根軸に直接接続され、専ら、課題は、分離空気中に原材料が適当に分散 せしめられ、且つ選別され、一様に分配された原材料流を分離車に供給すること である。

この課題に関して決定された複数の分離車は既知である（例えばＨＰ　８９１２ １０６５゜０）。しかし、このような上に説明したように案内羽根軸を前方で接 続することは記載されていない。

「剥落縁」に関して最近の技術の状態と本発明の間に本質的な相違がある。最近 の技術の水準の場合剥落縁によって粗い材料が剥落されるのに対して、本発明の 場合、案内縁が粗い材料粒子のみを誘導する。粗い材料粒子は、案内羽根軸が同 様に形成されているのにもかかわらず、分離車に到達しない。従って部分的に恐 らくは最近の技術の水準の噴射材料部分に相当する。

発明の特許請求の範囲の記載から明らかである。次に図面を参照しながら本発明 につき説明する。

図面において、 図１は、本発明により形成され、且つ働きをする空気分離装置縦中央断面図であ る。

図２は、図１に図示のＡ−Ａ線についての空気分離装置の水平中央断面図である 。

図３は、分離車を省略した案内縁の周囲を図示した図２に対応する断面図である 。

分離室９は、固定式の案内羽根軸１１により包囲されている。案内羽根軸１１の 案内羽根１２はそれぞれ各々の縦軸線１３を中心に調節可能である。案内羽根軸 １１は分離装置軸線６と同心の縁の一部分を形成する。

案内羽根軸１１で包囲された分離室９内に、更に分離装置軸線６と同心にそれ自 体既知の回転する羽根１５を有する分離車１４が配置されている。分離車１４の 外側円と案内羽根軸１１の内側円の間の環状室は、そこにおいては現在の技術水 準とは対照的に実際に分離は行われないので、現在の技術水準に反して本質的に 狭い。分離車と案内羽根軸の間の環状室の幅は、原材料の案内羽根軸から分離車 への秩序正しい移行を考えて必要であるように選択される。

分離材料人口３は、分離室９内の案内羽根軸１１と分離車１４の間の環状室の領 域に通じている。分離空気人口５は案内羽根軸１１とスパイラルケーシング１の 間の環状室１７に接線方向に通じている。分離材料人口３と分離空気人口５は互 いに平行に配置された管である。散布材料分配部８は案内金属板１８を有する。

前記案内金属板は、少なくとも４５°に傾斜して設置され、分離装置ケーシング の壁部分１９に固定され、分離材料人口３の管２に連設された壁部分２０及び案 内羽根軸１１と共に内側にある分離室９を外側にある環状室１７から分離してい る。その一方の端は分離材料ケーシングの流体路の端部に対向して分離材料人口 ３の方へ向かって案内羽根軸１１の円上に位置しており、その他方の端部は分離 車１４の妨害されない回転移動を考慮に入れて許容し得る程度にできるだけ分離 車１４の方へ導かれている。

分離空気は案内羽根軸１１の案内羽根１２の間の流体通路を外方から内方へ貫流 する。案内羽根１２は、分離ガスの流入角及び貫流する羽根１２間の間隙幅を変 化させることができるように、ケーシング１内に回転可能に支承されている。・ 分離材料は、案内羽根軸１１０案内羽根１２の内側に送り込まれ、前記間隙の方 へ集中的に分離ガスにより貫流せしめられる。羽根の姿勢と羽根の形状により、 支配する流れ状況に基づいて案内羽根軸１１の羽根の間の流体通路において渦が 発生し、これによって分離材料が案内羽根の方へ向かうことが妨げられ、その結 果分離室９内に渦巻き流が発生し、そこで既に仮に僅かでも得ようと努力されな 分離室９内に同心に配置された羽根１５を有する分離車１４内に同じ物理的関係 が支配をしており、半径方向速度及び周方向速度はガス流（Ｇａｓｍｅｎｇｅｓ ｔｒｏｍ）及び羽根の姿勢の影響は受けず、ガス流と分離車１４０回転数の影響 を受ける。それ故分離車１４は圧倒的に精巧に決められるものであり、環状の中 間室における分離限界は分離車１４におけるより粗く調整される。

外側の案内羽根軸１１は比較的価かな予篩分け（Ｖｏｒｓｉｃｈｔｕｎｇ）−特 に、本発明によって達せられる本質的な利点と思われる分離材料の分散と凝集物 の分離（Ｄｅｓａｇｇ　ｌｏｍｅｒａｔ　１ｏｎ）に使われる。実際の分離は、 分離車内で効率よく行われ、誘導装置８により誘導される粒子はとりもなおさず 極めて質量が重い粒子からなる散布材料乃至は特別の影響を受ける粒子であり、 実際の分離が行われる分離車内に、実際圧倒的に多数の粒子が到達せしめられる 。

細かい材料は最後に分離車１４の製品乃至細かい材料量ロアを通って分離装置を 去る。案内羽根軸１１０近くを回る散布材料は特に少なくとも４５°傾斜した散 布材料分散装置８の案内金属板１８上で剥がれ、分離室から連れ去られる。

外側の固定の案内羽根軸１１の案内羽根１２は、案内羽根１２の貫流角度と案内 羽根間の案内羽根通路の横断面により本発明にしたがって案内羽根軸１１と分離 車１４の間の環状分離室９内で渦巻き状の空気分離が行われる。分離車の外側角 において支配する条件に合致するときより粗い分離粒子が得られる。

図２に示す断面図は、図１において利用した参照番号の付いた、但し散布材料境 界１８と散布材料出口８のない分離装置の一部分を示す。

図３に示す断面図は同様に図１の参照番号の付いた但し分離車１４が図示されて いない図１の一部分を示す。その場合、散布材料境界１８の仰角αは知ることが でき、その角度は本発明においては少なくとも４５°である。

案内羽根軸１１と分離車１４の間の僅かな幅という基準に沿うように、案内羽根 軸１１　（案内羽根軸と分離車の間の円）対分離車の直径比は、特に１：０．８ である。案内羽根軸の案内羽根１２の仰角は特に２５°である。

分離装置は図１に示すように垂直に（水平な分離装置軸線６に関して）配置され るが、垂直な分離装置軸線についての分離装置の配置も可能である。

散布材料出口１８は案内プレート８と分離装置ケーシングの後部壁（図１に図示 ）の開口を備え、案内プレート８は開口に通じている。

環状室内１７内では分離は行われないので、流れ方向に狭くすることができるの にも関わらずこの環状室は一定の幅を持つことができる。

１＋　、−、、、−−−ＰＣＴ／ＥＰ　９２１０２６２８国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．固定のスパイラルケーシングと、該スパイラルケーシング内に固定式に配置 された、調整可能な複数の羽根を有する案内羽根輪と、同軸に前記案内羽根輪の 内側に配置された羽根車並びに該羽根車と案内羽根輪の間の環状室内に接線方向 に通じている原料ガス入口及び前記原料ガス入口と平行に向いた、案内羽根輪と スパイラルケーシングの間の環状空間に通じている分離ガス入口、及び案内羽根 輪と羽根車の間の環状空間におけるスパイラルの流れの端部領域にある粗い材料 用案内縁とを備える空気分離装置において、案内羽根輪と分離車として働く羽根 車（７）の間の環状空間（１６）において案内羽根輪（１１）の羽根（１２）を 調整かつ設定することによって、粗い分離粒が、分離車として働く羽根車の外縁 において支配する条件に合致するとき、粗い分離粒を分離するスパイラル空気分 離を実現させることを特徴とする空気分離装置。 ２．案内プレート（１８）が、散布材料分配装置（８）の分離装置軸線（６）に 対して傾斜した案内縁の部分がであることを特徴とする請求項１に記載の空気分 離装置。 ３．案内プレートの傾斜角度が、分離装置の軸線（６）に対して少なくとも４５ °であることを特徴とする請求項２に記載の分離装置。 ４．案内羽根輪（１１）の直径対分離車として働く羽根車（１４）の直径の比が 最大限１：０．６５であることを特徴とする請求項１乃至３の何れか一項に記載 の空気分離装置。 ５．案内羽根輪（１１）の直径対羽根車（１４）の比が１：０．８であることを 特徴とする請求項１乃至３の何れか一項に記載の空気分離装置。 ６．案内羽根輪の先端領域において接線に対する案内羽根相（１１）の案内羽根 （１２）の使用角度が２５°であることを特徴とする請求項１乃至５に何れか一 項に記載の空気分離装置。 ７．案内羽根輪の羽根の間の乃至は羽根通路内の流体の流れ角度によりスパイラ ル空気分級が行われ、粗い分離粒が分離車の羽根の外縁において支配している条 件に合致するときスパイラル空気分級により分離すべき粗粒が配達されるように 相応の形成され、配置された案内羽根輪（１１）の羽根（１２）を調節すること を特徴とすることを特徴とする請求項１乃至６の少なくとも一項に記載の空気分 離装置の駆動方法。