JPH0741302U - ガス容器の誤装填防止装置 - Google Patents

ガス容器の誤装填防止装置

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JPH0741302U
JPH0741302U JP7416493U JP7416493U JPH0741302U JP H0741302 U JPH0741302 U JP H0741302U JP 7416493 U JP7416493 U JP 7416493U JP 7416493 U JP7416493 U JP 7416493U JP H0741302 U JPH0741302 U JP H0741302U
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JP
Japan
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gas container
spring
pressing member
members
operating
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Application number
JP7416493U
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English (en)
Inventor
眞 神口
Original Assignee
株式会社サン・フロンティア・テクノロジー
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要とされる以上の操作力がガス容器の保持
機構及びガス容器に加えられた場合に、設定値以上の操
作力をキャンセルし、前記各部に変形や破損が生じない
ようにする。 【構成】 ガス容器の後端を前方へ押す押圧部材11を
操作する操作部材12を器具本体外に配置される端部1
3を有する第1部材14と、押圧部材11に設けてある
係合軸15に係合する弧状の長孔16を有する第2部材
17とによって構成し、両部材14、17を端部で器具
本体側に回動可能に軸支するとともに、第1、第2両部
材14、17を一体的に揺動可能とするためのばね18
をそれらに作用させ、正常な装填に要する操作力は前記
押圧部材11に伝達し、それを越える操作力が加わった
ときはばね18を撓ませる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は小型のガス容器を使用するガス器具においてガス容器の誤装填を防止 する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のガス器具には、ガス容器の後端を前方へ押し付けて保持する機構を備 えたものがあり、その機構は実公昭57−52479号にも開示されているよう に、着脱レバーの押し下げ操作によってそれと係合している押圧片を摺動させる ような構造を有する。しかし着脱レバーの操作力が押圧片の摺動力としてそのま まあらわれる従来の構成では、ガス容器が正しい装填位置にない場合、ガス容器 や保持機構の一部を変形乃至破損させてしまうことがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に着目してなされたものでその課題とするところは、ガス容 器の正常な装填に必要とされる押圧力を上回る操作力がガス容器の保持機構及び ガス容器に加えられるおそれがある場合に、設定以上の操作力をキャンセルし、 各部に変形や破損が生じるのを防止することにある。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】
前記課題を解決するため本考案は、器具本体に着脱可能に装填されるガス容器 の後端を前方へ押すための押圧部材11と、押圧部材11を前後方向へ摺動させ てガス容器の着脱を可能にするための操作部材12とを具備し、操作部材12は 、器具本体外に配置される端部13を有する第1部材14と、押圧部材11に設 けてある係合軸15に係合する弧状の長孔16を有する第2部材17とによって 構成し、両部材14、17を端部で器具本体側に回動可能に軸支するとともに、 第1、第2両部材14、17を一体的に回動可能とするためのばね18をそれら に作用させ、正常な装填に要する操作力は前記押圧部材11に伝達し、それを越 える操作力が加わったときはばね18が撓むように構成するという手段を講じた ものである。
【0005】
【実施例】
図示はガスボンベ組込み型ガスこんろに関する実施例であり、ガス容器Bは器 具本体10の側部に設けられている収容部20に取り付けて使用する。ガス容器 Bの装填はカバー23を開いて行ない、押圧部材11を後退させておいてから先 端のバルブノズルEをガバナGの受け口に嵌め込む。このときガス容器Bのフラ ンジAに形成してある切欠Cの位置を受け口周囲に設けてある突起Dに合わせ、 ガス容器内に装備されているサイフォン管が上を向いて気化ガス中に位置するよ うにする(図2参照)。これが正常な装填である。
【0006】 前記の押圧部材11は、器具本体10に設置してある基板24の側面に重なっ て前後方向へ摺動するように取り付け、かつガス容器Bの後端を前方へ引くもの で、コイルばね25を作用させてある。なお、押圧部材11は基板前部の直孔2 6に係合した後述の係合軸15で前部が支えられ、基板後部の窓孔27に係合し たL字型の押圧端28で後部が支えられている。29は板ばねであり、ガス容器 Bの後端部に接する。
【0007】 押圧部材11を前後に摺動させてガス容器Bの着脱を行なうための操作部材1 2は、第1部材14と第2部材17の2部材に分割されている。第1部材14は 、器具本体外に突出した端部13を有し、そこにノブが設けてあり、第2部材1 7は、押圧部材11に設けてある前述の係合軸15と係合し押圧部材11を引き 寄せるカム溝としての弧状の長孔16を有し、両部材14、17は夫々の端部で 器具本体10側の基板24に軸支される。
【0008】 実施例の場合第1、第2両部材14、17はそれらの端部を1個の支軸19に よって結合し、かつ同時に基板24に軸支してある。しかし両部材を別々の軸で 軸支しても本考案の目的を達することができる。これらの第1、第2両部材は1 4、17の軸支点近くの上片部にはばね掛け21、22が設けてあり、中央部を 前記支軸19に支持させたトーションばね18の両自由端部を各ばね掛け21、 22に掛けて、第1、第2両部材14、17が、一定トルクのもとでは、1個の 操作部材12として一体的に回動するようになっている。
【0009】 従って、ガス容器Bの正常な装填に必要とされる操作力は、バルブノズルEの 押し込みに必要な力と、ガス容器Bの重さが加わっている押圧部材11を孤状の 長孔16を介して引き寄せる力及びコイルばね25のばね力を加えた力であり、 この操作力に若干の余裕を見たトルクが第1部材14から第2部材17へトーシ ョンばね18を通して伝えられれば良い。
【0010】 正常装填時、第2部材17は完全に回転してその長孔16に係合している係合 軸15を長孔16の端の係止溝30に位置させる(図5(b)参照)。各図中3 1はコイルばね25の前部係止端で、押圧部材側に設けてあり、32は同じく後 部係止端で、本体側に設けてある。また33は器具栓摘みを示す。
【0011】 本考案の装置では、ガス容器フランジ部Aの切欠Cをガバナ側の突起Dに合わ せて、バルブノズルEをガバナ受け口に挿入した正常な装填状態においては、操 作部材12はばね18を介して一体として作動し、押圧部材11を介してガス容 器Bの後端を前方へ押圧することができる。これに対し、切欠Cが突起Dを外れ た位置でガス容器Bの装填をしようとする場合には、操作部材12の操作トルク が増しても押圧部材11が前進できず、そのトルクが設定値を上回るとばね18 が撓み、操作部材12が途中で折れるので無理な力でガス容器Bを押すことはな い。
【0012】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、ガス容器の正常な 装填に必要とされる押圧力を上回る操作力がガス容器及びその保持機構に加えら れるおそれがある場合に操作部材12が折れ曲がって、押圧部材11に設定値を 越える操作力が伝達されないようにしたので各部に変形や破損が生じるのを防止 することができ、また誤装填によるその他の事故を防ぐことができるという効果 を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る誤装填防止装置を組み込んだガス
器具の斜視図。
【図2】本案装置の実施例を説明するための斜視図。
【図3】同じく側面図。
【図4】同じく平面図。
【図5】(a)操作部材の上面図。 (b)操作部材の側面図。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具本体に着脱可能に装填されるガス容
    器の後端を前方へ押すための押圧部材11と、押圧部材
    11を前後方向へ摺動させてガス容器の着脱を可能にす
    るための操作部材12とを具備し、操作部材12は、器
    具本体外に配置される端部13を有する第1部材14
    と、押圧部材11に設けてある係合軸15に係合する弧
    状の長孔16を有する第2部材17とによって構成し、
    両部材14、17を端部で器具本体側に回動可能に軸支
    するとともに、第1、第2両部材14、17を一体的に
    揺動可能とするためのばね18をそれらに作用させ、正
    常な装填に要する操作力は前記押圧部材11に伝達し、
    それを越える操作力が加わったときはばね18が撓むよ
    うに構成したことを特徴とするガス容器の誤装填防止装
    置。
  2. 【請求項2】 第1部材14と第2部材17とはそれら
    の端部で支軸19により結合されており、かつその支軸
    19にトーションばね18の中央部が支持され、同ばね
    18の両端部を第1、第2両部材14、17に形成した
    ばね掛け21、22に掛けた構成を有する請求項第1項
    記載のガス容器の誤装填防止装置。
  3. 【請求項3】 弧状の長孔16は終端部に係止溝30を
    有し、該溝30が係合軸15に係合したときにガス容器
    の正常な装填が完了するように操作部材12を構成して
    いるばね18のトルクが設定されている請求項第1項記
    載のガス容器の誤装填防止装置。
JP7416493U 1993-12-27 1993-12-27 ガス容器の誤装填防止装置 Pending JPH0741302U (ja)

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