JPH074010Y2 - X線検査装置のための生検装置 - Google Patents

X線検査装置のための生検装置

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JPH074010Y2
JPH074010Y2 JP1988084979U JP8497988U JPH074010Y2 JP H074010 Y2 JPH074010 Y2 JP H074010Y2 JP 1988084979 U JP1988084979 U JP 1988084979U JP 8497988 U JP8497988 U JP 8497988U JP H074010 Y2 JPH074010 Y2 JP H074010Y2
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point
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JP1988084979U
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エドムント、ザツフアー
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シーメンス、アクチエンゲゼルシヤフト
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3403Needle locating or guiding means

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  • Surgery (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、角錐状放射線を発生する焦点を有するX線
源と、この焦点に向かい合って配置され焦点と受像器と
の間に置かれた検査対象物のX線画像を作成するための
放射線受像器とを備えたX線検査装置のための生検装置
に関する。
[従来の技術] X線画像上に写し出され検査対象物の内部に存在する診
断上重要な対象に対応する生検針用刺入点を決定するた
めの手段を有し、更に直径がほぼ生検針の直径に等しい
生検針用導孔を備え各刺入点上に生検針を位置合わせす
るための案内装置と検査対象物に対し相対的に案内装置
を位置決めするための手段とを有する生検装置が知られ
ている。
***撮影法で用いられる生検装置は、シーメンス(Siem
ens)社の宣伝用印刷物「最近の***撮影作業台(Der m
oderne Mammographie-Arbeitsplatz):マモマット(MA
MMOMAT)B」、注文番号:A19100-M1087-A789-01、から
知られている。この公知の生検装置は、或る角度を成し
X線画像上に表示可能な二つの寸法目盛を有し、これら
の寸法目盛は検査対象物を押圧するために用いられる板
に設けられている。これらの寸法目盛は板の中に設けら
れた孔の縁に取り付けられ、この孔を通して検査対象物
に接近可能である。更に寸法目盛に対し平行に延びる脚
を有する陰十字を検査対象物上に投影することができる
手段が用いられている。その際陰十字の脚は寸法目盛と
交差するような長さを有している。陰十字の脚の交点が
板の孔を通って接近可能な検査対象物の範囲上の任意の
位置を占めることができるように、陰十字を移動するこ
とができる。
検査対象物のX線画像を作成すると、寸法目盛はこの画
像と共に表示される。X線画像が穿刺しようとする又は
試料切り採りのために印を付けようとする検査対象物内
部の診断上重要な対象を示すならば、X線画像上で寸法
目盛により対象の座標が決定される。続いて陰十字が生
検針の刺入点の決定のために相応の座標上に調節され
る。そして穿刺又は印付けのために生検針が陰十字の脚
の交点に刺入され必要な深さへ刺し込まれる。そうして
求められた刺入点は診断上重要な対象とX線源の焦点と
を通って延びる直線上にある。X線画像の作成と穿刺の
実施との間の時間中に検査対象物が動かされないように
することは自明である。
この公知の生検装置は構造が非常に簡単で、生検針のた
めの刺入点を単一のX線画像により非常に正確に決定で
きるけれども、特に診断上重要な対象が検査対象物のか
なり内部に存在するときには、生検針が対象からはずれ
るという危険が存在する。これに気づかない場合には誤
診断の危険がある。また少なくとも穿刺を繰り返さなけ
ればならず、このことは検査対象物(患者)にとって極
めて不快である。
この欠点は、欧州特許出願公開第0146511号公報に記載
の前記の種類の生検装置の場合には回避される。この生
検装置は診断上重要な対象に対応する生検針用刺入点を
決定するための手段を有し、この手段は、異なる角度で
撮影され診断上重要な対象のほかに各一つの固定の目印
が表示されている二つのX線画像に基づき、計算過程を
経て生検針用刺入点を算出する。この刺入点は、診断上
重要な対象を通りかつ検査対象物のための平らな台の表
面に対し垂直に延びる直線上に存在する。更にこの公知
の生検装置は、長手軸線が検査対象物のための台の表面
に直角に延びる導孔を備えた生検針用案内装置を有す
る。更に案内装置の位置決めのための手段が設けられ、
この手段により案内装置は三つの空間軸線の方向に位置
調節可能である。穿刺の実施のために案内装置は、その
導孔の長手軸線が求められた刺入点従って診断上重要な
対象を通って延びるように位置決めされる。それにより
生検針が診断上重要な対象からはずれることが防止され
るけれども、生検針用刺入点の決定のためには二つのX
線画像が必要であり、このことは検査対象物の望ましく
ない高い放射線被暴を招く。更にこの公知のX線装置は
複雑に構成されている。
[考案が解決しようとする課題] この考案は、単一のX線画像により刺入点を決定でき、
それにもかかわらず生検針が診断上重要な対象からはず
れることが防止されるように、前記の種類の生検装置を
改良することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的はこの考案に基づき、それぞれ所定刺入点が診
断上重要な対象とX線源の焦点とを通って延びる直線上
に置かれるように、診断上重要な対象に対応する刺入点
を決定するための手段が構成されていることと、導孔の
長手軸線が検査対象物に対し相対的な案内装置の任意の
位置に対してX線源の焦点を通って延びるように、案内
装置がこの装置の位置決めのための手段を用いて自動的
に位置決めされることとにより達成される。
[作用効果] この考案によれば、診断上重要な対象の穿刺又は印付け
の際に、まず相応の一つのX線画像により生検針用刺入
点を決定するための手段を用いて生検針用刺入点が決定
されるというように処理される。刺入点の決定のための
手段は、それぞれ所定の刺入点が診断上重要な対象とX
線源の焦点とを通って延びる直線上に置かれるように構
成されているので、前記の決定は単一のX線画像により
可能である。そして案内装置はこの装置の位置決めのた
めの手段を用いて、案内装置の導孔が求められた刺入点
を通って延びるような位置にもたらされる。案内装置の
位置決めのための手段は、導孔の長手軸線が案内装置の
任意の位置に対してX線源の焦点を通って延びるように
自動的に作動するので、診断上重要な対象も導孔の長手
軸線上に存在することが保証される。生検針がまず案内
装置の導孔の中へ導入され、そして検査対象物へ刺入さ
れ続いて必要な深さに差し込まれると、生検針が診断上
重要な対象からはずれることが防止される。
[実施態様] 放射線受像器がX線画像に相応する電気信号を出し、こ
の電気信号がX線画像の表示のためにテレビジョンモニ
タに供給される場合には、この考案の一実施態様に基づ
き、刺入点を決定するための手段がテレビジョンモニタ
上に表示されたX線画像の中に目印例えば十字線をはめ
込むための手段と、X線画像の中で目印を動かすための
手段とを有し、また導孔の長手軸線が放射線受像器上の
目印の仮想の位置を通って延びるような位置に、案内装
置の位置決めのための手段が自動的に電動機により検査
対象物に対し相対的に位置調節可能であるように構成さ
れている。そのようにすれば案内装置を必要な位置にも
たらすために、テレビジョンモニタのスクリーン上の目
印を診断上重要な対象上に位置調節し、案内装置の位置
決めのための手段を作動させることだけが必要である。
それにすぐ続いて診断上重要な対象の穿刺又は印付けを
行うことができる。
X線画像をテレビジョンモニタ上に表示することが不可
能な場合に対しては、刺入点の決定のための手段が、角
錐状放射線の中に設けられ或る角度を成しX線画像上に
表示可能な二つの寸法目盛を有する。そのようにすれば
案内装置の位置決めのための手段がこの手段と共に位置
調節可能な二つの標識を有し、それぞれの標識が寸法目
盛のうちの一つに共働し、各標識は、生検針導孔の存在
する直線に対して、この直線が次のような面上を走行す
るように、設けられており、即ち所属の寸法目盛とは標
識の指している点で横切り、かつ他方の寸法目盛に平行
に延在する面上を走行するように、設けられている。そ
して生検を実施するために、まず両寸法目盛が表示され
ている検査対象物のX線画像を作成するように処理され
る。続いて診断上重要な対象の座標が寸法目盛により決
定され、標識が診断上重要な対象の座標に相当する寸法
目盛の点上に向けられるような位置に、案内装置が寸法
目盛に協働する標識を利用してもたらされる。標識が合
わせられている点で相応の寸法目盛と交差する平面上に
導孔の長手軸線が延びるように、標識が導孔に対して相
対的に配置されているので、導孔の長手軸線が診断上重
要な対象を通って延びるということが保証される。寸法
目盛が角錐状放射線の縁範囲に配置されているこの考案
に基づく生検装置は下記の特徴を有する。
a)案内装置を位置決めするための手段が異なる平面上
に配置された二つの定規を有し、それぞれの定規が寸法
目盛のうちの一つに対応し、この寸法目盛に対し直角に
延び、かつこの寸法目盛に沿って移動可能に案内され、 b)定規が、あらゆる位置で角錐状放射線全体を貫いて
延びるような長さを有し、 c)寸法目盛と協働する標識がそれぞれ相応の定規に取
り付けられ、かつこの定規の長手軸線から或る距離を有
し、 d)定規がそれぞれその長手軸線に平行に延びる軸線を
中心として傾動可能であり、その際相応の寸法目盛に沿
って定規を移動する際に、X線源の焦点と標識とそれぞ
れの定規の軸線とが常に共通な一平面上に存在するよう
に、それぞれ定規の傾動が確動機構により行われ、この
共通平面上に案内装置の導孔の長手軸線も延び、 e)定規がそれぞれ案内装置のための当接面を有し、こ
の当接面が相応の共通平面に対し平行にかつほぼ定規の
全長にわたって延び、 f)案内装置が直方体形の案内要素により構成され、こ
の案内要素が当接面により形成される角の中にはめ込ま
れ、 g)定規がそれぞれ角錐状放射線の外側の待機位置に走
行できる。
その際定規の傾動のための確動機構が各一つの固定され
たスロット付きリンクを有し、相応の定規がそれぞれの
軸線から距離を置いて設けられた突出部によりこのスロ
ット付きリンクに係合することができる。
診断上重要な対象の穿刺又は印付けを実施する間に案内
装置が移動を生じるのを防止するために、寸法目盛に沿
って移動しないように定規が拘束可能であるようにする
ことができる。
案内装置をできるだけ正確に位置決めできるように、そ
れぞれの定規の標識がそれぞれ相応の寸法目盛に対し相
対的に、視差による誤差を防止するように配置されてい
るのが有利である。
種々の直径の生検針を使用できるように、この考案の一
実施態様に基づき案内装置が交換可能であるのが合目的
である。このことは案内装置が磁気的に保持されている
ときに容易に実現可能である。
更に守るべき衛生状態を考慮して案内装置が、二部分か
ら成りかつその分割面に導孔を含む案内要素により構成
されているのが有利である。なぜならば案内装置と導孔
との容易な洗浄が保証されるからである。更にこの処置
は、生検針が生検装置から分離されるときに、生検針を
検査対象物の中に残しておくことができるという長所を
与える。このことは点検撮影を実施するために検査対象
物の***を変換しようとするとき、又は生検針をすぐ後
に続く手術のために目印として検査対象物の中に残して
おこうとするときに特に有利である。
[実施例] 次にこの考案に基づく生検装置の二つの実施例を示す図
面により、この考案を詳細に説明する。
第1図に示すX線装置は、角錐状放射線を発生する焦点
Fを備えたX線源1を有する。角錐状放射線は第1図に
示されていない検査対象物を透過した後にX線蛍光増倍
管3の入口蛍光板2に当たり、X線蛍光増倍管3にはこ
の管の出口蛍光板の画像を撮影するテレビジョンカメラ
4が後置接続されている。テレビジョンカメラ4から発
せられる信号は画像処理装置5を経てテレビジョンモニ
タ6に達し、そのスクリーン7上に検査対象物のX線画
像が表示される。X線源1と第1図には示されていない
検査対象物との間には、全体に符号8を付けた生検装置
が入口蛍光板2から一定の距離を置いて配置される。生
検装置8は第1の往復台10を有し、この往復台は方形の
案内棒11上を電動機M1により走行可能である。第1の往
復台10上には別の方形の案内棒12が取り付けられ、この
案内棒は電動機M2によりその長手軸線を中心として回動
可能であり、案内棒12上で電動機M3により走行可能な第
2の往復台13が案内棒12の回動運動に従うようになって
いる。第2の往復台13には生検針のための案内装置とし
て案内要素14が軸15を中心として電動機M4により傾動可
能に取り付けられている。案内要素14は導孔16を有し、
この導孔を通って図示されていない生検針を案内要素14
の下方に置かれた検査対象物の中へ刺入できる。生検針
の刺入点を決定するために、画像処理装置5に接続され
た手動操作装置17が設けられる。画像処理装置5は手動
操作装置17の位置に関係して目印Pをスクリーン7上に
表示されたX線画像の中にはめ込む。この目印は手動操
作装置17を用いて任意にスクリーン7上で動かすことが
でき、従ってX線画像の中に見える診断上重要な対象上
に合わせることができる。画像処理装置5から目印Pの
位置に相応する信号が電動機制御装置18に与えられる。
電動機制御装置18に結合された押しボタン19が押される
と、電動機制御装置18は電動機M1ないしM4を動かし、案
内要素14の導孔16の長手軸線が診断上重要な対象に対応
する刺入点を通って延びる位置に、案内要素14が検査対
象物に対し相対的に走行するようになっている。X線画
像が中心投影法で作られているという事情に基づき、刺
入点は診断上重要な対象とX線源1の焦点Fとを通る直
線上に存在する。案内要素14の導孔16の第1図に破線で
示された長手軸線が、X線源1の焦点FとX線蛍光増倍
管3の入口蛍光板2上の目印の仮想の位置P′とを通っ
て延びるように、電動機制御装置18は電動機M1ないしM4
を自動的に動かすように構成されている。従って案内要
素14の導孔16を通って検査対象物の中に導入される生検
針の刺入導孔は、検査対象物の内部の診断上重要な対象
に到達することが保証される。
第2図ないし第4図には、この考案に基づく生検装置の
別の実施例を備えたX線検査装置が示されている。この
X線検査装置は焦点Fだけで示されているX線源を有す
る。焦点から放出されるX線束は、破線で示した方形断
面の角錐状放射線が発生するように一次放射線絞り20に
より絞り込まれ、その放射線路の中に検査対象物21例え
ば女性の***が置かれる。検査対象物21は支え板22上に
載っており、支え板に対し相対的に高さ調節可能で孔を
有し放射線を透過する材料から成る押圧板23により押圧
可能である。支え板22はX線フィルムカセット25を導入
可能な縦孔24を有する。
押圧板23の上方には、全体を符号26で示した生検装置が
X線源の焦点Fに対し一定の距離を置いて設けられてい
る。生検装置26は放射線を透過する材料から成り支え板
22に平行な台板27を有する。この台板は方形のくり抜き
孔28を備え、このくり抜き孔は押圧板23の孔に適合しか
つこのくり抜き孔を通って検査対象物21へ接近可能であ
る。
くり抜き孔28の相互に隣接する二つの縁に平行に各一つ
の寸法目盛29又は30が設けられている。その目盛線はそ
れぞれ放射線を透過しない材料例えば鉛から成り、これ
らの目盛線は焦点Fから放出される角錐状放射線の中に
置かれているので、検査対象物21と共にX線画像上に表
示できる。台板27は縁31を有し、この縁には寸法目盛29
又は30と台板27とに平行に延びる二つの案内棒32又は33
が取り付けられ、これらの案内棒は異なる平面上に配置
されている。案内棒上では各一つの案内ブロック34又は
35が長手方向に移動可能であり、この案内ブロックは方
形断面の定規36又は37を支持し、定規の長手軸線は相応
の案内棒32又は33に対し直角にかつ台板27に平行に延び
ている。同様に異なる平面上に配置されあらゆる位置に
おいて角錐状放射線全体を貫いて延びるこれらの定規3
6、37は、相応の案内棒32又は33に隣接するその端部に
それぞれ直角の折り曲げ部40又は41を有し、この折り曲
げ部には各寸法目盛29又は30と協働する標識42又は43が
取り付けられ、この標識は定規36又は37の長手軸線から
或る距離を有する。定規36、37はその長手軸線に平行に
延びる軸線38又は39を中心として傾動自在に案内ブロッ
ク34又は35に取り付けられている。定規36、37の傾動は
案内棒32、33に沿って定規を移動する際にそれぞれ強制
的に行われ、各定規36又は37についてX線源の焦点Fと
標識42又は43と軸線38又は39とが一つの共通な平面上に
載るようになっている。この目的のために定規36、37の
折り曲げ部40、41には各一つの突出部44又は45が設けら
れる。この突出部は定規36又は37に対し相対的に固定さ
れた溝46又は47に係合し、この溝は台板27の縁31の各案
内棒32又は33に平行に延びる部分48又は49の中に設けら
れている。この実施例の場合に溝46、47が案内棒32、33
に対し平行な直線の経路からそれている寸法は、それぞ
れの共通な平面と相応の案内棒32又は33との間に囲まれ
た角の余弦に、それぞれの軸線38又は39と従属する突出
部44又は45との間の距離を掛けた値に等しい。
定規36、37は直方体形の案内要素52のための各一つの当
接面50又は51を有する。この案内要素は生検針のための
案内装置として働き、かつ定規36、37の当接面50、51に
より形成された角の中に磁気的に保持されている。定規
36、37の当接面50、51は、X線源の焦点Fと各標識42又
は43と各軸線38又は39とが載っている共通平面にそれぞ
れ平行に延びている。案内要素52の中には図示されてい
ない生検針のための導孔53が設けられ、その際導孔53の
直径が用いられる生検針の直径にほぼ等しい案内要素が
それぞれ用いられる。導孔53が当接面50、51に平行に延
び、しかもそれぞれ当接面50又は51と従属する前記の共
通平面との間の距離に等しい距離だけ当接面から離れて
いるように、導孔53は案内要素52の中に配置されてい
る。
この処置により、定規36、37のあらゆる位置において導
孔53の長手軸線の経路は、それぞれ寸法目盛29又は30の
うちの一つに平行でありかつそれぞれ他の寸法目盛30又
は29に協働する標識43又は42及びX線源の焦点Fを通っ
て広がる二つの平面の交線に相当する。このことは定規
36、37のあらゆる位置において、導孔53の長手軸線がX
線源の焦点Fを通って延びるということを意味する。従
ってX線画像上に見え検査対象物21の内部に存在する診
断上重要な対象を穿刺しようとするならば、X線画像上
に表示された寸法目盛29、30によりこの対象の座標を決
定し、標識42、43が診断上重要な対象の座標に相応する
寸法目盛29、30の目盛線に整列するような位置に、案内
ブロック34、35を移動することにより定規36、37をもた
らすようにすれば十分である。それにより生検針のため
の刺入点が得られ、X線画像が中心投影法により作られ
ているという事情に基づき、刺入点はX線源の焦点Fと
診断上重要な対象物とを通って延びる直線上にあること
になる。更に案内要素52が定規36、37の当接面50、51に
より形成された角の中にはめ込まれているときに、案内
要素52の導孔53の長手軸線がX線源の焦点Fを通って延
びるので、案内要素52の導孔53を通って検査対象物21の
中へ導入される生検針の刺入孔が診断上重要な対象へ到
達することが自動的に保証される。穿刺を実施する際
に、穿刺の前に案内棒32、33上に作用する固定ねじ54、
55を操作することにより、案内ブロック34、35を拘束す
るのが合目的である。
ところでX線画像の作成のためには、定規36、37はそれ
ぞれこれらの定規が角錐状放射線から外れた待機位置に
走行される。
第2図ないし第4図に示すように、案内要素52は分離継
目に導孔53を含む二部分から成る。
前記の二つの実施例に関連して述べた案内装置の位置決
めのための手段はただ一例として挙げただけである。案
内装置の導孔が常にX線源の焦点上に整列保持されてい
ることさえ保証されていれば、この手段はこの考案の枠
内で他の方法でも構成できる。また案内装置を実施例に
関連して述べたものと異なって構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に基づく生検装置の一実施例を備えた
X線検査装置の斜視図、第2図ないし第4図はそれぞれ
生検装置の別の実施例の正面図、側面図及び平面図であ
る。 1……X線源 2……入口蛍光板 3、25……X線蛍光増倍管 4……テレビジョンカメラ 5……画像処理装置 6……テレビジョンモニタ 7……スクリーン 10……第1の往復台 13……第2の往復台 14、52……案内要素 15……軸 16、53……導孔 17……手動操作装置 21……検査対象物 29、30……寸法目盛 32、33……案内棒 34、45……案内ブロック 36、37……定規 38、39……軸線 42、43……標識 44、45……突出部 46、47……溝 50、51……当接面 F……焦点 M1、M2、M3、M4……電動機 P……目印 P′……目印の仮想の点

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】角錐状放射線を発生する焦点(F)を有す
    るX線源(1)と、この焦点に向かい合って配置され焦
    点と受像器との間に置かれた検査対象物(21)のX線画
    像を作成するための放射線受像器(3,25)とを備えたX
    線検査装置のための生検装置であって、該生検装置は、
    X線画像上に写し出され検査対象物(21)の内部に存在
    する診断上重要な対象に対応する生検針用刺入点を決定
    するための手段(5,6,17;29,30)を有し、この場合のこ
    の刺入点は診断上重要な対象とX線源(1)の焦点
    (F)とを通って延びる直線上に置かれており、さらに
    各刺入点上に生検針を位置合わせするための案内装置
    (14,52)と、検査対象物(21)に対し相対的に案内装
    置(14,52)を位置決めするための手段(5,10〜13,15,1
    8,19,M1〜M4;32〜39,44〜47)を有し、案内装置(14;5
    2)の中に収容されている生検針の刺入導孔が、検査対
    象物に対し相対的な案内装置(14;52)の任意の位置に
    対してX線源(1)の焦点(F)を通って延びる直線上
    に存在するように、前記位置定め手段により案内装置
    (14;52)が自動的に位置決めされて成るX線検査装置
    のための生検装置。
  2. 【請求項2】放射線受像器(2,3,4)がX線画像に相応
    する電気信号を出し、この電気信号がX線画像の表示の
    ためにテレビジョンモニタ(6,7)に供給され、刺入点
    を決定するための手段がテレビジョンモニタ(6,7)上
    に表示されたX線画像の中に目印(P)をはめ込むため
    の手段(5)と、X線画像の中で目印(P)を動かすた
    めの手段(5,17)とを有することと、刺入導孔の存在す
    る前記の直線が放射線受像器(2)上の目印(P)の仮
    想の位置(P′)を通って延びるような位置に、案内装
    置(14)の位置決めのための手段(5,10〜13,15,18,19,
    M1〜M4)が自動的に電動機により検査対象物に対し相対
    的に位置調節可能であるように構成されている、請求項
    1記載の生検装置。
  3. 【請求項3】刺入点を決定するための手段が、角錐状放
    射線の中に設けられ或る角度を成しX線画像上に表示可
    能な二つの寸法目盛(29,30)を有し、案内装置(52)
    の位置決めのための手段(32〜39,44〜47)がこの手段
    により共通に位置調節可能な二つの標識(42,43)を有
    し、それぞれの標識が寸法目盛(29,30)のうちの一つ
    と共働し、各標識(42,43)は、生検針導孔の存在する
    直線に対して、この直線が次のような面上を走行するよ
    うに、設けられており、即ち所属の寸法目盛(29,30)
    とは標識の指している点で横切りかつ他方の寸法目盛
    (30,29)に平行に延在する面上を走行するように設け
    られている、請求項1記載の生検装置。
  4. 【請求項4】寸法目盛(29,30)が角錐状放射線の縁範
    囲に配置され、 a)案内装置(52)を位置決めするための手段が異なる
    平面上に配置された二つの定規(36,37)を有し、それ
    ぞれの定規が寸法目盛(29,30)のうちの一つに対応
    し、この寸法目盛に対し直角に延び、かつこの寸法目盛
    に沿って移動可能に案内され、 b)定規(36,37)が、あらゆる位置で角錐状放射線全
    体を貫いて延びるような長さを有し、 c)寸法目盛(29,30)と共働する標識(42,43)がそれ
    ぞれ相応の定規(36または37)に取り付けられ、かつこ
    の定規の長手軸線から間隔を有し、 d)定規(36,37)がそれぞれの長手軸線に平行に延び
    る軸線(38,39)を中心として旋回可能であり、相応の
    寸法目盛(29または30)に沿って定規を移動する際に、
    X線源の焦点(F)と標識(42または43)とそれぞれの
    定規(36または37)の軸線(38または39)とが常に共通
    の平面上に存在するように、それぞれ定規(36,37)の
    旋回が確動機構(44,46または45,47)により行われ、こ
    の共通平面上には導孔の存在する直線も走行し、 e)定規がそれぞれ案内装置(52)のための当接面(5
    0,51)を有し、この当接面が相応の共通平面に対し平行
    にかつほぼ定規(36,37)の全長にわたって延び、 f)案内装置(52)が直方体形の案内要素により構成さ
    れ、この案内要素が当接面(50,51)により形成される
    角の中にはめ込まれ、 g)定規(36,37)がそれぞれ角錐状放射線の外側の待
    機位置に走行できる、 請求項3記載の生検装置。
  5. 【請求項5】定規(36,37)の旋回のための確動機構が
    各一つの固定されたスロット付きリンク(46,47)を有
    し、相応の定規(36または37)がそれぞれの軸線(38ま
    たは39)から距離を置いて設けられた突出部(44または
    45)によりこのスロット付きリンクに係合する請求項4
    記載の生検装置。
  6. 【請求項6】相応の寸法目盛(29,30)に沿って移動し
    ないように定規(36,37)が拘束可能である請求項4ま
    たは5記載の生検装置。
  7. 【請求項7】標識(42,43)がそれぞれ相応の寸法目盛
    (29または30)に対し相対的に、視差による誤差を防止
    するように配置されている請求項2から6までのいずれ
    か1項記載の生検装置。
  8. 【請求項8】案内装置(14,52)が交換可能である請求
    項1から7までのいずれか1項記載の生検装置。
  9. 【請求項9】案内装置(52)が磁気的に保持されている
    請求項4から8までのいずれか1項記載の生検装置。
  10. 【請求項10】案内装置(14,52)が、二部分から成り
    かつその分割面に生検針用の導孔(16,53)を含む案内
    要素により構成されている請求項1から9までのいずれ
    か1項記載の生検装置。
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