JPH07321684A - スーパーヘテロダイン方式の受信機 - Google Patents

スーパーヘテロダイン方式の受信機

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JPH07321684A
JPH07321684A JP13373194A JP13373194A JPH07321684A JP H07321684 A JPH07321684 A JP H07321684A JP 13373194 A JP13373194 A JP 13373194A JP 13373194 A JP13373194 A JP 13373194A JP H07321684 A JPH07321684 A JP H07321684A
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frequency
circuit
tuning
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high frequency
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローコストで受信帯域の広い受信機を提供す
る。 【構成】 1つの受信帯域に対して共通の高周波同調回
路3と、1つの受信帯域に対して共通の局部発振回路5
1とを設ける。高周波同調回路3には、その同調周波数
帯域を2段階に切り換える補助の同調素子L33と、この
同調素子L33の切り換えを行うスイッチ素子D32とを設
ける。受信帯域における低域側の受信時と、高域側の受
信時とで、スイッチ素子D32をオンあるいはオフに制御
して高周波同調回路3に対する同調素子L33の有効・無
効を切り換える。低域側の受信時には、高周波同調回路
3の出力信号SRXを、局部発振回路51からの局部発振
信号SLOによりアッパーヘテロダイン方式に周波数変換
して中間周波信号SIFを得る。高域側の受信時には、高
周波同調回路3の出力信号SRXを、局部発振回路51か
らの局部発振信号SLOによりローアーヘテロダイン方式
に周波数変換して中間周波信号SIFを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スーパーヘテロダイ
ン方式の受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばアメリカにおいては、FM放送お
よび天気予報放送は、88MHz〜163MHzの帯域で行われ
ている。
【0003】しかし、受信機の受信周波数範囲は、可変
コンデンサの有効可変容量、回路の浮遊容量などにより
制限されるので、上記のような広い帯域をワンバンドで
受信することはできない。
【0004】このため、上記のような広い帯域を受信す
る場合には、受信の対象とする帯域を複数の帯域に分割
するとともに、その分割された帯域ごとにアンテナ同調
回路および局部発振回路を設け、それら選択的に使用す
るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
複数組のアンテナ同調回路および局部発振回路を設ける
と、構成が複雑となり、コストアップとなってしまう。
【0006】この発明は、このような問題点を解決しよ
うとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、各部の参照符号を後述の実施例に対応させる
と、1つの受信帯域に対して共通の高周波同調回路3
と、1つの受信帯域に対して共通の局部発振回路51と
を有し、高周波同調回路3は、その同調周波数帯域を2
段階に切り換える補助の同調素子L33と、この補助の同
調素子L33の切り換えを行うスイッチ素子D32とを有
し、受信帯域における低域側の受信時と、高域側の受信
時とで、スイッチ素子D32をオンあるいはオフに制御し
て高周波同調回路3に対する補助の同調素子L33の有効
・無効を切り換えるとともに、低域側の受信時には、高
周波同調回路3の出力信号SRXを、局部発振回路51か
らの局部発振信号SLOによりアッパーヘテロダイン方式
に周波数変換して中間周波信号SIFを得、高域側の受信
時には、高周波同調回路3の出力信号SRXを、局部発振
回路51からの局部発振信号SLOによりローアーヘテロ
ダイン方式に周波数変換して中間周波信号SIFを得るよ
うにしたものである。
【0008】
【作用】受信帯域の低域側ではアッパーヘテロダインに
より周波数変換が行われ、高域側ではローアーヘテロダ
インにより周波数変換が行われて受信信号SRXは中間周
波信号SIFに変換される。
【0009】
【実施例】図1において、1はアンテナ、2は高周波ア
ンプを示し、このアンプ2は、この例においては、ベー
ス接地のトランジスタQ21により構成され、アンテナ入
力端子T1が、トランジスタQ21のエミッタに接続され
る。
【0010】また、3は高周波同調回路を示し、電源端
子T3と、トランジスタQ21のコレクタとの間に、主同
調コイルL31およびトリマコンデンサC31の並列回路が
接続されるとともに、直流カットコンデンサC32と、可
変容量ダイオードD31と、直流カットコンデンサC33と
が直列接続される。さらに、電源端子T3と、接地との
間にバイパスコンデンサC34が接続される。
【0011】そして、後述する選局電圧V55が、バッフ
ァ抵抗器R31を通じて素子C32、D31の接続中点に供給
され、素子D31、C33の接続中点と、接地との間に、高
周波チョークコイルL32が接続される。
【0012】さらに、電源端子T3と、トランジスタQ2
1のコレクタとの間に、補助同調コイルL33と、直流カ
ットコンデンサC36と、スイッチ用ダイオードD32と、
直流カットコンデンサC37とが直列接続されるととも
に、コイルL33に補助のトリマコンデンサC35が並列接
続される。
【0013】そして、後述する制御電圧VSWが、バッフ
ァ抵抗器R32を通じて素子C36、D32の接続中点に供給
され、素子D32、C37の接続中点と、接地との間に、高
周波チョークコイルL34が接続される。
【0014】したがって、ダイオードD32がオフの場合
には、素子L31、D31、C31により、低い周波数帯を対
象とする同調回路3が構成され、ダイオードD32がオン
の場合には、素子L31、L33、D31、C31、C35によ
り、高い周波数帯を対象とする同調回路3が構成され
る。また、どちらの場合も、同調回路3はトランジスタ
Q21のコレクタ負荷となっているので、アンテナ1によ
り受信された信号のうち、選局電圧V55に対応した周波
数fRXの受信信号SRXが、アンプ2により増幅されると
ともに、同調回路3により選択され、トランジスタQ21
のコレクタから取り出される。
【0015】そして、この受信信号SRXが、ミキサ回路
4に供給されるとともに、VCO51から所定の周波数
fLOの発振信号SLOが取り出され、この信号SLOがミキ
サ回路4に局部発振信号として供給され、周波数fRX
が、 fRX=fLO−fIF ・・・ (1) あるいは fRX=fLO+fIF ・・・ (2) fIF:中間周波数。例えば、fIF=10.7MHz の信号SRXが、中間周波信号SIFに周波数変換される。
そして、この中間周波信号SIFが、中間周波アンプ6を
通じてFM復調回路7に供給されてオーディオ信号が復
調され、このオーディオ信号が出力端子T2に取り出さ
れる。
【0016】この場合、VCO51は、回路52〜55
とともに、PLL5を構成している。すなわち、VCO
51からの信号SLOが、可変分周回路52に供給されて
1/Nの周波数に分周され、この分周信号が位相比較回
路53に供給されるとともに、発振回路54から基準の
周波数、例えば周波数100kHzの発振信号が取り出さ
れ、この発振信号が比較回路53に供給され、その比較
出力がローパスフィルタ55に供給されて両信号の位相
差に対応したレベルの直流電圧V55が取り出される。
【0017】そして、この電圧V55が、VCO51にそ
の制御電圧として供給されるとともに、上記のようにバ
ッファ用の抵抗器R31を通じて同調回路3の可変容量ダ
イオードD31に選局電圧として供給される。
【0018】したがって、定常状態においては、分周回
路52からの分周信号と、発振回路54の発振信号とは
周波数が等しいので、このときの発振信号SLOの周波数
fLOは、 fLO=N×100〔kHz〕 ・・・ (3) となる。
【0019】さらに、8はシステムコントロール用のマ
イクロコンピュータを示し、このマイクロコンピュータ
8から上述の制御電圧VSWが取り出されるとともに、分
周回路52の分周比Nがセットされる。
【0020】そして、選局操作を行うと、分周回路52
の分周比Nおよび制御電圧VSWが、受信周波数fRXに対
応して、例えば図2に示すように変化して選局が行われ
る。
【0021】 fRX=80MHz〜108MHzの場合 この場合には、VSW=“0”とされるとともに、分周比
Nが、N=987〜1187の間を、「1」ずつ変更されるこ
とにより、受信信号SRXは、アッパーヘテロダインによ
り中間周波信号SIFに周波数変換されて受信が行われ
る。
【0022】すなわち、分周比Nは、N=987〜1187の
間を変化するので、発振信号SLOの周波数fLOは、(3)
式から、 fLO=98.7MHz〜118.7MHz の間を、100kHzステップで変化する。
【0023】したがって、ミキサ回路4においては、
(1)、(2)式から周波数fRXが、 fRX=fLO−fIF =80MHz〜108MHz ・・・ (4) あるいは fRX=fLO+fIF =109.4MHz〜129.4MHz ・・・ (5) の受信信号SRXが周波数変換の対象となる。
【0024】そして、この場合、VSW=“0”で、ダイ
オードD32がオフとなるので、同調回路3は、素子L3
1、D31、C31により構成されることになる。また、制
御電圧V55が、抵抗器R31→ダイオードD31→コイルL
32のラインを通じてダイオードD31に供給され、ダイオ
ードD31の容量が制御電圧V55に対応して変化する。
【0025】したがって、素子L31、D31、C31の値を
設定しておくことにより、同調回路3の同調周波数fRX
は、制御電圧V55に対応して、80MHz〜108MHzの間を
変化する。
【0026】この結果、今の場合には、(4)、(5)式のう
ち、(4)式で示される fRX=80MHz〜108MHz の受信信号SRXを受信できることになる。
【0027】すなわち、fRX=80MHz〜108MHzの受信
信号SRXが、アッパーヘテロダインにより中間周波信号
SIFに周波数変換され、この信号SIFから上述のように
オーディオ信号が復調される。
【0028】 fRX=108.1MHz〜163MHzの場合 この場合には、VSW=“0”とされるとともに、分周比
Nが、N=974〜1523の間を、「1」ずつ変更されるこ
とにより、受信信号SRXは、ローアーヘテロダインによ
り中間周波信号SIFに周波数変換されて受信が行われ
る。
【0029】すなわち、分周比Nは、N=974〜1523の
間を変化するので、発振信号SLOの周波数fLOは、(3)
式から、 fLO=97.4MHz〜152.3MHz の間を、100kHzステップで変化する。
【0030】したがって、ミキサ回路4においては、
(1)、(2)式から周波数fRXが、 fRX=fLO−fIF =86.7MHz〜141.6MHz ・・・ (6) あるいは fRX=fLO+fIF =108.1MHz〜163MHz ・・・ (7) の受信信号SRXが周波数変換の対象となる。
【0031】そして、この場合、VSW=“1”であり、
この制御電圧VSWが、抵抗器R32→ダイオードD32→コ
イルL34のラインを通じてダイオードD32に供給されて
ダイオードD32がオンとなるので、同調回路3は、素子
L31、L33、D31、C31、C35により構成されることに
なる。また、制御電圧V55が、抵抗器R31→ダイオード
D31→コイルL32のラインを通じてダイオードD31に供
給され、ダイオードD31の容量が制御電圧V55に対応し
て変化する。
【0032】したがって、素子L31、L33、D31、C3
1、C35の値を設定しておくことにより、同調回路3の
同調周波数fRXは、制御電圧V55に対応して、108.1MH
z〜163MHzの間を変化する。
【0033】この結果、今の場合には、(6)、(7)式のう
ち、(7)式で示される fRX=108.1MHz〜163MHz の受信信号SRXを受信できることになる。
【0034】すなわち、fRX=108.1MHz〜163MHzの受
信信号SRXが、ローアーヘテロダインにより中間周波信
号SIFに周波数変換され、この信号SIFから上述のよう
にオーディオ信号が復調される。
【0035】こうして、この受信機によれば、受信対象
となる周波数範囲が広くても、その低域側はアッパーヘ
テロダインにより周波数変換を行い、高域側はローアー
ヘテロダインにより周波数変換を行うようにしているの
で、VCO51の発振周波数fLOの範囲を狭くすること
ができ、その結果、1つのVCO51で受信対象となる
周波数範囲をカバーすることができる。したがって、部
品点数の低減、コストダウン、信頼性の向上などを実現
することができる。
【0036】ところで、上述のように、アメリカにおい
ては、FM放送および天気予報放送が、88MHz〜163MH
zの帯域で行われているが、FM放送は低域側で行われ
るとともに、天気予報放送は高域側で行われ、その中間
の周波数域では、放送は行われていない。したがって、
その中間の周波数域を受信できる必要はない。
【0037】図3に示す例においては、そのような点に
着目し、この発明を可変コンデンサ、いわゆるバリコン
を使用する受信機に適用した場合である。
【0038】すなわち、トランジスタQ21のコレクタ
が、高周波チョークコイルL35を通じて電源端子T3に
接続されて高周波アンプ2が構成されるとともに、その
コレクタと接地との間に、直流カットコンデンサC32を
通じて、同調コイルL31、バリコンVC31およびトリマ
コンデンサC31の並列回路が接続される。
【0039】また、トランジスタQ21のコレクタと接地
との間に、直流カットコンデンサC36と、スイッチ用ダ
イオードD32と、トリマコンデンサC35および補助同調
コイルL33の並列回路とが直列接続される。そして、素
子C36、D32の接続中点が、バッファ抵抗器R32および
スイッチSW31を通じて端子T3に接続される。
【0040】さらに、局部発振信号SLOが局部発振回路
56において形成されてミキサ回路4に供給されるとと
もに、この場合、局部発振回路56の共振回路は、局部
発振コイルL51と、バリコンVC51と、トリマコンデン
サC51とから構成される。また、バリコンVC51は、バ
リコンVC31と連動とされる。
【0041】そして、これらバリコンVC31、VC51
に、スイッチSW31が例えば図4に示すように連動とさ
れる。すなわち、バリコンVC31、VC51の回転軸91
にプーリー92が取り付けられるとともに、このプーリ
ー92と、同調つまみ93の回転軸93Aとの間に、ダ
イヤル糸94が巡らされ、つまみ93を回すことにより
バリコンVC31、VC51の容量が変更できるようにされ
ている。なお、図4は、バリコンVC31、VC51の容量
を最大にした状態、すなわち、受信周波数fRXを最低に
した状態における、バリコンVC31、VC51の回転角位
置を示す。
【0042】さらに、プーリー92には、これと一体に
同軸状にカム92Aが形成される。そして、スイッチS
W31がカム92Aに連動するように設けられ、図5に示
すように、スイッチSW31は、バリコンVC31、VC51
の回転角位置が、低域側の受信周波数範囲(FM放送
帯)にある場合にはオフ、高域側の受信周波数範囲(天
気予報放送帯)にある場合にはオンとなるようにされ
る。
【0043】このような構成によれば、バリコンVC3
1、VC51の回転角に対して、それぞれが図5に示すよ
うに変化して受信が行われる。
【0044】すなわち、バリコンVC31、VC51の回転
角が小さい範囲の場合には、カム92Aによりスイッチ
SW31がオフなので、ダイオードD32がオフであり、こ
の結果、同調回路3の同調周波数は、素子L31、VC3
1、C31により決まり、低域側となる。また、バリコン
VC31、VC51の回転角に対応して局部発振周波数fLO
は、97.3MHz≦fLO≦118.7MHzの間を変化する。
【0045】したがって、この場合には、(1)式によ
り、 fRX=fLO−fIF となり、アッパーヘテロダインにより周波数変換が行わ
れるので、80MHz≦fRX≦118.7MHzが受信周波数fRX
の範囲となる。
【0046】しかし、バリコンVC31、VC51の回転角
が大きい範囲の場合には、カム92AによりスイッチS
W31がオンなので、ダイオードD32がオンであり、この
結果、同調回路3の同調周波数は、素子L31、L33、V
C31、C31、C35により決まり、高域側となる。また、
バリコンVC31、VC51の回転角に対応して局部発振周
波数fLOは、118.7MHz<fLO≦152.3MHzの間を変化す
る。
【0047】したがって、この場合には、(2)式によ
り、 fRX=fLO+fIF となり、ローアーヘテロダインにより周波数変換が行わ
れるので、129.4MHz≦fRX≦163MHzが受信周波数fRX
の範囲となる。
【0048】こうして、この例においては、80MHz≦f
RX≦118.7MHzおよび129.4MHz≦fRX≦163MHzが受信
周波数fRXの範囲となり、FM放送および天気予報放送
を選局することができる。
【0049】そして、この例においても、その低域側は
アッパーヘテロダインにより周波数変換を行い、高域側
はローアーヘテロダインにより周波数変換を行うように
しているので、局部発振回路56の発振周波数fLOの範
囲を狭くすることができ、その結果、1つの局部発振回
路56で受信対象となる周波数範囲をカバーすることが
できる。したがって、部品点数の低減、コストダウン、
信頼性の向上などを実現することができる。
【0050】
【発明の効果】この発明によれば、受信対象となる周波
数範囲が広くても、その低域側はアッパーヘテロダイン
により周波数変換を行い、高域側はローアーヘテロダイ
ンにより周波数変換を行うようにしているので、局部発
振回路の発振周波数fLOの範囲を狭くすることができ、
その結果、1つの局部発振回路で受信対象となる周波数
範囲をカバーすることができる。したがって、部品点数
の低減、コストダウン、信頼性の向上などを実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例を示す接続図である。
【図2】図1の回路の動作を説明するための特性図であ
る。
【図3】この発明の他の例を示す接続図である。
【図4】図3の回路を説明するための構成図である。
【図5】図3の回路の動作を説明するための特性図であ
る。
【符号の説明】
2 高周波アンプ 3 高周波同調回路 4 ミキサ回路 5 PLL 6 中間周波アンプ 7 FM復調回路 8 マイクロコンピュータ 51 VCO 52 可変分周回路 53 位相比較回路 54 基準発振回路 56 局部発振回路 92 プーリー 93 同調つまみ D31 可変容量ダイオード D32 スイッチ用ダイオード L31 主同調コイル L33 補助同調コイル L51 局部発振コイル S31 連動スイッチ VC31 可変コンデンサ(高周波同調用) VC51 可変コンデンサ(局部発振用)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】 fRX=88MHz〜108MHzの場合 この場合には、VSW=“0”とされるとともに、分周比
Nが、N=987〜1187の間を、「1」ずつ変更されるこ
とにより、受信信号SRXは、アッパーヘテロダインによ
り中間周波信号SIFに周波数変換されて受信が行われ
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】したがって、ミキサ回路4においては、
(1)、(2)式から周波数fRXが、 fRX=fLO−fIF =88MHz〜108MHz ・・・ (4) あるいは fRX=fLO+fIF =109.4MHz〜129.4MHz ・・・ (5) の受信信号SRXが周波数変換の対象となる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】したがって、素子L31、D31、C31の値を
設定しておくことにより、同調回路3の同調周波数fRX
は、制御電圧V55に対応して、88MHz〜108MHzの間を
変化する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】この結果、今の場合には、(4)、(5)式のう
ち、(4)式で示される fRX=88MHz〜108MHz の受信信号SRXを受信できることになる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】すなわち、fRX=88MHz〜108MHzの受信
信号SRXが、アッパーヘテロダインにより中間周波信号
SIFに周波数変換され、この信号SIFから上述のように
オーディオ信号が復調される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】 fRX=108.1MHz〜163MHzの場合 この場合には、VSW=“”とされるとともに、分周比
Nが、N=974〜1523の間を、「1」ずつ変更されるこ
とにより、受信信号SRXは、ローアーヘテロダインによ
り中間周波信号SIFに周波数変換されて受信が行われ
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】したがって、この場合には、(1)式によ
り、 fRX=fLO−fIF となり、アッパーヘテロダインにより周波数変換が行わ
れるので、88MHz≦fRX≦118.7MHzが受信周波数fRX
の範囲となる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】こうして、この例においては、88MHz≦f
RX≦118.7MHzおよび129.4MHz≦fRX≦163MHzが受信
周波数fRXの範囲となり、FM放送および天気予報放送
を選局することができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの受信帯域に対して共通の高周波同調
    回路と、 上記1つの受信帯域に対して共通の局部発振回路とを有
    し、 上記高周波同調回路は、その同調周波数帯域を2段階に
    切り換える補助の同調素子と、 この補助の同調素子の切り換えを行うスイッチ素子とを
    有し、 上記受信帯域における低域側の受信時と、高域側の受信
    時とで、上記スイッチ素子をオンあるいはオフに制御し
    て上記高周波同調回路に対する上記補助の同調素子の有
    効・無効を切り換えるとともに、 上記低域側の受信時には、上記高周波同調回路の出力信
    号を、上記局部発振回路からの局部発振信号によりアッ
    パーヘテロダイン方式に周波数変換して中間周波信号を
    得、 上記高域側の受信時には、上記高周波同調回路の出力信
    号を、上記局部発振回路からの局部発振信号によりロー
    アーヘテロダイン方式に周波数変換して中間周波信号を
    得るようにしたスーパーヘテロダイン方式の受信機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のスーパーヘテロダイン方
    式の受信機において、 上記局部発振回路は、PLLを構成するVCOとされ、 上記PLLを構成する可変分周回路の分周比を変更する
    とともに、 この分周比の変更に連動して上記高周波同調回路の同調
    周波数を変更するようにしたスーパーヘテロダイン方式
    の受信機。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のスーパーヘテロダイン方
    式の受信機において、 上記高周波同調回路および上記局部発振回路は、互いに
    連動する第1および第2の可変コンデンサにより、それ
    らの周波数を変更できるようにされ、 上記第1および第2の可変コンデンサに連動するスイッ
    チを有し、 このスイッチにより上記高周波同調回路に対する上記補
    助の同調素子の有効・無効を切り換えるようにしたスー
    パーヘテロダイン方式の受信機。
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