JPH0729312A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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Publication number
JPH0729312A
JPH0729312A JP17032493A JP17032493A JPH0729312A JP H0729312 A JPH0729312 A JP H0729312A JP 17032493 A JP17032493 A JP 17032493A JP 17032493 A JP17032493 A JP 17032493A JP H0729312 A JPH0729312 A JP H0729312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sector
data
area
defective
data area
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17032493A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Ishii
修 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP17032493A priority Critical patent/JPH0729312A/ja
Publication of JPH0729312A publication Critical patent/JPH0729312A/ja
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスク上の欠陥ビットに起因する、ディス
ク利用効率の低下、並びにリード/ライト処理時間の損
失を最小限に抑える。 【構成】 欠陥ビットを有するセクタについては、この
欠陥ビットと所定長のギャップからなる欠陥エリア24
を挟んで前後にデータ領域23a、23bを分割配置し
たフォーマットを採用する。これにより従来のセクタ単
位で代替処理を行う方式に比べ、欠陥によって失われる
データ領域を減らすことができる。また記録媒体上にお
ける記録データの物理的な連続性を維持することがで
き、ヘッドの移動量を全体的に減らすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気ディスク装置及
びそのリード/ライト制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】今日にあっても磁気ディスク装置におけ
るディスク上の欠陥の発生は皆無ではでなく、そのため
の対策方法がいくつか考えられている。代表的な方法と
しては代替処理方式がある。これは、欠陥ビットを有す
る不良セクタを同一トラック上の別のセクタあるいは別
のトラック上のセクタに代替したり、トラックごと別の
トラックに代替して欠陥領域を補う方式である。
【0003】しかしながら、この代替処理方式はいくつ
かの犠牲のうえに成り立っているとも言える。そのひと
つはセクタを最小の単位として代替が行われる点であ
る。すなわち、ディスク上に発生する欠陥ビットはたか
だか数ビット、数十ビットに過ぎない場合がほとんどで
あり、数ビット、数十ビットのために1つの代替セクタ
をあてがうことは、ディスクの利用効率を著しく損なう
要因となる。もうひとつの難点は、代替処理によって、
連続するデータがディスク上で物理的に離れた領域に記
録されることになり、ヘッドの移動時間が全体的に増大
してしまう点である。これは、装置の処理速度を大幅に
低下させ、信頼性を大きく損ねる原因となり得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように既存の代替
処理方式は、ディスクの利用効率を低下させ、リード/
ライト時間の増大を招くものとなっていた。
【0005】本発明はこのような課題を解決するための
もので、ディスク上の欠陥ビットに起因する、ディスク
利用効率の低下、並びにリード/ライト処理時間の損失
を最小限に抑えることのできる磁気ディスク装置の提供
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク装
置は上記した目的を達成するために、記録媒体上のセク
タフォーマットにおける、フォーマット時以外にデータ
のリード/ライトが行われるデータ領域を、記録媒体の
欠陥部分を挟んで1セクタ内で前後に分割配置してなる
ものである。また、欠陥部分を含むセクタフォーマット
はID領域と複数のデータ領域を有するものであって、
ID領域には、少なくとも各データ領域のセクタ内の位
置及び長さを示す情報が記録されている。
【0007】
【作用】すなわち本発明の磁気ディスク装置では、欠陥
部分の前後にデータ領域を分割配置してなるセクタフォ
ーマットを採用することで、従来のセクタ単位で代替処
理を行う方式に比べ、欠陥によって失われるディスク上
のデータ領域を減らすことができ、ディスク利用効率の
向上を図ることができる。また、記録媒体上における記
録データの物理的な連続性を維持することができ、ヘッ
ドの移動量を全体的に減らすことができ、リード/ライ
ト速度の向上も併せて実現できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0009】図1は本発明に係る一実施例の磁気ディス
ク装置の構成を示すブロック図である。同図において、
1はディスク、2はディスク1に対するデータのリード
/ライトを行うリード/ライトヘッドである。3はリー
ド/ライトヘッド2に対する入出力信号を増幅するヘッ
ドアンプ、4はヘッドアンプ3に出力するアナログ信号
波形の生成、ヘッドアンプ3より入力したアナログ信号
波形からのパルスピーク検出によるデジタル信号波形の
生成、リード/ライトデータのコード変調/復調等を行
うリード/ライト回路である。5はディスク1から読み
出されたサーボ情報に関する信号を処理するサーボ回路
である。6はリード/ライトヘッド3をディスク1の径
方向に移動可能に支持するキャリッジ機構(図示せず)
を駆動するためのボイスコイルモータ(VCM)であ
る。7はボイスコイルモータ6を駆動制御するVCMド
ライバである。8はディスク1を回転駆動するスピンド
ルモータ(SPM)、9はスピンドルモータ8を駆動制
御するSPMドライバである。さらに10はディスク1
に対するリード/ライトデータ等を一時的に格納するR
AMである。11はホスト装置より受信したライトデー
タのRAM10への記憶、RAM10に記憶されたリー
ドデータのホスト装置への転送、リード/ライト回路4
とRAM10との間でのリード/ライトデータの入出力
制御等を行うハードディスクコントローラ(HDC)で
ある。12はこの磁気ディスク装置の実行プログラム等
が記憶されたROM、そして13はROM12に記憶さ
れたプログラムに従って装置全体の制御を行うCPUで
ある。
【0010】図2は本装置におけるディスク上のセクタ
フォーマットを示す図である。
【0011】ここで、セクタn−1は欠陥ビットのない
セクタ、セクタnは欠陥ビットを含んだセクタである。
このように本装置では、セクタ内の欠陥ビットの有無に
応じてセクタフォーマットに違いが現れる。すなわち、
欠陥ビットのないセクタのフォーマットはID領域2
1、ギャップ22及びデータ領域23からなる。これに
対し欠陥ビットを含んだセクタにおいては、この欠陥ビ
ットに所定長のギャップを付加した部分(欠陥エリア)
24を挟んで前後にデータ領域23a、23bが分割配
置される。そしていずれの場合も各セクタフォーマット
のID領域21には、セクタの開始、セクタの番地、そ
の他を示すID情報211の他に、セクタ内の欠陥エリ
ア24の有無を示す欠陥エリア有無情報212と、セク
タ内のデータ領域23の位置及び長さを示すデータ領域
情報213が記録される。また欠陥エリア24がセクタ
内に存在する場合は、各データ領域23a、23bそれ
ぞれについてセクタ内の位置及び長さを示すデータ領域
情報213a、213bが記録される。
【0012】これらのフォーマット化は、例えば装置製
造サイドにて行っておく。この場合、ディスク上の欠陥
位置をビット単位で検出し、検出した欠陥ビットの位置
とビット数を基に各データ部23a、23bの位置及び
長さを決定し、ID領域21に書き込む内容を設定す
る。
【0013】次にこの磁気ディスク装置の動作を説明す
る。
【0014】[ライト時の動作] データをライトする
場合、HDC11は各セクタのID領域21を検索して
その内容をチェックし、目的のセクタを探し出す。目的
のセクタが見つかると、次にHDC11は当該セクタの
ID領域21に記録された欠陥エリア有無情報212を
チェックする。欠陥エリアが無ければ、データ領域情報
213を基にデータ領域23の先頭を見つけ出してここ
に先頭マークを書き込み、その後に続く領域にデータ領
域情報213によって示されるバイト数分のデータを続
けてライトする。
【0015】また欠陥エリアが有る場合は、データ領域
情報213aを基にまず先頭側のデータ領域23aの先
頭を見つけ出してここに先頭マークを書き込み、その後
に続く領域にデータ領域情報213aによって示される
バイト数分のデータをライトする。データ領域23aと
次のデータ領域23bとの間はギャップを含んだ欠陥エ
リア24であるためこの間のライトは行われない。この
後、次のデータ領域23bの先頭をデータ領域情報21
3bを基に検出して先頭マークを書き込み、これに続い
てデータのライトが開始される。この場合もデータ領域
情報213bによって示されるバイト数分のデータライ
トが行われる。
【0016】[リード時の動作] データをリードする
場合、HDC11は各セクタのID領域21を検索して
その内容をチェックし、目的のセクタを探し出す。目的
のセクタが見つかると、次にHDC11は当該セクタの
ID領域21に記録された欠陥エリア有無情報212を
チェックする。欠陥エリアが無ければ、データ領域23
の先頭マークを検索してデータ領域23の先頭を見つけ
出し、このデータ領域23からデータ領域情報23によ
って示されるバイト数分のデータを続けてリードする。
【0017】また欠陥エリアが有る場合は、まずデータ
領域23aの先頭マークを検索してデータ領域23aの
先頭を見つけ出し、このデータ領域23aからデータ領
域情報213aによって示されるバイト数分のデータを
リードする。データ領域23aと次のデータ領域23b
との間はギャップを含んだ欠陥エリア24であるためこ
の間データのリードは行われない。この後、次のデータ
領域23bの先頭マークを検索してデータ領域23bの
先頭を見つけ出し、このデータ領域23bからデータ領
域情報213bによって示されるバイト数分のデータを
リードする。
【0018】かくして本実施例の磁気ディスク装置によ
れば、欠陥ビットを含むセクタについては、この欠陥ビ
ットを含んだ欠陥エリア24の前後にデータ領域23
a、23bを分割配置してなるセクタフォーマットを採
用することで、従来のセクタ単位で代替処理を行う方式
に比べ、欠陥によって失われるデータ領域を減らすこと
ができ、ディスク利用効率の向上を図ることができる。
また、ディスク1上における記録データの物理的な連続
性を維持することができ、ヘッドの移動量を全体的に減
らすことができ、リード/ライト速度の向上も併せて実
現できる。
【0019】なお、本発明は、セクタの長さが固定の磁
気ディスク装置、セクタの長さを可変できる磁気ディス
ク装置のいずれにも適用可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明の磁気ディス
ク装置によれば、欠陥部分の前後にデータ領域を分割配
置してなるセクタフォーマットを採用することで、従来
のセクタ単位で代替処理を行う方式に比べ、欠陥によっ
て失われるデータ領域を減らすことができ、ディスク利
用効率の向上を図ることができる。また、記録媒体上に
おける記録データの物理的な連続性を維持することがで
き、ヘッドの移動量を全体的に減らすことができ、リー
ド/ライト速度の向上も併せて実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の磁気ディスク装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1の磁気ディスク装置で採用されるセクタフ
ォーマットを示す図である。
【符号の説明】 1…ディスク、21…ID領域、22…ギャップ、2
3、23a、23b…データ領域、24…欠陥エリア、
212…欠陥エリア有無情報、213、213a、21
3b…データ領域情報。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体上のセクタフォーマットにおけ
    る、フォーマット時以外にデータのリード/ライトが行
    われるデータ領域を、前記記録媒体の欠陥部分を挟んで
    1セクタ内で前後に分割配置してなることを特徴とする
    磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁気ディスク装置におい
    て、 前記欠陥部分を含むセクタフォーマットはID領域と前
    記複数のデータ領域を有し、前記ID領域には、少なく
    とも前記各データ領域のセクタ内の位置を示す情報が記
    録されていることを特徴とする磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の磁気ディスク装置におい
    て、 前記欠陥部分は欠陥ビットに所定ビット数のギャップを
    付加してなることを特徴とする磁気ディスク装置。
JP17032493A 1993-07-09 1993-07-09 磁気ディスク装置 Withdrawn JPH0729312A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17032493A JPH0729312A (ja) 1993-07-09 1993-07-09 磁気ディスク装置

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JP17032493A JPH0729312A (ja) 1993-07-09 1993-07-09 磁気ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0729312A true JPH0729312A (ja) 1995-01-31

Family

ID=15902850

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17032493A Withdrawn JPH0729312A (ja) 1993-07-09 1993-07-09 磁気ディスク装置

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JP (1) JPH0729312A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100496180B1 (ko) * 1997-12-31 2005-09-02 삼성전자주식회사 하드 디스크 드라이브에서의 디펙 처리방법
US7016275B1 (en) 1999-04-21 2006-03-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Optical recording medium on which data may be stored seamlessly and method for processing defective area within the medium
US11335374B2 (en) 2020-08-26 2022-05-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetic disk device and sector processing method

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KR100496180B1 (ko) * 1997-12-31 2005-09-02 삼성전자주식회사 하드 디스크 드라이브에서의 디펙 처리방법
US7016275B1 (en) 1999-04-21 2006-03-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Optical recording medium on which data may be stored seamlessly and method for processing defective area within the medium
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001003