JPH07280045A - ギヤ変速装置 - Google Patents

ギヤ変速装置

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JPH07280045A
JPH07280045A JP6068274A JP6827494A JPH07280045A JP H07280045 A JPH07280045 A JP H07280045A JP 6068274 A JP6068274 A JP 6068274A JP 6827494 A JP6827494 A JP 6827494A JP H07280045 A JPH07280045 A JP H07280045A
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JP
Japan
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transmission
gear
gears
shafts
shaft
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JP6068274A
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English (en)
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Nobushige Ichikawa
信繁 市川
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ギヤ変速装置において、変速ギヤを伝動ギヤ
に咬合させる際に、変速ギヤ側及び伝動ギヤ側の両伝動
軸の回転数が素早く同調するシンクロ構造を備える。 【構成】 伝動軸8,9の各々に所定幅の接触面を持つ
一対の摩擦輪21を一体回転自在に支持し、両伝動軸
8,9の軸間距離を微小距離だけ変更操作するアクチュ
エータ23a,24aを備える。これにより、変速ギヤ
18が伝動ギヤ15側にスライド操作され始めると、ア
クチュエータ23aを軸間距離の接近側に作動させて両
伝動軸8,9の摩擦輪21の接触面どうしを接触させ、
変速ギヤ18が伝動ギヤ15に咬合すると、アクチュエ
ータ24aを軸間距離の離間側に作動させて両伝動軸
8,9の摩擦輪21の接触面どうしを離間させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行伝動系や作業装置
への伝動系等に使用されるギヤ変速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ギヤ変速装置としては、伝動上手側の伝
動軸と伝動下手側の伝動軸とを平行に配置して、両伝動
軸の一方に複数個の伝動ギヤを固定し他方の伝動軸にス
ライド操作自在な複数個の変速ギヤを外嵌して、選択さ
れた変速ギヤをスライド操作して伝動ギヤに咬合及び離
間させることにより、両伝動軸の間で変速可能に構成し
たものが多くある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のギヤ変速装置に
おいて、変速ギヤを伝動ギヤに円滑に咬合させるために
は、変速操作時に変速ギヤ側の伝動軸の回転数と、伝動
ギヤ側の伝動軸の回転数とを同調させる必要がある。こ
の場合、シンクロナイザーリングやシンクロナイザーコ
ーンを使用したシンクロメッシュ型式が多く使用されて
いるが、特に大きな負荷が掛かるようなギヤ変速装置の
場合に、既存のシンクロメッシュ型式では前述の回転数
の同調作用が充分ではないようなことがある。本発明は
ギヤ変速装置において、比較的簡単な構造で前述の回転
数の同調が充分に行えるように構成することを目的とし
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は以上のよ
うなギヤ変速装置において、次のように構成することに
ある。つまり、 〔1〕伝動上手側の伝動軸と伝動下手側の伝動軸とを平
行に配置し、両伝動軸の一方に複数個の伝動ギヤを固定
して、他方の伝動軸にスライド操作自在な複数個の変速
ギヤを外嵌し、選択された変速ギヤをスライド操作して
伝動ギヤに咬合及び離間操作することにより、両伝動軸
の間で変速可能に構成し、両伝動軸の各々に所定幅の接
触面を持つ一対の摩擦輪を一体回転自在に支持し、両伝
動軸の軸間距離を微小距離だけ変更操作するアクチュエ
ータを備えると共に、伝動ギヤから離れていた変速ギヤ
が伝動ギヤとの咬合側にスライド操作され始めると、ア
クチュエータを軸間距離の接近側に作動させて両伝動軸
の摩擦輪の接触面どうしを接触させ、変速ギヤが伝動ギ
ヤに咬合すると、アクチュエータを軸間距離の離間側に
作動させて両伝動軸の摩擦輪の接触面どうしを離間させ
る制御手段を備えてある。
【0005】〔2〕前項〔1〕の構成において、変速ギ
ヤが伝動ギヤから離れている状態で両伝動軸の摩擦輪の
接触面どうしが接触するように、アクチュエータを軸間
距離の接近側に作動操作可能な補助制御手段を備えてあ
る。
【0006】〔3〕前項〔1〕又は〔2〕の構成におい
て、変速ギヤが支持されている伝動軸の摩擦輪を、伝動
軸と一体回転自在、且つ、変速ギヤと一体でスライド操
作可能に構成し、変速ギヤが伝動ギヤから離れている状
態で両伝動軸の摩擦輪の接触面どうしが対向し、変速ギ
ヤが伝動ギヤに咬合した状態で両伝動軸の摩擦輪の接触
面どうしが伝動軸の軸芯方向に離れるように設定してあ
る。
【0007】
【作用】
〔I〕前項〔1〕のように構成すると例えば図1に示す
ように、伝動ギヤ15から離れている変速ギヤ18をス
ライド操作して伝動ギヤ15に咬合させる場合、アクチ
ュエータ23aにより伝動軸8,9の軸間距離が接近側
に微小距離だけ変更操作され、両伝動軸8,9の摩擦輪
21の接触面どうしが押圧されて、伝動軸8の動力が摩
擦輪21を介して伝動軸9に伝達され、伝動軸8の回転
数と伝動軸9の回転数とが同調する。
【0008】この場合、摩擦輪21の接触面が所定幅を
持つ広いものである点、並びに、アクチュエータ23a
によって摩擦輪21の接触面どうしが押圧される点の2
点により、伝動軸8の動力が伝動軸9に充分に伝達され
て、伝動軸8の回転数と伝動軸9の回転数とが素早く同
調する。これにより、変速ギヤ18を円滑に伝動ギヤ1
5に咬合させることができる。以上のように変速ギヤ1
8を伝動ギヤ15に咬合させると、アクチュエータ24
aにより伝動軸8,9の軸間距離が離間側に微小距離だ
け変更操作されて、両伝動軸8,9の摩擦輪21の接触
面どうしが離れ、変速ギヤ18及び伝動ギヤ15を介し
て動力が伝達される通常の伝動状態に戻るのである。
【0009】〔II〕前項〔2〕のように構成すると、
前項〔1〕の構成の場合と同様に前項〔I〕に記載の
「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作
用」を備えている。つまり、前項〔2〕のように構成す
ると例えば図1に示すように、変速ギヤ18を伝動ギヤ
15に咬合させていない状態(変速ギヤ18及び伝動ギ
ヤ15を介して動力が伝達されない状態)において、ア
クチュエータ23aを単独で作動させることにより、伝
動軸8,9の摩擦輪21の接触面どうしを押圧させるこ
とができる。
【0010】レシプロ型式のエンジンからの動力をギヤ
変速装置を介して伝達する場合、エンジンの不等速回転
により、ギヤ変速装置の変速ギヤ及び伝動ギヤのギヤ歯
どうしが繰り返して当たることによる騒音を発生させな
がら、動力が伝達されることがある。従って、軽負荷で
の伝動時には前述のように変速ギヤ及び伝動ギヤを離し
た状態に設定し、アクチュエータにより摩擦輪の接触面
どうしを押圧すれば、ギヤ歯どうしが繰り返して当たる
ことによる騒音を抑えながら、摩擦輪を介して動力を伝
達することができる。
【0011】〔III〕前項〔3〕のように構成する
と、前項〔1〕又は〔2〕の構成の場合と同様に前項
〔I〕又は〔II〕に記載の「作用」を備えており、こ
れに加えて以下のような「作用」を備えている。つま
り、前項〔3〕のように構成すると例えば図1に示すよ
うに、変速ギヤ18が伝動ギヤ15から離れている状態
において、伝動軸8,9の摩擦輪21の摩擦面どうしは
対向しているが、変速ギヤ18をスライド操作して伝動
ギヤ15に咬合させると、これに連動して変速ギヤ18
側の摩擦輪21もスライド操作されて、変速ギヤ18側
の摩擦輪21の摩擦面が伝動ギヤ15側の摩擦輪21の
摩擦面から伝動軸8,9の軸芯方向に離れることにな
る。従って、変速ギヤ18が伝動ギヤ15に咬合した通
常の伝動状態において、振動等により伝動軸8,9が互
いに微小距離だけ接近したとしても、伝動軸8,9の摩
擦輪21の摩擦面どうしが接触するようなことはない。
【0012】
【発明の効果】請求項1のように、所定幅の摩擦輪をア
クチュエータで押圧するように構成することにより、変
速操作時に変速ギヤ側の伝動軸の回転数と伝動ギヤ側の
伝動軸の回転数とを充分に且つ素早く同調させることが
できるようになり、変速操作が円滑に行えるようになっ
て、ギヤ変速装置の変速操作性を向上させることができ
た。
【0013】請求項2のように構成すると、請求項1の
ように構成した場合と同様に前述の請求項1の「発明の
効果」を備えている。そして、請求項2のように構成す
ると軽負荷での伝動時には摩擦輪によって動力を伝達す
ることができるので、ギヤ歯どうしが繰り返して当たる
ことによる騒音を抑えながら動力を伝達することができ
るようになり、ギヤ変速装置の伝動性能を向上させるこ
とができる。
【0014】請求項3のように構成すると、請求項1又
は2のように構成した場合と同様に前述の請求項1又は
2の「発明の効果」を備えている。そして、請求項3の
ように構成すると変速ギヤが伝動ギヤに咬合した通常の
伝動状態において、伝動軸の摩擦輪の摩擦面どうしの接
触を避けることができるので、通常の伝動状態での摩擦
輪の摩擦面どうしの接触による不要な発熱や磨耗を抑え
ることができて、摩擦輪付近の耐久性を向上させること
ができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は作業車の一例である農用トラクタの走行伝
動系を示しており、エンジン1からの動力が主クラッチ
2から、第1伝動軸3及び多板式の油圧クラッチ4を介
して第2伝動軸5に伝達される。又、第1伝動軸3から
分岐した動力が第3伝動軸6及びワンウェイクラッチ7
を介して、第2伝動軸5に伝達される。
【0016】これにより、油圧クラッチ4を伝動遮断側
に操作していると、第1伝動軸3の動力が第3伝動軸6
及びワンウェイクラッチ7を介して、低速状態で第2伝
動軸5に伝達される。逆に油圧クラッチ4を伝動側に操
作すると、第1伝動軸3の動力が油圧クラッチ4を介し
て、高速状態で第2伝動軸5に伝達される。このよう
に、油圧クラッチ4の伝動側及び伝動遮断側への操作に
より、動力を高低2段に変速操作して第2伝動軸5から
第4伝動軸8に伝達することができる。
【0017】以上のようにして第4伝動軸8に伝達され
た動力が、前進2段後進1段に変速操作可能なギヤ変速
装置10から第5伝動軸9及び第6伝動軸11を介し
て、左右の後輪12に伝達されるのであり、第6伝動軸
11から分岐した動力が前輪伝動軸13を介して、左右
の前輪14に伝達されている。
【0018】次に、第4伝動軸8と第5伝動軸9との間
に構成されるギヤ変速装置10について説明する。図1
に示すように第5伝動軸9(伝動軸に相当)に、前進1
速ギヤ15(伝動ギヤに相当)、前進2速ギヤ16(伝
動ギヤに相当)及び後進ギヤ17が固定されている。第
4伝動軸8(伝動軸に相当)に、第1変速ギヤ18(変
速ギヤに相当)及び第2変速ギヤ19(変速ギヤに相
当)が、スプライン構造にてスライド操作自在に外嵌さ
れている。
【0019】第1変速ギヤ18及び第5伝動軸9に、所
定幅の接触面を持つ第1摩擦輪21(摩擦輪に相当)が
固定されている。この場合、第1変速ギヤ18の第1摩
擦輪21の外径を第1変速ギヤ18の外径と略同じに設
定し、第5伝動軸9の第1摩擦輪21の外径を前進1速
ギヤ15の外径と略同じに設定しており、通常の前進1
速状態において第1変速ギヤ18及び第5伝動軸9の両
第1摩擦輪21の接触面どうしが微小距離だけ離れてい
る。
【0020】第2変速ギヤ19及び第5伝動軸9に、所
定幅の接触面を持つ第2摩擦輪22(摩擦輪に相当)が
固定されている。この場合、第2変速ギヤ19の第2摩
擦輪22の外径を第2変速ギヤ19の外径と略同じに設
定し、第5伝動軸9の第2摩擦輪22の外径を前進2速
ギヤ16の外径と略同じに設定しており、通常の前進2
速状態において第2変速ギヤ19及び第5伝動軸9の両
第2摩擦輪22の接触面どうしが微小距離だけ離れてい
る。
【0021】第5伝動軸9の左右のベアリング部を押し
操作して、第5伝動軸9を第4伝動軸8側に微小距離だ
け接近させる一対の第1油圧シリンダ23a,23b
(アクチュエータに相当)が備えられており、第5伝動
軸9の左右のベアリング部を押し操作して、第5伝動軸
9を第4伝動軸8から微小距離だけ離間させて元の状態
に戻す一対の第2油圧シリンダ24a,24b(アクチ
ュエータに相当)が備えられている。
【0022】以上の構造により、例えば第1変速ギヤ1
8を前進1速ギヤ15に咬合させたような通常の前進1
速状態において、両第1摩擦輪21の接触面どうし及び
両第2摩擦輪22の接触面どうしが微小距離だけ離れる
程度に、第4及び第5伝動軸8,9の軸間距離が設定さ
れ、第4伝動軸8に対し第5伝動軸9が平行状態に維持
されている。前述の前進1速状態から変速レバー(図示
せず)を操作して前進2速状態に変速操作する場合、先
ず変速レバーにより第1変速ギヤ18が前進1速ギヤ1
5から紙面右方にスライド操作されて中立位置(図1に
示す状態)に操作される。次に、図1の中立位置にある
第2変速ギヤ19が紙面右方にスライド操作され始め
る。
【0023】この場合、変速レバーの操作に連動して前
進2速ギヤ16側の第1油圧シリンダ23bに作動油が
供給されて、第5伝動軸9の前進2速ギヤ16側が第4
伝動軸8側に微小距離だけ接近操作される。これによ
り、第4伝動軸8に対し第5伝動軸9が少し傾いた状態
となって、第2変速ギヤ19及び第5伝動軸9の第2摩
擦輪22の接触面どうしが押圧されて、第4伝動軸8か
らの動力が第2摩擦輪22を介して第5伝動軸9に伝達
されて、第4伝動軸8の回転数と第5伝動軸9の回転数
が第2変速ギヤ19及び前進2速ギヤ16の伝動比で同
調する。
【0024】このように、第4伝動軸8の回転数と第5
伝動軸9の回転数が第2変速ギヤ19及び前進2速ギヤ
16の伝動比で同調すると、第2変速ギヤ19を円滑に
前進2速ギヤ16に咬合させることができるのであり、
これと同時に第2変速ギヤ19及び第5伝動軸9の第2
摩擦輪22の摩擦面どうしが、第5伝動軸9の軸芯方向
に離れるのである。
【0025】以上のようにして第2変速ギヤ19が前進
2速ギヤ16に咬合すると、これに連動して前進2速ギ
ヤ16側の第1油圧シリンダ23bから作動油が抜か
れ、前進2速ギヤ16側の第2油圧シリンダ24bに作
動油が供給されて、元の状態に戻される。これにより、
両第1摩擦輪21の接触面どうし及び両第2摩擦輪22
の接触面どうしが微小距離だけ離れる程度に、第4及び
第5伝動軸8,9の軸間距離が設定され、第4伝動軸8
に対し第5伝動軸9が平行状態となる(以上、制御手段
に相当)。
【0026】以上のような前進1速状態から前進2速状
態への変速操作時に対して、前進2速状態から前進1速
状態への変速操作時には、前進1速ギヤ15側の第1及
び第2油圧シリンダ23a,24aが前述と同様に作動
する。そして、第1変速ギヤ18を後進ギヤ17に咬合
させる後進への変速操作時には、前述のような第1及び
第2油圧シリンダ23a〜24bの操作は行われない。
【0027】又、軽負荷での前進時にはギヤ変速装置1
0の第1及び第2変速ギヤ18,19を図1に示す中立
位置に操作した状態において、一方の第1油圧シリンダ
23a,23bに別の手動スイッチ(図示せず)の操作
により作動油を供給して、第1摩擦輪21の摩擦面どう
し又は第2摩擦輪22の摩擦面どうしを押圧させること
ができる(以上、補助制御手段に相当)。
【0028】これにより、エンジン1の不等速回転によ
りギヤ歯どうしが繰り返して当たることによる騒音を抑
えながら、一方の第1油圧シリンダ23a又は他方の第
1油圧シリンダ23bに作動油を供給することによっ
て、第1又は第2摩擦輪21,22により前進1速状態
又は前進2速状態で機体を前進させることができるので
ある。
【0029】図2及び図1に示すように油圧クラッチ4
を支持する第2伝動軸5において、第2伝動軸5の端部
のベアリング20を支持するブロック25に、第2伝動
軸5の端部が当て付けられている。そして、油圧クラッ
チ4に作動油を供給する油路25a,5aがブロック2
5及び第2伝動軸5に設けられており、第2伝動軸5の
端部にシールリング26が設けられている。
【0030】〔別実施例〕図1に示す構造では第4伝動
軸8に第1及び第2変速ギヤ18,19を設け、第5伝
動軸9に前進1速及び前進2速ギヤ15,16を設けて
いるが、第4伝動軸8に第1変速ギヤ18と前進2速ギ
ヤ16を設け、第5伝動軸9に第2変速ギヤ19と前進
1速ギヤ15を設けてもよい。
【0031】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】農用トラクタにおける走行伝動系の概略を示す
【図2】走行伝動系における第2伝動軸の端部を支持す
るブロックの断面図
【符号の説明】
8,9 伝動軸 15,16 伝動ギヤ 18,19 変速ギヤ 21,22 摩擦輪 23a,23b,24a,24b アクチュエータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝動上手側の伝動軸(8)と伝動下手側
    の伝動軸(9)とを平行に配置し、前記両伝動軸
    (8),(9)の一方に複数個の伝動ギヤ(15),
    (16)を固定して、他方の伝動軸(8)にスライド操
    作自在な複数個の変速ギヤ(18),(19)を外嵌
    し、選択された変速ギヤ(18),(19)をスライド
    操作して前記伝動ギヤ(15),(16)に咬合及び離
    間操作することにより、前記両伝動軸(8),(9)の
    間で変速可能に構成し、 前記両伝動軸(8),(9)の各々に所定幅の接触面を
    持つ一対の摩擦輪(21),(22)を一体回転自在に
    支持し、前記両伝動軸(8),(9)の軸間距離を微小
    距離だけ変更操作するアクチュエータ(23a),(2
    3b),(24a),(24b)を備えると共に、 前記伝動ギヤ(15),(16)から離れていた変速ギ
    ヤ(18),(19)が伝動ギヤ(15),(16)と
    の咬合側にスライド操作され始めると、前記アクチュエ
    ータ(23a),(23b),(24a),(24b)
    を軸間距離の接近側に作動させて前記両伝動軸(8),
    (9)の摩擦輪(21),(22)の接触面どうしを接
    触させ、前記変速ギヤ(18),(19)が伝動ギヤ
    (15),(16)に咬合すると、前記アクチュエータ
    (23a),(23b),(24a),(24b)を軸
    間距離の離間側に作動させて前記両伝動軸(8),
    (9)の摩擦輪(21),(22)の接触面どうしを離
    間させる制御手段を備えてあるギヤ変速装置。
  2. 【請求項2】 前記変速ギヤ(18),(19)が伝動
    ギヤ(15),(16)から離れている状態において、
    前記両伝動軸(8),(9)の摩擦輪(21),(2
    2)の接触面どうしが接触するように、前記アクチュエ
    ータ(23a),(23b),(24a),(24b)
    を軸間距離の接近側に作動操作可能な補助制御手段を備
    えてある請求項1記載のギヤ変速装置。
  3. 【請求項3】 前記変速ギヤ(18),(19)が支持
    されている伝動軸(8)の摩擦輪(21),(22)
    を、前記伝動軸(8)と一体回転自在、且つ、前記変速
    ギヤ(18),(19)と一体でスライド操作可能に構
    成し、 前記変速ギヤ(18),(19)が伝動ギヤ(15),
    (16)から離れている状態で前記両伝動軸(8),
    (9)の摩擦輪(21),(22)の接触面どうしが対
    向し、前記変速ギヤ(18),(19)が伝動ギヤ(1
    5),(16)に咬合した状態で前記両伝動軸(8),
    (9)の摩擦輪(21),(22)の接触面どうしが伝
    動軸(8),(9)の軸芯方向に離れるように設定して
    ある請求項1又は2記載のギヤ変速装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009144904A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Hyundai Motor Co Ltd 車両用自動変速機

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JP2009144904A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Hyundai Motor Co Ltd 車両用自動変速機

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