JPH07254204A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

Info

Publication number
JPH07254204A
JPH07254204A JP6045486A JP4548694A JPH07254204A JP H07254204 A JPH07254204 A JP H07254204A JP 6045486 A JP6045486 A JP 6045486A JP 4548694 A JP4548694 A JP 4548694A JP H07254204 A JPH07254204 A JP H07254204A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical disk
data
access
frequency
storage means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6045486A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3086773B2 (ja
Inventor
Shiro Takagi
志郎 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP06045486A priority Critical patent/JP3086773B2/ja
Priority to US08/308,459 priority patent/US5495457A/en
Publication of JPH07254204A publication Critical patent/JPH07254204A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3086773B2 publication Critical patent/JP3086773B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
    • G11B17/228Control systems for magazines
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/002Programmed access in sequence to a plurality of record carriers or indexed parts, e.g. tracks, thereof, e.g. for editing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10527Audio or video recording; Data buffering arrangements
    • G11B2020/1062Data buffering arrangements, e.g. recording or playback buffers
    • G11B2020/1075Data buffering arrangements, e.g. recording or playback buffers the usage of the buffer being restricted to a specific kind of data
    • G11B2020/10759Data buffering arrangements, e.g. recording or playback buffers the usage of the buffer being restricted to a specific kind of data content data
    • G11B2020/10768Data buffering arrangements, e.g. recording or playback buffers the usage of the buffer being restricted to a specific kind of data content data by pre-caching the initial portion of songs or other recorded or downloaded data for starting playback instantly
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/40Combinations of multiple record carriers
    • G11B2220/41Flat as opposed to hierarchical combination, e.g. library of tapes or discs, CD changer, or groups of record carriers that together store one title

Landscapes

  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Memory System (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、光ディスクへのアクセスが、光デ
ィスクドライブに装填されている確率の高いものへ集中
し、光ディスクの交換回数を減少させることが可能とな
り、装置としてのレスポンス性能を向上させることが可
能となることを目的とする。 【構成】この発明のディスク装置は、光ディスク24上
のデータに関する過去のアクセス履歴と光ディスク24
の交換履歴を管理し、この履歴から将来のアクセス頻度
を予測し、高頻度と予測されるデータは高速デバイスと
してのキャッシュHDD4に格納し、中頻度と予測され
るデータを特定の光ディスク24上に集め、これらの光
ディスク24をできるだけ光ディスクドライブ22a、
…に装填しておくようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の光ディスクに
データが記録される光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オフィス内で管理するデータ量が
増大しており、これらの大量のデータを管理するため
に、大容量である可搬型光ディスクを複数枚格納する格
納セルと、複数の光ディスクドライブと、光ディスクド
ライブと格納セル間で光ディスクを移動させるアクセッ
サ(オートチェンジャー)とからなる集合光ディスク装
置を用いたものが多く提案されている。
【0003】しかしながらアクセッサによる光ディスク
の移動および光ディスクドライブへの装填・取り外し処
理は、他の処理に比較して非常に時間のかかる処理であ
るため、「集合光ディスク装置制御方式」(特開平5−
28615号公報)のように光ディスクの格納位置を工
夫して移動距離をできるだけ少なくするものなどが提案
されている。
【0004】また、光ディスクドライブのアクセスは、
ハードディスクと比べて遅いため、アクセスを高速化す
るために以下のような階層記憶制御を用いた装置も実用
化されている。
【0005】これは装置内に記憶されているデータの中
には良く(頻繁に)アクセスされるものと、あまりアク
セスされないものとがある性質を利用するもので、19
92年5月発行の日経バイト、P211〜213に見ら
れるように、良くアクセスされるデータをハードディス
クなどの高速デバイスに格納し、あまりアクセスされな
いデータを光ディスク上に格納するものである。こうす
ることで全てを半導体メモリやハードディスクだけで構
成するよりも遥かに安価で、しかもほぼ同じ性能を持つ
装置を構成することが可能となる。
【0006】このような、階層記憶制御を用いた集合光
ディスク装置において、データをアクセスする際、デー
タの存在場所は以下の3通りである。
【0007】場所A)ハードディスクや半導体メモリな
どの高速な上位階層記憶部内 場所B)光ディスクドライブに装填されている光ディス
ク内 場所C)格納セル上の未装填状態の光ディスク内 場所Aの場合は一番高速にアクセスされることになる。
一般的に光ディスクドライブの性能はハードディスクの
数分の1であるので、場所Bの場合には場所Aに比べて
アクセスに数倍の時間がかかることになる。
【0008】場所Cの場合には、まず光ディスクドライ
ブ内に装填されている光ディスクを取り外し、アクセス
するデータの入っている光ディスクを光ディスクドライ
ブに装填し、それからデータを読み書きすることにな
る。これらの処理にかかる時間は、場所Aの場合と比べ
て数百倍もかかる。主な原因は光ディスクを光ディスク
ドライブから取り外す前に行うスピンダウン処理(光デ
ィスクドライブの回転モータを停止する処理)、装填後
のスピンアップ処理(光ディスクドライブの回転モータ
を所定回転数にする処理)などである。
【0009】これらのことから、アクセスするデータが
格納セル上の光ディスク内にある場合は、非常に時間の
かかることがわかる。つまり、良くアクセスされるデー
タを上位階層記憶部内だけではなく、光ディスクドライ
ブに装填されている光ディスク上に集めておくことが重
要となる。
【0010】従来の集合光ディスク装置においては、場
所Bと場所Cを区別せずに管理するものであった。つま
り、良くアクセスされるデータは上位階層記憶部である
ハードディスクに格納されるが、その他のデータは光デ
ィスク上に格納される方式であり、その光ディスクが光
ディスクドライブに装填されているかどうかといった管
理を行わないものであった。そのため、アクセスするデ
ータがハードディスク内に無い場合は、かなり大きい確
率で光ディスクドライブ内と格納セル上の光ディスクの
交換が行われ、非常にレスポンス性能の低い装置となる
問題点があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
ように、良くアクセスされるデータは上位階層記憶部で
あるハードディスクに格納され、その他のデータは光デ
ィスク上に格納されるものにおいて、その光ディスクが
光ディスクドライブに装填されているかどうかといった
管理を行わないものであったため、アクセスするデータ
がハードディスク内に無い場合は、かなり大きい確率で
光ディスクドライブ内と格納セル上の光ディスクの交換
が行われ、非常にレスポンス性能が低いという欠点を除
去するもので、光ディスクへのアクセスが、光ディスク
ドライブに装填されている確率の高いものへ集中し、光
ディスクの交換回数を減少させることが可能となり、レ
スポンス性能を向上させることができる光ディスク装置
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスク装
置は、第1の光ディスクを着脱可能に複数格納する格納
手段、上記第1の光ディスクに記憶された情報の読み出
しおよび上記第1の光ディスクへの情報の書き込みを行
う第1の情報読み書き手段、上記第1の光ディスクを上
記格納手段または上記第1の情報読み書き手段に搬送す
る搬送手段、装填されている第2の光ディスクに記憶さ
れた情報の読み出しおよび上記第2の光ディスクへの情
報の書き込みを行う第2の情報読み書き手段、高速アク
セスされるデータを記憶する上位階層記憶手段を有する
ものにおいて、データに対するアクセス頻度が、第1の
アクセス頻度か、この第1のアクセス頻度より低い第2
のアクセス頻度か、この第2のアクセス頻度より低い第
3のアクセス頻度かを判断する判断手段、およびこの判
断手段により第1のアクセス頻度と判断した際、上記デ
ータを上記上位階層記憶手段に記憶し、上記判断手段に
より第2のアクセス頻度と判断した際、上記データを上
記第1の光ディスクに記憶し、上記判断手段により第3
のアクセス頻度と判断した際、上記データを上記第2の
光ディスクに記憶する記憶手段から構成されている。
【0013】この発明の光ディスク装置は、光ディスク
を着脱可能に複数格納する格納手段と、上記光ディスク
に記憶された情報の読み出しおよび上記光ディスクへの
情報の書き込みを行う情報読み書き手段と、上記光ディ
スクを上記格納手段または上記情報読み書き手段に搬送
する搬送手段と、高頻度にアクセスされるデータを記憶
する上位階層記憶手段とを持つものにおいて、上記光デ
ィスクに、装填される優先度を付加して管理する光ディ
スク管理手段、データに対するアクセスの時刻を記憶す
るアクセス履歴記憶手段、上記光ディスクの交換した時
刻を記憶する交換履歴記憶手段、上記アクセス履歴記憶
手段と上記交換履歴記憶手段内の記憶内容によりデータ
のアクセス頻度を予測するアクセス頻度予測手段、およ
び上記上位階層記憶手段からデータが追い出される際
に、上記アクセス頻度予測手段によりそのデータのアク
セス頻度を予測し、中頻度と予測された場合は、このデ
ータを上記情報読み書き手段に装填される優先度の高い
光ディスク内の未使用領域に移動し、元の記憶領域から
削除して未使用領域とし、低頻度と予測されかつ上位階
層記憶手段内のデータが更新されている時は、このデー
タを上記情報読み書き手段に装填される確率の低い上記
光ディスクの未使用領域に移動し、元の記憶領域から削
除する制御手段から構成されている。
【0014】この発明の光ディスク装置は、光ディスク
を着脱可能に複数格納する格納手段、光ディスクに記憶
された情報の読み出しおよび光ディスクへの情報の書き
込みを行う情報読み書き手段、光ディスクを格納手段ま
たは情報読み書き手段に搬送する搬送手段、高頻度にア
クセスされるデータを記憶する上位階層記憶手段とを持
つものにおいて、光ディスクに装填される優先度を付加
して管理する光ディスク管理手段、データに対するアク
セスの時刻を記憶するアクセス履歴記憶手段、光ディス
クの交換した時刻を記憶する交換履歴記憶手段と、アク
セス履歴記憶手段と交換履歴記憶手段内のデータからデ
ータのアクセス頻度を予測するアクセス頻度予測手段、
上記複数の光ディスク内の未使用領域を詰めて全ての領
域が未使用領域である1枚の光ディスクを作成する処理
手段、上記上位階層記憶手段からデータが追い出される
際に、上記アクセス頻度予測手段によりそのデータのア
クセス頻度を予測し、中頻度と予測された場合は、この
データを上記情報読み書き手段に装填される優先度の高
い光ディスク内の未使用領域に移動し、元の記憶領域か
ら削除して未使用領域とし、低頻度と予測されかつ上位
階層記憶手段内のデータが更新されている時は、このデ
ータを上記情報読み書き手段に装填される確率の低い光
ディスクの未使用領域に移動し、元の記憶領域から削除
する第1の制御手段、および上記情報読み書き手段に装
填される優先度の高い光ディスク内の未使用領域がなく
なった際に、上記処理手段により全ての領域が未使用領
域である1枚の光ディスクを作成し、この作成された光
ディスクを上記情報読み書き手段に装填される優先度の
高い光ディスクに変更する第2の制御手段から構成され
ている。
【0015】この発明の光ディスク装置は、光ディスク
を着脱可能に複数格納する格納手段、光ディスクに記憶
された情報の読み出しおよび光ディスクへの情報の書き
込みを行う情報読み書き手段、光ディスクを格納手段ま
たは情報読み書き手段に搬送する搬送手段、高頻度にア
クセスされるデータを記憶する上位階層記憶手段とを持
つものにおいて、光ディスクに装填される優先度を付加
して管理する光ディスク管理手段、データに対するアク
セスの時刻を記憶するアクセス履歴記憶手段、光ディス
クの交換した時刻を記憶する交換履歴記憶手段と、アク
セス履歴記憶手段と交換履歴記憶手段内のデータからデ
ータのアクセス頻度を予測するアクセス頻度予測手段、
上記複数の光ディスク内の未使用領域をアクセス頻度順
序に沿って詰めて全ての領域が未使用領域である1枚の
光ディスクを作成する第1の処理手段、上記複数の光デ
ィスク内の未使用領域を詰めて全ての領域が未使用領域
である1枚の光ディスクをデータ移動回数の少ない状態
で作成する第2の処理手段、上記上位階層記憶手段から
データが追い出される際に、上記アクセス頻度予測手段
によりそのデータのアクセス頻度を予測し、中頻度と予
測された場合は、このデータを上記情報読み書き手段に
装填される優先度の高い光ディスク内の未使用領域に移
動し、元の記憶領域から削除して未使用領域とし、低頻
度と予測されかつ上位階層記憶手段内のデータが更新さ
れている時は、このデータを上記情報読み書き手段に装
填される確率の低い光ディスクの未使用領域に移動し、
元の記憶領域から削除する第1の制御手段、および上記
情報読み書き手段に装填される優先度の高い光ディスク
内の未使用領域がなくなった際に、上記光ディスクの交
換時間間隔が長い時は、上記第1の処理手段により全て
の領域が未使用領域である1枚の光ディスクを作成し、
上記光ディスクの交換時間間隔が短い時は、上記第2の
処理手段により全ての領域が未使用領域である1枚の光
ディスクを作成し、上記作成された光ディスクを上記情
報読み書き手段に装填される優先度の高い光ディスクに
変更する第2の制御手段から構成されている。
【0016】この発明のアクセス頻度の予測方法は、光
ディスクの交換履歴を記憶する手段、光ディスクに記憶
されているデータのアクセス頻度を記憶する手段、上記
光ディスクの交換履歴により光ディスクの交換時刻を予
測する手段、上記光ディスクに記憶されているデータの
アクセス頻度により次のアクセス時刻を予測する手段、
および上記予測した光ディスクの交換時刻と上記予測し
た次のデータのアクセス時刻とを比較し、その次のデー
タのアクセス時刻が光ディスクの交換時刻より前の場合
に、中頻度のデータと判定し、その次のデータのアクセ
ス時刻が光ディスクの交換時刻より後の場合に、低頻度
のデータと判定する手段から構成されている。
【0017】
【作用】この発明は、上記のような構成において、複数
の光ディスク上のデータに関する過去のアクセス履歴と
光ディスクの交換履歴を管理し、この履歴から将来のア
クセス頻度を予測し、高頻度と予測されるデータはハー
ドディスクなどの高速デバイスに格納し、中頻度と予測
されるデータを特定の光ディスク上に集め、これらの光
ディスクをできるだけ光ディスクドライブに装填してお
くようにしたものである。
【0018】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0019】図1はこの発明の光ディスク装置のシステ
ム構成図である。
【0020】この光ディスク装置は、CPU1、メイン
メモリ2、HDD3、キャッシュHDD4、オートチェ
ンジャー制御部5、光ディスクドライブ制御部6、オー
トチェンジャー7、および通信制御部8によって構成さ
れている。
【0021】HDD3、メインメモリ2はプログラムお
よびデータを記憶するためのものである。
【0022】CPU1は全体の動作を制御するものであ
り、HDD3内に記憶されているプログラムをメインメ
モリ2に読み出し、この内容に従って各部を制御する。
【0023】オートチェンジャー7は、複数の格納セル
21a〜21kと複数の光ディスクドライブ22a〜2
2dとアクセッサ23とから構成され、オートチェンジ
ャー制御部5により制御される。
【0024】格納セル21a(21b〜21k)は光デ
ィスク24を格納するためのものである。格納セル21
a〜21hは番号0から10まであり、番号0の格納セ
ル21aは光ディスクドライブ22a〜22dと光ディ
スク24を出し入れするための窓であり、番号1から番
号10の10個の格納セル21b〜21kに光ディスク
24を格納することができる。
【0025】光ディスクドライブ22a、…22dは、
光ディスク24へのデータの書き込みと読み出しを行う
ものである。光ディスクドライブ制御部6により4台の
光ディスクドライブ22a、…22dが制御される。
【0026】アクセッサ23は、格納セル21a、…と
光ディスクドライブ22a、…22d間で光ディスク2
4を移動させるものである。
【0027】キャッシュHDD4は、光ディスクドライ
ブ22a、…から読み出されたデータなどを記憶してお
くHDDであり、特に良くアクセスされるデータを記憶
する高速デバイスである。また、キャッシュHDD4内
には図示していない半導体メモリからなるキャッシュメ
モリとキャッシュ制御部が内蔵されており、LRU(L
east Reacently Used)方式などで
管理されている。
【0028】LRUアルゴリズムは「最近アクセスされ
たデータは今後もよくアクセスされる」という仮説に基
づき、キャッシュ満杯時に最も過去にアクセスされた
(LRU)ものを追い出すものである。
【0029】通信制御部8はLAN9に接続しており、
LAN9を通して外部装置から送られてくるコマンドを
受信し、処理結果を送信するものである。
【0030】これらの各部はシステムバス10により接
続されている。
【0031】なお、光ディスク24は光磁気ディスクで
あり、データの追記書き込みだけでなく、データの削除
や変更も可能である。
【0032】本装置内のデータは全てブロック単位(1
Kバイト(Kは1024))で管理されている。1枚の
光ディスク24の容量は256Mバイト(Mは1024
K)で、全部で10枚の光ディスク24、…が管理され
ている。その内8枚分の領域がデータ記憶用に使用さ
れ、残りの2枚分の領域はデータとデータ間の隙間用と
して割り当てられている。装置全体では8枚の光ディス
ク分の容量である2Gバイト(Gは1024M)のデー
タを管理することができる。キャッシュHDD4は装置
全体容量の約5%である100Mバイトの容量である。
【0033】装置内では、管理する2Gバイトの容量で
ある論理ブロックに対して論理ブロックNo(1から2
M)が付けられており、各論理ブロックは管理テーブル
11により、実際にデータが格納されている光ディスク
24のNoと物理ブロックNoとアクセス履歴が管理さ
れている。アクセス履歴は論理ブロックが将来どの程度
アクセスされるかどうかを予測するために使用される。
LAN9を通して送られてくるコマンドは論理ブロック
に対する読み出しと書き込み要求である。読み出し処理
時はキャッシュHDD4上にデータをロードしてから外
部装置にデータを返信し、書き込み時はキャッシュHD
D4上に書き込むデータをロードしてから返信する。
【0034】図2は本装置の処理概略を示したものであ
る。
【0035】論理ブロックが記憶される場所は、高頻度
にアクセスされる高頻度ブロックを格納するキャッシュ
HDD4上と、中頻度ブロックを格納する1枚の中頻度
格納用光ディスク24上と、低頻度ブロックを格納する
複数枚の低頻度格納用光ディスク24上の3箇所に存在
する。中頻度格納用光ディスク24は常の光ディスクド
ライブ22a、…のいずれかに装填されている。
【0036】複数枚の低頻度格納用光ディスク24は残
りの光ディスクドライブ(22a、…)を用いて装填さ
れる。このため、大多数の低頻度格納用光ディスク2
4、…は格納セル21a、…上に存在する。また複数枚
の低頻度格納用光ディスク24、…にはこれらの中でも
アクセス頻度による順番が管理されている。図2の上に
あるものほどよりアクセス頻度の高い論理ブロックの格
納された低頻度格納用光ディスク24であることを示
す。
【0037】本装置が論理ブロックに対する読み出しコ
マンドを受信した場合の概略処理は以下のようになる。
【0038】まず、キャッシュHDD4内に指定された
論理ブロックが存在するかどうかを調べ、存在する場合
はそのデータを外部装置に返信する。キャッシュHDD
4内に存在しない時は、データが記憶されている光ディ
スク24を光ディスクドライブ22a、…のいずれかに
装填して対応する物理ブロックよりデータを読み出し、
キャッシュHDD4に格納し、データを外部装置に返信
する。この時、キャッシュHDD4が満杯で光ディスク
24から読み出すデータを格納する空き領域が存在しな
い場合は、キャッシュHDD4の中から一番アクセス頻
度の低いと予測される論理ブロックを選択してキャッシ
ュHDD4から追い出す処理(パージ処理)を前もって
行う。
【0039】論理ブロックのパージ処理は、まず選択さ
れたパージ論理ブロックの過去のアクセス履歴から将来
のアクセス頻度を予測する。中頻度と予測された場合
は、常に装填されている中頻度格納用光ディスク24の
未使用ブロックに書き込み、元の格納先である低頻度格
納用光ディスク24上の物理ブロックが未使用になった
ことを示す未使用マークが付加されたことを管理テーブ
ル11上に記憶しておく。しかし、この論理ブロックが
既に中頻度格納用光ディスク24上に存在する場合で、
かつデータが更新されていな時は単にキャッシュHDD
4内のデータを削除する。更新されている時は中頻度格
納用光ディスク24の同じ領域にデータを書き込む。
【0040】低頻度ブロックと予測された場合はキャッ
シュHDD4内のデータを削除する。ただし、パージ論
理ブロックのデータが更新されている場合は、現在装填
されている中で最もアクセス頻度の低い光ディスク24
上の未使用マークの付いた領域に書き込む。
【0041】図2の論理ブロックAは、低頻度格納用光
ディスク24からキャッシュHDD4上に書き込まれ、
そしてパージされる際に中頻度ブロックと予測され、中
頻度格納用光ディスク24上に書き込まれている。また
論理ブロックBはキャッシュHDD4からパージされる
際に低頻度ブロックと予測され、単にキャッシュHDD
4上から削除されている。
【0042】中頻度格納用光ディスク24の未使用領域
がなくなり満杯になった場合は、その光ディスク24を
低頻度格納用光ディスク24の中で最もアクセス頻度の
高いデータの格納されたものに設定し、空き光ディスク
24を新たに中頻度格納用光ディスク24と設定し、光
ディスクドライブ22a、…のいずれかに装填してお
く。
【0043】さらに、空き光ディスク24が無くなった
ら、低頻度格納用光ディスク24内の削除された未使用
ブロックを詰める処理(これをガーベージ処理と呼ぶ)
を行い、空き光ディスク24を作成する。本装置では未
使用となったブロックの隙間領域用に光ディスク2枚分
の領域が割り当てられているため、中頻度格納用光ディ
スク24に空き光ディスク24を新規に1枚割り当てた
状態でも、必ずもう1枚分の空き光ディスク24を作成
することが可能である。
【0044】図2では、中頻度格納用光ディスク24と
低頻度格納用光ディスク24と空き光ディスク24を順
番にシフトさせながらサイクリックに使用している状態
を示している。
【0045】このようにキャッシュHDD4からパージ
する論理ブロックに対して過去のアクセス履歴から将来
のアクセス頻度を予測し、中頻度と予測されたものを常
に装填されている中頻度格納用光ディスク24上に書き
込むことで、中頻度格納用光ディスク24に低頻度格納
用光ディスク24内よりアクセス頻度が高く、キャッシ
ュHDD4内よりアクセス頻度の低い論理ブロックが集
まることになる。また低頻度格納用光ディスク24は、
過去に中頻度格納用であった光ディスク24であり、図
2においてより上にあるものほど、最近に中頻度格納用
光ディスク24であったものであり、光ディスクドライ
ブ22a、…からある低頻度格納用光ディスク24を外
す場合には、より下にある低頻度格納用光ディスク24
を選択することで、光ディスク24の交換回数が減少す
ることになる。
【0046】本装置が論理ブロックに対する書き込みコ
マンドを受信した場合の概略処理は、まずキャッシュH
DD4内に空き領域を確保し、そこに書き込むデータを
ロードして、外部装置に返信する。キャッシュHDD4
に空き領域が無い場合は、前述した読み出しコマンド時
と同様の処理を行う。
【0047】次に、図3を用いて、論理ブロックに対す
る将来のアクセス頻度をいかに予測するかについて説明
する。
【0048】本装置では、各論理ブロックに対するアク
セス履歴と、中頻度格納用光ディスク24の交換履歴を
管理している。ここでの履歴とは過去2回分の処理時刻
である。
【0049】図3の横軸は時刻を示し、左から右に向か
って過去、現在、未来と進む。現時刻はNで示されてい
る。
【0050】中頻度格納用光ディスク24の交換履歴
は、最近の交換時刻はC1で示され、その前の交換時刻
はC2で示されている。
【0051】論理ブロックのアクセス履歴は、最近のア
クセスされた時刻がB1で示され、その前にアクセスさ
れた時刻がB2で示されている。
【0052】アクセス頻度の予測処理は、まず論理ブロ
ックに対する次回のアクセス時刻と、中頻度格納用光デ
ィスク24が満杯になり新たな空き光ディスク24と交
換される時刻を予測する。そして論理ブロックに対する
次回の予測アクセス時刻が、現在の中頻度格納用光ディ
スク24が装填されていると予測される期間内ならば、
その論理ブロックを中頻度ブロックと判定し、期間外な
らば低頻度ブロックと判定する。
【0053】論理ブロックに対する次回アクセスされる
時刻の予測方式は2種類あり、以下の式で算出される。
【0054】方式1)BF = B1 + ( B1
− B2 ) 方式2)BF2 = N + ( N − B2 ) 方式1はB1とB2をともに使用するものであり、各論
理ブロックに対するアクセスパターンが比較的安定して
いる場合に採用される。
【0055】方式2はB2のみを使用するものであり、
アクセスパターンの変動の大きい場合に採用される。
【0056】中頻度格納用光ディスク24の交換時刻の
予測は、以下の式で算出される。
【0057】 CF=C1+(C1−C2)・K (K≧1) このことから現在の中頻度格納用光ディスク24が装填
されていると予測される期間はC1からCFとなる。
【0058】方式1では、BFが装填期間内の場合に中
頻度ブロックと予測され、装填期間外の場合低頻度ブロ
ックと判定されることになる。図3では論理ブロックA
は中頻度ブロック、論理ブロックBは低頻度ブロックと
判定されたことを示している。
【0059】方式2では、BF2をもとに判定されるこ
とになる。
【0060】CF算出時のKは、論理ブロックに対する
アクセスがどの程度片寄っているかに応じて変える値で
ある。アクセスの片寄りが大きい場合は、低頻度格納用
光ディスク24の上位側にもアクセス頻度の高い論理ブ
ロックが集中するため、Kの値に大きい値を設定する。
逆に片寄りが小さい場合は、あまり頻度の高いブロック
が特定の光ディスク24に集中しないため、中頻度格納
用光ディスク24への書き込みが逆に性能低下を招く場
合があり、この時、Kには1に近い値を設定する。
【0061】次に、ガーベージ処理の概略について説明
する。ここでは9枚の光ディスク24の未使用領域を詰
めて、1枚の空き光ディスク24を作成する場合を想定
する。ガーベージ処理には処理1と処理2の2種類存在
し、図4はガーベージ処理1、図5はガーベージ処理2
を示す図である。ガーベージ処理1は、ブロックの移動
量の少なさを最優先したものであり、ガーベージ処理2
は、アクセス頻度によるデータ順を最優先したものであ
る。
【0062】図4、図5において、ハッチングされてい
る領域は論理ブロック格納用に使用されていることを示
し、また左側の光ディスク24ほどアクセス頻度の高い
データの格納されている光ディスク24を示す。
【0063】ガーベージ処理1では、最左の光ディスク
24内の論理ブロックの格納先として使用されている物
理ブロックデータを全て他の光ディスク24の未使用で
ある物理ブロックへ移動し、最左の光ディスク24を空
き光ディスク24にするものである。この場合、移動す
るブロック数は最大でも、光ディスク1枚分でであり、
高速に処理することが可能である。しかし、最左の光デ
ィスク24内のアクセス頻度の高い論理ブロックが、そ
の他の光ディスク24に分散してしまうため、アクセス
頻度による論理ブロックの順序が乱れる。
【0064】ガーベージ処理2は、アクセス頻度による
論理ブロックの順序を保つことを最優先に処理する方式
である。まず、最左の光ディスク24の全部の未使用で
ある物理ブロックに、左から2番目の光ディスク24の
使用されている物理ブロックデータを移動する。その
後、左から3番目の光ディスク24から2番目の光ディ
スク24というように、最後の光ディスク24まで順に
移動処理を行う。こうすることで、アクセス頻度による
論理ブロックの順序を保つことが可能となるが、移動す
る論理ブロック数がガーベージ処理1に比較して多く、
処理に時間がかかる。
【0065】本装置では、装置の状態によって上記のガ
ーベージ処理1と2を使い分けるようにしている。具体
的には、装置内の処理に余裕がある場合には、ガーベー
ジ処理2を用い、忙しい場合にはガーベージ処理1を用
いるようにしている。
【0066】次に、本装置の処理内容を詳細に説明す
る。
【0067】図6から図12に本装置で使用する管理テ
ーブル11の初期時のものを示す。
【0068】初期時には、本装置にデータは書き込まれ
ておらず全てのデータは0であるとする。また、全ての
論理ブロックは低頻度格納用の光ディスク24、…の8
枚に割り当てられており、キャッシュHDD4には論理
ブロックNoの小さいものから100K(×1024)
個格納されているものとする。
【0069】図6は本装置全体の構成を示す構成管理テ
ーブル31である。「光ディスク枚数」は本装置で管理
する光ディスク枚数であり、ここでは10枚であり、そ
れぞれ光ディスクNoが1から10まで割り当てられて
いる。「物理ブロック総数/光ディスク」は光ディスク
1枚内の物理ブロックの総数であり、ここでは256K
であり、それぞれ物理ブロックNoが1から256Kま
で割り当てられている。
【0070】1ブロックは1Kバイトであるので、光デ
ィスク1枚の容量は256Mバイトなる。「キャッシュ
HDDブロック総数」はキャッシュHDD4内の総ブロ
ック数であり、ここでは100Kであり、それぞれキャ
ッシュブロックNoが1から100Kまで割り当てられ
ている。容量は100Mバイトであり、本装置の全体管
理容量(2Gバイト)の約5%に相当する。「光ディス
クドライブ数」はオートチェンジャー7に内蔵されてい
る光ディスクドライブ22a、…の総数であり、ここで
は4台であり、それぞれ光ディスクドライブNoが1か
ら4まで割り当てられている。「空き光ディスク枚数」
は現在使用されていない中身が空の光ディスク24の枚
数であり、ここでは1枚である。
【0071】「処理モード」は本装置がどの処理をして
いるかを示すものであり、ここでは通常処理モードであ
り、外部装置からのコマンド要求による処理のみを行っ
ている。空き光ディスク24がなくなった場合はガーベ
ージ処理モードとなり、コマンド処理と並行して空きデ
ィスクを作成するガーベージ処理を行う。
【0072】図7はキャッシュHDD4からパージさ
れ、中頻度ブロックと判定された論理ブロックを書き込
む1枚の中頻度格納用光ディスク24に関する中頻度格
納用光ディスク管理テーブル32である。「光ディスク
No」は現在中頻度格納用光ディスク24に割り当てら
れている光ディスクNoであり、ここでは10である。
「光ディスク交換時刻1」と「光ディスク交換時刻2」
は最近交換された時刻とその前に交換された時刻であ
り、ここでは初期時でありまだ1回も交換されていない
ため、00:00が設定されている。
【0073】図8は2M個の全論理ブロックを管理する
論理ブロック管理テーブル33である。「光ディスクN
o」と「物理ブロックNo」は論理ブロックのデータが
実際に格納されている光ディスク24とその中の物理ブ
ロックNoである。「アクセス時刻1」と「アクセス時
刻2」はそれぞれ最近アクセスされた時刻とその前に本
論理ブロックが外部装置よりアクセスされた時刻であ
る。「論理フラグ」はその論理ブロックのデータが光デ
ィスク24上にのみある(O)か、光ディスク24上と
同じデータがキャッシュHDD4上にもある(クリー
ン:C)か、光ディスク24上のデータが更新されたも
のがキャッシュHDD4上にある(ダーティ:D)かを
示す。
【0074】Noが1である論理ブロックデータはNo
が1である光ディスク24上の、Noが1である物理ブ
ロック上に格納されており、まだ1回もアクセスがない
ためアクセス時刻1と2はともに00:00である。論
理ブロックNoが1から100Kのデータはキャッシュ
HDD4内に同じデータが存在するため、論理フラグは
Cであり、他は光ディスク24上にのみ存在するため論
理フラグはOである。
【0075】外部装置からの読み出し要求で論理ブロッ
クが光ディスク24からキャッシュHDD4に読み出さ
れると論理フラグはOからCに変わり、またキャッシュ
HDD4からパージされるとCからOに変わる。外部装
置からの書き込み要求時は論理フラグにDが設定され
る。この論理ブロックがパージされるとDからOに変わ
る。
【0076】図9は10枚の光ディスク24内の物理ブ
ロックを管理する物理ブロック管理テーブル34であ
り、Noが1である光ディスク24の、Noが1である
物理ブロックから順番に管理されている。物理フラグは
対応する物理ブロックが論理ブロックとして使用されて
いる(使用)か、使用されていない(未使用)かを示
し、使用の場合にはその「論理ブロックNo」に論理ブ
ロックNoが設定される。初期状態では光ディスクNo
が1から8の光ディスク24内の全物理ブロックは使用
されており、光ディスクNoが9と10の光ディスク2
4内の全物理ブロックは未使用に設定されている。
【0077】論理ブロックがキャッシュHDD4からパ
ージされる際に中頻度ブロックと予測される場合は、対
応する物理ブロックの物理フラグは未使用となり、中頻
度格納用光ディスク24内の未使用である物理ブロック
にデータが書き込まれ、この物理ブロックの物理フラグ
が使用に変更される。
【0078】図10はキャッシュHDD4内に格納され
ている100K(×1024)個の論理ブロックを管理
するキャッシュHDDブロック管理テーブル35であ
る。各キャッシュHDDブロックに格納されている論理
ブロックの番号が「論理ブロックNo」に格納される。
【0079】図11は本装置内の全ての10枚の光ディ
スク24を管理する光ディスク管理テーブル36であ
る。「優先度フラグ」は各光ディスク24にどの程度ア
クセス頻度の高いデータが格納されているかを示す値で
あり、小さいほどアクセス頻度の高いデータが格納され
ていることを示す。ただし−1は空き光ディスク24を
示し、データが格納されていないことを示す。この値が
0は中頻度格納用光ディスク24を示し、正の値は低頻
度格納用光ディスク24を示し、初期時は、Noが1か
ら8がである光ディスク24が低頻度格納用で、9が空
き、そして10が中頻度格納用に設定されている。「格
納セルNo」はオートチェンジャー7内の格納セル21
a、…の番号であり、光ディスク24が光ディスクドラ
イブ22a、…から外された時、この番号で示される格
納セル21a、…に格納される。
【0080】図12は4台の光ディスクドライブ22
a、…を管理する光ディスクドライブ管理テーブル37
である。「光ディスクNo」は各光ディスクドライブ2
2a、…に装填されている光ディスク24のNoであ
る。初期時では、Noが1の光ディスクドライブ22a
に光ディスクNoが10の中頻度格納用光ディスク24
が装填され、Noが2の光ディスクドライブ22bには
光ディスクNoが1の低頻度格納用光ディスク24が、
Noが3の光ディスクドライブ22cには光ディスクN
oが2の低頻度格納用光ディスク24が、Noが4の光
ディスクドライブ22dには光ディスクNoが3の低頻
度格納用光ディスク24が装填されている。「ドライブ
フラグ」は中頻度、低頻度、ガーベージの3つの状態が
ある。ドライブフラグが中頻度の場合はその光ディスク
ドライブ(22a、…)に中頻度格納用光ディスク24
が装填されていることを示し、低頻度の場合は低頻度格
納用光ディスク24が装填されていることを示し、ガー
ベージの場合はその光ディスクドライブがガーベージ処
理用に使用されていることを示す。
【0081】図13から図28に本装置の制御部の処理
手順を表すフローチャートを示す。
【0082】図13は本装置に全体処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【0083】まず、HDD3に記憶されている図6から
図12に示した各管理テーブル31〜37を読み出し、
メインメモリ2上に格納する。
【0084】そして光ディスクドライブ管理テーブル3
7内に設定に従って、各光ディスクドライブ22a、…
に指定の光ディスク24を装填する。
【0085】その後、外部装置より送信されるコマンド
を通信制御部8により受信し、各コマンドに従った処理
を行う。
【0086】コマンドが「論理ブロック読み出し」の場
合には、外部装置より指定された論理ブロックデータを
読み出す処理(図14)を行う。
【0087】コマンドが「論理ブロック書き込み」の場
合には、外部装置より受信したブロックデータを指定さ
れた論理ブロックへ書き込む処理(図22)を行う。
【0088】コマンドが「運用管理」の場合には、運用
管理処理(図23)を行う。
【0089】コマンドが「終了」の場合には、メインメ
モリ2内の各管理テーブル31〜37のデータをHDD
3内に保存書き込みし、各光ディスクドライブ22a、
…内に装填されている光ディスク24、…を格納セル2
1a、…に戻し、処理を終了する。
【0090】図14に論理ブロック読み出し処理のフロ
ーチャートを示す。
【0091】まず、キャッシュHDDブロック管理テー
ブル35をサーチして指定された論理ブロックがキャッ
シュHDD4内に存在するかどうかを調べる。存在する
場合は、その論理ブロックのアクセス履歴を更新する処
理(図19)を行い、キャッシュHDD4内の論理ブロ
ックデータを通信制御部8により外部装置に送信し、リ
ターンする。
【0092】キャッシュHDD4内に指定された論理ブ
ロックが存在しない場合は、キャッシュHDD4内のも
っともアクセス頻度の低い論理ブロックデータをパージ
する処理(図15)を行い、1ブロック分の空きスペー
スを確保し、ここに論理ブロックデータの格納されてい
る光ディスク24内の物理ブロックからデータを読み出
す処理(図18)を行う。その後、キャッシュHDDブ
ロック管理テーブル35の読み込まれたキャッシュHD
Dブロックに対応する「論理ブロックNo」を更新し、
論理ブロック管理テーブル33内の対応する論理フラグ
にCを設定しする。そしてアクセス履歴更新処理と、デ
ータ送信処理を行いリターンする。
【0093】図15はキャッシュHDD4内から最もア
クセス頻度の低い論理ブロックを選択し、パージする処
理のフローチャートを示したものである。
【0094】まず、キャッシュHDD4内に存在し、そ
のアクセス時刻2が最も古い論理ブロックを選択する。
選択されたものをパージ論理ブロックと呼ぶことにす
る。
【0095】次に、選択されたパージ論理ブロックの頻
度予測処理(図20)を行う。低頻度と予測された場合
は更にパージ論理ブロックの論理フラグを参照する。
【0096】予測頻度が低頻度で、論理フラグがクリー
ンの時は、単に論理フラグをOに設定し、リターンす
る。
【0097】予測頻度が低頻度で、論理フラグがダーテ
ィの場合は、低頻度格納用光ディスク24にキャッシュ
HDD4内の更新されているデータを書き込む処理(図
17)を行う。そして、論理ブロックの新たな格納先で
ある物理ブロックの物理フラグを未使用から使用に変更
し、元の格納先の物理フラグは使用から未使用に変更
し、新たな格納先の光ディスクNoと物理ブロックNo
を論理ブロック管理テーブル33に設定し、最後に論理
フラグをOに変更し、リターンする。ただし、低頻度格
納用光ディスク24に未使用物理ブロックが存在しない
場合は、以下の頻度が中頻度であった時と同様の処理を
行う。
【0098】予測頻度が中頻度の場合は、キャッシュH
DD4内にある論理ブロックデータを中頻度格納用光デ
ィスク24に書き込み、元の低頻度格納用光ディスク2
4上の物理ブロックを未使用にする処理(図16)を行
い、上記のように物理ブロック管理テーブル34と論理
ブロック管理テーブル33を変更して、リターンする。
【0099】図16は頻度が中頻度と予測された論理ブ
ロックを中頻度格納用光ディスク24へ書き込む処理を
示すフローチャートである。
【0100】まず、中頻度格納用光ディスク24に未使
用である物理ブロックが存在するかを調べる。
【0101】未使用ブロックが存在する場合は、キャッ
シュHDD4内の論理ブロックデータを中頻度格納用光
ディスク24の未使用物理ブロックに書き込む。その
後、中頻度格納用光ディスク24内の未使用物理ブロッ
クの存在を調べ、存在しない場合はガーベージ処理を起
動し、処理モードにガーベージを設定し、リターンす
る。このように前もってガーベージ処理を起動しておく
ことで、中頻度格納用光ディスク24の交換時にできる
だけ空き光ディスク24が存在するようにすることが可
能となる。
【0102】未使用ブロックが存在しない場合は、空き
光ディスク枚数を調べる。1枚も存在しない時はガーベ
ージ処理を起動し、完了するまで待つ。既に、ガーベー
ジ処理が起動中(処理モードがガーベージ)の時は、完
了するまで待つ。
【0103】次に、光ディスク管理テーブル36内の全
ての優先度フラグに1を加え、空き光ディスク枚数から
1を引き、光ディスクドライブ管理テーブル37内のド
ライブフラグを中頻度から低頻度に変更する。そして、
優先度フラグが新たに0となった中頻度格納用光ディス
ク24の装填処理を行う。
【0104】まだ装填されていない時は、装填されてい
る低頻度格納用光ディスク24の中から優先度フラグの
値が最も大きいものを選択し、これを外して格納セル2
1a、…に戻し、中頻度格納用光ディスク24を装填す
る。そして、光ディスクドライブ管理テーブル37内の
対応するドライブフラグに中頻度を設定し、光ディスク
Noの装填した光ディスクNoを設定する。そして、中
頻度格納用光ディスク管理テーブル32の光ディスクN
oを更新し、光ディスク交換時刻2に光ディスク交換時
刻1の値を設定し、光ディスク交換時刻1に現時刻を設
定する。その後は、未使用物理ブロックが存在する時と
同じ処理を行い、リターンする。
【0105】図17は頻度が低頻度と予測され、論理フ
ラグがダーティの時に、論理ブロックを低頻度格納用光
ディスク24へ書き込む処理を示すフローチャートであ
る。
【0106】装填されている低頻度格納用光ディスク2
4内の未使用物理ブロックが存在するかどうかを調べ
る。存在する場合は、その未使用物理ブロックにデータ
を書き込み、リターンする。
【0107】存在しない場合は、装填されている低頻度
格納用光ディスク24の中から、優先度フラグが最も大
きいものを選択する。これをパージ光ディスクと呼ぶ。
次に、未使用物理ブロックが存在する低頻度格納用光デ
ィスク24の中から、優先度フラグが最も小さいものを
選択する。これをロード光ディスクと呼ぶ。その後、装
填されているパージ光ディスクを外して格納セル21
a、…に戻し、格納セル21a、…上のロード光ディス
クを装填し、光ディスクドライブ管理テーブル37を更
新する。そしてこの光ディスク24上の未使用物理ブロ
ックにデータを書き込み、リターンする。
【0108】図18は、物理ブロックを読み出す処理を
示すフローチャートである。
【0109】まず、指定された光ディスク24が装填中
かどうかを調べる。装填されている場合は、指定された
物理ブロックデータを読み出し、キャッシュHDDブロ
ックパージ処理で確保されたキャッシュHDD4内のブ
ロックへ格納し、リターンする。
【0110】装填されていない場合は、装填されている
低頻度格納用光ディスク24の中から、優先度フラグが
最も大きいものを選択し(パージ光ディスク)、これを
外して格納セル21a、…に戻し、指定された光ディス
ク24を装填する。そして光ディスクドライブ管理テー
ブル37を更新し、指定された物理ブロックデータを読
み出し、キャッシュHDDブロックパージ処理で確保さ
れたキャッシュHDD4内のブロックへ格納し、リター
ンする。
【0111】図19は、外部装置より論理ブロックがア
クセスされた時に行われるアクセス履歴更新処理のフロ
ーチャートを示したものである。
【0112】まず、対応する論理ブロックのアクセス時
刻1と現時刻との差がバースト期間より大きいかどうか
を調べる。以下の場合は、このアクセスは集中的に行わ
れたものと見なし、履歴の更新は行わない。バースト期
間より大きい場合は、アクセス時刻2にアクセス時刻1
の値をセットし、アクセス時刻1には現時刻を設定し、
リターンする。本装置ではバースト期間を60秒を設定
している。つまり60秒以内に何回アクセスしても、1
回のアクセスと見なすようにしている。
【0113】図20は、パージされる論理ブロックの頻
度を予測する処理を示すフローチャートである。
【0114】まず、中頻度格納用光ディスク24の交換
履歴からCFを、論理ブロックのアクセス履歴からBF
を算出し、BFが中頻度格納用光ディスク24の交換時
刻1とCF期間内かどうかを調べ、期間内ならば中頻度
と判定してリターンし、期間外ならば低頻度と判定して
リターンする。
【0115】図21は他の頻度予測処理を示すフローチ
ャートである。
【0116】まず、中頻度格納用光ディスク24の交換
履歴からCFを、論理ブロックのアクセス履歴からBF
2を算出し、BF2が中頻度格納用光ディスク24の交
換時刻1とCF期間内かどうかを調べ、期間内ならば中
頻度と判定してリターンし、期間外ならば低頻度と判定
してリターンする。
【0117】図22は外部装置より論理ブロック書き込
みコマンドを受信した時に行う処理のフローチャートで
ある。
【0118】まず、指定された論理ブロックがキャッシ
ュHDD4内に存在するかどうかを調べる。存在しない
時は、図15に示したキャッシュHDD4のブロックパ
ージ処理を行って書き込み用の領域を確保し、そこにデ
ータを書き込む。そして、キャッシュHDDブロック管
理テーブル35内の論理ブロックNoを更新し、論理ブ
ロック管理テーブル33の論理フラグをダーティ(D)
に設定する。その後、図19に示した論理ブロックに対
するアクセス履歴を更新する処理を行い、最後に通信制
御部8により外部装置に対する書き込み終了を送信し、
リターンする。
【0119】図23は外部装置より運用管理コマンドを
受信した際に行う処理を示したフローチャートである。
ここでは、運用管理コマンドに応じた処理、例えば光デ
ィスク24の補充処理や強制的なガーベージ処理が行わ
れる。
【0120】図24は、図16に示した中頻度格納用光
ディスク24の書き込み処理時に起動されるガーベージ
処理のフローチャートを示したものである。
【0121】まず、構成管理テーブル31内の処理モー
ドをガーベージに設定する。そして、中頻度格納用光デ
ィスク管理テーブル32内の光ディスク交換時刻1と光
ディスク交換時刻2の差を求め、この値がA(所定時
間)未満の場合はガーベージ処理1(図25、図26)
を行い、A以上の場合はガーベージ処理2(図27、図
28)を行い、最後に処理モードを通常に戻し、処理を
終了する。
【0122】交換時刻の差がA未満ということは、頻繁
に中頻度格納用光ディスク24が交換されており、外部
装置からのコマンド処理で装置の処理能力が追いついて
いないこと示す。このため、交換時刻の差がA未満の時
はブロック移動量の少ないガーベージ処理1を行う。逆
に交換時刻の差がA以上の時は、装置の処理能力に余裕
があることを示し、この場合はアクセス頻度によるブロ
ックの配置順序を優先するガーベージ処理2を実行す
る。
【0123】図25、図26はガーベージ処理1のフロ
ーチャートを示したものである。図4はガーベージ処理
1の概略を示したものである。
【0124】まず、優先度フラグが1である低頻度格納
用光ディスク24が装填中かどうかを調べ、未装填なら
ば、光ディスクドライブ22a、…の中から装填されて
いる低頻度格納用光ディスク24の優先度フラグが最低
のものを選択し、これをガーベージドライブ1とし、こ
こに優先度フラグが1である低頻度格納用光ディスク2
4を装填する。装填されている場合はその光ディスクド
ライブ(22a、…)をガーベージドライブ1とする。
その後、光ディスクドライブ管理テーブル37内のガー
ベージドライブ1に対応するドライブフラグをガーベー
ジに、光ディスクNoに装填した光ディスク24のNo
を設定する。
【0125】次に、ガーベージドライブ1内に装填され
た低頻度格納用光ディスク24内の論理ブロックのデー
タが格納されている使用物理ブロックデータを、他の低
頻度格納用光ディスク24の未使用物理ブロックにコピ
ーする処理を、優先度フラグが2から9である低頻度格
納用光ディスク24に対して順番に、優先度フラグが1
である低頻度格納用光ディスク24内のすべての使用物
理ブロックがコピーされるまで行う。この時コピー先と
して使用する光ディスクドライブ(22a、…)をガー
ベージドライブ2と呼ぶ。この処理では、物理ブロック
管理テーブル34内の、コピー元の使用物理ブロックの
物理フラグを未使用とし、コピー先の未使用物理ブロッ
クの物理フラグを使用に設定する。更に、論理ブロック
管理テーブル33内のデータ格納先を示す光ディスクN
oと物理ブロックNoも更新する。
【0126】物理ブロックのコピーが完了すると、ガー
ベージドライブ1内のすべて空きとなった光ディスク2
4を外し、格納セル21a、…に戻す。そして、光ディ
スク管理テーブル36内の優先度フラグ1から9のそれ
ぞれから1を引く。最後に格納セル21a、…上の優先
度フラグが最小である低頻度格納用光ディスク24を選
択し、ガーベージドライブ1に装填し、光ディスクドラ
イブ管理テーブル37のドライブフラグに低頻度を設定
し、光ディスクNoに装填した光ディスク24のNoを
設定し、リターンする。
【0127】図27、図28はガーベージ処理2のフロ
ーチャートを示したものである。図5はガーベージ処理
2の概略を示したものである。
【0128】まず、Iなる変数に1を代入する。
【0129】優先度フラグがIである低頻度格納用光デ
ィスク24が装填中かどうかを調べ、未装填ならば、光
ディスクドライブの中から装填されている低頻度格納用
光ディスク24の優先度フラグが最低のものを選択し、
これをガーベージドライブ1とし、ここに優先度フラグ
がIである低頻度格納用光ディスク24を装填する。装
填されている場合はその光ディスクドライブ(22a、
…)をガーベージドライブ1とする。その後、光ディス
クドライブ管理テーブル37内のガーベージドライブ1
に対応するドライブフラグをガーベージに、光ディスク
Noに装填した光ディスク24のNoを設定する。
【0130】次に、Iに1を加え、上記と同様な処理を
行い、ガーベージドライブ2に優先度フラグがIである
低頻度格納用光ディスク24を装填する。
【0131】その後、ガーベージドライブ1内に装填さ
れている低頻度格納用光ディスク24の未使用物理ブロ
ック上へ、ガーベージドライブ2内に装填されている低
頻度格納用光ディスク24内の使用物理ブロックデータ
をコピーする。そして、物理ブロック管理テーブル34
内のコピー元の使用物理ブロックの物理フラグを未使用
とし、コピー先の未使用物理ブロックの物理フラグを使
用に設定する。更に、論理ブロック管理テーブル33内
のデータ格納先を示す光ディスクNoと物理ブロックN
oも更新する。
【0132】次に、ガーベージドライブ1と2のドライ
ブフラグを通常に戻す。
【0133】上記処理をIが9に達するまで繰り返す。
【0134】その後、ガーベージドライブ2内のすべて
空きとなった光ディスク24を外し、格納セル21a、
…に戻し、その光ディスク24の優先度フラグを9から
−1に変更する。
【0135】最後に格納セル21a、…上の優先度フラ
グが最小である低頻度格納用光ディスク24を選択し、
ガーベージドライブ1に装填し、光ディスクドライブ管
理テーブル37のドライブフラグに低頻度を設定し、光
ディスクNoに装填した光ディスク24のNoを設定
し、リターンする。
【0136】上記したように、高頻度のデータが記憶さ
れるキャッシュHDDから追い出されるデータのアクセ
ス頻度を予測し、中頻度と予測されるデータは光ディス
クドライブに装填されている確率の高い光ディスクに書
き込み、低頻度と予測されかつデータが更新されている
場合は光ディスクドライブに装填されている確率の低い
光ディスクに書き込むことで、光ディスクへのアクセス
が、光ディスクドライブに装填されている確率の高いも
のへ集中し、光ディスクの交換回数を減少させることが
可能となり、装置としてのレスポンス性能を向上させる
ことが可能となる。
【0137】更に、データが一度アクセスされ、キャッ
シュHDDにコピーされ、そこから追い出される毎に頻
度予測処理を行ってデータ格納先を決定するため、デー
タへのアクセスパターンが変動し、時間によってアクセ
スされるデータのグループが変動(低頻度から中頻度
へ、あるいは中頻度から低頻度へ)する場合でも、それ
に追随してデータが再配置されるため、常に装置として
のレスポンス性能を高く保つことが可能となる。
【0138】また、未使用領域を詰めて、空き光ディス
クを作成するガーベージ処理は時間のかかる処理である
が、装置に対する負荷状況により、処理方式を切り替え
ることで、ガーベージ処理よりも外部装置から依頼され
る画像のリード等の通常処理を優先して行うことが可能
となる。
【0139】すなわち、中頻度用の光ディスクが満杯に
なった際、負荷状況としての過去の履歴(外部装置から
のアクセス要求の度合いを示す)を見て、空き時間があ
る場合には、ガーベージ処理1を行い、空き時間がない
場合には、ガーベージ処理2を行う。
【0140】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
光ディスクへのアクセスが、光ディスクドライブに装填
されている確率の高いものへ集中し、光ディスクの交換
回数を減少させることが可能となり、レスポンス性能を
向上させることができる光ディスク装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における光ディスク装置の
全体の構成を示すブロック図。
【図2】図1の光ディスク装置における処理概略を示す
図。
【図3】論理ブロックに対する将来のアクセス頻度の予
測処理を説明する図。
【図4】ガーベージ処理1の概略を示す図。
【図5】ガーベージ処理2の概略を示す図。
【図6】構成管理テーブルの記憶例を示す図。
【図7】中頻度格納用光ディスク管理テーブルの記憶例
を示す図。
【図8】論理ブロック管理テーブルの記憶例を示す図。
【図9】物理ブロック管理テーブルの記憶例を示す図。
【図10】キャッシュHDDブロック管理テーブルの記
憶例を示す図。
【図11】光ディスク管理テーブルの記憶例を示す図。
【図12】光ディスクドライブ管理テーブルの記憶例を
示す図。
【図13】光ディスク装置の処理を説明するためのフロ
ーチャート。
【図14】論理ブロック読み出し処理を説明するための
フローチャート。
【図15】キャッシュHDD内論理ブロックパージ処理
を説明するためのフローチャート。
【図16】中頻度格納用光ディスク書き込み処理を説明
するためのフローチャート。
【図17】低頻度格納用光ディスク書き込み処理を説明
するためのフローチャート。
【図18】物理ブロック読み出し処理を説明するための
フローチャート。
【図19】アクセス履歴更新処理を説明するためのフロ
ーチャート。
【図20】頻度予測処理を説明するためのフローチャー
ト。
【図21】他の頻度予測処理を説明するためのフローチ
ャート。
【図22】論理ブロック書き込み処理を説明するための
フローチャート。
【図23】運用管理処理を説明するためのフローチャー
ト。
【図24】ガーベージ処理を説明するためのフローチャ
ート。
【図25】ガーベージ処理1を説明するためのフローチ
ャート。
【図26】ガーベージ処理1を説明するためのフローチ
ャート。
【図27】ガーベージ処理2を説明するためのフローチ
ャート。
【図28】ガーベージ処理2を説明するためのフローチ
ャート。
【符号の説明】
1…CPU 2…メインメモリ 3…HDD 4…キャッシュHDD 5…オートチェンジャー制御部 6…光ディスクドライブ制御部 7…オートチェンジャー 11…管理テーブル 21a〜21k…格納セル 22a〜22d…光ディスクドライブ 24…光ディスク 31…構成管理テーブル 32…中頻度格納用光ディスク管理テーブル 33…論理ブロック管理テーブル 34…物理ブロック管理テーブル 35…キャッシュHDDブロック管理テーブル 36…光ディスク管理テーブル 37…光ディスクドライブ管理テーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の光ディスクを着脱可能に複数格納
    する格納手段と、 上記第1の光ディスクに記憶された情報の読み出しおよ
    び上記第1の光ディスクへの情報の書き込みを行う第1
    の情報読み書き手段と、 上記第1の光ディスクを上記格納手段または上記第1の
    情報読み書き手段に搬送する搬送手段と、 装填されている第2の光ディスクに記憶された情報の読
    み出しおよび上記第2の光ディスクへの情報の書き込み
    を行う第2の情報読み書き手段と、 高速アクセスされるデータを記憶する上位階層記憶手段
    とを有する光ディスク装置において、 データに対するアクセス頻度が、第1のアクセス頻度
    か、この第1のアクセス頻度より低い第2のアクセス頻
    度か、この第2のアクセス頻度より低い第3のアクセス
    頻度かを判断する判断手段と、 この判断手段により第1のアクセス頻度と判断した際、
    上記データを上記上位階層記憶手段に記憶し、上記判断
    手段により第2のアクセス頻度と判断した際、上記デー
    タを上記第1の光ディスクに記憶し、上記判断手段によ
    り第3のアクセス頻度と判断した際、上記データを上記
    第2の光ディスクに記憶する記憶手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 光ディスクを着脱可能に複数格納する格
    納手段と、 上記光ディスクに記憶された情報の読み出しおよび上記
    光ディスクへの情報の書き込みを行う情報読み書き手段
    と、 上記光ディスクを上記格納手段または上記情報読み書き
    手段に搬送する搬送手段と、 高頻度にアクセスされるデータを記憶する上位階層記憶
    手段とを持つ光ディスク装置において、 上記光ディスクに、装填される優先度を付加して管理す
    る光ディスク管理手段と、 データに対するアクセスの時刻を記憶するアクセス履歴
    記憶手段と、 上記光ディスクの交換した時刻を記憶する交換履歴記憶
    手段と、 上記アクセス履歴記憶手段と上記交換履歴記憶手段内の
    記憶内容によりデータのアクセス頻度を予測するアクセ
    ス頻度予測手段と、 上記上位階層記憶手段からデータが追い出される際に、
    上記アクセス頻度予測手段によりそのデータのアクセス
    頻度を予測し、中頻度と予測された場合は、このデータ
    を上記情報読み書き手段に装填される優先度の高い光デ
    ィスク内の未使用領域に移動し、元の記憶領域から削除
    して未使用領域とし、低頻度と予測されかつ上位階層記
    憶手段内のデータが更新されている時は、このデータを
    上記情報読み書き手段に装填される確率の低い上記光デ
    ィスクの未使用領域に移動し、元の記憶領域から削除す
    る制御手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 光ディスクを着脱可能に複数格納する格
    納手段と、 光ディスクに記憶された情報の読み出しおよび光ディス
    クへの情報の書き込みを行う情報読み書き手段と、 光ディスクを格納手段または情報読み書き手段に搬送す
    る搬送手段と、 高頻度にアクセスされるデータを記憶する上位階層記憶
    手段とを持つ光ディスク装置において、 光ディスクに装填される優先度を付加して管理する光デ
    ィスク管理手段と、 データに対するアクセスの時刻を記憶するアクセス履歴
    記憶手段と、 光ディスクの交換した時刻を記憶する交換履歴記憶手段
    と、アクセス履歴記憶手段と交換履歴記憶手段内のデー
    タからデータのアクセス頻度を予測するアクセス頻度予
    測手段と、 上記複数の光ディスク内の未使用領域を詰めて全ての領
    域が未使用領域である1枚の光ディスクを作成する処理
    手段と、 上記上位階層記憶手段からデータが追い出される際に、
    上記アクセス頻度予測手段によりそのデータのアクセス
    頻度を予測し、中頻度と予測された場合は、このデータ
    を上記情報読み書き手段に装填される優先度の高い光デ
    ィスク内の未使用領域に移動し、元の記憶領域から削除
    して未使用領域とし、低頻度と予測されかつ上位階層記
    憶手段内のデータが更新されている時は、このデータを
    上記情報読み書き手段に装填される確率の低い光ディス
    クの未使用領域に移動し、元の記憶領域から削除する第
    1の制御手段と、 上記情報読み書き手段に装填される優先度の高い光ディ
    スク内の未使用領域がなくなった際に、上記処理手段に
    より全ての領域が未使用領域である1枚の光ディスクを
    作成し、この作成された光ディスクを上記情報読み書き
    手段に装填される優先度の高い光ディスクに変更する第
    2の制御手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 光ディスクを着脱可能に複数格納する格
    納手段と、 光ディスクに記憶された情報の読み出しおよび光ディス
    クへの情報の書き込みを行う情報読み書き手段と、 光ディスクを格納手段または情報読み書き手段に搬送す
    る搬送手段と、 高頻度にアクセスされるデータを記憶する上位階層記憶
    手段とを持つ光ディスク装置において、 光ディスクに装填される優先度を付加して管理する光デ
    ィスク管理手段と、 データに対するアクセスの時刻を記憶するアクセス履歴
    記憶手段と、 光ディスクの交換した時刻を記憶する交換履歴記憶手段
    と、アクセス履歴記憶手段と交換履歴記憶手段内のデー
    タからデータのアクセス頻度を予測するアクセス頻度予
    測手段と、 上記複数の光ディスク内の未使用領域をアクセス頻度順
    序に沿って詰めて全ての領域が未使用領域である1枚の
    光ディスクを作成する第1の処理手段と、 上記複数の光ディスク内の未使用領域を詰めて全ての領
    域が未使用領域である1枚の光ディスクをデータ移動回
    数の少ない状態で作成する第2の処理手段と、 上記上位階層記憶手段からデータが追い出される際に、
    上記アクセス頻度予測手段によりそのデータのアクセス
    頻度を予測し、中頻度と予測された場合は、このデータ
    を上記情報読み書き手段に装填される優先度の高い光デ
    ィスク内の未使用領域に移動し、元の記憶領域から削除
    して未使用領域とし、低頻度と予測されかつ上位階層記
    憶手段内のデータが更新されている時は、このデータを
    上記情報読み書き手段に装填される確率の低い光ディス
    クの未使用領域に移動し、元の記憶領域から削除する第
    1の制御手段と、 上記情報読み書き手段に装填される優先度の高い光ディ
    スク内の未使用領域がなくなった際に、上記光ディスク
    の交換時間間隔が長い時は、上記第1の処理手段により
    全ての領域が未使用領域である1枚の光ディスクを作成
    し、上記光ディスクの交換時間間隔が短い時は、上記第
    2の処理手段により全ての領域が未使用領域である1枚
    の光ディスクを作成し、上記作成された光ディスクを上
    記情報読み書き手段に装填される優先度の高い光ディス
    クに変更する第2の制御手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 光ディスクの交換履歴を記憶する手段
    と、 光ディスクに記憶されているデータのアクセス頻度を記
    憶する手段と、 上記光ディスクの交換履歴により光ディスクの交換時刻
    を予測する手段と、 上記光ディスクに記憶されているデータのアクセス頻度
    により次のアクセス時刻を予測する手段と、 上記予測した光ディスクの交換時刻と上記予測した次の
    データのアクセス時刻とを比較し、その次のデータのア
    クセス時刻が光ディスクの交換時刻より前の場合に、中
    頻度のデータと判定し、その次のデータのアクセス時刻
    が光ディスクの交換時刻より後の場合に、低頻度のデー
    タと判定する手段と、 を設けたことを特徴とするアクセス頻度の予測方法。
JP06045486A 1994-03-16 1994-03-16 光ディスク装置 Expired - Fee Related JP3086773B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06045486A JP3086773B2 (ja) 1994-03-16 1994-03-16 光ディスク装置
US08/308,459 US5495457A (en) 1994-03-16 1994-09-19 Data processing system using an optical disc apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06045486A JP3086773B2 (ja) 1994-03-16 1994-03-16 光ディスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07254204A true JPH07254204A (ja) 1995-10-03
JP3086773B2 JP3086773B2 (ja) 2000-09-11

Family

ID=12720739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06045486A Expired - Fee Related JP3086773B2 (ja) 1994-03-16 1994-03-16 光ディスク装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5495457A (ja)
JP (1) JP3086773B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008516334A (ja) * 2004-10-06 2008-05-15 トムソン ライセンシング データをキャッシングする方法およびシステム
JP2009277147A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ファイルの再配置装置、再配置方法、及び再配置プログラム
JP2012177962A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 光ディスク装置
US9928144B2 (en) 2015-03-30 2018-03-27 Commvault Systems, Inc. Storage management of data using an open-archive architecture, including streamlined access to primary data originally stored on network-attached storage and archived to secondary storage
US9940043B2 (en) 2003-04-03 2018-04-10 Commvault Systems, Inc. Systems and methods for performing storage operations in a computer network
US10101913B2 (en) 2015-09-02 2018-10-16 Commvault Systems, Inc. Migrating data to disk without interrupting running backup operations
US10162712B2 (en) 2003-04-03 2018-12-25 Commvault Systems, Inc. System and method for extended media retention
US10191675B2 (en) 2004-11-05 2019-01-29 Commvault Systems, Inc. Methods and system of pooling secondary storage devices
US10275318B2 (en) 2010-09-30 2019-04-30 Commvault Systems, Inc. Data recovery operations, such as recovery from modified network data management protocol data
US10303559B2 (en) 2012-12-27 2019-05-28 Commvault Systems, Inc. Restoration of centralized data storage manager, such as data storage manager in a hierarchical data storage system
US10318542B2 (en) 2012-03-30 2019-06-11 Commvault Systems, Inc. Information management of mobile device data
US10547678B2 (en) 2008-09-15 2020-01-28 Commvault Systems, Inc. Data transfer techniques within data storage devices, such as network attached storage performing data migration
US10742735B2 (en) 2017-12-12 2020-08-11 Commvault Systems, Inc. Enhanced network attached storage (NAS) services interfacing to cloud storage
JP2022548642A (ja) * 2019-09-17 2022-11-21 マイクロン テクノロジー,インク. タイプ付けされていないメモリアクセスのタイプ付けされているメモリアクセスに対するマッピング

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0877073A (ja) * 1994-08-31 1996-03-22 Toshiba Corp 集合光ディスク装置
US5726956A (en) * 1995-03-15 1998-03-10 Sony Corporation Apparatus and method for controlling plural disc reproducing apparatus for continous reproduction
JPH0944381A (ja) * 1995-07-31 1997-02-14 Toshiba Corp データ格納方法およびデータ格納装置
JPH09190677A (ja) * 1995-11-09 1997-07-22 Nikon Corp 光ディスク記録装置、光ディスク再生装置及び光ディスクシステム
US5900010A (en) * 1996-03-05 1999-05-04 Sony Corporation Apparatus for recording magneto-optic disks
US5748575A (en) 1996-03-05 1998-05-05 Intellectual Science And Technology, Inc. Information processing apparatus having a multitasking function with one or more optical discs
US6072719A (en) * 1996-04-19 2000-06-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor memory device
US6065100A (en) * 1996-11-12 2000-05-16 Micro-Design International Caching apparatus and method for enhancing retrieval of data from an optical storage device
US6032224A (en) * 1996-12-03 2000-02-29 Emc Corporation Hierarchical performance system for managing a plurality of storage units with different access speeds
JPH10187505A (ja) * 1996-12-24 1998-07-21 Toshiba Corp 情報記憶システム及び同システムに適用するデータ配置方法
US5807449A (en) * 1997-01-08 1998-09-15 Hooker; Jeffrey A. Workpiece treating apparatus and method of treating same
US6141298A (en) * 1997-03-13 2000-10-31 Miller; David Programmable self-operating compact disk duplication system
WO1998050911A2 (en) * 1997-05-02 1998-11-12 Lee Howard Hong Dough Information processing with a plurality of optical discs
JP2000235457A (ja) * 1999-02-15 2000-08-29 Mitsubishi Electric Corp 階層型データ蓄積装置及びキャッシュデータ作成方法
US6327520B1 (en) 1999-08-31 2001-12-04 Intelligent Machine Concepts, L.L.C. Planar normality sensor
US6259519B1 (en) 1999-08-31 2001-07-10 Intelligent Machine Concepts, L.L.C. Method of determining the planar inclination of a surface
US6681306B1 (en) * 1999-11-29 2004-01-20 Sun Microsystems, Inc. Method and apparatus for increasing scavenging garbage collection effectiveness
US6636462B1 (en) 2001-05-14 2003-10-21 Alexander V. Drynkin Programmable compact disk duplication system with XYZ transport mechanism
US7603518B2 (en) 2005-12-19 2009-10-13 Commvault Systems, Inc. System and method for improved media identification in a storage device
US8346733B2 (en) 2006-12-22 2013-01-01 Commvault Systems, Inc. Systems and methods of media management, such as management of media to and from a media storage library
US20030101155A1 (en) * 2001-11-23 2003-05-29 Parag Gokhale Method and system for scheduling media exports
JP2003216460A (ja) * 2002-01-21 2003-07-31 Hitachi Ltd 階層ストレージ装置及びその制御装置
CA2544062A1 (en) * 2003-11-13 2005-06-02 Commvault Systems, Inc. System and method for data storage and tracking
US7539783B2 (en) 2006-09-22 2009-05-26 Commvault Systems, Inc. Systems and methods of media management, such as management of media to and from a media storage library, including removable media
US8949555B1 (en) * 2007-08-30 2015-02-03 Virident Systems, Inc. Methods for sustained read and write performance with non-volatile memory
US7831566B2 (en) * 2006-12-22 2010-11-09 Commvault Systems, Inc. Systems and methods of hierarchical storage management, such as global management of storage operations
US8706976B2 (en) 2007-08-30 2014-04-22 Commvault Systems, Inc. Parallel access virtual tape library and drives
US10552385B2 (en) * 2012-05-20 2020-02-04 Microsoft Technology Licensing, Llc System and methods for implementing a server-based hierarchical mass storage system
US10453076B2 (en) * 2016-06-02 2019-10-22 Facebook, Inc. Cold storage for legal hold data
US11593223B1 (en) 2021-09-02 2023-02-28 Commvault Systems, Inc. Using resource pool administrative entities in a data storage management system to provide shared infrastructure to tenants

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5210835A (en) * 1986-08-27 1993-05-11 Ken Sakamura Data processing system having apparatus for increasing the execution speed of bit field instructions
US5235578A (en) * 1987-09-30 1993-08-10 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Method for reducing access time in a CD-player with a memory by storing compressed index data
US5121483A (en) * 1990-05-21 1992-06-09 International Business Machines Corporation Virtual drives in an automated storage library
JPH0528615A (ja) * 1991-07-17 1993-02-05 Nec Eng Ltd 集合光デイスク装置制御方式

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9940043B2 (en) 2003-04-03 2018-04-10 Commvault Systems, Inc. Systems and methods for performing storage operations in a computer network
US10162712B2 (en) 2003-04-03 2018-12-25 Commvault Systems, Inc. System and method for extended media retention
JP2008516334A (ja) * 2004-10-06 2008-05-15 トムソン ライセンシング データをキャッシングする方法およびシステム
US7734874B2 (en) 2004-10-06 2010-06-08 Thomson Licensing Method and system for caching data using future access request information
US10191675B2 (en) 2004-11-05 2019-01-29 Commvault Systems, Inc. Methods and system of pooling secondary storage devices
US9256272B2 (en) 2008-05-16 2016-02-09 International Business Machines Corporation Method and system for file relocation
US9710474B2 (en) 2008-05-16 2017-07-18 International Business Machines Corporation Method and system for file relocation
JP2009277147A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ファイルの再配置装置、再配置方法、及び再配置プログラム
US10547678B2 (en) 2008-09-15 2020-01-28 Commvault Systems, Inc. Data transfer techniques within data storage devices, such as network attached storage performing data migration
US10275318B2 (en) 2010-09-30 2019-04-30 Commvault Systems, Inc. Data recovery operations, such as recovery from modified network data management protocol data
US10983870B2 (en) 2010-09-30 2021-04-20 Commvault Systems, Inc. Data recovery operations, such as recovery from modified network data management protocol data
JP2012177962A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 光ディスク装置
US10318542B2 (en) 2012-03-30 2019-06-11 Commvault Systems, Inc. Information management of mobile device data
US11243849B2 (en) 2012-12-27 2022-02-08 Commvault Systems, Inc. Restoration of centralized data storage manager, such as data storage manager in a hierarchical data storage system
US10303559B2 (en) 2012-12-27 2019-05-28 Commvault Systems, Inc. Restoration of centralized data storage manager, such as data storage manager in a hierarchical data storage system
US9928144B2 (en) 2015-03-30 2018-03-27 Commvault Systems, Inc. Storage management of data using an open-archive architecture, including streamlined access to primary data originally stored on network-attached storage and archived to secondary storage
US10733058B2 (en) 2015-03-30 2020-08-04 Commvault Systems, Inc. Storage management of data using an open-archive architecture, including streamlined access to primary data originally stored on network-attached storage and archived to secondary storage
US11500730B2 (en) 2015-03-30 2022-11-15 Commvault Systems, Inc. Storage management of data using an open-archive architecture, including streamlined access to primary data originally stored on network-attached storage and archived to secondary storage
US10747436B2 (en) 2015-09-02 2020-08-18 Commvault Systems, Inc. Migrating data to disk without interrupting running operations
US10318157B2 (en) 2015-09-02 2019-06-11 Commvault Systems, Inc. Migrating data to disk without interrupting running operations
US11157171B2 (en) 2015-09-02 2021-10-26 Commvault Systems, Inc. Migrating data to disk without interrupting running operations
US10101913B2 (en) 2015-09-02 2018-10-16 Commvault Systems, Inc. Migrating data to disk without interrupting running backup operations
US10742735B2 (en) 2017-12-12 2020-08-11 Commvault Systems, Inc. Enhanced network attached storage (NAS) services interfacing to cloud storage
US11575747B2 (en) 2017-12-12 2023-02-07 Commvault Systems, Inc. Enhanced network attached storage (NAS) services interfacing to cloud storage
JP2022548642A (ja) * 2019-09-17 2022-11-21 マイクロン テクノロジー,インク. タイプ付けされていないメモリアクセスのタイプ付けされているメモリアクセスに対するマッピング

Also Published As

Publication number Publication date
JP3086773B2 (ja) 2000-09-11
US5495457A (en) 1996-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3086773B2 (ja) 光ディスク装置
US6131147A (en) Large capacity storage apparatus having storage cells, an accessor, a cache memory and a disc update section to set a number of frequently accessed storage media
US5717893A (en) Method for managing a cache hierarchy having a least recently used (LRU) global cache and a plurality of LRU destaging local caches containing counterpart datatype partitions
US7085895B2 (en) Apparatus, system, and method flushing data from a cache to secondary storage
CN100557580C (zh) 用于快闪存储器的记入后直写式高速缓存
US5734861A (en) Log-structured disk array with garbage collection regrouping of tracks to preserve seek affinity
EP1965304B1 (en) Storage system
JPH08221326A (ja) 記憶制御装置及びその制御方法
JPH0793109A (ja) 情報記憶装置
JPH0944381A (ja) データ格納方法およびデータ格納装置
JP2000305860A (ja) 情報記憶システム及び同システムに於ける記憶制御方法
JPH0644137A (ja) 動的マップド・データ蓄積システムにおける補助記憶装置へのデータ転送のための方法および装置
JP3460617B2 (ja) ファイル制御装置
JP2004272324A (ja) ディスクアレイ装置
JPH096678A (ja) 階層記憶装置
JPH08147218A (ja) キャッシュ制御装置
JP2003296152A (ja) Hsmシステムおよび同システムのマイグレーション制御方法
WO2015186243A1 (ja) ストレージ装置
JP3248176B2 (ja) ライブラリシステム
JP2014010604A (ja) ストレージ装置とプログラムと方法
JPH08263380A (ja) ディスクキャッシュ制御方式
JP3184054B2 (ja) 集合型データ処理装置及び集合型データ処理装置のコンパクション方法
JP2000285022A (ja) ディスク制御装置
JPH05216760A (ja) 計算機システム
JPH09265416A (ja) 階層的情報管理方法及びその実施装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080707

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees