JPH0723232Y2 - ロータリー式射出成形機における金型の温調配管連結装置 - Google Patents

ロータリー式射出成形機における金型の温調配管連結装置

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JPH0723232Y2
JPH0723232Y2 JP1991094438U JP9443891U JPH0723232Y2 JP H0723232 Y2 JPH0723232 Y2 JP H0723232Y2 JP 1991094438 U JP1991094438 U JP 1991094438U JP 9443891 U JP9443891 U JP 9443891U JP H0723232 Y2 JPH0723232 Y2 JP H0723232Y2
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mold
rotary table
connector body
temperature control
rotary
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雅樹 柿本
誠 手島
明 有里
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Kosmek KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ロータリー式射出成形
機において金型に温度調節用の媒体を供給する温調配管
を接続するための金型の温調配管連結装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】射出成形機等の金型には、キャビティ内
に射出された溶融樹脂を冷却する冷却水を供給したり、
あるいは供給された冷却水を排水するための温度調節用
の配管(温調配管)が通常は複数本接続される。ところ
が、成形品のロット替わりの際などに金型を交換する場
合には、これらの温調配管を一旦金型から取り外してか
ら金型を交換した後、新たに成形に供される金型に再び
上記温調配管を取り付けなければならない。このような
温調配管の取り外し・取り付け作業は、従来は手作業に
よるものであったため、多大な労力と時間の消費を作業
者に強いるものであった。
【0003】そこで、このような欠点を解消するため、
例えば実公昭64−3569号公報に示されるような自
動継手装置(オートカプラ)が提案されている。これ
は、上記温調配管の継手を集成した分配器を金型側に設
けるとともに、この金型が載置される当該成形機の型盤
に、上記継手に対応する継手を集成した分配器を設け、
さらにこれらの分配器の一方にエアシリンダー等の専用
アクチュエータを取り付けたものであって、この専用
アクチュエータによって一方の分配器を他方の分配器に
対し進退させて、双方の継手の合あるいは離脱を行え
るようにしたものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の自動継手装置では、上述のように分配器同士
嵌合にエアシリンダーや油圧シリンダー等の専用の
クチュエータが必要となるため、装置自体の構造が複雑
化することは避けられない。また、この専用アクチュエ
ータを設置するためのスペースも必要となり、成形機が
小型であってこのようなスペースを設けることができな
い場合には実施不可能となる。
【0005】さらに上記構成の自動継手装置では、金型
が成形機の型盤に載置されて固定された後に、専用アク
チュエータが作動して両継手を連結することになり、従
って金型の設置から継手が連結されるまでの間にロスタ
イムが生じることは免れず、これが結果的に成形サイク
ルタイムの延長につながるおそれがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、このような課
題を解決するために為されたもので、中心軸を中心に周
方向に所定の角度で間欠的に回転自在とされ、プル・プ
ッシャによって金型交換台から装入される金型を上昇状
態のリフトローラで受けリフトローラと一緒に金型を座
面に下降させてクランプで固定するロータリーテーブル
の複数の回転停止位置に、該ロータリーテーブル上に固
定された金型を型締めする型締装置と、上記金型を開く
型開装置、及び加熱筒内の溶融樹脂を上記型締装置で型
締めされた金型内にノズルから射出する射出装置とが配
設されたロータリー式射出成形機において、互いに嵌合
されて温調配管を連結するプラグとソケットのいずれか
一方を上記金型の装入方向に嵌合方向を一致させて金型
側連結器本体に備え上記金型の装入方向前端部に設けた
金型側連結器と、上記プラグとソケットの他方を上記金
型装入方向に嵌合方向を一致させてロータリーテーブル
側連結器本体に備えロータリーテーブルの中心側に上記
金型側連結器本体に対向して設けたロータリーテーブル
側連結器とを具備し、上記両連結器本体の少なくとも一
方を、上記リフトローラによる金型の上下幅以上上下自
在にかつ上記金型装入方向に移動自在に支持部材に支持
し、上記支持部材に支持された連結器本体に、互いに嵌
合して上記両連結器本体を連結位置に位置決めする位置
決めピンと位置決めブッシュのいずれか一方を、上記金
型装入方向に嵌合方向を一致させかつ金型装入方向の移
動を止められた状態でその連結器本体と一緒に上下自在
に設け、また他方の連結器本体に、上記位置決めピンと
位置決めブッシュの他方を金型装入方向に嵌合方向を一
致させて設け、上記支持部材と該支持部材に支持された
連結器本体との間 に、該連結器本体を他の連結器本体に
向けて付勢する第1付勢手段と金型の上昇状態において
両連結器本体の上記プラグとソケットの高さ及び上記位
置決めピンと位置決めブッシュの高さが一致するように
付勢する第2付勢手段とを設けた構成とした。
【0007】
【作用】リフトローラを上昇状態にして金型交換台から
金型をプル・プッシャでロータリーテーブルに装入する
と、まず、位置決めピンが位置決めブッシュに嵌合して
金型側連結器とロータリーテーブル側連結器の両連結器
本体の位置決めがなされ、次いでプラグとソケットが嵌
合して温調配管が互いに連結される。位置決めピンと位
置決めブッシュが嵌合する際、支持部材に支持された連
結器本体は、金型装入方向の移動を止められていて後退
することがないので、次に行われるプラグとソケットの
嵌合が的確になされる。そしてプラグとソケットは第1
付勢手段の付勢力によって正しい嵌合状態を維持する。
【0008】このようにして両連結器のプラグとソケッ
トの嵌合が終わったら、リフトローラを下降させて金型
をロータリーテーブルの座面に下ろし、クランプで固定
する。この時支持部材に支持された連結器本体は、第2
付勢手段の付勢力に抗して移動し、他の連結器本体との
関係を正常に保つ。ロータリーテーブルの回転時等に両
連結器が微振動することがあっても第1付勢手段と第2
付勢手段がプラグとソケットの緩みを防止する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の一実施例につ
いて説明する。図1ないし図3は、本実施例に係わるロ
ータリー式射出成形機の構成を示すものである。この射
出成形機において射出装置1は、加熱筒2内の溶融樹脂
をスクリューやプランジャ等によって加熱筒2先端のノ
ズル3から射出する周知のものであり、金型Mが配置さ
れる成形装置4に対して進退自在とされている。
【0010】上記成形装置4は、水平に配置されて中央
に中心軸5が挿通されたロータリーテーブル(型盤)6
と、上記射出装置1に面する位置に配置された型締装置
7と、この型締装置7とは上記中心軸5を挟んで反対側
に配設された型開装置8とから構成されている。ロータ
リーテーブル6は、垂直に支持された上記中心軸5にベ
アリング等を介して外嵌されて、該中心軸5を中心に水
平面内にて回転可能とされており、該ロータリーテーブ
ル6の下方に配設された駆動装置9によって間欠的に一
定の角度(本実施例では90°)で回転駆動されるとと
もに、所定の回転位置で位置決めされて停止するように
なっている。そして、ロータリーテーブル6上の盤面の
うち、上記型締装置7の位置に対応する部分、すなわち
上記射出装置1に面する部分が型締・射出ステージS1
とされており、以下、中軸5を中心にロータリーテー
ブル6の回転方向(図1において反時計回り方向)に沿
って90度毎に、冷却ステージS2 、型開ステージ
3 、および金型交換ステージS4 となっている。
【0011】これらのステージS1 〜S4 のうち、上記
型締・射出ステージS1 に配設される型締装置7は、平
面視上記中心軸5とともに略正三角形をなすように2
本の支持軸11,11が配置され、これら中心軸5と支
持軸11,11とを橋架するように設けられた基板12
の中央にプレス装置13が取り付けられて構成されてい
る。このプレス装置13は油圧によってラム14を昇降
させる周知のものであって、このラム14の下端には上
記ロータリーテーブル6に対向するように可動板15が
取り付けられている。この型締・射出ステージS1 にお
いて金型Mは、上記型締装置7のラム14を降下させ
て、中心軸5および支持軸11,11をタイバーとして
金型Mを可動板15とロータリーテーブル6との間で狭
装することにより型締され、さらに上記射出装置1に
より、当該金型Mの内部に形成されるキャビティに溶融
樹脂が射出される。
【0012】また、上記型開ステージS3 に配設される
型開装置8は、4本の支柱21…により支持された天板
22に昇降用油圧シリンダー23が設けられ、この昇降
用油圧シリンダー23の下端にロータリーテーブル6に
対向して支持板24(図3)が取り付けられ、さらにこ
の支持板24の下面に上記金型の上型を狭着するクラン
プ25…が装着された構成となっている。なお、図中の
符号26は支持板24の上面に設され、天板22の挿
入孔に挿通されて支持板24をガイドする棒状の案内部
材である。また、この型開装置8には、支持板24上面
に立設された棒状部材の長孔に、天板22に水平に設け
られた挿入用油圧シリンダー先端の棒状片を挿入して、
型開時の上記支持板24および金型Mの上型U(図7)
の落下を防止する落下防止装置27が付設されている。
【0013】上記型締・射出ステージS1 において型締
され、内部のキャビティに溶融樹脂が射出された金型
Mは、ロータリーテーブル6の間欠的回転によって冷却
ステージS2 に回送される。ここで金型Mは上記溶融樹
脂が冷却固化されて成形品とされた後、次の型開ステー
ジS3 に回送され、型開装置8によって型開きされて該
成形品が取り出される。しかる後、金型Mは型閉じさ
れ、金型交換ステージS4 を経て再び上記型締・射出ス
テージS1 に回送され、次の成形に供される。このよう
な射出成形工程において、所定数の成形品の製造が終了
して金型Mを交換する場合、上記構成の成形装置4では
この金型Mの交換は、上記金型交換ステージS4 におい
て取り行われる。
【0014】この金型交換ステージS4 には、図3およ
び図4に示すような金型交換台31が配置されている。
この金型交換台31は床面G上に設置されたレール3
2,32上に載架されて移動可能とされており、その上
面はロータリーテーブル6の盤面に略面一とされてい
て、交換される金型Mが載置される台座面33とされて
いる。この台座面33には、それぞれロータリーテーブ
ル6側に向かって並ぶ2列のガイドピン34…によっ
て、上記金型交換ステージS4 との間で交換される金型
Mを保持する2面の台座35,35が画定されている。
これらの台座35,35にはそれぞれ、ロータリーテー
ブル6側に向かってローラ36,36が配列されるとと
もに、プル・プッシャー37が該ロータリーテーブル6
側に向かって進退可能に配設されている。
【0015】一方、ロータリーテーブル6上の盤面に
は、上記間欠的回転の停止時に各ステージS1 〜S4
位置に対応するように周方向に90°ごとに、図5およ
び図6に示されるように、平面視当該ロータリーテー
ブル6の内側から外周側に向かって互いに平行かつ並列
に、2列のガイドピン41…が配設されている。また、
上記盤面には、これらガイドピン41…の列に沿って2
対のクランプ42…が互いに対向するように配置されて
おり、さらに上記2列のガイドピン41…に挟まれる部
分にはロータリーテーブル6の内側と外周側とに1対ず
つのストッパー43…が突設されている。そして、ロー
タリーテーブル6上の盤面の、これらガイドピン41
…、ストッパー43…、およびクランプ42…によって
囲まれる部分(図5において鎖線で示す部分)が、成形
装置4において金型Mが載置されて固定される座面44
となる。
【0016】この座面44には、上記2列のガイドピン
41…に平行に2本のリフトローラ45,45が敷設さ
れている。このリフトローラ45は、上記座面44に埋
設された油圧シリンダー(図示略)上に配設されて上下
動可能とされたダイリフタ46に直列に、複数のローラ
47…が軸着されたものであって、上記ダイリフタ46
の上昇時にはこれらのローラ47…の上端縁が座面44
から僅かに突出するように、またダイリフタ46の下降
時には上記上端縁が該座面44に没入するように設定さ
れている。なお、上記ストッパー43…のうち、ロータ
リーテーブル6の外周側に突設されたストッパー43,
43の突出量は、上記ダイリフタ46上昇時のローラ4
7…の上端縁よりも低く設定されている。また図中に符
号48で示すのは、上記クランプ42、およびリフトロ
ーラ45下の油圧シリンダーを作動させるための油圧駆
動系のオートカプラであり、これは各座面44毎にロー
タリーテーブル6の周縁部に配設されたプラグ49と、
金型交換ステージS4 近傍のロータリーテーブル6外
に、該ロータリーテーブル6側に向かって進退可能とさ
れたソケット50とから構成されている。
【0017】このような座面44に載置される金型M
は、本実施例では図7に示されるように上型Uと下型L
とに2分割されるものであり、その上面および下面には
方形平板状の上型板51および下型板52がそれぞれ取
り付けられていて、この下型板52の平面形状は上記座
面44に等しくなるように成形されている。なお、図7
において符号53で示すのは、金型Mに内蔵されたコア
を作動させるための油圧駆動系の連結用プラグであり、
また符号54で示すのは上記金型交換台31のプル・プ
ッシャー37に掛止されるフックである。
【0018】さらに、この金型Mには、当該金型Mを上
記座面44に載置した状態で下型板52のロータリーテ
ーブル6径方向内側を向く側(金型装入方向の前端部)
に、図8および図9に示すような金型側の温調配管連結
器61が配設されている。一方、ロータリーテーブル6
上の盤面には、各座面44…のそれぞれに、上記載置状
態において金型側連結器61に対向するように、図8お
よび図10に示すようなロータリーテーブル側の温調配
管連結器62が配設されている。そして、これら金型側
連結器61とロータリーテーブル側連結器62とによっ
て本実施例の温調配管連結装置が構成されている。
【0019】この金型側連結器61は、方形平板状の連
結器本体63がこの方形をなす一の面を取付面64と
し、金型Mの上記載置状態においてこの取付面64が
ータリーテーブル側連結器62側を向くようにしてボル
ト65…により下型板52に固定されており、この取付
面64に2本の位置決めピン66,66と4つの温調配
管連結用プラグ67…が取り付けられた構成となってい
る。位置決めピン66は、先端側に向かうに従って縮径
する2段の円柱状の部材であり、その基端部が六角柱状
に成形されるとともに、先端部の両側は平面状に切り欠
かれていて、さらにその最先端はテーパ状に成形されて
いる。そして、該位置決めピン66は、金型装入方向に
嵌合方向(長さ方向)を一致させて上記取付面64の上
部と下部とに該取付面64に対して垂直に、埋め込みボ
ルト68を介して取り付けられて固定されている。
【0020】またプラグ67…は、上記取付面64の両
側に金型装入方向に嵌合方向(長さ方向)を一致させて
2つずつ配置されており、本実施例では一方の側に配設
されたプラグ67,67が金型Mに冷却水を供給するた
めの給水用プラグ67A,67Aとされており、他方の
側に配設されたプラグ67,67が金型Mから冷却水を
排出するための排水用プラグ67B,67Bとされてい
る。さらに、上記連結器本体63の一方の側面には給水
ポート69が、また他方の側面には排水ポート70が各
々2つずつ形成されていて、これらの給水ポート69お
よび排水ポート70はそれぞれに各給水用プラグ67
A,67Aおよび排水用プラグ67B,67Bに連通せ
しめられている。さらに、これら給水ポート69および
排水ポート70には、それぞれ当該金型M内に連通する
金型側の温調配管71…が接続されている。
【0021】一方、ロータリーテーブル側連結器62
は、ロータリーテーブル6上にボルト72…によって枠
体73固定、この枠体73に方形平板状の連結器本
体74、その方形をなす一の面を取付面75とし
この取付面75を載置状態の金型Mの金型側連結器61
の取付面64に対向するように装着、この取付面75
に2つの位置決めブッシュ76,76と4つの温調配管
連結用ソケット77…とを金型装入方向に嵌合方向を一
致させて取り付けた構成となっている。これら位置決め
ブッシュ76,76およびソケット77…は、上記両取
付面64,75を対向させた状態で、それぞれ上記位置
決めピン66,66およびプラグ67…に対し、互いに
一致するような位置に配置されている。そして、この対
向した状態において上記給水用プラグ67Aに対向する
ソケット77が、金型Mに冷却水を供給するための給水
用ソケット77Aとされ、一方排水用プラグ67Bに対
向するソケット77が金型Mから冷却水を排出するため
の排水用ソケット77とされる。
【0022】なお、このロータリーテーブル側の連結器
本体74の両側面にも、上記給水用ソケット77Aおよ
び排水用ソケット77Bに連通する給水ポート78およ
び排水ポート79が2つずつ形成されており、これら給
水ポート78および排水ポート79にはそれぞれロータ
リーテーブル側の温調配管80…が接続されている。こ
こで、これらのロータリーテーブル側温調配管80…
は、図1に示されるようにロータリーテーブル6の中心
軸5に向けて延長されており、この中心軸5に設けられ
たスイベルジョイントに連結されている。そして、この
スイベルジョイントを介して、給水ポート78に接続さ
れた温調配管80は当該成形装置4の冷却水供給源へ、
また排水ポート79に接続された温調配管80は、配水
管や、あるいは冷却器等を介して再び上記冷却水供給源
へと連通せしめられている。
【0023】枠体(支持部材)73は、上記ボルト72
…によってロータリーテーブル6に固定された基台(支
持部材)73A上に方形窓枠状に成形された部材であ
り、その中空部には円柱状のガイド棒81,81が2
本、ロータリーテーブル6に対して垂直に、すなわち上
下方向に配設されている。これらのガイド棒81,81
には、2つのガイド部材82,82がそれぞれ上下に
動自在に嵌挿されている。これらのガイド部材82,8
2には、それぞれ円柱状の取付ピン83,83が金型側
連結器61側に向かって突設されており、さらにその先
端には当該取付ピン83の軸線方向に沿ってネジ穴83
Aが形成されている。また、上記ロータリーテーブル6
側の連結器本体74には、上記対向状態において金型側
連結器61の位置決めピン66,66に対応する位置
に、取付面75に対して垂直に貫通孔84,84が穿設
されている。この貫通孔84は、取付面75側の大径部
84Aと枠体73側の小径部84Bとから構成されて
る。連結器本体74はこの貫通孔84の小径部84B
を上記ガイド部材82の取付ピン83に嵌させること
により、ガイド部材82と一体的に上下自在にかつ取付
ピン83の軸方向(金型装入方向)に移動自在に枠体7
3に支持されている。
【0024】一方、上記位置決めブッシュ76は、位置
決めピン66の先端部側に嵌合可能な有底円筒状の部材
であって、その内周面の先端部側、つまり位置決めピン
66に対向する側は、該先端側に向かって拡径するテー
パ状に成形されており、上記連結器本体74の貫通孔8
4の大径部84Aに嵌挿されている。この位置決めブッ
シュ76の底部にはその軸線方向に貫通孔76Aが形成
されており、この貫通孔76Aに取付ネジ85を挿入し
て上記取付ピン83先端のネジ穴83Aに螺着すること
により、大径の位置決めブッシュ76と小径の取付ピン
83と同軸的に連結されている。そして、これにより
連結器本体74は上記貫通孔84の軸線方向(金型装入
方向)に移動自在とされている。
【0025】さらに、上記2つのガイド部材82,82
のうち、ガイド棒81の上側に嵌挿されるガイド部材8
2と連結器本体74との間には、上記金型装入方向に伸
縮自在に2つの緩衝スプリング(付勢手段)86,86
が介装されており、これらの緩衝スプリング86によっ
て連結器本体74は金型側連結器61側に向かって付勢
された状態となっている。一方、上記2つのガイド部材
82,82のうち、ガイド棒81の下側に嵌挿されるガ
イド部材82と枠体73の基台73Aとの間にも、上下
方向に伸縮自在とされた2つの緩衝スプリング(付勢手
段)87,87が介装されている。これらの緩衝スプリ
ング87,87により、連結器本体74は上記下側のガ
イド部材82を介して上方向に付勢された状態となって
おり、これに伴って上側のガイド部材82の上面が枠体
73の上辺の下面に当接することにより、連結器本体7
4の上下方向の位置が位置決めされている。
【0026】そして、この状態において、ロータリーテ
ーブル側連結器62の位置決めブッシュ76およびソケ
ット77の中心軸線が、上昇状態のリフトローラ45,
45上の金型Mの金型側連結器61の位置決めピン66
およびプラグ67の中心軸線にそれぞれ一致するように
設定されている。
【0027】このような構成の温調配管連結装置を用い
て、ロータリーテーブル6の座面44に上記金型交換台
31の台座35から金型Mを装入するには、まず上記オ
ートカプラ48を接続して油圧駆動系を作動させ、互い
に対向するクランプ42…を開放するとともにリフトロ
ーラ45,45を上昇させる。次いで、金型交換台31
のプル・プッシャー37を金型Mのフック54に係止さ
せ、プル・プッシャー37をロータリーテーブル6側に
移動させて、金型Mを金型交換台31の台座35からロ
ータリーテーブル6の座面44上に押し込む。これによ
り、金型Mはガイドピン41…によって案内されつつリ
フトローラ45のローラ47…上を滑走し、金型側連結
器61の取付面64がロータリーテーブル側連結器62
の取付面75に対向した状態で、ロータリーテーブル6
の径方向内側に向かって移動し、両連結器61,62が
接近する。
【0028】ここで、リフトローラ45は座面44から
上昇した状態であるので、金型側連結器61の位置決め
ピン66,66およびプラグ67…の中心軸線は、上述
のようにロータリーテーブル側連結器62の位置決めブ
ッシュ77,77およびソケット77…の中心軸線にそ
れぞれに一致しており、このまま上記金型装入方向に金
型Mを押し込むことにより、まず位置決めピン66,6
6の先端部が位置決めブッシュ77,77内に挿入され
る。これによって、両連結器61,62は金型装入方向
以外の方向に相対的に位置決めされ、金型装入方向以外
の方向への相対移動が拘束される。この際ソケット77
は、取付ピン83に取付ネジ85で連結されているの
で、図8で右方に後退することはない。
【0029】さらに金型Mを押し込むと、両連結器6
1,62が位置決めピン66と位置決めブッシュ77と
合によって案内されることにより、各プラグ67…
はそれぞれに対応するソケット77…に嵌合して密着
し、これによってロータリーテーブル側連結器62は上
記径方向内側に押圧力を受けることになる。ところがこ
こで、ロータリーテーブル側連結器62の本体74は緩
衝スプリング86によって金型側連結器61側に向かっ
て付勢されているため、結果的に両本体63,74は一
体的かつ弾性的に上記径方向内側に向かって移動し、緩
衝スプリング86の付勢力によって互いに密着を維持
ることになる。プラグ67…ソケット77…の上記嵌
合によって、金型側の温調配管71…とロータリーテー
ブル側の温調配管80…とが連結される。そして、この
位置で金型Mの下型板52は座面44のロータリーテー
ブル中心側のストッパー43に当接し、金型Mが座面4
4上に位置決めされる。
【0030】こうして温調配管71,80が連結され、
金型Mが位置決めされたなら、上記油圧駆動系を作動し
てリフトローラ45,45を座面44内に没入させ、金
型Mを降下させて座面44に密着させる。これに伴っ
て、金型側連結器61に一体的に連結されたロータリー
テーブル側連結器62の本体74も、緩衝スプリング8
7,87による付勢力に抗して金型側連結器61と一体
に降下する。この金型Mの降下によって該金型Mの下型
板52は、その上記フック54が設けられた側の側面が
ロータリーテーブル6の外周側に突設されたストッパー
43,43に係止され、これによって金型Mの水平方向
の移動が拘束される。そこで、リフトローラ45が座面
44内に没入した後に、上記油圧駆動系を作動させてク
ランプ42…によって下型板52を狭着することによ
り、金型Mはロータリーテーブル6の座面44上に強固
に固定され、金型の装入が終了する。なお、金型交換時
に当該金型Mを座面44から取り払うには、上記と逆の
手順で行えばよい。
【0031】このように、上記構成の温調配管連結装置
によれば、金型Mをロータリーテーブル6上に装入す
だけで、金型側連結器61とロータリーテーブル側連結
器62とを確実かつ容易に連結することができ、金型M
への温調配管の接続を、自動的に行うことができる。従
って、従来の如くこのような作業に人手を要したり、エ
アシリンダーや油圧シリンダー等の連結専用のアクチュ
エータを設けたりする必要がなく、またこのような専用
アクチュエータのためのスペースを備える必要もない。
このため、作業者に時間や労力の消費を強いることがな
く、また成形機の構造が複雑化するのを抑えることがで
きるとともに、当該成形機のコンパクト化にも容易に対
応することが可能である。
【0032】また、これらの連結器61,62の連結は
座面44に金型Mを装入すると同時に行われ、金型Mの
下型板52がストッパー43に当接して座面44上に位
置決めされたところでは、既に終了している。すなわ
ち、連結器61、62の連結による温調配管の接続作業
が、金型Mの装入作業と平行して行われるため、従来の
ように専用アクチュエータの作動のためのロスタイムが
生じるようなことはない。これにより、迅速な金型交換
作業を行うことができるので、例えば成形サイクルタイ
ム内での金型交換を行う場合でも、容易にこれに対応す
ることが可能となる。
【0033】さらに上記構成の連結装置では、ロータリ
ーテーブル側連結器62に、枠体73、ガイド棒81、
ガイド部材82、取付ピン83、および緩衝スプリング
86,87等によって構成される付勢機構が付設されて
おり、これによって該連結器62の金型装入方向および
上下方向の移動が弾性的に許容されている。このため、
上記金型Mの装入による押圧力により、ロータリーテー
ブル側連結器62の基準位置にずれが生じなどして、
両連結器61,62の正確な連結が阻害されるような事
態が生じるのを、未然に防止することができる。
【0034】また、上記付勢機構が連結器62の上下方
向の移動も許容しているため、上記構成の成形装置のよ
うに、金型Mを一旦水平方向に移送してロータリーテー
ブル6の座面44上に位置決めし、次いでリフトローラ
45を座面44内に没入させて金型Mを降下させ、しか
る後クランプ42により狭着する場合でも、このような
金型Mの動作によって連結器61,62の連結に支障を
来すことはない。従って、上記実施例の如く、金型Mの
水平方向の移動を拘束するために下型板52をストッパ
ー43によって係止する構造とし、これに伴って金型M
が水平方向に加えて垂直方向にも移動して座面44に載
置・固定されるような場合でも、このような金型Mの動
作に容易に対応し得て、金型Mのロータリーテーブル6
への固定の安定化を促すことができる。
【0035】なお上記実施例では、このような付勢機構
ロータリーテーブル側連結器62にのみ設けたが、こ
れを金型側連結器61に設けた構成としても構わない。
さらに、このような付勢機構を両方の連結器61,62
に設けても、もちろん構わない。
【0036】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のロータリ
ー式射出成形機における金型の温調配管連結装置は、前
記の構成とされているので、次の効果がある。 ロータリーテーブルへの金型の装入時に装入用のプ
ル・プッシャの働きによって両連結器を連結する構造と
なっているため、連結専用のアクチュエータが不要であ
り、しかも連結のためのロスタイムがなく、金型交換を
人手を煩わさずに迅速かつ自動で行うことができる。 位置決めピンと位置決めブッシュの嵌合時に支持部
材に支持された連結器本体が後退してプラグとソケット
の嵌合位置を変化させることがないので、プラグとソケ
ットは常に的確に嵌合するようになる。 リフトローラの下降で金型がロータリーテーブルの
座面に下ろされる際に、支持部材に支持された連結器本
体が第2付勢手段の作用によって金型に対して相対的に
移動し、他の連結器本体との関係を正常に保つので、プ
ラグとソケットの嵌合状態が金型の下降によって崩れる
ことがない。 ロータリーテーブルが回転時等に微振動するような
ことがあっても、第1付勢手段と第2付勢手段の働きに
よってプラグとソケットの嵌合が緩むことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係わるロータリー式射出成
形機の平面図である。
【図2】図1に示すロータリー式射出成形機の側面図で
ある。
【図3】図1に示すロータリー式射出成形機の型開装置
8側からの正面図である。
【図4】図1に示すロータリー式射出成形機の金型交換
ステージS4 と金型交換台31を示す平面図である。
【図5】ロータリーテーブル6の座面44を示す平面図
である。
【図6】図5におけるX方向視の側面図である。
【図7】図1に示すロータリー式射出成形機に用いられ
る金型Mの(イ)正面図、(ロ)側面図である。
【図8】(イ)は金型側連結器61の側面図、(ロ)
ロータリーテーブル側連結器62の側面図である。
【図9】(イ)は金型側連結器61の図8におけるA方
向視の平面図、(ロ)図8におけるB方向視の正面図
である。
【図10】(イ)はロータリーテーブル側連結器62
8におけるC方向視の平面図、(ロ)図8における
D方向視の正面図である。
【符号の説明】1 射出装置 2 加熱筒 3 ノズル 5 中心軸 6 ロータリーテーブル7 型締装置 8 型開装置 31 金型交換台 37 プル・プッシャ 42 クランプ 44 座面45 リフトローラ 61 金型側連結器 62 ロータリーテーブル側連結器 63,74 連結器本体 64,75 取付面 66 位置決めピン 67 プラグ 69,78 給水ポート 70,79 排水ポート 71,80 温調配管 73 枠体(支持部材) 73A 基台(支持部材) 76 位置決めブッシュ 77 ソケット 81 ガイド棒 82 ガイド部材 86,87 緩衝スプリング(付勢手段) M 金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 手島 誠 東京都豊島区東池袋4丁目6番3号 株式 会社 土屋製作所内 (72)考案者 有里 明 兵庫県神戸市西区室谷2丁目1番2号 株 式会社 コスメック内 (56)参考文献 実公 昭60−7881(JP,Y2) 実公 昭60−37151(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心軸を中心に周方向に所定の角度で間
    欠的に回転自在とされ、プル・プッシャによって金型交
    換台から装入される金型を上昇状態のリフトローラで受
    けリフトローラと一緒に金型を座面に下降させてクラン
    プで固定するロータリーテーブルの複数の回転停止位置
    に、該ロータリーテーブル上に固定された金型を型締め
    する型締装置と、上記金型を開く型開装置、及び加熱筒
    内の溶融樹脂を上記型締装置で型締めされた金型内にノ
    ズルから射出する射出装置とが配設されたロータリー式
    射出成形機において、互いに嵌合されて温調配管を連結
    するプラグとソケットのいずれか一方を上記金型の装入
    方向に嵌合方向を一致させて金型側連結器本体に備え上
    記金型の装入方向前端部に設けられた金型側連結器と、
    上記プラグとソケットの他方を上記金型装入方向に嵌合
    方向を一致させてロータリーテーブル側連結器本体に備
    えロータリーテーブルの中心側に上記金型側連結器本体
    に対向して設けられたロータリーテーブル側連結器とを
    具備してなり、上記両連結器本体の少なくとも一方は、
    上記リフトローラによる金型の上下幅以上上下自在にか
    つ上記金型装入方向に移動自在に支持部材に支持され、
    上記支持部材に支持された連結器本体には、互いに嵌合
    して上記両連結器本体を連結位置に位置決めする位置決
    めピンと位置決めブッシュのいずれか一方が、上記金型
    装入方向に嵌合方向を一致させかつ金型装入方向の移動
    を止められた状態でその連結器本体と一緒に上下自在に
    設けられ、また他方の連結器本体には、上記位置決めピ
    ンと位置決めブッシュの他方が金型装入方向に嵌合方向
    を一致させて設けられ、上記支持部材と該支持部材に支
    持された連結器本体との間には、該連結器本体を他の連
    結器本体に向けて付勢する第1付勢手段と金型の上昇状
    態において両連結器本体の上記プラグとソケットの高さ
    及び上記位置決めピンと位置決めブッシュの高さが一致
    するように付勢する第2付勢手段とが設けられたことを
    特徴とするロータリー式射出成形機における金型の温調
    配管連結装置。
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JPS6037151U (ja) * 1983-08-22 1985-03-14 トヨタ自動車株式会社 ストッパ−式スイッチ装置

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