JPH07231489A - ウォッチドック診断機能付き制御装置 - Google Patents

ウォッチドック診断機能付き制御装置

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Publication number
JPH07231489A
JPH07231489A JP6045267A JP4526794A JPH07231489A JP H07231489 A JPH07231489 A JP H07231489A JP 6045267 A JP6045267 A JP 6045267A JP 4526794 A JP4526794 A JP 4526794A JP H07231489 A JPH07231489 A JP H07231489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
watchdog
control device
reset signal
pulse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6045267A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Higashihara
由晃 東原
Shoji Mafune
庄司 真船
Michiaki Hashimoto
道明 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP6045267A priority Critical patent/JPH07231489A/ja
Publication of JPH07231489A publication Critical patent/JPH07231489A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で信頼性の高いウォッチドック診
断機能付き制御装置を提供する。 【構成】 電源投入リセット時から所定時間パルス出力
を停止し、この期間内にウォッチドック回路3よりリセ
ット信号が出力されればウォッチドック回路3は正常で
あるものと判断し、リセット信号が出力されなければウ
ォッチドック回路3は異常であると判断して警報部4を
動作させて警報を発生させるとともに、出力禁止部5を
動作させてエアバックの動作を禁止する。パルス出力の
停止、ウォッチドック回路3よりリセット信号が出力さ
れたか否かの判定及び警報部4や出力禁止部5の動作の
制御は、制御装置にてソフトウェアにより実現すること
ができるので、構成が簡単で信頼性の高いウォッチドッ
ク診断機能が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイコン等の制御装置
の暴走を検知してリセットをかけるウォッチドック回路
の診断機能を有するウォッチドック診断機能付き制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マイコン等の制御装置のなかに
は、暴走対策としてウォッチドックと呼ばれる回路(例
えば、特開平1−270149号公報、特開平4−72
897号公報)を付加したものがある。このウォッチド
ック回路は制御装置より一定周期で出力されるパルスを
入力し、制御装置が暴走してそのパルスが出力されなく
なったとき、あるいは規定以外のパルスが出力されたと
きに制御装置にリセットをかけるものである。ところ
で、ウォッチドック回路はウォッチドック回路自体の異
常は検知しないので、これが故障した状態のままで制御
装置を使用した場合には制御装置の異常を防ぐことがで
きないことになる。そこで、ウォッチドック回路を診断
する機能を有する制御装置として例えば特開平4−36
9740号公報に開示されているものがある。この制御
装置は、ウォッチドック回路にてクロック信号を発生す
るとともにこのクロック信号をカウントする。そして、
所定時間後に制御装置より供給されるクリア信号にてカ
ウント値をリセットする一方、前回のカウント値と比較
して一致しなければウォッチドック回路の異常と判断
し、一致していれば上記処理を繰り返す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のウォッチドック診断機能付き制御装置にあっ
ては、連続使用時間の短いものに適用した場合にはコス
ト面および信頼性の面で多少難があるという問題点があ
った。すなわち、上述したように従来のウォッチドック
診断機能付き制御装置は所定時間毎にウォッチドック回
路からのカウント値を読み取って前回のカウント値と比
較することでウォッチドック回路の異常を判断している
が、例えば自動車のように1回の走行に要する時間が短
いものでは、ウォッチドック回路の診断は制御装置の使
用開始時点で十分である。したがって、このような用途
ではコストの面から、より簡単な構成が望ましく、ま
た、構成を簡略化することで信頼性の向上も得ることが
できる。
【0004】そこで本発明は、簡単な構成で信頼性の高
いウォッチドック診断機能付き制御装置を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によるウォッチドック診断機能付き制御装置
は、制御装置より一定周期で出力されるパルスを入力
し、該制御装置が暴走してそのパルスが出力されなくな
ったとき、あるいは規定以外のパルスが出力されたとき
にリセット信号を該制御装置に送るように構成されたウ
ォッチドック回路を有し、該制御装置をリセットするよ
うにしたウォッチドック診断機能付き制御装置におい
て、電源投入手段より出力されるリセット信号を入力し
たときから所定時間前記ウォッチドック回路にパルス出
力を停止するパルス出力禁止手段と、前記所定時間内に
前記ウォッチドック回路よりリセット信号が出力される
か否かの判定を行なう判定手段と、前記判定手段により
リセット信号が出力されないと判定された場合に異常信
号を出力する制御手段とを有することを特徴とする。ま
た、エアバックの動作を禁止するエアバック動作禁止手
段を有し、前記制御手段は、ウォッチドック手段よりリ
セット信号が出力されないと判断された場合に前記エア
バック動作禁止手段を動作させてエアバックの動作を禁
止することを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明では、制御装置は電源投入リセット時か
ら所定時間ウォッチドック回路へのパルスの供給を停止
する。そして、この期間内にウォッチドック回路からリ
セット信号が出力されればウォッチドック回路は正常で
あるものと判断し、リセット信号が出力されなければウ
ォッチドック回路は異常であると判断して異常信号を出
力する。したがって、制御装置にてパルス出力禁止手段
と、判定手段と、制御手段とをソフトウェアにより実現
することができるので、簡単な構成で信頼性の高いウォ
ッチドック診断機能が得られる。また、本発明をエアバ
ック装置に適用した場合、ウォッチドック回路が異常で
あればエアバックの動作を禁止する。したがって、エア
バック装置を常に正常な状態に保つことが可能になる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明に係るウォッチドック診断機能付き制御装置
の一実施例を適用したエアバック装置の構成を示すブロ
ック図である。この図において、1は装置各部を制御す
るマイコンであり、図示せぬCPU、ROMおよびRA
M等を有して構成される。ROMにはCPUを制御する
ためのプログラムが書き込まれており、RAMはワーキ
ングエリアとして使用される。マイコン1は電源投入時
にリセット回路2より出力されるリセット信号を入力す
ると、RAMの内容のクリア、カウンタのリセット等を
行なう。また、リセット回路2より出力されるリセット
信号を取り込んだ時点から所定期間パルス出力は行なわ
ず、リセット信号の入力待ちを行なう。また、上記RO
Mにはタイマプログラムが書き込まれており、CPUは
このタイマプログラムにしたがってタイマ動作する。な
お、パルス出力とは一定周期で出力されるパルスであ
る。マイコン1は所定期間内にリセット信号を入力しな
ければ警報部4および出力禁止部5に異常信号を供給す
る。すなわち、ウォッチドック回路3が故障しているも
のと判断して異常信号を出力する。これに対して、所定
期間内にリセット信号を入力すればウォッチドック回路
3が正常であると判断してパルス出力を行なう。
【0008】ここで、電源投入時のリセットか否かの判
定は、RAMの特定領域に設定するコードの照合により
行なう。すなわち、電源投入時であればRAMの内容が
不定であるので、予め設定しておいたコードと一致しな
い。これに対して、ウォッチドック回路3によるリセッ
トではRAMの特定領域には既にコードが設定されてい
るので、このウォッチドック回路3によるリセットでは
コードは一致することになる。このように、リセットさ
れた際にRAMの特定領域のコードを確認することで電
源投入時のリセットか、ウォッチドック回路3によるリ
セットかを判別することができる。
【0009】ウォッチドック回路3はマイコン1からの
パルス出力を入力している間は何もせず、パルス出力を
入力しなくなると、その時点でマイコン1に対してリセ
ット信号を出力する。マイコン1はウォッチドック回路
3からのリセット信号を入力すると、異常信号を警報部
4および出力禁止部5に対して出力する。警報部4は音
声発生回路または光発生回路により構成され、異常信号
を入力したときからブザー音の発生または光の点滅を行
ない、運転者にウォッチドック回路3の異常を知らせ
る。出力禁止部5はマイコン1とエアバック駆動部6と
の間に介挿され、マイコン1からの点火信号のエアバッ
ク駆動部6への供給を禁止する。この場合、異常信号を
入力した時点から点火信号のエアバック駆動部6への供
給を禁止する。
【0010】エアバック駆動部6は、図示のようにトラ
ンジスタ7〜10とインフレータ11とから構成され
る。インフレータ11には点火装置(スクイブ)11A
が設けられており、この点火装置11Aが点火すること
によりエアバック12が動作して爆発的に膨らむ。点火
装置11Aにはトランジスタ9を介して点火用電源が供
給される。13はセンサであり、車両に加わる衝撃を検
出する。このセンサ13によって車両への衝撃が検出さ
れた場合にマイコン1より点火信号が出力される。この
場合、出力禁止部5によって点火信号の出力が禁止され
ていなければ、点火信号によってトランジスタ7がオン
する。このトランジスタ7がオンすると、トランジスタ
8、9、10がオンする。これにより、点火装置11A
に点火用電源が供給され、エアバック12が爆発的に膨
らむ。上記マイコン1はパルス出力禁止手段、判定手段
および制御手段に対応し、また、上記出力禁止部5はエ
アバック動作禁止手段に対応する。
【0011】このような構成において、図2に示すフロ
ーチャートを参照しながら動作について説明する。ま
ず、ステップS10で電源投入時リセットか否かの判定
を行なう。この判定において電源投入時リセットでない
と判断すると、ステップS12で通常の処理を行なう。
すなわち、ウォッチドック回路3に対して一定周期毎に
パルスを供給する。また、センサ13からの出力を監視
し、センサ13から出力があれば点火信号を出力して点
火装置11を点火させる。上記ステップS10の判定に
おいて電源投入時リセットであると判断すると、ステッ
プS14でパルス出力を停止するとともにタイマをスタ
ートさせる。次いで、ステップS16でリセット信号有
りか否かの判定を行なう。この判定においてリセット信
号が有ると判断するとステップS12に進み、リセット
信号が無いと判断すると、ステップS18でタイマがタ
イムアップしたか否かの判定を行ない、タイムアップし
ていないと判断すると、このステップ16に戻り、タイ
ムアップしたと判断するとステップS20でウォッチド
ック回路3の異常と判断して異常信号を出力する。これ
により、警報部4にてブザー音の発生または光の点滅が
行なわれる。この処理はキーオフされるか、または、図
示せぬ専用のヒューズが抜かれるまで続行される。
【0012】なお、上記実施例ではエアバック装置に適
用した場合であったが、その他、パワーウィンドウ装
置、パワーステアリング装置等にも適用することができ
る。また、車両に限らずマイコンを使用する装置に対し
ても適用することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、電源投入リセット時か
ら所定時間パルス出力を停止してこの期間内にリセット
信号が出力されなければウォッチドック回路の異常と判
断して運転者に知らせるようにし、この機能を制御装置
にてソフトウェアによって実現することができるので、
簡単な構成で信頼性の高いウォッチドック診断を行なう
ことができる。また、本発明をエアバック装置に適用し
た場合、ウォッチドック回路が異常である場合エアバッ
クの動作を禁止するようにしたので、運転者は常にエア
バック装置を正常な状態に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウォッチドック診断機能付き制御
装置の一実施例を適用したエアバック装置のブロック図
である。
【図2】同実施例のエアバック装置の動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 マイコン(パルス出力禁止手段、判定手段および制
御手段) 2 リセット回路 3 ウォッチドック回路 4 警報部 5 出力禁止部(エアバック動作禁止手段) 11 点火装置 12 エアバック 13 センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置より一定周期で出力されるパル
    スを入力し、該制御装置が暴走してそのパルスが出力さ
    れなくなったとき、あるいは規定以外のパルスが出力さ
    れたときにリセット信号を該制御装置に送るように構成
    されたウォッチドック回路を有し、該制御装置をリセッ
    トするようにしたウォッチドック診断機能付き制御装置
    において、 電源投入手段より出力されるリセット信号を入力したと
    きから所定時間前記ウォッチドック回路にパルス出力を
    停止するパルス出力禁止手段と、 前記所定時間内に前記ウォッチドック回路よりリセット
    信号が出力されるか否かの判定を行なう判定手段と、 前記判定手段によりリセット信号が出力されないと判定
    された場合に異常信号を出力する制御手段と、を有する
    ことを特徴とするウォッチドック診断機能付き制御装
    置。
  2. 【請求項2】 エアバックの動作を禁止するエアバック
    動作禁止手段を有し、 前記制御手段は、ウォッチドック手段よりリセット信号
    が出力されないと判断された場合に前記エアバック動作
    禁止手段を動作させてエアバックの動作を禁止すること
    を特徴とする請求項1記載のウォッチドック診断機能付
    き制御装置。
JP6045267A 1994-02-17 1994-02-17 ウォッチドック診断機能付き制御装置 Pending JPH07231489A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6045267A JPH07231489A (ja) 1994-02-17 1994-02-17 ウォッチドック診断機能付き制御装置

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JP6045267A JPH07231489A (ja) 1994-02-17 1994-02-17 ウォッチドック診断機能付き制御装置

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JPH07231489A true JPH07231489A (ja) 1995-08-29

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ID=12714533

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JP6045267A Pending JPH07231489A (ja) 1994-02-17 1994-02-17 ウォッチドック診断機能付き制御装置

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JP (1) JPH07231489A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140071687A (ko) * 2012-12-04 2014-06-12 현대모비스 주식회사 와치독 감지 작동 확인 방법 및 장치
WO2019073779A1 (ja) 2017-10-13 2019-04-18 オムロン株式会社 制御装置、スレーブ装置の制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20140071687A (ko) * 2012-12-04 2014-06-12 현대모비스 주식회사 와치독 감지 작동 확인 방법 및 장치
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