JPH0718592Y2 - 手さげ容器 - Google Patents

手さげ容器

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JPH0718592Y2
JPH0718592Y2 JP6677591U JP6677591U JPH0718592Y2 JP H0718592 Y2 JPH0718592 Y2 JP H0718592Y2 JP 6677591 U JP6677591 U JP 6677591U JP 6677591 U JP6677591 U JP 6677591U JP H0718592 Y2 JPH0718592 Y2 JP H0718592Y2
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JP
Japan
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container body
container
tray
hand
convex wall
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JP6677591U
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JPH0653440U (ja
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建 州 陳
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陳 建州
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、食品や果物或は食物以
外の品物を入れる容器に握り手が設けてある手さげ容器
に係る。
【0002】
【従来の技術】従来の手さげ容器は構造が色々さまざま
あるが、代表的に図1と図2に示す手さげ容器を例に取
って説明する。図1が示す手さげ容器10は、容器本体
11と蓋12と握り手13とを組み合わせたもので、容
器本体11は四辺の壁と底である空間を包囲したもの
に、蓋12をかぶせられる様にしたあと、握り手13を
容器本体11に取り付けたものである。その欠点として
は、品物を入れる空間が単一で分割して利用できず、あ
まり便利ではない。又握り手13が容器本体11と連結
されている場所は丁度容器本体11の中心線にあり、も
しころがり易い円形のもの、例えば、リンゴ、ミカン等
の果物、或は動き易い液体のものを容器本体11の中に
入れた時には、それらのものがあちこちに動いて、重心
が不安定になる欠点がある。なぜなら容器本体11の中
においた品物の重心が中心線のあたりにこなければ、握
り手13を手にさげた時、容器本体11は重心がある方
に傾く。従って手にさげにくく、又中に入れた品物が傾
斜して倒れたりする欠点がある。
【0003】次に図2に示す手さげ容器20は、容器本
体21と蓋22と握り手23とがある他、別に一個の内
容器24がある。この手さげ容器20が上述の手さげ容
器10と異なる点は、容器本体21の内壁に数本の同じ
高さの支え柱211を付設して、内容器24を支える構
造である。それで容器本体の空間は上下二段に区切られ
た形になる。この手さげ容器20の欠点としては、内容
器24が容器本体11の中に常に一定の高さにだけ置か
れて、その高さが調節できない点である。更にその握り
手23も前例の手さげ容器10の握り手13と同じく、
重心が不安定になる欠点がある。
【0004】その外、本出願人が以前に出願した実願平
2−106143号の「容器」は上述の高さの調節がで
きない点を改良したもので、その特徴としては容器本体
の内壁に若干の高さが異なる垂直リブを設けて、長方形
のトレーを容器の中で異なる高さに置ける様にしたもの
で、本案の一目的と同様に容器の内部空間を上下二段に
区切ることができて、それで品物の大さにより多少変更
して使用できる。但し握り手が付いてないので手でさげ
ることはできない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本案が解決しようとす
る第一の問題点は握り手の不安定性で、第二の問題点は
トレーを置く高さの調節できない点である。
【0006】
【課題を解決するための手段】第一の問題点の握り手の
不安定性を解決する手段としては、握り手を容器本体に
取付ける場所を中心線が通る所にしないで、中心線を標
準にして、その相対する場所に連結し、偏心させて組み
付けることにより、それを解決した。
【0007】第二の問題点のトレーを置く高さの調節で
きないことを解決する手段としては、トレーの対角にあ
る両隅に底縁にある高さの凹部を設け、又容器本体の内
壁にやはり対角の両隅にある高さの凸壁を設けて、トレ
ーの凹部を容器本体の凸壁にはめて置くか、或ははめな
いで凸壁の上面に置くことにより二つの高さに調節でき
る様にした他、トレーを容器本体の外蓋の上にのせて置
ける様に色々に変化して利用できる様に工夫した。
【0008】
【実施例】本考案の一実施例の手さげ容器30は、図3
に示す如く、容器本体31と外蓋32とトレー34と内
蓋344と握り手33とを組み付けて構成される。本体
31はその四辺の壁と底で空間311を形成し、内壁の
対角の両隅に両側に少し伸びた垂直面と水平面を持ち内
側に突出する様に設置した長方形の支え凸壁312を持
つ。この支え凸壁312の外表面は同じ形の凹部313
となり、それでやはり対角の両隅にまたがった位置にあ
り、この凹部313の中には図5に示す如く一個のはめ
合せ円筒314を外横向きに付設し、このはめ合せ円筒
314の奥下部に長方形のかかり孔315を設けてあ
る。この二個のはめ合せ円筒314は容器本体31の中
心線からはずれた相互に相対偏心する位置に固設してあ
る。容器本体31の上周縁は一つの突起316を設けて
おく。
【0009】外蓋32はその周縁に一つの下向きのはさ
み溝321を設けて、本体31の上周縁の條突起316
とはまり合って、容器本体31の上に被さる。外蓋32
の四辺の中央には各一個の内側に突き出た突起322を
設けてある。
【0010】握り手33は握り手本体331と二本の側
片332とを組み合せて構成される。握り手本体331
の両末端3311は図4に示す如く薄くして直角に彎曲
し、且つ一個のひっかけ孔3312を設けてある。側片
332は長方形で下半部は徐々に内側に、即ち容器本体
31の方に彎曲し、上端表面に長方形のさしこみ孔33
21を設け、この孔の内壁には一本の下向きに傾斜した
弾性片3322を付設し、又下末端は内側に横向きの二
重円筒3323を付設し、前端下方は少し欠けて一個の
ひっかけ突起3325を形成させてある。更に側片33
2はその上端に内側に水平に伸出した馬蹄形のおさえ3
326を設けてある。
【0011】握り手33を組み合わせるには、握り手本
体331の両末端3311を各側片332のさしこみ孔
3321の中にさしこみ、この孔の中の弾性片3322
を内側におさえこみ、ひっかけ孔3312が弾性片33
22の所まできたら、弾性片3322はおさえられなく
なり、自然に弾性で元の位置に戻り、ひっかけ孔331
2の中につきささる様になる。それで握り本体331の
両末端3311はさしこみ孔3321の中にしっかりは
まり合う。握り手33はそれで組み合せを完了する。
【0012】次に、握り手33と容器本体31を組み合
せるには、両側片332の下末端にある二重円筒332
3を本体31のはめ合せ円筒314にはめ付けて、二重
円筒3323のひっかけ突起3325をはめ合せ円筒3
14のかかり孔315の中にかからせる様にすれば、握
り手33は容器本体31に取付けられて、脱落しなくな
る。両側片332の下末端は容器本体31の中心線から
離れた相対の両側にあるので、偏心状態になり、握り手
本体331の中点はやはり中心線の上方を通過してい
る。故に握り手を手にさげてこの容器30を持ちあげた
時、たとえ容器30の内部重心が偏って中心線の所にこ
なくても、握り手と容器本体が偏心的に連結してあるの
で、互いに相殺して重心偏移による傾斜作用を消滅し、
手さげ動作が安定し、かたむいたり、ひっくりかえる可
能性がない。
【0013】トレー34は容器本体31の中におくもの
で、その内部は品物をおく空間341を形成し、対角の
両隅に両側に外側の底縁に伸出したある長さの凹部34
2を設け、この凹部の形状と巾は容器本体31の支え凸
壁312と合致させ、このトレー34を容器本体の中に
おく時、この凹部342が支え凸壁312にはまって支
えられ、図6が示す比較的低い位置で容器本体の中に収
納される。若しこの位置からトレー34を90度廻して
容器本体の中におく時は、凹部342は支え凸壁にはま
らず、トレー34の底縁が支え凸壁312の上面縁に支
えられて、図7が示す比較的高い位置にある。図9は図
6と図7の外観図を示す。それでトレー34の容器本体
の中におく時二つの高さの調節ができる。支え凸壁31
2と凹部342とは美しく整った形に構成しておく。更
にトレー34の上周縁は一本の條突起343を設けて、
一枚の内蓋344の裏周縁に設けてあるはさみ溝345
とはまり合って、トレーはこの内蓋344で被される。
【0014】トレー34は容器本体の中におかれて、二
つ高さ位置に変更できる外、必要があれば、容器本体の
上にのせて手にさげられる。即ち、図8に示す如く外蓋
32の上にのせておいて、外側の4個の突起322をト
レー34の底周縁につきかける様にし、側片332のお
さえ3326は内蓋344を上からおさえる様にすれ
ば、握り手を手にさげてこの容器30を持ちはこぶ時、
トレー34は容器本体31から落ちなくなる。
【0015】
【考案の効果】本考案は容器の中に別のより小さい一個
のトレーを容器本体の中に二つの高さ位置に選択してお
ける様にしてあるので、中におく品物の大きさと数によ
り容器本体の空間を適当に区切って利用できる他、必要
があれば、トレーを容器本体の中におかないで、外蓋の
上にのせても手にさげて持ちはこべる。又握り手は容器
本体の中心線の上に合致しなく、その両端は中心線から
はずれた相対する場所に偏心的に連結して、握り手の中
点が中心線の上を通過する様に構成されてるから、容器
本体の中においてある品物があちこち動いても、この握
り手は安定して容器本体が傾かない様に持ちはこべる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の一種の手さげ容器の斜視図である。
【図2】従来の別の一種の手さげ容器の斜視図である。
【図3】本案の手さげ容器の分解斜視図である。
【図4】本案の手さげ容器の中の握り手本体の両端と側
片の構造斜視図である。
【図5】本案の手さげ容器の中の容器本体の部分斜視図
である。
【図6】本案の手さげ容器のトレーを容器本体の中に低
い位置においた時の断面図と外面図である。
【図7】本案の手さげ容器のトレーを容器本体の中に高
い位置においた時の断面図と外面図である。
【図8】本案の手さげ容器のトレーを容器本体の上にの
せておいた時の側面図である。
【図9】本案の手さげ容器が組み合された後の斜視図で
ある。
【符号の説明】
30 手さげ容器 31 容器本体 32 外蓋 34 内容器(トレー) 311 空間 312 支え凸壁 313 凹部 314 はめ合せ円筒 315 かかり孔 316 條突起 321 はさみ溝 322 かかり突起 331 握り手 331 握り手本体 332 側片 341 空間 342 凹部 343 條突起 344 内蓋 3311 両末端 3312 ひっかけ孔 3321 さしこみ孔 3322 弾性片 3323 二重円筒 3324 さしこみ溝 3325 ひっかけ突起 3326 おさえ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一個の容器本体をさげて持ちはこぶ一本
    の握り手の両端を容器本体の外周壁に偏心する位置に連
    結し、その両連結点は容器本体の中心線の相対する両側
    に位置して、手でさげてはこぶ時の安定性を増強した手
    さげ容器。
  2. 【請求項2】 容器本体は内壁に少なくとも対角の両隅
    に、両側に水平に伸び且つ上表面が平坦な支え凸壁を設
    ける外、底周縁の対角の両隅に容器本体の一対の支え凸
    壁とはまり合う凹部を設けた別の一個のトレーを設け、
    このトレーが容器本体の中におかれる時その凹部が支え
    凸壁にはまって支えられる低い位置と、凹部が支え凸壁
    にはまらず底縁が支え凸壁の上表面に支えられる高い位
    置との二つの高さの調節が可能な請求項1記載の手さげ
    容器。
  3. 【請求項3】 容器本体は、上面周縁に数個の内側に向
    いた突起を付設した外蓋をかぶせられ、必要があれば、
    トレーを外蓋の上にのせて置いて、それらの突起でトレ
    ーの底周縁につきかからせて、トレーを動かない様に保
    持する請求項1記載の手さげ容器。
  4. 【請求項4】 握り手は、その両側片に上端から内側に
    水平に伸出した馬蹄形のおさえを設けてあり、トレーが
    外蓋の上にのせて置かれた時に、このおさえはトレーの
    上周縁を下の方におさえて安定させる様にした請求項1
    記載の手さげ容器。
JP6677591U 1991-08-22 1991-08-22 手さげ容器 Expired - Lifetime JPH0718592Y2 (ja)

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JP6677591U JPH0718592Y2 (ja) 1991-08-22 1991-08-22 手さげ容器

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JP6677591U JPH0718592Y2 (ja) 1991-08-22 1991-08-22 手さげ容器

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Publication Number Publication Date
JPH0653440U JPH0653440U (ja) 1994-07-22
JPH0718592Y2 true JPH0718592Y2 (ja) 1995-05-01

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ID=13325579

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