JPH07184024A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07184024A
JPH07184024A JP3127942A JP12794291A JPH07184024A JP H07184024 A JPH07184024 A JP H07184024A JP 3127942 A JP3127942 A JP 3127942A JP 12794291 A JP12794291 A JP 12794291A JP H07184024 A JPH07184024 A JP H07184024A
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JP
Japan
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frame
error
received
signal
frames
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Application number
JP3127942A
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English (en)
Inventor
Tomio Nagaishi
富夫 長石
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】誤り再送機能におけるビジー状態の発生を防止
する。 【構成】フレーム単位で受信した画情報は、誤り検出手
段9で誤りの有無が検出され、誤りがある場合はそのフ
レームが捨てられる。エラーフレームの格納欄にはダミ
ーフレームを格納して全てのフレームがファイルメモリ
13に格納され、各フレームのアドレスがアドレスメモ
リ14に登録される。1ブロック内の全フレーム(最大
256フレーム)を受信した後、相手側にエラーフレー
ムの再送要求が出される。そして、再送されてきた正常
なフレームをダミーフレームと書き換えることにより、
1ブロックの受信が終了し、次ブロックの受信が行なわ
れる。この発明では、エラーフレームが発生しても再送
されてきた正常なフレームとダミーフレームを書き換え
るだけで次のブロックを受信することができるから、ビ
ジー状態が発生するのを防止できる。従って、通信時間
を短縮することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エラーフレームの再
送要求を行なう誤り再送機能を有するファクシミリ装置
に関する。
【0002】
【発明の背景】誤り再送機能を有するファクシミリ装置
がある。誤り再送機能とは、受信側において各種の誤り
制御方式を用いて、ノイズなどでエラーが発生した受信
情報を検出し、再度その情報を送信するよう相手側に要
求するものである。
【0003】誤り制御方式としては、例えばHDLC手
順(ハイレベルデータリンク制御手順)によるものがあ
る。HDLC手順のフレーム構成は図7に示すように、
フレームの始めと終わりを示す前後のフラグシーケンス
1,7、アドレスフィールド2、コントロールフィール
ド3、制御信号が収められるファクシミリコントロール
フィールド4、ファクシミリ情報が収められるファクシ
ミリインフォメーションフィールド5、フレームチェッ
キングシーケンス6からなっている。このうちフレーム
チェッキングシーケンス6が、受信側で伝送誤りをチェ
ックするための16bitシーケンスである。
【0004】このHDLC手順では開始フラグシーケン
ス1の直後のビットとフレームチェッキングシーケンス
6の直前のビット間のシーケンスを生成多項式「X16
12+X5+1」で割算(モジュロ2)し、受信側で剰
余が「0001110100001111」とならなか
った場合、誤りがあったと判断するものである。
【0005】図8は上述のHDLC手順による誤り再送
モード時の制御信号シーケンスを示す。同図Aは誤りの
ない正常な伝送状態を示し、まず送信側のダイヤルによ
ってCNG(コーリング・トーン)信号が送出され、そ
の後受信側からCED(被呼端末識別)信号、NSF
(非標準機能識別)信号、CSI(被呼端末識別)信
号、DIS(ディジタル識別)信号が送出される。
【0006】次に、送信側からTSI(送信端末識別)
信号、DCS(ディジタル命令)信号が送出され、続い
てトレーニング信号とTCF(トレーニングチェック)
信号が送出される。これを受けて受信側からCFR(受
信準備確認)信号が送出され、続いて送信側から画情報
(FCD(0)〜FCD(255))が送出される。こ
こでは、256フレームを1ブロックとし、1ページが
複数ブロックに分割されて送出される。
【0007】送信側で第1ブロック分の画情報を送出
後、続いてRCP(Return to Control for Partia
l Page)信号、PPS−NULL(Partial Page S
ignal−NULL)信号が送出される。次に、受信側か
らMCF(メッセージ確認)信号が送出され、これを受
けて送信側から第2ブロック分の画情報(FCD(0)
〜FCD(210))が送出される。ここでは、211
フレームを有する第2ブロックが最終ブロックとなって
いる。
【0008】画情報の最終ブロックを送出終了後、送信
側からRCP信号、PPS−EOP(手順終了)信号が
送出される。次に、受信側からMCF信号が送出され、
これを受けて送信側からDCN(切断命令)信号が送出
されて回線との接続が切断され、これによって制御信号
シーケンスが終了する。
【0009】同図Bは、ノイズなどによって画情報にエ
ラーが発生した場合を示す。例えば最終ブロックの第
3,11,16フレーム(FCD(2),(10)(1
5))にエラーが発生した場合、送信側では最終フレー
ム(FCD(210))を送出後、同図Aと同様にRC
P信号、PPS−EOP信号を送出する。次に受信側か
らPPR(Partial Page Request)(2,10,1
5)信号、すなわち第3,11,16フレームを再送す
るように要求する信号が送出される。
【0010】これを受けて送信側から第3フレーム(F
CD(2))、第11フレーム(FCD(10))、第
16フレーム(FCD(15))が送出され、続いてR
CP信号、PPS−EOP信号が送出される。ここで
は、再送されたフレームに誤りがないので受信側からM
CF信号が送出され、次に送信側からDCN信号が送出
されて回線との接続が切断される。
【0011】同図Cは、受信側がビジー(busy)状
態つまり何かの都合で通信処理ができなくなった状態の
信号シーケンスを示す。例えば、全部でnブロックの画
情報のうち(n−1)ブロックを受信した後、受信側が
ビジー状態となったときには、PPS−NULL信号を
受信した後、受信側からRNR(Receive not Read
y)信号が送出される。これを受けて送信側からRR
(Receive Ready)信号が送出される。このとき受信
側が依然としてビシー状態のときは、再度RNR信号が
送出される。
【0012】RNR信号およびRR信号の送受信は受信
側のビジー状態が解除されるか、もしくはビジー状態の
まま所定の時間Tmax例えば60秒が経過するまで繰
り返される。本例では、T秒(<Tmax)が経過した
時点でビジー状態が解除されて受信側からMCF信号が
送出される。これを受けて送信側から第nブロックの送
出が行なわれる。
【0013】このように誤り再送機能においては、画情
報を1ブロックすなわち最大256フレーム単位で送受
信を行い、各ブロック毎にエラーフレームの再送要求を
行なうものである。また、通信途中に送信側もしくは受
信側でビジー状態となった場合は、ビジー状態が解除さ
れるか、もしくは所定の時間Tmaxが経過するまでR
NR信号(ビジー状態の側から送出)およびRR信号の
送受信が行なわれる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の誤り
再送機能を有するファクシミリ装置では、図9に示すよ
うに送受信手段8で受信した画情報が、誤り検出手段9
で誤りがあるか否か判断され、誤りがない場合は通信バ
ッファ10にそのまま格納される。この正常フレームの
フレーム番号は、図10に示すように正常受信フレーム
テーブルに登録される。このとき、例えば第3フレーム
がエラーフレームであった場合は、そのエラーフレーム
が捨てられて通信バッファ10の格納欄が空スペースと
なる。このようにして、最初に受信した1ブロック分の
全フレームが通信バッファ10内に格納された後、送信
側に対してエラーフレームの再送が要求され、再送され
てきた正常なフレームが空スペースに格納される。
【0015】通信バッファ10に格納された正常な各フ
レームは、順次復元部11に供給されて復元され、これ
がプリンタ12もしくはファイルメモリ13などに供給
される。ここで、上述したように、第3フレームがエラ
ーフレームであった場合は、第2フレームが復元部11
で復元化された後、第3フレームが正常なフレームとな
るまで、それ以降の復元化は行なわれず待機状態とな
る。第3フレームが再送されるのは最後の第256フレ
ームが送信された後となるので、通信バッファ10が殆
どフル(Full)状態のままで待機状態となる。
【0016】そして、例えば受信した画情報を直接プリ
ントアウトする場合は、第3フレームが再送されて、こ
れが通信バッファ10の所定の格納欄に格納された後、
これ以降のフレームが復元およびプリントアウトされ
る。プリンタ12の印字速度(10ms/1ライン程
度)は遅いので全フレームをプリントアウトするのに長
時間を要することになる。
【0017】このとき、通信バッファ10内にフレーム
が残留している間はRNR信号を送出し、通信バッファ
10内のデータを全て処理した後に次のブロックのデー
タが受信される。したがって、エラーフレームのフレー
ム番号が小さい程すなわちエラーが早い段階で発生する
程、またエラーフレームが多い程RNR信号が長時間送
出されることになる。
【0018】また、通信バッファ10内にデータが残留
している間に、次のブロックの受信を開始するファクシ
ミリ装置もあるが、この場合においても画情報の伝送速
度はプリンタ12の印字速度に比べ極めて速いので、次
のブロックのうち途中のフレームを受信した時点で通信
バッファ10がフル状態となり、これ以降受信したフレ
ームは捨てられて、再送要求の対象となることがある。
【0019】また、画像情報をファイルメモリ13に格
納する場合にも上述と同様にビジー状態が発生すること
がある。この場合には、プリントアウト時に比べて復元
化および格納の処理時間が短くなるので、プリントアウ
ト時に比べればビジー状態の発生が少なくなる傾向にあ
る。
【0020】画情報をファイルメモリ13に格納する場
合には、ファイルメモリ13の空き容量が通信バッファ
10の全容量よりも小さくなっていることがある。この
場合には、通信バッファ10に画情報を受信しても、こ
れをファイルメモリ13内に格納できないため、MCF
信号を送出したにもかかわらず受信したデータを処理す
ることができなくなってしまう。
【0021】これを解決するため、ファイルメモリ13
内の空き容量が通信バッファ10の全容量よりも大きい
ことを予め確認してから受信するファクシミリ装置もあ
るが、これでは受信しようとする画情報がファイルメモ
リ13の空き容量より少ないときでも受信不可能となる
問題があった。
【0022】そこで、この発明は上述したような課題を
解決したものであって、誤り再送機能においてエラーが
発生した場合の通信時間を短縮できると共に、受信した
画情報が未処理になることを防止できるファクシミリ装
置を提案するものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明においては、受信したフレームの伝送誤り
の有無を検出し、誤りが検出されたエラーフレームの再
送を相手側に要求する誤り再送機能を有するファクシミ
リ装置において、受信したフレームをそのままもしくは
エラーフレームをダミーフレームに代えて格納するファ
イルメモリと、ファイルメモリ内におけるフレームのア
ドレスを記憶するアドレスメモリとを備え、再送されて
きたフレームをアドレスに基づいてファイルメモリ内の
エラーフレームもしくはダミーフレームと書き換えるよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0024】
【作用】図1に示す送受信手段8で受信された画情報
は、1フレーム(図7)毎に誤り検出手段9で誤りの有
無が検出され、これがファイルメモリ13(図2)に格
納される。このとき、各フレームのアドレスADR−
(1)、ADR−(2)・・・が連番で設定され、この
アドレスがアドレスメモリ14(図3)に1ブロック
(最大256フレーム)毎に登録される。エラーフレー
ムが発生したときは、これに代えてダミーフレームが格
納される。また、正常フレームのフレーム番号が正常受
信フレームテーブル(図10)に登録される。
【0025】1ブロック分のフレームがファイルメモリ
13内に格納された後、受信側からエラーフレーム例え
ば第3,11,16フレームの再送要求信号(PPR信
号、図8B)が送出され、これを受けて送信側から第
3,11,16フレームが再送される。受信側では再送
されてきた第3,11,16フレームのアドレスをアド
レスメモリ14から検索し、そのアドレスに基づいて再
送されてきたフレームをファイルメモリ13内に格納さ
れているダミーフレームに上書きする。
【0026】このようにして、ファイルメモリ13内の
1ブロック分のフレームが全て正常なフレームとなった
後、次のブロックの受信が行なわれる。ファイルメモリ
13は複数通信分の画情報を格納できるだけの容量があ
る。そして、ファイルメモリ13に格納された画情報は
復元部11で復元されて例えばプリンタ12でプリント
アウトされる。
【0027】このファクシミリ装置では、エラーフレー
ムがあっても、そのままもしくはこれをダミーフレーム
に代えてファイルメモリ13内に格納し、1ブロック分
のフレームが受信された後エラーフレームの再送を要求
し、再送されてきた正常フレームをエラーフレームもし
くはダミーフレームと書き換えるだけであるから、ビジ
ー状態となることが少ない。また、ファイルメモリ13
の空き容量が即座に判断できるので、画情報を格納不可
能となった場合には、直ちに相手側にその情報を伝達す
ることによって、相手側が画情報を送出しないようにす
ることができる。
【0028】
【実施例】続いて、この発明に係るファクシミリ装置の
一実施例について、図面を参照して詳細に説明する。な
お、上述と同一部については説明を省略する。また、こ
こでは受信側の機能について説明する。
【0029】図1は本発明の機能ブロックを示し、送受
信手段8、誤り検出手段9、復元部11、プリンタ1
2、ファイルメモリ13は上述の図9と同様である。但
し、ファイルメモリ13は例えば64Kbyte以上で
十分な容量を有し、通常枚数の原稿情報であれば複数通
信分の画情報を格納することができる。このファイルメ
モリ13においては、例えば図2に示すように画情報が
フレーム単位で書き込まれ、各フレームのアドレスAD
R−(1)、ADR−(2)・・・が格納順に設定され
る。このアドレスADR−(1)、ADR−(2)・・
・はファイルメモリ13内に格納される複数通信分の全
フレームに連番で設定される。
【0030】図1において14はアドレスメモリであ
り、ファイルメモリ13内に格納されたフレーム番号と
そのアドレスが1ブロック毎に記憶されるもので、図3
に示すように少なくとも256フレーム分のアドレスを
記憶できる。ここには後述するように、次のブロックが
受信されるまで、すなわちそのブロック内の全エラーフ
レームが正常フレームに書き換えられるまで全フレーム
のアドレスが記憶されている。
【0031】上述した複数の手段は、図4に示す送受信
制御手段20の一部を構成している。同図において、2
1は送受信制御を管理するCPU、22は送受信用プロ
グラム等の各種制御プログラムが格納されたROM、2
3は送信すべき画情報などが格納されたRAMである。
RAM23は上述のアドレスメモリ14としても機能す
る。また、ここではRAM23とは別に上述のファイル
メモリ13が設けられている。
【0032】画像読取部24で読み取られた画情報は、
インタフェース25を介してRAM23に格納されたの
ち、若しくは直接送受信手段として機能するモデムおよ
び網制御回路(NCU)26に供給される。また、通信
回線より入力した画情報は、このモデムおよびNCU2
6を経て、RAM23に格納されるか、若しくは直接イ
ンタフェース27を経てプリンタとして機能する記録部
28に供給されてその内容が記録される。
【0033】送信相手先の電話番号などは、インタフェ
ース29を介して表示部30に供給されることによって
これが表示される。ファクシミリ装置に設けられた操作
部31には、複数のキー(図示しない)が設けられてお
り、これらキーを操作するとその内容がインタフェース
32を経てCPU21に取り込まれる。
【0034】図5は上述したような1ブロック毎の受信
処理を説明するためのフローチャートである。誤り再送
モードにおいては、図5Aに示すようにまず第1フレー
ムが受信され(ステップ41)、このフレームに伝送誤
りが有るか否かが判断される(ステップ42)。誤りが
ある場合は受信したフレームが捨てられる。誤りがない
場合は、RCP(Return to Control for partial P
age)信号のフレームか画情報のデータフレームかが判
断される(ステップ43)。
【0035】ここで、データフレームと判断された場合
は、正常受信フレームテーブル(図10)に今回受信し
たフレームのフレーム番号が登録され(ステップ4
4)、次にパラメータCFNに今回受信したフレームの
フレーム番号が代入される(ステップ45)。従って、
パラメータCFNは0〜255のいずれかの整数とな
る。ステップ45の後、後述するステップ50(図5
B)以降の処理が行なわれる。
【0036】ステップ43でRCP信号と判断された場
合は、次にPPS信号が受信される(ステップ46)。
PPS信号には相手側が送信したフレーム数を表わす情
報が含まれているので、このフレーム数と正常受信フレ
ームテーブル内のフレーム数を比較することにより全フ
レーム正常受信したか否かが判断される(ステップ4
7)。ここで正常受信フレームテーブルは、PPR信号
またはMCF信号を返すごとにリセットされる。
【0037】ここで全フレーム正常受信したと判断され
た場合はMCF信号が送出され(ステップ48)、これ
によって1ブロックの受信処理が終了する。全フレーム
正常受信していないと判断された場合すなわちエラーフ
レームがある場合は、PPR信号に正常に受けたフレー
ム番号を載せて送信側に送出する(ステップ49)。送
信側ではPPR信号を受けて、エラーフレームだけを再
送する。そして、受信側ではステップ41以降の処理が
繰り返して行なわれる。
【0038】さて、ステップ45の後は図5Bに示すよ
うに、パラメータCFNつまり今回受信したフレーム番
号が、既に受信したフレームの最大フレーム番号すなわ
ち直前に正常受信したフレーム番号を示すパラメータM
FNに1を追加した数(MFN+1)より大きいかどう
かが判断される(ステップ50)。ただし、(MFN+
1)の初期値は0であり、ブロック毎に初期化される。
【0039】ここで、CFNが(MFN+1)より大き
いと判断された場合は、例えば図6Aに示すように、今
回受信した正常フレーム(フレーム番号(6))と直前
に受信した正常フレーム(フレーム番号(3))との間
にエラーフレームがあったことを示すものである。この
場合は、次に{CFN−(MFN+1)}=(6−4)
個のダミーデータが、ファイルメモリ13内の今回受信
した正常フレームと直前に受信した正常フレームの間に
書き込まれる。
【0040】次に、ファイルメモリ13内におけるダミ
ーフレームのアドレスをアドレスメモリ14内のフレー
ム番号に対応する位置に書き込み(ステップ52)、続
いてパラメータMFNをダミーフレームの個数分だけ増
加する(ステップ53)。これによって1フレームの受
信処理が終了し、続いてステップ41に戻り、次のフレ
ームの受信が行なわれる。
【0041】ステップ50でCFNが(MFN+1)よ
り大きくないと判断された場合は、次にCFNと(MF
N+1)が等しいかどうか判断される(ステップ5
4)。ここで同図Bに示す如くCFNと(MFN+1)
が等しいと判断された場合すなわち今回受信したフレー
ム(フレーム番号(13))が正常フレームである場合
は、受信データがファイルメモリ13にそのまま格納さ
れる(ステップ55)。
【0042】そして、ファイルメモリに格納された受信
データのアドレスがアドレスメモリ14のフレーム番号
(13)に対応する位置に書き込まれて(ステップ5
6)、次にパラメータMFNが1だけ増加される(ステ
ップ57)。これで1フレームの受信処理が終了し、続
いてステップ41に戻り次のフレームの受信が行なわれ
る。
【0043】ステップ54でCFNが(MFN+1)と
等しくない場合すなわちCFNが(MFN+1)より小
さいと判断された場合は、同図Cに示すように今回受信
したフレーム(フレーム番号(4))が再送されてきた
フレームであることを意味する。この場合は次に、アド
レスメモリ14から今回受信したフレーム番号(4)に
対応するアドレスが検索される(ステップ58)。
【0044】続いて検索されたアドレスに対応するファ
イルメモリ13内の格納欄に今回受信したフレームが上
書きされる(ステップ59)。これで1フレームの受信
処理が終了し、ステップ41で次のフレームが受信され
る。
【0045】このようにして、1ブロックの受信が終了
し、続けて同様な手順で残りの全ブロックが受信されて
通信が終了する。ファイルメモリ13内の画情報は復元
部11で復元されて、例えばプリンタ12に供給され、
これがプリントアウトされる。
【0046】なお、上述の実施例では、ファイルメモリ
13内にエラーフレームに代えてダミーフレームを格納
したが、エラーフレームをそのまま格納することもでき
る。また、実施例では受信した画情報を直接ファイルメ
モリ13に格納したが、通信バッファを介して格納して
もよい。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明は受信した画情報
の全ブロックをファイルメモリに格納すると共に、各フ
レームのアドレスを登録しておき、再送されてきた正常
なフレームのアドレスを検索してそのアドレスに格納さ
れているエラーフレームもしくはダミーフレームを再送
されてきた正常なフレームと書き換えるものである。
【0048】本発明によれば、受信中に復元化しないの
で例えば第3フレームなどの早い段階から比較的多くの
エラーが発生しても、一旦全フレームを受信した後、再
送されてきた正常なフレームを格納されているエラーフ
レームもしくはダミーフレームと書き換えるだけで、次
のブロックを受信可能な状態となる。従って、ビジー状
態を示すRNR信号の送出を防止できて、通信を早めに
終了させることができるので、経費を節減できる。ま
た、通信バッファを省略できるのでコストダウンでき、
さらに一旦受信した画情報が未処理になることを防止で
きるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ装置の機能ブロック
図である。
【図2】ファイルメモリの構成図である。
【図3】アドレスメモリの構成図である。
【図4】実施例の構成図である。
【図5】1ブロックの受信処理フローチャートの説明図
である。
【図6】受信フレームの判別処理を説明する説明図であ
る。
【図7】HDLCフレームの構成図である。
【図8】誤り再送モードにおける制御信号シーケンスの
説明図である。
【図9】従来例に係るファクシミリ装置の機能ブロック
図である。
【図10】正常受信フレームテーブルの説明図である。
【符号の説明】
8 送受信手段 9 誤り検出手段 10 通信バッファ 11 復元部 12 プリンタ 13 ファイルメモリ 14 アドレスメモリ 21 CPU 22 ROM 23 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/40

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信したフレームの伝送誤りの有無を検
    出し、誤りが検出されたエラーフレームの再送を相手側
    に要求する誤り再送機能を有するファクシミリ装置にお
    いて、 上記受信したフレームをそのままもしくはエラーフレー
    ムをダミーフレームに代えて格納するファイルメモリ
    と、 上記ファイルメモリ内における上記フレームのアドレス
    を記憶するアドレスメモリとを備え、 再送されてきたフレームを上記アドレスに基づいて上記
    ファイルメモリ内のエラーフレームもしくはダミーフレ
    ームと書き換えるようにしたことを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
JP3127942A 1991-05-30 1991-05-30 ファクシミリ装置 Pending JPH07184024A (ja)

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