JPH0717248A - ドアキーステーの取付構造 - Google Patents

ドアキーステーの取付構造

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JPH0717248A
JPH0717248A JP16801793A JP16801793A JPH0717248A JP H0717248 A JPH0717248 A JP H0717248A JP 16801793 A JP16801793 A JP 16801793A JP 16801793 A JP16801793 A JP 16801793A JP H0717248 A JPH0717248 A JP H0717248A
Authority
JP
Japan
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key
stay
door
key cylinder
outer panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP16801793A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromu Sato
弘務 佐藤
Masao Iwata
正夫 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP16801793A priority Critical patent/JPH0717248A/ja
Publication of JPH0717248A publication Critical patent/JPH0717248A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアアウターパネル等の板厚を増加すること
なく、キーシリンダへのこじり入力をより確実に抑制す
ることを可能とする。 【構成】 ドアアウターパネル(11)のアウトサイド
ハンドル取付部(13)の下方で当該ドアアウターパネ
ル(11)に支持されたドアロック用のキーシリンダ
(13)と、前記アウトサイドハンドル取付部(13)
に一端(9a)が固定され、他端(9b)が前記キーシ
リンダ(3)の下側に回り込んで当該キーシリンダ
(3)を支えるキーステー(9)と、前記キーシリンダ
(3)の下方に配置されたドア補強用のガード部材とを
備え、前記ガード部材(19)に、前記キーステー
(9)の他端に対向して、当該他端を前記キーシリンダ
(3)との間に挟み込む受部(31)を設けたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ドアロック用のキー
シリンダの取付を補強するドアキーステーの取付構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のドアキーステーの取付構造として
は、例えば図3に示すようなものがある(平成4年1月
日産自動車株式会社発行の新型車解説書「K11型系車
の紹介」のD−27参照)。図3は、自動車のフロント
ドア1を車室内側から透視し、キーシリンダ3等を示し
たものである。この図3のようにフロントドア1は、キ
ーシリンダ3の他にアウトサイドハンドル5,ドアロッ
クユニット7等を備え、更にキーシリンダ3を支えるキ
ーステー9を備えている。図4は、図3のIV−IV線矢視
における断面の一部を拡大して示したものである。この
図4のように、ドアアウターパネル11には、アウトサ
イドハンドル取付部13の下方で前記ドアロック用のキ
ーシリンダ3が支持されている。
【0003】前記キーステー9は、その一端9aがボル
トナット15によりアウトサイドハンドル取付部13に
締結固定されている。キーステー9の他端9bは、キー
シリンダ3の下側に回り込んでキーロッド17の反対側
から当該キーシリンダ3を支えている。
【0004】図5は、キーステー9の他端9bが、キー
シリンダ3の下側に回り込んでいる状況を拡大して示し
たものである。この図5は、フロントドア1を車室外か
ら見てキーステー9を透視したものである。このよう
に、キーステー9の他端9bは、キーシリンダ3の下側
に回り込んで当該キーシリンダ3を支えているのであ
る。
【0005】従って、図4を参照すると、キーシリンダ
3にその先端3aが下方へ偏移するようなこじり入力が
入った場合でもキーステー9がアウトサイドハンドル取
付部13に対してキーシリンダ3を支えることとなり、
キーシリンダ3の偏移を抑制することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構造では、キーシリンダ3へのこじり入力をキー
ステー9が支える時、その荷重は全てアウトサイドハン
ドル取付部13へ入力されるため、キーシリンダ3をキ
ーステー9によりアウトサイドハンドル取付部13に対
し、より確実に支持すべくドアアウターパネル11及び
キーステー9の肉厚をより厚くしなければならず、重量
増,コスト高を招く原因となっていた。
【0007】そこでこの発明は、ドアアウターパネル1
1等の肉厚を増加することなく、キーステーによってキ
ーシリンダをより確実に支えることのできるドアキース
テーの取付構造の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、ドアアウターパネルのアウトサ
イドハンドル取付部の下方で当該ドアアウターパネルに
支持されたドウロック用のキーシリンダと、前記アウト
サイドハンドル取付部に一端が固定され、他端が前記キ
ーシリンダの下側に回り込んで当該キーシリンダを支え
るキーステーと、前記キーシリンダの下方に配置された
ドア補強用のガード部材とを備え、前記ガード部材に、
前記キーステーの他端に対向して、当該他端を前記キー
シリンダとの間に挟み込む受部を設けたことを特徴とす
る。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
ドアキーステーの取付構造であって、前記ガード部材の
受部に、前記キーステーの他端の背面に対向し前記他端
がドアアウターパネル側へ移動するのを規制可能な係合
片を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1の発明では、キーシリンダにこじり入
力が作用した時、キーステーがキーシリンダを支える。
キーステーが支えたこじり入力は、一方で、キーステー
の一端からアウトサイドハンドル取付部に入力され、他
方で、受部からガード部材に入力され、ドアアウターパ
ネル等へ伝達される。
【0011】従って、キーシリンダへのこじり入力をア
ウトサイドハンドル取付部と、その他の部分とへ分散す
ることができる。
【0012】請求項2の発明では、キーステーの取付時
に、その他端をキーシリンダとガード部材側の受部との
間に挟み込むと共に、キーステーの背面を係合片に当接
させ、ドアアウターパネル側への移動を規制することが
できる。従って、キーステーの仮止め状態を作ることが
可能となる。
【0013】
【実施例】以下この発明の実施例を説明する。
【0014】なお、上記実施例と同一構成部分には、同
符号を付し、重複した説明は省略する。
【0015】図1は、図4と同一位置における断面図を
示している。図2は、フロントドア1をドアアウターパ
ネル側から透視してキーステー9周囲を示したものであ
る。これら図1,図2のように、この発明の実施例で
は、キーステー9の他端9bをキーシリンダ3とガード
部材19とで挟み込むように形成している。
【0016】前記ガード部材19は、ガードビーム21
をガードビームブラケット23で支持したものである。
【0017】ガードビーム21は、ドアアウターパネル
11に沿って略全体に亘るように架設されている。ガー
ドビーム21は、その両端がガードビームブラケットに
よって支持されているのであるが、ここでは、図1,図
2のように、キーシリンダ3側のガードビームブラケッ
ト23のみを示している。
【0018】このガードビームブラケット23は、ガー
ドビーム21を固着するビーム支持部25の上下にフラ
ンジ部27a,27bを備え、一端に、固定部29が設
けられている。固定部29は、フランジ部27a,27
bに対してドアアウターパネル11側へより突出した位
置となっている。この固定部29が例えばドアアウター
パネル11にスポット溶接等によって固定されているの
である。
【0019】一方、ガードビームブラケット23の上側
のフランジ部27aの上端には、受部31が設けられて
いる。この受部31は、フランジ部27aからドアアウ
ターパネル11側へ突出するように形成されている。
【0020】そしてこの受部31が前記キーステー9の
他端9bに下側から対向し、この実施例では当接してい
る。これによって、キーステー9の他端9bは、キーシ
リンダ3と受部31との間に挟み込まれた構造となって
いる。
【0021】さらに、この実施例では、受部31の端部
に係合片33が設けられている。この係合片33は、受
部31からキーシリンダ3側へ突出するように形成さ
れ、キーステー9の他端9bの背面9cに対向してい
る。
【0022】なお、係合片33と、固定部29とは略面
一となるように形成されている。
【0023】次に、作用を説明する。
【0024】キーシリンダ3に過大なこじり入力が作用
した時、先端3aはキーステー9の他端9bに支えられ
る。他端9bが支えたごじり入力は、一方で、キーステ
ー9を介しドアアウターパネル11のアウトサイドハン
ドル取付部13に入力され、他方で、ガードビームブラ
ケット23の受部31に入力される。
【0025】受部31への入力は、ガードビームブラケ
ット23を介してドアアウターパネル11の他の部分
や、ガードビーム21等へ分散される。
【0026】従ってこのようなこじり入力の分散によっ
てキーシリンダ3をキーステー9によって確実に支える
ことができる。
【0027】このため、ドアアウターパネル11やキー
ステー9の板厚を増加する必要がなく、重量増,コスト
高を抑制することができる。しかもガードビーム21等
は、側面衝突時の衝撃を吸収するために設けられるもの
であり、このような必要部材を利用してキーシリンダ3
へのこじり入力を分散することができるのである。
【0028】また、ガードビームブラケット23に、受
部31や係合片33を設けることによって、それ自体の
剛性も高まり、ガードビーム21からガードビームブラ
ケット23を介してフロントドア1側へ荷重伝達する場
合にも、効率よい伝達を行なうことができる。
【0029】キーステー9の取付に際しては、ボルトナ
ット15で締結する前に、まず、キーステー9の他端9
bをキーシリンダ3とガードビームブラケット23の受
部31との間に差し込む。この時、係合片33がキース
テー9の他端9bの背面9cに当接して他端9bの位置
決めが行なわれる。
【0030】こうして、キーステー9の仮止め状態でボ
ルトナット15を締結し、キーステー9を取付ることが
できる。従って、キーステー9の取付作業が極めて容易
となる。
【0031】なお、係合片33は、こじり入力の際に、
キーステー9の他端9bの背面9cを支え、他端9bが
入力によってドアアウターパネル11側へずれることも
なく、より確実な支えを可能とする。
【0032】なお、この発明は、フロントドアに限ら
ず、リアドア、その他のドアにも適用することができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明によれば、キーシリンダへのこじり入力の際に、こじ
り入力をアウトサイドハンドル取付部とガード部材を介
したその他の部分へと分散することができ、ドアアウタ
ーパネル等の板厚を増加することなく、キーシリンダを
より確実に支えることができる。
【0034】従って、重量増,コスト高を抑制すること
が可能となる。
【0035】請求項2の発明によれば、キーステーの組
付時に仮止め状態を作ることができ、組付作業を著しく
容易に行なわせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る要部の断面図であ
る。
【図2】ドアアウターパネル側から見た要部の透視図で
ある。
【図3】従来例に係るドアの全体透視図である。
【図4】図3のIV−IV線矢視における一部拡大断面図で
ある。
【図5】ドウアウターパネル側から見た要部の透視図で
ある。
【符号の説明】
3 キーシリンダ 5 アウトサイドハンドル 9 キーステー 9a 一端 9b 他端 9c 背面 11 ドアアウターパネル 13 アウトサイドハンドル取付部 19 ガード部材 31 受部 33 係合片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアアウターパネルのアウトサイドハン
    ドル取付部の下方で当該ドアアウターパネルに支持され
    たドアロック用のキーシリンダと、 前記アウトサイドハンドル取付部に一端が固定され、他
    端が前記キーシリンダの下側に回り込んで当該キーシリ
    ンダを支えるキーステーと、 前記キーシリンダの下方に配置されたドア補強用のガー
    ド部材とを備え、 前記ガード部材に、前記キーステーの他端に対向して、
    当該他端を前記キーシリンダとの間に挟み込む受部を設
    けたことを特徴とするドアキーステーの取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のドアキーステーの取付構
    造であって、 前記ガード部材の受部に、前記キーステーの他端の背面
    に対向し前記他端がドアアウターパネル側へ移動するの
    を規制可能な係合片を設けたことを特徴とするドアキー
    ステーの取付構造。
JP16801793A 1993-07-07 1993-07-07 ドアキーステーの取付構造 Pending JPH0717248A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16801793A JPH0717248A (ja) 1993-07-07 1993-07-07 ドアキーステーの取付構造

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JPH0717248A true JPH0717248A (ja) 1995-01-20

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JP16801793A Pending JPH0717248A (ja) 1993-07-07 1993-07-07 ドアキーステーの取付構造

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JP (1) JPH0717248A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11293969A (ja) * 1998-04-09 1999-10-26 Nissan Motor Co Ltd アウタハンドルユニットの取付構造
US6378251B2 (en) 1998-08-31 2002-04-30 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Door locking assembly for a vehicle and a door assembly having the same
US6415636B1 (en) 1999-03-30 2002-07-09 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Vehicular door lock operation system and vehicular door having the same
JP2007223410A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Honda Motor Co Ltd 車両のドア構造及びドアロック装置の取り付け方法

Cited By (4)

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