JPH07167895A - データ収集装置および携帯型マルチメータの測定データ収集方法 - Google Patents
データ収集装置および携帯型マルチメータの測定データ収集方法Info
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- JPH07167895A JPH07167895A JP9454994A JP9454994A JPH07167895A JP H07167895 A JPH07167895 A JP H07167895A JP 9454994 A JP9454994 A JP 9454994A JP 9454994 A JP9454994 A JP 9454994A JP H07167895 A JPH07167895 A JP H07167895A
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- G01R19/25—Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof using digital measurement techniques
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 可動形多目的電子測定機器に付加可能であり
内部に記憶されたデータを多種多様に評価できるデータ
収集装置を提供する。 【構成】 多目的測定機器１から伝送された測定データ
ＭＤを一時記憶可能なメモリ５と、データ伝送装置に後
置接続された切替装置９と共働するシーケンス制御部６
が設けられている。この共働作用により、測定データＭ
Ｄはデータ収集装置３に接続可能なデータ処理装置１４
用のインターフェース１３へ直接導かれるか、またはデ
ータ収集装置３内に統合されたタイムベース７の時間デ
ータＭＺとともに測定データ／測定時間データ対ＭＤ／
ＭＺとしてメモリ５へ格納される。
内部に記憶されたデータを多種多様に評価できるデータ
収集装置を提供する。 【構成】 多目的測定機器１から伝送された測定データ
ＭＤを一時記憶可能なメモリ５と、データ伝送装置に後
置接続された切替装置９と共働するシーケンス制御部６
が設けられている。この共働作用により、測定データＭ
Ｄはデータ収集装置３に接続可能なデータ処理装置１４
用のインターフェース１３へ直接導かれるか、またはデ
ータ収集装置３内に統合されたタイムベース７の時間デ
ータＭＺとともに測定データ／測定時間データ対ＭＤ／
ＭＺとしてメモリ５へ格納される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、データ収集装置と多目
的測定機器との間に双方向データ伝送装置（インターフ
ェース）が設けられている形式の、可動形多目的電子測
定機器−たとえば携帯型マルチメータ−に付加するデー
タ収集装置、ならびに携帯型マルチメータの測定データ
収集方法に関する。
的測定機器との間に双方向データ伝送装置（インターフ
ェース）が設けられている形式の、可動形多目的電子測
定機器−たとえば携帯型マルチメータ−に付加するデー
タ収集装置、ならびに携帯型マルチメータの測定データ
収集方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】先願の特許出願第４２３３７６５．８−
５２号明細書から、データ伝送装置の設けられた電気式
測定−検査装置が公知である。このデータ伝送装置はプ
ロセッサとデータおよびプログラムメモリとを有してお
り、これにより測定データを一時記憶可能である。この
先願の特許出願の場合、記憶された測定データを時間に
関して整理分類できるようにする手段は設けられていな
い。
５２号明細書から、データ伝送装置の設けられた電気式
測定−検査装置が公知である。このデータ伝送装置はプ
ロセッサとデータおよびプログラムメモリとを有してお
り、これにより測定データを一時記憶可能である。この
先願の特許出願の場合、記憶された測定データを時間に
関して整理分類できるようにする手段は設けられていな
い。
【０００３】さらに先願の特許出願第４２１０５２６．
９号明細書には、測定値収集ユニットと測定値処理ユニ
ットとの間でデータを伝送する装置が開示されており、
測定値処理ユニットはコンピュータおよび／またはプリ
ンタとすることができる。この装置の場合、測定値収集
ユニットは持ち運び可能な携帯型マルチメータまたは携
帯型検査機器として構成されており、これはその測定デ
ータを無接触の結合素子を介して補助ユニットへ転送
し、さらにこの補助ユニット自体は受け取った測定デー
タを測定値処理ユニットへ供給する。
９号明細書には、測定値収集ユニットと測定値処理ユニ
ットとの間でデータを伝送する装置が開示されており、
測定値処理ユニットはコンピュータおよび／またはプリ
ンタとすることができる。この装置の場合、測定値収集
ユニットは持ち運び可能な携帯型マルチメータまたは携
帯型検査機器として構成されており、これはその測定デ
ータを無接触の結合素子を介して補助ユニットへ転送
し、さらにこの補助ユニット自体は受け取った測定デー
タを測定値処理ユニットへ供給する。
【０００４】上記の補助ユニットは結合部を有してお
り、これは補助ユニットと測定値収集ユニットとの間で
機械的に着脱可能な結合が得られるように構成されてい
る。これにより保証されるのは、無接触のデータ伝送用
の各結合素子が所定の間隔で互いに対応するようになる
ことであり、マルチメータと補助ユニットから形成され
た複合機器を全体的に持ち運び可能な測定機器として使
用できることである。この先願の特許出願は殊に、機械
的結合とデータ伝送装置の形式（無接触形インターフェ
ース）に関わるものである。
り、これは補助ユニットと測定値収集ユニットとの間で
機械的に着脱可能な結合が得られるように構成されてい
る。これにより保証されるのは、無接触のデータ伝送用
の各結合素子が所定の間隔で互いに対応するようになる
ことであり、マルチメータと補助ユニットから形成され
た複合機器を全体的に持ち運び可能な測定機器として使
用できることである。この先願の特許出願は殊に、機械
的結合とデータ伝送装置の形式（無接触形インターフェ
ース）に関わるものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、可動
形多目的電子測定機器に付加可能なデータ収集装置を、
この装置内に記憶されたデータを多種多様（多面的）に
評価できるように構成することにある。
形多目的電子測定機器に付加可能なデータ収集装置を、
この装置内に記憶されたデータを多種多様（多面的）に
評価できるように構成することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この課題は、データ収集
装置はメモリを有しており、該メモリ内に多目的測定機
器から伝送された測定データを一時記憶可能であり、デ
ータ収集装置はシーケンス制御部（プロセッサ）を有し
ており、該シーケンス制御部はデータ伝送装置に後置接
続された切替装置と共働して、測定データはデータ収集
装置に接続可能なデータ処理装置用の別のインターフェ
ースへ直接導かれるか、またはデータ収集装置内に統合
化されたタイムベースの時間データとともに測定データ
／測定時間データ対としてメモリへ格納されることによ
り解決される。
装置はメモリを有しており、該メモリ内に多目的測定機
器から伝送された測定データを一時記憶可能であり、デ
ータ収集装置はシーケンス制御部（プロセッサ）を有し
ており、該シーケンス制御部はデータ伝送装置に後置接
続された切替装置と共働して、測定データはデータ収集
装置に接続可能なデータ処理装置用の別のインターフェ
ースへ直接導かれるか、またはデータ収集装置内に統合
化されたタイムベースの時間データとともに測定データ
／測定時間データ対としてメモリへ格納されることによ
り解決される。
【０００７】従属請求項には有利な実施形態が示されて
いる。
いる。
【０００８】
【発明の構成および利点】本発明によれば有利には、デ
ータ収集装置は、多目的測定機器から伝送されたデータ
を一時記憶可能なメモリのほかにシーケンス制御部を有
しており、このシーケンス制御部は切替装置を次のよう
に制御する。すなわち、データはデータ収集装置へ接続
可能なデータ処理装置用の別のインターフェースへ直接
転送される−これは伝送状態とみなせる−かあるいは、
データ収集装置に統合されているタイムベースの時間デ
ータとともに測定データ／測定時間データ対としてメモ
リに格納可能である。後者の作動状態を記憶状態と称す
る。
ータ収集装置は、多目的測定機器から伝送されたデータ
を一時記憶可能なメモリのほかにシーケンス制御部を有
しており、このシーケンス制御部は切替装置を次のよう
に制御する。すなわち、データはデータ収集装置へ接続
可能なデータ処理装置用の別のインターフェースへ直接
転送される−これは伝送状態とみなせる−かあるいは、
データ収集装置に統合されているタイムベースの時間デ
ータとともに測定データ／測定時間データ対としてメモ
リに格納可能である。後者の作動状態を記憶状態と称す
る。
【０００９】したがって、本発明は異なる２つの作動状
態を有する。伝送状態の場合、測定データはそれらが収
集されると同時に、接続可能なデータ処理装置へ転送さ
れ、そこにおいてデータ処理装置内で生成された時間デ
ータと組み合わせることにより時間に関してランクづけ
ることができる。これに対して記憶状態では、測定デー
タがデータ収集装置内に統合されているタイムベースの
時間データと組み合わせられ、測定データ／測定時間デ
ータ対がデータ収集装置に設けられたメモリに記憶され
る。
態を有する。伝送状態の場合、測定データはそれらが収
集されると同時に、接続可能なデータ処理装置へ転送さ
れ、そこにおいてデータ処理装置内で生成された時間デ
ータと組み合わせることにより時間に関してランクづけ
ることができる。これに対して記憶状態では、測定デー
タがデータ収集装置内に統合されているタイムベースの
時間データと組み合わせられ、測定データ／測定時間デ
ータ対がデータ収集装置に設けられたメモリに記憶され
る。
【００１０】記憶された測定データ／測定時間データ対
をメモリから読み出すようにすれば、基本的に次のこと
が可能である。すなわち、測定データをそれらの時間的
な配列に基づいて、並行して記録された他の測定データ
と比較することができ、および／または、データ収集装
置を装備した多数の多目的測定機器に関する種々異なる
測定量を記録するようにした複雑な測定シーケンスを採
用することができる。
をメモリから読み出すようにすれば、基本的に次のこと
が可能である。すなわち、測定データをそれらの時間的
な配列に基づいて、並行して記録された他の測定データ
と比較することができ、および／または、データ収集装
置を装備した多数の多目的測定機器に関する種々異なる
測定量を記録するようにした複雑な測定シーケンスを採
用することができる。
【００１１】請求項２および３には、時間に関する整理
分類の比較的簡単な手法が示されている。時間データ
は、測定データがメモリへ最初に読み込まれた時点でス
タートするタイムベースの計数パルスから導出される。
タイムベースは、測定データがデータ処理装置へ伝送さ
れるまで作動し続ける。これにより、いっしょに伝送さ
れた測定時間データに基づき実際の測定値収集時点を逆
算することができ、したがって測定の精確な時間的仕分
け整理分類を行うことができる。
分類の比較的簡単な手法が示されている。時間データ
は、測定データがメモリへ最初に読み込まれた時点でス
タートするタイムベースの計数パルスから導出される。
タイムベースは、測定データがデータ処理装置へ伝送さ
れるまで作動し続ける。これにより、いっしょに伝送さ
れた測定時間データに基づき実際の測定値収集時点を逆
算することができ、したがって測定の精確な時間的仕分
け整理分類を行うことができる。
【００１２】このことは、メモリに格納されている個々
の各測定値に対して行われる。したがって本発明によ
り、いずれにせよプロセッサに設けられているタイムベ
ースが著しく有利には何倍にも利用され、つまり一方で
は通常のようにプログラムシーケンス制御用のタイムベ
ースとして利用され、他方では測定時間データ導出用の
ソースとして利用され、これらの測定時間データから後
置接続された計算機において個々の測定時点の実際の収
集時刻データを導出できる。
の各測定値に対して行われる。したがって本発明によ
り、いずれにせよプロセッサに設けられているタイムベ
ースが著しく有利には何倍にも利用され、つまり一方で
は通常のようにプログラムシーケンス制御用のタイムベ
ースとして利用され、他方では測定時間データ導出用の
ソースとして利用され、これらの測定時間データから後
置接続された計算機において個々の測定時点の実際の収
集時刻データを導出できる。
【００１３】請求項４に記載の入力装置により、シーケ
ンス制御とデータ記憶のためのパラメータ化とに関して
種々異なる命令をデータ収集装置へ入力することができ
る。そしてこのことによりたとえば、マルチメータとデ
ータ収集装置から成る機器ユニットを計算機から離して
移動させて作動することができる。
ンス制御とデータ記憶のためのパラメータ化とに関して
種々異なる命令をデータ収集装置へ入力することができ
る。そしてこのことによりたとえば、マルチメータとデ
ータ収集装置から成る機器ユニットを計算機から離して
移動させて作動することができる。
【００１４】しかし、シーケンス制御部をデータ処理装
置の制御データで制御することも可能であって、このこ
とはシーケンス制御部を切替装置を介してデータ処理装
置の制御出力側と接続可能にすることによって行うこと
ができる。
置の制御データで制御することも可能であって、このこ
とはシーケンス制御部を切替装置を介してデータ処理装
置の制御出力側と接続可能にすることによって行うこと
ができる。
【００１５】請求項６によれば、データ処理装置に存在
するデータをデータ線路およびシーケンス制御部を介し
て多目的測定機器の表示装置へ再び伝送することができ
る。請求項７の特徴により、すでに記憶され時間に関し
て整理分類された測定データと目下の測定データとの著
しく有利な比較を行うことができる。
するデータをデータ線路およびシーケンス制御部を介し
て多目的測定機器の表示装置へ再び伝送することができ
る。請求項７の特徴により、すでに記憶され時間に関し
て整理分類された測定データと目下の測定データとの著
しく有利な比較を行うことができる。
【００１６】請求項８によればデータ収集装置は別個の
ディスプレイを有しており、このディスプレイにデータ
収集装置内に記憶されたデータを表示させることがで
き、さらにはデータ処理装置からのデータも、あるいは
多目的測定機器からのデータを表示させることができ
る。
ディスプレイを有しており、このディスプレイにデータ
収集装置内に記憶されたデータを表示させることがで
き、さらにはデータ処理装置からのデータも、あるいは
多目的測定機器からのデータを表示させることができ
る。
【００１７】本発明はさらに携帯型マルチメータの測定
データ収集方法に関するものであり、この方法は方法ス
テップａ）〜ｇ）のシーケンスを有することを特徴とす
る。
データ収集方法に関するものであり、この方法は方法ス
テップａ）〜ｇ）のシーケンスを有することを特徴とす
る。
【００１８】次に、図示された実施例に基づき本発明を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００１９】
【実施例の説明】図面には、インターフェース２ａを有
する携帯型マルチメータが参照番号１で示されている。
インターフェース２ａは、参照番号３の付されたデータ
収集装置の構成部分であるインターフェース２ｂと共働
する。データ収集装置３のインターフェース２ｂは別個
に示されているにしても、部分インターフェース２ａと
２ｂはそれぞれそれらに所属の機器の構成部分であるこ
とを明記しておく。インターフェース２ａは携帯型マル
チメータ１と一体的に結合されており、そのケーシング
内に統合されている。インターフェース２ｂはデータ収
集装置３の構成部分であり、そのケーシング４内に統合
されている。
する携帯型マルチメータが参照番号１で示されている。
インターフェース２ａは、参照番号３の付されたデータ
収集装置の構成部分であるインターフェース２ｂと共働
する。データ収集装置３のインターフェース２ｂは別個
に示されているにしても、部分インターフェース２ａと
２ｂはそれぞれそれらに所属の機器の構成部分であるこ
とを明記しておく。インターフェース２ａは携帯型マル
チメータ１と一体的に結合されており、そのケーシング
内に統合されている。インターフェース２ｂはデータ収
集装置３の構成部分であり、そのケーシング４内に統合
されている。
【００２０】まず第１に、データ収集装置３のケーシン
グ４内にはメモリ５が設けられており、このメモリ内に
携帯型マルチメータ１から伝送された測定データＭＤを
一時記憶可能である。このために必要とされる動作シー
ケンスはシーケンス制御部６により処理される。シーケ
ンス制御部６は通常、プロセッサとして構成されタイム
ベース７を有しており、このタイムベースからプログラ
ムシーケンス制御用のタイミングパルスまたはクロック
パルスを導出できる。シーケンス制御部６の入／出力側
８は切替装置９と接続されており、さらにこの切替装置
自体はデータ線路１０を介してインターフェース２ｂと
接続されている。切替装置９はシーケンス制御部６によ
り次のように設定可能である。すなわち、多目的測定機
器１から伝送された測定データＭＤがデータ線路１０お
よび別のデータ線路１１，１２を介して直接、別のイン
ターフェース１３に接続可能なデータ処理装置１４へ導
かれるか、または択一的にデータ線路１５，１６を介し
てメモリ５へ供給されてそこに格納されるように設定可
能である。
グ４内にはメモリ５が設けられており、このメモリ内に
携帯型マルチメータ１から伝送された測定データＭＤを
一時記憶可能である。このために必要とされる動作シー
ケンスはシーケンス制御部６により処理される。シーケ
ンス制御部６は通常、プロセッサとして構成されタイム
ベース７を有しており、このタイムベースからプログラ
ムシーケンス制御用のタイミングパルスまたはクロック
パルスを導出できる。シーケンス制御部６の入／出力側
８は切替装置９と接続されており、さらにこの切替装置
自体はデータ線路１０を介してインターフェース２ｂと
接続されている。切替装置９はシーケンス制御部６によ
り次のように設定可能である。すなわち、多目的測定機
器１から伝送された測定データＭＤがデータ線路１０お
よび別のデータ線路１１，１２を介して直接、別のイン
ターフェース１３に接続可能なデータ処理装置１４へ導
かれるか、または択一的にデータ線路１５，１６を介し
てメモリ５へ供給されてそこに格納されるように設定可
能である。
【００２１】さらに本発明によれば、測定データＭＤを
メモリ５に格納する際に所属の時間データを格納するよ
うに構成されている。これらの時間データはタイムベー
ス７から導出され、いわば次のようなカウンタ計数状態
を表わすものである。すなわちこのカウンタはメモリ５
内の測定データの最初の収集および格納とともにスター
トし、これは少なくとも、測定データ／測定時間データ
対ＭＤ／ＭＺが切替装置９の相応の設定においてメモリ
５からデータ線路１１，１２，１５，１６を介してデー
タ処理装置１４へ再伝送されるまで作動し続ける。そし
てデータ処理装置において、個々の各測定値に対しその
つどの測定値収集時刻が対応づけられるように、メモリ
５からの測定データ／測定時間データ対ＭＤ／ＭＺを計
算により時刻データＭＵＺと結合することができる。こ
のことは次のようにして行われる。すなわち、データ処
理装置１４へ測定データ／測定時間データ対を伝送した
時点での目下の時刻から、測定時間データセットとして
いっしょに伝送されたカウンタ計数状態に相応する時間
インターバルを減算することにより行われる。
メモリ５に格納する際に所属の時間データを格納するよ
うに構成されている。これらの時間データはタイムベー
ス７から導出され、いわば次のようなカウンタ計数状態
を表わすものである。すなわちこのカウンタはメモリ５
内の測定データの最初の収集および格納とともにスター
トし、これは少なくとも、測定データ／測定時間データ
対ＭＤ／ＭＺが切替装置９の相応の設定においてメモリ
５からデータ線路１１，１２，１５，１６を介してデー
タ処理装置１４へ再伝送されるまで作動し続ける。そし
てデータ処理装置において、個々の各測定値に対しその
つどの測定値収集時刻が対応づけられるように、メモリ
５からの測定データ／測定時間データ対ＭＤ／ＭＺを計
算により時刻データＭＵＺと結合することができる。こ
のことは次のようにして行われる。すなわち、データ処
理装置１４へ測定データ／測定時間データ対を伝送した
時点での目下の時刻から、測定時間データセットとして
いっしょに伝送されたカウンタ計数状態に相応する時間
インターバルを減算することにより行われる。
【００２２】このためデータ収集装置３は有利には、タ
イムベース７と所属のカウンタを用いるだけで十分であ
る。たとえば別個の独立した時刻タイムベース等のよう
に、測定データＭＤを時間に関して整理分類するための
別の措置を講じる必要はない。
イムベース７と所属のカウンタを用いるだけで十分であ
る。たとえば別個の独立した時刻タイムベース等のよう
に、測定データＭＤを時間に関して整理分類するための
別の措置を講じる必要はない。
【００２３】さらに、シーケンス制御部６には入力装置
１７が接続されており、これはたとえばテンキーボード
または英数字キーボードとして構成することができる。
この入力装置１７を用いて、シーケンス制御部６に対す
るシーケンス制御命令および／またはメモリ５における
データ記憶のためのパラメータ化命令を入力できる。
１７が接続されており、これはたとえばテンキーボード
または英数字キーボードとして構成することができる。
この入力装置１７を用いて、シーケンス制御部６に対す
るシーケンス制御命令および／またはメモリ５における
データ記憶のためのパラメータ化命令を入力できる。
【００２４】しかしながらやはり本発明の枠内で、デー
タ処理装置１４がデータ収集装置３内部で必要とされる
シーケンスを制御し調整するように、シーケンス制御部
６を切替装置９を介してデータ処理装置１４の制御出力
側と接続するようにも構成される。
タ処理装置１４がデータ収集装置３内部で必要とされる
シーケンスを制御し調整するように、シーケンス制御部
６を切替装置９を介してデータ処理装置１４の制御出力
側と接続するようにも構成される。
【００２５】さらに、データ処理装置１４内に存在する
データつまり測定データＭＤおよび測定時間ＭＺないし
測定時刻データＭＵＺを、データ線路１８，１９および
データ線路１５ならびにシーケンス制御部６を介してメ
モリ５へ読み込み可能であり、さらにこれらのデータを
このメモリからまたはインターフェースを介して直接、
多目的測定機器１の表示装置へ伝送可能であり、そこに
おいて表示可能であるように構成されている。
データつまり測定データＭＤおよび測定時間ＭＺないし
測定時刻データＭＵＺを、データ線路１８，１９および
データ線路１５ならびにシーケンス制御部６を介してメ
モリ５へ読み込み可能であり、さらにこれらのデータを
このメモリからまたはインターフェースを介して直接、
多目的測定機器１の表示装置へ伝送可能であり、そこに
おいて表示可能であるように構成されている。
【００２６】この表示は別個にあるいは目下の測定デー
タといっしょに行うことができ、このことにより目下の
測定データを先行の測定データと比較することができ
る。
タといっしょに行うことができ、このことにより目下の
測定データを先行の測定データと比較することができ
る。
【００２７】さらに本発明の枠内で、データ収集装置３
が別個のディスプレイ２０を有するように構成されてお
り、このディスプレイにおいてデータ収集装置３、デー
タ処理装置１４または多目的測定機器１のデータを表示
可能である。したがって、単に測定データＭＤだけが、
または時間情報と結合された測定データが測定データ／
測定時間データ対として表示されるし、あるいはデータ
処理装置１４から再伝送されきたデータが表示され、こ
れらのデータの場合、測定データはそれらのデータの収
集時刻のとなりに並べられている。
が別個のディスプレイ２０を有するように構成されてお
り、このディスプレイにおいてデータ収集装置３、デー
タ処理装置１４または多目的測定機器１のデータを表示
可能である。したがって、単に測定データＭＤだけが、
または時間情報と結合された測定データが測定データ／
測定時間データ対として表示されるし、あるいはデータ
処理装置１４から再伝送されきたデータが表示され、こ
れらのデータの場合、測定データはそれらのデータの収
集時刻のとなりに並べられている。
【００２８】さらに、参照番号２１で別個の電流供給部
が示されている。これはたとえば、他の機器と電気的に
接続せずにデータ収集装置３を駆動可能にし、遮断状態
においてメモリ５内のデータを保護するために用いられ
る。
が示されている。これはたとえば、他の機器と電気的に
接続せずにデータ収集装置３を駆動可能にし、遮断状態
においてメモリ５内のデータを保護するために用いられ
る。
【００２９】
【発明の効果】本発明によれば、可動形多目的電子測定
機器に付加可能なデータ収集装置内に記憶されたデータ
を多種多様に評価できる。
機器に付加可能なデータ収集装置内に記憶されたデータ
を多種多様に評価できる。
【図１】マルチメータに付加されたデータ収集装置の基
本回路図である。
本回路図である。
１ 多目的測定機器 ２ａ，２ｂ，１３ インターフェース ３ データ収集装置 ４ ケーシング ５ メモリ ６ シーケンス制御部 ７ タイムベース ９ 切替装置 １４ データ処理装置 １７ 入力装置 ２０ ディスプレイ ２１ 電流供給部
Claims (12)
- 【請求項１】 データ収集装置と多目的測定機器との間
に双方向データ伝送装置（インターフェース２ａ，２
ｂ）が設けられている形式の、可動形多目的電子測定機
器に付加するデータ収集装置（３）において、 当該データ収集装置（３）はメモリ（５）を有してお
り、該メモリ内に前記多目的測定機器（１）から伝送さ
れた測定データ（ＭＤ）を一時記憶可能であり、 当該データ収集装置（３）はシーケンス制御部（プロセ
ッサ６）を有しており、該シーケンス制御部は前記デー
タ伝送装置に後置接続された切替装置（９）と共働し
て、測定データ（ＭＤ）はデータ収集装置（３）に接続
可能なデータ処理装置（１４）用の別のインターフェー
ス（１３）へ直接導かれるか、またはデータ収集装置
（３）内に統合化されたタイムベース（７）の時間デー
タ（ＭＺ）とともに測定データ／測定時間データ対（Ｍ
Ｄ／ＭＺ）としてメモリ（５）へ格納されることを特徴
とするデータ収集装置。 - 【請求項２】 前記タイムベース（カウンタ７）は、測
定データ／測定時間データ対（ＭＤ／ＭＺ）がメモリ
（５）に最初に読み込まれた時点でスタートし、該測定
データ／測定時間データ対（ＭＤ／ＭＺ）がデータ処理
装置（１４）へ伝送されるまで作動し続ける、請求項１
記載のデータ収集装置。 - 【請求項３】 前記測定データ／測定時間データ対（Ｍ
Ｄ／ＭＺ）からの測定時間データ（ＭＺ）は当該データ
収集装置（１３）またはデータ処理装置（１４）内で、
個々の測定データ（ＭＤ）に対しそのつどの測定値収集
時刻が対応づけられるように、前記データ処理装置（１
４）から導出された実際の時刻データと計算により結合
可能である、請求項１または２記載のデータ収集装置。 - 【請求項４】 当該データ収集装置は、前記シーケンス
制御部（６）と接続された入力装置（１７）を有してお
り、該入力装置を用いてシーケンス制御命令および／ま
たはデータ記憶用パラメータ化命令を入力可能である、
請求項１〜３のいずれか１項記載のデータ収集装置。 - 【請求項５】 前記シーケンス制御部（６）は切替装置
（９）を介してデータ処理装置（１４）の制御出力側と
接続可能である、請求項１〜４のいずれか１項記載のデ
ータ収集装置。 - 【請求項６】 前記データ処理装置（１４）内に存在す
る測定データは、データ線路（１８，１９）およびシー
ケンス制御部（６）を介してメモリ（５）へ読み込み可
能であり、該メモリからまたはインターフェースを介し
て直接、多目的測定機器（１）の表示装置へ伝送しそこ
において表示可能である、請求項１〜５のいずれか１項
記載のデータ収集装置。 - 【請求項７】 前記データ処理装置（１４）から再伝送
されてきたデータは、多目的測定機器（１）の表示装置
において目下の測定データ（ＭＤ）とともに同時に表示
可能である、請求項６記載のデータ収集装置。 - 【請求項８】 当該データ収集装置は別個のディスプレ
イ（２０）を有しており、該ディスプレイにおいてデー
タ収集装置（３）、データ処理装置（１４）または多目
的測定機器（１）のデータを表示可能である、請求項１
〜７のいずれか１項記載のデータ収集装置。 - 【請求項９】 当該データ収集装置は別個の電流供給部
（２１）を有する、請求項１〜８のいずれか１項記載の
データ収集装置。 - 【請求項１０】 携帯型マルチメータの測定データ収集
方法において、 ａ）測定データ（ＭＤ）をマルチメータ（１）のインタ
ーフェースへ供給し該測定データ（ＭＤ）をデータ収集
装置へ伝送するステップを有し、該データ収集装置は前
記マルチメータと機械的に結合可能であって該マルチメ
ータとともに取り扱い可能な１つのユニットを成すもの
であり、 ｂ）前記測定データをデータ収集装置内のメモリへ記憶
するステップと、 ｃ）前記データ収集装置内の電子計数装置（タイマ）を
最初の測定データ（ＭＤ）のメモリへの格納と同期して
スタートさせるステップと、 ｄ）測定データ全体を記憶している間、少なくとも、デ
ータ収集装置のインターフェースに接続可能なデータ処
理装置へ測定データが伝送される時点まで、前記計数装
置（タイマ）を作動させるステップと、 ｅ）前記データ処理装置により目下の時刻データを供給
するステップと、 ｆ）測定データが目下の時刻データと組み合わせられる
ように、前記時刻データとデータ収集装置の測定データ
／測定時間データ対とを計算により結合するステップ
と、 ｇ）測定データおよび測定時刻データをデータ収集装置
のメモリ内にまたはデータ処理装置のメモリ内に記憶す
るステップとによる方法ステップのシーケンスを有する
ことを特徴とする、 携帯型マルチメータの測定データ収集方法。 - 【請求項１１】 種々異なる可動形多目的電子測定機器
の各データ収集装置における後続の質問走査により、等
しい測定時点における種々異なる測定量の測定データを
収集して互いに相関づけ可能である、請求項１０記載の
方法。 - 【請求項１２】 複数個のマルチメータからの種々異な
る測定量の測定データ（ＭＤ）を、時間的に互いに相関
づけられるようにデータ処理装置またはデータ収集装置
の表示装置において表示可能である、請求項１０または
１１記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19934314484 DE4314484B4 (de) | 1993-05-03 | 1993-05-03 | Datenerfassung zum Ansatz an ein mobiles elektronisches Vielfachmeßgerät, insbesondere ein Handmultimeter |
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Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07167895A true JPH07167895A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=6486980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9454994A Pending JPH07167895A (ja) | 1993-05-03 | 1994-05-06 | データ収集装置および携帯型マルチメータの測定データ収集方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07167895A (ja) |
| DE (1) | DE4314484B4 (ja) |
| FR (1) | FR2704957B3 (ja) |
| GB (1) | GB2277807A (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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-
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-
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- 1994-05-03 FR FR9405381A patent/FR2704957B3/fr not_active Expired - Lifetime
- 1994-05-06 JP JP9454994A patent/JPH07167895A/ja active Pending
Also Published As
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|---|---|
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