JPH07145891A - 自在継手 - Google Patents

自在継手

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JPH07145891A
JPH07145891A JP29553893A JP29553893A JPH07145891A JP H07145891 A JPH07145891 A JP H07145891A JP 29553893 A JP29553893 A JP 29553893A JP 29553893 A JP29553893 A JP 29553893A JP H07145891 A JPH07145891 A JP H07145891A
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JP
Japan
Prior art keywords
flange portion
female
male
state
pipe body
Prior art date
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Pending
Application number
JP29553893A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Tahara
正弘 太原
Motomune Sasaki
基宗 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続角度の調整を行う際の管体間の回転抵抗
が少なく、所望の接続角度に合わせてシールすることが
出来る自在継手を提供する。 【構成】 雌型フランジ部15先端部外周面に雌側ネジ
部15aを形成すると共に、雄型フランジ部16の外周
には、雄型フランジ部16に回動自在に配設される固定
部材17を有している。固定部材17の先端部内周面に
は、雌側ネジ部15aと螺合して雄型フランジ部16を
挿入した状態から、嵌着状態となるように移動させる雄
側ネジ部17cが形成され、しかも、嵌着状態で、前記
雌型フランジ部15と雄型フランジ部16とをシールす
るシール部材18が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、管体の接続角度を自
在に調整出来る自在継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自在継手としては、例えば実開平
4−93591号公報に記載されている様なものが知ら
れている。このようなものでは、図6及び図7に示す様
に、管体1,2の端部1a,2aに接続端面3,4が形
成されている。この接続端面3,4は、管体の1,2の
垂直断面に対して所定の角度θ1,θ2°傾斜してい
る。このうち、前記端部1aには、周囲に拡径部5が環
状に形成されている。この拡径部5には、この拡径部5
の中心軸方向に向けて係止突起5a…が、複数形成され
ている。
【0003】また、前記端部2aの周縁には、前記拡径
部5内に挿入される係止フランジ部6が形成されてい
る。この係止フランジ部6には、前記係止突起5aを係
止する係止溝6aが環状に形成されている。更に、この
係止フランジ部6の先端側周囲には、環状のシール溝6
bが形成されている。このシール溝6bには、リング状
に形成されたゴム製のシール部材7が装着され、管体
1,2の端部1a,2a同士の接続状態で前記拡径部5
の内周面に当接して水密性を保持するようにしている。
【0004】この様に構成されたこの従来例の自在継手
では、前記管体2の端部2aに形成した拡径部5に管体
1の端部1aの係止フランジ部6を挿入して、前記係止
突起5aを係止溝6に係止させ接続端面3,4同士を対
向させて接続する。接続した後、図7に示す様に、管体
1,2を相互に回転させることにより、接続端面3,4
を摺接させながら管体1,2の接続角度を0°からθ1
+θ2°まで調整可能としている。
【0005】なお、他のこの種のものとしては、特開平
4−62492号公報、特開平4−266687号公
報,実公昭57−34391号公報等に記載されている
ようなものも知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、管体1,2の接続角度を調
整する際、前記シール溝6b内に装着されたシール部材
7が、拡径部5の内周面に当接したまま回転させなけれ
ばならないので、回動抵抗が大きい。この回動抵抗に抗
して、管体1,2を回転させるためには、大きな回転ト
ルクが必要とされ、作業性が良好ではなかった。
【0007】また、所望の接続角度に合わせた後に回転
を停止すると、シール部材7に発生した歪が、元の状態
に戻ろうとして、逆方向に管体1,2を回転させ、接続
角度が所望の角度ではなくなるといった問題があった。
【0008】そこで、この発明は、接続角度の調整を行
う際の管体間の回転抵抗が少なく、所望の接続角度に合
わせてシールすることが出来る自在継手を提供すること
を課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本願発明に記載されたものでは、管体の端部に形成さ
れ、管体の垂直断面に対して所定の角度に傾斜した接続
端面を有し、該接続端面同士を対向させて回動自在に接
続することにより、該管体の接続角度を調整可能な自在
継手であって、一方の管体端部周縁に凹状に開口する雌
型フランジ部を前記接続端面に沿って形成すると共に、
他方の管体端部周縁には、該雌型フランジ部に回動自在
に挿入される雄型フランジ部を前記接続端面に沿って形
成し、前記雌型フランジ部先端部外周面に雌側ネジ部を
形成すると共に、前記雄型フランジ部の外周には、該雄
型フランジ部に回動自在に配設される固定部材を有し、
該固定部材の先端部内周面には、前記雌側ネジ部と螺合
して該雄型フランジ部を挿入した状態から、嵌着状態と
なるように移動させる雄側ネジ部が形成され、しかも、
嵌着状態で、前記雌型フランジ部と該雄型フランジ部と
をシールするシール部材が設けられている自在継手を特
徴としている。
【0010】
【作 用】かかる構成によれば、管体端部の雌型フラン
ジ部に雄型フランジ部が挿入されている状態で、一方の
管体を他方の管体に対して回転させると、管体の接続角
度を自在に調整することが出来る。
【0011】調整後、前記雄型フランジ部に設けられた
固定部材の雄側ネジ部を前記雌型フランジ部の外周に形
成された雌側ネジ部に螺合させると、雄型フランジ部が
挿入した状態から、嵌着状態となるように移動する。嵌
着状態では、シール部材が前記雌型フランジ部と雄型フ
ランジ部とをシールする。
【0012】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について、図
面を参照しつつ説明する。
【0013】図1乃至図3は、この発明の第1実施例を
示すものである。従来例と同一乃至均等な部分について
は同一符号を付す。
【0014】まず構成を説明すると、図中符号11,1
2は、この実施例の自在継手によって接続される管体
で、この管体11,12の端部11a,12aには、管
体11,12の各垂直断面に対して所定の角度θ1,θ
2傾斜した接続端面13,14が形成されている。そし
て、この接続端面13,14は、各々略真円形状を呈
し、接続端面13,14同士を対向させて回動自在に接
続することにより、この管体11,12の接続角度を調
整可能としている。
【0015】このうち、一方の管体端部11a周縁に
は、管体本体11bに比して大径を呈し端縁を開口する
凹状の雌型フランジ部15が前記接続端面に沿って形成
されている。この雌型フランジ部15の先端部外周面に
は、雌側ネジ部15aが全周に渡って形成されている。
【0016】また、他方の管体端部12a周縁には、こ
の雌型フランジ部15に挿入されて嵌着する雄型フラン
ジ部16が前記接続端面14に沿って形成されている。
【0017】この雄型フランジ部16には、先端側外周
面に固定部材配設溝16aが全周に渡って形成されてい
る。この固定部材配設溝16aには、リング状の固定部
材17が回転自在に配設されている。
【0018】この固定部材17は、前記固定部材配設溝
16a前壁部16bに当接する押圧フランジ部17a
と、前記雌型フランジ部15の外周を覆う程度の径を有
する先端筒状部17bとから主に構成されている。
【0019】そして、この先端筒状部17bの内周面に
は、雄側ネジ部17cが形成されている。この雄側ネジ
部17cは、前記雌側ネジ部15aと螺合してこの雄型
フランジ部16を挿入した状態から、嵌着状態となるよ
うに移動させる構成としている。
【0020】また、この雄型フランジ部16の先端側端
面16cには、環状溝16dが全周に渡って形成されて
いる。この環状溝16dには嵌着状態で、前記雌型フラ
ンジ部15の内周面15bに当接してシールするゴム製
のシール部材18が配設されている。このシール部材1
8は、リング形状を呈し前記環状溝16dに配設された
状態で、一部を前記先端側端面16cから突出するよう
な所定の径を有している。
【0021】次に、この第1実施例の作用について説明
する。この第1実施例では、管体端部11aの雌型フラ
ンジ部15に雄型フランジ部16を挿入して、固定部材
17の雄側ネジ部17cを雌型フランジ部15の雌側ネ
ジ部15aに一定量螺合させる。 この挿入状態では、
図3に示す様に、前記シール部材18が、内周面15b
に当接していないので、一方の管体12を他方の管体1
1に対して回転させると、管体11,12の接続角度を
0°からθ1+θ2°まで自在に調整することが出来
る。
【0022】調整後、例えば、図2に示す様に管体1
1,12の接続角度を最大のθ1+θ2°にした状態
で、再び固定部材17を回転させて、雄雌側ネジ部15
a,17cの螺合を進めると雄型フランジ部16の固定
部材配設溝16a内の前壁部16bを固定部材17の押
圧フランジ部17aが押圧して、前記雄型フランジ部1
6を嵌着方向へ移動させる。
【0023】この移動により、前記雄型フランジ部16
の先端側端面16cに設けられたシール部材18が前記
雌型フランジ部15の内周面15bに当接してシールす
る。
【0024】このように管体11,12の接続角度を調
整してから端部11a,12a同士を嵌着させてシール
し、固定部材17によって固定することが出来るので、
管体11,12の接続角度を調整する際には、シール部
材18が雌型フランジ部15の内周面15bからは図3
に示す様に離れている。
【0025】このため、従来の様にシール部材18が摺
接することによる回動抵抗が無く、大きな回転トルクを
必要としない。
【0026】また、管体12を回転させる際にシール部
材18が歪むこともなく、従来のように歪を元に戻そう
とする力で管体11,12が回転することが無い。この
ため所望の接続角度を得ることが出来る。
【0027】図4及び図5は、この発明の第2実施例の
自在継手を示すものである。この第2実施例では、第1
実施例の固定部材17の先端筒状部17b外面に回動動
作を容易とするように取手部19が複数突設されてい
る。
【0028】また、リング状のシール部材20は、前記
雌型フランジ部15の内周面15bに予め接着剤等で固
着されている。
【0029】この様に構成された第2実施例では、図5
に示すように雄雌側ネジ部15a,17cを一定量螺合
させた挿入状態では、前記シール部材20が先端側端面
16cから離間しているので、管体11,12間の回動
抵抗は殆ど無い。他の構成及び作用については、前記第
1実施例と略同様であるので、同一符号を付してその記
載を省略する。
【0030】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、管体の接続角度を調整してから固定部材で嵌着し
てシール部材でシールを行なうので、管体の接続角度を
調整する際には、シール部材が雌型フランジ部又は、雄
型フランジ部の何れか一方から離れている。このため、
従来の様にシール部材が摺接することによる回動抵抗が
無く、管体を回転させるのに大きな回転トルクを必要と
しない。
【0031】また、管体を回転させる際にシール部材が
歪むこともなく、所望の接続角度を得ることが出来る、
という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の自在継手を示す断面図で
ある。
【図2】同一実施例の自在継手を示し、要部の拡大部分
断面図である。
【図3】同一実施例の自在継手を示し、接続角度を変え
る様子を説明する要部の部分拡大断面図である。
【図4】本発明の第2実施例の自在継手を示す断面図で
ある。
【図5】第2実施例の自在継手を示し、接続角度を変え
る様子を説明する要部の部分拡大断面図である。
【図6】従来例の自在継手を示す断面図である。
【図7】従来例の自在継手を示し、接続角度を変えた様
子を説明する断面図である。
【符号の説明】
11,12 管体 11a,12a 端部 13,14 接続端面 15 雄型フランジ部 15a 雄側ネジ部 16 雌型フランジ部 17 固定部材 17c 雌側ネジ部 18,20 シール部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管体の端部に形成され、管体の垂直断面に
    対して所定の角度に傾斜した接続端面を有し、該接続端
    面同士を対向させて回動自在に接続することにより、該
    管体の接続角度を調整可能な自在継手であって、 一方の管体端部周縁に凹状に開口する雌型フランジ部を
    前記接続端面に沿って形成すると共に、他方の管体端部
    周縁には、該雌型フランジ部に回動自在に挿入される雄
    型フランジ部を前記接続端面に沿って形成し、前記雌型
    フランジ部先端部外周面に雌側ネジ部を形成すると共
    に、前記雄型フランジ部の外周には、該雄型フランジ部
    に回動自在に配設される固定部材を有し、該固定部材の
    先端部内周面には、前記雌側ネジ部と螺合して該雄型フ
    ランジ部を挿入した状態から、嵌着状態となるように移
    動させる雄側ネジ部が形成され、しかも、嵌着状態で、
    前記雌型フランジ部と該雄型フランジ部とをシールする
    シール部材が設けられていることを特徴とする自在継
    手。
JP29553893A 1993-11-25 1993-11-25 自在継手 Pending JPH07145891A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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