JPH07101435A - 蓄冷剤の凍結時の形状を均一にするためのトレイ及び該トレイの収納容器 - Google Patents

蓄冷剤の凍結時の形状を均一にするためのトレイ及び該トレイの収納容器

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Publication number
JPH07101435A
JPH07101435A JP5188959A JP18895993A JPH07101435A JP H07101435 A JPH07101435 A JP H07101435A JP 5188959 A JP5188959 A JP 5188959A JP 18895993 A JP18895993 A JP 18895993A JP H07101435 A JPH07101435 A JP H07101435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
coolant
container
storage agent
cold storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5188959A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Nishiza
博文 西座
Yoshinori Tazane
義則 田實
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hakugen Co Ltd
Nippon Soda Co Ltd
Original Assignee
Hakugen Co Ltd
Nippon Soda Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hakugen Co Ltd, Nippon Soda Co Ltd filed Critical Hakugen Co Ltd
Priority to JP5188959A priority Critical patent/JPH07101435A/ja
Publication of JPH07101435A publication Critical patent/JPH07101435A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓄冷剤を効率よく収納、冷蔵できるようにし
た蓄冷剤の収納用トレイ及び該トレイの収納容器を提供
する。 【構成】蓄冷剤の収納部1及び凹凸部を有する仕切り2
を有する蓄冷剤の収納用トレイ及び側面に通気口を設け
たことを特徴とする、蓄冷剤を収納した該トレイの収納
容器。 【効果】蓄冷剤を収納した複数個の本発明のトレイを本
発明の収納容器に上下に重ねて収納して、大量の蓄冷剤
を極めて効率よく均一な板状体形状に冷凍硬化させるこ
とが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、凍結時に硬化するタイ
プの蓄冷剤の収納用トレイ、及び蓄冷剤を収納した該ト
レイの収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】蓄冷剤は、生鮮食料品等の保存用・冷温
輸送用など広範に使用されている。この蓄冷剤は、あら
かじめ冷蔵・冷凍したのち使用するものであり、冷凍す
ると硬化する性質を有する。従って、冷凍時の保存状態
が悪く、変形して硬化したものは、嵩張り、かつ、使い
勝手が悪いものであり、又、形状によっては使用できな
い場合もある。
【0003】従って、これまで、冷凍の際には、蓄冷剤
の形状が変形しないように配慮が必要であった。すなわ
ち、重ねられたり、歪んだ形で冷凍されることのないよ
うに、個別に手作業で蓄冷剤を取り扱わなければなら
ず、作業効率が悪いという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した蓄
冷剤の取扱作業の効率化を目的としてなされたもので、
蓄冷剤を効率よく収納、冷蔵できるようにした蓄冷剤の
収納用トレイ及び蓄冷剤を収納した該トレイの収納容器
を提供することをその目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の問
題点を解決すべく鋭意検討した結果、図1及び図2に示
すような蓄冷剤の収納部1及び凹凸部を有する仕切り2
を有し、仕切り2の凹凸部の位置をとなりの仕切りの凹
凸部の位置と互い違いにずらすことにより、蓄冷剤を収
納したトレイを重ねても重なり合うことがなく、蓄冷剤
の形状が崩れないようにしたことを特徴とする蓄冷剤の
収納用トレイを考案した。
【0005】さらに、蓄冷剤を収納した該トレイの複数
個を互い違いに重ねて収納する容器であって、側面に通
気口を設けた収納容器を考案し、これらのトレイ及びト
レイの収納容器を用いれば、蓄冷剤の冷凍、保存作業が
大幅に効率化されることを見いだし本発明を完成した。
【0006】以下に、本発明について詳細に説明する。 (蓄冷剤)本発明は、蓄冷剤の冷凍・保存用トレイ、及
び該蓄冷剤を収納したトレイの収納容器である。本発明
において、蓄冷剤とは、水、無機塩類の水溶液、水溶性
高分子ゲルなどの室温では流動性を有し、冷凍時には硬
化(又は流動性が低下)する性質を有するものをいい、
生鮮食料品や人体などの物体を冷却するために用いられ
る。例えば、氷枕(水枕)、システムアイスノン(白元
商事(株)製)、エバクール(旭電化工業(株)製)等
のゲル状蓄冷剤等が挙げられる。
【0007】(トレイ)本発明のトレイは、例えば、図
1に示すようなものである。仕切り2によって仕切られ
た収納部1に蓄冷剤が収納される。このように収納され
ることによって、冷凍の際に変形して硬化するのを防止
し、蓄冷剤を取扱易い均一な板状体として冷凍・硬化す
ることができるものである。
【0008】該トレイの仕切り2は凹凸部を有する。こ
の凹凸部の凹部と凸部の位置は、図1に示すように収納
部を隔てて隣の仕切りの凹凸部の凸部と凹部の位置が互
い違いに異なっていることが特徴である。すなわち、図
2に示すように、蓄冷剤を収納した該トレイが上下に重
ね合わす際、上のトレイの仕切りの凹凸部と下のトレイ
の凹凸部とが完全に重なり合わされない構造になってい
るため、上部のトレイの底が蓄冷剤と直接接触せず、収
納された蓄冷剤の形状が何ら変形することなく、冷凍硬
化することができるものである。
【0009】トレイ一個当たりの収納部の数は特に制限
されないが、取扱易さ等から4〜6個が好ましい。ま
た、上述の仕切り2の凹凸部の凸部と凹部の位置を互い
違いに変えた場合、トレイを重ね合わせる際には、18
0℃違う向きに重ね合わせることが必要となるため、か
かる場合は、収納部の個数は偶数となる。
【0010】本発明のトレイの材質は、急激な温度変化
に対して安定なものであれば特にこだわらないが、使用
できる材質として例えば、ポリエチレン樹脂、ポリプロ
ピレン樹脂、塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂等が挙げら
れる。
【0011】(トレイ収納容器)本発明は、蓄冷剤を収
納したトレイの複数個を重ね合わせて収納するための容
器に関する。該容器は、蓄冷剤を効率よく冷凍・保存す
るために考案されたもので、蓄冷剤を収納したトレイを
段重ねして容器に収納して、収納容器ごと効率良く冷凍
するために用いられる。
【0012】このため、該収納容器の側面には、冷凍効
率をあげるための通気口が設けられている。この通気口
の形状、大きさ、個数、取付け位置などに特に制限はな
い。
【0013】本発明の収納容器は、例えば、図3に示す
ような通気口3を有する収納容器である。容器の材質と
しては、大量の蓄冷剤が入るものであるため、取扱易
く、軽量、かつ、丈夫なものであることが必要であり、
例えば、ダンボール製の収納容器が挙げられる。
【0014】(使用態様)本発明のトレイ及び該トレイ
の収納容器を用いて蓄冷剤を冷凍・保存する場合につい
ての使用例を以下に説明する。
【0015】収納容器ごと冷凍された状蓄冷剤は、該容
器から個別に取り出して、生肉、ハム・ソーセージ、野
菜類等の生鮮食料品の冷凍保存用等に使用される。例え
ば、食料品の保存用に使用される場合では、食料と食料
の共に蓄冷剤が箱詰めされる。
【0016】上記の場合、蓄冷剤の形状が不均一に変形
したものであると、箱詰めがうまくゆかず、作業効率の
著しい低下をきたし、また、場合によっては使用できな
かった。
【0017】
【発明の効果】本発明は、大量の蓄冷剤を取扱易い均一
な板状体に形よく冷凍硬化するための蓄冷剤の収納用ト
レイ及び該トレイの収納容器である。従来、大量の蓄冷
剤を冷凍硬化する場合に均一な板状体形状に形よく冷凍
硬化するためには、各個ごとの冷凍作業及び変形して冷
凍硬化しないように十分な配慮が必要であった。
【0018】本発明のトレイは蓄冷剤の収納部を有して
おり、蓄冷剤をトレイの収納部に形よく収められて冷凍
硬化できる。また、該トレイは複数個を上下に重ね合わ
せても完全に重なり合わされない構造になっているた
め、トレイを上下に重ねて冷凍しても、蓄冷剤の形状を
崩すことはない。従って、大量の蓄冷剤が均一な板状体
形状に形よく、簡便かつ効率良く冷凍硬化することがで
きる。
【0019】さらに、本発明の収納容器は本発明のトレ
イの収納用として開発されたものであるが、側面に通気
口を有すものであるため、複数個の本発明のトレイを本
発明の収納容器に上下に重ねて収納して冷凍硬化するこ
とにより、大量の蓄冷剤を極めて効率よく冷凍硬化させ
ることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蓄冷剤の収納用トレイである。
【図2】本発明の蓄冷剤の収納用トレイを2段重ねした
図である。
【図3】本発明の蓄冷剤を収納したトレイを収納するダ
ンボール箱である。
【符号の説明】
1 蓄冷剤の収納部 2 仕切り 3 通気口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓄冷剤の収納部1及び凹凸部を有する仕切
    り2を有する蓄冷剤の収納用トレイ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のトレイにおいて、仕切り2
    の凹凸部の位置をとなりの仕切りの凹凸部の位置とずら
    すことにより、蓄冷剤を収納したトレイを上下に重ねて
    も完全に重なり合うことがないようにしたことを特徴と
    する蓄冷剤の収納用トレイ。
  3. 【請求項3】側面に通気口を設けたことを特徴とする、
    蓄冷剤を収納した請求項2記載のトレイの収納容器。
JP5188959A 1993-07-01 1993-07-01 蓄冷剤の凍結時の形状を均一にするためのトレイ及び該トレイの収納容器 Pending JPH07101435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5188959A JPH07101435A (ja) 1993-07-01 1993-07-01 蓄冷剤の凍結時の形状を均一にするためのトレイ及び該トレイの収納容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5188959A JPH07101435A (ja) 1993-07-01 1993-07-01 蓄冷剤の凍結時の形状を均一にするためのトレイ及び該トレイの収納容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07101435A true JPH07101435A (ja) 1995-04-18

Family

ID=16232930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5188959A Pending JPH07101435A (ja) 1993-07-01 1993-07-01 蓄冷剤の凍結時の形状を均一にするためのトレイ及び該トレイの収納容器

Country Status (1)

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JP (1) JPH07101435A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200465901Y1 (ko) * 2009-03-26 2013-03-18 가부시키가이샤 테쿠니칸 식품 급속 냉동 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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