JPH0691771B2 - 施肥装置 - Google Patents

施肥装置

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JPH0691771B2
JPH0691771B2 JP60091385A JP9138585A JPH0691771B2 JP H0691771 B2 JPH0691771 B2 JP H0691771B2 JP 60091385 A JP60091385 A JP 60091385A JP 9138585 A JP9138585 A JP 9138585A JP H0691771 B2 JPH0691771 B2 JP H0691771B2
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博 平井
二朗 小坂
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、施肥装置、特に田植機等の水田作業車に搭載
される施肥装置に係り、詳しくはペースト又は液肥用施
肥装置におけるサブタンクに関する。
(ロ)従来の技術 従来の施肥装置を備えた田植機1は、第11図及び第12図
に示すように、運転席2の左右に肥料タンク3,3が配設
されていると共に、植付部5の各プランタ6の近くにノ
ズル9が設置されている。そして、肥料タンク3,3から
サクションホース10により走行機体中心部近傍のサブタ
ンク11に連通し、更に該サブタンク11から植付条数に応
じた多数のホース12…を介して、運転席下方に設置され
たポンプ13に導かれる。そして、ポンプ13は植付条数に
応じた多数のフレックスロータポンプ13a…が機体前後
方向に並んで設置されており、これらポンプはPTO駆動
軸15からベルト等の動力伝達装置16を介して回転駆動さ
れる。更に、各ロータポンプ13a…の吐出口からそれぞ
れホース19…を介して運転席2の横に設置されたインジ
ケータ20…に連通され、そして各インジケータ20…から
再びホース21…を介してプランタ6近傍のノズル9…に
導かれている。
以上構成に基づき、植付作業に伴ってポンプ20が駆動さ
れると、肥料タンク3内のペースト状(又は液状)肥料
がホース10を介してサブタンク11に供給され、更に該サ
ブタンク11にて多数のホース12…に分岐されてそれぞれ
ロータポンプ13に吸入され、更に該各ポンプの吐出口か
ら各ホース19を介してそれぞれインジケータ20に吐出さ
れる。これにより、運転席2にいる運転者は該インジケ
ータ20により各ホースの流れを確認し得、そして各イン
ジケータ20からそれぞれホース21を介してノズル9に導
かれて、プランタ6による植付苗の近傍に沿って筋状に
施肥される。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 ところで、上述実施例は、ポンプ装置13とサブタンク11
とは離れて設置されており、サブタンク11にて多数のホ
ース12…に分配され、該比較的小径なホース12により各
ポンプ13a…に供給されている。
このため、ホースの本数が極めて多くなり、配管作業が
大変面倒であると共に、小径のホース12を通ってポンプ
13aに吸い込まれるため、特に肥料の粘度が高い場合、
肥料の流れ抵抗が大きくなって、ポンプの吐出性能に悪
影響を与えている。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明は、上述問題点を解消することを目的とするもの
であって、第1図に示すように、ポンプ装置40が多数の
ポンプ40a〜40fにより構成されると共に、これら多数の
ポンプの駆動軸66を同時に駆動する駆動部95を備え、更
に前記多数のポンプを支持するケース81と駆動部ケース
82との間でサブタンク87を構成し、かつ該サブタンクに
面する前記駆動部ケース82に前記多数の駆動軸66…を油
密状に支持し、また該サブタンクに面する前記ポンプ支
持ケース81に開放孔81a…を形成すると共に該開放孔に
前記各ポンプの吸込み側aが位置するように前記各ポン
プ40a〜40fを固定してなることを特徴とするものであ
る。
(ホ)作用 上述構成に基づき、肥料タンクからヘッド差によりサブ
タンク87にペースト状(又は液状)肥料が供給されてお
り、ポンプ駆動軸66の回転により各ポンプ40a〜40fが一
斉に駆動されると、吸込み側aがサブタンク87に面して
いる各ポンプにより、肥料が直接吸い込まれ、かつノズ
ルに向けて吐出される。
(ヘ)実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明す
る。
乗用田植機21は、第9図及び第10図に示すように、前輪
22及び後輪23により支持されている走行機体25を有して
おり、該走行機体25にはその前輪前方部分にエンジン26
が搭載されていると共に、前後輪の中間部分即ち機体重
心部分にシート27を位置するように運転席29が配設され
ている。更に、走行機体25の後方にはリンク28を介して
植付部30が昇降自在に支持されており、該植付部30には
多数のプランタ6…及びマット苗を縦方向に2枚半載置
し得る長い苗のせ台31が備えられている。
そして、機体前方の左右にはペースト状又は液状肥料用
の肥料タンク32,32が設置されており、該左右タンク32
を結ぶように、機体フレーム35を貫通してホース36が連
通しており、更に該ホース36から、運転席29のステップ
面37下方にてサクションホース39が後方に向けて延びて
おり、運転シート27の下方位置に配設されているポンプ
装置40に連通している。更に、該ポンプ装置40から植付
け条数に応じたホース41…を介して、機体横方向に並ん
で設置されている各肥料流れセンサ42及び切換えバルブ
38に導かれ、そして各ホース43及び垂れ流し防止弁45を
介してプランタ6近傍のノズル46に導かれている。な
お、図中44は切換えバルブ38からポンプ装置40のサブタ
ンクに戻される戻りホースである。
一方、第1図ないし第5図に示すように、ポンプ装置40
は機体の略々中央を貫通して延びているPTO駆動軸47か
ら変速装置49を介して駆動される。即ち、変速装置49は
ケース50に支持されている3本の軸51,52,53を有してお
り、入力軸51に固定されているスプロケット55とPTO駆
動軸47に固設されているスプロケット56との間にチェー
ン57が巻掛けられて動力伝達されている。また、入力軸
51にはシフトレバー59により切換え操作される歯車組60
が摺動のみ自在に支持されており、また中間軸52には多
数の歯車61…が固定されており、更に出力軸53にもシフ
トレバー62により切換え操作される歯車組63が摺動のみ
自在に支持されている。また、出力軸53には一端に突出
してスプロケット65が固定されており、該スプロケット
65はポンプ装置40の一駆動軸66aに固定されたスプロケ
ット67との間にチェーン69が巻掛けられている。なお、
第1図中70,71はチェーンケース、第5図中72は変速装
置49をフレーム35に取付ける固定ステーである。
一方、ポンプ装置40は、第6図に示すようなネジポンプ
40a……からなると共に駆動部95を備えており、該ネジ
ポンプ40a…はネジ状凹部が形成されたネジ軸75及び該
ネジ軸75が嵌合する孔を有するゴム製ポンプボディ76か
らなり、ネジ軸75に継手77を介して駆動軸95から延びて
いる駆動軸66が連結されており、またボディ76はポンプ
カバー80と共にケース81に固定されており、かつ該ケー
ス81には各ポンプ用の開放孔81a…が形成されている。
そして、第1図ないし第4図及び第7図に示すように、
ポンプ装置40は多数(6個)のネジポンプ40a〜40fが同
一円周上にかつそのネジ軸線が機体前後方向に向くよう
に配設されてなり、またその駆動軸66…も同じ円周上に
配設されている。これら駆動軸66…は駆動部ケース82に
回転自在にかつ油密状に支持されており、かつ歯車83が
固定されている。更に、ケース82の中央部には中間軸84
により中間歯車85が回転自在に支持されており、第7図
に詳示するように、該中間歯車85を介して駆動軸66の各
歯車83が互いに連動している。なお、これら駆動軸6の
1本66aが延長して前記変速装置49から動力伝達されて
いる。更に、ポンプ装置40を構成する両ケース81,82の
間には円筒状のサブタンクケース86が油密状にボルトに
より挾持されており、これらケースにて囲われた空間が
サブタンク87を構成している。従って、該サブタンク87
にはホース39が連通されており、また該サブタンク87に
面した前記ポンプ支持ケース81の各開放孔81aに各ポン
プ40a〜40fの吸込み側aが位置するようにこれらポンプ
が固定されていると共に、各ポンプの吐出側bは各カバ
ー80に固定されているホース41に連通されている。
本実施例は、以上のような構成からなるので、予め、苗
の種類、植付け間隔等に基づき変速装置49の変速比を設
定する。即ち、シフトレバー59の切換えにより歯車組60
を中間軸上の所定歯車61に選択噛合し、かつ他のシフト
レバー62により歯車組63を中間軸上の所定歯車61に選択
噛合する。
一方、機体前部に設置された肥料タンク32,32にはぺー
スト状(又は液状)肥料が入れられており、該タンク内
の肥料はその流動性及びヘッド差に基づき、ホース36及
びサクションホース39を介してサブタンク87に供給され
てる。
そして、植付作業の開始に伴い、PTO駆動軸47が回転す
ると、スプロケット56、チェーン57及びスプロケット55
を介して変速装置49の入力軸51に回転が伝達され、更に
予め設定され歯車の噛合により、所定回転数に変速され
て出力軸53に伝達され、更にスプロケット65、チェーン
69及びスプロケット67を介してポンプ駆動軸66aに伝達
される。すると、該1本の駆動軸66aに固定された歯車8
3の回転により、中間歯車85が回転し、更に該中間歯車
に噛合している各歯車83を介して、円周上に配置されて
いる多数の各駆動軸66…が同時にかつ同方向に回転す
る。これにより、継手77を介して各ポンプ40a〜40fのネ
ジ軸75が回転され、各ポンプは一斉にサブタンク87内の
ペースト状(又は液状)肥料を、該サブタンク内に面し
ている吸込み側から吐出側bに吐出し、更に各ホース41
を通って流れセンサ42及び切換えバルブ38に送られ、そ
してホース43及び垂れ流し防止弁45を経て各ノズル46か
ら土中に連続的に施肥される、なおこの際、各ポンプ40
a〜40fのネジ軸75は偏心運動するため、駆動軸66との間
に各々継手77が設置されているが、これら継手77がサブ
タンク87内にて偏心回転運動することに基づき、サブタ
ンク87内のペースト状肥料は攪拌され、固化することを
防止されると共に均一な状態で滑らかに各ポンプ40a〜4
0fに流入される。
なお、上述実施側は、6条植えの田植機に適用した場合
について説明し、従ってネジポンプ40a〜40fも6個必要
としたが、5条植え又は4条植えの場合も、エンジン26
の大きさを変える等の僅かな変更だけで略々同じ走行機
体25を用いることができる。従って、5条植え又は4条
植えの場合、ポンプの設置数が異なるが、第8図に示す
ように、不要となるネジポンプの箇所だけ、蓋92、93で
閉塞して用いることにより、ポンプ装置40及び変速装置
49を特別なものに付け換えなくとも、同一の装置にて対
応できる。
また、上述実施側は、乗用田植機について説明したが、
湛水田土中播種機等の他の水田作業車にも適用できるこ
とは勿論である。
(ト)発明の効果 以上説明したように、本発明によると、多数のポンプ40
a〜40fを支持するケース8と駆動部ケース82との間でサ
ブタンク87を構成し、かつ該サブタンクに面して各ポン
プの吸込み側aが位置するので、各ポンプはサブタンク
87から直接吸込むことができ、ペースト状肥料のように
比較的粘性の高い肥料でも、管抵抗を受けることなく確
実かつ滑らかに吸込んで、安定した吐出量にて施肥を行
うことができる。また、従来のようにサブタンクからポ
ンプ装置までの配管が不要となり、ホースの配管作業が
極めて簡単になると共に、特別な分配器も不要となり、
構造が極めて簡単になって、水田作業車への施肥装置の
装着を容易に行うことができる。
更に、駆動部ケース82に駆動軸66…を油密状に支持し、
かつポンプ支持ケース81に開放孔81a…を形成すると共
に該開放孔に各ポンプの吸込み側aが位置するように各
ポンプ40…を固定することにより、サブタンク87を、駆
動部ケース82及びポンプ支持ケース81にて構成するの
で、専用サブタンクを構成するものに比し、材料を兼用
するとスペースを共通して、サブタンク自体も、極めて
簡単でコンパクトに構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る変速装置及びポンプ装置の縦断面
図、第2図はその側面図、第3図はその正面図、第4図
はその平面図である。そして、第5図は変速装置の横断
面図、第6図はネジポンプを示す断面図、第7図はポン
プ駆動部分を示す概略正面図である。更に、第8図はポ
ンプの一部を不使用とした状態を示す断面図である。ま
た、第9図は本発明を適用した乗用田植機を示す全体側
面図、第10図はその平面図である。そして、第11図は従
来の施肥装置付き乗用田植機を示す側面図、第12図はそ
の後方からみた背面図である。 21…乗用水田作業車,25…機体, 30…植付部,31…長い苗のせ台, 32…肥料タンク,40…ポンプ装置, 39…サクションホース, 40a〜40f…(ネジ)ポンプ, 41…吐出側ホース,49…変速装置, 66…駆動軸,75…ネジ軸, 77…継手,83…歯車, 81…ポンプ支持ケース,81a…開放孔, 82…駆動部ケース,85…中間歯車,86…サブタンクケー
ス,87…サブタンク,95…駆動部,a…吸込み側。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】肥料タンクに連通しているサブタンクから
    ポンプ装置により肥料を吸込んで、かつノズルに向けて
    吐出する施肥装置において、 前記ポンプ装置が多数のポンプにより構成されると共
    に、これら多数のポンプの駆動軸を同時に駆動する駆動
    部を備え、 更に前記多数のポンプを支持するケースと駆動部ケース
    との間で前記サブタンクを構成し、かつ該サブタンクに
    面する前記駆動部ケースに前記多数の駆動軸を油密状に
    支持し、また該サブタンクに面する前記ポンプ支持ケー
    スに開放孔を形成すると共に該開放孔に前記各ポンプの
    吸込み側が位置するように前記各ポンプを固定してな
    る、施肥装置。
  2. 【請求項2】前記ポンプがネジポンプであり、前記サブ
    タンク内にて、該ネジポンプのネジ軸と前記駆動軸とが
    継手により連結している特許請求の範囲第1項記載の施
    肥装置。
JP60091385A 1985-04-27 1985-04-27 施肥装置 Expired - Lifetime JPH0691771B2 (ja)

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JPS61249308A JPS61249308A (ja) 1986-11-06
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JPH0724014Y2 (ja) * 1988-12-23 1995-06-05 三菱農機株式会社 農作業車における肥料タンク

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JPS5852919U (ja) * 1981-09-26 1983-04-11 三菱農機株式会社 農作業機における施肥装置

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