JPH068523A - シリアルプリンタの印字方法 - Google Patents

シリアルプリンタの印字方法

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JPH068523A
JPH068523A JP16603392A JP16603392A JPH068523A JP H068523 A JPH068523 A JP H068523A JP 16603392 A JP16603392 A JP 16603392A JP 16603392 A JP16603392 A JP 16603392A JP H068523 A JPH068523 A JP H068523A
Authority
JP
Japan
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line
print
printing
dot
dots
Prior art date
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Pending
Application number
JP16603392A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiko Tatezawa
佳子 立沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP16603392A priority Critical patent/JPH068523A/ja
Publication of JPH068523A publication Critical patent/JPH068523A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリアルプリンタの印字方法に於ける、改行
時の行間接合部5に起こる隙間を簡易的な方法により埋
め、各ページ毎の印字領域(総印字長さ)のバラツキも
小さく、行間接合部の印字品質を向上させる。 【構成】 シリアルプリンタの印字方法に於いて、上行
と下行の副走査方向の行間接合部5に生ずる隙間を埋め
るために、印字ヘッドの印字素子列6の全ドットの形成
ピッチが、狙いの解像度の形成ピッチより大きく形成さ
れ、行間接合部5にオーバーラップ部4を形成し印字す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリアル式プリンタに
於ける、行間の接合部の印字品質を向上させる印字方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的にシリアルプリンタの印字方法と
しては、改行幅ピッチは常に一行の印字高さと等しく設
計されており、上行と下行の行間は連続し文字間は隙間
なく印字されることになっているが、改行機構の誤差や
ギヤのバックラッシュの発生等により行間接合部に隙間
が生じてしまう。この行間接合部に隙間が生じることに
より、縦罫線印字時の縦線や、改行による拡大文字印字
時の文字の中央部分で印字濃度が淡くなり、文字に濃淡
が生じやすかった。またカラー印字時に於いても色ズレ
が発生しやすく印字及び印画が見苦しくなっていた。こ
のため行間接合部を重ね合わせ隙間を埋め、印字及び印
画中の濃淡を目立たなくする方法が用いられていた。
【0003】従来のシリアル式プリンタの印字方法とし
ては、例えば特開昭60−69657号や、特開昭60
−229756号公報によるものが提案されていた。図
4に特開昭60−69657号公報による印字方法、図
5に特開昭60−229756号公報を示す。図に於い
て1は上ドット(前行の第24ドット)、2は下ドット
(次行の第1ドット)、3は行間(改行)接合部、4は
オーバーラップ部である。
【0004】図4に示すものは、改行して拡大する縦方
向の拡大文字の印字時、副走査方向の行間接合部3に生
ずる隙間を、改行のピッチを1回の印字高さよりも若干
狭くし、上行の印字と下行の印字とをオーバーラップさ
せることにより解消する印字方法である。図4の印字パ
ターンに示すように文字の上部を印字後、文字の下部の
印字時に改行ピッチを一行の印字の高さLよりも狭いL
−Pとする。この場合、改行ピッチは一行の印字高さL
よりも狭いため、上行と下行の文字の一部が重なり合い
行間接合部3が埋められる。
【0005】また図5に示すものは、行間接合部3に上
行と下行の印字ドットと同色のドットを1ドット加えて
隙間を埋めることにより印字する方法である。図5の印
字パターンに示すように、まず行間接合部3の上行と下
行のドット、例えば第24ドット1と第1ドット2の印
字パターンの色を、同色であるか混色であるか判定す
る。同色の印字パターンである時は、前記行間接合部3
に同色のドットを付加し、一行の印字時に副走査側のド
ット数は1ドット増え25ドット構成で印字する。この
付加した第25ドット7の作成方法は、行間接合部のデ
ータを論理積演算を行うことにより同色であるか判定
し、前色と同色のドットを1ドット付加することにより
作成する。また混色である場合も同様の方法により上行
と下行のドットの色を判定し、第25ドットを作成し行
間接合部3を埋める。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成による、シ
リアルプリンタの印字方法には以下のような課題があっ
た。
【0007】特開昭60−69657号の印字方法によ
る場合は改行ピッチを変える方法であるため、改行1回
の印字時のオーバーラップ分に1ページの印字ライン数
をかけた場合、印字のパターンによっては各ページ毎の
印字領域(総印字長さ)にバラツキが生じやすく、また
改行ピッチの寸法精度も出し難く、いずれの場合に於い
ても印字品質的に見苦しくなるという課題を有してい
る。
【0008】特開昭60−229756号の印字方法に
よる場合は、行間を新たに付加したドットで埋める方法
であるため、行間接合部の上行と下行のドットの色の判
定から、前記行間の隙間を埋める付加するドットのデー
タを作成する等の機能が必要となり、データ処理が複雑
になるという課題を有している。
【0009】本発明はかかる問題を解決し、簡易的な方
法により改行時の隙間をなくし、各ページ毎の印字領域
を一定にし、行間の接合部の印字品質を向上することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のシリアルプリン
タの印字方法は、上行と下行の副走査方向の行間接合部
に生ずる隙間を埋めるために、印字ヘッドの印字素子列
の全ドットの形成ピッチが、狙いの解像度の形成ピッチ
より若干大きく形成され、行間接合部にオーバーラップ
部を形成し印字することを特徴とする。
【0011】
【実施例】以下に本発明に於ける実施例を図面に基づい
て説明する。図1、図3は本発明に於ける印字パターン
と行間を示す説明図である。図2は本実施例に於ける印
字ヘッドとして用いる例えば48ドット構成のサーマル
プリントヘッドの平面図である。図1、図3に於いて、
1は上ドット(前行の第48ドット)、2は下ドット
(次行の第1ドット)、3は行間(改行)接合部、4は
オーバーラップ部、図2に於いて5はサーマルプリント
ヘッド、6は印字素子列である発熱抵抗体素子列であ
る。本実施例ではシリアル式熱転写プリンタの印字方法
について記すが、ワイヤードット方式或いはインクジェ
ット方式等のシリアルプリンタについても同様の効果が
得られるものである。
【0012】(実施例1)図1の印字パターンと行間を
示す説明図に示すように、サーマルプリントヘッド5に
形成される発熱抵抗体素子列6の形成ピッチが、狙いの
解像度の形成ピッチより若干大きく形成され、行間接合
部3にオーバーラップ部4が形成されている。このシリ
アル式熱転写プリンタに於いて、一文字の印字パターン
のドット構成を(タテ)48ドット×(ヨコ)36ドッ
トのマトリックスで構成した場合の、行間接合部3に形
成されるオーバーラップ部4の形成方法を以下に述べ
る。
【0013】通常シリアルプリンタの改行ピッチは、図
1の印字パターンに示す1行の印字高さLと等しくなっ
ている。このため、例えば狙いの解像度を1/360
(インチ)とした場合は、論理上ではサーマルプリント
ヘッド5に形成される発熱抵抗体列6のドット形成ピッ
チL3は0.0706mmとなる。この場合設計上では
行間接合部3に隙間は発生しないことになっているが、
実際には改行機構の誤差等により行間接合部3に隙間が
生じてしまう。この隙間に起因する縦罫線が上行と下行
の行間でつながらない、或いはグラフィック印字の際上
行と下行の行間に隙間があく等の印字時の不具合を解消
するため、上行と下行の文字や印画の一部を重ね合わせ
ることにより隙間を埋め、印字時の濃淡を目立たなくす
る。前記隙間は文字やグラフィック等の実印字の際に白
く抜けるため、濃淡のコントラストがはっきりしやすく
印字品質に与える影響が大きい。このため隙間の文字や
グラフィック等の印字の一部が重なった方が濃淡のコン
トラストが目立たなく、行間接合部の印字品質が向上さ
れる。
【0014】本実施例では前記行間接合部3に形成する
オーバーラップ分4の幅が、1ドット分の副走査側のパ
ターン幅(図1のL2)と同幅程度になるように形成す
る。改行時に1ドット分の幅のみ次行と重なるようにす
るために、発熱抵抗体列6の全ドットの形成ピッチを狙
いの解像度の形成ピッチより若干大きく、例えばピッチ
0.072mm程度に形成する。前記のドット形成ピッ
チで縦方向のドット構成を48ドットとした場合、図1
に示すように1行の印字高さLに対しL1分、実際には
0.067mm程度のオーバーラップ部4が形成され
る。
【0015】このオーバーラップ部4の形成精度は、シ
リアル熱転写方式のプリンタの場合はサーマルプリント
ヘッド製造工程での、フォトリソエッチング方法による
薄膜パターン形成時に使用するフォトマスクのパターン
精度により決まる。一般的にフォトマスクのパターン精
度は単一パターンの場合は±1μm、繰り返し(リピー
ト)パターン精度も±5μm以内であり、発熱抵抗体列
6を形成するパターンの精度も±5μm以内の精度に形
成できるため、プリンタ本体の改行機構の誤差よりも高
精度に形成できる。またサーマルプリントヘッドは1枚
のアルミナ等の基板から、フォトリソエッチング方法に
より多数個のヘッドを同時に製造するため、サーマルプ
リントヘッド毎のドットの形成ピッチのバラツキも抑え
ることができる。
【0016】以上説明したように本実施例の発明を用い
ると、改行機構の誤差等によって生ずる行間接合部3の
隙間を簡易的な方法により埋めることができ、各ページ
毎の印字領域(総印字長さ)が一定で、行間接合部3の
印字品質を向上することができるものである。
【0017】(実施例2)図3は本発明おける行間接合
部3にオーバーラップ部4が形成されているシリアル式
プリンタの印字方法の、サーマルプリントヘッド5に形
成される発熱抵抗体列6の、両端ドットのみのドット形
成ピッチL4が他ドットの形成ピッチより大きく形成さ
れている。改行時の隙間を埋めるオーバーラップ部4形
成位置が行間の中央に位置するようにし、オーバーラッ
プ部4の幅を小さくすることにより、この重なり部での
印字濃淡を判別しにくくし、印字品質の向上を図ること
を目的とするものである。図に於いて1〜6の各構成の
符号は図1と同様である。実施例1と同様に、一文字の
印字パターンのドット構成を(タテ)48ドット×(ヨ
コ)36ドットのマトリックスで構成した場合の、行間
接合部3に形成されるオーバーラップ部4の形成方法を
以下に述べる。本実施例に於いてもシリアル式熱転写プ
リンタでの印字方法について記す。
【0018】サーマルプリントヘッド5に形成される発
熱抵抗体列6の中央部をドット形成ピッチの基準点と
し、狙いの解像度のピッチと同ピッチで第2ドットから
第47ドットを形成する。次に発熱抵抗体列6の端に位
置する第1ドットの形成ピッチを、第2ドットから第4
7ドットの形成ピッチより若干大きく、例えば狙いの解
像度を1/360(インチ)とした場合は0.073m
m程度のピッチで発熱抵抗体を形成する。前記のドット
形成ピッチにした場合行間接合部3に形成されるオーバ
ーラップ部4の幅は0.01〜0.02mm程度とな
る。次に同様に他端に位置する第48ドットも前記第1
ドットと同ピッチに形成し両端のドットのみ形状を大き
く形成する。サーマルプリントヘッド5は発熱抵抗体列
6の形状と、発熱抵抗体層の膜厚により製品抵抗値を狙
い込むが、オーバーラップ部4の幅が前記範囲のレベル
であれば、発熱抵抗体列6の形状の広がりによるサーマ
ルプリントヘッドの製品抵抗値異常やバラツキ不良に対
して影響ないレベルである。
【0019】このオーバーラップ部4の形成精度も実施
例1と同様に、フォトリソエッチング方法による薄膜パ
ターン形成時に使用するフォトマスクのパターン精度に
より決まるため、±5μm程度の高精度な位置精度で形
成できる。このため本実施例を用いた場合でも、実施例
1と同様の効果が得られるものである。
【0020】
【発明の効果】本発明のシリアルプリンタの印字方法
は、印字ヘッドの印字素子列のドット形成ピッチを狙い
の解像度の形成ピッチより、若干大きく形成することに
より以下の点が改善される。
【0021】改行時の行間接合部に生じる隙間を埋める
ために、複雑な演算処理やデータ作成、或いは改行ピッ
チの高さを変える等の操作をせずに、簡易的な方法によ
り埋めることができ、各ページ毎の印字領域(総印字長
さ)が一定で改行時の行間の印字品質を向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に於ける印字パターンと行間を示す説明
図。
【図2】本発明に於ける印字ヘッドとして用いるサーマ
ルプリントヘッドの平面図。
【図3】本発明に於ける印字パターンと行間を示す説明
図。
【図4】従来構成による印字結果の説明図。
【図5】従来構成による印字パターンの説明図。
【符号の説明】
1 上ドット(第48ドットまたは第24ドット) 2 下ドット(第1ドット) 3 行間接合部 4 オーバーラップ部 5 サーマルプリントヘッド 6 発熱抵抗体列 7 付加したドット(第25ドット)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリアルプリンタの印字方法に於いて、上
    行と下行の副走査方向の行間接合部に、印字素子列のド
    ットの形成ピッチが、狙いの解像度のピッチより大きく
    形成された印字ヘッドにより、オーバーラップ分を形成
    し印字することを特徴とするシリアルプリンタの印字方
    法。
JP16603392A 1992-06-24 1992-06-24 シリアルプリンタの印字方法 Pending JPH068523A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16603392A JPH068523A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 シリアルプリンタの印字方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP16603392A JPH068523A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 シリアルプリンタの印字方法

Publications (1)

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JPH068523A true JPH068523A (ja) 1994-01-18

Family

ID=15823701

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16603392A Pending JPH068523A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 シリアルプリンタの印字方法

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JP (1) JPH068523A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6328406B1 (en) 1999-07-30 2001-12-11 Alps Electric Co., Ltd. Image recording method
CN100435037C (zh) * 2000-07-14 2008-11-19 松下电器产业株式会社 成像装置和成像控制方法
EP2338690A1 (en) 2009-12-25 2011-06-29 Fujifilm Corporation Method for forming images using a thermal transfer image-receiving sheet having a lenticular lens

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EP2338690A1 (en) 2009-12-25 2011-06-29 Fujifilm Corporation Method for forming images using a thermal transfer image-receiving sheet having a lenticular lens
US8379068B2 (en) 2009-12-25 2013-02-19 Fujifilm Corporation Method of forming image using heat-sensitive transfer image-receiving sheet having a lenticular lens

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020123