JPH0678298A - インターレース動画像の動き補償予測装置 - Google Patents

インターレース動画像の動き補償予測装置

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JPH0678298A
JPH0678298A JP17468793A JP17468793A JPH0678298A JP H0678298 A JPH0678298 A JP H0678298A JP 17468793 A JP17468793 A JP 17468793A JP 17468793 A JP17468793 A JP 17468793A JP H0678298 A JPH0678298 A JP H0678298A
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Yasuyuki Nakajima
康之 中島
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Kokusai Denshin Denwa KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インターレース動画像の符号化で用いられる
動き補償予測において、インターレースブロック当り1
個の動きベクトルを用いたフィールド動き補償を行うこ
とにより符号化効率および画質の向上を図る。 【構成】 入力画面(10)および参照画面(11)は
ブロックごとに同一パリティ動き検出器(12)、近傍
フィールド動き検出器(13)、フィールド間補間動き
検出器(14)にそれぞれ入力され、いずれもブロック
あたり1個の動きベクトルで動きサーチし、これらの動
き検出器(12,13,14)から出力される予測誤差
信号(E1,E2,E3)は比較器15に入力され、こ
こでどの動き検出モードかが決定され、選択モードZM
が出力される。選択器16はこの選択モードにもとづき
動きベクトル(V1,V2,V3)の中から選択を行い
ZVとして出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インターレース動画像
の符号化における動き補償予測装置に関する。本発明
は、インターレース動画像の高能率符号化装置などの画
像伝送や蓄積装置におけるブロック単位での動き補償予
測において情報量の削減をおこなうため、ブロック当り
1個の動きベクトルを用いることによって動きベクトル
情報量の削減を行い、同一パリティフィールド動き補償
画面、近傍フィールド動き補償画面、あるいはフィール
ド間補間動き補償画面のいずれかを選択することによっ
て符号化効率の向上を図る。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ会議などの動画像通信やC
D−ROMなどへの動画像蓄積を目的とした動画像の高
能率符号化方式においては、フレームあるいはフィール
ドの画面で、各画面を例えば16画素×16ラインのブ
ロックに分割して、面内符号化、あるいは動き補償によ
る参照画面と現画面の差分を符号化する面間符号化を用
いて高能率符号化を行っている。
【0003】図1に、一般的な符号化装置の構成を示
す。ここで、71は減算器であり、入力画面X1と予測
画面X2の差分を求めて予測誤差画面X3を生ずる。7
2は離散コサイン変換(DCT)やベクトル量子化器な
どの符号化器、73は量子化器、74は逆量子化器、7
5は逆離散コサイン変換(IDCT)や逆ベクトル量子
化器などの復号器である。また、76は加算器で復号器
75によって復元された予測誤差画面X5と予測画面X
2を加算して局部復号画面X6を発生する。該局部復号
画面X6は参照画面として用いられる。なお、前記参照
画面として、前記局部復号画面X6に変えて、符号化さ
れていない原画面、すなわち前記入力画面X1の前後の
画面を用いることも可能である。
【0004】フレームメモリ77には局部復号画面X6
および入力画面X1が格納される。動き検出部78では
ブロック単位で動き検出を行う。フレームメモリ77か
ら該当の入力ブロックデータ10と動きをサーチする領
域の参照ブロックデータ11が動き検出部78に入力さ
れ、動き検出後、動きベクトルZVと選択フラグZMが
出力される。動き補償器79では、動き検出部78で得
られた動きベクトルZVと選択フラグZMを用いて、参
照ブロックデータ11から予測画面X2を作成し、出力
する。
【0005】量子化器73の出力は可変長符号化器80
で符号化され、多重化器81で動き検出部78で得られ
た動きベクトルZV、選択フラグZMと共に多重化さ
れ、符号化出力として出力される。
【0006】図2は、従来の動き検出部78の構成の一
例を示したものである。フレーム動き検出器84はフレ
ームブロックの動きを検出し、予測誤差信号ERと動き
ベクトルVRを出力する。一方、フィールド動き検出器
85はフィールドブロックの動きを検出し、予測誤差信
号EFと動きベクトルVFを出力する。これらの予測誤
差信号ERとEFは比較器87で比較される。比較器8
7は予測誤差信号ERとEFの小さい方を選択するため
の選択フラグZMを選択器86に出力する。選択器86
はこれに応答して動作し、前記予測誤差信号が小さい方
の動き検出器を選択し、該選択された動き検出器からの
動きベクトルZVを出力する。このように、従来はフレ
ーム動き検出器とフィールド動き検出器から予測誤差信
号を求め、予測誤差信号の小さい方の動き検出器の動き
ベクトルを用いて動き補償を行い、符号化効率の向上を
図っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した動き検出部7
8を用いた符号化装置では、フレーム画面とフィールド
画面とに対して動き検出を行い、各々の予測誤差の小さ
い方の動き検出器を選択して動き補償を行っている。こ
の従来の符号化装置には次のような問題があった。
【0008】(1)画像が加速度的な動きをした場合に
は、参照する画面が偶数ラインと奇数ラインで異なるこ
とになる。このため、フレーム動き検出器84が選択さ
れた時には、動き補償時の予測誤差が大きくなり、符号
化効率が低下する。
【0009】(2)画面が等速度的な動きをした場合に
は、各フィールドの動き量はほとんど同じになる。この
ため、フィールド動き検出器85が選択された時には、
フレーム画面での動き補償に比べて、動きベクトル量に
関する情報が2倍に増加し、その結果符号化効率が低下
する。
【0010】よって本発明の目的は上述従来方式の欠点
である符号化効率および画質について、その向上を図る
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、入力画
面および参照画面のブロックごとに、同じパリティを持
つ入力画面と参照画面のフィールドブロック間で各フィ
ールドに対して同一のベクトルを用いて動きを検出し、
動きベクトルを求め、該動き検出からそれぞれのフィー
ルド予測誤差の合計を求める同一パリティフィールド動
き検出手段と、前記ブロックごとに、入力画面に時間的
に一番近い参照画面のフィールドブロック間で各フィー
ルドに対して同一のベクトルを用いて動きを検出し、動
きベクトルを求め、該動き検出からそれぞれのフィール
ド予測誤差の合計を求める近傍フィールド動き検出手段
と、前記ブロックごとに、参照画面の2つのフィールド
画面を合成した画面と入力画面との間で各フィールドに
対して同一のベクトルを用いて動きを検出し、動きベク
トルを求め、該動き検出からそれぞれのフィールド予測
誤差の合計を求めるフィールド間補間動き検出手段とを
具備した点に特徴がある。
【0012】
【作用】本発明によると、入力画面をフィールドブロッ
ク単位で参照画面に対して動き検出を行う場合に、同じ
パリティのフィールド間で動き検出を行い、入力画面に
時間的に一番近い参照フィールドとの間で動き検出を行
い、さらに2つの参照フィールドによる合成フィールド
との間で動き検出を行い、動き検出後の3つの予測誤差
信号を比較し、比較結果をもとに動き補償の形態を決定
し、動きベクトルを選択し選択のフラグおよび動きベク
トルを出力する。
【0013】本発明ではブロックあたり1個の動きベク
トルを用いて動きベクトル情報量の削減を行い、上記の
動き検出を適応的に用いることによって従来フレーム信
号のみの動き検出やフィールド信号のみの動き検出にお
ける符号化効率の低下を防ぎ、画質の向上および伝送情
報量の削減を実現することが可能である。
【0014】
【実施例】以下に、図3のブロック図を参照して、本発
明の一実施例を詳細に説明する。この図3の動き検出器
は、図1の符号化装置の動き検出部78として用いられ
るものである。
【0015】図3は本発明の一実施例の構成を示し、1
0は入力ブロックデータ、11は参照ブロックデータで
あり、共にインターレース画面となっている。該ブロッ
クデータ10,11は同一パリティフィールド動き検出
器12で動き検出が行われ、動きベクトルV1とブロッ
クの予測誤差E1が出力される。また近傍フィールド動
き検出器13でも動き検出が行われ、動きベクトルV2
および予測誤差E2が出力される。さらにフィールド間
補間動き検出器14でも動き検出が行われ、動きベクト
ルV3および予測誤差E3が出力される。
【0016】同一パリティフィールド動き検出器12,
近傍フィールド動き検出器13およびフィールド間補間
動き検出器14から出力された予測誤差E1,E2およ
びE3は比較器15で比較される。比較器15は予測誤
差E1,E2およびE3のうちの一番小さいものを選択
し、いずれの予測誤差を選択したかを表す信号である選
択フラグZMを出力する。選択器16は選択フラグZM
に従って動きベクトルの選択を行い、一番小さい予測誤
差を出力した動き検出器からの動きベクトルを動きベク
トルZVとして出力する。
【0017】選択器16で選択フラグZMに基づき動き
ベクトルZVが選択された後、図1の動き補償器79は
該動きベクトルに対応する参照ブロックを予測信号とし
て用いて動き補償を行う。この時、輝度信号については
動きベクトルはそのままの値が用いられる。一方、色信
号については、後述の説明から明らかになるように、ブ
ロックサイズが水平方向で輝度の半分であるため、水平
方向の動きベクトルは半分にして用いられ、前記輝度信
号と色度信号とから予測信号が作成される。
【0018】なお、前記多重化器81から出力された符
号化出力を受信して復号化する、図示されていない復号
器側の処理概要を補足すると、該復号器は、符号化器か
ら送られてきた動き検出の種類および動きベクトル量に
より該当の参照ブロックを探し、動き補償を行い、予測
信号を作成する。
【0019】以下に、本実施例の主要部の構成の具体例
を詳細に説明する。まず、図4を参照して、前記入力画
面のブロックデータの構成を詳細に説明する。入力ブロ
ックの大きさについては、輝度信号は16画素×16ラ
イン、2つの色差信号についてはそれぞれ8画素×16
ラインとし、これらをまとめてマクロブロックと呼ぶ。
符号化の一連の処理はこのマクロブロックごとに行われ
る。
【0020】図4に示されているように、前記ブロック
は、奇数ラインに存在する奇数フィールドのデータ
(○)と、偶数ラインに存在する偶数フィールドのデー
タ(□)とから構成されている。フレームブロックは、
奇数ラインと偶数ラインが交互に現れるデータから構成
され、フィールドブロックは、奇数ラインのデータのみ
を集めたデータ、あるいは偶数ラインのデータのみを集
めたデータから構成される。
【0021】動き検出に用いる参照ブロックについて
は、輝度信号のみを用いる。ブロックの大きさは検索す
る範囲に応じて変化する。例えば、検索範囲が主および
副走査方向に±7画素の場合は30画素×30ラインと
なる。なお、動き補償後に得られる予測誤差データのサ
イズは、輝度信号、色差信号ともに図5の入力ブロック
と同様の構成となる。
【0022】図5(a)は、入力画面のブロックデータ
と参照画面のブロックデータを、垂直方向と時間軸方向
から示したものである。奇数フィールドf1のデータ
(○)は奇数ラインに存在し、また偶数フィールドf2
のデータ(□)は偶数ラインに存在する。
【0023】次に、前記同一パリティフィールド動き検
出器12の一具体例を図6を参照して説明する。同一パ
リティフィールドは、奇数フィールド同士あるいは偶数
フィールド同士であることを意味する。入力されたブロ
ックデータ10および参照ブロックデータ11は、それ
ぞれ入力ブロックメモリ20と参照ブロックメモリ21
に一旦記憶される。アドレス発生回路26からのアドレ
スに従って入力ブロックメモリ20から動き検出を行う
領域の各フィールドデータと参照ブロックメモリ21か
らサーチ用の領域の各フィールドデータを取り出し、第
1,第2フィールド予測誤差演算回路23,24で誤差
の計算を行う。
【0024】この場合、16画素×16ラインの入力ブ
ロック信号に対して、図7(a)のように、入力画面の
奇数フィールドf1および偶数フィールドf2に同一ベ
クトルMV1,MV2を用いて、奇数フィールドの入力
データは奇数フィールドの参照データとの間で、また偶
数フィールドの入力データは偶数フィールドの参照デー
タとの間での予測誤差信号が求められる。この予測誤差
信号は、差分絶対値の累積和あるいは差分二乗値の累積
和などにより求めることができる。第1、第2フィール
ド予測誤差演算回路23、24では、上記のようにし
て、同一パリティフィールド間でかつ同一ベクトルを用
いて予測誤差信号が求められる。
【0025】最適ベクトル判定回路25は、第1、第2
フィールド予測誤差演算回路23、24で得られた2つ
の予測誤差信号の合計を求め、合計予測誤差として格納
する。最適ベクトル判定回路25は、アドレス発生回路
26により全てのサーチ点をサーチした後、各サーチ点
での合計予測誤差を比較して、誤差値が最小になる位置
を求め、動きベクトルV1と予測誤差E1を出力する。
【0026】本実施例では、さらに、小数点精度の補間
画素ブロックに対して動き検出を行い、動き検出精度を
向上させることが可能である。図5(b)のように元の
画素信号A,BまたはC,Dに対して、例えば1/2画
素精度として同一フィールド内の上下ライン間にpまた
はqのような補間信号を作成して補間画素ブロックとす
ることができる。この場合、上下ライン間の補間信号と
しては、奇数ラインは奇数ライン間で、偶数ラインは偶
数ライン間で作成する方法で、p=(A+B)/2,q
=(C+D)/2,…となる。これらの計算で精度向上
のために四捨五入することが可能である。また上下ライ
ン間の補間を更に1/4画素精度として動き検出精度の
向上を図ることも可能である。この場合、図6(b)の
ようにs,t,u,v点についてs=(3×A+B)/
4のようにして補間画素を追加する。なお水平方向の画
素間の補間信号については1/2画素精度までとし、補
間画素は左右の画素の平均により作成する。
【0027】図6の場合、フィールド内補間回路22に
て各フィールド内の隣接ライン間および隣接画素間にお
いて補間画素を作成して、小数点精度の補間画素ブロッ
クとする。図8(b)では、隣接ライン間で補間画素
p,qを作成し、同一ベクトルMV1,MV2を用いて
予測誤差信号を求めて動き予測する様子を示している。
【0028】次に、近傍フィールド動き検出器13の内
部の構成を、図8のブロック図を参照して説明する。入
力されたブロック信号10および参照ブロック信号11
は、それぞれ入力ブロックメモリ20と参照ブロックメ
モリ21に一旦記憶される。アドレス発生回路26から
のアドレスに従って、入力ブロックメモリ20から動き
検出を行う領域の各フィールドデータと、参照ブロック
メモリ21から入力フレームに時間的に近い位置にある
フィールド内のサーチ対象領域のデータとを取り出し、
第1、第2フィールド予測誤差演算回路23、24で誤
差の計算を行う。
【0029】この場合、16画素×16ラインの入力ブ
ロック信号に対して、図9(a)のように、入力画面の
奇数フィールドf1および偶数フィールドf2のいずれ
の入力データに対しても、平行のベクトルMV1,MV
2を用いて、近傍フィールドの参照データ(図9(a)
ではフィールドf2)との間で予測誤差信号を求める。
そして、最適ベクトル判定回路25では、第1、第2フ
ィールド予測誤差演算回路で得られた2つの予測誤差の
合計を求めて、合計予測誤差として格納する。各サーチ
点での合計予測誤差を比較して誤差値が最小となる位置
を求め、動きベクトルV2と予測誤差E2を出力する。
予測誤差信号としては、差分絶対値の累積和あるいは差
分二乗値の累積和等が利用できる。
【0030】なお、各フィールドに対する動きベクトル
は、どちらか一方のベクトルを基本として、他方のベク
トルは時間的な距離比で換算した値を用いる。例えば、
図9(a)では、MV1を基本ベクトルとし、MV2と
しては該基本ベクトルMV1を時間的な距離比kで換算
したベクトルを用いる。すなわち、MV2=k×MV1
とする。
【0031】図9(a)では、距離比は1対2であるた
め、k=2となる。また、距離比は参照画面に応じて一
意的に確定するため、符号化する動きベクトルは一方の
ベクトルのみとする。
【0032】なお、動き検出精度を向上させるために、
小数点精度の補間画素ブロックに対して動き検出を行う
ことが可能である。この場合、フィールド内補間回路2
2にて近傍フィールド内の隣接ライン間および隣接画素
間において補間画素を作成して、補間画素ブロックとす
る。図9(b)では、隣接ライン間で補間画素v,qを
作成して、動き予測する様子を示している。
【0033】次に、フィールド間補間動き検出器14の
内部の構成を、図10を参照して説明する。入力された
ブロック信号10および参照ブロック信号11は、それ
ぞれ入力ブロックメモリ20と参照ブロックメモリ21
に一旦記憶される。アドレス発生回路26からのアドレ
スに従って、入力ブロックメモリ20から動き検出を行
う領域の各フィールドデータと、参照ブロックメモリ2
1からサーチ用の領域の各フィールドデータとを取り出
し、参照フィールドデータはフィールド合成回路27に
てフィールド間でデータの合成が行われた後、予測デー
タとして、第1、第2フィールド予測誤差演算回路2
3、24で予測誤差の計算を行う。
【0034】この場合、ブロック信号は16画素×16
ラインの入力ブロック信号に対して、図11(a)のよ
うに、参照画面中の奇数フィールドおよび偶数フィール
ドの両方のデータを合成した参照画素w,xと入力画面
の奇数フィールドおよび偶数フィールドとの間で、平行
のベクトルを用いて予測誤差信号を求める。そして、最
適ベクトル判定回路25では、第1、第2フィールド予
測誤差演算回路で得られた2つの予測誤差の合計を求め
て、合計予測誤差として格納する。各サーチ点での合計
予測誤差を比較して誤差値が最小となる位置を求め、動
きベクトルV3と予測誤差E3を出力する。参照画面の
偶数フィールドと奇数フィールドデータの合成には、単
純平均や、時間的な距離に応じて重み付けをしたデータ
の平均を利用することができる。この場合、動きベクト
ルは同一パリティ、また予測誤差信号としては差分絶対
値の累積和あるいは差分二乗値の累積和などが利用でき
る。
【0035】なお、各フィールドに対する動きベクトル
は、どちらか一方のベクトルを基本として、他方のベク
トルは時間的な距離比で換算した値を用いる。例えば、
図11(a)で、基本のベクトルを入力画面のf1と参
照画面のf1間とし、これをMV1とする。入力画面の
f1に必要な参照データは、MV1による参照画面のf
1でのデータとMV1を参照画面のf2に写影した位置
にあるf2のデータの合成を用いる。
【0036】また、入力画面のf2と参照画面のf1間
のベクトルをMV2とすると、MV2に対しては、MV
1を時間的な距離比kで換算した値を用いる。すなわ
ち、MV2=k×MV1とする。図11(a)では、距
離比は2対3であるため、k=3/2となる。入力画面
のf2に必要な参照データは、MV2による参照画面の
f1でのデータとMV2を参照画面のf2に写影した位
置にあるf2のデータの合成を用いる。
【0037】また、参照画面に応じて距離比が一意的に
確定するため、符号化する動きベクトルは一方のベクト
ルのみとする。なお、動き検出精度を向上させるため
に、小数点精度の補間画素ブロックに対して動き検出を
行うことが可能である。この場合、フィールド内補間回
路22にて各フィールド内の隣接ライン間および隣接画
素間において補間画素を作成して、補間画素ブロックと
する。図11(b)では、隣接ライン間および隣接画素
間で補間画素y,zを作成して、動き予測する様子を示
している。
【0038】本発明の実施にあたっては種々の変形形態
が可能である。例えばブロックのサイズは、16画素×
16ラインに限らずに32画素×32ラインなど種々の
サイズが適用可能である。また色信号ブロックについて
は、例えば8画素×8ラインの場合には、動き検出で得
られた水平方向動きベクトルおよび垂直方向ベクトルの
両方を半分にして予測信号を作成するようにしてもよ
い。
【0039】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。この実施例は、図12のように、同一パリティフィ
ールド動き検出器12、近傍フィールド動き検出器13
およびフィールド間補間動き検出器14を、フレーム動
き検出器17やフィールド動き検出器18と組み合わせ
たものである。本実施例においては、前記各検出器1
2,13,14,17および18で検出された予測誤差
値E1,E2,E3,ERおよびEFを比較器15に入
力する。該比較器15は、これらの予測誤差値の中から
一番小さいものを選び、選択プラグZMを出力する。選
択器16は該選択フラグZMに基づいて最も小さい予測
誤差値をもつ動き検出器の動きベクトルV1,V2,V
3,VRまたはVFを選択し、ZVとして出力する。
【0040】ここで、フレーム動き検出器17の内部の
構成を、図13を参照して説明する。ここでは、入力ブ
ロックデータ10および参照ブロックデータ11はそれ
ぞれ入力ブロックメモリ20と参照ブロックメモリ21
に一旦記憶される。アドレス発生回路26からのアドレ
スに従って、入力ブロックメモリ20から動き検出を行
う領域のフレームデータと参照ブロックメモリ21から
サーチ用の領域のフレームデータを取り出し、フレーム
予測誤差演算回路29で誤差の計算を行う。
【0041】この場合、図14(a)のように、2つの
フィールド(○と●が奇数フィールドデータ、□と■が
偶数フィールドデータ)が交互に並んで構成されるフレ
ーム画面Fにおいて、入力画面のフレームと参照画面の
フレームとの間での予測誤差信号を求める。最適ベクト
ル判定回路25は、参照画面をアドレス発生回路26か
らのアドレスによりサーチして求められた各サーチ点で
の予測誤差信号を比較して、この誤差が最小となる位置
を求め、動きベクトルVRと予測誤差ERを出力する。
【0042】なお、動き検出精度を向上させるために、
小数点精度の補間画素ブロックに対して動き検出を行う
ことが可能である。この場合、フレーム内補間回路28
にて、同一フレーム内の隣接ライン間および隣接画素間
において、補間画素を作成して小数点精度の補間画素ブ
ロックとする。図14(b)は、隣接ライン間で補間画
素を作成して動き予測する様子を示している。
【0043】次に、フィールド動き検出器17の内部の
構成を、図15を参照して説明する。ここでは、入力ブ
ロックデータ10および参照ブロックデータ11はそれ
ぞれ入力ブロックメモリ20と参照ブロックメモリ21
に一旦記憶される。アドレス発生回路26からのアドレ
スに従って、入力ブロックメモリ20から動き検出を行
う領域のフィールドデータと参照ブロックメモリ21か
らサーチ用の領域のフィールドデータを取り出し、第1
フィールド予測誤差演算回路23および第2フィールド
予測誤差演算回路24にて各フィールドの予測誤差の計
算を行う。
【0044】この場合、図16(a)のように、入力画
面の奇数フィールドf1および偶数フィールドf2にそ
れぞれ異なるベクトル(MV1,MV2)を用いて、奇
数フィールドの入力データは奇数フィールドあるいは偶
数フィールドの参照データとの間で、また偶数フィール
ドの入力データは偶数フィールドあるいは奇数フィール
ドの参照データとの間で予測誤差信号を求める。最適ベ
クトル判定回路25は、第1、第2フィールド予測誤差
演算回路で得られた2つの予測誤差の合計を求めて、合
計予測値として格納する。各サーチ点での合計予測誤差
を比較して、誤差値が最小となる位置を求め、入力フィ
ールドに対する動きベクトルVFと予測誤差EFを出力
する。
【0045】なお、動き検出精度を向上させるために、
小数点精度の補間画素ブロックに対して動き検出を行う
ことが可能である。この場合、フィールド内補間回路2
2にて、各フィールド内の隣接ライン間および隣接画素
間において、補間画素を作成して小数点精度の補間画素
ブロックとする。図16(b)は、隣接ライン間で補間
画素を作成して動き予測する様子を示している。
【0046】本実施例によれば、フレーム動き検出器1
7とフィールド動き検出器18とが加えられているの
で、第1実施例に比べて、さらに予測精度を向上させる
ことが可能である。ただしこの場合、動き検出方式の選
択フラグZMの増加と演算時間の増加が見込まれる。
【0047】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。この実施例は、前記同一パリティフィールド動き検
出器12、近傍フィールド動き検出器13およびフィー
ルド間補間動き検出器14に、図17,図18に示され
ているような、逆パリティフィールド動き検出や遠方フ
ィールド動き検出を組み合わせたものである。
【0048】この場合、図17における逆パリティフィ
ールド動き検出は、図7の同一パリティフィールド動き
検出とは逆に、入力画面の奇数フィールドおよび偶数フ
ィールドに同一ベクトルを用いて、それぞれ奇数フィー
ルドの入力データは偶数フィールドの参照データとの間
で、また偶数フィールドの入力データは奇数フィールド
の参照データとの間での動き検出を行うものである。
【0049】さらに図18における遠方フィールド動き
検出は、図9の近傍フィールド動き検出とは逆に、入力
画面の奇数フィールドおよび偶数フィールドに同一ベク
トルを用いて、奇数フィールドおよび偶数フィールドい
ずれの入力データに対しても時間的に遠方のフィールド
の参照データ(図18ではフィールドf1)との間で動
き検出を行うものである。
【0050】また、本発明においては、参照画面と入力
画面の時間的な距離または位置は任意である。例えば6
フレーム離れた参照画面を参照したり、時間的に後に位
置する参照画面を参照することが可能である。後者の場
合、時間的に逆方向の動き補償を行うことになる。
【0051】また、参照画面の数についても自由であ
る。例えば、入力画面に対して時間的に前後に位置する
複数の参照画面のそれぞれに本発明を用いて最適予測画
面を得る。そして、それぞれの最適予測画面に対して時
間フィルタを施して合成された新たな画面を、予測画面
とすることも可能である。
【0052】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明では同一
パリティフィールド動き検出、近傍フィールド動き検
出、およびフィールド間補間動き検出を適応的に用いる
ことによって従来フレーム信号のみの動き補償で問題と
なっていた加速度的な動きや早い動きの画像に対しても
高い精度で動き検出が可能となる。また本発明ではいず
れの場合も必要なベクトルはブロック当り1つのベクト
ルだけなため、従来フィールド信号のみの動き補償で問
題となっていたベクトル量の負担についても半分に軽減
することができ、画質の向上および伝送情報量の削減を
実現することが可能である。効果の一例として、ISO
テスト動画像(Flower Garden,Bicy
cle)をCCIR601画像フォーマットにおいて、
4Mbit/sのビットレートで画質(S/N比)はフ
レーム動き補償とフィールド動き補償を適応的に用いた
方式に比較して0.5〜1.0dB向上、動きベクトル
情報伝送量は30〜60%削減できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のインターレース動画像の動き補償予測装
置のブロック図である。
【図2】従来の動き検出部のブロック図である。
【図3】本発明の一実施例の動き検出部のブロック図で
ある。
【図4】入力画面のブロックデータの構成の一例を示す
説明図である。
【図5】入力画面のブロックデータと参照画面のブロッ
クデータの一部を、垂直方向と時間軸方向から示した画
面データの構成図である。
【図6】同一パリティ動き検出器の一具体例を示すブロ
ック図である。
【図7】同一パリティ動き検出器の動作原理の説明図で
ある。
【図8】近傍フィールド動き検出器の一具体例を示すブ
ロック図である。
【図9】近傍フィールド動き検出器の動作原理の説明図
である。
【図10】フィールド間補間動き検出器の一具体例を示
すブロック図である。
【図11】フィールド間補間動き検出器の動作原理の説
明図である。
【図12】本発明の第2実施例の動き検出部のブロック
図である。
【図13】フレーム動き検出器の一具体例を示すブロッ
ク図である。
【図14】フレーム動き検出器の動作原理の説明図であ
る。
【図15】フィールド動き検出器の一具体例を示すブロ
ック図である。
【図16】フィールド動き検出器の動作原理の説明図で
ある。
【図17】本発明の第3実施例に使用される逆パリティ
フィールド動き検出器の動作原理の説明図である。
【図18】遠方フィールド動き検出器の動作原理の説明
図である。
【符号の説明】
10 入力画面 11 参照画面 12 同一パリティフィールド動き検出器 13 近傍フィールド動き検出器 14 フィールド間補間動き検出器 15 比較器 16 選択器 71 減算器 72 符号化器 73 量子化器 74 逆量子化器 75 復号器 76 加算器 77 フレームメモリ 78 動き検出部 79 動き補償器 80 可変長符号化器 81 多重化器 84 フレーム動き検出器 85 フィールド動き検出器 86 選択器 87 比較器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画面と参照画面を用いブロック単位
    で動き補償を行うインターレース動画像の動き補償予測
    装置において、 フィールドブロック単位に分解された入力画面および参
    照画面を格納する手段と、 該ブロックごとに、同じパリティを持つ入力画面と参照
    画面のフィールドブロック間で、各フィールドに対して
    同一のベクトルを用いて動きを検出し、動きベクトルを
    求め、該動き検出からそれぞれのフィールド予測誤差の
    合計を求める同一パリティフィールド動き検出手段と、 該ブロックごとに、入力画面に時間的に一番近い参照画
    面のフィールドブロック間で各フィールドに対して同一
    のベクトルを用いて動きを検出し、動きベクトルを求
    め、該動き検出からそれぞれのフィールド予測誤差の合
    計を求める近傍フィールド動き検出手段と、 該ブロックごとに、参照画面の2つのフィールド画面を
    合成した画面と入力画面との間で各フィールドに対して
    同一のベクトルを用いて動きを検出し、動きベクトルを
    求め、該動き検出からそれぞれのフィールド予測誤差の
    合計を求めるフィールド間補間動き検出手段と、 前記各動き検出手段から出力された予測誤差を比較し、
    一番小さい予測誤差を示す選択フラグと、該一番小さい
    予測誤差を出力した動き検出手段からの動きベクトルを
    選択する手段とを具備し、 該符号化された予測誤差に、いずれの動き検出手段から
    の出力を選択したかを示す選択フラグおよび該選択フラ
    グに対応した動きベクトルを付加して伝送するようにし
    たことを特徴とするインターレース動画像の動き補償予
    測装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたインターレース動
    画像の動き補償予測装置において、 さらに、前記ブロックごとに、参照画面のフレーム画面
    と入力画面のフレーム画面との間で予測誤差信号を求め
    るフレーム動き検出手段を付加したことを特徴とするイ
    ンターレース動画像の動き補償予測装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されたインターレース動
    画像の動き補償予測装置において、 さらに、前記ブロックごとに、参照画面のフィールド画
    面と入力画面のフィールド画面との間で予測誤差信号を
    求めるフィールド動き検出手段を付加したことを特徴と
    するインターレース動画像の動き補償予測装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載されたインターレース動
    画像の動き補償予測装置において、 さらに、前記ブロックごとに、入力画面の奇数フィール
    ドおよび偶数フィールドに同一ベクトルを用いて、それ
    ぞれ奇数フィールドの入力データは偶数フィールドの参
    照データとの間で、また偶数フィールドの入力データは
    奇数フィールドの参照データとの間での動き検出を行う
    逆パリティフィールド動き検出手段を付加したことを特
    徴とするインターレース動画像の動き補償予測装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載されたインターレース動
    画像の動き補償予測装置において、 さらに、前記ブロックごとに、入力画面の奇数フィール
    ドおよび偶数フィールドに同一ベクトルを用いて、奇数
    フィールドおよび偶数フィールドいずれの入力データに
    対しても時間的に遠方のフィールドの参照データとの間
    で動き検出を行う遠方フィールド動き検出手段を付加し
    たことを特徴とするインターレース動画像の動き補償予
    測装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載されたイ
    ンターレース動画像の動き補償予測装置において、 参照画面のブロックに対して、小数点精度の補間画素ブ
    ロックを作成する手段を具備し、 動き検出精度の向上を図るようにしたことを特徴とする
    インターレース動画像の動き補償予測装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載されたインターレース動
    画像の動き補償予測装置において、 動き検出を行う際に、第1段階として、参照画面のブロ
    ックに対して、整数画素精度の動き検出を実行して動き
    ベクトルを求め、第2段階で、前記第1段階で得られた
    動きベクトルの開始位置の近傍にある小数点精度の補間
    画素を用いて動き検出を行い、動き検出処理時間の短縮
    化を図るようにしたことを特徴とするインターレース動
    画像の動き補償予測装置。
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