JPH065368U - 電磁ブレーキ内蔵形モータ - Google Patents

電磁ブレーキ内蔵形モータ

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Publication number
JPH065368U
JPH065368U JP051000U JP5100092U JPH065368U JP H065368 U JPH065368 U JP H065368U JP 051000 U JP051000 U JP 051000U JP 5100092 U JP5100092 U JP 5100092U JP H065368 U JPH065368 U JP H065368U
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JP
Japan
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electromagnetic brake
rotation detector
load side
built
motor
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Pending
Application number
JP051000U
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English (en)
Inventor
俊幸 中原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP051000U priority Critical patent/JPH065368U/ja
Publication of JPH065368U publication Critical patent/JPH065368U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 反負荷側ブラケット8に電磁ブレーキ10を
設置し、回転軸5の反負荷側軸端に回転検出器11をそ
なえた電磁ブレーキ内蔵形モータにおいて、前記電磁ブ
レーキ10と前記回転検出器11との間に、磁気誘導路
16を設けるようにしたもの。 【効果】 部品点数と製作工数を増やすことなく、電磁
ブレーキから発生する漏洩磁束が回転軸の端部に設置さ
れた回転検出器に伝わる量を大きく減少させることがで
き、回転検出器への悪影響をなくすことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電磁ブレーキを内蔵した小形モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電磁ブレーキ内蔵形モータは、図2に示すようになっている。 図において、1はフレーム2内に支持された固定子鉄心、3は前記固定子鉄心 に巻装された固定子巻線、4は回転軸5に固着されたマグネット、6は負荷側ブ ラケットで、前記回転軸5の負荷側を支承する軸受7を有するとともに、前記フ レーム2の一端に嵌合固着している。8は反負荷側ブラケットで、前記回転軸5 の反負荷側を支承する軸受9を有するとともに、前記フレーム2の他端に嵌合固 着している。10は電磁ブレーキで、前記反負荷側ブラケット8に嵌合固着して いる。11は回転検出器で、固定部11aを、前記反負荷側ブラケット8に嵌合 固着している非磁性体の検出器取付ブラケット12に取付け、回転部11bを、 前記回転軸5の軸端に嵌合固着している。13は検出器カバーで前記検出器、取 付ブラケット12に、嵌合固着されている。矢印A〜Dは磁束の流れを示してい る。 なお、図2においては、見やすくするために電磁ブレーキ10は簡略化して示 しているが、この電磁ブレーキ10の具体的な構成は、図3に示すようになって いる。 すなわち、回転軸5に外周にスプライン溝10aを有するスプラインボス10 bをキー10cやトメワ10dで固定し、両面にライニング10eを固着したブ レーキ板10fを前記スプラインボス10bと結合するように設け、ブレーキ板 10fを挟んでアーマチュア板10gと固定板10hを設けている。反負荷側ブ ラケット8には励磁コイル10iによって励磁されるリング状の電磁石10Jを 設け、アーマチュア板10gを吸引してブレーキ板10fから引き離し、固定板 10hに押し付けていたブレーキ板10fを引き離してブレーキを解放するよう にしている。また、電磁石10jのヨーク部10kには、アーマチュア板10g をブレーキ板10fに押し付けるバネ10lを設けて、ブレーキをかけるときは ブレーキ板10fを固定板10hに押し付けるようにしている。 回転子磁極にマグネット4を用いたモータは、通常回転軸5を磁気回路として 利用するため、回転軸5に磁性材を用いているが、電磁ブレーキ内蔵形モータに おいては、電磁ブレーキ10の漏洩磁束が回転軸5を伝わり、回転軸端に設置さ れている検出器11に悪影響を及ぼす。 このため従来は、図4に示すように、ブレーキを取り付ける反負荷側ブラケッ ト8、フレーム2および回転軸5に非磁性材を用いること、また、空気による空 間14を設け、ブレーキ10の周囲に磁気的遮蔽領域を設けることで、漏洩磁束 の伝達を減少させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような従来技術では電磁ブレーキ内蔵形モータの小形化、高出力 化をはかるうえで、構成要素の一つである電磁ブレーキの小形化、高出力化に伴 い、漏洩磁束も増大するため、回転検出器に磁気的悪影響を及ぼす問題がある。 そのため、漏洩磁束に対する遮蔽領域の拡大が必要となり、モータの小形化の妨 げとなっている。 また、回転軸5に非磁性体を用いると、磁気回路を形成させる部分に磁性体を 用いたスリーブ15の取付が必要となり、部品点数、製作工数の増加の原因とな る。 本考案は、このような問題を解消するためになされたもので、電磁ブレーキ1 0の漏洩磁束が回転軸の端部に設置した回転検出器11に伝わらないようにした 電磁ブレーキ内蔵形モータを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案の電磁ブレーキ内蔵形モータは、反負荷側ブ ラケットに電磁ブレーキを設置し、回転軸の反負荷側軸端に回転検出器をそなえ た電磁ブレーキ内蔵形モータにおいて、前記電磁ブレーキと前記回転検出器との 間に、磁気誘導路を設けるようにしたものである。
【0005】
【作用】
上記手段により、電磁ブレーキで発生した漏洩磁束は、磁性材から成る磁気誘 導路の方に流れるので、回転検出器11へはほとんど流れない。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1に示して説明する。 図1において、図2ないし図4と同一符号は、同一もしくは相当する部分を示 しており、説明は省略する。 モータの全体構造は、図2の従来例とほぼ同様であるが、検出器取付けブラケ ット12に、磁気誘導路16を取付けている。この磁気誘導路16は、たとえば 磁気誘導カバーで構成し、内周側を回転軸5の段部端面と軸方向に対向させてい る。 このような構成において、電磁ブレーキ10により発生した磁束は、回転軸5 の反負荷側端面に集中し、端面に設置された磁気誘導路16の外周方向へ誘導さ れるため、回転検出器11の位置での磁束は大きく減少する。 また、磁気誘導路16は、シール機能も併せ持っているので、電磁ブレーキ1 0側のダストが回転検出器11側へ流入するのを防ぐことができる。 なお、矢印Eは磁束の流れを示している。
【0007】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によればつぎのような効果がある。 (1)電磁ブレーキと回転検出器との間に磁性材から成る磁気誘導路を設けてあ るので、部品点数と製作工数を増やすことなく、電磁ブレーキから発生する漏洩 磁束が回転軸の端部に設置された回転検出器に伝わる量を大きく減少させること ができ、回転検出器への悪影響をなくすことができる。 (2)磁気誘導路を取付けることにより、電磁ブレーキ側のダストが回転検出器 側へ流入することを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す上半部の側断面図であ
る。
【図2】第1の従来例を示す上半部の側断面図である。
【図3】電磁ブレーキの詳細を示す側断面図である。
【図4】第2の従来例を示す上半部の側断面図である。
【符号の説明】
1 固定子鉄心 2 フレーム 3 固定子巻線 4 マグネッ
ト 5 回転軸 6 負荷側
ブラケット 7 負荷側軸受 8 反負荷
側ブラケット 9 反負荷側軸受 10 電磁ブ
レーキ 11 回転検出器 12 検出器
取付ブラケット 13 検出器カバー 14 空間 15 スリーブ 16 磁気誘
導路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反負荷側ブラケットに電磁ブレーキを設
    置し、回転軸の反負荷側軸端に回転検出器をそなえた電
    磁ブレーキ内蔵形モータにおいて、前記電磁ブレーキと
    前記回転検出器との間に、磁気誘導路を設けたことを特
    徴とする電磁ブレーキ内蔵形モータ。
JP051000U 1992-06-26 1992-06-26 電磁ブレーキ内蔵形モータ Pending JPH065368U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP051000U JPH065368U (ja) 1992-06-26 1992-06-26 電磁ブレーキ内蔵形モータ

Applications Claiming Priority (1)

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JP051000U JPH065368U (ja) 1992-06-26 1992-06-26 電磁ブレーキ内蔵形モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH065368U true JPH065368U (ja) 1994-01-21

Family

ID=12874522

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JP051000U Pending JPH065368U (ja) 1992-06-26 1992-06-26 電磁ブレーキ内蔵形モータ

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008113489A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Tsubaki Emerson Co 電磁ブレーキ付回転センサ内蔵モータ
JP2011193673A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Nsk Ltd ブレーキ付モータ
JP2011223682A (ja) * 2010-04-06 2011-11-04 Mitsubishi Electric Corp 電磁ブレーキ付き電動機
JP2013229972A (ja) * 2012-04-24 2013-11-07 Nidec Sankyo Corp ブレーキ付きモータ
WO2021261421A1 (ja) * 2020-06-25 2021-12-30 ファナック株式会社 電磁ブレーキ付きモータ

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