JPH0648998Y2 - ディジタル音声通信装置 - Google Patents

ディジタル音声通信装置

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JPH0648998Y2
JPH0648998Y2 JP5984989U JP5984989U JPH0648998Y2 JP H0648998 Y2 JPH0648998 Y2 JP H0648998Y2 JP 5984989 U JP5984989 U JP 5984989U JP 5984989 U JP5984989 U JP 5984989U JP H0648998 Y2 JPH0648998 Y2 JP H0648998Y2
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JP
Japan
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voice
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redundant
bits
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JP5984989U
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JPH02150851U (ja
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孝行 石川
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はディジタル音声通信装置に関し、特に符号化さ
れた音声データに誤り訂正用の冗長ビットを付加して伝
送する音声通信装置に関する。
[従来の技術] ディジタル音声通信装置の目的の1つは、与えられたデ
ィジタル伝送路を利用して高音質の符号化音声を提供す
ることにある。
一方、近年、通信ネットワーク技術の進展により、移動
体通信にもディジタル音声の伝送を行うネットワークの
構築が進められている。しかし、移動体通信の場合、使
用される電力の制限等から、他の通信方式に比べて符号
誤り率が高いという欠点がある。従って、ディジタル音
声通信装置では、上記のような符号誤り環境下でも高音
質の符号化音声を提供するため、符号化データに例えば
BCH符号のような誤り訂正用冗長ビットを付加すると共
に、誤り訂正用冗長ビットの位置を検出するため、少な
くとも1種以上の通信同期情報を付加していた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来の音声通信装置では、誤り
訂正の際に誤り訂正用冗長ビットの位置を検出するた
め、通信同期情報を符号化データに付加していた。しか
も誤り訂正を利用しようという回線では、通常、伝送路
誤りが多いため、前記通信同期情報の情報量を多くして
誤り訂正用冗長ビットの位置を正確に検出する必要があ
る。このため、限られた伝送容量の中で通信を行う通信
ネットワークにおいては、多量の通信同期情報の付加に
よって本来送るべき有効な音声情報が制限されてしまう
という問題があった。
本考案はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
限られた伝送容量の中で少ない情報量の付加によって確
実な誤り訂正を行うことができるディジタル音声通信装
置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案のディジタル音声通信装置は、入力音声信号を所
定のフレーム周期で符号化する手段と、この手段で符号
化された符号データに誤り訂正用の冗長ビットを付加す
る手段と、この手段で冗長ビットが付加された前記符号
化データを1フレームとして伝送路に送出する手段と、
前記伝送路上のデータを受信する手段と、この手段で受
信されたデータから前記冗長ビットが持つ相関性を検出
しこの検出結果に基づいて前記受信されたデータからフ
レーム構成を検出する手段と、この手段で検出されたフ
レーム構成に基づいて前記冗長ビットを使用した前記符
号化ビットの誤り訂正処理を行う手段と、この手段で誤
り訂正された符号化データを復号化する手段とを備えた
ことを特徴とする。
[作用] 本考案においては、誤り訂正用の冗長ビットが持つ強い
相関性を検出することによって冗長ビットの位置、即ち
フレーム構成を検出するようにしているので、通信同期
情報を新たに付加する必要がない。このため、少ない情
報量の付加で確実な誤り訂正を行うことができるので、
伝送すべき本来の有効な音声情報を得られた伝送容量の
中で最大限に伝送することができる。
[実施例] 以下、添付の図面を参照して本考案の実施例について説
明する。
第1図は本考案の実施例に係るディジタル音声通信装置
の構成を示すブロック図である。
音声通信装置10a,10bは、同一の構成を有するもので、
伝送路20を介して相互に接続されている。音声通信装置
10aは、次のように構成されている。即ち、音声入力端
子11aを介して入力される音声信号は、音声分析器1に
入力されている。音声分析器1は、入力された音声信号
を例えばフィルタ等によって分析し符号化するもので、
基本フレーム周期20msecで音声符号を処理し、20msec分
の音声信号を160ビットのデータに符号化して冗長ビッ
ト付加器2へ出力する。冗長ビット付加器2は、前記16
0ビットのデータに誤り訂正用の160ビットの冗長ビット
を付加し、合計320ビットのデータとしてこのデータを
データ出力端子12aを介して伝送路20へ出力する。一
方、伝送路20を介してデータ入力端子13aに入力された
データは、フレーム構成検出器3に入力されている。フ
レーム構成検出器3は、入力されたデータから冗長ビッ
トの持つ強い相関性を検出してフレーム構成を検出す
る。誤り訂正器4は、フレーム構成検出器3がフレーム
構成を検出した時点で冗長ビットを利用して符号化デー
タの伝送誤りを訂正し、訂正した符号化データを音声合
成器5へ出力する。音声合成器5は符号化データから音
声を合成して音声出力端子14aを介して音声出力を出力
する。
次に、上記のように構成された本実施例の音声通信装置
の動作を説明する。
音声入力端子11aを介して入力された音声信号は、音声
分析器1で20msec毎に160ビットのデータに符号化さ
れ、冗長ビット付加器2で更に誤り訂正用の160ビット
の冗長ビットを付加される。これにより、合計320ビッ
トのデータとして、データ出力端子12aを介して伝送路2
0へ出力される。
第2図は、データ出力端子12aを介して出力されるデー
タのフレーム構成を示す図である。
第161ビット〜第320ビットの冗長ビットは、例えば第1
ビット〜第160ビットの符号化データ160ビットのうち、
特に伝送路20の誤りに対して重要な影響を受ける40ビッ
トを選択し、この40ビットを4回繰返すことにより得ら
れた160ビットのデータである。冗長ビットをこのよう
に設定した場合、上記40ビット分は5回繰返し伝送され
ることになる。従って、この40ビットは相関が非常に強
い。
冗長ビットが付加されたデータは、データ出力端子12a
を介して例えば16KHzのクロックに同期して1ビットず
つ伝送路20へ出力される。このデータは、音声通信装置
10bのデータ入力端子13aに供給される。また、音声通信
装置10bの音声入力端子11aを介して入力される音声信号
も同様に第2図に示す構成のデータに変換され、伝送路
20及びデータ入力端子12aを介して音声通信装置10aのフ
レーム構成検出器3に入力される。
フレーム構成器3では次の方法でフレーム構成を検出す
る。即ち、第2図の第1ビットから第160ビットの全部
又は一部と第161ビットから第320ビットまでの冗長ビッ
トは強い相関を有する。また、上述した冗長ビットで
は、それ自体高い相関性を有している。従ってこの相関
性の有無によって受信データのビット構成位置の検出を
容易に行うことができる。即ち、16KHzのクロックに同
期して1ビットずつ、データ入力端子13aから入力され
るデータは、フレーム構成検出器3内で第2図の構成に
なるように320ビット分のデータを蓄積すると共に、入
力データ1ビット毎に相関検出を行い、ある一定の相関
値以上を示したデータ列に対して、第2図に示すフレー
ム構成に一致したものとみなす。
このようにフレーム構成が検出されたら、誤り訂正器4
で冗長ビットが取出され、この冗長ビットを使用して符
号化データの誤り訂正が行われる。この場合、冗長ビッ
トを前述したように多数回伝送することにより、多数回
判定による確実な誤り訂正が可能となる。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案は1フレーム周期内の冗長ビ
ットの相関性を検出することによりフレーム構成を検出
するようにしたので、特に通信同期情報を付加すること
なしに確実な誤り訂正を行うことができ、ディジタル音
声通信装置の伝送効率を大幅に向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る音声通信装置のブロック
図、第2図は同装置における伝送データのフレーム構成
を示す図である。 1;音声分析器、2;冗長ビット付加器、3;フレーム構成検
出器、4;誤り訂正器、5;音声合成器、10a,10b;音声通信
装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力音声信号を所定のフレーム周期で符号
    化する手段と、この手段で符号化された符号化データに
    誤り訂正用の冗長ビットを付加する手段と、この手段で
    冗長ビットが付加された前記符号化データを1フレーム
    として伝送路に送出する手段と、前記伝送路上のデータ
    を受信する手段と、この手段で受信されたデータから前
    記冗長ビットが持つ相関性を検出しこの検出結果に基づ
    いて前記受信されたデータからフレーム構成を検出する
    手段と、この手段で検出されたフレーム構成に基づいて
    前記冗長ビットを使用した前記符号化ビットの誤り訂正
    処理を行う手段と、この手段で誤り訂正された符号化デ
    ータを復号化する手段とを備えたことを特徴とするディ
    ジタル音声通信装置。
JP5984989U 1989-05-24 1989-05-24 ディジタル音声通信装置 Expired - Lifetime JPH0648998Y2 (ja)

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JP5984989U JPH0648998Y2 (ja) 1989-05-24 1989-05-24 ディジタル音声通信装置

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JP5984989U JPH0648998Y2 (ja) 1989-05-24 1989-05-24 ディジタル音声通信装置

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Publication Number Publication Date
JPH02150851U JPH02150851U (ja) 1990-12-27
JPH0648998Y2 true JPH0648998Y2 (ja) 1994-12-12

Family

ID=31586708

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JP5984989U Expired - Lifetime JPH0648998Y2 (ja) 1989-05-24 1989-05-24 ディジタル音声通信装置

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