JPH06290623A - 器具用取付ばねおよび照明器具 - Google Patents
器具用取付ばねおよび照明器具Info
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- JPH06290623A JPH06290623A JP7250393A JP7250393A JPH06290623A JP H06290623 A JPH06290623 A JP H06290623A JP 7250393 A JP7250393 A JP 7250393A JP 7250393 A JP7250393 A JP 7250393A JP H06290623 A JPH06290623 A JP H06290623A
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- spring
- piece
- spring piece
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V21/00—Supporting, suspending, or attaching arrangements for lighting devices; Hand grips
- F21V21/02—Wall, ceiling, or floor bases; Fixing pendants or arms to the bases
- F21V21/04—Recessed bases
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、照明器具を天井に簡単に取り付け
ることが出来ると共に、天井厚にかかわらず略一定の取
付力で照明器具を天井に取り付けることが出来る器具用
取付ばねを提供する。 【構成】 本発明は、下部開口縁部にフランジ部７を有
する器具本体５を、天井９の取付開口１１に取り付ける
器具用取付ばね１７であって、器具本体５の周壁５ａに
設けられこの周壁５ａに対して所定の角度で器具本体５
から突出しフランジ部７とで取付開口１１の縁部１１ａ
を弾性挟持する取付ばね片部２１と、この取付ばね片部
２１を周壁５ａに対する角度を略一定に保持した状態で
取付開口１１の縁部１１ａの厚さに応じて移動可能にフ
ランジ部７側へ付勢する付勢部２３とを具備したことを
特徴としている。
ることが出来ると共に、天井厚にかかわらず略一定の取
付力で照明器具を天井に取り付けることが出来る器具用
取付ばねを提供する。 【構成】 本発明は、下部開口縁部にフランジ部７を有
する器具本体５を、天井９の取付開口１１に取り付ける
器具用取付ばね１７であって、器具本体５の周壁５ａに
設けられこの周壁５ａに対して所定の角度で器具本体５
から突出しフランジ部７とで取付開口１１の縁部１１ａ
を弾性挟持する取付ばね片部２１と、この取付ばね片部
２１を周壁５ａに対する角度を略一定に保持した状態で
取付開口１１の縁部１１ａの厚さに応じて移動可能にフ
ランジ部７側へ付勢する付勢部２３とを具備したことを
特徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、照明器具等の天井へ取
付けられる器具を天井面に穿設された開口部から天井面
内へ埋込み取り付けるための器具用取付ばねおよびその
器具取付ばねを用いた照明器具に関する。
付けられる器具を天井面に穿設された開口部から天井面
内へ埋込み取り付けるための器具用取付ばねおよびその
器具取付ばねを用いた照明器具に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は、従来の器具用取付ばね（以下
「取付ばね」という）１を示す。この取付ばね１は、照
明器具３の器具本体５の周壁５ａに配置されて照明器具
３の下部開口縁部に形成されたフランジ部７との間で天
井９に形成された取付開口部１１の縁部１１ａを弾性挟
持するようになっている。
「取付ばね」という）１を示す。この取付ばね１は、照
明器具３の器具本体５の周壁５ａに配置されて照明器具
３の下部開口縁部に形成されたフランジ部７との間で天
井９に形成された取付開口部１１の縁部１１ａを弾性挟
持するようになっている。
【０００３】取付ばね１は、周壁５ａに固定される支持
片部１３と、この支持片部１３の下端部から上方に向け
て、周壁５ａに対して所定の角度θで屈曲された取付ば
ね片部１５とからなる。なお、取付ばね片部１５の中間
部は途中で若干屈曲されている。そして、図３（ａ）に
示すように、天井９の取付開口１１の縁部１１ａをフラ
ンジ部７との間で弾性挟持することにより、照明器具３
を取付開口１１に取り付けるようになっている。
片部１３と、この支持片部１３の下端部から上方に向け
て、周壁５ａに対して所定の角度θで屈曲された取付ば
ね片部１５とからなる。なお、取付ばね片部１５の中間
部は途中で若干屈曲されている。そして、図３（ａ）に
示すように、天井９の取付開口１１の縁部１１ａをフラ
ンジ部７との間で弾性挟持することにより、照明器具３
を取付開口１１に取り付けるようになっている。
【０００４】ところが、図３（ｂ）に示すように、天井
厚が厚い場合には、器具本体５の周壁５ａに対する取付
ばね片部１５の角度θが小さな角度θ１になるため、取
付開口１１の縁部１１ａをフランジ部７との間で弾性挟
持する取付力が弱くなるという問題がある。
厚が厚い場合には、器具本体５の周壁５ａに対する取付
ばね片部１５の角度θが小さな角度θ１になるため、取
付開口１１の縁部１１ａをフランジ部７との間で弾性挟
持する取付力が弱くなるという問題がある。
【０００５】そこで、実開昭５８−１１５０１４号公報
では、器具本体にばね逃げ用凹部を設けて、支持片部が
この逃げ凹部に移動する構成のものが提案されている。
この公報の取付ばねでは、天井厚が厚くなった場合に
は、支持片部が逃げ凹部に移動することで、取付ばね片
部の周壁に対する角度を略一定にして、取付力が低下し
ないようにしている。
では、器具本体にばね逃げ用凹部を設けて、支持片部が
この逃げ凹部に移動する構成のものが提案されている。
この公報の取付ばねでは、天井厚が厚くなった場合に
は、支持片部が逃げ凹部に移動することで、取付ばね片
部の周壁に対する角度を略一定にして、取付力が低下し
ないようにしている。
【０００６】ところが、この公報における取付ばねを照
明器具に一体に組み付ける場合、器具本体にばね逃げ用
凹部を確保する必要から、器具本体が大きくなるという
問題がある。
明器具に一体に組み付ける場合、器具本体にばね逃げ用
凹部を確保する必要から、器具本体が大きくなるという
問題がある。
【０００７】そこで、実開昭６０−１６０４０８号公
報、実開昭６０−１２４８０９号公報、実開昭６１−１
２０９号公報では、取付ばねが器具本体の周壁に沿って
上下動自在として、天井厚の厚さに応じて取付ばねの位
置を予め変化させることにより、周壁に対する取付ばね
片部の角度を一定に保ち、取付力が低下しないようにし
ている。
報、実開昭６０−１２４８０９号公報、実開昭６１−１
２０９号公報では、取付ばねが器具本体の周壁に沿って
上下動自在として、天井厚の厚さに応じて取付ばねの位
置を予め変化させることにより、周壁に対する取付ばね
片部の角度を一定に保ち、取付力が低下しないようにし
ている。
【０００８】しかしながら、上記各公報で提案された取
付ばねでは、天井厚に応じて、予め取付ばねの位置を設
定しておかなければならないので、照明器具の取付作業
に手間がかかる。
付ばねでは、天井厚に応じて、予め取付ばねの位置を設
定しておかなければならないので、照明器具の取付作業
に手間がかかる。
【０００９】また、実開昭６２−４０１７号公報では、
取付位置が異なる複数の取付ばねを器具本体に予め固定
しておき、天井厚に応じて複数の取付ばねのうちのどれ
かを用いて固定する構造のものが提案されている。
取付位置が異なる複数の取付ばねを器具本体に予め固定
しておき、天井厚に応じて複数の取付ばねのうちのどれ
かを用いて固定する構造のものが提案されている。
【００１０】ところが、この場合には、器具本体に複数
個の取付ばねを取り付けておく必要があるため、部品点
数が多くなり、照明器具の製造コストが高くなる。
個の取付ばねを取り付けておく必要があるため、部品点
数が多くなり、照明器具の製造コストが高くなる。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、簡
単な構造で、照明器具を天井に簡単に取り付けることが
出来ると共に、天井厚にかかわらず略一定の取付力で照
明器具を天井に取り付けることが出来る器具用取付ばね
および照明器具を提供することを目的とする。
単な構造で、照明器具を天井に簡単に取り付けることが
出来ると共に、天井厚にかかわらず略一定の取付力で照
明器具を天井に取り付けることが出来る器具用取付ばね
および照明器具を提供することを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項１記載の発明では、下部開口縁部にフランジ部を
有する器具本体を、天井の取付開口部に取り付ける器具
用取付ばねであって、器具本体の周壁に設けられこの周
壁に対して所定の角度で器具本体から突出しフランジ部
とで取付開口部の縁部を弾性挟持する取付ばね片部と、
この取付ばね片部を周壁に対する角度を略一定に保持し
た状態で取付開口部の縁部の厚さに応じて移動可能にフ
ランジ部側へ付勢する付勢手段とを具備したことを特徴
としている。
請求項１記載の発明では、下部開口縁部にフランジ部を
有する器具本体を、天井の取付開口部に取り付ける器具
用取付ばねであって、器具本体の周壁に設けられこの周
壁に対して所定の角度で器具本体から突出しフランジ部
とで取付開口部の縁部を弾性挟持する取付ばね片部と、
この取付ばね片部を周壁に対する角度を略一定に保持し
た状態で取付開口部の縁部の厚さに応じて移動可能にフ
ランジ部側へ付勢する付勢手段とを具備したことを特徴
としている。
【００１３】請求項２記載の発明では、請求項１記載の
発明において、器具本体の周壁に支持される支持片部を
有し、付勢手段が、支持片部と取付ばね片部との間に一
体に設けられて、取付ばね片部よりばね力が弱い押えば
ね片部であることを特徴としている。
発明において、器具本体の周壁に支持される支持片部を
有し、付勢手段が、支持片部と取付ばね片部との間に一
体に設けられて、取付ばね片部よりばね力が弱い押えば
ね片部であることを特徴としている。
【００１４】請求項３記載の発明では、請求項２記載の
発明において、取付ばね片部が、支持片部の両側部に案
内されて器具本体の周壁に沿って上下動する垂直片部を
介して押えばね片部に一体に連結されていることを特徴
としている。
発明において、取付ばね片部が、支持片部の両側部に案
内されて器具本体の周壁に沿って上下動する垂直片部を
介して押えばね片部に一体に連結されていることを特徴
としている。
【００１５】請求項４記載の発明では、照明器具が、請
求項１ないし３いずれか１項に記載された前記器具取付
ばねが器具本体の周壁に備えられたことを特徴としてい
る。
求項１ないし３いずれか１項に記載された前記器具取付
ばねが器具本体の周壁に備えられたことを特徴としてい
る。
【００１６】
【作用】請求項１記載の発明によれば、取付ばね片部を
器具本体の周壁側へ屈曲させた状態で、照明器具を天井
の取付開口部に挿入すると、取付ばね片部が照明器具の
フランジ部側へ自身の弾性力で移動する。そして、周壁
に対して所定の角度の取付ばね片部とフランジ部とで天
井の取付開口部の縁部を弾性挟持して、照明器具が取付
開口部に取り付けられる。この場合、天井厚が比較的厚
い場合には、取付ばね片部は、付勢手段の付勢力に抗し
て、器具本体の周壁に対する角度を略一定に保持した状
態で天井厚に応じて移動する。これにより、天井厚が薄
い場合でも厚い場合でも取付ばね片部の周壁に対する角
度が略一定に保たれるので、天井厚にかかわらず略一定
の取付力で照明器具を取付開口部に取り付けることが出
来る。また、取付ばね片部の位置を天井厚に応じて予め
移動させておく必要がなく、照明器具と共に取付ばねを
取付開口に挿入すれば、取付ばね片部は自動的に最適の
位置に移動するので、容易に取り付けることが出来る。
器具本体の周壁側へ屈曲させた状態で、照明器具を天井
の取付開口部に挿入すると、取付ばね片部が照明器具の
フランジ部側へ自身の弾性力で移動する。そして、周壁
に対して所定の角度の取付ばね片部とフランジ部とで天
井の取付開口部の縁部を弾性挟持して、照明器具が取付
開口部に取り付けられる。この場合、天井厚が比較的厚
い場合には、取付ばね片部は、付勢手段の付勢力に抗し
て、器具本体の周壁に対する角度を略一定に保持した状
態で天井厚に応じて移動する。これにより、天井厚が薄
い場合でも厚い場合でも取付ばね片部の周壁に対する角
度が略一定に保たれるので、天井厚にかかわらず略一定
の取付力で照明器具を取付開口部に取り付けることが出
来る。また、取付ばね片部の位置を天井厚に応じて予め
移動させておく必要がなく、照明器具と共に取付ばねを
取付開口に挿入すれば、取付ばね片部は自動的に最適の
位置に移動するので、容易に取り付けることが出来る。
【００１７】請求項２記載の発明によれば、取付ばね片
部を器具本体の周壁側へ屈曲させた状態で、照明器具を
天井の取付開口部に挿入すると、取付ばね片部が照明器
具のフランジ部側へ自身の弾性力で移動する。そして、
周壁に対して所定の角度の取付ばね片部とフランジ部と
で天井の取付開口部の縁部を弾性挟持して、照明器具を
取付開口部に取り付ける。
部を器具本体の周壁側へ屈曲させた状態で、照明器具を
天井の取付開口部に挿入すると、取付ばね片部が照明器
具のフランジ部側へ自身の弾性力で移動する。そして、
周壁に対して所定の角度の取付ばね片部とフランジ部と
で天井の取付開口部の縁部を弾性挟持して、照明器具を
取付開口部に取り付ける。
【００１８】この場合、天井厚が比較的厚い場合には、
取付ばね片部は、この取付ばね片部のばね力より弱い押
えばね片部の付勢力に抗して、器具本体の周壁に対する
角度を略一定に保持した状態で天井厚に応じて移動す
る。これにより、天井厚が薄い場合でも厚い場合でも取
付ばね片部の周壁に対する角度が略一定に保たれるの
で、天井厚にかかわらず略一定の取付力で照明器具を取
付開口部に取り付けることが出来る。また、取付ばね片
部の位置を天井厚に応じて予め移動させておく必要がな
く、照明器具と共に取付ばねを取付開口に挿入すれば、
取付ばね片部は自動的に最適の位置に移動するので、容
易に取り付けることが出来る。
取付ばね片部は、この取付ばね片部のばね力より弱い押
えばね片部の付勢力に抗して、器具本体の周壁に対する
角度を略一定に保持した状態で天井厚に応じて移動す
る。これにより、天井厚が薄い場合でも厚い場合でも取
付ばね片部の周壁に対する角度が略一定に保たれるの
で、天井厚にかかわらず略一定の取付力で照明器具を取
付開口部に取り付けることが出来る。また、取付ばね片
部の位置を天井厚に応じて予め移動させておく必要がな
く、照明器具と共に取付ばねを取付開口に挿入すれば、
取付ばね片部は自動的に最適の位置に移動するので、容
易に取り付けることが出来る。
【００１９】請求項３記載の発明によれば、取付ばね片
部が天井厚に応じて、押えばね片部の付勢力に抗して移
動する際、垂直片部が支持片部の両側部に案内されるこ
とで取付ばね片部の移動方向が設定され、略垂直方向に
取付ばね片部が移動する。これにより、取付ばね片部と
フランジ部とで取付開口部を確実に弾性挟持することが
出来る。
部が天井厚に応じて、押えばね片部の付勢力に抗して移
動する際、垂直片部が支持片部の両側部に案内されるこ
とで取付ばね片部の移動方向が設定され、略垂直方向に
取付ばね片部が移動する。これにより、取付ばね片部と
フランジ部とで取付開口部を確実に弾性挟持することが
出来る。
【００２０】請求項４記載の発明によれば、請求項１な
いし３いずれか１項に記載された取付ばねが器具本体の
周壁に備えられたことにより、照明器具を天井に簡単に
取り付けることが出来ると共に、天井厚にかかわらず略
一定の取付力で照明器具を天井に取り付けることが出来
る。
いし３いずれか１項に記載された取付ばねが器具本体の
周壁に備えられたことにより、照明器具を天井に簡単に
取り付けることが出来ると共に、天井厚にかかわらず略
一定の取付力で照明器具を天井に取り付けることが出来
る。
【００２１】
【実施例】以下、本発明に係る器具用取付ばねおよび照
明器具の実施例について説明する。図１は、照明器具３
及び、この照明器具３に取り付けられた取付ばね１７を
示す斜視図であり、図２は取付ばね１７の作用を示す側
面図である。
明器具の実施例について説明する。図１は、照明器具３
及び、この照明器具３に取り付けられた取付ばね１７を
示す斜視図であり、図２は取付ばね１７の作用を示す側
面図である。
【００２２】図１に示すように、取付ばね１７は、長尺
状の板材を屈曲して形成されており、支持片部１９と、
取付ばね片部２１と、付勢部２３とからなる。
状の板材を屈曲して形成されており、支持片部１９と、
取付ばね片部２１と、付勢部２３とからなる。
【００２３】支持片部１９には、貫通孔２５が形成され
ており、この貫通孔２５に貫通するねじ２７により、器
具本体５の周壁５ａに固定される。この支持片部１９に
連続して、付勢部２３を介して取付ばね片部２１が一体
に形成されている。
ており、この貫通孔２５に貫通するねじ２７により、器
具本体５の周壁５ａに固定される。この支持片部１９に
連続して、付勢部２３を介して取付ばね片部２１が一体
に形成されている。
【００２４】取付ばね片部２１は、垂直片部２９とこの
垂直片部２９の下端部からＶ字状に折り返されたばね部
３１とからなる。垂直片部２９には、凹状の切欠部３３
が形成されている。この切欠部３３内に前記支持片部１
９が挿入されており、この支持片部１９の両側部によ
り、垂直片部２９が、周壁５ａ沿って上下方向に案内さ
れるようになっている。また、切欠部３３の内壁部と支
持片部１９の下端部との間に付勢部２３が設けられてい
る。
垂直片部２９の下端部からＶ字状に折り返されたばね部
３１とからなる。垂直片部２９には、凹状の切欠部３３
が形成されている。この切欠部３３内に前記支持片部１
９が挿入されており、この支持片部１９の両側部によ
り、垂直片部２９が、周壁５ａ沿って上下方向に案内さ
れるようになっている。また、切欠部３３の内壁部と支
持片部１９の下端部との間に付勢部２３が設けられてい
る。
【００２５】付勢部２３は、支持片部１９に連続して設
けられた略Ｖ字状の押えばね片３５で構成されている。
この押えばね片３５は、器具本体５の内側、すなわち反
射板２４側に突出しており、垂直片部２９を下方に向け
て付勢している。また、垂直片部２９が上方に移動する
と、その開き角度が小さくなって、反射板２４の外周に
沿って突出する。
けられた略Ｖ字状の押えばね片３５で構成されている。
この押えばね片３５は、器具本体５の内側、すなわち反
射板２４側に突出しており、垂直片部２９を下方に向け
て付勢している。また、垂直片部２９が上方に移動する
と、その開き角度が小さくなって、反射板２４の外周に
沿って突出する。
【００２６】このような取付ばね１７により、天井の取
付開口１１の縁部１１ａに照明器具３を取り付けるに
は、先ず、照明器具３と共に、取付ばね片部２１を周壁
５ａへ折り畳んだ状態で、取付開口１１内に挿入し、フ
ランジ部７を取付開口１１の縁部１１ａ下面側に当接さ
せる。照明器具３を取付開口１１内に挿入すると、取付
ばね片部２１のばね部３１がフランジ部７側へ自身の弾
性力で移動して、図２（ａ）に示すように、取付開口１
１の縁部１１ａを取付ばね片部２１とフランジ部７との
間で弾性挟持し、照明器具３を取付開口１１に取り付け
る。
付開口１１の縁部１１ａに照明器具３を取り付けるに
は、先ず、照明器具３と共に、取付ばね片部２１を周壁
５ａへ折り畳んだ状態で、取付開口１１内に挿入し、フ
ランジ部７を取付開口１１の縁部１１ａ下面側に当接さ
せる。照明器具３を取付開口１１内に挿入すると、取付
ばね片部２１のばね部３１がフランジ部７側へ自身の弾
性力で移動して、図２（ａ）に示すように、取付開口１
１の縁部１１ａを取付ばね片部２１とフランジ部７との
間で弾性挟持し、照明器具３を取付開口１１に取り付け
る。
【００２７】次に、厚肉の天井厚の取付開口１１に照明
器具３を挿入すると、図２（ｂ）に示すように、取付ば
ね片部２１のばね部３１が取付開口１１の縁部１１ａに
当接して、垂直片部２９が押えばね片部３５の付勢力に
抗して上方へ移動し、周壁５ａに対するばね部３１の角
度θ３を略一定に保持した状態で、取付ばね片部２１と
フランジ部７とで取付開口１１の縁部１１ａを弾性挟持
する。これにより、天井厚が薄い場合でも厚い場合でも
取付ばね片部の周壁に対する角度が略一定に保たれるの
で、天井厚にかかわらず略一定の取付力で照明器具を取
付開口部に取り付けることが出来る。また、押さえばね
片部３５は、照明器具３の反射板２４の外周に沿って撓
むので、押えばね片部３５の撓むスペースを確保する必
要がなく、照明器具３が大型化することがない。
器具３を挿入すると、図２（ｂ）に示すように、取付ば
ね片部２１のばね部３１が取付開口１１の縁部１１ａに
当接して、垂直片部２９が押えばね片部３５の付勢力に
抗して上方へ移動し、周壁５ａに対するばね部３１の角
度θ３を略一定に保持した状態で、取付ばね片部２１と
フランジ部７とで取付開口１１の縁部１１ａを弾性挟持
する。これにより、天井厚が薄い場合でも厚い場合でも
取付ばね片部の周壁に対する角度が略一定に保たれるの
で、天井厚にかかわらず略一定の取付力で照明器具を取
付開口部に取り付けることが出来る。また、押さえばね
片部３５は、照明器具３の反射板２４の外周に沿って撓
むので、押えばね片部３５の撓むスペースを確保する必
要がなく、照明器具３が大型化することがない。
【００２８】このように本実施例の器具用取付ばね１７
を用いて照明器具３を天井９に取り付けることにより、
取付ばね片部２１の位置を天井厚に応じて予め移動させ
ておく必要がなく、照明器具３と共に取付ばね１７を取
付開口１１に挿入すれば、取付ばね片部２１は自動的に
最適の位置に移動するので、照明器具３を天井９に簡単
に、かつ容易に取り付けることが出来る。
を用いて照明器具３を天井９に取り付けることにより、
取付ばね片部２１の位置を天井厚に応じて予め移動させ
ておく必要がなく、照明器具３と共に取付ばね１７を取
付開口１１に挿入すれば、取付ばね片部２１は自動的に
最適の位置に移動するので、照明器具３を天井９に簡単
に、かつ容易に取り付けることが出来る。
【００２９】また、器具本体５の周壁５ａに対する取付
ばね片部２１の角度を略一定に保つことが出来るので、
天井厚にかかわらず、略一定の取付力で照明器具３を天
井に取り付けることが出来る。
ばね片部２１の角度を略一定に保つことが出来るので、
天井厚にかかわらず、略一定の取付力で照明器具３を天
井に取り付けることが出来る。
【００３０】
【発明の効果】以上説明したように請求項１の発明によ
れば、天井厚が薄い場合でも厚い場合でも取付ばね片部
の周壁に対する角度が略一定に保たれるので、天井厚に
かかわらず略一定の取付力で照明器具を取付開口部に取
り付けることが出来る。また、取付ばね片部の位置を天
井厚に応じて予め移動させておく必要がなく、照明器具
と共に取付ばねを取付開口に挿入すれば、取付ばね片部
は自動的に最適の位置に移動するので、容易に取り付け
ることが出来る。
れば、天井厚が薄い場合でも厚い場合でも取付ばね片部
の周壁に対する角度が略一定に保たれるので、天井厚に
かかわらず略一定の取付力で照明器具を取付開口部に取
り付けることが出来る。また、取付ばね片部の位置を天
井厚に応じて予め移動させておく必要がなく、照明器具
と共に取付ばねを取付開口に挿入すれば、取付ばね片部
は自動的に最適の位置に移動するので、容易に取り付け
ることが出来る。
【００３１】請求項２の発明によれば、取付ばね片部
は、この取付ばね片部のばね力より弱い押えばね片部の
付勢力に抗して、器具本体の周壁に対する角度を略一定
に保持した状態で天井厚に応じて移動する。これによ
り、天井厚が薄い場合でも厚い場合でも取付ばね片部の
周壁に対する角度が略一定に保たれるので、天井厚にか
かわらず略一定の取付力で照明器具を取付開口部に取り
付けることが出来る。また、取付ばね片部の位置を天井
厚に応じて予め移動させておく必要がなく、照明器具と
共に取付ばねを取付開口に挿入すれば、取付ばね片部は
自動的に最適の位置に移動するので、容易に取り付ける
ことが出来る。
は、この取付ばね片部のばね力より弱い押えばね片部の
付勢力に抗して、器具本体の周壁に対する角度を略一定
に保持した状態で天井厚に応じて移動する。これによ
り、天井厚が薄い場合でも厚い場合でも取付ばね片部の
周壁に対する角度が略一定に保たれるので、天井厚にか
かわらず略一定の取付力で照明器具を取付開口部に取り
付けることが出来る。また、取付ばね片部の位置を天井
厚に応じて予め移動させておく必要がなく、照明器具と
共に取付ばねを取付開口に挿入すれば、取付ばね片部は
自動的に最適の位置に移動するので、容易に取り付ける
ことが出来る。
【００３２】請求項３の発明によれば、取付ばね片部が
天井厚に応じて、押えばね片部の付勢力に抗して移動す
る際、垂直片部が支持片部の両側部に案内されることで
取付ばね片部の移動方向が設定され、略垂直方向に取付
ばね片部が案内移動されて、取付開口の縁部をフランジ
部と共に確実に弾性挟持することが出来る。
天井厚に応じて、押えばね片部の付勢力に抗して移動す
る際、垂直片部が支持片部の両側部に案内されることで
取付ばね片部の移動方向が設定され、略垂直方向に取付
ばね片部が案内移動されて、取付開口の縁部をフランジ
部と共に確実に弾性挟持することが出来る。
【００３３】請求項４記載の発明によれば、請求項１な
いし３いずれか１項に記載された前記器具取付ばねが器
具本体の周壁に備えられたことにより、簡単な構造で、
照明器具を天井に簡単に取り付けることが出来ると共
に、天井厚にかかわらず略一定の取付力で照明器具を天
井に取り付けることが出来る。
いし３いずれか１項に記載された前記器具取付ばねが器
具本体の周壁に備えられたことにより、簡単な構造で、
照明器具を天井に簡単に取り付けることが出来ると共
に、天井厚にかかわらず略一定の取付力で照明器具を天
井に取り付けることが出来る。
【図１】本発明に係る器具用取付ばねと、この取付ばね
が取付られた照明器具を示す斜視図である。
が取付られた照明器具を示す斜視図である。
【図２】本発明に係る器具用取付ばねを示し、（ａ）は
薄肉の天井に照明器具を取り付けた場合の取付用ばねを
示す側面図、（ｂ）は厚肉の天井に照明器具を取り付け
た場合の取付用ばねを示す側面図である。
薄肉の天井に照明器具を取り付けた場合の取付用ばねを
示す側面図、（ｂ）は厚肉の天井に照明器具を取り付け
た場合の取付用ばねを示す側面図である。
【図３】従来の器具用取付ばねを示し、（ａ）は薄肉の
天井に照明器具を取り付けた場合の取付用ばねを示す側
面図、（ｂ）は厚肉の天井に照明器具を取り付けた場合
の取付用ばねを示す側面図である。
天井に照明器具を取り付けた場合の取付用ばねを示す側
面図、（ｂ）は厚肉の天井に照明器具を取り付けた場合
の取付用ばねを示す側面図である。
３ 照明器具 ５ 器具本体 ５ａ 周壁 ７ フランジ部 １１ 取付開口 １１ａ 縁部 １７ 取付ばね １９ 支持片部 ２１ 取付ばね片部 ２３ 付勢部 ２９ 垂直片部 ３５ 押えばね片部
Claims (4)
- 【請求項１】 下部開口縁部にフランジ部を有する器具
本体を、天井の取付開口部に取り付ける器具用取付ばね
であって、前記器具本体の周壁に設けられ、この周壁に
対して所定の角度で器具本体から突出し前記フランジ部
とで前記取付開口部の縁部を弾性挟持する取付ばね片部
と、この取付ばね片部を前記周壁に対する角度を略一定
に保持した状態で前記取付開口部の縁部の厚さに応じて
移動可能に前記フランジ部側へ付勢する付勢手段とを具
備したことを特徴とする器具用取付ばね。 - 【請求項２】 前記器具本体の周壁に支持される支持片
部を有し、前記付勢手段が、前記支持片部と前記取付ば
ね片部との間に一体に設けられて、前記取付ばね片部よ
りばね力が弱い押えばね片部であることを特徴とする請
求項１記載の器具用取付ばね。 - 【請求項３】 前記取付ばね片部が、前記支持片部の両
側部に案内されて前記器具本体の周壁に沿って上下動す
る垂直片部を介して押えばね片部に一体に連結されてい
ることを特徴とする請求項２記載の器具用取付ばね。 - 【請求項４】 請求項１ないし３いずれか１項に記載さ
れた前記器具取付ばねが器具本体の周壁に備えられたこ
とを特徴とする照明器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7250393A JPH06290623A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 器具用取付ばねおよび照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7250393A JPH06290623A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 器具用取付ばねおよび照明器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06290623A true JPH06290623A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=13491215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7250393A Pending JPH06290623A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 器具用取付ばねおよび照明器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06290623A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010005439A (ko) * | 1999-06-10 | 2001-01-15 | 성종제 | 천정매입형 형광등기구의 행거장치 |
| EP2253881A4 (en) * | 2008-03-07 | 2016-05-04 | Sharp Kk | MOUNTING PART, SHEET SPRING AND LIGHTING DEVICE |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP7250393A patent/JPH06290623A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010005439A (ko) * | 1999-06-10 | 2001-01-15 | 성종제 | 천정매입형 형광등기구의 행거장치 |
| EP2253881A4 (en) * | 2008-03-07 | 2016-05-04 | Sharp Kk | MOUNTING PART, SHEET SPRING AND LIGHTING DEVICE |
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