JPH06273496A - 電動機定数測定方法及びその装置 - Google Patents

電動機定数測定方法及びその装置

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JPH06273496A
JPH06273496A JP5705693A JP5705693A JPH06273496A JP H06273496 A JPH06273496 A JP H06273496A JP 5705693 A JP5705693 A JP 5705693A JP 5705693 A JP5705693 A JP 5705693A JP H06273496 A JPH06273496 A JP H06273496A
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佳稔 秋田
Toshiaki Okuyama
俊昭 奥山
Takashi Ikimi
高志 伊君
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動機の回転を停止した状態で電動機定数を
正確に測定することができること。 【構成】 電動機定数演算器7からの測定信号により、
ω1*及びV1q*が0に設定し、d軸の指令値として交
流信号に直流バイアスが重畳された信号が出力される。
この信号が座標変換器3に入力されて三相電圧指令信号
に変換されると、インバータ2からは交流電動機1に単
相交流電流を流す信号が出力される。すなわち交流電動
機1の回転が停止された状態で電動機1に電流が流れ
る。この電流が電流検出器4a,4bで検出され、この
検出電流が座標変換器5に入力されると、座標変換器5
から電流成分I1q,I1dが出力される。そしてd軸の
電流成分I1dをフーリエ展開により分析し、その基本
波成分のフーリエ級数と指令値に従って電動機定数が演
算される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動機定数測定方法及び
その装置に係り、特に、交流電動機をベクトル制御する
制御装置において必要な電動機定数を測定するに好適な
電動機定数測定方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ベクトル制御装置を用いて交流電動機を
制御するに際しては、対象となる交流電動機の定数に基
づいて制御定数を設定することが必要である。このた
め、従来、電動機定数の設計値に基づいて制御定数を設
定したり、または抵抗測定試験、無負荷試験、拘束試験
により必要な電動機定数を測定し、この測定結果から制
御定数を設定する方法が採用されている。
【0003】しかし、電動機の設計値に基づいて設定す
る前者の方法では、設計値と実際の値の不一致により制
御演算誤差が生じ、制御定数を設定したあと再調整を余
儀なくされている。
【0004】一方、各種の測定試験によって得られた測
定結果に基づいて設定する後者の方法では、拘束試験で
電動機を固定する器具が必要となるなど、各種の測定を
行なう上での条件を満足するための準備作業が煩雑とな
る。
【0005】そこで、これらの問題点に対処するものと
して、特開昭62−262697号公報に記載されてい
るものがある。これは、インバータ制御装置に電動機を
接続した状態で、各種測定条件を与えたときの定常状態
での電圧指令値と電流検出値を求め、これらの値と電動
機のd,q軸の電圧方程式に従って電動機定数を測定
し、この測定結果に従って制御定数を設定するものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術で
は、測定時に電動機に三相の交流電流が流れ、トルクが
発生するため、電動機を回転停止状態に維持することが
できない。測定時に電動機が回転すると、測定精度が劣
下し電動機定数として正確な値が得られない。また電動
機が回転しない程度の微少信号で測定を行なうと、イン
バータの高調波成分やノイズの影響によって同様に測定
精度が劣下する。
【0007】本発明の目的は、電動機の回転を停止した
状態で電動機定数を正確に測定することができる電動機
定数測定方法及びその装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、d軸電圧指令とq軸電圧指令及び一次角
周波数指令に従って三相電圧指令信号を生成し、これに
比例して電力変換器の出力電圧を制御して電動機に印加
するとともに、インバータの出力電流を検出し、この検
出電流と一次角周波数指令に従ってd軸電流成分とq軸
電流成分を検出するに際して、一次角周波数指令とq軸
電圧指令の各指令値をそれぞれ零とする条件下で、d軸
電圧指令の指令値として交流信号を与え、これに基づい
て生成された三相電圧指令信号に従う変換器出力電圧を
電動機に印加し、このとき電動機に流れるd軸電流成分
を検出し、この検出値に基づいて電動機の定数を求める
ことを特徴とする電動機定数測定方法を採用したもので
ある。
【0009】また本発明は、d軸電圧指令とq軸電圧指
令及び一次角周波数指令に従って三相電圧指令信号を生
成し、これに比例して電力変換器の出力電圧を制御して
電動機に印加するとともに、インバータの出力電流を検
出し、この検出電流と一次角周波数指令に従ってd軸電
流成分とq軸電流成分を検出するに際して、一次角周波
数指令とd軸電圧指令の各指令値をそれぞれ零とする条
件下で、q軸電圧指令の指令値として交流信号を与え、
これに基づいて生成された三相電圧指令信号に従う変換
器出力電圧を電動機に印加し、このとき電動機に流れる
q軸電流成分を検出し、この検出値に基づいて電動機の
定数を求めることを特徴とする電動機定数測定方法を採
用したものである。
【0010】前記各測定方法において、指令値として交
流信号を与え、これに基づいて生成された三相電圧指令
信号に従う変換器出力電圧を電動機に印加した際に、電
動機に流れるd軸電流成分またはq軸電流成分を検出
し、この検出値を前記交流信号を基準とする三角関数に
よるフーリエ展開に従って分析し、この基本波成分のフ
ーリエ係数と前記交流信号値に基づいて電動機の定数を
求めることが望ましい。
【0011】また前記各測定方法においては、電圧の指
令値として、交流信号に直流バイアスが重畳された信号
を用いることが望ましい。
【0012】また前記いずれかの測定方法により求めら
れた電動機定数に基づいて、q軸電流指令と励磁電流指
令とq軸電流成分及びd軸電流成分を基にd軸電圧指令
とq軸電圧指令及び一次角周波数指令を生成するための
ベクトル制御器の制御定数を設定する。
【0013】また本発明は、第1の装置として、d軸電
圧指令とq軸電圧指令及び一次角周波数指令に従って三
相電圧指令信号を生成する三相電圧指令信号生成手段
と、前記三相電圧指令に比例した交流電圧を電動機に印
加する電力変換器と、該電力変換器の出力電流を検出す
る出力電流検出手段と、出力電流検出手段の検出電流と
一次角周波数指令に従ってd軸電流成分とq軸電流成分
を生成する電流成分生成手段と、一次角周波数指令とq
軸電圧指令の各指令値をそれぞれ零に設定するとともに
d軸電圧指令の指令値として交流信号を与える測定信号
発生手段と、前記交流信号に従って変化する三相交流電
圧が電動機に印加された結果として、電流成分生成手段
で検出されたd軸電流成分に基づいて電動機の定数を算
出する電動機定数算出手段とを備えている電動機定数測
定装置を構成したものである。
【0014】また第2の装置として、d軸電圧指令とq
軸電圧指令及び一次角周波数指令に従って三相電圧指令
信号を生成する三相電圧指令信号生成手段と、前記三相
電圧指令に比例した交流電圧を電動機に印加する電力変
換器と、該電力変換器の出力電流を検出する出力電流検
出手段と、出力電流検出手段の検出電流と一次角周波数
指令に従ってd軸電流成分とq軸電流成分を生成する電
流成分生成手段と、一次角周波数指令とd軸電圧指令の
各指令値をそれぞれ零に設定するとともにq軸電圧指令
の指令値として交流信号を与える測定信号発生手段と、
前記交流信号に従って変化する三相交流電圧が電動機に
印加された結果として、電流成分生成手段で検出された
q軸電流成分に基づいて電動機の定数を算出する電動機
定数算出手段とを備えている電動機定数測定装置を構成
したものである。
【0015】前記各測定装置において、測定信号発生手
段は、電圧指令の指令値として、交流信号に直流バイア
スが重畳された信号を発生するもので構成することが望
ましい。
【0016】
【作用】前記した手段によれば、一次角周波数指令とq
軸電圧指令の各指令値をそれぞれ零とし、d軸電圧指令
の指令値として交流信号を与えること、あるいは一次角
周波数指令とd軸電圧指令の各指令値をそれぞれ零と
し、q軸電圧指令の指令値として交流信号を与えること
を測定条件としている。いずれかの測定条件に従って測
定を行なうと、電動機巻線には三相交流電流が流れず、
V相とW相の電流が同相となり、単相交流電流が流れる
ため、電動機は回転せずに停止状態を維持することがで
きる。そして電動機の回転が停止されているときに、電
動機に流れるd軸電流成分またはq軸電流成分を検出
し、この検出値を前記交流信号を基準とする三角関数に
よるフーリエ展開に従って分析し、この基本波成分のフ
ーリエ係数と前記交流信号値に基づいて電動機の定数を
求めているため、正確な電動機定数を求めることができ
る。この場合、電動機に流れるd軸電流成分またはq軸
電流成分の検出値を基づいて電動機の定数を求めること
ができる。
【0017】一方、電動機定数を求める際に、電圧指令
の指令値として、交流信号に直流バイアスが重畳された
信号を用いると、電力変換器のオンデレイによるd軸ま
たはq軸の電圧歪みの影響を除去することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1はPWMインバータにより交流電動機を駆
動するシステムに本発明の電動機定数測定方法を適用し
たときの一実施例を示す回路構成図である。図1におい
て、測定対象となる交流電動機1にはPWMインバータ
2が接続されている。PWMインバータ2はサイリスタ
などのスイッチング素子を備えていると共に、三相電圧
指令信号V1u*,V1v*,V1w*と搬送波とを比較
して三相PWM信号を生成するPWM信号生成手段を備
えており、PWM信号に従って可変周波数の交流信号を
交流電動機1に供給するようになっている。三相電圧指
令信号V1u*〜V1w*は座標変換器3で生成されるよ
うになっている。この座標変換器3は、次の(1)式に
従って、d軸電圧指令としての一次電圧指令V1d*と
q軸電圧指令としてのV1q*及び一次角周波数指令ω1
*から三相電圧指令信号V1u*,V1v*,V1w*を
演算するように構成されている。
【0019】
【数1】
【0020】一方、PWMインバータ2と交流電動機1
とを結ぶ線路中にはU相の電流を検出する電流検出器4
aとW相の電流を検出する電流検出器4bが設けられて
おり、各検出器の検出電流が座標変換器5に供給されて
いる。座標変換器5は、次の(2)式に従って、電流検
出器4a,4bの検出電流と一次角周波数指令ω1*か
らd,q軸で表わされる二軸のd軸電流成分I1d、q
軸電流成分I1qを生成する電流成分生成手段として構
成されており、各電流成分に関する信号がオートチュニ
ング機能付きベクトル制御装置6に供給されている。
【0021】
【数2】
【0022】ベクトル制御装置6は電動機定数演算器
7、制御定数演算器8、ベクトル制御器9を備えて構成
されている。電動機定数演算器7は、座標変換器5から
の電流成分I1dに基づいて電動機の定数を算出する電
動機定数算出手段を構成すると共に、一次角周波数指令
ω1*とd軸電圧指令V1d*の各指令値を0に設定する
と共に、q軸電圧指令V1q*の指令値として、交流信
号に直流バイアスが重畳された信号を発生する測定信号
発生手段として構成されている。制御定数演算器8は、
電動機定数演算器7で演算された電動機定数に基づいて
ベクトル制御器9の制御定数を演算するように構成され
ている。ベクトル制御器9は、制御定数演算器8で演算
された制御定数に従って一次電圧指令V1d*,V1
*、一次角周波数指令ω1*などの信号を制御するよう
に構成されている。
【0023】ここで、交流電動機1の電動機定数を測定
するに先だって、PWMインバータ2について考察する
と、PWMインバータ2はPWM信号に従って正側と負
側のスイッチング素子が交互にオンオフ制御される。そ
してこのときスイッチング素子の直流短絡を防止するた
めに、PWM信号にはオンデレイ時間が設けられてい
る。このオンデレイ期間中は、出力電流の極性に応じて
正側または負側のダイオードを通して出力電流が流れる
ため、インバータ2内部には、電流の極性に依存した抵
抗降下に類似した電圧降下(以下、これをオンデレイド
ロップ分V0とする)が存在する。このため、インバー
タの出力電圧はそのままでは電圧指令とは異なった値と
なる。
【0024】そこで、本実施例においては、測定条件と
して、一次角周波数指令ω1*を0、q軸電圧指令を0
とし、d軸電圧指令の指令値として直流バイアスを加え
た交流信号(V1d*=Vs+Vdsinωt)を座標
変換器3に入力し、この信号に従ったPWM信号をイン
バータ2に印加したときのオンデレイの影響について考
察する。この場合、前記測定条件に従った信号を座標変
換器3に入力すると、座標変換器3における演算式は
(1)式より次の(3)式となる。
【0025】
【数3】
【0026】(3)式よりV相とW相の電圧が同相であ
ることが理解される。W相とV相の電圧が同相になった
ことによって各相に電流が流れると、V相とW相の電流
も同相となる。このとき三相の電圧指令値に各相の電流
の極性に対応したオンデレイによるドロップ分V0が加
わるため、例えばU相の電流が常に正となるような電圧
Vs,Vdを設定すると、インバータ2から実際に出力
される電圧は次の(4)式で表わされる。
【0027】
【数4】
【0028】(4)式で示される三相のインバータ出力
電圧をd,q軸上に座標変換すると、次の(5)式で表
わされる。
【0029】
【数5】
【0030】(5)式に示されるように、q軸電圧V1
qにはオンデレイの影響が表われておらず、q軸電圧指
令V1q*は設定通り0である。
【0031】上記の関係から、ω1*が0、V1q*が0
のときには、交流電動機1の巻線に三相交流電流が流れ
ず、V相とW相の電流が同相の単相交流電流が流れるこ
とになる。このため、d軸に大きな測定信号を加えて
も、電動機1にトルクは発生せず、電動機1の回転が停
止された状態に維持されることとなる。
【0032】従って、交流電動機1を等価的にブロック
線図でモデル化すると図2に示されるようなモデルとな
るが、このモデルに上記測定条件を適用すると、電動機
速度ωreは0、滑り角周波数ωsが0となる。この条
件を図2のモデルに適用すると、ωreが0、ωsが0
の影響を受けるブロックが省略され、図2のモデルを図
3のモデルで表わすことができる。
【0033】ここで、(5)式について見ると、d軸に
はオンデレイの影響(オンデレイによるドロップ分
0)があり、d軸電圧指令の指令値として交流信号を
座標変換器3に入力したときには、図4(a)に示すよ
うに、電圧歪みが発生する測定結果が得られた。そこ
で、インバータ2の出力電流の極性が変換しないような
直流バイアスVsと交流信号の振幅Vdを選択し、この
条件に従った交流信号を座標変換器3に印加して測定を
行なったところ図4の(b)に示すような電圧波形が得
られた。
【0034】次に、前記測定条件に従って電動機定数、
すなわち一次と二次の合成抵抗(rσ=r1+r2′)、
一次と二次の合成漏れインダクタンス(Lσ=l1
2′)、一次抵抗(r1)、オンデレイドロップ分(V
0)、二次抵抗(r2′)、二次時定数T2)の測定方法
について説明する。
【0035】(rσ,Lσ,r1,V0の測定方法)ま
ず、測定信号としてV1d*=Vs+Vdsinωtを
座標変換器3に入力し、この測定信号に従った電圧を電
動機1に印加し、このとき交流電動機1に流れる電流を
各電流検出器4a,4bで検出し、この検出電流に従っ
てd軸電流成分I1dを生成する。そして、このd軸電
流成分I1dを前記交流信号Vdsinωtを基準とし
てフーリエ展開し、その直流分と基本波成分に着目して
示すと、次の(6)式となる。
【0036】
【数6】
【0037】ここで、周期Tは2π/ωである。なお、
一周期の積分のみでなく任意の周期でフーリエ級数を演
算することも可能である。
【0038】ところで、図3に示すブロック線図から理
解されるように、測定時の電動機モデルは線形であるた
め、重ね合わせの定理により、直流信号に対する出力の
応答と交流信号に対する出力の応答を別々に考えること
ができる。
【0039】そこで、まず交流信号に対する応答につい
て考察する。ここで、測定信号の角周波数ωが1/T2
に比べて充分高いときには、図3に示すブロック24の
出力φ2dは0とみなすことができ、V1d*からI1
までの伝達関数は次の(7)式で表わされる。
【0040】
【数7】
【0041】一次遅れ要素を含むブロック22に交流信
号Vdsinωtを加えた場合、ブロック22から出力
される電流I1dは次の(8)式で表わされる。
【0042】
【数8】
【0043】(6)式における基本波成分のうちcos
ωtの係数と(8)式のcosωtの係数が一致し、
(6)式のsinωtの係数と(8)式のsinωtの
係数が一致することから、この条件を基に方程式をたて
ると、rσ、Lσは次の(9),(10)式で表わされ
る。
【0044】
【数9】
【0045】
【数10】
【0046】(9),(10)式において、Vdは設定
値によって求めることができ、I1dは電流検出器4
a,4bの検出値に従って求めることができる。従って
電動機定数rσ,Lσは(9),(10)式に従って測
定することができる。
【0047】次に、直流信号に対する応答について考察
する。V1d*からI1dまでの伝達関数は次の(11)
式で表わされる。
【0048】
【数11】
【0049】(11)式で表わされる伝達関数に直流信
号Vs(実際に加わる電圧にはオンデレイドロップ分が
含まれている。)を加えた場合、座標変換器5で生成さ
れるd軸電流成分I1dは次の(12)式で表わされ
る。
【0050】
【数12】
【0051】(12)式で示される電流I1dは(6)
式の直流成分と一致することから、r1,V0に関する式
が次の(13)式で表わされる。
【0052】
【数13】
【0053】(13)式は未知変数が2つあるので、こ
のままではr1,V0を求めることができない。そこで、
Vsの値を変えて合計2回の測定を行なう。そして2回
目の直流信号をVs′、このとき得られる電流成分をI
1d′とすると、r1は次の(14)式で表わされる。
【0054】
【数14】
【0055】(14)式に従って得られたr1を用いて
0を表わすと、V0は次の(15)式となる。
【0056】
【数15】
【0057】(14),(15)式において、Vs,V
s′は設定値として求めることができ、I1d、I1d′
はそれぞれ測定によって求めることができ、電動機定数
1,V0を(14),(15)式に従って測定すること
ができる。
【0058】(r2′,T2の測定)次に、上述した方法
で測定されたrσ,Lσに従って電流制御器の制御定数
を設定し、この電流制御器に測定信号として、I1d*
=Is+Idsinωtを入力し、電流制御器によりI
1dがI1d*となるように制御する。この結果、電流制
御器の出力には電圧指令値V1d*が現れる。ここで、
測定信号の角周波数ωが1/T2に比べて小さい場合、
ブロック24の出力φ2dを0とみなすことはできず、
ブロック26の出力Vfが影響することになる。このた
めV1dからVfまでの伝達関数は次の(16)式とな
る。
【0059】
【数16】
【0060】但し、
【0061】
【数17】
【0062】電圧信号Vfは、(16),(17)式及
び測定信号から次の(18)式で表わされる。
【0063】
【数18】
【0064】(18)式で表わされる電圧信号Vfは、
電圧指令値V1d*、オンデレイドロップ分V0、電流検
出値I1d、先に測定されたrσ,Lσから求めること
ができる。
【0065】次に、電圧信号Vfを交流信号Vdsin
ωtを基準としてフーリエ展開し、その直流分と基本波
成分に着目して示すと、次の(19)式となる。
【0066】
【数19】
【0067】ここで、図3のブロック線図から明らかな
ように、測定時の電動機モデルは線形であるため、重ね
合わせの定理により、直流信号に対する出力の応答と交
流信号に対する出力の応答を別々に考えることができ
る。そこで、交流信号に対する応答について考察する
と、一次遅れ要素に交流信号Idsinωtを加えた場
合、ブロック26から出力される電圧信号Vfは次の
(20)式で表わされる。
【0068】
【数20】
【0069】(19),(20)式において、cosω
t,sinωtの係数は一致することから、各係数を比
較演算することにより、T2,r2′はそれぞれ次の(2
1),(22)式で表わされる。
【0070】
【数21】
【0071】
【数22】
【0072】(21),(22)式において、電流成分
1d、電圧信号Vfはそれぞれ測定によって求めるこ
とができ、電動機定数T2,r2′は(21),(22)
式に従って測定することができる。
【0073】このように、電動機定数を測定するに際し
て、オンデレイの影響は直流分にのみ含まれ、電動機定
数に関係の項には含まれないため、測定信号として交流
信号に直流バイアスが重畳された信号を用いると、オン
デレイの影響を受けることなく各種電動機定数を高精度
に測定することができる。
【0074】なお、前記実施例においては、d軸に測定
信号を与えるものについて述べたが、図3に示すよう
に、d軸とq軸はまったく同一モデルであるため、q軸
に測定信号を加えても各種電動機定数を測定することが
できる。この場合、一次角周波数指令ω1*とd軸電圧
指令V1q*の各指令値をそれぞれ0にすると共に、q
軸電圧指令の指令値として交流信号に直流バイアスが重
畳された信号を用いる。また、d軸とq軸に同位相の測
定信号を加えても、合成ベクトル方向を新たな軸とし、
例えばこの軸をd′軸とし、これに直交する軸をq′軸
とし、d′,q′軸においては前記実施例と同様な動作
が行なわれるため、等価的に扱うことができる。 また
前記実施例では、直流バイアスとして電流が常に正にな
る電圧を加えるものについて述べたが、電流が常に負に
なるような直流バイアスを加えても同様な構成が得られ
る。
【0075】また上述した測定方法によって得られた各
種電動機定数は、記憶要素に記憶され、図5に示すよう
なインバータ制御装置の制御演算定数の設定に使用され
る。
【0076】図5に示すベクトル制御装置においては、
図1に示すPWMインバータ2、座標変換器3,5、電
流検出器4a,4bの他に速度検出器10、速度指令器
11、速度制御器12、励磁電流指令器13、電流制御
器14,15、滑り角周波数制御器16、非干渉制御器
17などを備えて構成されている。速度制御器12は、
速度指令器11からの速度指令と速度検出器10からの
検出速度との差に応じたq軸電流指令V1q*を生成す
るようになっている。電流制御器15は速度制御器12
からのq軸電流指令値I1q*とq軸電流成分I1qとの
偏差に応じたq軸電圧指令V1q*を出力するようにな
っている。電流制御器14は、励磁電流指令器13から
の励磁電流指令I1d*とd軸電流成分I1dとの偏差に
応じたd軸電圧指令V1d*を生成するようになってい
る。滑り角周波数制御器16は速度制御器12からのq
軸電流指令I1q*を電流成分I1d*で割算して滑り角
周波数指令ωs*を生成するようになっている。そして
この滑り角周波数指令ωs*は、速度検出器10で検出
された回転速度ωmと加算され、一次角周波数指令ω1
*として出力されるようになっている。また非干渉制御
器17は、電流成分I1d*、I1q*、一次角周波数指
令ω1*を用いて干渉項分を補償するように構成されて
いる。
【0077】上記構成におけるベクトル制御装置におい
て、例えば滑り角周波数制御器16で滑り角周波数指令
ωs*を求めるに際しては次の(23)式が用いられ
る。
【0078】
【数23】
【0079】(23)式を用いるに際しては、前述した
方法で測定されたT2が用いられる。このような演算定
数の設定を行なうときは、前述した方法で測定された電
動機定数に基づいて制御定数演算器8で制御定数を演算
し、ベクトル制御器9の演算プログラムの定数設定を行
なうことにより可能である。また電流制御器14,1
5、非干渉制御器17においても同様に、測定された電
動機定数に基づいて演算定数を設定することができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
交流電動機に測定信号を印加するに際して、交流電動機
に単相交流電流が流れる測定信号を用いているため、電
動機の回転が停止された状態で電動機の定数を測定する
ことができ、電動機定数を高精度に測定することができ
る。また測定信号として交流信号に直流バイアスが重畳
された信号を用いているため、電力変換器のオンデレイ
による電圧歪みの影響を受けることなく電動機定数を高
精度に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電動機定数測定装置の
回路構成図である。
【図2】電動機のブロック線図モデルを示す図である。
【図3】測定時の電動機のブロック線図モデルを示す図
である。
【図4】測定時の電圧波形図である。
【図5】誘導電動機のベクトル制御装置の回路構成図で
ある。
【符号の説明】
1 交流電動機 2 PWMインバータ 3 座標変換器 4a,4b 電流検出器 5 座標変換器 7 電動機定数演算器 8 制御定数演算器 9 ベクトル制御器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 d軸電圧指令とq軸電圧指令及び一次角
    周波数指令に従って三相電圧指令信号を生成し、これに
    比例して電力変換器の出力電圧を制御して電動機に印加
    するとともに、インバータの出力電流を検出し、この検
    出電流と一次角周波数指令に従ってd軸電流成分とq軸
    電流成分を検出するに際して、 一次角周波数指令とq軸電圧指令の各指令値をそれぞれ
    零とする条件下で、d軸電圧指令の指令値として交流信
    号を与え、これに基づいて生成された三相電圧指令信号
    に従う変換器出力電圧を電動機に印加し、このとき電動
    機に流れるd軸電流成分を検出し、この検出値に基づい
    て電動機の定数を求めることを特徴とする電動機定数測
    定方法。
  2. 【請求項2】 d軸電圧指令とq軸電圧指令及び一次角
    周波数指令に従って三相電圧指令信号を生成し、これに
    比例して電力変換器の出力電圧を制御して電動機に印加
    するとともに、インバータの出力電流を検出し、この検
    出電流と一次角周波数指令に従ってd軸電流成分とq軸
    電流成分を検出するに際して、 一次角周波数指令とd軸電圧指令の各指令値をそれぞれ
    零とする条件下で、q軸電圧指令の指令値として交流信
    号を与え、これに基づいて生成された三相電圧指令信号
    に従う変換器出力電圧を電動機に印加し、このとき電動
    機に流れるq軸電流成分を検出し、この検出値に基づい
    て電動機の定数を求めることを特徴とする電動機定数測
    定方法。
  3. 【請求項3】 d軸電圧指令とq軸電圧指令及び一次角
    周波数指令に従って三相電圧指令信号を生成し、これに
    比例して電力変換器の出力電圧を制御して電動機に印加
    するとともに、インバータの出力電流を検出し、この検
    出電流と一次角周波数指令に従ってd軸電流成分とq軸
    電流成分を検出するに際して、 一次角周波数指令とq軸電圧指令の各指令値をそれぞれ
    零とする条件下で、d軸電圧指令の指令値として交流信
    号を与え、これに基づいて生成された三相電圧指令信号
    に従う変換器出力電圧を電動機に印加し、このとき電動
    機に流れるd軸電流成分を検出し、この検出値を前記交
    流信号を基準とする三角関数によるフーリエ展開に従っ
    て分析し、この基本波成分のフーリエ係数と前記交流信
    号値に基づいて電動機の定数を求めることを特徴とする
    電動機定数測定方法。
  4. 【請求項4】 d軸電圧指令とq軸電圧指令及び一次角
    周波数指令に従って三相電圧指令信号を生成し、これに
    比例して電力変換器の出力電圧を制御して電動機に印加
    するとともに、インバータの出力電流を検出し、この検
    出電流と一次角周波数指令に従ってd軸電流成分とq軸
    電流成分を検出するに際して、 一次角周波数指令とd軸電圧指令の各指令値をそれぞれ
    零とする条件下で、q軸電圧指令の指令値として交流信
    号を与え、これに基づいて生成された三相電圧指令信号
    に従う変換器出力電圧を電動機に印加し、このとき電動
    機に流れるq軸電流成分を検出し、この検出値を前記交
    流信号を基準とする三角関数によるフーリエ展開に従っ
    て分析し、この基本波成分のフーリエ係数と前記交流信
    号値に基づいて電動機の定数を求めることを特徴とする
    電動機定数測定方法。
  5. 【請求項5】 電圧指令の指令値として、交流信号に直
    流バアイスが重畳された信号を用いることを特徴とする
    請求項1、2、3または4記載の電動機定数測定方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかの測定
    方法により求められた電動機定数に基づいて、q軸電流
    指令と励磁電流指令とq軸電流成分及びd軸電流成分を
    基にd軸電圧指令とq軸電圧指令及び一次角周波数指令
    を生成するためのベクトル制御器の制御定数を設定する
    ことを特徴とするベクトル制御器の制御定数設定方法。
  7. 【請求項7】 d軸電圧指令とq軸電圧指令及び一次角
    周波数指令に従って三相電圧指令信号を生成する三相電
    圧指令信号生成手段と、前記三相電圧指令に比例した交
    流電圧を電動機に印加する電力変換器と、該電力変換器
    の出力電流を検出する出力電流検出手段と、出力電流検
    出手段の検出電流と一次角周波数指令に従ってd軸電流
    成分とq軸電流成分を生成する電流成分生成手段と、一
    次角周波数指令とq軸電圧指令の各指令値をそれぞれ零
    に設定するとともにd軸電圧指令の指令値として交流信
    号を与える測定信号発生手段と、前記交流信号に従って
    変化する三相交流電圧が電動機に印加された結果とし
    て、電流成分生成手段で検出されたd軸電流成分に基づ
    いて電動機の定数を算出する電動機定数算出手段とを備
    えている電動機定数測定装置。
  8. 【請求項8】 d軸電圧指令とq軸電圧指令及び一次角
    周波数指令に従って三相電圧指令信号を生成する三相電
    圧指令信号生成手段と、前記三相電圧指令に比例した交
    流電圧を電動機に印加する電力変換器と、該電力変換器
    の出力電流を検出する出力電流検出手段と、出力電流検
    出手段の検出電流と一次角周波数指令に従ってd軸電流
    成分とq軸電流成分を生成する電流成分生成手段と、一
    次角周波数指令とd軸電圧指令の各指令値をそれぞれ零
    に設定するとともにq軸電圧指令の指令値として交流信
    号を与える測定信号発生手段と、前記交流信号に従って
    変化する三相交流電圧が電動機に印加された結果とし
    て、電流成分生成手段で検出されたq軸電流成分に基づ
    いて電動機の定数を算出する電動機定数算出手段とを備
    えている電動機定数測定装置。
  9. 【請求項9】 測定信号発生手段は、電圧指令の指令値
    として、交流信号に直流バイアスが重畳された信号を発
    生してなる請求項7または8記載の電動機定数測定装
    置。
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