JPH062691U - リードフレームクランプ機構 - Google Patents

リードフレームクランプ機構

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JPH062691U
JPH062691U JP4632792U JP4632792U JPH062691U JP H062691 U JPH062691 U JP H062691U JP 4632792 U JP4632792 U JP 4632792U JP 4632792 U JP4632792 U JP 4632792U JP H062691 U JPH062691 U JP H062691U
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JP
Japan
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clamper
lead frame
plate
heat block
support shaft
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十三男 小林
弥作 中野
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Shinkawa Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ヒートブロックとクランパとの平行度を高精度
に出さなくても、リードフレームの各リードを均等にク
ランプすることができる。 【構成】クランパ3には、両側にクランパ支軸部3bが
設けられ、クランパ支軸部3bは、上下駆動されるクラ
ンパプレート2に設けられたクランパ支持部2b上に支
持され、クランパ支軸部3b上には、クランパプレート
2と共に上下動可能に設けられた押さえアーム4に設け
られた押さえ部4aが配設され、押さえアーム4は、押
さえ部4aがクランパ支持部2bに圧接するようにバネ
手段で付勢されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はリードフレームに半導体ペレット又はワイヤをボンデイングするボン デイング装置におけるリードフレームクランプ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
ボンデイング装置においては、一般にリードフレームは両側部がガイドレール にガイドされて送られ、ボンデイング装置のボンデイング部には、ガイドレール 間の下方にヒートブロックが配設され、ガイドレール間の上方にクランパが配設 されている。これらヒートブロック及びクランパは、それぞれ別個の上下駆動手 段に取付けられ、ヒートブロック及びクランパの相互の上下動によりリードフレ ームのクランプを行なっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ボンデイング時においては、リードフレームのリードをヒートブロックとクラ ンパにより均等に適当な力でクランプすることが重要である。しかるに、クラン パは剛性があるため、ヒートブロックのクランプ面とクランパのクランプ面との 平行度を高精度に調整する必要があった。しかし、ヒートブロックとクランパの 平行度を高精度に出すことは、熟練及び多大の時間を要して非常に困難であり、 各リードのクランプ力が不均等になるという問題があった。またクランプ力を調 整することは困難であり、リード数に応じてクランプ力を調整することができな かった。
【0004】 本考案の目的は、ヒートブロックとクランパとの平行度を高精度に出さなくて も、リードフレームの各リードを均等にクランプすることができるリードフレー ムクランプ機構を提供することにある。
【0005】 本考案の他の目的は、クランプ力の調整が可能なリードフレームクランプ機構 を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の構成は、クランパには、両側にクランパ支 軸部が設けられ、このクランパ支軸部は、上下駆動されるクランパプレートに設 けられたクランパ支持部上に支持され、クランパ支軸部上には、クランパプレー トと共に上下動可能に設けられた押さえアームに設けられた押さえ部が配設され 、押さえアームは、押さえ部がクランパ支持部に圧接するようにバネ手段で付勢 されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】
リードフレームのクランプ時には、まずヒートブロックが所定の位置まで上昇 する。続いてクランパプレートが下降させられる。ヒートブロックのクランプ面 とクランパのクランプ面とは、一般に調整誤差等のために僅かの傾きが存在する 。このため、クランパプレートが下降し、クランパのクランプ面がリードフレー ムに接触する場合、まずクランパのクランプ面の不特定の一点がリードフレーム に接触する。更にクランパプレートが下降すると、クランパは、リードフレーム から受ける反力と押さえアームから受けるバネ手段によるバネ力により、クラン パのクランプ面はリードフレームに全面密着するように傾き、クランパによるク ランプ力は徐々に増大し、クランパプレートが下方限界で停止してクランプ動作 が完了する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図4により説明する。ヒートブロック1の 上方には、クランパプレート2が配設されており、ヒートブロック1及びクラン パプレート2は、それぞれ別個の並設された図示しない上下駆動手段で上下動さ せられるようになっている。クランパプレート2には、クランパ3が挿入される クランパ挿入用穴2aが設けられ、またクランパ挿入用穴2a側の左右の上面に クランパ支持部2bが設けられ、更にクランパ支持部2bの外側部分には押さえ アーム4が挿入される押さえアーム挿入用穴2cが設けられている。クランパ挿 入用穴2aにはボンデイング窓3aが形成されたクランパ3が挿入され、クラン パ3の左右に設けたクランパ支軸部3bがクランパ支持部2bに載置され、クラ ンパ3はクランパプレート2に支持されている。また押さえアーム挿入用穴2c には押さえアーム4が挿入され、クランパ3のクランパ支軸部3b上には押さえ アーム4の押さえ部4aが当接している。クランパプレート2には捩じりバネ棒 5が回転自在に挿入されており、捩じりバネ棒5の一端側は押さえアーム4に挿 入され、押さえアーム4はねじ6によって捩じりバネ棒5に固定されている。ま た捩じりバネ棒5の他端側には上方に折り曲げられた折り曲げ部5aが形成され 、折り曲げ部5aはバネ受け7に形成された長穴7aに挿入されている。バネ受 け7は、クランパプレート2にねじ8で固定され、またバネ受け7の左右には先 端が長穴7aに臨むように調整ねじ9が螺合されている。なお、クランパ支軸3 bは、四角状で図示したが、円又は楕円形状が好ましい。
【0009】 次に作用について説明する。調整ねじ9は捩じりバネ棒5の折り曲げ部5aを 押圧するようにねじ込まれており、捩じりバネ棒5には、押さえアーム4の押さ え部4aがクランパ3のクランパ支軸部3bを押圧するように捩じりトルクTが 掛けられている。またリードフレーム10の送りは、ヒートブロック1が図示し ない上下駆動手段で下降、クランパプレート2が図示しない上下駆動手段で上昇 させられた状態で行なわれる。リードフレーム10が図示しないガイドレールに ガイドされ、図示しない送り手段で間欠的に送られ、リードフレーム10のボン デイング部がボンデイング窓3aに位置すると、リードフレーム10は次の動作 によってクランプされる。
【0010】 まず、ヒートブロック1が所定の位置まで上昇し、リードフレーム10を該リ ードフレーム10をガイドするガイドレールの下面より僅かに持ち上げる。次に クランパプレート2が下降させられる。ところで、ヒートブロック1のクランプ 面とクランパ3のクランプ面とは、一般に調整誤差等のために僅かの傾きが存在 する。このため、クランパプレート2が下降し、クランパ3のクランプ面がリー ドフレーム10に接触する場合、まずクランパ3のクランプ面の不特定の一点が リードフレーム10に接触する。更にクランパプレート2が下降すると、クラン パ3は、リードフレーム10から受ける反力と押さえアーム4から受ける捩じり バネ棒5による捩じりトルクTにより、クランパ3のクランプ面はリードフレー ム10に全面密着するように傾き、クランパ3によるクランプ力は徐々に増大し 、クランパプレート2が下方限界で停止してクランプ動作が完了する。
【0011】 このように、クランパ3には、両側にクランパ支軸部3bが設けられ、このク ランパ支軸部3bは、上下駆動されるクランパプレート2に設けられたクランパ 支持部2b上に支持され、クランパ支軸部3b上には、クランパプレート2と共 に上下動可能に設けられた押さえアーム4に設けられた押さえ部4aが配設され 、押さえアーム4は、押さえ部4aがクランパ支持部2bに圧接するように捩じ りバネ棒5で付勢されているので、ヒートブロック1とクランパ3との平行度を 高精度に出さなくても、クランパ3はヒートブロック1の面に倣うように傾き、 リードフレーム10の各リードを均等にクランプすることができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案によれば、クランパには、両側にクランパ支軸部が設けられ、このクラ ンパ支軸部は、上下駆動されるクランパプレートに設けられたクランパ支持部上 に支持され、クランパ支軸部上には、クランパプレートと共に上下動可能に設け られた押さえアームに設けられた押さえ部が配設され、押さえアームは、押さえ 部がクランパ支持部に圧接するようにバネ手段で付勢されているので、ヒートブ ロックとクランパとの平行度を高精度に出さなくても、クランパはヒートブロッ クの面に倣うように傾き、リードフレームの各リードを均等にクランプすること ができる。またバネ手段のバネ力が調整可能な構成とすることにより、クランプ 力の調整が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に成るリードフレームクランプ機構の一
実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のクランパプレート及びバネ受けを除いた
説明のための斜視図である。
【図3】図1のAーA線断面図である。
【図4】図3のB部の拡大分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ヒートブロック 2 クランパプレート 2b クランパ支持部 3 クランパ 3b クランパ支軸部 4 押さえアーム 4a 押さえ部 5 捩じりバネ棒 7 バネ受け 9 調整ねじ 10 リードフレーム

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒートブロックと該ヒートブロックの上
    方に配設されたクランパとでリードフレームをクランプ
    するリードフレームクランプ機構において、前記クラン
    パには、両側にクランパ支軸部が設けられ、このクラン
    パ支軸部は、上下駆動されるクランパプレートに設けら
    れたクランパ支持部上に支持され、クランパ支軸部上に
    は、クランパプレートと共に上下動可能に設けられた押
    さえアームに設けられた押さえ部が配設され、押さえア
    ームは、押さえ部がクランパ支持部に圧接するようにバ
    ネ手段で付勢されていることを特徴とするリードフレー
    ムクランプ機構。
  2. 【請求項2】 請求項1において、バネ手段は、そのバ
    ネ力が調整可能な構成より成ることを特徴とするリード
    フレームクランプ機構。
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JPH062691U true JPH062691U (ja) 1994-01-14
JP2550168Y2 JP2550168Y2 (ja) 1997-10-08

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