JPH0623827Y2 - 管継手 - Google Patents
管継手Info
- Publication number
- JPH0623827Y2 JPH0623827Y2 JP64990U JP64990U JPH0623827Y2 JP H0623827 Y2 JPH0623827 Y2 JP H0623827Y2 JP 64990 U JP64990 U JP 64990U JP 64990 U JP64990 U JP 64990U JP H0623827 Y2 JPH0623827 Y2 JP H0623827Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- driving half
- legs
- locking
- press
- joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Joints With Sleeves (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、流体圧利用の機器に使用する管継手に関する
ものである。
ものである。
［従来の技術］ 従来公知の管継手は、第５図に示すように、流路2及び
該流路2に連通するチューブ接続口3,・・を有する合成
樹脂製の継手本体1と、該継手本体1の流路の一端に圧入
させた金属製の打込ハーフ5とを備え、打込ハーフ外周
面の環状係止部6を継手本体1の周壁内面に食い込ませる
ことにより、両者を一体に結合している。
該流路2に連通するチューブ接続口3,・・を有する合成
樹脂製の継手本体1と、該継手本体1の流路の一端に圧入
させた金属製の打込ハーフ5とを備え、打込ハーフ外周
面の環状係止部6を継手本体1の周壁内面に食い込ませる
ことにより、両者を一体に結合している。
しかしながら、上記環状係止部6は、回転防止機能を有
しないために継手本体1と打込ハーフ5が相対回動し、し
かも打込ハーフ5の外周面を僅かに突出させることによ
り形成した上記環状係止部6に回転防止機能を持たせる
ことは、著しく困難である。
しないために継手本体1と打込ハーフ5が相対回動し、し
かも打込ハーフ5の外周面を僅かに突出させることによ
り形成した上記環状係止部6に回転防止機能を持たせる
ことは、著しく困難である。
［考案が解決しようとする課題］ 本考案が解決しようとする課題は、継手本体と打込ハー
フの相対回動を確実に防止した管継手を提供することに
ある。
フの相対回動を確実に防止した管継手を提供することに
ある。
［課題を解決するための手段］ 上記課題を解決するため、本考案は、流路を有する合成
樹脂製の継手本体と、該継手本体の流路の一端に取付け
た金属製の打込ハーフとを備えた管継手において、上記
継手本体が、打込ハーフの取付側に、先端外面に係止鍔
部を有し外周面が全体として多角形を構成する複数の脚
を備え、上記打込ハーフが、上記複数の脚で構成する多
角形と略同形の多角部と、その先端の上記係止鍔部が係
止する係止段部とを備え、上記継手本体と打込ハーフ
が、上記複数の脚内に圧入させた圧入リングによって結
合されていることを特徴としている。
樹脂製の継手本体と、該継手本体の流路の一端に取付け
た金属製の打込ハーフとを備えた管継手において、上記
継手本体が、打込ハーフの取付側に、先端外面に係止鍔
部を有し外周面が全体として多角形を構成する複数の脚
を備え、上記打込ハーフが、上記複数の脚で構成する多
角形と略同形の多角部と、その先端の上記係止鍔部が係
止する係止段部とを備え、上記継手本体と打込ハーフ
が、上記複数の脚内に圧入させた圧入リングによって結
合されていることを特徴としている。
［作用］ 打込ハーフが、複数の脚で構成する多角形と略同形の多
角部を有することにより、両多角形の各辺が対向するの
で、継手本体と打込ハーフの相対回動を確実に防止する
ことができる。
角部を有することにより、両多角形の各辺が対向するの
で、継手本体と打込ハーフの相対回動を確実に防止する
ことができる。
また、係止鍔部と係止段部との係止により、打込ハーフ
が継手本体から抜け出すことを防止でき、圧入リングに
よって脚が補強される。
が継手本体から抜け出すことを防止でき、圧入リングに
よって脚が補強される。
［実施例］ 第１図ないし第４図は本考案の実施例を示し、この管継
手は、合成樹脂製の継手本体11と、金属製の打込ハーフ
12及び圧入リング13とを備えている。
手は、合成樹脂製の継手本体11と、金属製の打込ハーフ
12及び圧入リング13とを備えている。
上記継手本体11は、打込ハーフ12の取付側が開口する軸
線方向の流路15と、流路15に連通する複数のチューブ接
続口16,・・とを備え、打込ハーフ12に挿入される先端
部分に、軸線方向の溝によって複数の脚17,・・が形成
され、これらの脚17,・・は、その外周面が全体として
多角形（図示の例は正六角形）をなし、各脚17の先端外
周に係止鍔部18が形設されている。
線方向の流路15と、流路15に連通する複数のチューブ接
続口16,・・とを備え、打込ハーフ12に挿入される先端
部分に、軸線方向の溝によって複数の脚17,・・が形成
され、これらの脚17,・・は、その外周面が全体として
多角形（図示の例は正六角形）をなし、各脚17の先端外
周に係止鍔部18が形設されている。
上記打込ハーフ12は、外周面に流体機器（図示省略）に
螺着するための取付部21と、スパナ等の回転工具をかけ
るための工具かけ部22とが形設され、内周面に、複数の
脚17,・・で構成する多角形と略同形の多角部23と該多
角部23先端の係止段部24とが形設されている。また、圧
入リング13は、上記脚17,・・の内周面で構成する円よ
りも若干大径の外径を有し、外周面に環状の係止爪部26
が一体に形成されている。
螺着するための取付部21と、スパナ等の回転工具をかけ
るための工具かけ部22とが形設され、内周面に、複数の
脚17,・・で構成する多角形と略同形の多角部23と該多
角部23先端の係止段部24とが形設されている。また、圧
入リング13は、上記脚17,・・の内周面で構成する円よ
りも若干大径の外径を有し、外周面に環状の係止爪部26
が一体に形成されている。
上記チューブ接続口16には、スリーブ32を有するユニオ
ンナット31が螺着されており、ユニオンナット31の締付
けにより、スリーブ32がチューブ33をチューブ取付部16
aに押圧してチューブ33を取付けることができ、ユニオ
ンナット31を緩めてスリーブ32によるチューブ33の押圧
を解除すると、チューブ33をチューブ取付部16aから引
抜くことができる。
ンナット31が螺着されており、ユニオンナット31の締付
けにより、スリーブ32がチューブ33をチューブ取付部16
aに押圧してチューブ33を取付けることができ、ユニオ
ンナット31を緩めてスリーブ32によるチューブ33の押圧
を解除すると、チューブ33をチューブ取付部16aから引
抜くことができる。
しかしながら、チューブ接続口は上記構成に限定される
ものではない。
ものではない。
第１図中の符号26は、継手本体11と打込ハーフ12の間を
シールするシールリングである。
シールするシールリングである。
上記実施例は、脚17,・・を打込ハーフ12の多角部23に
合致させて打込ハーフ12に押入すると、脚17,・・の係
止鍔部18,・・が係止段部24に係止し、次いで脚17,・・
内に圧入リング13を圧入することによって、継手本体11
と打込ハーフ12が強固に結合される。
合致させて打込ハーフ12に押入すると、脚17,・・の係
止鍔部18,・・が係止段部24に係止し、次いで脚17,・・
内に圧入リング13を圧入することによって、継手本体11
と打込ハーフ12が強固に結合される。
上記管継手は、打込ハーフ12の多角部23と脚17,・・で
構成する多角形の各辺が相互に対向することにより、こ
れらの相対回動が防止できるとともに、係止鍔部18,・
・と係止段部24との係止によって、軸線方向の抜け止め
が防止される。また、脚17,・・は圧入リング13によっ
て補強されるので、脚17,・・の損傷を防止することが
できる。
構成する多角形の各辺が相互に対向することにより、こ
れらの相対回動が防止できるとともに、係止鍔部18,・
・と係止段部24との係止によって、軸線方向の抜け止め
が防止される。また、脚17,・・は圧入リング13によっ
て補強されるので、脚17,・・の損傷を防止することが
できる。
この場合、圧入リング13が脚17,・・に対して回動して
も、継手本体11と打込ハーフ12の結合とは関係がない。
も、継手本体11と打込ハーフ12の結合とは関係がない。
［考案の効果］ 本考案の管継手は、継手本体の複数の脚の外周を全体と
して多角形にするとともに、打込ハーフに上記多角形と
略同形の多角部を形設し、これらの多角形を対向させた
ことにより、継手本体と打込ハーフの相対回動を確実に
防止することができ、また係止鍔部と係止段部との係止
によって打込ハーフの抜け出しを防止したので、継手本
体と打込ハーフを強固に結合することができる。
して多角形にするとともに、打込ハーフに上記多角形と
略同形の多角部を形設し、これらの多角形を対向させた
ことにより、継手本体と打込ハーフの相対回動を確実に
防止することができ、また係止鍔部と係止段部との係止
によって打込ハーフの抜け出しを防止したので、継手本
体と打込ハーフを強固に結合することができる。
また、複数の脚内に圧入させた圧入リングによって脚の
縮径を防止するとともに、その補強をすることができ
る。
縮径を防止するとともに、その補強をすることができ
る。
第１図ないし第４図は本考案の実施例を示し、第１図は
第２図のＡ−Ａ断面図、第２図は拡大裏面図、第３図は
要部の一部縦断面図、第４図は第３図のＢ−Ｂ断面図、
第５図の公知の管継手の要部を示す縦断面図である。 11……継手本体、12……打込ハーフ、 13……圧入リング、15……流体流路、 17……脚、18……係止鍔部、 23……多角部、24……係止段部。
第２図のＡ−Ａ断面図、第２図は拡大裏面図、第３図は
要部の一部縦断面図、第４図は第３図のＢ−Ｂ断面図、
第５図の公知の管継手の要部を示す縦断面図である。 11……継手本体、12……打込ハーフ、 13……圧入リング、15……流体流路、 17……脚、18……係止鍔部、 23……多角部、24……係止段部。
Claims (1)
- 【請求項１】流路を有する合成樹脂製の継手本体と、該
継手本体の流路の一端に取付けた金属製の打込ハーフと
を備えた管継手において、 上記継手本体が、打込ハーフの取付側に、先端外面に係
止鍔部を有し外周面が全体として多角形を構成する複数
の脚を備え、 上記打込ハーフが、上記複数の脚で構成する多角形と略
同形の多角部と、その先端の上記係止鍔部が係止する係
止段部とを備え、 上記継手本体と打込ハーフが、複数の脚内に圧入させた
圧入リングによって結合されている、 ことを特徴とする管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP64990U JPH0623827Y2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP64990U JPH0623827Y2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | 管継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0393688U JPH0393688U (ja) | 1991-09-25 |
| JPH0623827Y2 true JPH0623827Y2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=31504590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP64990U Expired - Lifetime JPH0623827Y2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | 管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0623827Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4524153B2 (ja) * | 2004-08-10 | 2010-08-11 | 道昭 坂本 | 台紙並びに書籍の表紙 |
-
1990
- 1990-01-09 JP JP64990U patent/JPH0623827Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0393688U (ja) | 1991-09-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |