JPH06229459A - 作業車の無段変速装置 - Google Patents

作業車の無段変速装置

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Publication number
JPH06229459A
JPH06229459A JP1316993A JP1316993A JPH06229459A JP H06229459 A JPH06229459 A JP H06229459A JP 1316993 A JP1316993 A JP 1316993A JP 1316993 A JP1316993 A JP 1316993A JP H06229459 A JPH06229459 A JP H06229459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
continuously variable
variable transmission
case
type continuously
belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1316993A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Hiraoka
実 平岡
Tsuginobu Ujita
次延 氏田
Saikiyou Tei
再亨 鄭
Mineyoshi Motomura
峰義 本村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH06229459A publication Critical patent/JPH06229459A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/0434Features relating to lubrication or cooling or heating relating to lubrication supply, e.g. pumps ; Pressure control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベルト式無段変速機構における放熱性能を高
いものにできる作業車の無段変速装置を提供する。 【構成】 走行変速用のベルト式無段変速機構3を内装
したケース7に、吸気口16と排気口17とを設けると
ともに、吸気口6から外気を取り入れ排気口17から排
気するようにケース7内を強制的に換気する換気装置2
1を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコンバイン等に
おいて用いられるベルト式無段変速機構を備えた作業車
の無段変速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の作業車の無段変速装置にあって
は、従来、例えば実開平4−108430号公報に開示
されているように、ベルト式無段変速機構がその保護用
のケースに密閉された状態で収納される構造となってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにベルト式無段変速機構がケースに密閉されている
ために、ベルト式無段変速機構で発生した熱が逃げにく
いものとなっており、ベルト温度が高いものとなること
でベルトの強度を低下させる等耐久性の低いものとなる
という不具合があった。本発明は、上記実情に鑑みてな
されたものであって、ベルト式無段変速機構における放
熱性能を高いものにできる作業車の無段変速装置の提供
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる作業車の
無段変速装置は、上記目的を達成するために、走行変速
用のベルト式無段変速機構を内装したケースに、吸気口
と排気口とを設けるとともに、前記吸気口から外気を取
り入れ前記排気口から排気するように前記ケース内を強
制的に換気する換気装置を設けてあることを特徴構成と
する。かかる特徴構成による作用・効果は次の通りであ
る。
【0005】
【作用】即ち、ベルト式無段変速機構を内装したケース
の吸気口から外気がケース内に取り入れられ、ケース内
の空気は排気口から排出されるように換気装置で換気さ
れるので、ベルト式無段変速機構で発生した熱がその換
気に伴う空気の流動によって逃がされることになり、ケ
ース内の温度を低く維持できる。
【0006】
【発明の効果】従って、本発明によれば、ベルト無段変
速機構の駆動に伴い熱が発生しても、ケース内の温度が
換気によって低く維持されることで、ベルトの耐久性を
低くするような高温状態となることもなくなって、ベル
ト無段変速機構の耐久性が高められるに至った。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を作業車の一例として
のコンバインに用いられた無段変速装置について説明す
る。図1に、コンバインの伝動系を示しており、エンジ
ン1の出力が伝動ベルト2を介してベルト式無段変速機
構3に伝達され、そのベルト式無段変速機構3の変速出
力がミッションケース4内のギア伝動装置を介して刈取
部5及び走行装置6に伝達されるように構成している。
【0008】図2に示すように、前記ベルト式無段変速
機構3は、ケース7に内装されているとともに、入力軸
8に外嵌された駆動側割りプーリ9と、出力軸10に外
嵌された従動側割りプーリ11とにわたって伝動ベルト
12を巻回して構成されており、ケース7から突出する
入力軸8部分に装着された入力プーリ13からの回転力
は、入力軸8、駆動側割りプーリ9、伝動ベルト12、
従動側割りプーリ11、出力軸10、及びギア伝動装置
の入力ギア14のボス部15に伝達されるようにしてい
る。
【0009】そして、図2に示すように、ケース7にお
ける前記入力プーリ13が設けられたがわの反対がわに
位置する箇所には、ラビリンスを成して塵埃の入り込み
を抑制した形状の吸気口16を形成してある。また、ケ
ース7における出力軸10を支持するよう膨出形成され
た部分には、排気口17が形成され、その排気口17に
は、エアクリーナ18への空気導入路を成すパイプ19
が接続されている。エアクリーナ18で清浄となった空
気は前記エンジン1にパイプ20を介して供給されるよ
うにしている。ここで、エアクリーナ18、パイプ1
9,20及びエンジン1は換気装置21を構成するもの
である。
【0010】従って、上記構成によれば、エンジン1の
吸気に伴ってエアクリーナ18が負圧となることで排気
口17を通してケース7内の空気が排出され、それによ
り、吸気口16より外気がケース7内に導入され、ケー
ス7内の空気の換気がなされるとともに、ケース7内の
冷却もなされることになる。
【0011】次に、第2実施例について説明する。尚、
上述の第1実施例と同様の構造については説明を省略す
る。図3に示すように、ベルト式無段変速機構3を内装
したケース7に駆動側割りプーリ9を摺動操作するカム
機構22を内装配置し、かつベルト式無段変速機構3の
入力軸8を支持するために膨出形成した膨出部7Aに、
ケース内外に連通する吸気孔としての連通孔23を形成
してあるとともに、この連通孔23から塵埃等がケース
7内に入りにくくするため、ラビリンス状に空気導入路
を形成するようカバー24をケース7に取りつけてい
る。また、ケース7における出力軸10を支持するため
に膨出形成した膨出部7Bには、内外に連通する排気口
としての連通孔25を形成してあり、この連通孔25の
外方箇所にも前記連通孔23と同様にカバー26を配設
している。そして、従動側割りプーリ11の可動半割り
プーリ11aを出力軸10の軸芯方向に沿って固定半割
りプーリ11bに向けて弾性付勢するためのスプリング
27を設置するストッパ円板28の外周部に起風用のフ
ィン29を複数並設している。出力軸10と一体回転す
るストッパ円板28の回転に伴いフィン29で起風され
た風は、前記連通孔25を通して外方へ排気される。
尚、上記連通孔23,25は、それぞれ、前記ボス状部
分7A、膨出部7Bに対して、入力軸8、出力軸10の
軸芯に対して周方向に長い長孔状に形成されているもの
である。ここで、フィン29、ストッパ円板28及び出
力軸10は換気装置を構成している。上記第2実施例の
構成によっても、ベルト式無段変速機構3が伝動のため
に駆動されて出力軸10が回転すると、フィン29で遠
心方向に起風されてケース7からの排風が連通孔25を
通して成されることになり、それによって、連通孔23
を通して外気がケース7内に吸気されてケース7内の換
気が成される。
【0012】次に、第3実施例について説明する。尚、
上述の第1実施例と同様の構造については説明を省略す
る。図4及び図5に示すように、ベルト式無段変速機構
3を内装したケース7の出力軸10を支持するために膨
出形成した膨出部7Bの横側面部には、側面視で出力軸
10を中心とする周方向に、径方向に長くかつ内外に連
通する排気口としてのスリット長孔30‥を複数個並設
している。そして、ベアリング31で支持された出力軸
10の外方に延出された端部には、起風用円板32を一
体回転するように連結している。この起風用円板32に
は、打ち出し加工したフィン33‥を前記出力軸10を
中心とする周方向に複数個並設しているとともに、起風
用円板32の周縁部はケース7に近接するように屈折形
成している。また、ケース7の入力軸8を支持するため
の膨出部7Aには内外に連通する吸気口としての連通孔
34を形成している。ここで、出力軸10及び起風用円
板32は換気装置を構成している。上記第3実施例の構
成によっても、ベルト式無段変速機構3が伝動のために
駆動されて出力軸10が回転すると、起風用円板32も
回転し、それに伴って、フィン33がスリット長孔30
‥及びフィン孔35‥を通してケース7内の空気を外方
へ吸い出すことになり、これによって、ケース7内の換
気がなされることになる。
【0013】本発明は次のように実施しても良い。 (イ)コンバインとは別の作業車に適用すること。 (ロ)換気装置として起風するファン構造を用いた場合
に、そのファン構造の駆動を電動モータ等のアクチュエ
ータを用いること。
【0014】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインにおける伝動系、及び第1実施例の
ベルト式無段変速機構を示す概略説明図
【図2】第1実施例のベルト式無段変速機構を示す縦断
正面図
【図3】第2実施例のベルト式無段変速機構を示す縦断
正面図
【図4】第3実施例のベルト式無段変速機構を示す縦断
正面図
【図5】第3実施例における換気装置を示す一部破断斜
視図
【符号の説明】
3 ベルト式無段変速機構 7 ケース 16 吸気口 17 排気口 21 換気装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本村 峰義 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行変速用のベルト式無段変速機構
    (3)を内装したケース(7)に、吸気口(16)と排
    気口(17)とを設けるとともに、前記吸気口(16)
    から外気を取り入れ前記排気口(17)から排気するよ
    うに前記ケース(7)内を強制的に換気する換気装置
    (21)を設けてある作業車の無段変速装置。
JP1316993A 1993-01-29 1993-01-29 作業車の無段変速装置 Pending JPH06229459A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1316993A JPH06229459A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 作業車の無段変速装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1316993A JPH06229459A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 作業車の無段変速装置

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JPH06229459A true JPH06229459A (ja) 1994-08-16

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ID=11825679

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JP1316993A Pending JPH06229459A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 作業車の無段変速装置

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JP (1) JPH06229459A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7363999B2 (en) 2004-02-10 2008-04-29 Bush Hog, Llc Positive air flow drive train unit for utility vehicle

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7363999B2 (en) 2004-02-10 2008-04-29 Bush Hog, Llc Positive air flow drive train unit for utility vehicle

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