JPH06225537A - 静止型電源装置の制御回路 - Google Patents

静止型電源装置の制御回路

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JPH06225537A
JPH06225537A JP50A JP1031593A JPH06225537A JP H06225537 A JPH06225537 A JP H06225537A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 1031593 A JP1031593 A JP 1031593A JP H06225537 A JPH06225537 A JP H06225537A
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JP50A
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Tetsuo Yasuda
哲夫 安田
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】単相インバータを3組用いて3相交流を発生さ
せる際に、各相の出力電圧に差を生じさせない静止型電
源装置の制御回路の提供。 【構成】3相交流を出力する静止型電源装置に、出力電
圧を制御する電圧制御回路を3組と、前記静止型電源装
置より出力される3相出力電流を制御する電流制御回路
1組設け、この1組の電流制御回路を用いて各相の出力
電流を一括して制御することにより、各相の電圧の差を
最小に抑えることができ、負荷機器への障害を少なくす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば無停電電源装
置等に用いる静止型電源装置の制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、単相のインバータを3組用いて
3相交流を発生する静止型電源装置の制御を行うため、
前記単相インバータそれぞれに電圧制御回路および電流
制御回路が設けられていた。通常は、前記単相インバー
タが実際に出力する電圧と、あらかじめ設定した値との
偏差を零にすべく、電圧制御回路により出力電圧の制御
が行われ、何らかの要因により前記単相インバータの出
力電流が増加すると、これを抑制するため、電流制御回
路により出力電圧を下げる制御が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】単相インバータにそれ
ぞれに電圧制御回路および電流制御回路を設けて上記の
如く制御を行うと、次のような問題が生じる。何らかの
要因によりある相の単相インバータの出力電流が増加
し、各相の出力電流に差が生じると、電圧制御回路によ
る制御から電流制御回路による制御に切り換わる。すな
わち、増加した電流を抑制するために電流制御回路によ
り出力電圧を下げる制御が行われる。しかし、この制御
が各相毎個別に行われるため、各単相インバータの出力
電圧にも差が生じてしまい、負荷に障害を与えてしま
う。
【0004】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであり、単相インバータを3組用いて3相
交流を発生させる際に、各相の出力電圧に差を生じさせ
ない静止型電源装置の制御回路の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、前記単相インバータの出力電圧を検出する電圧検出
器と、該電圧検出器の検出値とあらかじめ定めた電圧設
定値との偏差を零にすべく前記単相インバータの出力電
圧を制御するための制御量を演算して出力する電圧制御
回路とを、3組の単相インバータそれぞれについて設け
る。
【0006】さらに、前記単相インバータの出力側に電
流検出器を設けて3組の単相インバータそれぞれの出力
電流を検出し、各検出値を3相電流検出値演算回路に導
いて3相電流検出値を演算し、該3相電流検出値があら
かじめ定めた電流設定値を越えた場合、前記単相インバ
ータそれぞれの出力電圧を制御するための各制御量から
前記3相電流検出値に基づいた値を差し引く前電圧垂下
回路を設ける。
【0007】
【作用】静止型電源装置の出力電流を、各相の出力電流
検出値に基づいて演算した3相電流検出値を用いて1つ
の電流制御回路によって制御を行うことにより、各相の
出力電流が一括して制御される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を説明する。図
1は、単相インバータを3組用いて構成した静止型電源
装置と、該静止型電源装置の出力電流および出力電圧の
制御を行う制御回路の接続構成図である。図1におい
て、1は単相インバータ、2は電圧検出器、3は電流検
出器、4はトランス、5は3相電流検出値演算回路、6
は電圧設定器、7は電流設定器、8は電圧制御回路、9
は電圧垂下回路である。
【0009】前記静止型電源装置は単相インバータ1を
3組用い、トランス4を介してA相,B相,C相の3相
交流電力を発生している。単相インバータ1の出力側に
は電圧検出器2および電流検出器3が接続され、A相,
B相,C相の電圧検出値VA,VB ,VC および、電流
検出値VIA,VIB,VICをそれぞれ検出している。電圧
検出値VA ,VB ,VC はそれぞれ電圧制御回路8に導
かれ、電圧設定器6によって定められた設定値V0 との
偏差を零にすべく制御量A,B,Cが演算される。同時
に、電流検出値VIA,VIB,VICは3相電流検出値演算
回路5に導かれて3相電流検出値VI が演算され、該3
相電流検出値VI が電流設定器7にあらかじめ設定した
設定値VI0より小さい場合、A相,B相,C相の各単相
インバータは前記制御量A,B,Cに基づいて制御され
る。
【0010】しかしながら、負荷の変動や外乱等の影響
で各相の出力電圧の間に差が生じてある相の電流が増加
してしまったり、あるいは、各相の出力電流が増加して
しまうような場合には次のような制御が行われる。すな
わち、各単相インバータの出力電流を電流検出器3によ
って検出した電流検出値VIA,VIB,VICを3相電流検
出値演算回路5に導いて演算した3相電流検出値V
I が、電流設定器7によって設定された設定値VI0を越
えると、電圧垂下回路9は単相インバータの出力電圧を
低下させるべく制御量A,B,Cに作用して、制御量
A’,B’,C’を求め、該制御量A’,B’,C’を
もって各単相インバータ1を制御する。そして、出力電
圧を低下させるべく制御された制御量A’,B’,C’
に基づいて制御を行うとインバータの出力電圧は各相と
も低下し、出力電流が減少する。
【0011】次に、3相電流検出値VI を演算する3相
電流検出値演算回路5の構成について図2ないし図4を
用いて説明する。3相電流検出値演算回路5は第1の実
施例において、図2に示す回路によって構成されてい
る。図2において、11は3相全波整流器、12は入力
波形の最大値を保持するフィルタである。電流検出器3
による検出値VIA,VIB,VICを3相全波整流器11に
導いて3相全波整流を行い、全波整流波形の最大値VI1
を検出する。この全波整流波形の最大値VI1を3相電流
検出値VI として電圧垂下回路9に出力する。
【0012】第2の実施例においては、図3に示す回路
によって構成されている。図3において、13は単相全
波整流器、14は3つの入力端子を持ち入力波形の平均
の和を求めるフィルタである。電流検出器3による検出
値VIA,VIB,VICを単相全波整流器13によって全波
整流し、各波形をフィルタ14に入力し、検出値VIA
IB,VICの平均値の和VI2を求め、このVI2を3相電
流検出値VI として電圧垂下回路9に出力する。
【0013】第3の実施例においては、図4に示す回路
によって構成されている。図4において、15は平滑フ
ィルタ、16はダイオードである。第2の実施例と同様
に、電流検出器3による検出値VIA,VIB,VICを単相
全波整流器13によって全波整流し、検出値VIA
IB,VICそれぞれについて平滑フィルタ15によって
平滑化し、ダイオード16を介してフィルタ12に導
き、各検出値VIA,VIB,V ICの平均を演算する。この
各平均値のうち最も大きな値VI3を3相電流検出値V I
として電圧垂下回路9に出力する。
【0014】上述した3相電流検出値演算回路5により
3相電流検出値VI を求め、各回路に応じ電流設定器7
に電流設定値VI0を設定し、3相電流検出値VI が電流
設定値VI0を越える場合には制御量Dを出力する。
【0015】
【発明の効果】3組の単相インバータを用いて3相交流
を発生させる際に、単相インバータの出力電圧をそれぞ
れの電圧制御回路によって制御し、すべての相の出力電
流を1つの電流制御回路によって制御することにより、
各相の電圧の差を最小に抑えることができ、負荷機器へ
の障害を少なくすることができる。
【0016】また、3相電流検出値演算回路に3相電流
を全波整流しその最大値を演算する回路を用いて3相電
流検出値を演算し、前記3相電流検出値があらかじめ定
めた設定値を越えた場合に、該3相電流検出値に基づい
て各相の出力電圧を減少させることにより、トランス等
への突入電流を制限することができる。同じく、3相電
流検出値演算回路に、単相インバータ出力電流の平均値
の和を求める回路を用いて3相電流検出値を演算し、前
記3相電流検出値があらかじめ定めた設定値を越えた場
合に、該3相電流検出値に基づいて各相の出力電圧を減
少させることにより、負荷の容量が一時的に増大して
も、電流の増加を抑えることができる。
【0017】さらに、3相電流検出値演算回路、単相イ
ンバータ出力電流の平均値のうち最大となる値を演算す
る回路を用いて3相電流検出値を演算し、前記3相電流
検出値があらかじめ定めた設定値を越えた場合に、該3
相電流検出値に基づいて各相の出力電圧を減少させるこ
とにより、不平衡な負荷に対しても安定した電力の供給
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による制御回路の構成図
【図2】第1の発明による3相電流検出値演算回路の構
成図
【図3】第2の発明による3相電流検出値演算回路の構
成図
【図4】第3の発明による3相電流検出値演算回路の構
成図
【符号の説明】
1 単相インバータ 2 電圧検出器 3 電流検出器 4 トランス 5 3相電流検出値演算回路 6 電圧設定器 7 電流設定器 8 電圧制御回路 9 電圧垂下回路 11 3相全波整流器 12 フィルタ 13 単相全波整流器 14 フィルタ 15 平滑フィルタ 16 ダイオード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電力を単相交流電力に変換する単相イ
    ンバータを3組用いて3相交流電力を発生する静止型電
    源装置の出力電圧を制御する制御回路において、 前記単相インバータの出力電圧を検出する電圧検出器
    と、該電圧検出器の検出値とあらかじめ定めた電圧設定
    値との偏差を零にすべく前記単相インバータの出力電圧
    を制御するための制御量を演算して出力する電圧制御回
    路とを、3組の単相インバータそれぞれについて設け、 さらに、前記単相インバータの出力側に設けられ3組の
    単相インバータそれぞれの出力電流を検出する電流検出
    器と、各電流検出値から3相電流検出値を演算する3相
    電流検出値演算回路と、前記3相電流検出値があらかじ
    め定めた電流設定値を越えた場合、該3相電流検出値演
    算回路に接続され、前記電圧制御回路から出力される各
    制御量から前記3相電流検出値に基づいた値を差し引く
    電圧垂下回路とを設けたことを特徴とする静止型電源装
    置の制御回路。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の静止型電源装置の制御回
    路において、前記3相電流検出値演算回路は、 前記電流検出器によって検出された各相の出力電流検出
    値を3相全波整流器に導いて全波整流し、該3相全波整
    流器出力の最大値を3相電流検出値として、前記電流設
    定値と比較することを特徴とする静止型電源装置の制御
    回路。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の静止型電源装置の制御回
    路において、前記3相電流検出値演算回路は、 前記電流検出器によって検出された各相の出力電流検出
    値を、それぞれ単相全波整流器に導いて全波整流を行
    い、前記単相全波整流器出力より各相出力電流の平均値
    を求め、該平均値の和を3相電流検出値として前記電流
    設定値と比較することを特徴とする静止型電源装置の制
    御回路。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の静止型電源装置の制御回
    路において、前記3相電流検出値演算回路は、 前記電流検出器によって検出された各相の出力電流検出
    値を、それぞれ単相全波整流器に導いて全波整流を行
    い、前記単相全波整流器出力より各相出力電流の平均値
    を求め、該平均値のうち最も大きな値を3相電流検出値
    として前記電流設定値と比較することを特徴とする静止
    型電源装置の制御回路。
JP50A 1993-01-26 1993-01-26 静止型電源装置の制御回路 Pending JPH06225537A (ja)

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JP50A JPH06225537A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 静止型電源装置の制御回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010022124A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Kyoto Denkiki Kk 三相用瞬時電圧低下保護装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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