JPH06200223A - チキソトロピック性接着剤ゲル - Google Patents

チキソトロピック性接着剤ゲル

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 実質的に、水;部分加水分解ポリビニルアル
コール、または、ポリビニルアルコールの一部をポリビ
ニルピロリドンで置き換えたもの;ポリビニルアルコー
ルと相溶可能であって、ゲルにチキソトロピック性を与
える水に可溶な高粘度の増粘剤ポリマー;ポリビニルア
ルコールの水に可溶な可塑剤;およびフレキシブルチュ
ーブまたはスクィーズボトルのディスペンサーを指で圧
すと、接着剤の粘度が、低下して、直径が約0.06か
ら0.15インチのオリフィスから容易に押出しができ
るほどの低粘度になるように成分に比例する水に可溶な
消泡剤より成る水性・チキソトロピックな接着剤ゲル。 【効果】 接着剤の所望量がディスペンサーから流れ出
た後に、圧力を除くと、紙のような多孔質および多少多
孔質表面上で流れないように、接着剤は急速に当初のゲ
ル状態に極めて近い状態に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】発明の分野 本発明は、紙、板紙、布および木材のような多孔質およ
び多少多孔質の基質用の清澄でチキソトロピックな水性
の汎用ポリビニルアルコール接着剤ゲルに関する。
【0002】背景技術 紙のような多孔質および多少多孔質の基質に付着させる
のに多種類の汎用接着剤が用いられる。しかし、幼児が
教室内にあるような壁板および他の垂直な面で行う課題
実習で用いるには、該接着剤には欠点がある。
【0003】本発明の接着剤ゲルは、実質的に、水;部
分加水分解ポリビニルアルコール;ポリビニルアルコー
ルと相溶しうる水に可溶な増粘剤ポリマー;水に可溶な
消泡剤;およびゲルの清澄性をそこなわないポリビニル
アルコールの水に可溶な可塑剤よりなる。場合により、
ゲルの有利な性状をそこなわない他の成分を加えること
もできる。相溶性のある防腐剤が通常ゲルに添加され
る。
【0004】1980年、Mc Graw−Hill,
Inc.発行のR.L.Davidson著「The
Handbook of Water−Soluble
Gums and Resins」は20−20頁
に、接着剤として、部分加水分解ポリビニルアルコール
を開示し、さらに20−18頁に、多孔質基質内へのポ
リビニルアルコール溶液の浸透を制御するため、または
浸漬による塗料の逃げを阻止するためにある種のゲル化
剤の使用を開示する一方、該資料の20−19頁には、
ポリビニルアルコールについて消泡剤の使用を開示して
いる。該Handbookの21−15頁および21−
16頁にはポリビニルピロリドン(PVP)の接着性が
記載されている。該資料は、数ある欠点の中で、ポリビ
ニルアルコールについて、チキソトロピー剤の使用を述
べてもいなければまた、本発明の有利な性状を得るのに
用いられる成分の比率も述べていない。
【0005】P.Columbusらの米国特許第3,
442,845号(1969年5月6日)は、冷水また
は温水中に再分散可能なポリ酢酸ビニル接着剤に関する
ものである。該特許の接着剤組成物はポリ酢酸ビニルの
融着防止剤として、ポリビニルアルコール、水に可溶の
ガム、およびセルロースエーテル類を使用している。プ
ロピレングリコールおよび他のポリヒドロキシ化合物
が、ポリビニルアルコールの可塑剤として挙げてある。
しかし、本発明の接着剤ゲルに関連する数ある欠点の中
で、米国特許第3,442,845号の接着剤は本発明
の接着剤ゲルのチキソトロピック性、清澄性、または固
化速度を有していない。
【0006】P.Columbusの米国特許4,25
1,400号(1981年2月17日)も、乾燥フィル
ム状になったものを、温水および冷水中に再分散可能で
あり、かつ融着防止剤としてポリビニルピロリドンおよ
び不揮発性で水に可溶な可塑剤を使用するポリ酢酸ビニ
ル接着剤に関するものである。該特許は、ポリ酢酸ビニ
ルおよびポリビニルピロリドンに加えて、接着剤組成物
中に、ポリビニルアルコール、プロピレングリコールの
みならず水に可溶なエーテル類の使用に言及している。
米国特許第4,251,400号の接着剤は固化速度、
清澄性、およびチキソトロピック性のような本発明の接
着剤ゲルの多くの性状を欠いている。
【0007】約83%の水;14%の部分加水分解ポリ
ビニルアルコール;0.2%の水に可溶なポリアルコキ
シル化ポリエーテル消泡剤;1.8%のプロピレングリ
コールならびに全体の約0.25%の増粘剤としてのホ
ウ酸およびクエン酸を含有する粘質物は周知の商品であ
る。さらに、この粘質物は本発明の接着剤ゲルのチキソ
トロピーおよびウェットタックのような性質を欠いてい
る。
【0008】1987年1月28日に発行されたLoc
ktiteの欧州特許出願公報第0210052号は、
一度に1または2滴の速度でシアノアクリレートのよう
な反応性接着剤を分与する種々のチューブに関するもの
である。該特許は、弾力のあるプラスチックチューブデ
ィスペンサーに言及し、一般的に、接着剤がチキソトロ
ピックでありうることを述べている。
【0009】
【発明の要約】本発明の一つの態様においては、ゲルに
チキソトロピック性を付与する水に可溶な高粘度の増粘
剤ポリマー、接着剤ポリマーの水に可溶な可塑剤、およ
び水に可溶な消泡剤を含有する清澄な水性ポリビニルア
ルコール接着剤ゲルが提供される。チキソトロピック性
があるために、フレキシブルチューブまたはスクィーズ
ボトルを指で押すと接着剤の粘度が低下して、たとえば
直径が約0.06ないし0.15インチの小さなオリフ
ィスから容易に押出すことができるほどの低粘度にな
る。所望量の接着剤がオリフィスから流出した後、圧力
を除くと、接着剤は急速にほぼ原のゲル状態に戻り、そ
の結果ゲルの水平線を、紙のような多孔質の基質の垂直
面に塗布しても流れない。
【0010】別の態様では、接着剤ゲルは無色明澄また
は透明である。
【0011】さらに他の態様では、接着剤ゲルはウェッ
トタックが強く、固化速度がおそい。この接着剤ゲル
は、ゲルを両基質に接触させた後、接着剤の固化によっ
て、永続的な付着力および紙を引裂くような結合が生ま
れるまで、第2の基質を動かして再位置決めすることが
できる長い間、垂直面をなす第1の基質の所定の位置に
第2の基質を保持する。
【0012】本発明の別の態様では、ポリビニルアルコ
ール接着剤ポリマーの一部がポリビニルピロリドンで置
換される。
【0013】さらに別の態様では、直径が約0.06な
いし0.15インチのオリフィスを有し、指の圧力で接
着剤を分与できるフレキシブルディスペンサーに本発明
の接着剤ゲルを収容する製造品が提供される。
【0014】さらに他の態様では、フレキシブルディス
ペンサーのオリフィスが、ゲルのチキソトロピー指数お
よび粘度と相互に関係づけられ、ディスペンサーに指の
圧力を加えることによって、フレキシブルディスペンサ
ーからゲルの押出しを可能にし、さらに、押出されたゲ
ルは、垂直面をなす紙上に水平線状に塗布しても流れな
いビードを形成する。
【0015】本発明のこれ以外の態様は明細書全体およ
びクレームを読めば明らかとなろう。
【0016】本発明の利点には次のものがある。(1)
本接着剤ゲルは、多孔質および多少多孔質の垂直面に適
用しても流れず、また汎用の学校用糊として用いてもこ
ぼれない。(2)本接着剤ゲルは、フレキシブルチュー
ブやスクィーズボトルを指で圧すと小さなオリフィスか
ら容易に、かつ定常流となって、押し出され、指の圧力
を除くとゲルに戻る。(3)接着剤ゲルとディスペンサ
ーの小さな、たとえば直径の約0.06インチないし
0.15インチの開口部との組合せは、接着剤が乾燥し
ても、紙のしわをほとんどまたはまったく無くす。
(4)清澄な弾力あるプラスチックディスペンサー中の
接着剤は、ディスペンサー内部では淡色を含むこともあ
る清澄のように見えることができる。(5)本接着剤ゲ
ルは、好ましくは無色明澄であるか、または清澄な淡色
を有し、かつ清澄な乾燥フィルムとなる。(6)接着剤
の乾燥フィルムはフレキシブルで、曲げても割れない。
(7)本接着剤ゲルは乾燥する間両紙面を互いに離れな
いようにするような強いウェットタックがある。(8)
本接着剤ゲルは、紙を引裂くような永続的結合が生じる
前に、基質を動かして、再位置めができるように、固化
速度が遅い。(9)本接着剤ゲルのみならず乾燥フィル
ムも温水または冷水中で洗い落される。(10)本接着
剤ゲルは無毒の水に可溶な染料で容易に染めることがで
きる。(11)本接着剤ゲルは連邦有害物質法に規定さ
れているように有毒でなく、また皮膚や目を刺激しな
い。
【0017】図1は、容量が約3液体オンスのクリンプ
された密閉端14がついた清澄な中空チューブ部分12
を有する通常のフレキシブルなプラスチックの低密度ポ
リエチレンチューブディスペンサー10を示す。ポリエ
チレンの壁厚は0.018インチである。密閉端14
クリンプ14よりも先に、ディスペンサー10を吊して
陳列したり貯蔵したりできるように、切り込み部分18
のついた延長フラップ16がある。チューブ12の分与
20には、キャップ端部24をひねりながらキャップ
22を所定の位置に保つことによってオリフィス26
開閉させることができる通常のねじ山付きディスペンサ
ーのキャップ22がある。ディスペンサー10は本発明
の接着剤ゲル40を含有し、ディスペンサーを見ると、
チューブ12に接する接着剤40は清澄な外観を呈す
る。
【0018】図2はキャップ24の端にあるディスペン
サー開口部26をさらに明確に示す。
【0019】図3は、容量が4液体オンスの清澄で、通
常のフレキシブルなプラスチックの低密度ポリエチレン
製スクィーズボトル30を示す。ボトル30には通常の
ねじ山付き開口端(図示せず)を有するネック部32
ある。通常のディスペンサーキャップ22にはネック部
32のねじ山とかみ合う内面ねじ山がある。キャップ
は、図1および図2と同様に、キャップ端部24をひ
ねることによってオリフィス26を開閉させることがで
きる。ディスペンサーボトル30は清澄なゲル状接着剤
40を含有している。接着剤40を含有するボトル30
の部分の清澄性すなわち透明性は図1の場合と同様であ
る。
【0020】図4はキャップ24の端にあるディスペン
サー開口部26をさらに明確に示す。
【0021】フレキシブルプラスチックチューブまたは
スクィーズボトルの代りに、変形可能で、延性のある金
属チューブのような他のディスペンサーを使用すること
ができるが、このようなチューブは清澄性を与えない。
【0022】本発明の好ましい接着剤ゲルは清澄であ
る。「清澄性」という用語は、本明細書では不透明性と
対照的に使用する。「清澄性」という用語は透明性、す
なわち、透視性だけでなく半透明性をも含む。
【0023】本明細書で使用する「水に可溶」という用
語は、水に溶解または混和可能で、使用濃度において清
澄な溶液となる固体または液体の溶液を指す。
【0024】「チキソトロピー指数」はゲルを動揺させ
ない状態と力によってゲルが変位しつつある状態とのゲ
ルの粘度差である。本明細書で使用する「チキソトロピ
ック」という用語は、また擬似塑性を含むつもりであ
る。本発明で用いられるチキソトロピー指数は、チュー
ブまたはスクィーズボトルのようなフレキシブルディス
ペンサーに指の圧力を加えることによって、ディスペン
サー開口部からのゲルの押出しを可能にする。接着剤は
オリフィスから押出された後、急速に高粘度に戻る。接
着剤ゲルを、本発明に用いられるディスペンサーの小さ
いオリフィスから押出して、垂直面状にある紙に適用す
ると、0.15インチ未満、好ましくは0.1インチ未
満のような少量のクリープはありうるけれども、外力を
適用しないと、流れない。すなわち広がらない。直径が
0.1インチ未満、たとえば直径が0.73インチのオ
リフィスのような小さいオリフィスのディスペンサーで
はクリープが最小限になる。
【0025】本発明の接着剤ゲルのチキソトロピー指数
は、約1.5から4.5まで、好ましくは約1.5から
4まで、とくには1.8から2.5まで変動する。本明
細書で用いるチキソトロピー指数は、RVF型ブルック
フィールド粘度計によりNo.6スピンドルを用いて、
25℃における2RPM(毎分の回転数)のゲル粘度の
読みを20RPMの粘度の読みで除して得た値である。
粘度の読みは、ゲルが、攪拌または他のゲル構造の動揺
後、ある時間、たとえば12時間、ゲルを静止状態、た
とえば動揺しない状態に置いた後に行う。チキソトロピ
ー指数の測定方法が異なると、違った結果が生じること
に注意しなければならない。
【0026】本発明の接着剤ゲルの粘度は、RVF型ブ
ルックフィールド粘度計により、No.6スピンドルを
用いて、2RPM(毎分の回転数)で測定すると、25
℃において約30,000cps(センチポアズ)ない
し100,000cps、好ましくは25℃において約
50,000cpsないし90,000cpsである。
RVF型ブルックフィールド粘度計により、No.6ス
ピンドルを用いて、20RPMで測定すると、チキソト
ロピック指数がここに示された範囲内にあれば、粘度は
25℃において、約15,000cpsないし60,0
00cps、好ましくは約20,000cpsないし4
0,000cpsである。
【0027】本発明の接着剤ゲルの主成分は水である。
水の量は、接着剤ゲルの約70重量%ないし93重量
%、好ましくは75重量%ないし93重量%、とくには
約80重量%ないし90重量%というような広範囲に及
ぶことができる。
【0028】ポリビニルアルコール接着剤ポリマー 本発明で用いられる接着剤は部分加水分解ポリビニルア
ルコールまたはポリビニルピロリドン(PVP)を含む
該ポリビニルアルコール(ただし、PVPはポリビニル
アルコールの最大約1/2を置換する)である。ポリビ
ニルアルコールは通常、約25,000ないし100,
000、好ましくは約40,000ないし80,000
の分子量を有している。ポリビニルアルコールの粘度
は、4%水溶液において、LVF型ブルックフィールド
粘度計により、No.1スピンドルを用い、20℃にお
いて、60RPMで測定すると、業界で、低粘度と呼ば
れる、約5ないし6cpsのような粘度から、業界で高
粘度と呼ばれる40ないし50cpsのような粘度まで
広範囲にわたることができる。部分加水分解ポリビニル
アルコールの好ましい加水分解度は87%ないし89%
である。
【0029】PVPは、分子量をK値で表わすと、K値
が約26ないし100というような広範囲にわたる分子
量を有する。
【0030】ゲル中のポリビニルアルコールまたはPV
Pを含むポリビニルアルコールの量は、接着剤ゲルの約
5重量%ないし25重量%、好ましくは約5重量%ない
し20重量%、とくには接着剤ゲルの10重量%ないし
15重量%というような広範囲にわたることができる。
【0031】高粘度増粘剤ポリマー 高粘度増粘剤ポリマーは、ポリビニルアルコールと相溶
可能であって、本発明の接着剤ゲルのチキソトロピー指
数および粘度の範囲内で、チキソトロピック性または擬
似塑性を付与する任意の水に可溶な増粘剤ポリマーであ
ることができる。「相溶可能」とは、ゲル中の成分の分
離を生じないという点で混合可能という意味である。高
粘度増粘剤ポリマーの実例としては、本明細書で単にC
MCともいう、カルボキシメチルセルロースナトリウム
塩、アルギン酸ナトリウム、およびキサンタンガムを挙
げることができる。増粘剤の量は、接着剤ゲルに所望の
チキソトロピー指数および粘度を与えるだけの量であ
る。該量は、通常、接着剤ゲルの約0.5重量%から
1.5重量%、好ましくは接着剤ゲルの0.85重量%
から1.25重量%にわたる。
【0032】水に可溶な可塑剤 ゲルの清澄性をそこなわないポリビニルアルコールの水
に可溶な可塑剤が本発明の使用に適当である。該可塑剤
はポリビニルアルコールを軟化させ、接着剤を粘着性に
し、さらに乾燥フィルムを衣料から洗い落しやすくする
のを助ける。該可塑剤の実例としては、プロピレングリ
コール;グリセロール;エチレングリコール;およびジ
エチレングリコールのような炭素原子が2ないし5個お
よび水酸基が2ないし3個のアルカン類を挙げることが
できるが、エチレングリコールおよびジエチレングリコ
ールにはいくらか毒性のあることがある。水に可溶な可
塑剤の量はポリビニルアルコールを可塑化させるだけの
量で、おおむね、接着剤ゲルの約0.5重量%から3重
量%に及ぶ。
【0033】水に可溶な消泡剤 本発明において、たとえばブトキシポリオキシエチレン
−プロポキシルプロピレングリコールといったポリアル
コキシル化ポリエーテル類のような通常の水に可溶な消
泡剤を使用することができる。シラン消泡剤も使用可能
であるが、ゲルの透明性に悪影響を及ぼすことがある。
消泡剤の量は、ゲルの清澄性をそこなう濃度の、ゲル中
の気泡を排除するだけの量である。概して、消泡剤の量
はゲル組成物の約0.05重量%から0.35重量%に
わたる。消泡剤は、また、ゲルの密度を保持し、製造過
程における過度の泡を防いで、ディスペンサーへのゲル
の充填を容易にする。
【0034】ディスペンサーを操作するには、オリフィ
26を開くようにキャップ端部24をひねり、親指と
人指し指または親指と他の指との指の圧力を用いて、ゲ
40をディスペンサーチューブ12またはディスペン
サースクィーズボトル30から紙のような基質上に分与
する。ディスペンサーキャップのオリフィス26の直径
は、約0.06ないし0.15インチ、好ましくは0.
07ないし0.10インチ、とくには約0.07ないし
0.08インチである。チキソトロピックなゲル状接着
40は、動揺していない状態では高粘度であるにもか
かわらず、チキソトロピック性があるために、指で圧す
と、定常流となって、キャップのオリフィス26から流
出する。ディスペンサー開口部が、ゲルのチキソトロピ
ー比および粘度に関して、フレキシブルディスペンサー
を指で押すとゲルを押出すことができ、一方垂直に取付
けた紙片上に水平線状の押出しゲルのビードが流れない
横断面をもちさえすれば、分与開口部は円形である必要
はない。該開口部の面積は約0.011ないし約0.1
2平方インチとする必要がある。
【0035】ゲルを垂直面をなす基質に適用する場合に
は、ゲルのチキソトロピック性によってゲルは流れるこ
となく、かつ最小量のクリープを有する。該クリープは
概して、0.15インチ未満であって、0.1インチ未
満のことが多い。ディスペンサーの小さい開口部から適
用されるチキソトロピックなゲルの能力によって、色画
用紙のような第1の基質上に、接着剤の量だけでなく乾
燥時の紙のしわを出来るだけ少なくする薄い接着剤層を
付与することができる。他の色画用紙のような第2の基
質を、付着させるために、第1の基質に、押付けると、
ゲルの強いタックは垂直面上の所定の位置に第2の基質
を保持する。遅い固化速度によって、恒久的に、両基質
を所定の位置に保持する繊維を引裂くような結合が、両
基質間に生成する前に、たとえば第2の面を第1の面の
上に動かすことによって第2の基質を位置決めする長い
時間が可能となる。
【0036】当業者がここに示す本発明を、さらによく
理解できるように、下記の実施例を示す。実施例中のみ
ならず本出願のほかのどこかにある部および百分率はす
べて、とくに断らなければ、重量単位のものである。ま
た、「ウェットタック」および「固化速度」を測定する
方法も下記に示す。
【0037】ウェットタックを測定する方法この方法は
グレード1またはグレード2のシロマツのブロックを使
用し、各ブロックの長さは2インチ、高さが0.75イ
ンチ、および幅が1.75インチである。木の木目はブ
ロックの長さに平行で、高さ0.75インチおよび長さ
が2インチの側面はかんなをかけて滑らかにしてある。
該側面をここでは試験側面という。したがって各試験側
面は1.5平方インチの表面になる。
【0038】一連の試験を前記の木のブロックについて
行い、試験ごとにブロック2個を必要とする。各試験で
は、各ブロックの試験側面の1つの中心にアイスクリュ
ーを置く。次にゲル状接着剤が1.5平方インチの表面
全体を被覆するように、試験ブロックの1つのアイスク
リューの反対面にゲル状接着剤を置く。第2のブロック
のアイスクリューとは反対側の第2のブロックの試験側
面および接着剤を付けた第1のブロックの側面を滑動さ
せて互いに圧しつけ、同時に1つのブロックの端が他の
ブロックの端よりも外に出ないように正しく重ねる。第
1のブロックのアイスクリューにはかりを取付け、他方
第2のブロックのアイスクリューにおもりを付ける。次
にオペレーターははかりを上に揚げて、おもりが揚がる
ように2つのブロックを垂直に揚げる。このようにオペ
レーターが手ではかりを揚げると、次には、はかりがア
イスクリューによって、第1のブロックを揚げる。これ
により、次には接着剤のウェットタックによって第2の
ブロックが揚り、さらに第2ブロックのアイスクリュー
に付いているおもりが揚がる。この試験をきれいな木の
ブロックで繰返し、2つのブロック間の接着剤が第2ブ
ロックおよび付着したおもりを揚げることができなくな
るまで、毎回おもりを増す。この試験で揚げられた最後
のおもりを接着剤のウェットタックの量または単にウェ
ットタックという。この試験は、接着面に垂直の方向の
ウェットタックを測定するものである。この試験につい
て長々と述べたけれども、本試験は、オペレーターが迅
速に行うことが可能であり、しかも信頼性を期待して行
われる。木のブロック間でウェットタックを測定すると
きの接着剤は、ディスペンサーのオリフィスに残った場
合の接着剤の物理的化学的状態に極めて類似する。ウェ
ットタックは、しばしば接着剤の定着力と呼ばれるもの
の尺度である。基質を、垂直面をなす別々の基質と接着
剤でくっつける場合には、最低量のウェットタックが必
要であり、さもないと、所定の位置に保持されないで、
むしろ位置決めのために湿潤接着剤に依存している基質
は第1の基質の垂直面から滑り落ちるであろう。本発明
のゲルのウェットタックは、約225g/平方インチか
ら600グラム/平方インチ以上、好ましくは約250
グラム/平方インチから500グラム/平方インチにわ
たるのが好ましい。
【0039】固化速度の測定方法 固化速度の測定は白色の写生帳の上で行う。5.5×
8.5インチの写生帳の平滑な白い紙の上に接着剤層を
置く。写生帳のほぼ中央で、紙の長さに平行に1つの接
着剤層を置く。Leneta Companyが供給す
るNo.22 WIRE−CATORを用いてこの接着
剤を平らに広げる。WIRE−CATORはワイヤを巻
付けたロッド(wire wrap rod)とも呼ば
れる。WIRE−CATORは単一の接着剤層から均一
な厚さのフィルムに引き伸ばす。No.22 WIRE
−CATORを用いて接着剤層を1.5ミルの厚さに引
き伸ばす。
【0040】同一の紙の第2の紙片を、指で掴めるよう
に、一方の細い端を立てた。第2の紙片を第1の紙片の
上に押し付ける。次に、第2の紙片の立てた端を持ち上
げ、かつ第1の紙片を所定の位置に抑えつけることによ
って、二枚の紙片を徐々に引きはがす。繊維を引き裂く
ような結合を見いだすのに要する時間が固化速度であ
る。本発明のゲルの好ましい固化速度は約16秒ないし
35秒で、約18秒ないし32秒が好ましい。
【0041】ここに挙げるウェットタックと固化速度の
値はいずれも温度25℃および相対湿度35%で得たも
のである。
【0042】実 施 例 1 この実施例は、本発明の接着剤ゲルの組成、調製法およ
び性質のみならず本発明の物品の使用法を示す。
【0043】 成分 重量部 脱イオン水 83.51 ポリビニルアルコール1 13.33 カルボキシメチルセルロースナトリウム塩2 1.00 消泡剤3 0.25 パラヒドロキシ安息香酸エチル 0.05 安息香酸 0.10 プロピレングリコール 1.75 青色染料4 0.011 Air Products and Chemic
als,Inc.より供給される部分加水分解ポリビニ
ルアルコールであるVINOL 523。
【0044】2 デラウェア州、Wilmington
のAqualon Companyより供給されるCM
C 7HX4。
【0045】3 ニュージャージー州、Ridgefi
eldのThomas W.DunnCorpより供給
される一官能ポリアルコキシル化ポリエーテル消泡剤で
あるDEFOAMER 622。
【0046】4 ニュージャージー州、South P
lainfieldのWarnerJenkinson
Cosmetic Colorsより供給される N
o.5601,FD&C Blue No.1。
【0047】実施例1の接着剤は、攪拌機を備えたジャ
ケット付タンクの中で、急速に攪拌しながら、ポリビニ
ルアルコールおよびCMCを徐々に水に添加することに
よって調製した。CMCは、水に加える前に、ポリビニ
ルアルコールの一部とドライブレンドするのが好まし
い。次に消泡剤を加えた。ゲル中の全量の水の一部は、
混合物を水蒸気と接触させながら加熱するときに、水蒸
気の凝縮によって得ることができる。パラヒドロキシ安
息香酸エチルおよび安息香酸を次に組成物中に混合し
て、混合物の温度を85℃ないし90℃に上げて、組成
物が滑らかで均質になるまで、緩やかに攪拌しながら約
15ないし20分加熱した。ついで、絶えずゆるやかに
攪拌しながら組成物を50℃に冷却した。次に、染料2
部と水98部とを混合して、あらかじめ調製しておいた
青色染料を添加した。混合はバッチの色が均一になるま
で続けた。
【0048】次に、接着剤を、キャップ22、ノズル
および直径が0.073インチの開口部26を有する
3液体オンスの清澄な低密度ポリエチレンチューブ12
に充填した。充填後、チューブ12の後端をヒートシー
ルして、図1および図2に示すようにフラップ16が延
びているクリンプ14を形成させた。ゲル40と直接接
触しているチューブ12の部分は透明で、若干青味がか
っていた。ゲルと直接接触していなかったチューブ12
の部分は半透明であった。
【0049】本明細書に示す実施例はすべて実施例1と
ほぼ同様に行った。
【0050】実施例1の接着剤ゲルは透明で青味を帯
び、オリフィス26の直径が0.073インチの弾力性
のあるプラスチックチューブ12から指の圧力で容易に
分与できる。ゲルのウェットタックは435g(グラ
ム)/平方インチで、固化時間は25秒であった。ゲル
には気泡がなく、該チューブのオリフィスから垂直に保
持した紙片上に分与すると、ゲルは流れない接着剤の均
一で、薄い水平なビードを形成し、乾燥して清澄なフィ
ルムになると、繊維を引き裂くような結合を生じた。強
力なウェットタックは垂直面の所定の位置に第2の紙片
を保持し、同時に、長い固化時間は、恒久的な接着層が
形成しない中に、第1の紙片上に第2の紙片を動かし
て、再位置決めすることを可能にした。ゲルは乾燥前だ
けでなく乾燥後にも衣料から洗い落せた。この生成物は
前記の発明の要約で説明した利点をすべて示した。その
チキソトロピー指数は約2であった。RVF型ブルック
フィールド粘度計により、No.6スピンドルを用いて
25℃で測定したときの接着剤ゲルの粘度は次の通りで
あった。
【0051】製造後当初、2RPMの速度では50,0
00ないし60,000cpsの粘度。
【0052】製造後当初、20RPMの速度では24,
000ないし28,000cpsの粘度。
【0053】約12時間放置後、2RPMの速度では7
0,000ないし80,000cpsの粘度。
【0054】約12時間放置後、20RPMの速度では
30,000ないし40,000cpsの粘度。
【0055】製造から1ケ月後、2RPMの速度で測定
したときには、粘度は100,000cpsを超えなか
った。
【0056】本発明の接着剤のpHは4.8であった。
【0057】実 施 例 2 本実施例は、本発明の有利な性質を有する別の配合を提
供し、低粘度のポリビニルアルコールの使用を示す。青
色染料、CMCおよび消泡剤は実施例1と同一であっ
た。
【0058】 成分 重量% 脱イオン水 76.84 青色染料 0.01 ポリビニルアルコール* 20.00 CMC 1.0 消泡剤 0.25 パラヒドロキシ安息香酸エチル 0.05 安息香酸 0.10 プロピレングリコール 1.75 *Air Products and Chemica
ls,Inc.から供給される製品のVINOL 20
5。
【0059】このゲルはブルックフィールドRVF型粘
度計によりNo.6スピンドルを用いて、25℃で測定
したときの粘度は、2RPMで67,500cps、2
0RPMで21,000cpsであった。チキソトロピ
ー指数は2.4でウェットタックは250g/平方イン
チであった。
【0060】実 施 例 3 本実施例は本発明の有利な性質を有する生成物を得た少
量のポリビニルアルコールおよびCMCの使用を示すも
のである。
【0061】 成分 重量部 脱イオン水 85.4 青色染料 0.01 消泡剤 0.25 ポリビニルアルコール* 11.6 CMC 0.87 プロピレングリコール 1.75 防腐剤** 0.10 *Air Products and Chemica
ls,Inc.から供給されるVINOL 540で、
高粘度で加水分解率が87ないし98%の部分加水分解
ポリビニルアルコール。
【0062】**Rohm and Haas Co.
より供給される5−クロロ−2−メチル−4−イソチア
ゾリン−3−オンと2−メチル−4−イソチアゾリン−
3−オンとの混合物であるKATHON LX1.5。
【0063】実施例3で使用した青色染料、消泡剤およ
びCMCは実施例1と同じであった。
【0064】実 施 例 4 本実施例は、かなりの量のポリビニルピロリドンを含有
する本発明の組成物の配合を示す。
【0065】 成分 重量部 脱イオン水 83.51 消泡剤 0.25 ポリビニルアルコール 6.67 CMC 1.00 ポリビニルピロリドン* 6.66 プロピレングリコール 1.75 青色染料 0.01 パラヒドロキシ安息香酸エチル 0.05 安息香酸 0.10 * B.A.S.F.Atkiengesellsch
aftより供給されるLUVISOL K−90。
【0066】本実施例4の接着剤ゲルの粘度は、ブルッ
クフィールドRVF型粘度計を用いて、No.6スピン
ドルで、25℃において測定したとき、2RPMで3
5,000cps、20RPMで20,000cpsで
あった。チキソトロピー指数は1.75で、ウェットタ
ックは250g/平方インチであった。ポリビニルアル
コール、CMC、および青色染料は実施例1で用いたも
のと同じであった。
【0067】実 施 例 5 本実施例は、増粘剤ポリマーとしてキサンタンガムを用
いた本発明の組成物を示す。
【0068】 成分 重量部 脱イオン水 83.51 青色染料 0.01 ポリビニルアルコール 13.33 キサンタンガム1 1.00 消泡剤 0.25 パラヒドロキシ安息香酸エチル 0.05 安息香酸 0.10 プロピレングリコール 1.751 Merck & Co.のKelco部より供給さ
れる工業用キサンタンガムであるKALZAN。
【0069】実施例5のゲルは、チキソトロピー指数が
約4.6の場合に、粘度が62,000cpsおよび1
3.500cpsであった。この粘度はブルックフィー
ルドPVF型粘度計を用いて、No.6スピンドルで、
25℃において測定したものである。本生成物のウェッ
トタックは400グラム/平方インチであった。
【0070】実 施 例 6 本実施例は、本発明のゲル状接着剤を調製するための増
粘剤ポリマーとして、アルギン酸ナトリウムの使用を示
すものである。残りの成分は実施例1で用いたものと同
じである。
【0071】 成分 重量部 脱イオン水 83.51 青色染料 0.01 ポリビニルアルコール 13.33 アルギン酸ナトリウム* 1.00 消泡剤 0.25 パラヒドロキシ安息香酸エチル 0.05 安息香酸 0.10 プロピレングリコール 1.751 Merck & Co.のKelco部より供給さ
れるKELGIN MV。
【0072】本実施例6のゲルの粘度は、ブルックフィ
ールドRVF型粘度計において、No.6スピンドルを
用いて25℃で測定したとき、2RPMおよび20RP
Mでそれぞれ35,000cpsおよび23,000c
psであった。ゲルのチキソトロピー指数は約1.5、
ウェットタックは335g/平方インチであった。
【0073】実 施 例 7 本実施例は増粘剤ポリマーとしてのヒドロキシプロピル
メチルセルロースの不適合性を示すものである。この配
合は、ヒドロキシメチルセルロースの厚い層が、分離さ
れて、試料上面に生成されたので不満足なものであっ
た。
【0074】 成分 重量部 脱イオン水 83.51 FD&C No.1(2%水溶液) 0.01 ポリビニルアルコール 13.33 ヒドロキシプロピルメチルセルロース* 1.00 消泡剤 0.25 パラヒドロキシ安息香酸エチル 0.05 安息香酸 0.10 プロピレングリコール 1.75 * Dow Chemical Co.より供給される
METHOCELL K15 MS。
【0075】ヒドロキシプロピルメチルセルロース以外
の残りの成分は実施例1の成分と同じであった。
【0076】実 施 例 8 実施例7の配合中、ヒドロキシメチルセルロースの代り
にヒドロキシエチルセルロースを置き換えても、ヒドロ
キシエチルセルロースの厚い層が配合物から分離したの
で、これも不満足な結果を示した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接着剤ゲルを含有するフレキシブルチ
ューブディスペンサーの側面図である。
【図2】図1に示したフレキシブルチューブディスペン
サーの平面図である。
【図3】本発明の接着剤ゲルを含有するフレキシブルス
クィーズボトルディスペンサーの側面図である。
【図4】図3に示したフレキシブルスクィーズボトルデ
ィスペンサーの平面図である。
フロントページの続き (72)発明者 ヨゲシャイ・ババイ・パテル アメリカ合衆国オハイオ州,ガハナ,アッ シュフォード・グレン・ドライブ 802

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大量の水;乾燥後、紙に繊維を引き裂く
    ような結合を与えるだけの量の部分加水分解ポリビニル
    アルコール;ポリビニルアルコールを可塑化させるだけ
    の量の水溶性可塑剤;気泡がゲルの清澄性をそこなわな
    いようにするだけの量の水溶性消泡剤;ポリビニルアル
    コールと相溶しうる水溶性増粘剤ポリマーより実質上成
    り、該増粘剤が、ディスペンサーに指の圧力を加えるこ
    とによって、直径約0.073インチの小出し開口部を
    有するフレキシブルディスペンサーからゲルの押出しを
    可能にし、一方、押出された時に、垂直な面をなす紙に
    水平線状にゲルを塗布しても、ゲルが流れないビードを
    形成するチキソトロピー指数および粘度を与えるだけの
    量である清澄で、チキソトロピックな接着剤ゲル。
  2. 【請求項2】 RVF型ブルックフィールド粘度計によ
    り、No.6スピンドルを用いて測定して、25℃にお
    いて、20RPMのゲルの粘度を該ゲルの2RPMにお
    ける粘度で割るときに、約1.5ないし4.5のチキソ
    トロピー指数となるだけの増粘剤の量であることを特徴
    とする請求項1のゲル。
  3. 【請求項3】 チキソトロピー指数が約1.5ないし
    4.0であることを特徴とする請求項2のゲル。
  4. 【請求項4】 温度25℃および相対湿度35%におい
    て、ウェットタックが少なくとも約225グラム/平方
    インチで固化速度が約16ないし35秒であることを特
    徴とする請求項1のゲル。
  5. 【請求項5】 透明であることを特徴とする請求項1の
    ゲル。
  6. 【請求項6】 約70ないし93%の水;約5ないし2
    5%のポリビニルアルコール;約0.5ないし1.5%
    の増粘剤;約0.5ないし3%の可塑剤;および約0.
    05ないし0.35%の消泡剤(前記百分率はゲルの重
    量に基づくものである)を含むことを特徴とする請求項
    1のゲル。
  7. 【請求項7】 水の量がゲルの約75ないし95重量%
    で、ポリビニルアルコールがゲルの約5ないし20重量
    %であることを特徴とする請求項6のゲル。
  8. 【請求項8】 ポリビニルアルコールの約5ないし50
    重量%がポリビニルピロリドンで置き換えられることを
    特徴とする請求項1のゲル。
  9. 【請求項9】A.約70ないし93%の水; B.約5ないし25%の部分加水分解ポリビニルアルコ
    ール; C.約0.5ないし1.5%のポリビニルアルコールと
    相溶しうる増粘剤ポリマー; D.約0.5ないし3%のポリビニルアルコールの水に
    可溶な可塑剤;および E.約0.05ないし0.35%の水に可溶な消泡剤よ
    り実質上成る清澄な接着剤ゲル。
  10. 【請求項10】 増粘剤がカルボキシメチルセルロース
    ナトリウム、アルギン酸ナトリウム、およびキサンタン
    ガムより成る群から選ばれる一員であることを特徴とす
    る請求項9のゲル。
  11. 【請求項11】 可塑剤が2ないし5個の炭素原子およ
    び2ないし3個の水酸基を有するアルカンであることを
    特徴とする請求項9のゲル。
  12. 【請求項12】 消泡剤が一官能ポリアルコキシル化ポ
    リエーテルであることを特徴とする請求項9のゲル。
  13. 【請求項13】 乾燥した後も、ゲルを温水または冷水
    で衣料から洗い落すことができることを特徴とする請求
    項9のゲル。
  14. 【請求項14】A.ディスペンサーが約0.011ない
    し0.02平方インチの小出し開口部を有し、かつ垂直
    位置にある紙上に押出すときに、指の力でディスペンサ
    ーから分与されて、流れない接着剤層を形成させること
    ができる清澄な接着剤ゲルを含有するフレキシブルなデ
    ィスペンサー; B.実質的に、大量の水;硬化すると、紙に繊維を引き
    裂くような結合を形成させるだけの量の部分加水分解ポ
    リビニルアルコール;ポリビニルアルコールと相溶可能
    で、かつ、垂直面の紙上にのせると、指の圧力を用いて
    定常流で前記開口部から接着剤を押出して、流れない水
    平の接着剤層を形成させることができるチキソトロピー
    指数および粘度を接着剤ゲルに付与するだけの量の水に
    可溶な増粘剤ポリマー;ポリビニルアルコールと相溶可
    能で、ポリビニルアルコールを可塑化させるだけの量の
    水に可溶な可塑剤;および閉じ込められた空気がゲルの
    清澄性をそこなわないようにするだけの量の水に可溶な
    消泡剤よりなる前記接着剤ゲルを含んで成る製造品。
  15. 【請求項15】 ディスペンサーの小出し開口部が直径
    0.06ないし0.15インチであることを特徴とする
    請求項14の物品。
  16. 【請求項16】 実質的に、75ないし93%の水;5
    ないし20%のポリビニルアルコール;0.5ないし
    1.5%の増粘剤;0.5ないし3%の可塑剤;および
    0.05ないし0.35%の消泡剤より成ることを特徴
    とする請求項15の物品。
  17. 【請求項17】 ディスペンサーのゲルを含有している
    部分が透明であることを特徴とする請求項15の物品。
  18. 【請求項18】 増粘剤が、カルボキシメチルセルロー
    スナトリウム、アルギン酸ナトリウムおよびキサンタン
    ガムより成る群から選ばれ;かつ可塑剤が、プロピレン
    グリコール、グリセロール、エチレングリコール、およ
    びジエチレングリコールより成る群から選ばれる一員で
    あることを特徴とする請求項15の物品。
  19. 【請求項19】 乾燥した後、ゲルを温水または冷水中
    で衣料から洗い落すことができることを特徴とする請求
    項15の物品。
  20. 【請求項20】 25℃および相対湿度35%におい
    て、ゲルが少なくとも225グラム/平方インチのウェ
    ットタックおよび約16ないし35秒の固化時間を有す
    ることを特徴とする請求項15の物品。
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