JPH06194866A - 静電潜像現像剤 - Google Patents

静電潜像現像剤

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JPH06194866A
JPH06194866A JP4344355A JP34435592A JPH06194866A JP H06194866 A JPH06194866 A JP H06194866A JP 4344355 A JP4344355 A JP 4344355A JP 34435592 A JP34435592 A JP 34435592A JP H06194866 A JPH06194866 A JP H06194866A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 むらのない画像の形成できる画像記録装置に
使われる静電潜像現像剤を提供する事にある。また、ト
ナーが均一な帯電をし、帯電の立ち上がりを速くするこ
とで、高画質の出力を得るための静電潜像現像剤を提供
することにある。 【構成】 平均粒子径が5〜10μmで、嵩密度0.4
g/cc以上、凝集度20%以下で、交流電界1kHz
における体積抵抗が109Ωcm以上であり、少なくと
も磁性粉と樹脂を含んだ磁性トナー10〜70重量部
と、遷移金属の酸化物からなり、平均粒子径30〜70
μmのキャリヤ30〜90重量部とが混合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ等に
利用される画像記録装置に使われる静電潜像現像剤に関
し、詳しくは、電気信号として取り出された画像情報に
基づいて静電潜像剤を制御し、直接記録部材上に画像形
成する画像記録装置の静電潜像現像剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像記録方法として普及している
のは、複写機、プリンター等に使われる電子写真法や静
電記録法であり、静電潜像現像剤の多くは、この分野に
使われていた。こうした方法に使われる現像剤として
は、樹脂成分と顔料を少なくとも含んだ着色粒子だけで
現像する非磁性1成分系現像剤と、マグネタイト等の磁
性粉、樹脂を少なくとも含有した磁性1成分現像剤と、
マグネタイト、ガラスビーズ等の1成分系現像剤の着色
粒子よりも明らかに大きなキャリヤと呼ばれる粒子およ
び非磁性1成分系現像剤に使われる着色粒子を混合した
2成分系の現像剤が大別してある。
【0003】さらに、1成分系現像剤と2成分現像剤の
中間的存在として、磁性1成分系現像剤に、キャリアを
混合した1.5成分系現像剤がある。2成分現像剤で
は、キャリヤ90〜95%に着色粒子を内包した現像剤
(以下トナーと称す。)を5〜10%含んでいる。非磁
性、磁性に関わらず1成分系現像剤は、キャリヤを全く
含まず、トナーだけで構成されている。一方、1.5成
分現像剤は、キャリヤ30〜90%に対して、トナーを
10〜70%含んでいるので、1成分系現像剤と2成分
系現像剤の中間という意味で1.5成分現像剤と呼ばれ
ている。
【0004】上記現像剤を利用した電子写真法の一般的
な方法としては、1成分系現像剤と2成分系現像剤も光
導電性物質によって形成された感光体上に電気的な潜像
を形成し、この潜像にトナーを現像して可視像とする。
これをそのまま或いは転写した後、加熱、圧力によって
画像の形成される記録媒体上に定着する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子写真法、静電記録法などで、画像の高解像度化をは
かる場合種々の問題があった。
【0006】高解像度な画像を形成するためには、粒子
径を微細にする必要がある。粉砕法で製造したトナー
は、最小粒子径の限界が7μm程度であり、これ以上微
細なトナーを作る事は、微粉除去をする限りほとんど不
可能であるため、画像の高解像度化は限界がみられる。
一方、重合によってトナーを製造する場合、7μm以下
のトナー粒子を形成する事ができ高解像度化が望めるも
のの、光導電物質で形成された感光体への重合粒子の付
着が、現在の画像記録装置では簡単にとれない事が問題
となってクリーニング不良を引き起こしていた。
【0007】従来のキャリアを使用した2成分系現像剤
の帯電方式の場合、キャリヤの比表面積に対してトナー
の付着できる量が制限され、約5%のトナー濃度が限界
とされていた。キャリヤに対するトナー濃度が低い2成
分系の現像方式であると、トナー濃度を一定にするため
に常に現像部へ現像されたトナーと同量のトナーを補給
する構成を必要とするため、トナー消費量の多い画像を
出力したとき、トナーの補給が間に合わず、次の出力は
濃度の低い画像が形成されていた。
【0008】1.5成分系現像剤は、キャリヤと磁性ト
ナーの混合物として構成されており、現像剤中のトナー
濃度が、5%を越えている。トナー自身、磁力を持ち1
成分系磁性トナーとしても十分現像可能な能力を持って
いるため、キャリヤの混合を全く行わなくても良い。す
なわち、1.5成分系現像剤は、1成分の磁性トナー中
に帯電能力を補い、画質を向上させるためにキャリヤを
含んでいるということが言える。
【0009】ところが、従来の嵩密度0.4g/cc以
下、もしくは凝集度20%以下のトナーでは、接触面積
が小さく、トナーに対して帯電を補うための十分な摩擦
帯電を施すことができなかった。
【0010】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、むらのない画像の形成できる画
像記録装置に使われる静電潜像現像剤を提供する事にあ
る。
【0011】また、トナーが均一な帯電をし、帯電の立
ち上がりを速くすることで、高画質の出力を得るための
静電潜像現像剤を提供することにある。
【0012】さらには、現像剤中のトナー濃度を向上し
て、少ないキャリヤ量で十分な画質が得られ、なおかつ
装置構成を簡略化するための静電潜像現像剤を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の静電潜像現像剤は、平均粒子径が5〜10μ
mで、嵩密度が0.4g/cc以上、凝集度20%以下
であり、交流電界1kHzにおける体積抵抗が109Ω
cm以上で、少なくとも磁性粉と樹脂を含んだ磁性トナ
ー10〜70重量部と、遷移金属の酸化物からなり、平
均粒子径30〜70μmのキャリヤ30〜90重量部と
が混合されている。
【0014】
【作用】上記の構成を有する本発明の静電潜像現像剤に
よれば、画像形成装置のトナー供給手段に充填されるキ
ャリアの体積基準平均粒子径が30〜70μmであり、
トナー中の磁性粉と樹脂との質量比が、磁性粉:樹脂=
20〜60:40〜80であることが好ましい。磁性粉
の重量比がこの値より大きいと十分な画像濃度が得られ
ず、磁性粉の重量比がこの値より小さいと十分な帯電量
が得られない。また、現像剤中のトナーとキャリヤの比
率は、トナー:キャリア=10〜70:90〜30で形
成されれている事が好ましい。トナーの重量比がこの値
より大きいと、十分な濃度が得られず、トナーの重量比
がこの値より小さいと、かぶりが多く発生する。
【0015】従来の現像剤に比べてトナーの帯電量を大
きく、速く飽和帯電量に達することができ、文字回りへ
のトナーの飛散現象を抑える事ができるため、画像の高
解像度化がはかれる、また、流動性をあげることで逆帯
電トナーが減り、かぶりを抑えることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面を参
照して説明する。
【0017】図1には、後に詳述する本実施例の静電潜
像現像剤を充填したときの現像装置の概略を示してあ
る。光導電性の感光体5に対向して、非磁性体の円筒ス
リーブ2を設け、この円筒スリーブ2の内部に複数個の
磁極を有する磁石ロール1を有している。トナーケース
3に蓄えられた静電潜像現像剤6は、円筒スリーブ2が
回転することにより担持され、円筒スリーブ2が回転す
ることにより、規制ブレード4でその層圧が規制される
ので、感光体5と対向する位置まで搬送される。
【0018】磁石ロール1は、円筒スリーブ2と反対方
向に回転させるか、又は固定する。回転することによっ
て、トナーの摩擦帯電量を高くすることができるため、
感光体5上の静電潜像に対するトナーの付着量を多くす
ることはできるものの、円筒スリーブ1と感光体5との
現像ギャップ間でトナーが不規則な移動をするために、
非画像部へのトナーの付着が増える。一方、磁石スリー
ブ1を固定すると、トナーの帯電量が低くなり、画像濃
度は低くなるが、非画像部へのトナーの飛散は少なくな
る傾向にある。
【0019】磁石ロール1は、いずれの条件においても
他の条件を変更することで満足の得られる画像を形成す
ることができる。規制ブレード4と円筒スリーブ2との
ギャップ、円筒スリーブ2と感光体5とのギャップに関
係があり、規制ブレード4とのギャップを感光体5との
ギャップよりも小さくしないと、感光体5とのギャップ
間で現像剤が搬送しきれず余ることになる。そのギャッ
プの比は、0.5〜1の間で調節しなければならない。
ギャップの比が0.5以下であると、現像ギャップで現
像されるトナーの量が少なく、十分な濃度を得ることが
できない。感光体5とのギャップの大きさは、0.1〜
0.6mmの範囲にあるのが望ましい。
【0020】本実施例におけるキャリヤは、遷移金属の
酸化物と鉄酸化物の混合体から構成されており、ニッケ
ル、亜鉛、マンガン、マグネシウム、銅、リチウム、バ
リウム、バナジウム、クロム、カルシウム、鉄等の、酸
化物と3価の鉄酸化物との混合物である。必要に応じて
キャリヤにシリコン系、アクリル系、フッ素系の樹脂で
被膜しても良い。この種のキャリヤは、鉄粉に比べて錆
にくく、球形にすることもでき、流動性をよくすること
ができる。上記現像装置に対応するための、キャリヤと
しては、飽和磁化が40〜100emu/gで、直流1
00V/cmにおける体積抵抗が105〜1010Ωcm
の範囲にあり、平均粒子径30〜70μmの範囲にある
のが望ましい。
【0021】本実施例の静電潜像現像剤を構成している
トナーは、従来の製造方法である粉砕法によって製造す
ることもできる。粉砕法によるトナーの製造方法は、ト
ナー原料をミキサーで混合して、均一に混ざりあった混
合物を構成し、ニーダーで原料混合物を加熱溶融しなが
ら、それぞれ相溶性のない原料を微少な粒子として混合
する。ニーダーで混練後のトナー原料は、圧延ローラー
で冷却され、カッターミルのような粗粉砕機によって粒
子状に形成され、さらにエアージェット型の微粉砕機に
よって平均粒子径20μm以下の微少粒子となる。でき
た微少粒子は、粒子径分布が不均一で画像形成装置のト
ナーに使用するには微粉が多すぎるため、これを分級行
程を通すことによって粒子径分布のシャープな微小粒子
を得る事ができる。また、分級行程を2回以上通すこと
により、流動性をさらに向上させることもできる。この
微小粒子には、流動性を改善するための疎水性シリカ微
粒子を混合することもできる。
【0022】静電潜像現像剤を構成する磁性トナーは、
主に結着樹脂と磁性粉とから構成されており、結着樹脂
の具体的な例としては、ポリスチレン、スチレン−アク
リル酸系共重合体、スチレン−マレイン酸系共重合体、
ポリアクリレート系樹脂、ポリエステルなどがあげられ
る。磁性粉は、主にマグネタイトが使用される。
【0023】本発明のトナーには、必要に応じて着色剤
を使用することもでき、カーボンブラック等の顔料成分
かあるいは、ニグロシン、ベンジジンイエロー、キナク
リドン、ローダミンB、フタロシアニンブルーなどの染
料があげられる。
【0024】また、荷電制御剤、離型剤を混合してもよ
く、荷電制御剤として含金属染料、ニグロシン等、離型
剤としてワックス等があげられる。
【0025】上記トナーは、構成する成分の内、磁性粉
の量で現像条件が大きく異なる。その構成比率として
は、磁性粉が20〜60重量部に対して、樹脂は40〜
80重量部であることが望ましい。樹脂と磁性粉量が全
体に占める割合を100重量部としたとき、磁性粉量が
60重量部を越えるとトナーの飽和磁化が高くなり、磁
石ロール1による吸引力が強くなって、磁気束縛力に打
ち勝って感光体5上の静電潜像に付着するトナー量が減
少する。磁性粉量が20重量部よりも少なくなると、磁
気束縛力を受けないトナーが装置内へ飛散したり、十分
な帯電量が得られないために、非画像部に付着してカブ
リの原因になる。
【0026】本発明の静電潜像現像剤6を構成するトナ
ーは、交流電圧1kHzにおける体積抵抗が109Ωc
m以上であることが望ましく、これ以下の体積抵抗では
十分な摩擦帯電量が得られず、濃度が低下するばかり
か、非画像部への飛散も増加する。トナーの粒子径は、
5〜10μmの粒子径が望ましく、さらには6〜9μm
の粒子径が望ましい。粒子径が小さいことは、解像度を
高めることはできるものの、十分な摩擦帯電量が得られ
ないと、カブリが多く、濃度の低い画像が得られる。そ
の限界が平均粒径で5μmである。平均粒径が10μm
よりも大きな粒子は、カブリや濃度の低下は見られない
が、文字回りの飛散が多くなり、静電潜像の電界強度に
沿った現像がされなくなる。
【0027】トナーとキャリヤの比率は、トナーが10
〜70重量部に対してキャリヤ30〜90重量部が望ま
しい。トナーが10重量部をきれば、現像方式として2
成分の帯電方式と変わらないので、トナーの補給が必要
になってくる。望ましくは20重量部以上の混合量が良
い。トナー混合量が、70重量部を越えるとキャリヤと
の接触が少なくなり、トナーが飽和帯電量に達しないた
めに逆極性のトナーが増え、非画像部へのカブリが多く
なる。キャリヤの混合量は、全体量を100重量部とし
たときのトナーに対して増減するため、起こりうる問題
としてはトナーの時と同様で、キャリヤ量が90重量部
を越えれば2成分と変わらない現像方式となり、30重
量部を下れば、磁性1成分の現像方式に近くなり飛散が
多くなる。
【0028】こうして混合された静電潜像現像剤6は、
円筒スリーブ2に載って搬送される。感光体5の回転数
は、図1の矢印方向に50〜100rpmの速度で回転
している。感光体5に対抗する位置に設けられた円筒ス
リーブ2は、磁石ロール1を回転させるときと停止して
いるときでは、回転数が異なる。感光体5の静電潜像に
対して、十分なトナーを提供することが必要であるか
ら、磁石ロール1を停止しているときには150〜25
0rpmの速度で回転する。磁石ロール1を回転させる
ときには、磁石ロールが400〜900rpmの速度で
回転するため、円筒スリーブの回転数は、感光体と同方
向に50〜100rpmの速度で回転すれば、十分なト
ナーの現像量が提供される。
【0029】以上のように詳述した画像形成装置に使わ
れる本実施例のトナーの製造方法について実験例をあげ
て以下に説明する 実験例1 スチレン・アクリル酸ブチル共重合体45重量部(三洋
化成TBH1500) マグネタイト55重量部(戸田工業EPT−1000) カーボンブラック10重量部(三菱化成MA100) 荷電制御剤2重量部(オリエント化学S−34) ワックス4重量部(三洋化成550P) 以上の材料からなる混合物を溶融混練し、冷却後エアー
ジェット粉砕機で粉砕した後、分級を2回行い平均粒径
8.5μmの粒子を得た。この粒子に疎水性シリカ(ア
エロジルR972)を粒子100部に対して0.5部添
加した。嵩密度0.518g/ccで凝集度8.9%、
2成分のブローオフ帯電量計を使用して帯電量−48μ
Cで、体積抵抗3.5*1010Ωcmのトナーを得る事
が出来た。このトナーを平均粒径75μmのフェライト
キャリアと、トナー:キャリア=40:60で混合し
て、磁石ロール固定、円筒スリーブ200rpmの条件
で現像装置に充填して画像形成を行ったところ、トナー
飛散が少なく、反射濃度1.6のむらの無い画像を形成
することが出来た。
【0030】比較例1 実験例と組成が同じで、分級を1度しか行なわず、嵩密
度0.398g/ccで凝集度15.6%のトナーを使
い平均粒径75μmのフェライトキャリアと、実験例と
同じ比率で混合し、実験例と同じ現像装置に充填して画
像形成を行ったところ、記録部材上に現像されたトナー
の濃度において0.8の部分もあり、1.2の部分もあ
るむらのある画像が形成された。
【0031】比較例2 実験例と同じキャリアを使い、従来の嵩密度0.375
g/ccで凝集度22.8%のトナーと混合し、実験例
と同じ現像装置に充填して画像形成を行ったところ、か
ぶりがみられ記録部材上に現像されたトナーの濃度にお
いて0.9の部分もあり、1.1の部分もあるむらのあ
る画像が形成された。
【0032】実験例2 スチレン・アクリル酸ブチル共重合体60重量部(三洋
化成UNI3000) マグネタイト35重量部(戸田工業EPT−1000) ワックス5重量部(三洋化成550P) 荷電制御剤4重量部(藤倉化成FCA1001NB) 以上の材料からなる混合物を溶融混練し、冷却後エアー
ジェト粉砕機で粉砕した後、分級を2回行い平均粒径
8.1μmの粒子を得た。この粒子に疎水性シリカ(ワ
ッカーケミカルH2000)をトナー100重量部に対
して0.5重量部添加した。嵩密度0.486g/cc
で凝集度4.8%、東芝ケミカル製2成分のブローオフ
帯電量測定装置を使用して測定したところ−34μC
で、体積抵抗4.0*1010Ωcm、誘電率3.1のト
ナーを得ることができた。このトナーを平均粒径70μ
mのマグネタイトキャリアと、トナー:キャリア=40
重量部:60重量部で混合して、磁石ロール回転、円筒
スリーブ200rpmの条件下で現像装置に充填して画
像形成を行ったところ、トナー飛散が少なく、反射濃度
1.8のむらの無い画像を形成することができた。
【0033】比較例3 実験例2と同じ組成が同じで、分級を1回しか行わなか
った、嵩密度0.365g/ccで凝集度14.3%の
トナーを使い平均粒径70μmのマグネタイトキャリア
と、実験例2と同じ比率で混合し、実験例2と同じ現像
装置に充填して画像形成を行ったところ、記録部材上に
現像されたトナーの濃度において1.0の部分もあり、
1.5の部分もあるむらのある画像が形成された。
【0034】比較例4 実験例2と同じ70μmのマグネタイトキャリアを使
い、従来の嵩密度0.439g/ccで凝集度32.8
%で平均粒径11μmのトナーとを、トナー:キャリア
=40重量部:60重量部で混合し、実験例2と同じ磁
石ロール固定タイプの現像装置に充填して画像形成を行
ったところ、かぶりがみられ記録部材上に現像されたト
ナーの濃度において1.3の部分もあり、1.6の部分
もあるむらのある画像が形成された。
【0035】また以上の比較例を一覧にして図2に示
す。
【0036】以上、説明したことから明らかなように、
本実施例の静電潜像現像剤6を使用したことにより、記
録部材上に形成されたトナー画質の解像度を高めること
が出来る。トナーの嵩密度と凝集度を上げたことによ
り、帯電が均一になされ、トナーの濃度にむらが起こり
にくく、かぶりの少ないそして高解像度の画像が得られ
る。
【0037】尚、本発明は以上詳述した実施例に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲の変更は
可能である。
【0038】
【発明の効果】以上、説明したことから明かなように、
本発明の静電潜像現像剤を使用した事により、記録部材
上に形成されたトナー画質の解像度を高める事ができ
る。トナーの嵩密度と凝集度を上げたことにより、帯電
が均一になされ、トナーの濃度にむらが起こり難く、か
ぶりの少ないそして高解像度の画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の静電潜像現像剤を用いた現像装置の概
略を示す図である。
【図2】本発明の静電潜像現像剤と他の静電潜像現像剤
との比較を示す図である。
【符号の説明】
6 静電潜像現像剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均粒子径が5〜10μmで、嵩密度
    0.4g/cc以上で、凝集度が20%以下で、交流電
    界1kHzにおける体積抵抗が109Ωcm以上であ
    り、少なくとも磁性粉、樹脂を含んだ磁性トナー10〜
    70重量部と、 遷移金属の酸化物からなり、平均粒子径30〜70μm
    のキャリヤ30〜90重量部とを混合したことを特徴と
    する静電潜像現像剤。
JP4344355A 1992-12-24 1992-12-24 静電潜像現像剤 Pending JPH06194866A (ja)

Priority Applications (2)

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JP4344355A JPH06194866A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 静電潜像現像剤
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