JPH06137426A - ダイアフラム部材及びその製作方法 - Google Patents
ダイアフラム部材及びその製作方法Info
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- JPH06137426A JPH06137426A JP5115816A JP11581693A JPH06137426A JP H06137426 A JPH06137426 A JP H06137426A JP 5115816 A JP5115816 A JP 5115816A JP 11581693 A JP11581693 A JP 11581693A JP H06137426 A JPH06137426 A JP H06137426A
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- diaphragm
- diaphragm member
- side wall
- bead
- mounting bead
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/005—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor characterised by the location of the parting line of the mould parts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01B—MACHINES OR ENGINES, IN GENERAL OR OF POSITIVE-DISPLACEMENT TYPE, e.g. STEAM ENGINES
- F01B19/00—Positive-displacement machines or engines of flexible-wall type
- F01B19/02—Positive-displacement machines or engines of flexible-wall type with plate-like flexible members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J3/00—Diaphragms; Bellows; Bellows pistons
- F16J3/02—Diaphragms
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2105/00—Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped
- B29K2105/06—Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped containing reinforcements, fillers or inserts
- B29K2105/08—Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped containing reinforcements, fillers or inserts of continuous length, e.g. cords, rovings, mats, fabrics, strands or yarns
- B29K2105/0809—Fabrics
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/755—Membranes, diaphragms
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Diaphragms And Bellows (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 布で補強した円錐形ダイアフラムと、組み立
てた場合にダイアフラムの外側周面に露出した布が存在
しないようなダイアフラムの製作方法とを提供する。 【構成】 本発明による布補強の円錐形成形ダイアフラ
ム及びその製作方法では、ダイアフラム成形型の型割線
は、成形されたダイアフラム22のバリ及び補強布26
が、外側取付ビード24の側壁34と底面35との接合
点から変位した箇所において外側取付ビード24の側壁
上にあるように配列される。その結果、ダイアフラムを
反転すると、該取付ビード24の布のない表面はダイア
フラム取付ビードの側壁に移されので、ダイアフラムの
外側周面は滑らかで、寸法の正確なものとなり、ダイア
フラムの組み立てが容易にする。
てた場合にダイアフラムの外側周面に露出した布が存在
しないようなダイアフラムの製作方法とを提供する。 【構成】 本発明による布補強の円錐形成形ダイアフラ
ム及びその製作方法では、ダイアフラム成形型の型割線
は、成形されたダイアフラム22のバリ及び補強布26
が、外側取付ビード24の側壁34と底面35との接合
点から変位した箇所において外側取付ビード24の側壁
上にあるように配列される。その結果、ダイアフラムを
反転すると、該取付ビード24の布のない表面はダイア
フラム取付ビードの側壁に移されので、ダイアフラムの
外側周面は滑らかで、寸法の正確なものとなり、ダイア
フラムの組み立てが容易にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円錐形ダイアフラムに
関し、特に、高圧用途に典型的に必要とされるような、
円錐形ダイアフラムが補強布と共に採用されているダイ
アフラム・ピストンアセンブリに関するものである。
関し、特に、高圧用途に典型的に必要とされるような、
円錐形ダイアフラムが補強布と共に採用されているダイ
アフラム・ピストンアセンブリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ダイアフラム・ピストン操作で
は、ダイアフラムの外側周面が内部に取り付けられる本
体に関する、ダイアフラムの内側周面が取り付けられて
いるピストン部材の軸線方向運動に適応するようにダイ
アフラムのスカート領域における転動が必要である。成
形内の転動(molded-in convolution)を有するダイアフ
ラムは、図1に示すような円錐形ダイアフラムに代えら
れてきた。これ等の円錐形ダイアフラムにおける布が成
形工程においてゴム内の中心に残ったままになる傾向が
ある点で、円錐形ダイアフラムは、成形内の転動を有す
るダイアフラムよりも補強布を適用するのに適してい
る。従って、米国特許第3,173,342号明細書に示
されているように、この円錐形ダイアフラムは、長い有
効寿命にわたって一層信頼できるダイアフラムである。
は、ダイアフラムの外側周面が内部に取り付けられる本
体に関する、ダイアフラムの内側周面が取り付けられて
いるピストン部材の軸線方向運動に適応するようにダイ
アフラムのスカート領域における転動が必要である。成
形内の転動(molded-in convolution)を有するダイアフ
ラムは、図1に示すような円錐形ダイアフラムに代えら
れてきた。これ等の円錐形ダイアフラムにおける布が成
形工程においてゴム内の中心に残ったままになる傾向が
ある点で、円錐形ダイアフラムは、成形内の転動を有す
るダイアフラムよりも補強布を適用するのに適してい
る。従って、米国特許第3,173,342号明細書に示
されているように、この円錐形ダイアフラムは、長い有
効寿命にわたって一層信頼できるダイアフラムである。
【0003】円錐形ダイアフラムは、相対する外側ゴム
層の間に圧縮された布層を有する平坦な、環状の予備成
形した半加工品から成形されるので、該布層は、成形中
に強制的に円錐形にされる時に幾分変形するようになる
ことは明らかである。これは、ダイアフラム内側周面近
傍にある布材料の経糸及び緯糸が圧縮されて相互に極め
て接近する一方、ダイアフラム外側周面近傍にある経糸
及び緯糸が広がって更に離れるという事実によるもので
ある。該布の変形はダイアフラムに皺を付けるのには不
十分であるが、少なくとも部分的には上述した布の変形
のため、ダイアフラムを若干楕円形とする明らかな傾向
がある。
層の間に圧縮された布層を有する平坦な、環状の予備成
形した半加工品から成形されるので、該布層は、成形中
に強制的に円錐形にされる時に幾分変形するようになる
ことは明らかである。これは、ダイアフラム内側周面近
傍にある布材料の経糸及び緯糸が圧縮されて相互に極め
て接近する一方、ダイアフラム外側周面近傍にある経糸
及び緯糸が広がって更に離れるという事実によるもので
ある。該布の変形はダイアフラムに皺を付けるのには不
十分であるが、少なくとも部分的には上述した布の変形
のため、ダイアフラムを若干楕円形とする明らかな傾向
がある。
【0004】円錐形ダイアフラムのこの楕円形は、ダイ
アフラムの内側周面をピストンとフォロワとの間に締め
付けた後の組立中に弁胴にクランプされるその外側周面
において一層顕著である。組立中にピストンと弁胴との
間の環状空間内に転動が自然に生ずるので、転動におけ
る張力によって、ダイアフラム外側周面が取付溝もしく
はクランプ溝から弾き出される傾向がある。この組立上
の問題は、楕円形である該ダイアフラム外側周面が環状
の取付溝内に完全に嵌合しないという事実のために悪化
される。この問題を解決するためには、ダイアフラム外
側周面における取付もしくは締付ビードの直径を過大寸
法として、該取付ビードの取付溝外径との干渉により保
持手段を強化して、組み立てを容易にする。しかし、こ
の仕方は次の事実のために上述の問題の完全な解決策で
はない。即ち、ダイアフラムの成形工程完了後にトリミ
ングされるダイアフラム外側周面における布は、ダイア
フラム取付ビードと完全に揃うようにはトリミングでき
ず、不揃いになるかも知れないからである。従って、適
切なダイアフラムの保持を確保するのに必要なダイアフ
ラム外側周面と取付溝外径との間の望ましい締まり嵌め
は確実には得られない。
アフラムの内側周面をピストンとフォロワとの間に締め
付けた後の組立中に弁胴にクランプされるその外側周面
において一層顕著である。組立中にピストンと弁胴との
間の環状空間内に転動が自然に生ずるので、転動におけ
る張力によって、ダイアフラム外側周面が取付溝もしく
はクランプ溝から弾き出される傾向がある。この組立上
の問題は、楕円形である該ダイアフラム外側周面が環状
の取付溝内に完全に嵌合しないという事実のために悪化
される。この問題を解決するためには、ダイアフラム外
側周面における取付もしくは締付ビードの直径を過大寸
法として、該取付ビードの取付溝外径との干渉により保
持手段を強化して、組み立てを容易にする。しかし、こ
の仕方は次の事実のために上述の問題の完全な解決策で
はない。即ち、ダイアフラムの成形工程完了後にトリミ
ングされるダイアフラム外側周面における布は、ダイア
フラム取付ビードと完全に揃うようにはトリミングでき
ず、不揃いになるかも知れないからである。従って、適
切なダイアフラムの保持を確保するのに必要なダイアフ
ラム外側周面と取付溝外径との間の望ましい締まり嵌め
は確実には得られない。
【0005】加えて、間にダイアフラム空隙部が形成さ
れる型部分の寸法公差のため、図1の円錐形ダイアフラ
ムの外径が更に変動する。これは、ダイアフラムの外側
取付ビードが、図2から明らかなように、前述した型部
分を横断して形成されるという事実による。
れる型部分の寸法公差のため、図1の円錐形ダイアフラ
ムの外径が更に変動する。これは、ダイアフラムの外側
取付ビードが、図2から明らかなように、前述した型部
分を横断して形成されるという事実による。
【0006】
【発明の目的】従って、本発明の主な目的は、布で補強
した円錐形ダイアフラムと、組み立てた場合にダイアフ
ラムの外側周面に露出した布が存在しないようなダイア
フラムの製作方法とを提供することにある。
した円錐形ダイアフラムと、組み立てた場合にダイアフ
ラムの外側周面に露出した布が存在しないようなダイア
フラムの製作方法とを提供することにある。
【0007】本発明の別の目的は、ダイアフラムの一方
向組み立てが確保されている、前述の目的に従った円錐
形ダイアフラム及びその製作方法を提供するにことあ
る。
向組み立てが確保されている、前述の目的に従った円錐
形ダイアフラム及びその製作方法を提供するにことあ
る。
【0008】
【発明の概要】簡略に述べると、上述の目的を満たすた
め、本発明により提供される円錐形成形ダイアフラムで
は、補強布を含むダイアフラムのバリは該ダイアフラム
の“成形されたまま”の状態における外側ダイアフラム
取付ビードの側壁から突出しているので、該取付ビード
の底面にはダイアフラムのバリはなくなる。その後、ダ
イアフラムを裏返して上下逆にし、取付ビードの平滑な
底面をダイアフラムの側壁と置き換えることにより、該
ダイアフラム外側周面には、バリ取りの後に通常存在す
る突出部がなくなる。
め、本発明により提供される円錐形成形ダイアフラムで
は、補強布を含むダイアフラムのバリは該ダイアフラム
の“成形されたまま”の状態における外側ダイアフラム
取付ビードの側壁から突出しているので、該取付ビード
の底面にはダイアフラムのバリはなくなる。その後、ダ
イアフラムを裏返して上下逆にし、取付ビードの平滑な
底面をダイアフラムの側壁と置き換えることにより、該
ダイアフラム外側周面には、バリ取りの後に通常存在す
る突出部がなくなる。
【0009】本発明のこれ等の目的及び利点、並びにそ
の他の目的及び利点は添付図面に関する以下の詳細な説
明により一層明らかになろう。
の他の目的及び利点は添付図面に関する以下の詳細な説
明により一層明らかになろう。
【0010】
【実施例】図1を参照すると、従来技術において知られ
ている円錐形ダイアフラム1が示してある。このダイア
フラムは、該ダイアフラムの内径を決める内側取付ビー
ド3と、該ダイアフラムの外径を決める外側取付ビード
4とで終端する截頭スカート部2を有する。該ダイアフ
ラム1は、図2に示すようにおす部6とめす部7とを有
する硬化用型5の中で成形されるのが典型的である。硬
化用型5のおす部とめす部との間には形成されているの
は、ダイアフラム空隙部8と溢流空隙部9であり、該ダ
イアフラム空隙部8は、相対的に狭く、直線形側面を有
するテーパ部10からなり、ダイアフラムのスカート部
2に対応する該テーパ部は、ダイアフラムの内側及び外
側取付ビード3、4に対応する拡大端末空隙部11、1
2で終端している。溢流空隙部9は、おす部6に形成さ
れたベース15とめす部7内に形成された側壁14の接
合点13において、拡大端末空隙部12から側方に延び
ている。側壁14は、接合点13における挟みビード1
7で終端しており、該挟みビードは、図2の(B)の拡
大図で明らかに見られるように、端末空隙部11と関連
する挟みビード17’と協働して、ダイアフラム1の成
形中に補強布16を空隙部10の中心部に維持する。こ
の補強布16は、挟みビード17によって方向付けら
れ、接合点13において溢流空隙部9に入るようになっ
ている。
ている円錐形ダイアフラム1が示してある。このダイア
フラムは、該ダイアフラムの内径を決める内側取付ビー
ド3と、該ダイアフラムの外径を決める外側取付ビード
4とで終端する截頭スカート部2を有する。該ダイアフ
ラム1は、図2に示すようにおす部6とめす部7とを有
する硬化用型5の中で成形されるのが典型的である。硬
化用型5のおす部とめす部との間には形成されているの
は、ダイアフラム空隙部8と溢流空隙部9であり、該ダ
イアフラム空隙部8は、相対的に狭く、直線形側面を有
するテーパ部10からなり、ダイアフラムのスカート部
2に対応する該テーパ部は、ダイアフラムの内側及び外
側取付ビード3、4に対応する拡大端末空隙部11、1
2で終端している。溢流空隙部9は、おす部6に形成さ
れたベース15とめす部7内に形成された側壁14の接
合点13において、拡大端末空隙部12から側方に延び
ている。側壁14は、接合点13における挟みビード1
7で終端しており、該挟みビードは、図2の(B)の拡
大図で明らかに見られるように、端末空隙部11と関連
する挟みビード17’と協働して、ダイアフラム1の成
形中に補強布16を空隙部10の中心部に維持する。こ
の補強布16は、挟みビード17によって方向付けら
れ、接合点13において溢流空隙部9に入るようになっ
ている。
【0011】従って、ダイアフラムが硬化して硬化用型
5から取り除かれた後に、溢流空隙部9中にある過剰ゴ
ム及び布の形態のバリ9’をダイアフラム1から取り除
く場合、露出した布が接合点13に対応する箇所に存在
するため、ダイアフラム取付ビード4が、図2の(C)
に示すように、ぎざぎざの縁13’を呈する。このぎざ
ぎざの縁13’はダイアフラム外径14’及び底面1
5’の間にあるので、ダイアフラムがその“成形された
まま”の状態で組み立てられるか又は反転した状態で組
み立てられるかに関係なく、露出した布が組み立て中の
取付ビード4及びダイアフラム取付溝の間の嵌合の障害
となり、前に述べたような組み立てに悪影響を与える。
5から取り除かれた後に、溢流空隙部9中にある過剰ゴ
ム及び布の形態のバリ9’をダイアフラム1から取り除
く場合、露出した布が接合点13に対応する箇所に存在
するため、ダイアフラム取付ビード4が、図2の(C)
に示すように、ぎざぎざの縁13’を呈する。このぎざ
ぎざの縁13’はダイアフラム外径14’及び底面1
5’の間にあるので、ダイアフラムがその“成形された
まま”の状態で組み立てられるか又は反転した状態で組
み立てられるかに関係なく、露出した布が組み立て中の
取付ビード4及びダイアフラム取付溝の間の嵌合の障害
となり、前に述べたような組み立てに悪影響を与える。
【0012】本発明によれば、内径を決める内側取付ビ
ード23と外径を決める外側取付ビード24とで終端す
る円錐台形即ち截頭スカート部22を有する円錐形ダイ
アフラム(ダイアフラム部材)21が図6に示してあ。
該スカート部22と取付ビード23、24内の中央にあ
るのは布材料即ち補強布26であり、該補強布は、図5
の(C)に示すように、“成形されたまま”の状態のダ
イアフラム21の外径に対応する取付ビード24の表面
34’上の箇所33’において露出している。補強布2
6が表面に出る箇所33’は、後にその理由を述べるよ
うに、ダイアフラム1についての箇所13’とは異なっ
ている。
ード23と外径を決める外側取付ビード24とで終端す
る円錐台形即ち截頭スカート部22を有する円錐形ダイ
アフラム(ダイアフラム部材)21が図6に示してあ。
該スカート部22と取付ビード23、24内の中央にあ
るのは布材料即ち補強布26であり、該補強布は、図5
の(C)に示すように、“成形されたまま”の状態のダ
イアフラム21の外径に対応する取付ビード24の表面
34’上の箇所33’において露出している。補強布2
6が表面に出る箇所33’は、後にその理由を述べるよ
うに、ダイアフラム1についての箇所13’とは異なっ
ている。
【0013】ダイアフラム1を成形する際、環状の予備
成形した半加工品40が、図3及び図4に示すように、
一つの層の補強布26を対峙するゴム層41間で冷圧す
ることによって成形される。この予備成形した半加工品
40は、図5の(A)に示すように、おす部46とめす
部47とからなる硬化用型内に置かれる。該おす部とめ
す部の間に形成されているのは、ダイアフラム空隙部4
8及び溢流空隙部49である。該ダイアフラム空隙部4
8は、比較的狭い、直線状の側面をもったテーパ部50
から成り、該テーパ部は、ダイアフラムの内側及び外側
取付ビード23、24に対応する拡大端末空隙部51、
52で終端するスカート部22に対応している。溢流空
隙部49は、硬化用型45のおす部46とめす部47と
の間の型割線に沿って形成された側壁34から側方に延
びている。この型割線は、ベース35との側壁34の接
合点を除いて、該型割線の長さに沿ったどこの箇所でも
該側壁34と交差している。型割線は、外側取付ビード
24の大部分が硬化用型45のおす部46の中に形成さ
れるように、図5の(B)に示すように上端部近傍で側
壁34と交わることが好ましい。
成形した半加工品40が、図3及び図4に示すように、
一つの層の補強布26を対峙するゴム層41間で冷圧す
ることによって成形される。この予備成形した半加工品
40は、図5の(A)に示すように、おす部46とめす
部47とからなる硬化用型内に置かれる。該おす部とめ
す部の間に形成されているのは、ダイアフラム空隙部4
8及び溢流空隙部49である。該ダイアフラム空隙部4
8は、比較的狭い、直線状の側面をもったテーパ部50
から成り、該テーパ部は、ダイアフラムの内側及び外側
取付ビード23、24に対応する拡大端末空隙部51、
52で終端するスカート部22に対応している。溢流空
隙部49は、硬化用型45のおす部46とめす部47と
の間の型割線に沿って形成された側壁34から側方に延
びている。この型割線は、ベース35との側壁34の接
合点を除いて、該型割線の長さに沿ったどこの箇所でも
該側壁34と交差している。型割線は、外側取付ビード
24の大部分が硬化用型45のおす部46の中に形成さ
れるように、図5の(B)に示すように上端部近傍で側
壁34と交わることが好ましい。
【0014】おす部46上のクランプ位置即ち取付位置
からめす部47を外して、予備成形した半加工品40
を、ダイアフラム空隙部48と少なくとも溢流空隙部4
9の一部とに被さるように、おす部46上に整列して置
く。端末空隙部51、52の直径最外側において硬化用
型のめす部47に形成された挟みビード57とおす部4
6に形成された挟みビード57’とは、該めす部47が
おす部46上の所定位置にクランプもしくは取り付けら
れる時に、該半加工品40を所定位置にしっかり固定す
る。
からめす部47を外して、予備成形した半加工品40
を、ダイアフラム空隙部48と少なくとも溢流空隙部4
9の一部とに被さるように、おす部46上に整列して置
く。端末空隙部51、52の直径最外側において硬化用
型のめす部47に形成された挟みビード57とおす部4
6に形成された挟みビード57’とは、該めす部47が
おす部46上の所定位置にクランプもしくは取り付けら
れる時に、該半加工品40を所定位置にしっかり固定す
る。
【0015】特に重要なことは、布26は、図5(B)
に示すように、端末空隙部52の側壁34を経て溢流空
隙部49の中へ入るように、挟みビード57及び溢流空
隙部49によって方向付けられていることである。予備
成形の半加工品を硬化させてダイアフラム21を成形し
た後、該ダイアフラムは、硬化用型45から取り出さ
れ、また、溢流空隙部49において形成されたバリは、
整形用型(図示せず)によりトリミング即ち除去され
る。この場合、バリ取りされた布26は、先行技術のダ
イアフラム1のように、側壁34’と底面35’との接
合点で表面に出るのではなく、側壁表面34’上の箇所
33’において取付ビード24から出ているので、外側
取付ビード24の底面35’にはその全長にわたって布
は存在していない。従って、該ダイアフラム21の“成
形したまま”の状態における取付ビード24の、布の存
在しない底面35’は、該ダイアフラムを裏返しにして
引っくり返した場合に、置き換えられることが明らかで
ある。このようにして、布の無い底面35’の位置は、
取付ビード24の底面からダイアフラムの外径に対応す
る取付ビード24の外側側壁に変わる。従って、ダイア
フラム21の外径にはなんらぎざぎざ及び/又は不規則
表面が存在しないようになり、図8〜図10に示すよう
に、ダイアフラム組み立てを容易にする。
に示すように、端末空隙部52の側壁34を経て溢流空
隙部49の中へ入るように、挟みビード57及び溢流空
隙部49によって方向付けられていることである。予備
成形の半加工品を硬化させてダイアフラム21を成形し
た後、該ダイアフラムは、硬化用型45から取り出さ
れ、また、溢流空隙部49において形成されたバリは、
整形用型(図示せず)によりトリミング即ち除去され
る。この場合、バリ取りされた布26は、先行技術のダ
イアフラム1のように、側壁34’と底面35’との接
合点で表面に出るのではなく、側壁表面34’上の箇所
33’において取付ビード24から出ているので、外側
取付ビード24の底面35’にはその全長にわたって布
は存在していない。従って、該ダイアフラム21の“成
形したまま”の状態における取付ビード24の、布の存
在しない底面35’は、該ダイアフラムを裏返しにして
引っくり返した場合に、置き換えられることが明らかで
ある。このようにして、布の無い底面35’の位置は、
取付ビード24の底面からダイアフラムの外径に対応す
る取付ビード24の外側側壁に変わる。従って、ダイア
フラム21の外径にはなんらぎざぎざ及び/又は不規則
表面が存在しないようになり、図8〜図10に示すよう
に、ダイアフラム組み立てを容易にする。
【0016】図7では、ダイアフラム21は、上側を下
にしてその“成形されたまま”の状態で、内側取付ビー
ド23をピストンフォロワ62の外側周面に隣接して形
成される環状の取付溝もしくは締付溝61の中に挿入す
ることによって、流体圧力装置のピストン部材60に連
結されて示されている。この時点ではダイアフラム21
は無応力であるので、外側取付ビード24が内側取付ビ
ード23に関して“成形されたまま”の配置を自由にと
るため、該内側取付ビードは、取付溝61の中に固定さ
れたままとなり易い。取付板もしくは締付板63は、図
8、図9及び図10に示すように、ねじ64によりピス
トンフォロワ62に固定される。このようにして、取付
ビード23は加圧下て取付溝61内に閉じ込められて、
ダイアフラム21をピストン部材60に固定する。この
最初の組み立ては、図9及び図10に示したカバー66
を取り除いて行われる。また、円錐形ダイアフラム21
は倒立されているので、同ダイアフラム21のベースを
形成する外側取付ビード24の“成形したまま”の底面
35’は、図7においては上方を向いている。
にしてその“成形されたまま”の状態で、内側取付ビー
ド23をピストンフォロワ62の外側周面に隣接して形
成される環状の取付溝もしくは締付溝61の中に挿入す
ることによって、流体圧力装置のピストン部材60に連
結されて示されている。この時点ではダイアフラム21
は無応力であるので、外側取付ビード24が内側取付ビ
ード23に関して“成形されたまま”の配置を自由にと
るため、該内側取付ビードは、取付溝61の中に固定さ
れたままとなり易い。取付板もしくは締付板63は、図
8、図9及び図10に示すように、ねじ64によりピス
トンフォロワ62に固定される。このようにして、取付
ビード23は加圧下て取付溝61内に閉じ込められて、
ダイアフラム21をピストン部材60に固定する。この
最初の組み立ては、図9及び図10に示したカバー66
を取り除いて行われる。また、円錐形ダイアフラム21
は倒立されているので、同ダイアフラム21のベースを
形成する外側取付ビード24の“成形したまま”の底面
35’は、図7においては上方を向いている。
【0017】図8では、ダイアフラム21は、すでに説
明したように内側取付ビード23においてピストン部材
60に固定されているダイアフラム内側周面と共にダイ
アフラム外側周面を下向きに引っくり返すことにより逆
向きにして示されている。ダイアフラム21をこのよう
に裏返しの形態に逆向きとすることによって、“成形し
たまま”の底面35’はダイアフラム21の外側周面に
置き換えられる。同様に、側壁34’はダイアフラム2
1の底部側に置き換えられる。前に述べたように、ま
た、図11に示すように、取付ビード24の底面35’
には、該ダイアフラム21の“成形したまま”の状態に
おいて、その全表面にわたってなんら露出した布は存在
しないので、外側取付ビード24のこの置き換えられた
底面35’は、逆向きにした状態では、ダイアフラム2
1の滑らかな、正確な寸法をもった外側周面を提供して
いる。
明したように内側取付ビード23においてピストン部材
60に固定されているダイアフラム内側周面と共にダイ
アフラム外側周面を下向きに引っくり返すことにより逆
向きにして示されている。ダイアフラム21をこのよう
に裏返しの形態に逆向きとすることによって、“成形し
たまま”の底面35’はダイアフラム21の外側周面に
置き換えられる。同様に、側壁34’はダイアフラム2
1の底部側に置き換えられる。前に述べたように、ま
た、図11に示すように、取付ビード24の底面35’
には、該ダイアフラム21の“成形したまま”の状態に
おいて、その全表面にわたってなんら露出した布は存在
しないので、外側取付ビード24のこの置き換えられた
底面35’は、逆向きにした状態では、ダイアフラム2
1の滑らかな、正確な寸法をもった外側周面を提供して
いる。
【0018】図9において、外側取付ビード24は、内
部でピストン部材60が作動する本体68内に形成され
た環状の取付溝67に挿入されて示されているが、外側
表面35’にはどんな布もトリミングされたバリも存在
しないため、該外側表面35’の半径寸法はこれまでよ
りも公差に一層接近して保持できるようになる。従っ
て、外側取付ビード24は取付溝67内に更に良く嵌合
し、ダイアフラムの外側周面が、前に説明したようにそ
の楕円形傾向のために取付溝から弾き出されるのを防止
する。
部でピストン部材60が作動する本体68内に形成され
た環状の取付溝67に挿入されて示されているが、外側
表面35’にはどんな布もトリミングされたバリも存在
しないため、該外側表面35’の半径寸法はこれまでよ
りも公差に一層接近して保持できるようになる。従っ
て、外側取付ビード24は取付溝67内に更に良く嵌合
し、ダイアフラムの外側周面が、前に説明したようにそ
の楕円形傾向のために取付溝から弾き出されるのを防止
する。
【0019】その上、本発明により、取付溝67への外
側取付ビード24の嵌合が改善された結果、ダイアフラ
ム外側周面は所定位置に一層良好に維持される。これ
は、ダイアフラムが続いて変形して重畳形態となり、カ
バー66がねじ69によって本体68に固定されるのを
許容することにより、図10に示すように、外側取付ビ
ード24を本体68に関して所定位置にクランプもしく
は取り付ける。
側取付ビード24の嵌合が改善された結果、ダイアフラ
ム外側周面は所定位置に一層良好に維持される。これ
は、ダイアフラムが続いて変形して重畳形態となり、カ
バー66がねじ69によって本体68に固定されるのを
許容することにより、図10に示すように、外側取付ビ
ード24を本体68に関して所定位置にクランプもしく
は取り付ける。
【0020】本発明のダイアフラム21はその組み立て
が容易であることに加えて、この組み立ては、一方向性
である。この一方向組み立ては、ダイアフラムが上側を
下にして引っくり返されて、その“成形したまま”の形
態でピストン部材60に装着され、その後、該ダイアフ
ラムが裏返しされて逆向き状態に反転され、この状態で
表面35’がダイアフラム外側周面に置き換えられるこ
とを必要とする。前述の手順が守られないならば、滑ら
かな、布の存在しない表面35’は、所望のように置き
換えられない。このような一方向組み立てを要求するこ
とによってダイアフラム重畳のばね効果が確実に好まし
い方向を持つことを保証する。
が容易であることに加えて、この組み立ては、一方向性
である。この一方向組み立ては、ダイアフラムが上側を
下にして引っくり返されて、その“成形したまま”の形
態でピストン部材60に装着され、その後、該ダイアフ
ラムが裏返しされて逆向き状態に反転され、この状態で
表面35’がダイアフラム外側周面に置き換えられるこ
とを必要とする。前述の手順が守られないならば、滑ら
かな、布の存在しない表面35’は、所望のように置き
換えられない。このような一方向組み立てを要求するこ
とによってダイアフラム重畳のばね効果が確実に好まし
い方向を持つことを保証する。
【0021】ここで、更に諒解されることは、“成形し
たまま”の形態にあるダイアフラム21は、成形過程に
おいて形成されるバリを有するのであるが、“成形した
まま”の形態では、バリはダイアフラム外側周面に存在
するので、従来技術におけるダイアフラムと同様な方法
でバリ取り型により除去されることである。
たまま”の形態にあるダイアフラム21は、成形過程に
おいて形成されるバリを有するのであるが、“成形した
まま”の形態では、バリはダイアフラム外側周面に存在
するので、従来技術におけるダイアフラムと同様な方法
でバリ取り型により除去されることである。
【図1】 従来技術で公知の円錐形ダイアフラムの断面
立面図である。
立面図である。
【図2】 (A)は、図1の円錐形ダイアフラムの成形
工程で使用する硬化用型の断面立面図、(B)は、図1
のダイアフラムの外側取付ビードの部分拡大断面図であ
って硬化用型からダイアフラムを除いた後のバリと補強
布の位置を図示した図、(C)は、図2の(B)に示し
たバリと補強布のトリミング後の図1の取付ビードの部
分拡大図である。
工程で使用する硬化用型の断面立面図、(B)は、図1
のダイアフラムの外側取付ビードの部分拡大断面図であ
って硬化用型からダイアフラムを除いた後のバリと補強
布の位置を図示した図、(C)は、図2の(B)に示し
たバリと補強布のトリミング後の図1の取付ビードの部
分拡大図である。
【図3】 ダイアフラムを成形するための予備成形した
半加工品を硬化用型の中に置く前の状態で示す平面図で
ある。
半加工品を硬化用型の中に置く前の状態で示す平面図で
ある。
【図4】 図3の4−4線に沿う断面図である。
【図5】 (A)は、本発明により開発された硬化用型
の断面立面図、(B)は、図6のダイアフラムの外側取
付ビードの部分拡大断面図であって、硬化用型からダイ
アフラムを除いた後のバリと補強布の位置を示した図、
(C)は、バリと補強布のトリミング後の図6の取付ビ
ードの部分拡大図である。
の断面立面図、(B)は、図6のダイアフラムの外側取
付ビードの部分拡大断面図であって、硬化用型からダイ
アフラムを除いた後のバリと補強布の位置を示した図、
(C)は、バリと補強布のトリミング後の図6の取付ビ
ードの部分拡大図である。
【図6】 図5の(A)の硬化用型で成形されたダイア
フラム部材の立面図である。
フラム部材の立面図である。
【図7】 ピストンフォロワと、ダイアフラム形ピスト
ンを作動するのに用いる装置本体との間の環状空間にお
ける、図6のダイアフラムの組み立てにおける各工程段
階を示す断面組立図である。
ンを作動するのに用いる装置本体との間の環状空間にお
ける、図6のダイアフラムの組み立てにおける各工程段
階を示す断面組立図である。
【図8】 ピストンフォロワと、ダイアフラム形ピスト
ンを作動するのに用いる装置本体との間の環状空間にお
ける、図6のダイアフラムの組み立てにおける各工程段
階を示す断面組立図である。
ンを作動するのに用いる装置本体との間の環状空間にお
ける、図6のダイアフラムの組み立てにおける各工程段
階を示す断面組立図である。
【図9】 ピストンフォロワと、ダイアフラム形ピスト
ンを作動するのに用いる装置本体との間の環状空間にお
ける、図6のダイアフラムの組み立てにおける各工程段
階を示す断面組立図である。
ンを作動するのに用いる装置本体との間の環状空間にお
ける、図6のダイアフラムの組み立てにおける各工程段
階を示す断面組立図である。
【図10】 ピストンフォロワと、ダイアフラム形ピス
トンを作動するのに用いる装置本体との間の環状空間に
おける、図6のダイアフラムの組み立てにおける各工程
段階を示す断面組立図である。
トンを作動するのに用いる装置本体との間の環状空間に
おける、図6のダイアフラムの組み立てにおける各工程
段階を示す断面組立図である。
【図11】 図8に示す反転したダイアフラムの部分拡
大断面図であって反転した底面と側壁を有する取付ビー
ドを示す図である。
大断面図であって反転した底面と側壁を有する取付ビー
ドを示す図である。
21…円錐形ダイアフラム(ダイアフラム部材)、22
…円錐台形スカート部、23…内側取付ビード、24…
外側取付ビード、26…補強布、45…硬化用型、46
…おす部、47…めす部、48…ダイアフラム空隙部、
49…溢流空隙部。
…円錐台形スカート部、23…内側取付ビード、24…
外側取付ビード、26…補強布、45…硬化用型、46
…おす部、47…めす部、48…ダイアフラム空隙部、
49…溢流空隙部。
フロントページの続き (72)発明者 ウィラード・ピー・スポールディング アメリカ合衆国、ペンシルベニア州、ピッ ツバーグ、ディクシー・ドライブ 611 (72)発明者 ウィリアム・ケー・モング アメリカ合衆国、ペンシルベニア州、ノー ス・ハンチンドン、ロビンズ・ステーショ ン・ロード 311
Claims (4)
- 【請求項1】 内側取付ビード及び外側取付ビードの間
に間挿された円錐台形スカート部を有する環状の円錐形
ダイアフラムの製作方法であって、 (a) エラストマー材料からなる環状の予備成形した
半加工品を用意し、 (b) おす部とめす部とからなり、該おす部及び該め
す部の間にはダイアフラム空隙部と溢流空隙部とが形成
されており、前記ダイアフラムの前記外側取付ビードに
対応する前記ダイアフラム空隙部の部分は、側壁及び底
面を有し、該側壁及び該底面は、少なくとも部分的に、
前記おす部及び前記めす部のうちの同一のものの中に形
成されている、硬化用型を用意し、 (c) 前記予備成形した半加工品を前記硬化用型の前
記ダイアフラム空隙部内に挿入し、 (d) 前記予備成形した半加工品を前記ダイアフラム
の形状に硬化し、 (e) 前記硬化したダイアフラムを前記硬化用型から
除き、 (f) 前記外側取付ビードにおいて前記硬化したダイ
アフラムの形を整えて、該硬化したダイアフラムから、
前記溢流空隙部において形成されたバリを取り除く、 ダイアフラム製作方法。 - 【請求項2】 前記おす部及びめす部間の型割線が、前
記側壁及び前記底面の間の接合点から変位した箇所にお
いて前記側壁に交差し、前記溢流空隙部が、前記型割線
に沿って形成されている、ことを特徴とする請求項1に
記載のダイアフラム製作方法。 - 【請求項3】 自由な無応力状態で円錐台形を有し、該
無応力状態で成形される環状の成形エラストマーダイア
フラム部材であって、該ダイアフラム部材のテーパ付き
側面は、前記ダイアフラム部材の内側周面を構成する内
側取付ビードと前記ダイアフラム部材の外側周面を構成
する外側取付ビードとで終端するスカート部と、前記ダ
イアフラム部材が成形されるエラストマーコンパウンド
内に埋め込まれた補強布の層とを含み、前記外側取付ビ
ードは、前記ダイアフラム部材の前記外側周面を画成す
る側壁と、前記自由な無応力状態における前記ダイアフ
ラム部材のベースを画成する底面とを有し、前記外側取
付ビードの前記側壁及び前記底面は、該側壁及び該底面
の間の接合点において交差し、前記補強布は、前記側壁
及び前記底面の前記接合点から変位した位置において前
記側壁に沿って前記ダイアフラム部材から露出してい
る、環状の成形エラストマーダイアフラム部材。 - 【請求項4】 前記外側取付ビードの前記底面には前記
補強布がなく、該底面は、前記ダイアフラム部材を逆に
した時に転位されて、該転位された底面が前記ダイアフ
ラム部材の前記外側周面を画成して、該外側周面に前記
補強布がないようにしたことを特徴とする請求項3に記
載の成形エラストマーダイアフラム部材。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/884359 | 1992-05-18 | ||
US07/884,359 US5220863A (en) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | Conical diaphragm and method of making |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06137426A true JPH06137426A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=25384451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5115816A Pending JPH06137426A (ja) | 1992-05-18 | 1993-05-18 | ダイアフラム部材及びその製作方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5220863A (ja) |
JP (1) | JPH06137426A (ja) |
CA (1) | CA2090384C (ja) |
Cited By (2)
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JP2003021234A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-24 | Nok Corp | ダイアフラム |
JP2008296062A (ja) * | 2000-06-09 | 2008-12-11 | Norton Healthcare Ltd | 薬剤投与装置 |
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EP0552040B1 (en) * | 1992-01-15 | 1996-01-03 | Patrick Arthur Leach | Method and apparatus for making a loudspeaker cone and surround assembly |
US5437219A (en) * | 1993-11-03 | 1995-08-01 | Westinghouse Air Brake Company | Low stress conical type diaphragm |
US6224801B1 (en) * | 1995-03-21 | 2001-05-01 | Harman International Industries Incorporated | Method of making a speaker |
US5996470A (en) * | 1997-11-18 | 1999-12-07 | Westinghouse Air Brake Company | Wear ring for diaphragm and outer piston |
US6067893A (en) * | 1998-03-10 | 2000-05-30 | Westinghouse Air Brake Company | Ribbed diaphragm |
US6578691B1 (en) | 2001-04-13 | 2003-06-17 | Mach Iii Clutch, Inc. | Ultra-low stiction torque transfer device |
CN100569481C (zh) * | 2008-03-25 | 2009-12-16 | 诸先桥 | 汽车制动器气室隔膜制备工艺 |
US20140264103A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Wabtec Holding Corp. | Shaped Diaphragm with Retaining Feature |
DE102013205141A1 (de) * | 2013-03-22 | 2014-09-25 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Schmelzeleitsystem für In-Mold-Decoration (IMD)- oder In-Mold-Labeling (IML)-Verfahren zum Spritzgießen |
DE102017119865A1 (de) * | 2016-09-07 | 2018-03-08 | Sennheiser Electronic Gmbh & Co. Kg | Elektrodynamischer Schallwandler und Verfahren zum Herstellen eines elektrodynamischen Schallwandlers |
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Family Cites Families (3)
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US4989497A (en) * | 1985-08-30 | 1991-02-05 | The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration | Flexible diaphragm-extreme temperature usage |
-
1992
- 1992-05-18 US US07/884,359 patent/US5220863A/en not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-02-25 CA CA002090384A patent/CA2090384C/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-05-18 JP JP5115816A patent/JPH06137426A/ja active Pending
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2090384A1 (en) | 1994-02-19 |
CA2090384C (en) | 1999-03-02 |
US5220863A (en) | 1993-06-22 |
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