JPH06133809A - ジョイント - Google Patents
ジョイントInfo
- Publication number
- JPH06133809A JPH06133809A JP29263692A JP29263692A JPH06133809A JP H06133809 A JPH06133809 A JP H06133809A JP 29263692 A JP29263692 A JP 29263692A JP 29263692 A JP29263692 A JP 29263692A JP H06133809 A JPH06133809 A JP H06133809A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- pair
- hanging
- receiving
- receiving portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 従来より簡単な操作で分離可能なジョイント
を提起すること。 【構成】 受け部2と掛け部3とを具備し、前記受け部
は凹部に形成されるとともに、前記凹部には対向する一
対の係止穴21が形成され、前記掛け部は一対の弾性係
止片32に形成されるとともに、その先端には外方へ向
かう突部31を有し、前記突部は曲面で形成され、前記
受け部の一対の係止穴に、前記掛け部の一対の弾性係止
片の突部が嵌合するように配置されたこと。
を提起すること。 【構成】 受け部2と掛け部3とを具備し、前記受け部
は凹部に形成されるとともに、前記凹部には対向する一
対の係止穴21が形成され、前記掛け部は一対の弾性係
止片32に形成されるとともに、その先端には外方へ向
かう突部31を有し、前記突部は曲面で形成され、前記
受け部の一対の係止穴に、前記掛け部の一対の弾性係止
片の突部が嵌合するように配置されたこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ジョイントに関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ウェスト・ポーチ等を腰に巻
き付けて固定する際に前記ポーチに連結したバンドの端
部同士を結合するためのジョイントが広く知られてい
る。このジョイントを外す際には、 ジョイントの係
止部の係合を回避する方向に指で押圧しながら、 ジ
ョイントを分離する方向に双方を移動させる操作により
結合を解除する必要があった。しかし、前記の及び
の複合した操作は結構面倒なものである。
き付けて固定する際に前記ポーチに連結したバンドの端
部同士を結合するためのジョイントが広く知られてい
る。このジョイントを外す際には、 ジョイントの係
止部の係合を回避する方向に指で押圧しながら、 ジ
ョイントを分離する方向に双方を移動させる操作により
結合を解除する必要があった。しかし、前記の及び
の複合した操作は結構面倒なものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明では
従来より簡単な操作で分離可能なジョイントを提起する
ことを課題とする。
従来より簡単な操作で分離可能なジョイントを提起する
ことを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明では次のような技術的手段を講じている。この
発明のジョイントは、受け部と掛け部とを具備し、前記
受け部は凹部に形成されるとともに、前記凹部には対向
する一対の係止穴が形成され、前記掛け部は一対の弾性
係止片に形成されるとともに、その先端には外方へ向か
う突部を有し、前記突部は曲面で形成され、前記受け部
の一対の係止穴に、前記掛け部の一対の弾性係止片の突
部が嵌合するように配置されたことを特徴とする。
この発明では次のような技術的手段を講じている。この
発明のジョイントは、受け部と掛け部とを具備し、前記
受け部は凹部に形成されるとともに、前記凹部には対向
する一対の係止穴が形成され、前記掛け部は一対の弾性
係止片に形成されるとともに、その先端には外方へ向か
う突部を有し、前記突部は曲面で形成され、前記受け部
の一対の係止穴に、前記掛け部の一対の弾性係止片の突
部が嵌合するように配置されたことを特徴とする。
【0005】また、前記受け部と掛け部のそれぞれの外
方部分に紐やベルト等の取付部を設けていることとして
もよい。また、受け部と掛け部とがそれぞれ接続すべき
物の一部として形成されていることとしてもよい。
方部分に紐やベルト等の取付部を設けていることとして
もよい。また、受け部と掛け部とがそれぞれ接続すべき
物の一部として形成されていることとしてもよい。
【0006】
【作用】上記の手段を採用した結果、この発明は以下の
ような作用を有する。ジョイントを外す際には次のよう
にする。結合している受け部と掛け部との軸心方向に対
して、相互の当接部から屈曲せしめる。すると、掛け部
の一対の弾性係止片は相互に近接する向きに押圧せしめ
られて弾性により傾倒するとともに、その先端に外方に
向けて曲面で形成された突部は、受け部の凹部に形成さ
れた対向する一対の係止穴から緩やかに離脱し嵌合が解
除される。
ような作用を有する。ジョイントを外す際には次のよう
にする。結合している受け部と掛け部との軸心方向に対
して、相互の当接部から屈曲せしめる。すると、掛け部
の一対の弾性係止片は相互に近接する向きに押圧せしめ
られて弾性により傾倒するとともに、その先端に外方に
向けて曲面で形成された突部は、受け部の凹部に形成さ
れた対向する一対の係止穴から緩やかに離脱し嵌合が解
除される。
【0007】即ち、相互の当接部から単に屈曲せしめる
という操作で結合を解除することが出来る。
という操作で結合を解除することが出来る。
【0008】
【実施例】以下この発明の構成を好適な実施例として示
した図面を参照して説明する。図1乃至図4に示すよう
に、この実施例のジョイント1は受け部2を具備する雌
部材20と、掛け部3を具備する雄部材30とから構成
している。これらは、それぞれ金型を用いて合成樹脂に
より一体成型している。
した図面を参照して説明する。図1乃至図4に示すよう
に、この実施例のジョイント1は受け部2を具備する雌
部材20と、掛け部3を具備する雄部材30とから構成
している。これらは、それぞれ金型を用いて合成樹脂に
より一体成型している。
【0009】雌部材20の受け部2は凹部に形成すると
ともに、前記凹部には対向する一対の係止穴21を形成
している。それぞれの係止穴21は貫通していてもよい
し、貫通していなくてもよい。雄部材30の掛け部3
は、その先端に外方へ向かう突部31を有する一対の弾
性係止片32に形成している。そして、一対の弾性係止
片32の外方にそれぞれ一体的に形成した突部31は、
双方ともに曲面で形成している。さらに、受け部2の一
対の係止穴21には前記掛け部3の一対の弾性係止片3
2が嵌合できるように配置すべく位置関係を設定してい
る。弾性係止片32の突部31は曲面で形成しているの
で、前記係止穴21に嵌合した突部31は、係止穴21
から離脱方向への変位が従来と比べて遙かに容易であ
る。
ともに、前記凹部には対向する一対の係止穴21を形成
している。それぞれの係止穴21は貫通していてもよい
し、貫通していなくてもよい。雄部材30の掛け部3
は、その先端に外方へ向かう突部31を有する一対の弾
性係止片32に形成している。そして、一対の弾性係止
片32の外方にそれぞれ一体的に形成した突部31は、
双方ともに曲面で形成している。さらに、受け部2の一
対の係止穴21には前記掛け部3の一対の弾性係止片3
2が嵌合できるように配置すべく位置関係を設定してい
る。弾性係止片32の突部31は曲面で形成しているの
で、前記係止穴21に嵌合した突部31は、係止穴21
から離脱方向への変位が従来と比べて遙かに容易であ
る。
【0010】また、雄部材30と雌部材20との双方の
最外端には紐やバンド等の接続のため、円環状の取付部
4を一体的に成型している。この実施例では受け部2を
雌部材20に形成し、掛け部3を雄部材30に形成して
いるが、受け部2と掛け部3とをそれぞれ接続すべき物
の一部に形成してもよい。
最外端には紐やバンド等の接続のため、円環状の取付部
4を一体的に成型している。この実施例では受け部2を
雌部材20に形成し、掛け部3を雄部材30に形成して
いるが、受け部2と掛け部3とをそれぞれ接続すべき物
の一部に形成してもよい。
【0011】ジョイント1を外す際には次のようにす
る。結合している受け部2と掛け部3との軸心方向に対
して、相互の当接部から屈曲せしめる。すると、掛け部
3の一対の弾性係止片32は相互に近接する向きに押圧
せしめられて弾性により傾倒するとともに、その先端に
外方に向けて曲面で形成された突部31は、受け部2の
凹部に形成された対向する一対の係止穴21から緩やか
に離脱し嵌合が解除される。
る。結合している受け部2と掛け部3との軸心方向に対
して、相互の当接部から屈曲せしめる。すると、掛け部
3の一対の弾性係止片32は相互に近接する向きに押圧
せしめられて弾性により傾倒するとともに、その先端に
外方に向けて曲面で形成された突部31は、受け部2の
凹部に形成された対向する一対の係止穴21から緩やか
に離脱し嵌合が解除される。
【0012】また、前記軸心方向に対して相互の当接部
から屈曲せしめる向きであるが、図2に示すように一対
の弾性係止片32の双方を含む面に沿って屈曲させる場
合のみならず、相互の当接部を360°どの向きに屈曲
させてもジョイント1の分離が可能である。弾性係止片
32の先端の突部31は既述の如く曲面で形成している
ので、係止穴21に対する横方向の抜脱も許容されてい
るからである。従って、両手を用いて分離するばかりで
はなく、片手だけでも任意の向きでジョイント1を握り
当接部から屈曲させるべくこの位置に指で力を入れるこ
とにより、結合を解除することが可能である。即ち、従
来のジョイントは両手を用いなければ分離することがな
かなか困難であったが、この実施例のものは片手だけで
も簡単に分離が可能であるという利点がある。
から屈曲せしめる向きであるが、図2に示すように一対
の弾性係止片32の双方を含む面に沿って屈曲させる場
合のみならず、相互の当接部を360°どの向きに屈曲
させてもジョイント1の分離が可能である。弾性係止片
32の先端の突部31は既述の如く曲面で形成している
ので、係止穴21に対する横方向の抜脱も許容されてい
るからである。従って、両手を用いて分離するばかりで
はなく、片手だけでも任意の向きでジョイント1を握り
当接部から屈曲させるべくこの位置に指で力を入れるこ
とにより、結合を解除することが可能である。即ち、従
来のジョイントは両手を用いなければ分離することがな
かなか困難であったが、この実施例のものは片手だけで
も簡単に分離が可能であるという利点がある。
【0013】逆に、ジョイント1を結合させる際は相互
に押し込むだけでよい。相互の当接部から単に屈曲せし
めるという操作でその結合を解除することが出来るの
で、従来より簡単な操作で分離可能であるという利点が
ある。さらに、係止片32の弾性度の設定を適宜に調節
することによりジョイント1の分離のし易さを任意に設
定可能である。
に押し込むだけでよい。相互の当接部から単に屈曲せし
めるという操作でその結合を解除することが出来るの
で、従来より簡単な操作で分離可能であるという利点が
ある。さらに、係止片32の弾性度の設定を適宜に調節
することによりジョイント1の分離のし易さを任意に設
定可能である。
【0014】この実施例のジョイント1には構造が簡単
であるので製造が容易という利点もある。また、形状が
単純であるので金型の構造も簡単なものでよく、この金
型代を従来のものの60%から70%に抑えることが出
来た。図5は、上記の実施例のジョイント1の一使用状
態を示したもので、雄部材30と雌部材20とのそれぞ
れの取付部4(図1乃至図4参照)を連結する紐5を固
定している。そして、自転車に乗る際のズボンの裾のま
とわり付きを防止する為にズボンの裾の上から巻いたも
のである。
であるので製造が容易という利点もある。また、形状が
単純であるので金型の構造も簡単なものでよく、この金
型代を従来のものの60%から70%に抑えることが出
来た。図5は、上記の実施例のジョイント1の一使用状
態を示したもので、雄部材30と雌部材20とのそれぞ
れの取付部4(図1乃至図4参照)を連結する紐5を固
定している。そして、自転車に乗る際のズボンの裾のま
とわり付きを防止する為にズボンの裾の上から巻いたも
のである。
【0015】このジョイントは、前記使用状態の他にも
次のような事に用いることが出来る。紐やベルト等の長
尺物の接続が通常の基本的な使用形態であり、髪止め、
ワイシャツの腕止め等に使用可能であるが、その他にも
ポシェットの接続部、鞄等のベルトの連結、造花の幹と
枝や葉や花の間の接続等の様々な用途に適用可能であ
る。
次のような事に用いることが出来る。紐やベルト等の長
尺物の接続が通常の基本的な使用形態であり、髪止め、
ワイシャツの腕止め等に使用可能であるが、その他にも
ポシェットの接続部、鞄等のベルトの連結、造花の幹と
枝や葉や花の間の接続等の様々な用途に適用可能であ
る。
【0016】
【発明の効果】この発明は上述のような構成を有するも
のであり、次の効果を有する。相互の当接部から単に屈
曲せしめるという操作でその結合を解除することが出来
るので、従来より簡単な操作で分離可能なジョイントを
提供することが出来る。
のであり、次の効果を有する。相互の当接部から単に屈
曲せしめるという操作でその結合を解除することが出来
るので、従来より簡単な操作で分離可能なジョイントを
提供することが出来る。
【図1】この発明のジョイントの一実施例で、結合して
いる状態を説明するために一部を透視した斜視図。
いる状態を説明するために一部を透視した斜視図。
【図2】図1のジョイントを分離しようとしている状態
を説明する斜視図。
を説明する斜視図。
【図3】図1のジョイントを分離した状態を説明する斜
視図。
視図。
【図4】図1のジョイントの中央断面図。
【図5】図1のジョイントの使用状態の一例を説明する
斜視図。
斜視図。
2 受け部 3 掛け部 4 取付部 21 係止穴 31 突部 32 係止片
Claims (3)
- 【請求項1】 受け部と掛け部とを具備し、 前記受け部は凹部に形成されるとともに、前記凹部には
対向する一対の係止穴が形成され、 前記掛け部は一対の弾性係止片に形成されるとともに、
その先端には外方へ向かう突部を有し、前記突部は曲面
で形成され、 前記受け部の一対の係止穴に、前記掛け部の一対の弾性
係止片の突部が嵌合するように配置されたことを特徴と
するジョイント。 - 【請求項2】 前記受け部と掛け部のそれぞれの外方部
分に紐やベルト等の取付部を設けていることを特徴とす
る請求項1記載のジョイント。 - 【請求項3】 受け部と掛け部とがそれぞれ接続すべき
物の一部として形成されていることを特徴とする請求項
1記載のジョイント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29263692A JPH06133809A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29263692A JPH06133809A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ジョイント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06133809A true JPH06133809A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17784359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29263692A Pending JPH06133809A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ジョイント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06133809A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5778498A (en) * | 1996-08-16 | 1998-07-14 | Laks; David A. | Releasable fastener for foot apparel |
JP2002345513A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-03 | Morito Co Ltd | テープ付き係止具 |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP29263692A patent/JPH06133809A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5778498A (en) * | 1996-08-16 | 1998-07-14 | Laks; David A. | Releasable fastener for foot apparel |
JP2002345513A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-03 | Morito Co Ltd | テープ付き係止具 |
JP4656760B2 (ja) * | 2001-05-30 | 2011-03-23 | モリト株式会社 | テープ付き係止具 |
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