JPH0613284Y2 - カーテンウォールの押ぶち構造 - Google Patents
カーテンウォールの押ぶち構造Info
- Publication number
- JPH0613284Y2 JPH0613284Y2 JP11790289U JP11790289U JPH0613284Y2 JP H0613284 Y2 JPH0613284 Y2 JP H0613284Y2 JP 11790289 U JP11790289 U JP 11790289U JP 11790289 U JP11790289 U JP 11790289U JP H0613284 Y2 JPH0613284 Y2 JP H0613284Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- glass
- curtain wall
- glass groove
- push
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はカーテンウォールの外観見付寸法を小さくする
ことができるカーテンウォールの押ぶち構造の改良に関
するものである。
ことができるカーテンウォールの押ぶち構造の改良に関
するものである。
〈従来の技術〉 第２図及び第３図に基づいて従来のカーテンウォールの
押ぶち構造を説明する。
押ぶち構造を説明する。
第２図はカーテンウォールの外観図で、１はサッシフレ
ームを構成する縦部材、２はその横部材、３はガラスで
ある。第３図は第２図のＡ−Ａ又はＢ−Ｂ断面相当図
で、縦部材１又は横部材２を構成する中空形状枠４の外
側端面には押ぶち取付桟５が鉤形フランジ結合されネジ
止めされており、この押ぶち取付桟５に押ぶち６が取付
けられている。
ームを構成する縦部材、２はその横部材、３はガラスで
ある。第３図は第２図のＡ−Ａ又はＢ−Ｂ断面相当図
で、縦部材１又は横部材２を構成する中空形状枠４の外
側端面には押ぶち取付桟５が鉤形フランジ結合されネジ
止めされており、この押ぶち取付桟５に押ぶち６が取付
けられている。
押ぶち６は略Ｔ形断面形状で、押ぶち取付桟５より突出
したフランジ部７にそのフランジ部８を鉤形フランジ結
合によって取付けられ、ガラス溝を形成しており、ガラ
ス３がシーリング材９等を介装して嵌め込まれる様にな
っている。
したフランジ部７にそのフランジ部８を鉤形フランジ結
合によって取付けられ、ガラス溝を形成しており、ガラ
ス３がシーリング材９等を介装して嵌め込まれる様にな
っている。
〈考案が解決しようとする課題〉 従来のカーテンウォールの押ぶち構造は上記の様に構成
されているので、建物外部より見えるカーテンウォール
の縦部材１及び横部材２の外観見付寸法ａは小さい方が
好ましいが、小さくするとガラス３の端面10とガラス溝
底面を形成する押ぶち取付桟５のフランジ部７及び押ぶ
ち６のフランジ部８間の距離ｂが小さくなり、地震発生
時のカーテンウォールの横揺れによって距離ｂが変動
し、ガラス３の端面10がフランジ部７又は８に接触して
ガラスが破損する虞れが生じる為の限界があった。
されているので、建物外部より見えるカーテンウォール
の縦部材１及び横部材２の外観見付寸法ａは小さい方が
好ましいが、小さくするとガラス３の端面10とガラス溝
底面を形成する押ぶち取付桟５のフランジ部７及び押ぶ
ち６のフランジ部８間の距離ｂが小さくなり、地震発生
時のカーテンウォールの横揺れによって距離ｂが変動
し、ガラス３の端面10がフランジ部７又は８に接触して
ガラスが破損する虞れが生じる為の限界があった。
又押ぶち６を押ぶち取付桟５を介して取付けている為、
構成部品が多く、構造が複雑で高価となる問題があっ
た。
構成部品が多く、構造が複雑で高価となる問題があっ
た。
本考案はこれらの問題を解消する為提案されたもので、
ガラス端面とガラス溝底面の距離を小さくすることなく
カーテンウォールの外観見付寸法を小さくできるととも
に押ぶち取付桟を不要とすることができるカーテンウォ
ールの押ぶち構造を得ることを目的とするものである。
ガラス端面とガラス溝底面の距離を小さくすることなく
カーテンウォールの外観見付寸法を小さくできるととも
に押ぶち取付桟を不要とすることができるカーテンウォ
ールの押ぶち構造を得ることを目的とするものである。
〈課題を解決するための手段〉 上記した課題を解決する為本考案に係るカーテンウォー
ルの押ぶち構造は、カーテンウォールの縦部材及び横部
材を構成する中空形状枠の一側面端部に段差部を設け、
押ぶちを前記段差部に係合するフランジを室内側ガラス
溝フランジ先端より突出させて形成した略逆 形断面形状とし、同押ぶちを前記ガラス溝フランジ基端
に設けた突部を前記中空形状枠の外側端面に設けた引掛
部に係合させるとともに前記フランジを前記中空形状枠
の段差部にネジ止めして取付けたことを特徴とするもの
である。
ルの押ぶち構造は、カーテンウォールの縦部材及び横部
材を構成する中空形状枠の一側面端部に段差部を設け、
押ぶちを前記段差部に係合するフランジを室内側ガラス
溝フランジ先端より突出させて形成した略逆 形断面形状とし、同押ぶちを前記ガラス溝フランジ基端
に設けた突部を前記中空形状枠の外側端面に設けた引掛
部に係合させるとともに前記フランジを前記中空形状枠
の段差部にネジ止めして取付けたことを特徴とするもの
である。
〈作用〉 本考案に係るカーテンウォールの押ぶち構造は上記の様
に構成されているので、縦部材及び横部材を構成する中
空形状枠に設けられた段差部及び引掛部に押ぶちのフラ
ンジ及び突部を係合させることによって中空形状枠に直
接押ぶちを取付けることができる。又、押ぶちの取付部
を中空形状枠の側面及び端面に設け、ガラス溝内から取
付部をなくしている為、ガラス溝底面とガラス端面との
間の距離を大きくとることができる結果、その分縦部材
及び横部材の外観見付寸法を小さくすることが可能とな
る。
に構成されているので、縦部材及び横部材を構成する中
空形状枠に設けられた段差部及び引掛部に押ぶちのフラ
ンジ及び突部を係合させることによって中空形状枠に直
接押ぶちを取付けることができる。又、押ぶちの取付部
を中空形状枠の側面及び端面に設け、ガラス溝内から取
付部をなくしている為、ガラス溝底面とガラス端面との
間の距離を大きくとることができる結果、その分縦部材
及び横部材の外観見付寸法を小さくすることが可能とな
る。
〈実施例〉 以下に本考案の一実施例を第１図に基づいて説明する。
図において、11又は12はカーテンウォールの縦部材又は
横部材で、中空形状枠13によって構成されている。14は
中空形状枠13に取付けられた押ぶち、15は押ぶち14にシ
ーリング材16等を介して嵌め込み装着されたガラスであ
る。
図において、11又は12はカーテンウォールの縦部材又は
横部材で、中空形状枠13によって構成されている。14は
中空形状枠13に取付けられた押ぶち、15は押ぶち14にシ
ーリング材16等を介して嵌め込み装着されたガラスであ
る。
中空形状枠13の側面端部には段差部17が設けられている
とともに外側端面には引掛部18が設けられている。押ぶ
ち14は、室内側のガラス溝フランジ19の先端に中空形状
枠13の段差部17に係合するフランジ20を有するとともに
ガラス溝フランジ19の基端に中空形状枠13の引掛部18に
係合する突部21を有し、略逆 形断面形状に形成されている。22はフランジ20を段差部
17に締付固定する止ネジである。
とともに外側端面には引掛部18が設けられている。押ぶ
ち14は、室内側のガラス溝フランジ19の先端に中空形状
枠13の段差部17に係合するフランジ20を有するとともに
ガラス溝フランジ19の基端に中空形状枠13の引掛部18に
係合する突部21を有し、略逆 形断面形状に形成されている。22はフランジ20を段差部
17に締付固定する止ネジである。
上記の構成において、押ぶち14はそのフランジ20及び突
部21を中空形状枠13の段差部17及び引掛部18に係合し、
止ネジ22を締付固定することによって中空形状枠13に直
接取付けることができ、この押ぶち14のガラス溝にシー
リング材16を介してガラス15を嵌め込み装着することに
よってガラス15を取付けることができる。
部21を中空形状枠13の段差部17及び引掛部18に係合し、
止ネジ22を締付固定することによって中空形状枠13に直
接取付けることができ、この押ぶち14のガラス溝にシー
リング材16を介してガラス15を嵌め込み装着することに
よってガラス15を取付けることができる。
ここで、押ぶち14は、中空形状枠13の側面及び端面を利
用して取付けられ、従来のものの様にガラス嵌め込み部
に押ぶちの取付部を設けていない為、ガラス15の端面23
と押ぶちのガラス溝底面24との間の距離ｂを大きくする
ことができる。
用して取付けられ、従来のものの様にガラス嵌め込み部
に押ぶちの取付部を設けていない為、ガラス15の端面23
と押ぶちのガラス溝底面24との間の距離ｂを大きくする
ことができる。
従って、地震時の揺れによっても、ガラス端面23が溝底
面24に接触しないだけの十分大きな距離ｂを確保しなが
ら見付寸法ａを小さくすることが可能となり、この為カ
ーテンウォールの縦部材１及び横部材２の外観見付寸法
ａを小さくすることができる。
面24に接触しないだけの十分大きな距離ｂを確保しなが
ら見付寸法ａを小さくすることが可能となり、この為カ
ーテンウォールの縦部材１及び横部材２の外観見付寸法
ａを小さくすることができる。
〈考案の効果〉 以上に説明した様に本考案に係るカーテンウォールの押
ぶち構造によると、押ぶちをカーテンウォールの縦部材
又は横部材の中空形状枠に直接取付けている為押ぶち取
付桟が不要となり、構成部品の減少による構成の簡素化
とコストダウンを図ることができるとともに、押ぶちを
中空形状枠の側面及び端面に取付け、ガラス溝内から取
付部をなくしている為、ガラス端面と押ぶちのガラス溝
底面との間の距離を大きくすることが可能となり、その
分同距離を十分確保しながら、縦部材及び横部材の外観
見付寸法を小さくすることができ、カーテンウォールの
外観を向上させることができる。
ぶち構造によると、押ぶちをカーテンウォールの縦部材
又は横部材の中空形状枠に直接取付けている為押ぶち取
付桟が不要となり、構成部品の減少による構成の簡素化
とコストダウンを図ることができるとともに、押ぶちを
中空形状枠の側面及び端面に取付け、ガラス溝内から取
付部をなくしている為、ガラス端面と押ぶちのガラス溝
底面との間の距離を大きくすることが可能となり、その
分同距離を十分確保しながら、縦部材及び横部材の外観
見付寸法を小さくすることができ、カーテンウォールの
外観を向上させることができる。
第１図は、本考案の一実施例を示す断面図、 第２図は、カーテンウォールの外観図、 第３図は、従来のものを示す第２図のＡ−Ａ，Ｂ−Ｂ断
面相当図である。 尚、図中11(12)は縦部材若しくは横部材，13は中空形状
枠，14は押ぶち，15はガラス，16はシーリング材，17は
段差部，18は引掛部，19はガラス溝フランジ，20はフラ
ンジ，21は突部，22は止ネジ，23はガラス端面，24はガ
ラス溝底面である。
面相当図である。 尚、図中11(12)は縦部材若しくは横部材，13は中空形状
枠，14は押ぶち，15はガラス，16はシーリング材，17は
段差部，18は引掛部，19はガラス溝フランジ，20はフラ
ンジ，21は突部，22は止ネジ，23はガラス端面，24はガ
ラス溝底面である。
Claims (1)
- 【請求項１】カーテンウォールの縦部材及び横部材を構
成する中空形状枠の一側面端部に段差部を設け、押ぶち
を前記段差部に係合するフランジを室内側ガラス溝フラ
ンジ先端より突出させて形成した略逆 形断面形状とし、同押ぶちを前記ガラス溝フランジ基端
に設けた突部を前記中空形状枠の外側端面に設けた引掛
部に係合させるとともに前記フランジを前記中空形状枠
の段差部にネジ止めして取付けたことを特徴とするカー
テンウォールの押ぶち構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11790289U JPH0613284Y2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | カーテンウォールの押ぶち構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11790289U JPH0613284Y2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | カーテンウォールの押ぶち構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0357210U JPH0357210U (ja) | 1991-05-31 |
| JPH0613284Y2 true JPH0613284Y2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=31666103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11790289U Expired - Lifetime JPH0613284Y2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | カーテンウォールの押ぶち構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0613284Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-06 JP JP11790289U patent/JPH0613284Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0357210U (ja) | 1991-05-31 |
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