JPH0611849Y2 - 搬送台車の走行制御装置 - Google Patents

搬送台車の走行制御装置

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JPH0611849Y2
JPH0611849Y2 JP11859187U JP11859187U JPH0611849Y2 JP H0611849 Y2 JPH0611849 Y2 JP H0611849Y2 JP 11859187 U JP11859187 U JP 11859187U JP 11859187 U JP11859187 U JP 11859187U JP H0611849 Y2 JPH0611849 Y2 JP H0611849Y2
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JP
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signal
transmitter
trolley
receiver
multiplex transmission
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JP11859187U
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JPS6422672U (ja
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和良 塚田
泰広 池野
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Shinmei Industry Co Ltd
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Shinmei Industry Co Ltd
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  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、モノレール台車等の搬送台車に対して、各種
の信号を地上側から伝送し、装置の所在位置を確認し、
走行させたり、また、停止したときに所定の作業を行わ
せるための搬送台車の走行制御装置に関する。
〔従来の技術〕
工場等においては、部品の供給や製品の搬送等を行うた
め、モノレール台車等の搬送台車を建屋内の上方に設け
ることがあるが、第2図に示すように、一つの閉ループ
を形成するモノレールに3台の搬送台車D,D,D
を設け、制御部としての地上局から搬送台車D,D
,Dにそれぞれ制御指令を与えて搬送台車D,D
,Dを個別に走行させたり、停止させて所定の作業
をさせるように制御する場合、モノレールに沿って設け
られる制御用のトロリー線を例えば3つの区間A,B,
Cに分割すると共に、各区間A,B,Cを互いに電気的
に絶縁し、それぞれの区間A,B,C内にある搬送台車
,D,Dが地上局に対してその位置を知らせる
「台車有り信号」を送り、これを地上局に認識させると
共に、一つの区間内には2台以上の搬送台車が存在しな
いようにする必要がある。
第3図は、搬送台車を三相交流電力で駆動する場合の制
御装置の構成例を示し、同図において、1,2,3は図
外の三相交流電源に接続された3本の電力供給用トロリ
ー線、4は「台車有り信号」コモン用トロリー線、5は
「台車有り信号」用トロリー線、6,7は搬送台車Mを
制御するための信号を伝送する信号用トロリー線であ
る。そして、トロリー線5,6,7は、区間A,B,C
のそれぞれの境界において互いに電気的に絶縁されてい
る。
8A,8B,8Cは区間A,B,C内の各信号用トロリー線6,
7間に接続された多重伝送送信機で、搬送台車Mを制御
する信号を送出するものであり、その制御信号は、例え
ば125kHzという高周波である。9,10,11,12,13,14は各
区間A,B,C内の信号用トロリー線6,7と多重伝送
送信機8A,8B,8Cとをそれぞれ接続する送信機側接続線で
ある。
Mは搬送台車で、その内部には走行用モータ15、多重伝
送送信機8A,8B,8Cからの制御信号を受信する多重伝送受
信機16の他、図示してないが、多重伝送受信機16からの
信号により部品や製品を扱うための取り扱い機構等を備
えている。尚、16Aは走行用モータ15に対する信号線で
ある。
そして、17,18,19は電力供給用トロリー線1,2,3と
それぞれ摺動接触する集電子で、電力接続線20,21,22を
介して走行用モータ15に接続されている。23,24は信号
用トロリー線6,7とそれぞれ摺動接触する集電子で、
受信機側接続線25,26を介して多重伝送受信機16に接続
されている。27,28は「台車有り信号」コモン用トロリ
ー線4,「台車有り信号」用トロリー線5とそれぞれ摺
動接触する集電子で、これら集電子27,28は搬送台車M
の内部で接続線29により短絡されている。
30A,30B,30Cは一端が「台車有り信号」コモン用トロリ
ー線4にそれぞれ接続され、他端が区間A,B,C内の
「台車有り信号」用トロリー線5にそれぞれ接続された
リレーである。
而して、上記構成の制御装置において、第3図に示すよ
うに、搬送台車Mが区間B内にあるときは、区間B内に
おいてのみ「台車有り信号」コモン用トロリー線4と
「台車有り信号」用トロリー線5とが短絡されているた
め、リレー30Bのみが動作し他のリレー30A,30Cは動作せ
ず、従って、地上側においては搬送台車Mが区間B内に
あることが判る。そして、このとき多重伝送送信機8Bを
介して制御信号を送ることにより搬送台車Mに所定の動
作を行わせることができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記説明から明らかなように、従来の制
御装置においては、駆動用電力、制御信号、「台車有り
信号」をそれぞれ別々のトロリー線1〜7で伝送するよ
うにしているので、7本ものトロリー線が必要となり、
市販されている5本一組の一体型トロリーを使用するこ
とができない等経済的ではない。
本考案は、上述の事柄に留意してなされたもので、その
目的とするところは、搬送台車を地上側の制御局から制
御する場合、制御局から搬送台車に向けて発せられる高
周波制御信号と、搬送台車が存在していることを知らせ
る「台車有り信号」を得るための直流電流とを共通のト
ロリー線で伝送することにより、使用するトロリー線の
数を少なくし、市販の一体型トロリーをそのまま使用す
ることができる搬送台車の走行制御装置を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本考案は、多重伝送送信機
と、多重伝送受信機とを有する搬送台車の走行制御装置
において、 多重伝送送信機は、搬送台車走行用の高周波制御信号を
送信すると共に、直流位置信号を受信するものであっ
て、リレーと送信機側コンデンサと送信機側チョークコ
イルとを有し、高周波制御信号と直流位置信号とを共に
伝送し、かつ互いに電気的に絶縁された複数の区間を有
する一対の信号用トロリー線の各区間に、送信機側接続
線を介して接続され、 多重伝送受信機は、搬送台車に搭載されて高周波制御信
号を受信し、かつ直流位置信号を送信するものであっ
て、受信機側コンデンサと直流電源と受信機側チョーク
コイルとを有し、受信機側接続線と集電子とを介して信
号用トロリー線に接続されてなる ことを特徴としている。
〔作用〕
上記構成において、例えば第1図に示すように、搬送台
車Mが区間Bにあるときは、搬送台車M内の直流電源32
の直流電流が信号用トロリー線6,7を介して区間Bに
対応するリレー30にのみ流れ、これによってリレー30の
みが動作する。このとき、直流電源32による直流電流
は、多重伝送受信機16、多重伝送送信機8B内のコンデン
サ31,34によってブロックされるので、上記多重伝送機1
6,8B内に流れ込むことはない。
そして、多重伝送送信機8Bからの高周波制御信号は、信
号用トロリー線6,7を介して搬送台車M内の多重伝送
受信機16に伝送され、これによって搬送台車Mは所定の
動作を行う。このとき、制御信号は、チョークコイル3
3,35によってブロックされるので、減衰されることなく
多重伝送受信機16に伝送される。
つまり、信号用トロリー線6,7を、搬送台車Mに対す
る指令等の高周波制御信号の伝送と直流電流の伝送とに
共用することができる。従って、これらを別々の伝送線
で伝送していた従来のこの種の搬送台車の走行制御装置
に較べて、制御用のトロリー線が少なくて済み、回路構
成が簡単になると共に、市販の一体型トロリーを使用す
ることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を、図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案に係る搬送台車の走行制御装置の一例
を示し、この図において、第3図に示す符号と同一の符
号は同一物又は相当物を示す。
30は多重伝送送信機8Bに設けられるリレーである。そし
て、31は搬送台車M内に設けられた多重伝送受信機16内
のコンデンサで、このコンデンサ31を介して多重伝送受
信機16と信号用トロリー線6とが接続されるように構成
してある。そして、搬送台車M内には直流電源(例えば
DC24V)32を設けてあり、その正極は多重伝送受信機
16と信号用トロリー線7とを接続する受信機側接続線26
に接続され、負極は多重伝送受信機16と信号用トロリー
線6とを接続する受信機側接続線25にチョークコイル33
を介して接続されている。
又、34は区間B内の信号用トロリー線6,7に接続され
た多重伝送送信機8B内のコンデンサで、このコンデンサ
34を介して多重伝送送信機8Bと信号用トロリー線6とが
接続されるように構成してある。そして、リレー30は、
その一端が多重伝送送信機8Bと信号用トロリー線6とを
接続する送信機側接続線11にチョークコイル35を介して
接続されると共に、他端が多重伝送送信機8Bと信号用ト
ロリー線7とを接続する送信機側接続線12に接続されて
いる。
尚、第1図には示してないが、区間A,Cにおいても上
記区間Bと同様に構成されている。
而して、上記構成において、直流電源32がオン状態にあ
るとき、第1図に示すように、搬送台車Mが区間Bにあ
ると、搬送台車M内の直流電源32の直流電流が信号用ト
ロリー線6,7を介して区間Bに対応するリレー30にの
みに流れ、これによってリレー30のみが動作する。この
とき、直流電源32による直流電流は、多重伝送受信機1
6、多重伝送送信機8B内のコンデンサ31,34によってブロ
ックされるので、上記多重伝送機16,8B内に流れ込むこ
とはない。
そして、多重伝送送信機8Bからの高周波制御信号は、信
号用トロリー線6,7を介して搬送台車M内の多重伝送
受信機16に伝送され、これによって搬送台車Mは、所定
の動作を行う。このとき、制御信号は、チョークコイル
33,35によってブロックされるので、減衰されることな
く多重伝送受信機16に伝送される。
上述の説明から理解されるように、本考案においては、
2本の信号用トロリー線6,7を、高周波制御信号と直
流電流の伝送とに共用することができるので、従来にお
いて必要であった2本の「台車有り信号」用トロリー
4,5(第3図参照)が不要になり、従来、7本必要で
あったトロリー線の数は、三相交流電力伝送のための3
本と、高周波制御信号および直流電流を伝送するための
2本との合計5本あればよく、従って、それだけ、回路
構成が簡単になると共に、市販の一体型トロリーを使用
することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の搬送台車の走行制御装置
においては、高周波制御信号の伝送と直流電流の伝送と
を同じトロリー線を用いて行っているので、従来に比べ
て、三相交流電力供給用のトロリー線と共に敷設される
信号伝送用のトロリー線の本数を少なくすることがで
き、それだけ、回路構成が簡単になると共に、市販の一
体型トロリーを使用することができる。従って、この種
の搬送台車の走行制御装置を経済的に構成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例に係る搬送台車の走行制御
装置におけるトロリー線と台車、トロリー線と制御局と
の接続関係を示す回路図である。 第2図は、モノレールの一般的な構成を示す説明図、第
3図は従来の搬送台車の走行制御装置におけるトロリー
線と台車、トロリー線と制御局との接続関係を示す回路
図である。 1,2,3…交流電力供給用トロリー線、6,7…信号
用トロリー線、8A,8B,8C…多重伝送送信機、11,12…送
信機側接続線、15…走行用モータ、16…多重伝送受信
機、16A…走行用モータに対する信号線、17,18,19…集
電子、20,21,22…電力接続線、23,24…集電子、25,26…
受信機側接続線、30…リレー、31…受信機側コンデン
サ、32…直流電源、33…受信機側チョークコイル、34…
送信機側コンデンサ、35…送信機側チョークコイル、M
…搬送台車、A,B,C…区間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多重伝送送信機(8A,8B,8C)と、多重伝送受
    信機(16)とを有する搬送台車の走行制御装置であって、 多重伝送送信機(8A,8B,8C)は、搬送台車走行用の高周波
    制御信号を送信し、かつ直流位置信号を受信するもので
    あって、リレー(30)と送信機側コンデンサ(34)と送信機
    側チョークコイル(35)とを有し、高周波制御信号と直流
    位置信号とを共に伝送し、かつ互いに電気的に絶縁され
    た複数の区間(A,B,C)を有する一対の信号用トロ
    リー線(6,7)の各区間に、送信機側接続線(11,12)
    を介して接続され、 多重伝送受信機(16)は、搬送台車(M)に搭載されて高
    周波制御信号を受信し、かつ直流位置信号を送信するも
    のであって、受信機側コンデンサ(31)と直流電源(32)と
    受信機側チョークコイル(33)とを有し、受信機側接続線
    (25,26)と集電子(23,24)とを介して信号用トロリー線
    (6,7)に接続されてなる ことを特徴とする搬送台車の走行制御装置。
JP11859187U 1987-08-01 1987-08-01 搬送台車の走行制御装置 Expired - Lifetime JPH0611849Y2 (ja)

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JPS6422672U JPS6422672U (ja) 1989-02-06
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