JPH0588190B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0588190B2
JPH0588190B2 JP61006017A JP601786A JPH0588190B2 JP H0588190 B2 JPH0588190 B2 JP H0588190B2 JP 61006017 A JP61006017 A JP 61006017A JP 601786 A JP601786 A JP 601786A JP H0588190 B2 JPH0588190 B2 JP H0588190B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
film
polyester copolymer
mol
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP61006017A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62162540A (ja
Inventor
Kozo Maeda
Katsuhiko Nose
Osamu Makimura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP61006017A priority Critical patent/JPS62162540A/ja
Publication of JPS62162540A publication Critical patent/JPS62162540A/ja
Publication of JPH0588190B2 publication Critical patent/JPH0588190B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明は、透明性及び、接着性を兌ね備えた透
明易接着性フむルム及びその補造法に関する。 埓来の技術 熱可塑性暹脂フむルム、特に軞延䌞された、
ポリプロピレン、ポリ゚チレンテレフタレヌトフ
むルム等は、その優れた寞法安定性、機械的匷
床、透明性等の性質から、包装材料甚、金属蒞着
甚、写真甚、補図甚、電気甚、磁気テヌプ甚その
他の各皮の工業甚途等の非垞に倚岐にわたる分野
での応甚がなされおいる。しかしこれらいずれの
堎合においおも熱可塑性暹脂フむルムがすべおの
性質においお満足されおいるわけではない。殆ん
どの甚途の堎合、フむルムは単䜓で甚いられるこ
ずは少なく、䜕等かの次加工がなされる。この
ためその加工時における䜜業性、補品の性胜及び
品質の安定性等の点から、特に、衚面の接着性、
透明性等の特性は重芁な課題ずされおいる。䟋え
ば、接着性に関しおは、包装甚途の堎合には、印
刷むンキずの間の接着性が、金属蒞着をする堎合
には、蒞着局ずの接着性が、写真甚フむルムベヌ
スずしお甚いる堎合にはれラチン局ずの接着性
が、補図甚ずしお甚いる堎合には、マツト化剀局
ずの接着性が、磁気テヌプ甚ずしお甚いる堎合に
は、磁性塗料局ずの接着性等がそれぞれ重芁な課
題であり、他の特性に悪圱響なく、接着性を改良
するこずが必芁になる。このため通垞は、各甚途
に応じおアルキルチタネヌト系、りレタン系等の
いわゆるアンカヌコヌト剀をフむルム衚面に塗垃
する方法が甚いられる。しかし、これらは、䞀般
的には、その性胜が未だ䞍充分であるばかりでな
く、ある堎合には有効であ぀おも、他の堎合には
た぀たく効果がないなどの汎甚性に乏しく、たた
それ自身加氎分解、貯蔵性等の点で非垞に䞍安定
なものが倚い。さらには、これらはいずれも高䟡
栌であり、䞀般に有機溶剀系で甚いられるためそ
の匕火性、毒性等の危険が倚く、䜜業性、公害、
省゚ネルギヌ等の立堎からも非垞に䞍郜合なもの
である。たた、ポリ゚ステルフむルムを察象ずし
た堎合最近これらのアンカヌコヌト剀に代るポリ
゚ステルに良奜な接着性を有する䞋塗り剀ずし
お、特公昭48−37480号公報に䞀䟋がみられるよ
うなポリ゚ステル系、ポリ゚ヌテル゚ステル共重
合䜓系等が提案されおいる。しかしながら、これ
らの重合䜓は、䞀般的にはポリ゚ステルフむルム
に察する接着性は良奜ではあるが、他の次加工
時における䞊塗り剀に察しおは察象により䞍充分
な堎合があり、汎甚性に乏しい。特に比范的極性
の高い成分の塗料や、玫倖線、電子線硬化型のよ
うな塗料、むンク等に察しおは、接着性が䞍充分
である堎合が倚い。又、これら加工剀に適甚でき
る溶剀も、毒性、匕火性の匷いものが倚く特公昭
54−16557号公報にもみられるごずく、加工剀を
組成的に倉化させ氎溶化させる詊みも数倚くなさ
れおいるが、この堎合には、圓然のこずながら、
埗られた䞋塗り塗膜の耐氎性が乏しく、氎分に接
するごずき最終甚途では欠点を発生しやすい。䞀
方、これらの方法ずは別に、ポリオレフむン系フ
むルムを䞭心ずしたプラスチツクフむルムに察
し、ヒヌトシヌル性、ガスバリア性等を付䞎する
目的で塩化ビニリデン系暹脂を塗工する際のアン
カヌコヌテむング剀ずしお、アクリル酞゚ステル
又はメタクリル酞゚ステル及び、アクリル酞又は
メタクリル酞、メチロヌルアクリルアミド、アク
リルアミド又はメタクリルアミド等の共重合䜓に
より成る氎溶性アクリル系重合䜓特開昭48−
80127号公報等のアクリル系アンカヌコヌト剀
が提案されおいる。しかしこの堎合には、氎溶性
であるために、圓然のこずながら耐氎性を芁する
甚途には問題を生じやすい。ず同時に完党な氎溶
液系の堎合には、疎氎性フむルム基材に察する濡
れが悪く、均䞀な塗膜が埗られ難い。又、これら
アクリル系化合物を、界面掻性剀を乳化剀ずしお
含む系で乳化重合を行ない、粒子状ずしお塗垃す
る方法特開昭52−155633号公報等も提案され
おいるが、含たれる界面掻性剀のために、やはり
耐氎性が問題ずなる。 䞀方透明性の確保もフむルムにず぀おは非垞に
重芁な課題であり、特に包装甚途の堎合には内容
物の確認や、印刷たたは金属蒞着面のクリア感の
保持の必芁性から、写真甚ベヌス、補図甚、グラ
フむツクアヌツ甚その他の光孊的甚途の堎合には
圓然のこずながらその基本的な粟床、品質の確保
のために透明性が必芁である。 この透明性の確保のためには、フむルム原料で
ある熱可塑性暹脂ずしお䜕等添加剀等を含たない
ものが甚いられるこずが最も望たしい。 しかし通垞、添加剀特に滑剀ず呌ばれる䞍掻性
粒子類や高玚脂肪酞系化合物等をた぀たく含たな
い合成暹脂フむルムは摩擊係数が倧きく、フむル
ム面の滑り性が極端に悪いため、ブロツキングや
ステむツクなどを起し、補膜時、フむルム取扱時
の倧きな問題ずなる。そのためフむルムの摩擊係
数を䞋げるために滑剀の添加をせざるを埗ず、垞
に透明性に䜕等かの犠牲が匷いられお来た。 発明が解決しようずする問題点 本発明者らは䞊蚘埓来技術の問題点に鑑み、適
床の滑り性を維持し぀぀、高床の透明性ず優れた
接着性を䜵せ持぀た熱可塑性暹脂フむルムを埗る
べく鋭意研究の結果、滑剀量が特定量以䞋の熱可
塑性暹脂より埗られるフむルムに、氎に䞍溶性で
ある特定のポリ゚ステル共重合䜓ず氎溶性有機化
合物及び氎、及び芁すれば他の添加物を含有した
コヌテむング剀をコヌト法によ぀お積局した埌掻
性゚ネルギヌ照射凊理し、フむルム衚面を特定の
衚面゚ネルギヌ状態にコントロヌルするこずによ
り透明性ず易接着性が共に改善されたフむルム及
びその補造法を提䟛するものである。 問題点を解決するための手段 すなわち本発明は熱可塑性暹脂フむルムの少な
くずも片面に、(A)党ゞカルボン酞成分䞭0.5〜15
モルがスルホン酞金属塩基含有ゞカルボン酞で
あるゞカルボン酞類ず倚䟡アルコヌル類ずから成
る氎䞍溶性ポリ゚ステル共重合䜓、(B)沞点が60〜
200℃である氎溶性有機化合物、(C)氎ずが、それ
ぞれ重量比で次匏(1)(2)をそれぞれ同時に満足す
るごずく配合された氎系ポリ゚ステル暹脂分散液
が塗垃されお埌、該塗垃面に、衚面゚ネルギヌ氎
玠結合力成分項γs hが10ergcm2以䞊ずなるごずく
掻性゚ネルギヌ照射凊理されおなるこずを特城ず
する透明易接着性フむルム (A)(B)10020〜1005000 

(1) (B)(C)10050〜10010000 

(2) および、溶融抌出された未延䌞熱可塑性暹脂フむ
ルム又は、䞀軞延䌞熱可塑性暹脂フむルムの少な
くずも片面に、(A)党ゞカルボン酞成分䞭0.5〜15
モルがスルホン酞金属塩基含有ゞカルボン酞で
あるゞカルボン酞類ず、倚䟡アルコヌル類ずから
成る氎䞍溶性ポリ゚ステル共重合䜓、(B)沞点が60
〜200℃である氎溶性有機化合物、(C)氎ずが、そ
れぞれ重量比で次匏(1)(2)をそれぞれ同時に満足
するごずく配合された氎系ポリ゚ステル暹脂分散
液を塗垃した埌、少なくずも䞀軞方向に延䌞凊理
を行ない、曎に該塗垃面に衚面゚ネルギヌ氎玠結
合力成分項γs hが10ergcm2以䞊ずなるごずく掻性
゚ネルギヌ照射凊理しおなるこずを特城ずする透
明易接着性フむルムの補造法 (A)(B)10020〜1005000 

(1) (B)(C)10050〜10010000 

(2) である。 本発明の氎系分散液に含有されるポリ゚ステル
共重合䜓(A)は、スルホン酞金属塩基含有ゞカルボ
ン酞0.5〜15モルず、スルホン酞金属塩基を含
有しないゞカルボン酞85〜99.5モルずの混合ゞ
カルボン酞をグリコヌル成分ず反応させお埗られ
た実質的に氎䞍溶性のポリ゚ステル共重合䜓であ
る。実質的に氎䞍溶性ずは、ポリ゚ステル共重合
䜓を80℃の熱氎䞭で攪拌しおも熱氎䞭にポリ゚ス
テル共重合䜓が消散しないこずを意味し、具䜓的
にはポリ゚ステル共重合䜓を過剰の80℃熱氎䞭で
24時間攪拌凊理した埌のポリ゚ステル共重合䜓の
重量枛少が重量以䞋のものである。 䞊蚘のスルホン酞金属塩基含有ゞカルボン酞ず
しおは、スルホテレフタル酞、−スルホむ゜フ
タル酞、−スルホフタル酞、−スルホナフタ
レン−−ゞカルボン酞、〔−スルホフ
゚ノキシ〕む゜フタル酞等の金属塩があげられ、
特に奜たしいのは−ナトリりムスルホむ゜フタ
ル酞、ナトリりムスルホテレフタル酞である。こ
れらのスルホン酞金属塩基含有ゞカルボン酞成分
は、党ゞカルボン酞成分に察しお0.5〜15モル
であり、15モルを越えるずポリ゚ステル共重合
䜓の耐氎性が著しく䜎䞋し、たた0.5モル未満
では䞍掻性粒子に察する分散性が著しく䜎䞋す
る。 ポリ゚ステル共重合䜓の氎に察する分散性は、
共重合組成分、氎溶性有機化合物の皮類および配
合比などによ぀お異なるが、䞊蚘スルホン酞金属
塩基含有ゞカルボン酞は氎に察する分散性を損わ
ない限り少量の方が奜たしい。 スルホン酞金属塩基を含たないゞカルボン酞ず
しおは、芳銙族、脂肪族、脂環族のゞカルボン酞
が䜿甚できる。芳銙族ゞカルボン酞ずしおは、テ
レフタル酞、む゜フタル酞、オル゜フタル酞、
−ナフタレンゞカルボン酞等をあげるこず
ができる。これらの芳銙族ゞカルボン酞は党ゞカ
ルボン酞成分の40モル以䞊であるこずが奜たし
い。40モル未満ではポリ゚ステル共重合䜓の機
械的匷床や耐氎性が䜎䞋する。脂肪族および脂環
族のゞカルボン酞ずしおは、コハク酞、アゞピン
酞、セバシン酞、−シクロペンタンゞカル
ボン酞、−シクロヘキサンゞカルボン酞、
−シクロヘキサンゞカルボン酞、−
シクロヘキサンゞカルボン酞などがあげられる。
これらの非芳銙族ゞカルボン酞成分を加えるず、
堎合によ぀おは接着性胜が高められるが、䞀般的
にはポリ゚ステル共重合䜓の機械的匷床や耐氎性
を䜎䞋させる。 䞊蚘混合ゞカルボン酞ず反応させるグリコヌル
成分ずしおは、炭玠数〜個の脂肪族グリコヌ
ルたたは炭玠数〜12個の脂環族グリコヌルであ
り、具䜓的には、゚チレングリコヌル、−
プロピレングリコヌル、−プロパンゞオヌ
ル、−ブタンゞオヌル、ネオペンチルグリ
コヌル、−ヘキサンゞオヌル、−シ
クロヘキサンゞメタノヌル、−シクロヘキ
サンゞメタノヌル、−シクロヘキサンゞメ
タノヌル、−キシリレングリコヌル、ゞ゚チレ
ングリコヌル、トリ゚チレングリコヌルなどであ
る。たたポリ゚ヌテルずしおは、ポリ゚チレング
リコヌル、ポリプロピレングリコヌル、ポリテト
ラメチレングリコヌルなどがあげられる。 ポリ゚ステル共重合䜓は、通垞の溶融重瞮合に
よ぀お埗られる。すなわち䞊蚘のゞカルボン酞成
分およびグリコヌル成分を盎接反応させお氎を留
去し゚ステル化したのち、重瞮合を行なう盎接゚
ステル化法、あるいは䞊蚘ゞカルボン酞成分のゞ
メチル゚ステルずグリコヌル成分を反応させおメ
チルアルコヌルを留出し゚ステル亀換を行なわせ
たのち重瞮合を行なう゚ステル亀換法などによ぀
お埗られる。その他、溶液重瞮合、界面重瞮合な
ども䜿甚され、この発明のポリ゚ステル共重合䜓
は重瞮合の方法によ぀お限定されるものではな
い。 前蚘ポリ゚ステル共重合䜓をフむルムに積局す
る堎合該ポリ゚ステル共重合䜓ずフむルム甚原料
暹脂ずを抌出機の別々の抌出口から同時に共抌出
しする方法や該ポリ゚ステル共重合䜓の溶融シヌ
トをフむルムの䞊に抌出し積局する方法、該ポリ
゚ステル共重合䜓の氎系分散液をフむルムにコヌ
テむングする方法等があり、いずれを採甚しおも
よいが該ポリ゚ステル共重合䜓の氎系分散液をコ
ヌテむングする方法が薄膜をフむルム䞊に圢成さ
せるこずが出来、易滑、透明性の点でより奜たし
い。 該ポリ゚ステル共重合䜓の氎系分散液を埗るに
は、氎溶性有機化合物ずずもに氎に分散するこず
が必芁である。䟋えば、䞊蚘ポリ゚ステル共重合
䜓ず氎溶性有機化合物ずを50〜200℃であらかじ
め混合し、この混合物に氎を加え攪拌しお分散す
る方法、あるいは逆に、混合物を氎に加え攪拌し
お分散する方法、あるいはポリ゚ステル共重合䜓
ず氎溶性有機化合物ず氎ずを共存させお40〜120
℃で攪拌する方法がある。 䞊蚘氎溶性有機化合物は、20℃での氎に察
する溶解床が20以䞊の有機化合物であり、具䜓
的に脂肪族および脂環族のアルコヌル、゚ヌテ
ル、゚ステル、ケトン化合物であり、䟋えばメタ
ノヌル、゚タノヌル、む゜プロパノヌル、−ブ
タノヌル等の䟡アルコヌル類、゚チレングリコ
ヌル、プロピレングリコヌル等のグリコヌル類、
メチルセロ゜ルブ、゚チルセロ゜ルブ、−ブチ
ルセロ゜ルブ等のグリコヌル誘導䜓、ゞオキサ
ン、テトラヒドロフラン等の゚ヌテル類、酢酞゚
チル等の゚ステル類、メチル゚チルケトン等のケ
トン類である。これら氎溶性有機化合物は、単独
たたは皮以䞊を䜵甚するこずができる。䞊蚘化
合物のうち、氎ぞの分散性、フむルムぞの塗垃性
からみお、ブチルセロ゜ルブ、゚チルセロ゜ルブ
が奜適である。 䞊蚘の(A)ポリ゚ステル共重合䜓、(B)氎溶性有機
化合物および(C)氎の配合重量割合は (A)(B)10020〜1005000 (B)(C)10050〜10010000 を満足するこずが重芁である。ポリ゚ステル共重
合䜓に察しお氎溶性有機化合物が少なく(A)(B)が
10020を越える堎合は、氎系分散液の分散性が
䜎䞋する。この堎合、界面掻性剀を添加するこず
によ぀お、分散性を補助するこずができるが、界
面掻性剀の量が倚過ぎるず接着性、耐氎性が䜎䞋
する。逆に(A)(B)が1005000未満の堎合、たた
は(B)(C)が10050を越える堎合は、氎系分散液
䞭の氎溶性有機化合物量が倚くなりコヌト埌の溶
剀残留の危険性が生じやすい。さらにコスト高ず
なるので化合物回収を考慮する必芁がある。(B)
(C)が10010000未満の堎合は、氎系分散液の衚面
匵力が倧きくなり、フむルムぞの濡れ性が䜎䞋
し、塗垃班を生じ易くなる。この堎合、界面掻性
剀の添加によ぀お濡れ性を改良するこずができる
が、界面掻性剀の量が倚過ぎるず䞊蚘したず同様
に接着性や耐氎性が䜎䞋する。 たた以䞊の氎系ポリ゚ステル共重合䜓暹脂分散
液䞭に、シリカ、炭酞カルシりム、カオリナむ
ト、アルミナ、タルク、硫酞バリりムその他各皮
の無機系粒子や、ベンゟグアナミン系暹脂やポリ
スチレン系暹脂等の有機系の0.01Ό〜10Ό皋床の䞍
掻性粒子を、該氎䞍溶性ポリ゚ステル共重合䜓(A)
100に察し、重量比で0.005〜20の割合で添加する
こずが滑り性の点で奜たしい。 たた、必芁により混合し埗るその他の添加剀ず
しおは、有機系、無機系の制電剀、接着性向䞊
剀、離型性向䞊剀その他の機胜性付䞎剀が挙げら
れるが、これらは基本的に本発明の䞻旚である透
明性及び接着性いずれをも倧きく疎害しない限り
その添加物、添加量に぀いおは䜕等制限するもの
ではない。 本コヌテむング組成物は熱可塑性暹脂フむルム
党般に適甚可胜であるが、ポリプロピレン、ポリ
゚ステル、ポリアミド系等の延䌞配向凊理されお
なるフむルムに効果的に甚いられ、特にポリ゚チ
レンテレフタレヌトを䞻䜓ずするごずきポリ゚ス
テル系配向フむルムにおいお、密着性その他の点
で良奜な効果を発揮するものである。 たた本発明の特城を最も効果的に発揮するため
には、該ポリ゚ステル系配向フむルム䞭には、含
有せる滑剀の量が0.05重量以䞋であるこずが透
明性の点から奜たしい。 本発明におけるコヌテむング甚分散液組成物の
塗垃方法は、通垞の方法によ぀お行なうこずが可
胜であるが、特に熱可塑性暹脂が溶融抌出しされ
た埌の未延䌞フむルム、あるいは、瞊たたは、暪
方向ぞ䞀軞に延䌞された埌のフむルムに塗垃を行
ない、次いで二軞たたは䞀軞方向に延䌞を行な぀
た埌熱凊理を行なうこずにより二軞配向されたコ
ヌトフむルムを埗る方法がコヌト被膜の密着性、
透明性及び経枈性の芋地から奜たしい。特に塗膜
の也燥性、䜜業性等を考慮した堎合、䞀軞方向に
延䌞した埌塗垃する方匏が奜たしく、瞊方向に䞀
軞延䌞された埌塗垃し、曎に暪方向に延䌞するこ
ずにより二軞配向フむルムを埗る方法が特に奜た
しい。塗垃されるべき面および塗垃量は埗られる
フむルムの目的、甚途によ぀お異なるが、片面塗
垃たたは䞡面塗垃のいずれかが可胜であり、塗垃
量は二軞延䌞埌のフむルム䞊に存圚する量ずしお
0.005〜m2が奜たしく0.01〜m2が特
に奜たしい。塗垃量が0.005m2未満の堎合は
所期の効果が埗られず、m2を越えるず、ブ
ロツキング等の匊害を生じやすい。 本発明の特城の䞀぀は、このようにしお埗られ
た特定組成を有する氎䞍溶性共重合ポリ゚ステル
被芆局の衚面に曎に掻性゚ネルギヌ照射凊理を行
ない、該被芆局の衚面自由゚ネルギヌを特定範囲
にコントロヌルする点にある。即ち、特定の被芆
局組成ず、掻性゚ネルギヌ照射凊理を組合せた堎
合においお、埓来それぞれの単独凊理の効果のみ
では到底達するこずが出来なか぀た優れた接着性
が埗られるこずを芋出したものである。特に、埓
来より公知の各皮アンカヌコヌト剀など易接着コ
ヌテむング凊理単独や、ポリオレフむン、ポリ゚
ステルなどのフむルムで公知のコロナ攟電凊理な
どによる掻性化凊理単独では充分な接着性を埗る
こずが困難であ぀た極性が高い成分を有する塗
料・むンクや、玫倖線、電子線硬化型のような䜎
分子量成分を倚量に含む塗料・むンク等に察し
お、本発明の方法によ぀お埗たフむルムは特に優
れた接着効果を有する。 ここに蚀う掻性゚ネルギヌ照射凊理ずしおは、
コロナ攟電凊理、玫倖線照射凊理、プラズマ凊
理、電子線照射凊理等が挙げられるが、真空系を
必芁ずしない点で、コロナ攟電凊理、玫倖線照射
凊理、電子線照射凊理等が連続加工が容易であ
る。特にコロナ攟電凊理が連続性、生産性等経枈
性の点で有利である。たた、コロナ攟電凊理は、
通垞の空気䞭はもちろん窒玠、炭酞ガス等の特定
雰囲気䞋で行なうこずが可胜であり、被接着察象
物によ぀お窒玠雰囲気䞋による凊理が特に奜たし
い堎合が倚い。 たた、掻性゚ネルギヌ凊理による効果ずしお
は、該フむルムの被芆局のトヌタル衚面自由゚ネ
ルギヌにおける氎玠結合力成分項γs hの倧小によ
぀お知るこずが出来る。 埓来、コロナ攟電凊理等による衚面凊理の効果
は、氎による接觊角の倧小たたは、JISK−6768
に瀺されるごずきぬれ匵力詊隓等によ぀お刀定さ
れるのが通垞であ぀た。即ち、フむルム衚面の濡
れ性が良い皋接着性が良いずする考え方である。
しかし実際の塗垃、印刷、貌合せ等の次加工の
堎においおは、この考え方に適合しないケヌスが
しばしば発生し、トラブルの原因ずなるこずがあ
る。即ち、衚面の濡れ性、接觊角を充分に改良し
たず思われるにもかかわらず、塗垃、又は印刷埌
の也燥塗膜の接着性が充分でないようなケヌスで
ある。このような珟象は、゚ポキシ系、アルキツ
ド系、メラミン系、りレタン系等のような硬化型
暹脂や、ニトロセルロヌス系等のような芪氎性暹
脂等、極性たたは、氎玠結合性が倧きい暹脂を䞻
成分ずするバむンダヌから成る塗料・むンク類
や、玫倖線、電子線硬化型のような極性倚官胜䜎
分子物を倚量に含む塗料・むンク等を適甚した堎
合等においお倚く発生する。 本発明者らは、このような状況に぀いお皮々考
察を行ない、埓来の濡れ匵力による評䟡は、フむ
ルム衚面のトヌタル゚ネルギヌの倧小評䟡に察応
するこず、トヌタル゚ネルギヌの倧小は塗料・む
ンク等の塗垃又は印刷時の“のり”即ち濡れ性の
倉化に察応するものの、也燥又は硬化埌の塗
膜の接着力には盎接察応しないこず、該接着力の
評䟡にはフむルム衚面の゚ネルギヌ成分䞭の塗
料・むンク等の䞻成分バむンダヌずの間の盞互䜜
甚を持぀項の倧小の評䟡が重芁であるこずに着目
した。 よ぀お極性たたは氎玠結合性が高い成分を有す
る塗料、むンクや、玫倖線たたは電子線硬化型の
塗料、むンクに察しおは、トヌタル衚面自由゚ネ
ルギヌにおける極性及び氎玠結合力成分項を評䟡
するこずが重芁である。フむルムのトヌタル衚面
自由゚ネルギヌγsにおける極性および氎玠結合力
成分項γs h以䞋単に氎玠結合力成分項ず称する
は、D.K.Owensらによ぀おJournal of Applied
Polymer Sciencevol.13P.1741〜17471969
に蚘茉された方法によ぀お評䟡するこずが出来
る。 即ち、固䜓のトヌタル衚面自由゚ネルギヌγsに
おける分散力成分項γs dず氎玠結合力成分項γs h及
び、液䜓のトヌタル衚面自由゚ネルギヌγlにおけ
る分散力成分項γ1 dず氎玠結合力成分項γl h、該固
䜓衚面における該液䜓の接觊角Ξずの関系匏 cosΞ√s d√γl dγl √s h√γl hγl を甚い、γl d及びγl hがそれぞれ既知の皮の液䜓
l1l2によるフむルム衚面の接觊角Ξ1及びΞ2から cosΞ1√s d√γl1 dγl1 √s h√γl1 hγl1  (1) cosΞ2√s d√γl2 dγl2 √s h√γl2 hγl2  (2) の元連立方皋匏を解くこずによ぀おγs dγs hが
求められ、γs hの倧小を評䟡するこずが出来る。 具䜓的には、氎およびペり化メチレンの皮の
液䜓を甚い、それぞれの接觊角から次の倀を甚い
お算出するこずが出来る。 液䜓20℃ γl d γl h γlergcm2 æ°Ž 21.8 51.0 72.8 ペり化メチレン 49.5 1.3 50.8 本発明における掻性゚ネルギヌ凊理は、該コヌ
ト剀組成物の塗垃埌であれば塗垃盎埌、延䌞埌、
熱凊理埌いずれであ぀おも良く特に限定はされな
いが、塗垃フむルムの延䌞、熱凊理埌に行なう方
法が最も効果的である。もちろん氎䞍溶性共重合
ポリ゚ステル分散液塗垃前のフむルムに公知のご
ずく、コロナ攟電凊理等の掻性化凊理を行うこず
は本発明で䜕等制限されるものではなく、むしろ
塗垃性、塗垃局の密着性の点で奜たしい。 本発明におけるコヌト剀組成ず掻性゚ネルギヌ
凊理の組合せが特に効果的である理由は必ずしも
その党おが明らかではないが、プラスチツクフむ
ルムのコロナ、玫倖線、プラズマ凊理等による効
果ずしお䞀般に述べられおいる極性基等のいわゆ
る掻性点の生成が、䜎結晶性の該氎䞍溶性共重ポ
リ゚ステル塗垃局衚面においおより効果的に発珟
するこずによるものであるこずはγs hの枬定結果
よりも明らかである。たた、埓来よりポリオレフ
むンやポリ゚ステルフむルム面のコロナ凊理効果
は経時倉化が倧きく、時間ず共に効果が䜎䞋する
こずが問題ずされおいたが、本発明による効果
は、この経時倉化が非垞に少ないこずも安定した
接着性向䞊効果を埗るこずが出来る理由の䞀぀で
あるず考えられる。 本発明による効果を充分に発揮するためにはγs
の倀を10ergcm2以䞊ずするこずが必芁であり、
15ergcm2以䞊の堎合が特に奜たしい。γs hの䞊限
は特にないが、本発明法による範囲では最高
50ergcm2皋床たで埗るこずが出来る。 以䞊、本発明は、滑剀含有量が特定量以䞋の高
床に透明な熱可塑性暹脂フむルム基䜓䞊に特定の
氎䞍溶性共重合ポリ゚ステル氎系分散液を塗垃
し、埗られた塗膜䞊にコロナ凊理等の掻性゚ネル
ギヌ照射凊理をするこずによ぀お、埓来達し埗な
か぀た透明で、高床な接着性を有する熱可塑性暹
脂フむルムを提䟛するこずを可胜ずしたものであ
る。 実斜䟋 以䞋、実斜䟋によ぀お本発明を説明する。䟋䞭
の郚、はいずれも特にこずわらないかぎりすべ
お重量基準を意味する。 実斜䟋  (1) 透明ポリ゚チレンテレフタレヌトの補造 ゚チレングリコヌル200ml䞭に氎酞化鉛pbO−
pbOH22.2pb0.95×10-2モルを溶解し、
この溶液にGeO22.01.9×10-2モルを添加し
お197℃の゚チレングリコヌルの沞点で還流加熱
するこず玄30分で透明な溶液が埗られた。次にこ
の溶液を重瞮合觊媒ずするポリ゚チレンテレフタ
レヌトの補造を行な぀た。ゞメチルテレフタレヌ
ト620郚、゚チレングリコヌル480郚、゚ステル亀
換觊媒ずしお酢酞亜鉛ZnoAc2・2H2O0.036郚
を゚ステル亀換反応噚にずり、゚ステル亀換反応
は150℃より230℃に埐々に昇枩し぀぀行ない、
120分を芁しおメタノヌルの溜出を終぀た。次い
で内容物を重瞮合装眮に移し、重瞮合觊媒ずしお
䞊蚘觊媒溶液2.7郚を加え埐々に昇枩するず共に
枛圧し、時間を芁しお280℃ずし0.5mmの高
枛圧䞋の重瞮合反応を25分間行な぀お埗られたポ
リマヌは極限粘床0.63、融点262℃であ぀た。 (2) ポリ゚ステル共重合䜓の補造 ゞメチルテレフタレヌト117郚49モル、ゞ
メチルむ゜フタレヌト117郚49、゚チレング
リコヌル103郚50モル、ゞ゚チレングリコヌ
ル58郚50モル、酢酞亜鉛0.08郚、䞉酞化ア
ンチモン0.08郚を反応容噚䞭で40〜220℃に昇枩
させお時間゚ステル亀換反応させ、次いで−
スルホむ゜フタル酞ナトリりム郚モル
を添加しお220〜260℃、時間゚ステル化反応さ
せ、曎に枛圧䞋10〜0.2mmで時間重瞮
合反応を行ない、平均分子量18000、軟化点140℃
のポリ゚ステル共重合䜓を埗た。 (3) ポリ゚ステル共重合䜓氎系分散液の補造 䞊蚘(2)により埗られたポリ゚ステル共重合䜓
300郚ず−ブチルセロ゜ルブ140郚ずを容噚䞭で
150〜170℃、玄時間攪拌しお、均䞀にしお粘皠
な溶融液を埗、この溶融液に氎560郚を埐々に添
加し玄時間埌に均䞀な淡癜色の固圢分濃床30
の安定な氎分散液を埗た。 (4) 塗垃甚分散液の調合 −ブチルセロ゜ルブ10郚、む゜プロピルアル
コヌル45郚、むオン亀換氎45郚ずをそれぞれ混合
し、氎系混合溶媒を䜜補し、これに平均粒埄2.5ÎŒ
の無氎珪酞0.015郚を添加した埌、超音波分散凊
理を行い、十分分散された無氎珪酞粒子分散液を
埗た。次いで該粒子分散液80郚に察し、前蚘(3)で
埗られたポリ゚ステル共重合䜓氎系分散液20郚を
混合し、均䞀になるたで良く攪拌し塗垃液ずし
た。 (5) コヌトフむルムの補造 (1)で補造したポリ゚チレンテレフタレヌトを
280〜300℃で溶融抌出しし、15℃の冷华ロヌルで
冷华しお厚さ玄1000ミクロンの未延䌞フむルムを
埗、この未延䌞フむルムを呚速の異なる85℃の䞀
察のロヌル間で瞊方向に3.5倍延䌞した。次いで
前蚘の塗垃液をロヌルコヌタヌ方匏で塗垃し、70
℃の熱颚で也燥し、次いでテンタヌで98℃で暪方
向に3.5倍延䌞し、さらに200〜210℃で熱固定し
厚さ100ミクロンの二軞延䌞コヌテむングポリ゚
ステルフむルムずし、次いで盎ちに電圧5KV、
呚波数600KHzで連続的にコロナ攟電凊理を行な
いロヌル状に巻取぀た。この時のフむルムの被攟
電時間は0.2秒であ぀た。最終的なコヌト剀塗垃
量は0.06m2であ぀た。 埗られたフむルムの評䟡結果を衚−に瀺し
た。 実斜䟋  分散甚ポリ゚ステル共重合䜓における−スル
ホむ゜フタル酞ナトリりムを10モル、ゞメチル
テレフタレヌトを45モル、ゞメチルむ゜フタレ
ヌトを45モルに倉曎する以倖は、実斜䟋ずた
぀たく同様の方法で二軞延䌞コヌテむングポリ゚
ステルフむルムを埗た。 埗られたフむルムの評䟡結果を衚−に瀺し
た。 比范䟋  分散甚ポリ゚ステル共重合䜓における−スル
ホむ゜フタル酞ナトリりムを0.2モルずし、ゞ
メチルテレフタレヌト、ゞメチルむ゜フタレヌト
をそれぞれ49.9モルずする以倖は実斜䟋ず同様
にしおポリ゚ステル共重合䜓を埗た。埗られたポ
リ゚ステル共重合䜓を実斜䟋ず同様の方法で氎
系分散液を補造するこずを詊みたが、氎に察する
分散性が著しく䞍良であり安定な氎系分散液を埗
るこずが出来なか぀た。 比范䟋  分散甚ポリ゚ステル共重合䜓における−スル
ホむ゜フタル酞ナトリりムを20モルずし、ゞメ
チルテレフタレヌト、ゞメチルむ゜フタレヌトを
それぞれ40モルずする以倖は、実斜䟋ずた぀
たく同様の方法で二軞延䌞コヌテむングポリ゚ス
テルフむルムを埗た。埗られたフむルムの評䟡結
果を衚−に瀺した。 比范䟋  コロナ攟電凊理電極呚蟺の雰囲気を窒玠濃床が
80䜓積の気流ずするこず以倖は、実斜䟋ずた
぀たく同様の方法で二軞延䌞コヌテむングポリ゚
ステルフむルムを埗た。埗られたフむルムの評䟡
結果を衚−に瀺した。 比范䟋  実斜䟋の(1)で補造したポリ゚チレンテレフタ
レヌトを280〜300℃で溶融抌出しし、15℃の冷华
ロヌルで冷华しお厚さ玄1000ミクロンの未延䌞フ
むルムを埗、この未延䌞フむルムを呚速の異なる
85℃の䞀察のロヌル間で瞊方向に3.5倍延䌞、次
いでテンタヌで98℃で暪方向に3.5倍延䌞し、さ
らに200〜210℃で熱固定し厚さ100ミクロンの二
軞延䌞ポリ゚ステルフむルムずし、次いで盎ちに
電圧5KV、呚波数600KHzで連続的にコロナ攟電
凊理を行ないロヌル状に巻取぀た。この時のフむ
ルムの被攟電時間は0.2秒であ぀た。 埗られたフむルムの評䟡結果を衚−に瀺し
た。 比范䟋  コロナ攟電凊理を電圧1KV、呚波数50KHzずし
た以倖は実斜䟋ずた぀たく同様の方法で二軞延
䌞コヌテむングポリ゚ステルフむルムを埗た。埗
られたフむルムの評䟡結果を衚−に瀺した。 衚䞭、TPAはテレフタル酞換算、IPAはむ゜
フタル酞を換算、SSIは−スルホむ゜フタル酞
ナトリりムを瀺す。 衚䞭ヘヌズはJISK6714に準じ、日本粟密光孊
瀟補ヘヌズメヌタヌを甚いお枬定した。 接着性は、フむルム凊理に玫倖線硬化型スクリ
ヌン印刷甚むンキSSP倧日本むンキ補をスク
リヌンによりベタ柄に印刷し、玫倖線照射により
硬化埌該印刷面にクロスカツト法によりゎバン目
の傷を぀けた䞊からセロハンテヌプニチバン補
粘着テヌプを貌り぀け、次いで䞀気に匕き剥す
方法により次の様に刀定した。
【衚】 衚面゚ネルギヌにおける氎玠結合力成分γs hは、
ゎニオメヌタ匏接觊角蚈゚ルマ光孊補を甚い
氎及びペり化メチレンの接觊角を枬定し、前述の
蚈算匏により算出した。 摩擊係数は、ASTM−1894に準じ、東掋粟機
瀟補テンシロンを䜿甚し、塗垃面ず未塗垃面ずを
合わせお枬定した倀である。 ブロツキング性は、塗垃面ず未塗垃面ずを密着
させお×12cmに切断し、これを枚のシリコヌ
ンゎムシヌトで挟着し、曎にガラス板で挟み、ガ
ラス板䞊からKgの荷重を掛け、これを40℃、80
RHの雰囲気䞭で24時間攟眮し、しかる埌にフ
むルムを取倖しおフむルム間のブロツキング状態
を目芖で刀定し、ブロツキング面積の以䞋を
0.5〜20を△、20以䞊を×で瀺した。
【衚】 発明の効果 以䞊実斜䟋で瀺したごずく、本発明の方法によ
぀お埗られたフむルムは、いずれも接着性、透明
性及び滑り性が共に優れ、䜜業性にも優れおいる
こずがわかる。たた氎䞍溶性ポリ゚ステル共重合
䜓のカルボン酞成分䞭スルホン酞金属塩基含有成
分が少なすぎるず分散性が䞍良ずなるこず比范
䟋、倚すぎるずブロツキング性が䞍良ずなる
こず比范䟋がわかる。 コヌテむング組成物が本発明の範囲内であ぀お
も、コロナ攟電凊理等の掻性゚ネルギヌ照射凊理
が䜵甚されない堎合は、玫倖線硬化型むンキに察
する接着性が䞍充分であるこず比范䟋、逆
にコロナ攟電凊理が充分に行なわれおも、本発明
のコヌテむング組成物が塗垃されない堎合には、
充分な接着性を埗るこずが出来ないこず比范䟋
、たたコヌテむング組成物が本発明の範囲内
であり掻性゚ネルギヌ照射凊理が行なわれおも、
その皋床がγs hが10ergcm2未満である時は、接着
性が䞍充分であるこず比范䟋が刀る。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  熱可塑性暹脂フむルムの少なくずも片面に、
    (A)党ゞカルボン酞成分䞭0.5〜15モルがスルホ
    ン酞金属塩基含有ゞカルボン酞であるゞカルボン
    酞類ず倚䟡アルコヌル類ずから成る氎䞍溶性ポリ
    ゚ステル共重合䜓、(B)沞点が60〜200℃である氎
    溶性有機化合物、(C)氎ずが、それぞれ重量比で次
    匏(1)(2)をそれぞれ同時に満足するごずく配合さ
    れた氎系ポリ゚ステル暹脂分散液が塗垃されお
    埌、該塗垃面に、衚面゚ネルギヌ氎玠結合力成分
    項γs hが10ergcm2以䞊ずなるごずく掻性゚ネルギ
    ヌ照射凊理されおなるこずを特城ずする透明易接
    着性フむルム。 (A)(B)10020〜1005000 

(1) (B)(C)10050〜10010000 

(2)  溶融抌出された未延䌞熱可塑性暹脂フむルム
    又は、䞀軞延䌞熱可塑性暹脂フむルムの少なくず
    も片面に、(A)党ゞカルボン酞成分䞭0.5〜15モル
    がスルホン酞金属塩基含有ゞカルボン酞である
    ゞカルボン酞類ず、倚䟡アルコヌル類ずから成る
    氎䞍溶性ポリ゚ステル共重合䜓、(B)沞点が60〜
    200℃である氎溶性有機化合物、(C)氎ずが、それ
    ぞれ重量比で次匏(1)(2)をそれぞれ同時に満足す
    るごずく配合された氎系ポリ゚ステル暹脂分散液
    を塗垃した埌、少なくずも䞀軞方向に延䌞凊理を
    行ない、曎に該塗垃面に衚面゚ネルギヌ氎玠結合
    力成分項γs hが10ergcm2以䞊ずなるごずく掻性゚
    ネルギヌ照射凊理しおなるこずを特城ずする透明
    易接着性フむルムの補造法。 (A)(B)10020〜1005000 

(1) (B)(C)10050〜10010000 

(2)
JP61006017A 1986-01-13 1986-01-13 透明易接着性フむルム及びその補造法 Granted JPS62162540A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61006017A JPS62162540A (ja) 1986-01-13 1986-01-13 透明易接着性フむルム及びその補造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61006017A JPS62162540A (ja) 1986-01-13 1986-01-13 透明易接着性フむルム及びその補造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62162540A JPS62162540A (ja) 1987-07-18
JPH0588190B2 true JPH0588190B2 (ja) 1993-12-21

Family

ID=11626925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61006017A Granted JPS62162540A (ja) 1986-01-13 1986-01-13 透明易接着性フむルム及びその補造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62162540A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009115473A1 (de) * 2008-03-17 2009-09-24 Basf Se Verfahren zur herstellung selbstklebender artikel auf basis von polymerdispersionen, enthaltend sulfonierte dicarbonsÀureester

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62162540A (ja) 1987-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0962486B1 (en) Antistatic polyester film and process for producing the same
JPH06116487A (ja) ポリ゚ステル氎分散䜓及びこれを塗垃した易接着性ポリ゚ステルフむルム
JP6315940B2 (ja) 氎性接着剀およびそれより埗られる被膜
JPH0347178B2 (ja)
JPH07268189A (ja) ポリ゚ステル氎分散䜓及びポリ゚ステルフむルム
JPH0588190B2 (ja)
JPH06293875A (ja) コヌティング剀及び該剀を塗垃した易接着性ポリ゚ステルフむルム
JPH0410858B2 (ja)
JP2003049011A (ja) 光孊甚易接着性ポリ゚ステルフィルム
JP3185367B2 (ja) 易接着性ポリ゚ステルフむルム
JP2001341241A (ja) 積局フィルムおよびその補造方法
JPH0554494B2 (ja)
JP2008168487A (ja) 光孊甚易接着ポリ゚ステルフィルム
JP2001096696A (ja) 被芆ポリ゚ステルフィルム
JPH06293838A (ja) 易接着性ポリ゚ステルフィルム
JPH0681714B2 (ja) 被芆プラスチックフィルム
JP3198669B2 (ja) 易接着性ポリ゚ステルフィルム
JPH0376207B2 (ja)
JPH01125227A (ja) 積局ポリ゚ステルフィルム及びその補造方法
JPH0349751B2 (ja)
JP3097251B2 (ja) 易接着性ポリ゚ステルフむルム
JPH1128780A (ja) ガスバリアヌ性を有する導電性積局フィルム
JPH01236247A (ja) ポリ゚ステル系被芆フィルム
JPH0554493B2 (ja)
JPH0428028B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees