JPH058705Y2 - - Google Patents

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JPH058705Y2
JPH058705Y2 JP1984090772U JP9077284U JPH058705Y2 JP H058705 Y2 JPH058705 Y2 JP H058705Y2 JP 1984090772 U JP1984090772 U JP 1984090772U JP 9077284 U JP9077284 U JP 9077284U JP H058705 Y2 JPH058705 Y2 JP H058705Y2
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JP1984090772U
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、外部から操作または接続できる電
子部品を外筐から露出させて取り付けた電子機器
に関するものである。
〔背景技術とその問題点〕
電子機器、例えばテレビ受像機は、一般に、基
板に実装した調整用のスイツチ、ボリユーム等が
外部から操作できるように取り付けてあり、ま
た、信号を入力または出力するためのコネクタ、
端子等が外部から接続できるように外筐に露出し
て取り付けられている。
第1図は従来のかかるテレビ受像機の外観を示
す斜視図、第2図はテレビ受像機のパネルの部分
を拡大した部分分解斜視図で、1A,1Bおよび
1Cは外筐を構成する3分割された底面部、前面
部および側面部(カバー)、2は前記底面部1A
に設けたボス、3は前記ボス2にねじ4で取り付
けた基板ブラケツト、5は前記基板ブラケツト3
にねじ4Aで固定した基板で、この基板5に、例
えばスライドスイツチ21、ボリユーム22、コ
ネクタ23、端子24等の電子部品が実装されて
いる。
6は前記カバー1Cに設けた基板5に対応する
開口、7は前記開口6に挿入する化粧用のパネル
で、その凹部8にスライドスイツチ21等を外部
に露出させるための穴9が設けてある。なお、1
0は前記前面部1Bに露出させて取り付けたブラ
ウン管(CRT)である。
第1図に示すテレビ受像機は、まず、第2図の
ようにスライドスイツチ21等を実装した基板5
を基板ブラケツト3に取り付け、この基板ブラケ
ツト3を底面部1Aのボス2に取り付ける。そし
て、第1図のようにCRT10を取り付けた前面
部1Bを底面部1Aに接続固定し、図示しない基
板等との配線の接続、調整等を行う。その後、カ
バー1Cを接続、固定すると、基板5と開口6が
対向し、パネル7を開口6に挿入して穴9からス
ライドスイツチ21等を凹部8に突出させ、パネ
ル7を基板5にねじ4Bで取り付け、第1図の状
態のテレビ受像機に組み立てることができる。し
たがつて、パネル7の穴9から突出したスライド
スイツチ21、ボリユーム22を外部から操作す
ることができ、コネクタ23、端子24等に外部
端子を接続することもできる。
従来のテレビ受像機は、上記のように外部から
操作または接続できる電子部品を実装した基板5
を基板ブラケツト3を用いて取り付けた後、基板
5を前面にパネル7を取り付けていたので、基板
5を取り付けるために基板ブラケツト3とパネル
7が必要となつてコストアツプを招来するととも
に、組立作業も複雑で作業性の悪いものとなる。
また、修理等のときは、パネル7の凹部8に電子
部品が突出しているため、パネル7を取り外さな
いとカバー1Cを取り外すことができず、作業性
が悪いという問題がある。
〔考案の目的〕
この考案は、上記した問題点にかんがみてなさ
れたもので、電子部品を実装した基板を取り付け
るための部品点数を削減できることによつてコス
トダウンが計れ、製造、修理等が作業性よく行え
るようにした電子機器を提供するものである。
〔考案の概要〕
この考案は、上記した所期の目的を達成するた
め、電子部品を実装した基板を取る付けるための
パネルを兼ねた基板ブラケツトの凹部に、電子部
品が凹部に突出する所定の穴を設け、基板ブラケ
ツトを外筐の一部として電子部品を構成し、基板
を取り付けるための部品点数を削減できることに
よつてコストダウンが計ると共に、製造、修理等
の作業性がよくなるようにしたものである。
〔実施例〕
第3図はこの考案の一実施例であるテレビ受像
機の外観を示す斜視図、第4図はテレビ受像機の
基板ブラケツトの部分を拡大した部分分解斜視
図、第5図は第4図のA−A線による基板ブラケ
ツトの断面図で、第1図、第2図と同一部分は同
一符合で示している。
これらの図において、11は前記底面部1Aに
設けたガイド、12は前記ガイド11に対応させ
て底面部1Aに設けたボス、13は周辺が突出し
た枠体とされパネルの一部を兼ねるように形成さ
れた基板ブラケツトで、凹部14にスライドスイ
ツチ21等を突出させるための穴15が設けられ
ると共に、下側にはガイド11が嵌合する筒部1
6、基板受け17が設けられている。そして、こ
の基板ブラケツト13の他方の面には基板5を保
持する弾性を有した舌片18が設けてある。
この考案の電子機器は上述したような構成とな
つているので、第4図のようにスライドスイツチ
21等を実装した基板5を基板ブラケツト13の
所定位置に配置し、基板5の裏面から押圧する
と、舌片18が拡開し、基板5は基板受け17、
舌片18で保持され、スライドスイツチ21、そ
の他の電子部品は穴15から凹部14に突出す
る。そして、この基盤ブラケツト13の筒部16
に底面部1Aのガイド11を挿入すると、基盤ブ
ラケツト13はガイド11とボス12で支持され
る。その後、CRT10等を取り付けた全面部1
Bを接続、固定し、図示しない基板等との配線の
接続、調整等を行う。そして、カバー1Cを接
続、固定すると、開口6と凹部14がほぼ重なる
ので、ねじ4Bで基板ブラケツト13をカバーに
固定し、第3図の状態のテレビ受像機に組み立て
ることができる。
上記のようにこの考案ではテレビ受像機を組み
立てるとき、パネルを兼ねた基板ブラケツト13
に外部から操作または接続できる電子部品を実装
した基板5を固定し、その基板ブラケツト13を
底面部1Aのガイド11とボス12で支持し、カ
バー1Cの開口6に臨むように固定しているの
で、基板5を取り付けるための部品点数が少なく
なつてコストダウンが計れ、組み立てが作業性よ
く容易に行える。また、基板ブラケツト13は底
面部1Aに接続されているので、ねじ4Bを取り
外すことによつてカバー1Cを取り除くことがで
き、修理等が作業性よく行うことが出来る。
なお、ねじ4で基板ブラケツト13をボス12
に固定する構成にすると、基板ブラケツト13を
カバー1Cにねじ4Bによつて固定することを省
略してもよい。
第6図、第7図はこの考案の基板ブラケツトに
帯電防止効果をもたらせるための説明図で、第6
図は基板に電子部品の一部を取り付ける場合を示
す分解斜視図、第7図は第6図の基板と対応する
基板ブラケツトの裏面を示す部分斜視図で、第2
図、第4図と同一部分は同一符号で示している。
これらの図において、15a,15bは前記ス
ライドスイツチ21、コネクタ23が突出する基
板ブラケツト13に設けた穴、15cは前記基板
ブラケツト13に設けた取り付け用の穴である。
21Aは前記スライドスイツチ21を操作する
操作部、21Bは前記スライドスイツチ21のア
ース電位となる外筐部、21Cは前記スライドス
イツチ21の端子であ。
23Aは前記コネクタ23の端子である。
25は左右に係止部25Aを有する金属製の係
止片、26は取付金具で、開口26aと穴26b
を有する突部26Aと、穴26cを有する左右の
つば部26Bで構成され、開口26aの大きさは
コネクタ23の端子23Aが挿入できる大きさと
されている。
27は前記基板ブラケツト13に接続した銅箔
で、スライドスイツチ21の外筐体21Bと、取
付金具26のつば部26Bに対応する位置に亘つ
て設けてある。なお、穴15bの大きさはコネク
タ23と、係止片25の係止部25Aが挿通でき
る大きさとしてあり、取付金具26の突出26A
の高さは基板ブラケツト13の肉厚とほぼ同一と
されている。
第6図に示すスライドスイツチ21は基板5へ
端子21Cを半田付けすることによつて取り付
け、コネクタ23は図示されていない係止片25
の開口に端子23Aを挿通して係止片25ととも
にねじ4Cで取付金具26の突出26Aに穴26
bを用いて取り付け、この状態で開口26aを貫
通する端子23Aを用いて基板5に取り付ける。
そして、先に説明したように基板5を基板ブラケ
ツト13に取り付けると、操作部21Aは穴15
aから突出し、突部26Aが穴15bに嵌合す
る。この状態で穴15cにねじ4Dを挿通してつ
ば部26Bの穴26cに螺合させると、取付金具
26は基板ブラケツト13に固定され、銅箔27
に接触する。そして、銅箔27は外筐体21Bと
接触するか、またはわずかな間隙で対向する状態
となる、この時、銅箔27と外筐体21Bは接触
する方が望ましい。
上記のように銅箔27を取り付けた基板ブラケ
ツト13に基板5を取り付けると、係止片25は
取付金具26、銅箔27、および外筐体21Bを
介してアース電位に保たれることになる。したが
つて、高電位に帯電した物体、例えば人体が係止
片25に触れても基板5に実装したIC回路(図
示省略)に高電圧が誘起されることを防止でき、
IC部品の損傷が防止できる。また、銅箔27と
外筐体21Bに間隙が生じていても、係止片25
が他の電子部品、例えばIC部品と対向する間隙
よりも小さくなつていれば、同様な効果が得られ
る。なお、係止片25は銅箔27で近接するアー
ス電位に接続することが望ましく、銅箔27以外
で係止片25と外筐体21Bを短絡させてもよ
い。
上記した考案の電子機器の実施例をテレビ受像
機に適用した場合で説明したが、他の電子機器に
も適用できることはいうまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案の電子機器は、
電子部品を実装した基板を取り付けるためのパネ
ルを兼ねた基板ブラケツトの凹部に、電子部品が
凹部に突出する所定の穴を設け、基板ブラケツト
を外筐の一部としたので、基板を取り付けるため
の部品点数が削減できることによつてコストダウ
ンが計れ、製造、修理等が作業性よく行える等の
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のテレビ受像機の外観を示す斜視
図、第2図はテレビ受像機の一部を拡大した部分
分解斜視図、第3図はこの考案の一実施例である
テレビ受像機の外観を示す斜視図、第4図はテレ
ビ受像機の一部を拡大した部分分解斜視図、第5
図は第4図のA−A線による基板ブラケツトの断
面図、第6図は基板に電子部品の一部を取り付け
る場合を示す分解斜視図、第7図は基板と対応す
る基板ブラケツトの裏面を示す部分斜視図であ
る。 図中、1Aは底面部、1Cは側面部、5は基
板、6は開口、11はガイド、13は基板ブラケ
ツト、14は凹部、15は穴、16は筒部、21
はスライドスイツチ、22はボリユーム、23は
コネクタ、24は端子である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 表面に電子機器の壁面に形成されている開口部
    6の周辺と接触する凸状の枠体が形成され、裏面
    に操作又は接続のための電子部品を実装した基板
    を保持するための弾性舌片18、及び基板受け1
    7が設けられている基板ブラケツト13を設け、 上記基板ブラツケト13の一端に上記電子機器
    の底面部に形成されているガイド11に嵌合され
    る筒部16を設けることによつて、上記基板の電
    子部品が上記基板ブラケツトを介して上記電子機
    器の壁面の開口部から臨むように位置決めされて
    いることを特徴とする電子機器。
JP9077284U 1984-06-20 1984-06-20 電子機器 Granted JPS617090U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9077284U JPS617090U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9077284U JPS617090U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 電子機器

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Publication Number Publication Date
JPS617090U JPS617090U (ja) 1986-01-16
JPH058705Y2 true JPH058705Y2 (ja) 1993-03-04

Family

ID=30646061

Family Applications (1)

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JP9077284U Granted JPS617090U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 電子機器

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JP (1) JPS617090U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS551002U (ja) * 1978-02-16 1980-01-07
JPS5945987B2 (ja) * 1976-09-16 1984-11-09 株式会社リコー 現像スリ−ブ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5945987U (ja) * 1982-09-18 1984-03-27 株式会社富士通ゼネラル 基板保持具

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JPS551002U (ja) * 1978-02-16 1980-01-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS617090U (ja) 1986-01-16

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