JPH0577966A - 印刷装置における給紙制御方法 - Google Patents

印刷装置における給紙制御方法

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JPH0577966A
JPH0577966A JP3239576A JP23957691A JPH0577966A JP H0577966 A JPH0577966 A JP H0577966A JP 3239576 A JP3239576 A JP 3239576A JP 23957691 A JP23957691 A JP 23957691A JP H0577966 A JPH0577966 A JP H0577966A
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JP
Japan
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paper
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feeding
feed
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Pending
Application number
JP3239576A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Tomiyasu
国男 冨安
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カット紙を用いる印刷装置において、給紙ミ
スにより印刷が中断される機会を減らすことと、マニュ
アル給紙時に給紙ミスによるエラーが発生した場合に、
簡単にそのエラー状態を解除できるようにする。 【構成】 給紙ミスを検出した時に、その給紙形態が自
動給紙の場合には再給紙を行なわせ、その再給紙にも失
敗した時、あるいはその再給紙処理が設定回数を越えた
場合に限って従来と同様な給紙エラーとしての処理(印
刷動作の停止,給紙エラー表示等)を行なう。また、給
紙形態がマニュアル給紙の場合には、給紙エラーを表示
した後、給紙口の紙有り検知センサのオン・オフ状態を
監視し、用紙が再セットされた時に給紙エラー状態を解
除して再給紙を行なわせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザプリンタ等の
各種プリンタ,複写機,普通紙ファックス等のカット紙
を用いる印刷装置における給紙制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ等の印刷装置においては、一般
に印刷中に給紙ミスが発生した場合には、それを検出す
ると直ちに印刷動作を停止してエラー表示を行なう等の
給紙エラー時の処理をする。したがって、その場合に
は、オペレータはエラー表示を見てカバーを開けて処理
途中の用紙を取り除き、再びカバーを元の状態にセット
する。そして、印刷装置はカバーや給紙トレイのセンサ
信号が印刷可能な状態に戻ったことを検知すると、エラ
ー状態を解除して通紙経路をチェックした後印刷動作を
再開するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような印刷装置では、給紙ミスが検出される度に印刷動
作が停止してしまうため、その解除に手間がかかり、ま
たホストコンピュータからデータを受けて印刷するプリ
ンタにおいては、印刷中に給紙エラーが起きたような場
合には、それ以後のデータは受け入れられなくなるた
め、ホストコンピュータはオペレータのエラー解除作業
終了を待たずにタイムアウトしてしまい、データ転送を
継続できなくなり、オペレータがホストコンピュータに
対してもデータを再送させる操作を行なうことが必要に
なる。
【0004】ところが、カット紙の給紙搬送機構は給紙
口にセットされている複数枚の用紙から一枚を分離して
ローラにより給紙させるものが一般的であるが、正常に
給紙口に用紙がセットされていてもその時の一時的なロ
ーラ回転時の滑べりなどによって給紙ミスを引き起こす
場合がある。
【0005】そのような場合には給紙ミスが生じても、
もう一度給紙動作をする(「再給紙する」という)だけ
で正常に給紙され、何もエラーが生じなかったかのよう
に以後の動作を継続できる場合が多い。しかし、従来の
印刷装置では一度給紙ミスが検出されると、再給紙を行
なうにはオペレータが一旦給紙トレイを抜いて再挿着す
る等の作業によって発生するセンサ信号を通じたエラー
解除告知のトリガが必要であった。
【0006】一方、これまでの手挿し給紙や封筒給紙等
のマニュアル給紙が可能な印刷装置で生ずる給紙ミス
も、一般の給紙トレイにおける給紙ミスと区別がなく、
給紙ミス後はジャム紙を取り除いたことを知らせるトリ
ガとしてのカバーが開いて閉じたことを検出して再給紙
を行なっているが、実際にはカバーを開けてジャム紙を
取り除く必要がないため、このような作業は無駄であっ
た。
【0007】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、カット紙を用いる印刷装置において、給紙ミス
により印刷が中断される機会を減らすことと、マニュア
ル給紙が可能な印刷装置において、マニュアル給紙時に
給紙ミスによるエラーが発生した場合、カバーの開閉作
業なしで簡単にエラーを解除できるようにすることを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、カット紙を給紙して印刷する印刷装置に
おいて、給紙時に給紙ミスを検出した場合は再給紙さ
せ、再給紙の失敗時にのみ給紙エラーとしての処理をす
る給紙制御方法を提供する。
【0009】また、給紙時に給紙ミスを検出した場合は
再給紙させ、再び給紙ミスを検出した場合は再び再給紙
させることを繰り返し、その再給紙処理が設定回数を越
えた場合に限って給紙エラーとしての処理をするように
してもよい。なお、これらの給紙制御方法において、再
給紙前に給紙トレイの押圧板のリフトを解除した後再び
リフトさせるとよい。
【0010】一方、手挿し給紙や封筒給紙等のマニュア
ル給紙が可能な印刷装置において、マニュアル給紙時の
給紙ミスはジャム発生とは見なさず、給紙口の紙有りセ
ンサのオフ・オンをトリガにして再給紙を開始する給紙
制御方法も提供する。
【0011】
【作用】請求項1〜3の給紙制御方法によれば、給紙時
に給紙ミスを検出しても再給紙を行ない、その再給紙に
も失敗した時、あるいは再給紙を設定回数繰り返しても
給紙ミスが検出される場合に給紙エラーとしての処理を
するので、給紙ミスによる印刷動作停止の機会が減り、
操作者によるエラー状態の解除操作や外部装置の送信エ
ラー解除及びデータ再送等の手間を省くこともできる。
【0012】なお、再給紙処理が設定回数を越えた場合
に限って給紙エラーとするようにすれば、給紙ミスが自
動的に解除される可能性が高くなる。さらに、再給紙処
理の設定回数を変更可能にすれば、再給紙の繰り返しに
より用紙が痛んでは困る場合など、用紙の性質や印刷内
容に応じて給紙ミスに対する柔軟な対応が図れる。
【0013】また、再給紙前に給紙トレイの押圧板のリ
フトを一旦解除した後再びリフトさせることにより、給
紙トレイ上のカット紙がセットし直されて給紙しにくく
なっている状況が改善され、再給紙の成功率が一層高ま
る。
【0014】請求項4の手挿し給紙や封筒給紙等のマニ
ュアル給紙が可能な印刷装置の給紙制御方法によれば、
マニュアル給紙時の給紙ミスはジャム発生とは見なさ
ず、給紙口の紙有りセンサのオフ・オンをトリガにして
再給紙を開始するので、例えば操作者が手で手挿し給紙
口に対して用紙を抜き差ししてセットし直すだけで給紙
ミスによるエラー状態を解除でき、手挿しによる給紙ミ
スの回復を簡単に行なえる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2は、この発明を実施した印刷装置
の要部の構成を機能的に示すブロック図である。
【0016】この印刷装置は、給紙命令を受けてカット
紙を1枚単位で給紙する給紙部1と、給紙ミスを検出す
る給紙ミス検出部2と、給紙から排紙までの印刷に必要
な用紙搬送手順を含む印刷手順を制御する印刷制御部3
と、印刷装置内で生ずるエラーなどオペレータへのメッ
セージを表示する状態表示部4とを備えている。
【0017】また、例えば外部表示器と操作スイッチに
よるマニュアル設定や、上位装置からのコマンド等によ
って給紙ミス時に試行される再給紙の回数を設定する再
給紙回数設定部5と、給紙ミス情報を受けて、その給紙
口の給紙形態が一般的な自動給紙か、マニュアル給紙
(手挿し給紙や封筒給紙)かに応じて異なる制御部にそ
の給紙ミス情報を伝える給紙形態判別部6と、印刷制御
部3から給紙命令を受けて給紙部1に給紙命令を出し、
給紙ミス情報を受けると再給紙させようと試みるための
制御を受け持つ再給紙制御部7と、給紙口に用紙がセッ
トされるのを待ち、その間状態表示部4に給紙エラーメ
ッセージを表示させ、用紙がセットされたらそのエラー
メッセージを解除して給紙部1に給紙命令を出す用紙セ
ット持ち制御部8とを備えている。
【0018】図1は、この実施例によるこの発明に係わ
る給紙制御を示すフローチャートである。この印刷装置
は、初期設定時もしくは必要に応じて給紙ミス時に再給
紙を行なう回数(0回すなわち再給紙無しも可能)を再
給紙回数設定部5に設定する。
【0019】そして、印刷開始の指示がなされると、印
刷制御部3が再給紙制御部7に対して給紙命令を発し、
それを受けた再給紙制御部7が給紙部1に対して給紙命
令を発することにより図1のルーチンがスタートし、ま
ず内部で管理する給紙ミスカウンタを「0」にクリアし
て給紙を行なわせ、給紙部1で給紙ミスが生じなかった
場合は、印刷制御部3は搬送経路の各要所にある用紙セ
ンサの信号等とのタイミングを合わせてシーケンシャル
に印刷処理を進行させる。
【0020】また、給紙部1で給紙ミスが生じた場合に
は、給紙ミス検出部2がそれを検出してその旨を給紙形
態判別部6に伝達する。給紙形態判別部6は給紙ミスが
生じた給紙口の給紙形態を判別し、それが手挿し給紙や
封筒給紙等のマニュアル給紙によるものであれば、用紙
セット待ち制御部8に対して給紙ミス情報を伝える。
【0021】それによって、用紙セット待ち制御部8は
状態表示部4に対して給紙エラー表示の要求をしてその
旨を表示させた後、図示しない給紙口の紙有りセンサの
オン・オフ状態を監視し、用紙が一旦引き抜かれて再び
セットされた時に給紙エラーの表示を解除させて給紙部
1に対して給紙命令を発し、再給紙を行なわせる。
【0022】一方、一般自動給紙によるものならば、給
紙形態判別部6は再給紙制御部7に対して給紙ミス情報
を伝える。それによって、再給紙制御部7は給紙ミスカ
ウンタのカウント値に「1」を加え、そのカウント値が
再給紙回数設定部5に設定された再給紙回数を越えれ
ば、印刷制御部3に給紙エラーを伝え、ホスト装置から
データを受けて印刷するプリンタの場合には、そのホス
ト装置に給紙エラーを通知する。越えなければ給紙部1
に再度給紙命令を発して再給紙を行なわせる。
【0023】ここで、再給紙制御部7は再給紙による給
紙命令を給紙部1に送る前にリフトモータやソレノイド
による給紙トレイの押圧板のリフトを一旦解除させた後
再びリフトさせる信号を発することにより、給紙トレイ
上のカット紙がセットし直されるため、給紙しにくくな
っている状況を改善する可能性があり、再給紙の成功率
が高まる。
【0024】印刷制御部3は、給紙エラーの通知を受け
ると、状態表示部4に対して給紙エラー表示の要求をし
てその旨を表示させた後、従来と同様な給紙エラー処理
を実行する。すなわち、印刷制御部3をジャム解除待ち
状態にし(オペレータがカバーを開けてジャム紙を取り
除き、カバーを基の状態にセットするのを待ち)、ジャ
ムが解除された時点で通紙経路をチェックし、用紙が残
っていないことを確認した後、給紙部1に再び給紙命令
を発して再給紙を行なわせる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、カット紙を用いる印刷装置において、給紙ミスによ
り印刷が中断される機会が減り、操作者によるエラー状
態の解除や外部装置の送信エラー解除及びデータ再送等
の手間を省くこともできる。また、マニュアル給紙が可
能な印刷装置において、マニュアル給紙時に給紙ミスに
よるエラーが発生した場合に、カバーの開閉作業なしで
簡単にそのエラー状態を解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による給紙制御を示すフロ
ー図である。
【図2】この発明を実施した印刷装置の要部の構成を機
能的に示すブロック図である。
【符号の説明】
1 給紙部 2 給紙ミス検出部 3 印刷制御部 4 状態表示部 5 再給紙回数設定部 6 給紙形態判別部 7 再給紙制御部 8 用紙セット待ち制
御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カット紙を給紙して印刷する印刷装置に
    おいて、給紙時に給紙ミスを検出した場合は再給紙さ
    せ、再給紙の失敗時にのみ給紙エラーとしての処理をす
    ることを特徴とする給紙制御方法。
  2. 【請求項2】 カット紙を給紙して印刷する印刷装置に
    おいて、給紙時に給紙ミスを検出した場合は再給紙さ
    せ、再び給紙ミスを検出した場合は再び再給紙させるこ
    とを繰り返し、その再給紙処理が設定回数を越えた場合
    に限って給紙エラーとしての処理をすることを特徴とす
    る給紙制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の印刷装置におい
    て、再給紙前に給紙トレイの押圧板のリフトを一旦解除
    した後再びリフトさせることを特徴とする給紙制御方
    法。
  4. 【請求項4】 手挿し給紙や封筒給紙等のマニュアル給
    紙が可能な印刷装置において、マニュアル給紙時の給紙
    ミスはジャム発生とは見なさず、給紙口の紙有りセンサ
    のオフ・オンをトリガにして再給紙を開始することを特
    徴とする給紙制御方法。
JP3239576A 1991-09-19 1991-09-19 印刷装置における給紙制御方法 Pending JPH0577966A (ja)

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JP3239576A JPH0577966A (ja) 1991-09-19 1991-09-19 印刷装置における給紙制御方法

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JPH0577966A true JPH0577966A (ja) 1993-03-30

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ID=17046850

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JP (1) JPH0577966A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016052174A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
US10362182B2 (en) * 2017-05-31 2019-07-23 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, image forming system, and image forming method with sheet feeding abnormality control

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