JPH0571942U - タッチスクリーンの防塵構造 - Google Patents

タッチスクリーンの防塵構造

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Publication number
JPH0571942U
JPH0571942U JP018125U JP1812592U JPH0571942U JP H0571942 U JPH0571942 U JP H0571942U JP 018125 U JP018125 U JP 018125U JP 1812592 U JP1812592 U JP 1812592U JP H0571942 U JPH0571942 U JP H0571942U
Authority
JP
Japan
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light
display screen
light emitting
housing
dust
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Pending
Application number
JP018125U
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English (en)
Inventor
尹耀 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 埃等の侵入、付着を確実に防止することがで
き、受、発光素子の掃除を不要にする。 【構成】 前面開口部2を有する筐体3の内部にCRT
4を配設し、CRT表示画面4aを前記前面開口部2に
臨ませる。CRT表示画面4aの周囲に防塵カバー9を
配設し、このカバー9の内部に光の座標を形成する複数
個の発光素子6および受光素子7を実装してなるプリン
ト基板8を収納配置する。防塵カバー9は、透光性材料
によって断面コ字状の枠状体に形成されて前面が開放
し、この開口部12を筐体3の内面に形成した環状溝1
1にパッキン13を介して挿入固定する。防塵カバー9
の光路に対応する部分を光透過部9Aとし、それ以外の
部分を梨地状の遮光部9Bとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、陰極線管(CRT)の表示画面を指先等で指し示すことによりその 表示画面上の座標位置を情報処理装置に直接入力するために用いられる、指タッ チ式座標入力装置に係り、更に詳しくはタッチスクリーンの防塵構造に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
指タッチ式座標入力装置は、表示画面上の座標位置を読み取る方式によってタ ッチパネル式と光学式のものに大別される。光学式は複数個の発光素子群と受光 素子群を表示画面の周囲に互いに対向させて配設することにより、表示画面に沿 ってマトリックス状の光路を形成し、受光状態をスキャンして遮断光路から指先 が指し示している座標位置を決定するようにしたものである。その場合、発光素 子や受光素子を埃、破損等から保護する必要があり、そのため実公平3−252 21号公報に開示された指タッチ式座標入力装置においては、フィルタ板をCR T表示画面の前方で、受、発光素子を配列したプリント基板の内側に所定間隔を おいて平行に配置し、このフィルタ板とプリント基板とで受、発光素子を保護し ている。また、同装置においてはフィルタ板の上記光路に対応した透光部以外を 遮光すると共にこの遮光部表面を艶消し面とし、遮光部表面に当たる光を散乱、 吸収することで反射光によって生じる入力ミスの防止を図っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の指タッチ式座標入力装置にあっては、プリント 基板の前端部を装置筐体に固定し、後端面をCRT表示画面に当接させ、また平 板状に形成された4つのフィルタ板を連結具によって枠状に連結して枠状体とし 、この枠状体をプリント基板の内側に配置して前端部を同じく装置筐体に固定し 、後端面をCRT表示画面に当接させているので、曲面からなるCRT表示画面 にプリント基板およびフィルタ板の後端面を全周に亙って完全に密接させること が難しく、これらの間に隙間が生じ、そのためこの隙間から埃等がプリント基板 とフィルタ板との間に形成された素子収納空間に侵入して受、発光素子に付着し 、これら素子の性能を低下させるという問題があった。また、素子の性能が低下 するとその都度プリント基板を外して受、発光素子を掃除しなければならず、そ の作業が煩わしいという問題もあった。
【0004】 したがって、本考案は上記したような従来の問題点に鑑みてなされたもので、 その目的とするところは、埃等の侵入、付着を確実に防止することができ、受、 発光素子の掃除を不要にしたタッチスクリーンの防塵構造を提供することにある 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するため、前面開口部を有する筐体と、この筐体内に 表示画面を前記前面開口部に臨ませて配設されたCRTと、CRT表示画面の周 囲に相対向して配設され光の座標を形成する発光素子群および受光素子群とを備 えたタッチスクリーンにおいて、透光性材料によって断面コ字状の枠状体に形成 され前面が開放する防塵カバー内に前記発光素子群および受光素子群を収納配置 し、この防塵カバーの開口部を前記筐体の内側面で前記前面開口部の周囲に固定 したものである。
【0006】
【作用】
本考案において、発光素子群および受光素子群を収納する防塵カバーは断面コ 字状で、前面が開放し、この開口部が筐体の内側で前記前面開口部の周囲に固定 されることで、埃等が内部に侵入して受、発光素子に付着するのを防止する。
【0007】
【実施例】
以下本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案に係るタッチスクリーンの防塵構造の一実施例を示す断面図、図 2は指タッチ式座標入力装置の外観斜視図、図3は要部拡大断面図、図4はコー ド導出部の平面図、図5は図4のV−V線断面図である。
【0008】 これらの図において、全体を符号1で示す指タッチ式座標入力装置は、前面中 央に開口部2を有する箱型の筐体3を備え、その内部にCRT4が表示画面4a を前記開口部2に臨ませて配設されている。筐体3の前面側開口部2とCRT表 示画面4aの周縁部との間には多数の発光素子6と受光素子7を実装してなるプ リント基板8が防塵カバー9に収納されて配設されている。プリント基板8は枠 状体に形成され、その内側面全周に亙って前記発光素子6と受光素子7が互いに 対をなすように対向配置されており、これによってマトリックス状の光路をCR T表示画面4aに沿って形成している。したがって、指先10でCRT表示画面 4aの任意の位置を指し示し、その部分の縦および横方向の光路を遮断すると、 当該光路上の発光素子6から出射した光を受光素子7が受光できなくなることか ら、指し示された座標位置を検出することができる。
【0009】 前記防塵カバー9は、アクリル樹脂等の透光性を有する樹脂によって断面コ字 状の枠状体に形成されて前面が開放し、内側壁面9aの発光素子6、受光素子7 に対応する部分、換言すれば光路に対応する部分のみが透明な光透過部9Aとさ れ、それ以外の部分はすべて梨地模様が形成された遮光部9Bとされている。そ して、この防塵カバー9は、図3に示すように前記筐体3の内側面で前記前面開 口部2の周囲に形成された環状溝11に開口端部12がパッキン13を介して嵌 挿され、且つ止めねじ14(図1)によって筐体内面に固定配置されることによ り、内部の気密性を保持し、埃等の侵入を防止している。
【0010】 図4および図5において、一端が前記プリント基板8の電気回路に接続された ケーブル15は、前記環状溝11の適宜箇所に形成されたU字状の切欠きからな るケーブル導出部16からグロメット17を介して筐体内部に導出され、CRT 4の情報処理装置(図示せず)に接続されている。
【0011】 かくしてこのような構成からなるタッチスクリーンの防塵構造にあっては、防 塵カバー9内に発光素子6および受光素子7を搭載してなるプリント基板8を収 納配置し、防塵カバー9の前面側開口端部12を筐体3の内面に形成した環状溝 11にパッキン13を介して嵌挿固定したので、防塵カバー9内に埃等が侵入す るのを確実に防止することができ、メインテナンスフリーの防塵構造を提供する ことができる。また、防塵カバー9の光透過部9A以外の部分を梨地模様の遮光 部9Bとし、発光素子6から出射し遮光部表面で反射する反射光を散乱、吸収す るようにしているので、反射光による入力ミスの発生が少なく、タッチスクリー ンの感度を向上させることができる。
【0012】 なお、上記実施例は防塵カバー9の開口端部12を環状溝11にパッキン13 を介して嵌挿したが、本考案はこれに特定されるものではなく、筐体内面に開口 端面をパッキンを介して密接し、ねじ止め固定することも可能である。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るタッチスクリーンの防塵構造は、断面コ字状 の枠状体からなる防塵カバー内に発光素子群および受光素子群を収納配置し、こ の防塵カバーの開口部を筐体内面に固定するように構成したので、受、発光素子 を埃等から確実に保護することができ、メインテナンスフリーの防塵構造を提供 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るタッチスクリーンの防塵構造の一
実施例を示す断面図である。
【図2】指タッチ式座標入力装置の外観斜視図である。
【図3】要部拡大断面図である。
【図4】コード導出部の平面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【符号の説明】
2 前面開口部 3 筐体 4 CRT表示装置 4a CRT表示画面 6 発光素子 7 受光素子 8 プリント基板 9 防塵カバー 11 環状溝 12 開口端部 13 パッキン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面開口部を有する筐体と、この筐体内
    に表示画面を前記前面開口部に臨ませて配設されたCR
    Tと、CRT表示画面の周囲に相対向して配設され光の
    座標を形成する発光素子群および受光素子群とを備えた
    タッチスクリーンにおいて、透光性材料によって断面コ
    字状の枠状体に形成され前面が開放する防塵カバー内に
    前記発光素子群および受光素子群を収納配置し、この防
    塵カバーの開口部を前記筐体の内側面で前記前面開口部
    の周囲に固定したことを特徴とするタッチスクリーンの
    防塵構造。
JP018125U 1992-02-27 1992-02-27 タッチスクリーンの防塵構造 Pending JPH0571942U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP018125U JPH0571942U (ja) 1992-02-27 1992-02-27 タッチスクリーンの防塵構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP018125U JPH0571942U (ja) 1992-02-27 1992-02-27 タッチスクリーンの防塵構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0571942U true JPH0571942U (ja) 1993-09-28

Family

ID=11962882

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JP018125U Pending JPH0571942U (ja) 1992-02-27 1992-02-27 タッチスクリーンの防塵構造

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