JPH055009B2 - - Google Patents

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JPH055009B2
JPH055009B2 JP61109792A JP10979286A JPH055009B2 JP H055009 B2 JPH055009 B2 JP H055009B2 JP 61109792 A JP61109792 A JP 61109792A JP 10979286 A JP10979286 A JP 10979286A JP H055009 B2 JPH055009 B2 JP H055009B2
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JP
Japan
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dredging
suction pump
excavator
ground
machine
Prior art date
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JP61109792A
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English (en)
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JPS62268431A (ja
Inventor
Toshinobu Araoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Denki Industrial Co Ltd
Original Assignee
Toyo Denki Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Denki Industrial Co Ltd filed Critical Toyo Denki Industrial Co Ltd
Priority to JP10979286A priority Critical patent/JPS62268431A/ja
Publication of JPS62268431A publication Critical patent/JPS62268431A/ja
Publication of JPH055009B2 publication Critical patent/JPH055009B2/ja
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  • Earth Drilling (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、海底や水底における砂利、砂、その
他の鉱物資源を採取し、陸上や浚渫線上に給送で
きる浚渫作業機に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、かかる浚渫作業機は、浚渫船から長大な
剛性ラダーを水中に伸延し、その先端に掘削機及
び吸引ポンプを取付けた構成としている。そし
て、浚渫に際しては、掘削機と吸引ポンプを同時
に駆動し、水底ないし海底の土砂等を掘削し、そ
の後吸引ポンプによつて浚渫船上にすることがで
きる。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 しかし、かかる浚渫作業機は、以下の問題点を
有していた。
浚渫深さは剛性ラダーの長さに比例するが、
剛性ラダーを長くすると、剛性ラダー重量も大
幅に増加し、浚渫船が転覆する恐れがある。
かかる転覆を防ぐためには、ラダー駆動装置
及び浚渫船自体も大型化する必要があるが、こ
れは設備費の大幅な増加をもたらすことにな
る。
そのため、実際の浚渫作業においては、剛性
ラダーの長さには一定の限界があり、浚渫作業
は一定の深さしか行うことができない。
本発明は、上記問題点を解決することができる
浚渫作業機を提供することを目的とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、吊下式の掘削機と、同掘削機と一体
をなすとともに、掘削機によつて掘削された掘削
物を吸引する吸引開口を具備する吸引ポンプと、
同掘削機を地盤に固定する掘削機固定用スパツド
とからなる浚渫作業機において、吸引ポンプを地
盤に掘削機固定用スパツドによつて固定可能とす
るとともに、吸引ポンプの周囲に、複数の掘削機
を、同吸引ポンプの軸線を中心として対称に連設
したことを特徴とする浚渫作業機に係るものであ
る。
(ホ) 効果 a 掘削機固定用スパツドによつて、吸引ポンプ
とともに、複数の掘削機を地盤に固定すること
ができ、単一の掘削機を用いた場合と比較し
て、浚渫作業機の掘削能力を著しく増大するこ
とができる。
b 複数の掘削機を吸引ポンプの周囲に対称に配
設したので、吸引ポンプを中心として、地盤上
にバランスよく複数の掘削機を固定設置するこ
とができるので、浚渫作業機は、安定した浚渫
作業を行うことができる。
しかも、掘削された掘削土砂の吸引ポンプへ
の流入が掘削機固定用スパツドによつて阻害さ
れるのを防止することができるので、掘削機を
複数設けたこととあいまつて浚渫効率を高める
ことができる。
(ヘ) 実施例 以下、添付図に示す実施例に基づいて、本発明
を詳説する。
第1図において、浚渫船1は、その前部に傾倒
ブーム2とウインチ装置3とからなる作業機吊下
装置4を設置している。また、同作業機吊下装置
4から水中に吊下された吊下ワイヤ5の先端に
は、本発明にかかる浚渫作業機6が吊支されてお
り、同浚渫作業機6は海底の地盤7に設置してい
る。
なお、第1図において、8は浚渫作業機6によ
つて採取された土砂等を浚渫船1上に給送するフ
レキシブルな掘削物給送管、9は浚渫作業機6を
駆動させるため浚渫船1上の電源や油圧源等と連
絡する駆動源連絡ワイヤである。
第2図及び第3図に本発明に係る浚渫作業機6
の全体構成を詳細に示す。
両図において、10は側部枠材11と上下枠材
12,13とから形成した縦長の箱型をなす本体
機枠であり、同本体機枠10はその内部空間に吸
引ポンプ14を取付けている。
かかる吸引ポンプ14は、本実施例では、モー
タ15と、同モータ15に連結し、インペラ(図
示せず)を内蔵するインペラケーシング16と、
下端に吸引開口17aを形成した吸引管17とか
ら形成され、インペラケーシング16に設けた吐
出開口16aは、掘削物給送管8と連結してい
る。
また、本体機枠10の両側部枠材11,11に
は、本体機枠10の中心線を対称にして一対の同
形の掘削機18,18が固定されている。
かかる掘削機18は、本実施例では、側部枠材
11に固定したフレーム19と、カツプリングフ
レーム20を介して同フレーム19の上端に連結
したモータ21と、フレーム19の下端に回動自
在に取付けた回転式の掘削刃22とから構成され
る。
また、25,25は本体機枠10の前後側部に
配設した一対の掘削機固定用スパツドであり、各
スパツド25は、その上端を、本体機枠10の下
部に架設した横架部材26にリベツト、ボルト、
溶接等の手段によつて連結固定している。
また、スパツド25は、その下端を地盤7への
打ち込みを容易にするため先端にいくに従つて、
細くした楔状としており、また掘削機18の掘削
刃22の先端より下方に突出させている。これ
は、スパツド25のみを地盤7に打ち込み、掘削
機18が地盤7の内部に深く食い込むのを防止す
るためである。
ついで、上記構成を有する浚渫作業機6による
浚渫作業について説明する。
浚渫作業機6を、浚渫船1から浚渫作業機吊下
装置4を用いて海底等の地盤7に接地させる。か
かる接地において、浚渫作業機6は相当な重量を
有する重量物であるため、その重量によつて、吸
引ポンプ14に取付けたスパツド25,25は地
盤7に打ち込まれ、浚渫作業機6の固定化が図れ
る。
その後、掘削機18,18と吸引ポンプ14と
を駆動し、土砂等を掘削するとともに、同掘削物
を吸引ポンプ14及び掘削物給送管8によつて浚
渫船1上に給送する。
かかる浚渫作業によつて、掘削機18,18の
駆動によつて掘削機18,18を回転させる力が
発生するが、上述したように、掘削機18,18
はスパツド25,25によつて強固に地盤7に固
定されているので、掘削機18,18の回転を確
実に阻止し、円滑な掘削作業及び給送作業を行う
ことができる。
このように、浚渫作業機6をスパツドのみによ
つて地盤7に固定できるので、従来の剛性ラダー
を不要とすることができ、水深がいくら深くても
吊下することによつて容易に浚渫作業機を水底等
に接地固定でき、浚渫作業を円滑に行うことがで
きる。
さらに、本実施例では複数の掘削機18,18
で掘削作業を行うようにしているので単一の吸引
ポンプ14を用いながら浚渫能力を倍増できる。
さらに、複数の掘削機18,18を吸引ポンプ
14の周囲に対称に配設したので、吸引ポンプ1
4を中心として、地盤7上にバランス良く掘削機
18,18を固定設置することができるので、浚
渫作業機は安定した浚渫作業を行うことができ
る。
なお、本発明は、上述した実施例の浚渫作業機
6に限定されるものではなく、例えば、第4図〜
第20図に示す変容例が考えられる。
第4図〜第7図は第2図及び第3図に示す浚渫
作業機6のスパツド25の配置例を示すものであ
り、それぞれ、吸引ポンプ14に、スパツド25
を1本、2本、3本、4本取付けた状態を示す。
第8図〜第10図は、1台の吸引ポンプ14に
攪拌羽根30を取付け、さらに、同吸引ポンプ1
4の両側に直接一対の掘削機18,18を取付け
た実施例を示す。本実施例において、スパツド2
5は、第10図に示すように吸引ポンプ14の両
側に2本取付けているが、第2図〜第7図に示す
ように、1本〜4本とすることもできる。なお、
スパツド25の取付数については、以下の実施例
においても同様である。
第11図及び第12図は、1台の吸引ポンプ1
4の周りに4台の掘削機18を取付け、吸引ポン
プ14を4本のスパツド25によつて地盤7に固
定する実施例を示す。この場合、スパツド25は
掘削位置の位置決めも行うことができる。
第13図及び第14図は、第11図及び第12
図の実施例の変容例であり、1台の吸引ポンプ1
4の周りに3台の掘削機18を取付け、吸引ポン
プ14を3本のスパツド25によつて地盤7に固
定する実施例を示す。この場合も、スパツド25
は掘削位置の位置決めを行うことができる。
第15図〜第20図は、スパツド25の変容例
に関するものであり、第15図及び第16図は断
面係数を増加し強度を増すため断面T字状とした
スパツド25を示しており、同スパツド25は、
その上端に設けた透孔40を、例えば吸引ポンプ
14に設けた任意の透孔41と整合させた後、連
結ボルトによつて縫合することによつて高さ調整
自在に連結することができる。
また、第17図〜第20図は、浚渫作業機6の
重量による地盤7への打ち込みのみならず、機械
的打ち込み力も利用するものである。
即ち、第17図はスパツド25に沿つて高圧水
配管42を配設し、同配管42の先端に設けたノ
ズル43から高圧水(ジエツト水)を噴出し、そ
の噴出エネルギーによつて地盤7を掘削し、スパ
ツド25の地盤7への打ち込みを図るものであ
る。
第18図は、スパツド25の中途に振動発生装
置(バイブレーター)44を取付け、同振動発生
装置44によつて発生した振動エネルギーによつ
てスパツド25の地盤7への打ち込みを図るもの
である。
第19図はスパツド25の上端を油圧シリンダ
ー(電動シリンダーでもよい)45の伸縮ロツド
46に連結し、同油圧シリンダー45の駆動によ
つてスパツド25の地盤7への打ち込みを図るも
のであり、第20図はさらに、上記した高圧水配
管42をスパツド25に取付け、相乗効果によつ
てさらにスパツド25の地盤7への打ち込みを確
実にするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る浚渫作業機の設置状態説
明図、第2図は同浚渫作業機の正面図、第3図は
同側面図、第4図〜第14図は同浚渫作業機の他
の実施例の説明図、第15〜第20図はスパツド
の変容例の説明図(第16図は第15図−線
による断面図)である。 図中、1……浚渫船、2……傾倒ブーム、3…
…ウインチ装置、4……作業機吊下装置、5……
吊下ワイヤ、6……浚渫作業機、7……地盤、8
……掘削物給送管、9……駆動源連絡ワイヤ、1
0……本体機枠、11……側部枠材、12……上
枠材、13……下枠材、14……吸引ポンプ、1
5……モータ、16……インペラケーシング、1
6a……吐出開口、17……吸引管、17a……
吸引開口、18……掘削機、19……フレーム、
20……カツプリングフレーム、21……モー
タ、22……掘削刃、25……掘削機固定用スパ
ツド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 吊下式12の掘削機18と、同掘削機18と
    一体をなすとともに、掘削機18によつて掘削さ
    れた掘削物を吸引する吸引開口17aを具備する
    吸引ポンプ14と、同掘削機18を地盤7に固定
    する掘削機固定用スパツド25とからなる浚渫作
    業機において、 吸引ポンプ14を地盤7に掘削機固定用スパツ
    ド25によつて固定可能とするとともに、吸引ポ
    ンプ14の周囲に、複数の掘削機18を、同吸引
    ポンプ14の軸線を中心として対称に連設したこ
    とを特徴とする浚渫作業機。
JP10979286A 1986-05-13 1986-05-13 浚渫作業機 Granted JPS62268431A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10979286A JPS62268431A (ja) 1986-05-13 1986-05-13 浚渫作業機

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JP10979286A JPS62268431A (ja) 1986-05-13 1986-05-13 浚渫作業機

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JPS62268431A JPS62268431A (ja) 1987-11-21
JPH055009B2 true JPH055009B2 (ja) 1993-01-21

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ID=14519335

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JP10979286A Granted JPS62268431A (ja) 1986-05-13 1986-05-13 浚渫作業機

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JPH02128027A (ja) * 1988-11-08 1990-05-16 Nippon Koki Kk 水中掘削並びにずり運搬装置
JP4342241B2 (ja) * 2003-08-11 2009-10-14 株式会社エヌエルシー サンプリング装置
CN109850071B (zh) * 2019-04-03 2021-02-02 哈尔滨工程大学 一种双刚度双预紧减震***
JP7349848B2 (ja) * 2019-08-28 2023-09-25 株式会社フジタ 揚砂装置

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