JPH0548388Y2 - - Google Patents

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JPH0548388Y2
JPH0548388Y2 JP14565289U JP14565289U JPH0548388Y2 JP H0548388 Y2 JPH0548388 Y2 JP H0548388Y2 JP 14565289 U JP14565289 U JP 14565289U JP 14565289 U JP14565289 U JP 14565289U JP H0548388 Y2 JPH0548388 Y2 JP H0548388Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案はウエツジベースと称される無口金電球
のソケツトに関するものであり、詳細には防水な
どの目的で前記ソケツトのホルダがゴムで形成さ
れたソケツトに係るものである。
【従来の技術】
従来のこの種のウエツジ電球用ソケツト51の
例を示すものが第5図であり、電球10のウエツ
ジベース部11が挿入可能な空房部53を設けた
ホルダ52をゴム部材で形成し、この空房部53
に例えば音叉状とし前記電球10のウエツジベー
ス部11に挟着し電球10の保持と電気的な接触
を計る端子54を主として前記ホルダ52の弾性
を利用して取付けるものであり、前記ホルダ52
には外周面に例えば灯具に取付けるための係着構
造なども設けられているものである。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記に説明したウエツジ電球用
ゴムソケツト51はホルダ52が比較的に軟質で
あり変形し易いゴム部材で形成されていること
で、このホルダ52の前記端子54に対する保持
力に不足を生ずるものとなり、例えば端子54の
ウエツジベース部11に対する挟着力が過大であ
るときには第6図に示すように電球10の抜脱時
に端子54も同時に抜けて来たり、或は第7図に
示すように電球10の挿着時に過大な押圧力を加
えることで端子54が所定位置を越えホルダ53
へ深く嵌入するなどして、この種のウエツジ電球
用ゴムソケツト51の目的とする防水効果を損な
つたり取扱を煩雑化するなどの問題点を生じ、こ
の点の解決が課題とされていた。 尚、この課題を解決するために従来は第8図に
示すように端子54の基部に翼状に突起部54a
を設けると共にホルダ52の対応する位置に溝部
53aを成形しておき、前記突起部54aと溝部
53aとを嵌合することで上記した離脱を防ぐ手
段が実施されているが、この溝部53aはホルダ
53を形成するときの離型時に強い度合いでの無
理抜き状態となるので、この理由により期待する
効果を得られるほど充分な寸法とすることができ
ず、また、前記端子54を装着するときにも同様
な無理嵌め状態となり、例えば、この突起部54
aでホルダ53を切裂くなどして充分な効果が得
られないものとし、よつて完全に問題点を解決す
るものとは成らないものであつた。
【課題を解決するための手段】
本考案は前記した従来の課題を解決するための
具体的手段として、ゴム部材に電球のウエツジベ
ース部を挿入可能に空房部を設けてホルダとし、
該ホルダの前記空房部に自由端側の弾性で前記ウ
エツジベース部に接触する端子を設けて成るウエ
ツジ電球用ゴムソケツトにおいて、前記端子を前
記電球の挿入方向に沿い分割して前記自由端にバ
ルブ保持部とリード線接触部とを設け、前記リー
ド線接触部には前記ホルダの空房部の壁面に向か
い突出するタブを設けると共に前記壁面の前記タ
ブに対応する位置には係合溝が設けられているこ
とを特徴とするウエツジ電球用ゴムソケツトを提
供することで、前記ホルダと端子との保持力を強
化して、前記した従来の課題を解決するものであ
る。
【実施例】
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。 尚、理解を容易とするために従来例と同じ部分
には同じ符号を付して説明し、重複する部分につ
いては一部その説明を省略する。 第1図に符号1で示すものは断面で示すウエツ
ジ電球用ゴムソケツト(以下にソケツト略称す
る。)であり、このソケツト1はゴム部材で空房
部21が形成されたホルダ2と、前記空房部21
に装着されリン青銅など弾性に富む導電性部材で
形成された端子3とで成るものであることは従来
例のものと同様であるが、本考案により端子3は
第2図に示すようにバネ端子部30が電球10の
挿入方向に沿いバルブ保持部31とリード線接触
部32とに分割されるものとされ、且つ前記リー
ド線接触部32の自由端側には接触部タブ33が
設けられるものとされ、この接触部タブ33によ
りホルダ2との係合性能を高めるものとされ、電
球10の着脱時などに生ずる不都合を解消するも
のとなつている。 以下に、更に詳細にその構成について説明を行
う。 前記端子3は、基本的には電線12に接続され
る基部34と、この基部34から先端が自由端と
なるように例えば音叉状に形成されるバネ端子部
30,30とで形成されるものであり、更に前記
バネ端子部30,30は前記したようにバルブ保
持部31とリード線接触部32とに分割され、前
記バルブ保持部31が主としてウエツジベース部
11を挟着し保持を行い、リード線接触部32が
電気的接触とを成すものである。 ここで、前記した本考案の接触部タブ33は前
記リード線接触部32,32夫々の先端にホルダ
2の空房部21の壁面21aに向けて突出するよ
うに設けられるものであり、典型的な形成方法と
しては前記リード線接触部32,32の先端を
夫々外側に向けて折曲げることを形成される。 同時に、前記ホルダ2の壁面21aには前記接
触部タブ33の設けられた位置に対応して係合溝
22が設けられるものとなつている。 次いで、上記説明の構成とした本考案のソケツ
ト1の作用・効果に付いて説明を行う。 先ず、第1図は電球10がソケツト1に装着さ
れない状態を示すものであり、この時には前記リ
ード線接触部32,32はその弾性により相互が
間隔を狭める方向に偏寄しているものとなつてい
て、これにより前記接触部タブ33と係合溝22
とは比較的に弱い状態で係合するものとなつてい
る。 ここで、電球10がソケツト1に装着されない
状態に付いて考察してみれば、この状態は例えば
ホルダ2に端子3を組付る状態でもあり、このと
きに比較的に弱い状態で係合する接触部タブ33
と係合溝22とは組立工程にこの係合を成させる
ための過大な力を必要とせず、これによりホルダ
2を切裂く事故も生じない。 第3図は同じソケツト1に電球10を挿着した
状態を示すもので、このときには先ず前記バルブ
保持部31,31は電球10のウエツジベース部
11で押し広げられるものとなり、次いでリード
線接触部32,32が押し広げられる、これによ
り前記接触部タブ33と係合溝22とは強い状態
で嵌合するものとなり、前記電球10の挿着時あ
るいは取外時においてバネ端子部30の離脱或は
より以上の陥没を生じないものとなる。 尚、前記リード線接触部32に設けられた接触
部タブ33は係合溝22と協動してバネ端子部3
0の過剰な開き過ぎを抑止する作用も生ずるの
で、バルブ保持部31にもリード線接触部32に
設けられたのと同様な構成の保持部タブ35を設
けて前記した過剰な開き過ぎを抑止させることは
有用となる、但しこのとき離脱および陥没を防止
する作用を期待する必要はないので、ホルダ2側
は溝状とする必要はなく凸状部23で目的は充分
に達せられるものとなる。 第4図に示すものは本考案の別な実施例であ
り、前の実施例が音叉状でウエツジベース部11
に両面から挟着する一対と成つたバネ端子部3
0,30に対し実施されたものであつたのに対
し、この実施例では一方の面からのみウエツジベ
ース部11に圧接するようにバネ端子部40が設
けられた端子4に実施した例を示すもので、通常
この種の端子4は上述の端子3の中間の位置に補
助端子として設けられるものである。 この場合にも前記バネ端子部40は本考案によ
りバルブ保持部41とリード線接触部42とに分
割され、このリード線接触部42の先端に接触部
タブ43が設けられるものであり、このときの構
成、作用、効果などは前の実施例と全くに同様で
あるので、ここでの詳細な説明は省略する。 尚、本考案の実施に当たり、例えば従来例で説
明した突起部(第6図参照)などと併設すること
は自由であり、この併設することで電球10の着
脱時に特に顕著な作用を生ずる本考案の要旨が損
なわれるものでもない。
【考案の効果】
以上に説明したように本考案により電球の装着
により位置を移動する端子の先端部分に接触部タ
ブを設けて、この端子の抜止め構造としたこと
で、最も抜止めの機能が要求される電球の挿入或
は取外時に前記端子がホルダと強い係合を有する
ようにし、加えて前記ホルダと端子との組立時な
どにおいては弱い係合として組立作業を容易とす
ると共にホルダを形成するゴム部材の前記端子の
無理嵌めによる切断も生じないようにして防水性
能を保証し、以てこの種のウエツジ電球用ゴムソ
ケツトの性能の向上に卓越した効果を奏するもの
である。 また、端子をバルブ保持部とリード線接触部と
に分割したことで夫々の目的に適する形状の加工
などが可能となり、性能向上にも優れた効果を奏
するものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るウエツジ電球用ゴムソケ
ツトに一実施例を示す断面図、第2図は同じ実施
例の要部である端子を示す斜視図、第3図は同じ
実施例の作用を示す要部断面図、第4図は同じく
本考案の別の実施例を示す要部断面図、第5図は
従来例を示す断面図、第6図、第7図は従来例の
問題点を説明する説明図、第8図は別の従来例を
示す要部断面図である。 1……ウエツジ電球用ゴムソケツト、2……ホ
ルダ、21……空房部、21a……壁面、22…
…係合溝、23……凸状部、3……端子、30…
…バネ端子部、31……バルブ保持部、32……
リード線接触部、33……接触部タブ、34……
基部、35……保持部タブ、4……端子、40…
…バネ端子部、41……バルブ保持部、42……
リード線接触、43……接触部タブ、10……電
球、11……ウエツジベース部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴム部材に電球のウエツジベース部を挿入可能
    に空房部を設けてホルダとし、該ホルダの前記空
    房部に自由端側の弾性で前記ウエツジベース部に
    接触する端子を設けて成るウエツジ電球用ゴムソ
    ケツトにおいて、前記端子を前記電球の挿入方向
    に沿い分割して前記自由端にバルブ保持部とリー
    ド線接触部とを設け、前記リード線接触部には前
    記ホルダの空房部の壁面に向かい突出するタブを
    設けると共に前記壁面の前記タブに対応する位置
    には係合溝が設けられていることを特徴とするウ
    エツジ電球用ゴムソケツト。
JP14565289U 1989-12-18 1989-12-18 Expired - Lifetime JPH0548388Y2 (ja)

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JPH0384575U JPH0384575U (ja) 1991-08-27
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JP6072629B2 (ja) * 2013-07-05 2017-02-01 矢崎総業株式会社 バルブユニット

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