JPH0542520Y2 - - Google Patents

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JPH0542520Y2
JPH0542520Y2 JP1986176288U JP17628886U JPH0542520Y2 JP H0542520 Y2 JPH0542520 Y2 JP H0542520Y2 JP 1986176288 U JP1986176288 U JP 1986176288U JP 17628886 U JP17628886 U JP 17628886U JP H0542520 Y2 JPH0542520 Y2 JP H0542520Y2
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JP
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transparent
sheet
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back surface
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JP1986176288U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は卓上電子計算機等の電子機器の透明部
の構造に関する。
〈従来技術〉 近年、卓上電子計算機(以下、電卓という)に
おいては、その計算機能の高度化や付属機能の多
様化とともに、例えば、カード電卓のように外形
の小型化も著しくすすんでいる。しかも、これら
の進展と同時に、そのフアツシヨン性が重視され
るようになり、デザインの斬新さが要求されるよ
うになつてきている。
このような要求に応えた電卓の一つとして、少
なくともキー操作部を裏側まで透視することがで
きる透明部とした電卓が開発されている。この電
卓はデザインが斬新でるとともに、書類や書籍等
の上に載置して使用する場合に通常であればこの
電卓の裏面下に隠れて見えなくなる文字等を電卓
の表面側から見ることができるということで重宝
されている。また、同様な目的で、その表示部を
透明に構成した電卓も考えられている。
ところが、このような電卓を手に持つて計算キ
ーなどを操作しようとする場合には、電卓の表面
側からこれを保持する手が見えてしまうため、計
算キーなどに付された不透明のキーシンボルや表
示部の数字等が見にくくなつてしまい、キー操作
がしにくいという欠点があつた。
〈考案の目的〉 本考案は、このような事情に鑑みてなされたも
のであつて、キー操作部もしくは表示部を透明部
とした電卓等の電子機器において、使用時におけ
るキーシンボルや表示部の数字等が見にくさを改
善し、かつ操作性の向上を図ることを目的とす
る。
〈考案の構成〉 本考案は、書類などの上面に載置された状態で
表面側から書類などの文字を透視できるように全
体がほぼ透明に形成されたキー操作部を有する卓
上電子計算機等の透明部構造において、表面にキ
ーシンボルが裏面においてキーシンボルと対応す
る位置に透明な可動接点がそれぞれ設けられた可
撓性を有する透明な表面シートと、表面シートの
裏面に対して非接触に対向配置されかつ表面に表
面シートの可動接点と対向する透明な固定接点が
設けられた透明な中間シートと、中間シートの裏
面に接着されかつ裏面が乱反射面に形成されてい
るとともに着色により半透明とされた押さえ板と
で構成されている。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図面はフラツトキーボード形の電卓
におけるキー操作部の断面を示し、この図におけ
る符号10はキー操作部である。このキー操作部
10は全体が透明であつて、電卓表面側のケーシ
ングとなる表面シート11と、その裏面側のケー
シングとなる押さえ板12と、表面シート11お
よび押さえ板12との間の中間シート13とから
構成されている。
表面シート11は透明ポリエステルフイルムか
らなり、その内面には電卓における所定のキー機
能に対応する電子部品に接続される配線パターン
電極14,…がそれぞれ形成されている。これら
の各配線パターン電極14はその端部が可動接点
となるものであつて、前記表面シート11に透明
インジユームを蒸着してエツチング処理すること
によつて形成される。また、表面シート11の各
配線パターン電極14間には、この表面シート1
1と中間シート13との間隔を維持するスペーサ
15、…が厚膜印刷により形成されている。一
方、各配線パターン電極14の端部位置に対応す
る表面シート11の外面には、所定のキー機能を
表示する、例えば、数字や算術記号のようなキー
シンボル16,…が不透明材料の印刷によつてそ
れぞれ形成されている。
また、中間シート13は透明ポリエステルフイ
ルムからなるものであつて、この中間シート13
の表面シート11側表面には表面シート11の配
線パターン電極14,…と端部同士が対向する所
定の配線パターン電極17,…がそれぞれ形成さ
れている。これらの各配線パターン電極17はそ
の端部が固定接点となるものであつて、中間シー
ト13の表面に透明インジユームを蒸着してエツ
チング処理することによつて形成される。この中
間シート13と前記表面シート11との間の所定
位置には粘着剤18,…が塗布され、両配線パタ
ーン14,17とが離間しないように固定してい
る。そして、前記各キーシンボル16を押圧する
ことによつてその部分の表面シート11が屈曲
し、両配線パターン電極14,17の対応する端
部同士が接触して導通し、図示していない所要の
電子部品に所定の信号を送出する。
一方、押さえ板12は、キーシンボル16…に
加えられる押圧力を支えるものであり、例えばポ
リカーボネイト、アクリル、アクリルスチロール
などの硬質透明材料を着色することにより半透明
に形成されている。この押さえ板12の表面は中
間シート13の裏面に密着され、その裏側外面に
は微細な凹凸状の乱反射面12aが、例えば、ホ
ーニング加工を施すことにより形成されている。
なお、この押さえ板12は色付きで、半透明なも
ので形成されるものでもよく、また、乱反射面1
2aはホーニング加工以外の他の手段によつて形
成されたものであつてもよい。
このような構成の電卓を書類等の上に載置して
使用する場合には、電卓の裏側外面が書類に隙間
なく接触するので、キー操作部10の表面側から
入射した光の散乱は少なく、そのため、書類の文
字等を透視することができる。また、この電卓を
手に持つた状態でキー操作する場合には、手とキ
ー操作部10の裏側外面との間にかなり大きな隙
間ができるのと、キー操作部10の表面側から入
射した光がその裏側外面に形成された乱反射面1
2aにより散乱させられるのとにより、手の形が
ぼやけて見えることになる。
ところで、以上の説明においては、電卓のキー
操作部10をその裏側まで透視可能な透明部とし
て構成し、この透明部に本考案を実施した例につ
いて説明したが、これに限定されるものではな
い。すなわち、液晶表示素子などから構成される
表示部(図示していない)を裏側まで透視可能な
透明部として構成し、この透明部の裏側外面に乱
反射面を形成してもよい。
〈考案の効果〉 本考案では、卓上電子計算機を書類などの上面
に載置した状態だとキー操作部を構成する三層の
シートがほぼ透明であるから、キー操作部の表面
側から書類の文字を支障なく透視できるようにな
つており、しかも、卓上電子計算機を手に持つて
浮かせた状態だとキー操作部を構成する最下部の
押さえ板が着色により半透明となつていてしかも
この押さえ板の裏面に乱反射面を形成してあるか
ら、キー操作部の表面側からの入射光が有効的に
散乱させられてキー操作部表面側からその裏面側
がぼやけるために例えば卓上電子計算機を持つ手
や下方背景が見えにくくなつてキー操作部のキー
シンボルなどが見やすくなる上に、キー操作が集
中して行えるようになるなど、操作性の向上に大
きく貢献する。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る卓上電子計算機のキー操
作部を示す断面図である。 10……キー操作部、12a……押さえ板の裏
面(透明部の裏側外面)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 書類などの上面に載置された状態で表面側から
    書類などの文字を透視できるように全体がほぼ透
    明に形成されたキー操作部10を有する卓上電子
    計算機等の透明部構造であつて、 キー操作部10は、表面にキーシンボル16が
    裏面においてキーシンボル16と対応する位置に
    透明な可動接点14がそれぞれ設けられた可撓性
    を有する透明な表面シート11と、表面シート1
    1の裏面に対して非接触に対向配置されかつ表面
    に表面シート11の可動接点14と対向する透明
    な固定接点17が設けられた透明な中間シート1
    3と、中間シート13の裏面に接着されかつ裏面
    が乱反射面12aに形成されているとともに着色
    により半透明とされた押さえ板12とで構成され
    ている、ことを特徴とする卓上電子計算機等の透
    明部構造。
JP1986176288U 1986-11-17 1986-11-17 Expired - Lifetime JPH0542520Y2 (ja)

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JP1986176288U JPH0542520Y2 (ja) 1986-11-17 1986-11-17

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JP1986176288U JPH0542520Y2 (ja) 1986-11-17 1986-11-17

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JPS6380654U JPS6380654U (ja) 1988-05-27
JPH0542520Y2 true JPH0542520Y2 (ja) 1993-10-26

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51117897A (en) * 1975-04-09 1976-10-16 Hitachi Ltd Liquid crystal display
JPS552221A (en) * 1978-06-19 1980-01-09 Citizen Watch Co Ltd Reflective type liquid crystal display unit

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0431631Y2 (ja) * 1984-11-08 1992-07-29

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JPS51117897A (en) * 1975-04-09 1976-10-16 Hitachi Ltd Liquid crystal display
JPS552221A (en) * 1978-06-19 1980-01-09 Citizen Watch Co Ltd Reflective type liquid crystal display unit

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Publication number Publication date
JPS6380654U (ja) 1988-05-27

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