JPH05338977A - 複数台連動式エスカレーター - Google Patents
複数台連動式エスカレーターInfo
- Publication number
- JPH05338977A JPH05338977A JP12093792A JP12093792A JPH05338977A JP H05338977 A JPH05338977 A JP H05338977A JP 12093792 A JP12093792 A JP 12093792A JP 12093792 A JP12093792 A JP 12093792A JP H05338977 A JPH05338977 A JP H05338977A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- escalators
- escalator
- chain
- floor
- interlocking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B23/00—Component parts of escalators or moving walkways
- B66B23/02—Driving gear
- B66B23/026—Driving gear with a drive or carrying sprocket wheel located at end portions
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 一の階と次の階とに架設され、多数のステッ
プ７が連続して取り付けられたチェーン６が掛けられた
スプロケット８，９を有する複数台のエスカレーター
１，１０，１６，１７と、前記複数のスプロケット９に
それぞれ取り付けられた複数の連動用スプロケット１８
と、この複数の連動用スプロケット１８に掛けられた連
動用チェーン１９と、この連動用チェーン１９を回転さ
せるモーター２３とを備え、このモーター２３を機械室
２４に設けた。 【効果】 モーター２３の駆動によって発生する騒音は
機械室２４に閉じ込めることができる。したがって、各
階間に架設された複数台のエスカレーター１，１０，１
６，１７が駆動される際には静粛性が確保され、お客に
不快感を与える虞もない。
プ７が連続して取り付けられたチェーン６が掛けられた
スプロケット８，９を有する複数台のエスカレーター
１，１０，１６，１７と、前記複数のスプロケット９に
それぞれ取り付けられた複数の連動用スプロケット１８
と、この複数の連動用スプロケット１８に掛けられた連
動用チェーン１９と、この連動用チェーン１９を回転さ
せるモーター２３とを備え、このモーター２３を機械室
２４に設けた。 【効果】 モーター２３の駆動によって発生する騒音は
機械室２４に閉じ込めることができる。したがって、各
階間に架設された複数台のエスカレーター１，１０，１
６，１７が駆動される際には静粛性が確保され、お客に
不快感を与える虞もない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台のエスカレータ
ーを一台のモーターで同時に駆動する複数台連動式エス
カレーターに関する。
ーを一台のモーターで同時に駆動する複数台連動式エス
カレーターに関する。
【０００２】
【従来の技術】デパート等のビルでは、ある階から次の
階へ人を移送するのに複数台のエスカレーターが用いら
れており、このエスカレーターは各階間にそれぞれ架設
され、このようなエスカレーターとして例えば図７に示
すようなものがある。同図において、一階床と二階床と
に配設された一対のスプロケット１０１，１０２にはチ
ェーン１０３が掛けられ、このチェーン１０３には複数
のステップ１０４が連続して取り付けられている。ま
た、チェーン１０３にはローラ１０５が取り付けられ、
このローラ１０５は各階床間に配設されたループ状のガ
イドレール（図示せず）に係合している。このようなエ
スカレーターがデパート等のビルには昇り用と降り用と
して複数台架設され、これら複数台のエスカレーターは
それぞれ１個のモーター１０６によって駆動されてい
る。スプロケット１０２がモーター１０６によって回転
駆動されると、ステップ１０４はガイドレールに沿って
移動され、ステップ１０４に乗っている乗客を次の階床
へ移送する。
階へ人を移送するのに複数台のエスカレーターが用いら
れており、このエスカレーターは各階間にそれぞれ架設
され、このようなエスカレーターとして例えば図７に示
すようなものがある。同図において、一階床と二階床と
に配設された一対のスプロケット１０１，１０２にはチ
ェーン１０３が掛けられ、このチェーン１０３には複数
のステップ１０４が連続して取り付けられている。ま
た、チェーン１０３にはローラ１０５が取り付けられ、
このローラ１０５は各階床間に配設されたループ状のガ
イドレール（図示せず）に係合している。このようなエ
スカレーターがデパート等のビルには昇り用と降り用と
して複数台架設され、これら複数台のエスカレーターは
それぞれ１個のモーター１０６によって駆動されてい
る。スプロケット１０２がモーター１０６によって回転
駆動されると、ステップ１０４はガイドレールに沿って
移動され、ステップ１０４に乗っている乗客を次の階床
へ移送する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の複数
台のエスカレーターにあっては、それぞれのエスカレー
ターはこの近傍に配設されたモーター１０６によって駆
動しているが、このモーター１０６はかなりの騒音を発
生するものである。このため、デパート等のビルの各階
にモーター１０６がそれぞれ配設されていると、全モー
ター１０６によって発生する騒音が大きくなり、お客に
不快感を与えることもあった。そこで、エスカレーター
の駆動の際には静粛性が要求されていた。
台のエスカレーターにあっては、それぞれのエスカレー
ターはこの近傍に配設されたモーター１０６によって駆
動しているが、このモーター１０６はかなりの騒音を発
生するものである。このため、デパート等のビルの各階
にモーター１０６がそれぞれ配設されていると、全モー
ター１０６によって発生する騒音が大きくなり、お客に
不快感を与えることもあった。そこで、エスカレーター
の駆動の際には静粛性が要求されていた。
【０００４】本発明は、複数台のエスカレーター駆動す
る際に静粛性を充足させる複数台連動式エスカレーター
を提供することを目的とする。
る際に静粛性を充足させる複数台連動式エスカレーター
を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては、一の階と次の階とに架設
され、多数のステップが連続して取り付けられたチェー
ンが掛けられたスプロケットを有する複数台のエスカレ
ーターと、前記複数のスプロケットにそれぞれ取り付け
られた複数の連動用スプロケットと、この複数の連動用
スプロケットに掛けられた連動用チェーンと、この連動
用チェーンを回転させるモーターとを備え、このモータ
ーを機械室に設けた構成としたものである。
るために、本発明にあっては、一の階と次の階とに架設
され、多数のステップが連続して取り付けられたチェー
ンが掛けられたスプロケットを有する複数台のエスカレ
ーターと、前記複数のスプロケットにそれぞれ取り付け
られた複数の連動用スプロケットと、この複数の連動用
スプロケットに掛けられた連動用チェーンと、この連動
用チェーンを回転させるモーターとを備え、このモータ
ーを機械室に設けた構成としたものである。
【０００６】
【作用】モーターを駆動させると、連動用チェーンを介
して連動用スプロケットが回転される。連動用スプロケ
ットが回転させられると、昇り用のエスカレーターと降
り用のエスカレーターとは同時に駆動されて、ステップ
に乗っている乗客を移送する。
して連動用スプロケットが回転される。連動用スプロケ
ットが回転させられると、昇り用のエスカレーターと降
り用のエスカレーターとは同時に駆動されて、ステップ
に乗っている乗客を移送する。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
１ないし図４は本発明に係る複数台連動式エスカレータ
ーの一実施例を示す図である。
１ないし図４は本発明に係る複数台連動式エスカレータ
ーの一実施例を示す図である。
【０００８】図１において、デパート等のビルの各階間
には昇り用のエスカレーターおよび降り用のエスカレー
ターが架設されているが、一階から二階へ架設された昇
り用のエスカレーター１は本体３を有しており、この本
体３には一対のガイドレール（図示せず）が閉ループ状
に取り付けられ、一方のガイドレールには複数個の主ロ
ーラ４が係合し、他方のガイドレールには複数個の補助
ローラ５が係合している。複数個の主ローラ４はチェー
ン６に一定間隔ごとに取り付けられ、また複数の主ロー
ラ４には複数のステップ７がそれぞれ回動自在に取り付
けられ、このため複数のステップ７はチェーン６に数珠
繋ぎに連続して設けられていることになる。
には昇り用のエスカレーターおよび降り用のエスカレー
ターが架設されているが、一階から二階へ架設された昇
り用のエスカレーター１は本体３を有しており、この本
体３には一対のガイドレール（図示せず）が閉ループ状
に取り付けられ、一方のガイドレールには複数個の主ロ
ーラ４が係合し、他方のガイドレールには複数個の補助
ローラ５が係合している。複数個の主ローラ４はチェー
ン６に一定間隔ごとに取り付けられ、また複数の主ロー
ラ４には複数のステップ７がそれぞれ回動自在に取り付
けられ、このため複数のステップ７はチェーン６に数珠
繋ぎに連続して設けられていることになる。
【０００９】図２に示すように、チェーン６はステップ
７の両側に一対となって位置しているが、このチェーン
６が掛けられたスプロケット８，９も一階側と二階側と
にそれぞれ一対となって配設されている。また、二階か
ら三階へ架設されたエスカレーター１０のチェーン１１
も同様にステップ１２の両側に一対となって位置し、こ
のチェーン１１が掛けられたスプロケット１３，１４も
二階側と三階側とにそれぞれ一対となって配設されてい
る。
７の両側に一対となって位置しているが、このチェーン
６が掛けられたスプロケット８，９も一階側と二階側と
にそれぞれ一対となって配設されている。また、二階か
ら三階へ架設されたエスカレーター１０のチェーン１１
も同様にステップ１２の両側に一対となって位置し、こ
のチェーン１１が掛けられたスプロケット１３，１４も
二階側と三階側とにそれぞれ一対となって配設されてい
る。
【００１０】一階から二階にかけて架設されたエスカレ
ーター１における一階側の一対のスプロケット８間には
支軸２６が取り付けられ、図３および図４に示すように
二階側の一対のスプロケット９間と二階から三階へかけ
て架設されたエスカレーター１０における二階側の一対
のスプロケット１３間には一本の支軸１５が取り付けら
れている。このように、連続するエスカレーター１，１
０の隣接する端部の一対のスプロケット９，１３には一
本の支軸１５が取り付けられている。また、降り用のエ
スカレーター１６，１７も昇り用のエスカレーター１，
１０と同様の構成となっている。
ーター１における一階側の一対のスプロケット８間には
支軸２６が取り付けられ、図３および図４に示すように
二階側の一対のスプロケット９間と二階から三階へかけ
て架設されたエスカレーター１０における二階側の一対
のスプロケット１３間には一本の支軸１５が取り付けら
れている。このように、連続するエスカレーター１，１
０の隣接する端部の一対のスプロケット９，１３には一
本の支軸１５が取り付けられている。また、降り用のエ
スカレーター１６，１７も昇り用のエスカレーター１，
１０と同様の構成となっている。
【００１１】支軸１５，２６に取り付けられたスプロケ
ット８，９，１３は、複数台のエスカレーター１，１
０，１６，１７の両側に垂直方向に一列となって配設さ
れており、この一方側のスプロケット９，１３を支持す
る支軸１５には連動用スプロケット１８が取り付けら
れ、これらの連動用スプロケット１８には連動用チェー
ン１９が掛けられ、このチェーン１９はビルの最上階２
０に設けらた巻上機２１のスプロケット２２に掛けられ
ている。巻上機２１はスプロケット２２を回転させるモ
ーター２３を有しており、この巻上機２１は最上階２０
の密閉された機械室２４内に設けられている。
ット８，９，１３は、複数台のエスカレーター１，１
０，１６，１７の両側に垂直方向に一列となって配設さ
れており、この一方側のスプロケット９，１３を支持す
る支軸１５には連動用スプロケット１８が取り付けら
れ、これらの連動用スプロケット１８には連動用チェー
ン１９が掛けられ、このチェーン１９はビルの最上階２
０に設けらた巻上機２１のスプロケット２２に掛けられ
ている。巻上機２１はスプロケット２２を回転させるモ
ーター２３を有しており、この巻上機２１は最上階２０
の密閉された機械室２４内に設けられている。
【００１２】モーター２３を駆動させると、減速機構２
５を介してスプロケット２２が回転され、連動用チェー
ン１９を介して連動用スプロケット１８が回転される。
連動用スプロケット１８が回転させられると、昇り用の
エスカレーター１，１０と降り用のエスカレーター１
６，１７とは同時に駆動されて、ステップ７に乗ってい
る乗客は移送される。
５を介してスプロケット２２が回転され、連動用チェー
ン１９を介して連動用スプロケット１８が回転される。
連動用スプロケット１８が回転させられると、昇り用の
エスカレーター１，１０と降り用のエスカレーター１
６，１７とは同時に駆動されて、ステップ７に乗ってい
る乗客は移送される。
【００１３】このように、複数のエスカレーター１，１
０，１６，１７は密閉された機械室２４内に設けられた
モーター２３によって駆動することができるので、この
モーター２３の駆動によって発生する騒音は機械室２４
に閉じ込められる。
０，１６，１７は密閉された機械室２４内に設けられた
モーター２３によって駆動することができるので、この
モーター２３の駆動によって発生する騒音は機械室２４
に閉じ込められる。
【００１４】次に本発明に係る複数台連動式エスカレー
ターの他の実施例を図５および図６に示す。この実施例
は、昇り用または降り用のエスカレーターのみを１個の
モーターによって同時に駆動するものである。図５にお
いて、ビルの各階間には昇り用のエスカレーター３１，
３２が複数台架設されており、このエスカレーター３
１，３２はそれぞれスプロケット３２，３３，３４，３
５を有している。エスカレーター３１は図６に示すよう
にスプロケット３３を支持する支軸３６には、連動用ス
プロケット３８が取り付けられている。複数台のエスカ
レーターに設けられた連動用スプロケット３８は機械室
４０内のモーター４１によって回転させられる。
ターの他の実施例を図５および図６に示す。この実施例
は、昇り用または降り用のエスカレーターのみを１個の
モーターによって同時に駆動するものである。図５にお
いて、ビルの各階間には昇り用のエスカレーター３１，
３２が複数台架設されており、このエスカレーター３
１，３２はそれぞれスプロケット３２，３３，３４，３
５を有している。エスカレーター３１は図６に示すよう
にスプロケット３３を支持する支軸３６には、連動用ス
プロケット３８が取り付けられている。複数台のエスカ
レーターに設けられた連動用スプロケット３８は機械室
４０内のモーター４１によって回転させられる。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、機
械室に設けられたモーターによって連動用チェーンを回
転させ、連動用スプロケットを介して複数台のエスカレ
ーターを同時に駆動するようにしたので、このモーター
の駆動によって発生する騒音は機械室に閉じ込めること
ができる。したがって、各階間に架設された複数台のエ
スカレーターが駆動される際には静粛性が確保され、お
客に不快感を与える虞もない。また、各エスカレーター
の駆動機が１つにまとまるため、駆動機の占めるスペー
スを小さくすることができる。
械室に設けられたモーターによって連動用チェーンを回
転させ、連動用スプロケットを介して複数台のエスカレ
ーターを同時に駆動するようにしたので、このモーター
の駆動によって発生する騒音は機械室に閉じ込めること
ができる。したがって、各階間に架設された複数台のエ
スカレーターが駆動される際には静粛性が確保され、お
客に不快感を与える虞もない。また、各エスカレーター
の駆動機が１つにまとまるため、駆動機の占めるスペー
スを小さくすることができる。
【図１】本発明に係る複数台連動式エスカレーターの一
実施例を示す概略断面図
実施例を示す概略断面図
【図２】この昇り用エスカレーターの平面図
【図３】図２におけるＡ矢視部分拡大図
【図４】図３におけるＢ−Ｂ線断面図
【図５】他の実施例を示す概略断面図
【図６】この昇り用エスカレーターの平面図
【図７】従来のエスカレーターの概略断面図
１，１０…昇り用エスカレーター、６…チェーン、８，
９，１３…スプロケット、１８…連動用スプロケット、
１９…連動用チェーン、２３…モーター、２４…機械
室。
９，１３…スプロケット、１８…連動用スプロケット、
１９…連動用チェーン、２３…モーター、２４…機械
室。
Claims (1)
- 【請求項１】 一の階と次の階とに架設され、多数のス
テップが連続して取り付けられたチェーンが掛けられた
スプロケットを有する複数台のエスカレーターと、前記
複数のスプロケットにそれぞれ取り付けられた複数の連
動用スプロケットと、この複数の連動用スプロケットに
掛けられた連動用チェーンと、この連動用チェーンを回
転させるモーターとを備え、このモーターを機械室に設
けたことを特徴とする複数台連動式エスカレーター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12093792A JPH05338977A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 複数台連動式エスカレーター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12093792A JPH05338977A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 複数台連動式エスカレーター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05338977A true JPH05338977A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=14798662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12093792A Withdrawn JPH05338977A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 複数台連動式エスカレーター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05338977A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10399824B2 (en) | 2017-01-11 | 2019-09-03 | Otis Elevator Company | Passenger conveyor system and starting/stopping control method thereof |
-
1992
- 1992-05-14 JP JP12093792A patent/JPH05338977A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10399824B2 (en) | 2017-01-11 | 2019-09-03 | Otis Elevator Company | Passenger conveyor system and starting/stopping control method thereof |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990803 |