JPH05322006A - 動力伝達装置 - Google Patents

動力伝達装置

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Publication number
JPH05322006A
JPH05322006A JP12872592A JP12872592A JPH05322006A JP H05322006 A JPH05322006 A JP H05322006A JP 12872592 A JP12872592 A JP 12872592A JP 12872592 A JP12872592 A JP 12872592A JP H05322006 A JPH05322006 A JP H05322006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
diameter portion
torque converter
cover
rotating body
Prior art date
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Pending
Application number
JP12872592A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohisa Goto
直久 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JATCO Corp
Original Assignee
JATCO Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by JATCO Corp filed Critical JATCO Corp
Priority to JP12872592A priority Critical patent/JPH05322006A/ja
Publication of JPH05322006A publication Critical patent/JPH05322006A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/0412Cooling or heating; Control of temperature
    • F16H57/0415Air cooling or ventilation; Heat exchangers; Thermal insulations

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転体を内蔵するハウジング内に、冷却用空
気を効率良く流通させて、ハウジング内を充分に冷却す
る。 【構成】 自動変速装置1のトルクコンバータカバー1
1の小径部分に冷却空気の吸気口11Aを形成すると共
に、トルクコンバータカバー11の大径部分に排気口1
1Bを形成し、さらに、それらの吸気口11Aと排気口
11Bの形成位置をトルクコンバータ12のケース12
Aの回転方向にずらした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハウジングの内部に回
転体を内蔵した車両用のトランスミッション等の動力伝
達装置、さらに詳しくは、ハウジング内の冷却機能を有
する動力伝達装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、例えば、
実開昭56−15851号公報および実開昭60−18
2558号公報に記載されたものが知られている。
【0003】前者の装置は、ハウジング内を冷却するた
めに、ハウジングの外側に空気冷却用通気管を取り付
け、その通気管を通して、ハウジング内における回転体
の外周部寄りの空気をハウジング内における回転体の中
心部寄りの位置に導いて循環させる構成となっている。
一方、後者の装置は、ハウジング内を冷却するために、
ハウジングの外周部に、その周方に沿って多数の冷却空
気導入口を設けた構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
装置において前者のものは、通気管を設ける面倒がある
と共に、その通気管のためにハウジング内の空気の循環
流量が制限されてしまい、一方、後者のものは、多数の
冷却空気導入口のためにハウジング内の空気の流れが乱
れて、ハウジング内を通る空気の流量が少なくなってし
まう。結局、両者のものはいずれ共、ハウジング内を通
る空気の流量が少なく、ハウジング内を充分に冷却する
ことができなかった。
【0005】本発明の目的は、回転体を内蔵するハウジ
ング内に、冷却用空気を効率良く流通させて、ハウジン
グ内を充分に冷却することができる動力伝達装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の動力伝達装置
は、ハウジングの内部に回転体が内蔵され、かつ、前記
ハウジングには、前記回転体の回転軸方向にずれて位置
する小径部分と大径部分が形成された動力伝達装置にお
いて、前記ハウジングの小径部分に、該ハウジングの外
部の冷却用空気を該ハウジングの内部に導く吸気口を設
け、前記吸気口から前記回転体の回転方向に所定角度ず
れた前記ハウジングの大径部分に、該ハウジングの内部
の空気を該ハウジングの外部に導く排気口を設けたこと
を特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の動力伝達装置は、回転体を内蔵するハ
ウジングの小径部分に冷却空気の吸気口を設けると共
に、そのハウジングの大径部分に排気口を設け、さら
に、それらの吸気口と排気口を回転体の回転方向に所定
角度ずらしたことにより、回転体の回転を利用して、ハ
ウジング内に冷却空気を効率良く流通させ、ハウジング
内の充分な冷却を可能とする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0009】図1から図3は、本発明の第1の実施例を
説明するための図である。
【0010】本実施例は、エンジン横置きの前輪駆動車
用の自動変速装置(オートマチックトランスミッショ
ン)1に組込まれるトルクコンバータ部10への適用例
である。この種の自動変速装置1(図1参照)は、周知
のように、トルクコンバータ部10、自動変速機部20
およびファイナルドライブ部30から成り、エンジン4
0と左右の前輪50,50との間の伝達トルクを可変で
きるようになっている。また、トルクコンバータ部10
は、トルクコンバータカバー(ハウジング)11の内部
にトルクコンバータ12(図1参照)を備えた構成とな
っている。そのトルクコンバータ12は、周知のよう
に、エンジン40のクランクシャフト41側に連結され
るポンプインペラ(図示せず)と、自動変速機部20の
インプットシャフト21側に連結されるタービンランナ
(図示せず)との間に介在する油によって、前者の回転
トルクをなめらかに後者に伝達するものであり、カバー
11の内部にて、ポンプインペラが設けられたトルクコ
ンバータ12のケース12A(回転体)自体がクランク
シャフトと共にその軸線0を中心として矢印A方向に回
転するようになっている。
【0011】カバー11は、図1に示すように、自動変
速機部20寄りの部分よりもエンジン40寄りの部分の
方が大径となっており、前者の部分(以下、「小径部
分」という)には、その内外を貫通する吸気口11Aが
形成され、後者の部分(以下、「大径部分」という)に
は、その内外を貫通する排気口11Bが形成されてい
る。吸気口11Aは、カバー11の小径部分における車
両前方側の部位に形成されており、本例の場合は、横長
状に3つ形成されている。一方、排気口11Bは、カバ
ー11の大径部分であってかつ吸気口11Aから矢印A
方向に所定角度ずれた部位に形成されており、本例の場
合は、四角形状に1つ形成されている。
【0012】図3は、カバー11の具体的な構成例を示
す。本例では、カバー11に、自動変速機部20のカバ
ー22の一部分または全体が一体に構成されている。
【0013】しかして、このように構成されたトルクコ
ンバータ部10は、カバー11の内部にてトルクコンバ
ータ12のケース12Aが矢印A方向に回転することに
より、車両前側の空気が吸気口11Aからカバー11内
に吸入され、そして排気口11Bから外部に排出され
る。すなわち、カバー11内においては、ケース12A
の回転方向つまり矢印A方向に沿って空気の流れが生じ
るため、その流れにしたがうように、車両前側の空気が
矢印B方向から吸気口11A内に吸入され、そして図1
および図2中の2点鎖線の矢印で示すようにケース12
A(図1参照)の回転方向(矢印A方向)に沿って流れ
てから、排気口11Bを通して図2中の矢印C方向つま
り車両のボンネット方向に排出される。このように、ケ
ース12Aの回転によって生じる空気の流れが有効に利
用されて、カバー11内を空気が流通することになる。
また、吸気口11Aが車両の前方側に向くため、車両の
走行に伴って、車両の外部の空気が効率良く吸気口11
A内に取り込まれることにもなる。これらの結果、トル
クコンバータ12が確実に冷却される。
【0014】さらに、吸気口11Aがカバー11の小径
部分に形成され、かつ排気口11Bがその大径部分に形
成されているため、より効率的に、空気がカバー11内
を流通することになる。すなわち、ケース12Aの回転
に伴ってカバー11内を矢印A方向につれ回される空気
は、その遠心力のために、カバー11の内壁に沿って、
その小径部分つまり吸気口11A側から大径部分つまり
排気口11B側へ移動することになるからである。
【0015】図2は、本発明の第2の実施例を説明する
ための図であり、本実施例の場合は、吸気口11Aがカ
バー11の小径部分の下方部位に形成され、排気口11
Bがカバー11の大径部分の上方部位に形成されてい
る。したがって、車両の下方側の空気が同図中の矢印B
方向からカバー11内に吸入され、そして同図中の矢印
Cのように上方に向って排出されることになる。
【0016】なお、本発明の動力伝達装置は、例えば、
後輪駆動車用の自動変速装置に組込まれるトルクコンバ
ータ部等、種々の動力伝達装置として広範囲に適用する
ことができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の動力伝達
装置は、回転体を内蔵するハウジングの小径部分に冷却
空気の吸気口を設けると共に、そのハウジングの大径部
分に排気口を設け、さらに、それらの吸気口と排気口を
回転体の回転方向に所定角度ずらした構成であるから、
回転体の回転を利用して、ハウジング内に冷却空気を効
率良く流通させ、ハウジング内を充分に冷却することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す要部の概略平面図
である。
【図2】図1のII矢視図である。
【図3】図1に示すトルクコンバータカバーの具体的な
構成例を示す正面図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す要部の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 自動変速装置 10 トルクコンバータ部 11 トルクコンバータカバー(ハウジング) 11A 吸気口 11B 排気口 12 トルクコンバータ 12A ケース(回転体)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの内部に回転体が内蔵され、
    かつ、前記ハウジングには、前記回転体の回転軸方向に
    ずれて位置する小径部分と大径部分が形成された動力伝
    達装置において、 前記ハウジングの小径部分に、該ハウジングの外部の冷
    却用空気を該ハウジングの内部に導く吸気口を設け、 前記吸気口から前記回転体の回転方向に所定角度ずれた
    前記ハウジングの大径部分に、該ハウジングの内部の空
    気を該ハウジングの外部に導く排気口を設けたことを特
    徴とする動力伝達装置。
JP12872592A 1992-05-21 1992-05-21 動力伝達装置 Pending JPH05322006A (ja)

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JP12872592A JPH05322006A (ja) 1992-05-21 1992-05-21 動力伝達装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12872592A JPH05322006A (ja) 1992-05-21 1992-05-21 動力伝達装置

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Publication Number Publication Date
JPH05322006A true JPH05322006A (ja) 1993-12-07

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ID=14991905

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JP12872592A Pending JPH05322006A (ja) 1992-05-21 1992-05-21 動力伝達装置

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JP (1) JPH05322006A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013141031A1 (ja) * 2012-03-19 2013-09-26 住友重機械工業株式会社 動力伝達装置
JP2013194824A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Sumitomo Heavy Ind Ltd 動力伝達装置
JP2013194823A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Sumitomo Heavy Ind Ltd 動力伝達装置

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