JPH05297836A - 液晶表示素子の駆動方法 - Google Patents

液晶表示素子の駆動方法

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JPH05297836A
JPH05297836A JP27786492A JP27786492A JPH05297836A JP H05297836 A JPH05297836 A JP H05297836A JP 27786492 A JP27786492 A JP 27786492A JP 27786492 A JP27786492 A JP 27786492A JP H05297836 A JPH05297836 A JP H05297836A
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voltage
row
liquid crystal
row electrodes
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Application number
JP27786492A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Hasebe
浩士 長谷部
Takeshi Kuwata
武志 桑田
Yutaka Nakagawa
豊 中川
Hidemasa Ko
英昌 高
Takashi Yamashita
孝 山下
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP27786492A priority Critical patent/JPH05297836A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コントラスト比の大きい液晶表示素子の高速駆
動法を得る。 【構成】行電極をサブグループに分け、行電極が選択状
態では特定の2種類のいずれかの電位をとるとした場合
に行電極のサブグループのとり得る電位状態全てを含む
ようにつくられた行電極のサブグループの電位状態の集
合をあらかじめ想定するとともに、この集合を複数個の
サブ集合に分け、(1)1つの行電極のサブグループに
属する行電極に同時に、サブグループが1つのサブ集合
に属する全ての電位状態になるように順次電圧を印加
し、(2)第1の工程を全ての行電極のサブグループに
ついて行ない、(3)次いで第1及び第2の工程を全て
のサブ集合について行なうことにより、行電極の選択を
行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示素子を高速に駆
動する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来ツイスティッドネマチック(TN)
またはスーパーツイスティッドネマチック(STN)な
どの単純マトリクス方式液晶表示素子には、電圧平均化
法とよばれる駆動法が用いられてきた。この駆動法で
は、走査線数をN、フレーム周期をTとしたとき、選択
期間にはT/N、非選択期間には(N−1)T/Nの時
間が割り当てられる。即ち、1フレーム内に、N本中1
本の選択パルスが存在し、他は、ON電圧選択パルスの
1/bの波高値をもつバイアス波で構成される印加波形
で成り立っている。図5(a)のAに印加波形を示し
た。横軸は時間、縦軸は電圧である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この電圧平均化法にお
いては、液晶がいわゆる実効値応答としての挙動を示す
ことが前提となっており、これにより所定のコントラス
ト比を得ることができる。図5(b)のCに実効値応答
の様子を示す。横軸は時間、縦軸は液晶層の両側に偏光
板を配置した際の透過光強度である。
【0004】ところが、端末におけるマウス表示や、ビ
デオ表示に対応できるような高速応答性を有する液晶素
子を駆動する場合、上述の駆動法を用いると液晶分子の
分子軸方向の変化が、電圧に対して追随しやすいため、
図5(b)のBのように、光学応答波形がいわゆるピー
ク値応答的な挙動を示すようになり、実効値応答のCか
らはずれるようになる。即ち、選択期間に立ち上がった
光学応答波形が、非選択期間では保持できず、減衰の割
合が大きくなるので、透過率平均レベルが下がり、コン
トラスト比が低下するという問題点が生じる。
【0005】このような問題は、数百以上の高デューテ
ィ比のダイナミック駆動を行なう際にはいわゆる液晶表
示素子の平均応答速度が150msec以下になると発
生してくるが、特にダイナミック駆動における平均応答
速度100msec以下の液晶表示素子において顕著で
ある。
【0006】ここで、液晶表示素子の平均応答速度とは
以下のように本書では定義する。即ち、充分時間が経過
した時点でのOFF電圧での光透過度をTOFF 、ON電
圧での光透過度をTONとし、OFF電圧からON電圧に
切り替えた時刻をt1 、その後、光透過度Tが(TON
OFF )×0.9+TOFF となる時刻をt2 、又、ON
電圧からOFF電圧に切り替えた時刻をt3 、その後、
光透過度Tが(TON−TOFF )×0.1+TOFF となる
時刻をt4 とすると、平均応答速度τは、 τ=((t4 −t3 )+(t2 −t1 ))/2 で表わされる。
【0007】ところで、T.N.Ruckmongathan は低電圧で
の駆動および表示の均一性を実現するため、いわゆるI
HAT法を提案している(1988 International Display
Research Conference)。その駆動方法は、
【0008】N本の行電極をそれぞれM本の行電極から
なるP個(P=N/M)のサブグループに分け、
【0009】任意の1つの列電極であって、選択された
サブグループの表示されるべきデータを、 [dkM+1,dkM+2・・・,dkM+M];dkM+j=0or1
(ここで0はオフ、1はオンを表す。また、kは選択さ
れるサブグループに応じて0から(P−1)まで変化す
る)なるMビット語で表示し、
【0010】行電極の選択パターンを、 [akM+1,akM+2・・・,akM+M];akM+j=0or1 なる2M (=Q)種類のMビット語(w1 ,w2 ,・・
・wQ )で表示すると、以下に示すステップで駆動する
ことを特徴とするものである。
【0011】(1)1番目の行電極のサブグループを選
ぶ。 (2)行電極の選択パターンとして1番目のMビット語
1 を選ぶ。 (3)選択されたサブグループの行電極パターンとデー
タパターンとを排他的論理和でビットごとに比較し、こ
れらの排他的論理和の出力の和iを求める。 (4)上記の和iに対して、列電極の電圧をVi と定め
る。 (5)マトリクスのそれぞれの列について独立にVi
選ぶ。
【0012】(6)行電極と列電極とに同時に、列電極
にはVi を、行電極には行電極選択パターンの第1番目
のw1 を(選択されない行電極は接地され、選択された
行電極は、0に対しては−Vr 、1に対しては+Vr
する。)、時間Tの間、電圧印加する。 (7)新しい行電極の選択パターンw2 が選ばれ、それ
に対応する列電極の電圧が(3)〜(5)の手順と同様
に選ばれ、(6)と同様に列と行を同時に時間Tの間、
電圧印加する。
【0013】(8)全ての2M の行電極の選択パターン
が選択されて、1サイクルが完成する。 (9)次の行電極のサブグループが選ばれ、上記(2)
〜(8)のサイクルを連続する。
【0014】特に、 Vi =V0 (2i−M)/M Vr =V01/2 /M と選ぶと、電圧実効値のON/OFF比を最大にでき
る。
【0015】このときのONとOFFの実効電圧の比
は、 VON/VOFF =((N1/2 +1)/(N1/2 −1))1/2 となり、従来より用いられている電圧平均化法における
ON/VOFF と等しくなる。したがって、コントラスト
も同等となる。また、マトリクスにおける各点灯部の電
圧実効値が均一になるので、表示パターンによらず均一
な表示が得られる。
【0016】IHAT法は、高速応答を示す液晶素子に
適用した場合、必ずしも利点を生ずるわけではなく、ま
た、そのような概念も示されていなく、液晶表示素子を
高速に駆動する方法とは直接なんら関係のないものであ
る。しかし、本発明者は、この方法に新規な改良を加え
ることにより、液晶表示素子の高速駆動に極めて適した
駆動方法が得られることを新規に見出し、本発明に至っ
たものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決すべくなされたものであり、N本の行電極とL本の列
電極とからなるマトリクス液晶表示素子のN本の行電極
をそれぞれ、P個のサブグループに分けて1つの行電極
のサブグループを一括して選択して行なう液晶表示素子
の駆動方法であって、
【0018】(a)行電極が選択状態では特定の2種類
のいずれかの電位をとるとした場合に行電極のサブグル
ープの取り得る電位状態全てを含むようにつくられた行
電極のサブグループの電位状態の集合をあらかじめ想定
するとともに、該集合を複数個のサブ集合に分け、
(b)1つの行電極のサブグループに属する行電極に同
時に、該サブグループが1つのサブ集合に属する全ての
電位状態になるように順次電圧を印加し、(c)bの工
程を全ての行電極のサブグループについて行ない、
(d)次いでb及びcの工程を全てのサブ集合について
行なう、ことにより行電極の選択を行なうことを特徴と
する液晶表示素子の駆動方法を提供するものである。
【0019】即ち、IHAT法のように行電極の1つの
サブグループを選択する際、行電極の全ての選択パター
ンをまとめて連続に印加するのではなく、行選択波形の
いくつかの選択パターンを印加するごとに、選択する行
電極のサブグループを更新し、全ての行電極のサブグル
ープを選択した後に、行選択波形の次の選択パターンに
移る方法をとるものである。
【0020】本発明を図2のような実施例に従って詳細
に説明する。簡単のために行電極本数Nを400とし、
これをM=4本ずつのサブグループに分けることを考え
る。したがって、このときサブグループ数Pは全体でP
=N/M=100となる。
【0021】ここで、MはNの約数とすれば、サブグル
ープ内の行電極本数が全てそろって駆動回路構成上好ま
しいが、必ずしもそうしなくても、行電極の本数の少な
いサブグループについては選択パターンの数が減るだけ
であり、特に支障はない。
【0022】IHAT法で提唱されているように、行電
極につき、複数本からなるサブグループ単位の選択を行
なうためには、選択電圧を一定にするのではなく、時間
で変化させる必要がある。基本的なIHAT法では、選
択電圧を+Vr と−Vr との2値とし、同時に選択すべ
き行電極の本数をM本とすると、とり得るサブグループ
についての電位状態(全部で2M 種類ある)それぞれの
全てを順次、当該行電極のサブグループについて印加す
る。この例のように、2種類の選択電圧は絶対値を等し
くして、符号を反対としたものを用い、かつ非選択電圧
は0(接地)とすることが、実際の駆動回路を簡単に
し、かつ信号が交流化されるため好ましい。
【0023】本発明では、このような電位状態全てを含
む(要素の数2M 以上の)電位状態の集合をまず考え
る。例えば、本実施例のように1つのサブグループが4
本の行電極からなる場合は、全体としてとり得る電位状
態は24 =16通り存在する。この場合の行電極の電位
状態の集合は、要素の数が16以上となる。
【0024】要素の数は2M 個にする(即ち、全ての電
位状態が1回ずつ現われる)のが、簡単で好ましいが、
駆動タイミングの関係では同じ状態を重ねて要素とした
り、上記の選択電圧を2値としてとり得る状態以外の状
態を付加することも可能である。いずれにしても、1つ
のサブグループの選択が完了するためには選択電圧を2
値としてとり得る電位状態の全てが、その行電極のサブ
グループに印加されなくてはならない。以下は簡単のた
め、M=4で電位状態の集合の要素数が24 =16の場
合について主に考える。
【0025】この集合を+Vr →1,−Vr →0とし
て、かつ4本の行電極をa1 ,a2 ,a3 ,a4 として
表1に示した。
【0026】
【表1】
【0027】本発明では、(1)このような行電極のサ
ブグループの電位状態の集合を複数個のサブ集合に分
け、(2)1つの行電極のサブグループに属する行電極
に同時に、該サブグループが1つのサブ集合に属する全
ての電位状態になるように順次電圧を印加し、(3)第
2の工程を全ての行電極のサブグループについて行な
い、(4)次いで第3及び第4の工程を全てのサブ集合
について行なう、ことにより行電極の選択を行なうこと
を特徴とする。
【0028】行電極のサブグループの電位状態の集合を
複数個のサブ集合に分ける方法については、サブ集合の
要素の数を必ずしもそろえる必要はないが、電位状態の
集合の要素が、2M 個ある場合は2M-j 個(0≦j≦M
−1)の等しく2j 個の要素を有するサブ集合を作るこ
とが、駆動回路を形成する上で、好ましい。ただし、一
画面を一回選択する期間中に、サブ集合の個数だけ、選
択パルスが分散されることになるため、サブ集合の個数
は多いほうが良く、最も好ましいのはj=0,即ち要素
の数を1とした場合である。
【0029】以下はj=0とした場合について説明す
る。
【0030】電位状態の集合から個々の電位状態を選ぶ
順序については、任意である。例えば表1に示した番号
順に選ぶなら自然2進法の順となる。又、ランダムコー
ドやグレイコードを採用することもできる。
【0031】また、行電極のサブグループ内の全ての行
電極について選択波形の周波数が等しくなる周波数均一
化コードを用いることもできる。M=4の場合の一例を
表2に示した。
【0032】
【表2】
【0033】この1,0で表わした電位状態それぞれ
を、以下、選択パターンと称すると、選択パターンはM
ビット語で表現できる。自然2進法の順で選ぶ場合は図
2の例でいえば、選択パターンは(a1 ,a2 ,a3
4 )=(0,0,0,0)→(1,0,0,0)→
(0,1,0,0)→−−−→(1,1,1,1)と変
化していくことになる。そして、各選択パターンごと
に、全てサブグループについて電圧が印加され、その後
次の選択パターンに移る。このようにした場合の行電極
のサブグループR1 〜R4 についての電位の時系列変化
を示したのが図1である。
【0034】このようにすることにより、従来は図5の
ようにN本に1本の割合で配列されていた選択パルス
が、N/M本に1本の割合で、分散されるようになるた
め、次の選択パルスが立つまでの非選択期間が、従来の
電圧平均化法に比べて短くなり、光学的変化の度合いが
少なくなるので、輝度およびコントラスト低下の防止に
寄与する。
【0035】以下にこの場合、列電極に印加するべき電
圧について説明する。図2のような表示パターンを表示
するとすると、これに対応するデータのパターンは、オ
ンを1、オフを0とすると、図中の表のようになり、1
本の列電極では各サブグループに対して、Mビット(図
2では4ビット)ごとのデータパターンに分割される。
例えば列電極C9 では(d1 ,d2 ,d3 ,d4 )=
(1,0,1,0)である。行電極の1つのサブグルー
プが表1の電位状態にあるときに、それぞれの列電極に
印加すべき電圧を決定するために、行電極の選択パター
ンの4ビット語と、列電極のデータパターンの4ビット
語とで、排他的論理和をとる。
【0036】例えば、図2の行電極の1番目のサブグル
ープが表1の第1番目の電位状態にあるときに、図2の
列電極C9 に印加すべき電圧を決定するとする。このと
きの、上記の排他的論理和iは数1で表わされる。
【0037】
【数1】
【0038】排他的論理和がiになったときの列電極に
印加する電圧Vi は例えば以下のように定めれば良い。
得られる排他的論理和は(M+1)種類(上記のM=4
の場合は5種類)あり、それをVM ,VM-1 ,・・・
・,Vi ・・・,Vo とすると、V0 <V1 <V2 ・・
・<Vi <・・・VM-1 <VM 又はV0 >V1 >・・・
>Vi >・・・>VM-1 >VM となるように定めれば良
い。
【0039】図2の表示パターンを表示する場合で、電
位状態の集合から個々の電位状態を選ぶ順序について自
然2進法を選ぶなら、それぞれのサブグループについ
て、列電極C1 ,C2 ,C3 ,C9 に印加する電圧は図
3のようになる。図で、例えばR1 〜R4 とあるのはR
1 〜R4 の行電極のサブグループが選択されている期間
を示している。ただし、見易さのため横軸の時間軸は、
図1の非選択状態にある99ラインを省略して描いてい
る。
【0040】実際にはVi の選び方は、Vi =±V0
(M−2i)/M付近になるように選ぶことが駆動回路
の簡略化上好ましい。上記条件は、Vi の最大値はV
0 、ViとVi-1 との間隔はiにかかわらずVo /Mで
一定となるものである。
【0041】このような条件でかつ選択電圧Vr =V0
1/2 /M付近に選べば、電圧実効値のVON/VOFF
最大にし、かつ電圧平均化法におけるVON/VOFF と等
しくなるのは、IHAT法の場合と同じである。ただ
し、素子特性によってはピーク値応答と実効値応答との
中間的状態になることもあるので、必ずしも上記Vr
正確にV01/2 Mに選ぶのではなく、この付近で調整
する方が好ましい場合もある。
【0042】図2のようなM=4のときは、V4 =+V
0 ,V3 =+V0 /2,V2 =0,V1 =−V0 /2,
0 =−V0 などと選ぶ。又、Vr =5V0 となる。こ
の場合の図2のR1 −C9 (ON状態)及びR2 −C9
(OFF状態)の電圧変化を示したのが図4である。た
だし、これも見易さのため横軸の時間軸は図1の非選択
状態にある99ラインを省略して描いている。
【0043】
【作用】従来の電圧平均化法では、図5のように選択パ
ルスがN本に1本の割合で配列されている。
【0044】したがって、高速応答素子に適用した場
合、非選択期間が、液晶の応答時間(減衰時間)に比べ
長いので、1本の選択パルスで励起された光学状態が、
非選択期間中に減衰し、高速性が増加すればするほど、
減衰の程度も増大する。このため、ON時の輝度が低下
し、コントラストも低下する。
【0045】これに対し、本発明においては、選択パル
スがN/M本に1本の割合で分散されているために、次
の選択パルスが立つまでの非選択期間が、上記電圧平均
化法の場合に比べて短くなり、光学状態の変化の度合い
が少なくなるので、輝度およびコントラスト低下の防止
に寄与すると考えられる。
【0046】
【実施例】本発明の駆動方法を実現するために採用した
回路の一例が図6である。液晶表示素子をN本の行電極
とL本の列電極からなるとし、前述のようにN本の行電
極をM本の行電極からなるサブグループに分け、サブグ
ループごとに一括して選択することとする。又、表示デ
ータはαビットのパラレルデータを転送して表示する。
【0047】選択信号形成は以下のように行なった。ま
ず、基準となるパルス列をパルス発生器1で発生し、列
アドレスカウンタ2のクロックに入力する。このパルス
列を列アドレスカウンタ2で1/αに分周したものをク
ロック信号4として、L/α段シフトレジスタ15のク
ロックに入力する。また、列アドレスカウンタ2でα/
Lに分周したものをロード信号5として、サブグループ
カウンタ6のクロック、フリップフロップ7のクロッ
ク、L/αビットラッチ16のロード、M個のN/M段
シフトレジスタ18のクロック、および1個のN/M段
シフトレジスタ19のクロックに入力する。ここでL/
αビットラッチ16は、gを2g-1 <M+1≦2g を満
足する自然数とするとg×α個が必要となる。
【0048】さらに、サブグループカウンタでロード信
号5をM/Nに分周してフリップフロップ7のデータに
入力し、フリップフロップ7の出力をフレーム信号8と
して行ステージカウンタ9のクロック及び1個のN/M
段シフトレジスタ19のデータに入力する。また、行ス
テージカウンタ9のMビット出力を直接に、又はグレイ
コードなどに変換してそれぞれM個のN/M段シフトレ
ジスタ18のデータに入力する。
【0049】M個のN/M段シフトレジスタ18の出力
及び1個のN/M段シフトレジスタ19の出力をNビッ
トの3レベルドライバ20に入力し、3レベルドライバ
20のN本の出力を液晶パネル21の行電極に入力す
る。
【0050】また、表示データに対応するON・OFF
信号形成は以下のように行なった。表示データ10は、
Mk+1行用,Mk+2行用,・・・・,Mk+k行用
(k=0,・・・N/M−1)のM個のRAM11,1
1,・・・,11に分けてそれぞれαビットのデータと
して順次書き込みを行ない、列アドレスカウンタ2の出
力をRAMアドレス3としてこれらM個のRAM11,
11,・・・,11に並列に入力してアドレス指定を行
なう。
【0051】表示データは、M個のRAM11,11,
・・・11から同時に読み出し、それぞれ行ステージカ
ウンタ9の対応する行と排他的論理和形成及び加算器1
4で排他的論理和をとりかつ加算してgビットの結果と
する。その結果をL/α段シフトレジスタ15のデータ
に入力し、クロック信号4により順次シフトを行ないL
/α段のデータが全て揃ったところで並列出力をL/α
ビットラッチ16に送り、ロード信号5でメモリーす
る。L/αビットラッチ16の出力はL個のM+1レベ
ルドライバ17に入力され、M+1レベルドライバ17
のL本の出力をそれぞれ液晶パネル21の列電極に入力
する。
【0052】(実施例1)上述の回路構成を用いて平均
応答速度が80msec(25℃)のSTN液晶表示素
子をN=240、M=4、フレーム周波数(一画面を走
査する周波数をいう。実施例、IHAT法において以下
同じ)90Hzとして本発明の駆動法で駆動をしたとこ
ろ、最大コントラスト比が80:1となった。
【0053】この際、j=0(即ち、サブ集合中の要素
の数を1)とし、電位状態の集合から個々の電位状態を
選ぶ順序については表2に示したような周波数均一化コ
ードを用いた。さらに、Vi =V0 (M−2i)/M、
r =V01/2 Mと選び、電圧の絶対値は最大のコン
トラスト比が得られるように調整した。
【0054】(比較例1)従来の電圧平均化法で1/2
40デューティ、1/15バイアス、フレーム周波数9
0Hzで同様の素子を駆動したところ、最大コントラス
ト比は47:1であった。
【0055】(比較例2)IHAT法でN=240、M
=4、フレーム周波数90Hzで駆動をしたところ、最
大コントラスト比が30:1となった。
【0056】(実施例2)本発明の駆動法で、実施例1
と同じ液晶表示素子をフレーム周波数を90Hzと規定
するかわりに、パルス幅12μsとする以外は同様にし
て駆動をしたところ、最大コントラスト比が75:1で
あった。
【0057】(比較例3)従来の駆動法で1/240デ
ューティ、1/15バイアス、パルス幅12μsで実施
例2の液晶表示素子を駆動したところ、最大コントラス
ト比は55:1であった。
【0058】(実施例3)上述の回路構成を用いて平均
応答速度が45msec(25℃)のSTN液晶表示素
子をN=240、M=3、フレーム周波数90Hzとし
て本発明の駆動法で駆動をしたところ、最大コントラス
ト比が30:1となった。
【0059】この際、j=0(即ち、サブ集合中の要素
の数を1)とし、電位状態の集合から個々の電位状態を
選ぶ順序については表1に記載した順序の自数2進法コ
ードを用いた。さらに、実施例1及び2と同様にVi
0 (M−2i)/M、Vr=V0 (M−2i)/N1/2
Mと選び、電圧の絶対値は最大のコントラスト比が得
られるように調整した。
【0060】(比較例4)従来の電圧平均化法で1/2
40デューティ、1/15バイアス、フレーム周波数9
0Hzで実施例3の素子を駆動したところ、最大コント
ラスト比は18:1となった。
【0061】
【発明の効果】本発明は、選択パルスが1フレーム内で
複数分散することによって、従来の単純マトリックス方
式における電圧平均化法が1フレーム内に1本の選択パ
ルスしか存在しないのと比べて、光学的状態の変化を少
なく抑制することが可能となった。これにより、ダイナ
ミック駆動時の平均応答速度が100msec以下、特
に50msec以下の液晶表示素子を駆動する場合に有
効である。
【0062】また、本発明は基本的にIHAT法の特徴
が生かされているので、M≧4とすれば供給電圧を従来
の電圧平均化法に比べて低減することができるという効
果も有している。
【0063】この場合Mを増加させればさせるほど供給
電圧がさらに低減されていくが、Mの数が大きいと、列
電極印加波形のレベル数(M+1)も増えるのでハード
ウエア上複雑になるので、今のところM=3〜4付近が
好ましい。
【0064】さらに、行選択コードを自然2進数とし
て、IHAT法と本発明の駆動波形の周波数成分につい
て比較してみると、IHTA法の場合、同一サブグルー
プ内の1行目とM行目で選択パルスの周波数成分が大き
く異なっているのに対し、本発明の場合、どの行、どの
列においても選択パルスの周波数成分が変化せず、閾値
電圧の周波数依存性の大きい液晶表示素子でも、均一な
表示を得ることができる。
【0065】また、同様に駆動による表示均一性に関し
て、従来の電圧平均化法と比べてもその効果は大であ
る。
【0066】従来法は、表示パターンによって駆動波形
の周波数成分が大きく異なり、表示のムラの要因になっ
ていたが、本発明においては、表示パターンによる周波
数成分の変動が少ないので、表示ムラが出にくいと考え
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】行電極のサブグループR1 〜R4 についての電
位の時系列変化を示すグラフ
【図2】液晶表示素子の表示パターンを示す概念図
【図3】図2の表示パターンで列電極C1 ,C2 ,C
3 ,C9 に印加する電圧を示すグラフ
【図4】図2の表示パターンでR1 −C9 及びR2 −C
9 の電圧を示すグラフ
【図5】実効値応答及びピーク値応答を示すグラフ
【図6】本発明の駆動法を実現する回路の一例を示すブ
ロック図
【符号の説明】
1:パルス発生器 2:列アドレスカウンタ 3:RAMアドレス 4:クロック信号 5:ロード信号 6:サブグループカウンタ 7:フリップフロップ 8:フレーム信号 9:行ステージカウンタ 10:表示データ 11:RAM 14:排他的論理和形成及び加算器 15:L/α段シフトレジスタ 16:L/α段ビットラッチ 17:M+1レベルドライバ 18:N/M段シフトレジスタ 19:N/M段シフトレジスタ 20:3レベルドライバ 21:液晶パネル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決すべくなされたものであり、複数の行電極と列電極と
からなるマトリクス液晶表示素子の行電極を、それぞれ
複数の行電極を含んでなる複数の行電極サブグループに
分けて、該行電極サブグループを一括して選択して行な
う高速応答性の液晶表示素子の駆動方法であって、行電
極には、選択時には選択電圧として、中間電圧に対して
正または負の方向にVr (Vr >0)の振幅を有する波
形の電圧を複数のステージに分割して印加し、また、非
選択時には非選択電圧として、前記中間電圧を印加する
ものとし、特定の行電極に対して、選択電圧のうち1つ
のステージに対応する電圧印加をしてから次のステージ
に対応する電圧印加をするまでの時間間隔は、選択電圧
のうち1つのステージに対応する電圧印加によって生じ
た液晶分子の配向が、次のステージに対応する電圧印加
をするまで実質的に保持されるように選ばれる、ことを
特徴とする液晶表示素子の駆動方法を提供するものであ
る。具体的には、N本の行電極とL本の列電極とからな
るマトリクス液晶表示素子のN本の行電極をそれぞれ、
P個のサブグループに分けて1つの行電極のサブグルー
プを一括して選択して行なう液晶表示素子の駆動方法で
あって、
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】排他的論理和がiになったときの列電極に
印加する電圧Vi は例えば以下のように定めれば良い。
得られる排他的論理和は(M+1)種類(上記のM=4
の場合は5種類)あり、それをVM ,VM-1 ,・・・
・,Vi ・・・,Vo とすると、V0 <V1 <V2 ・・
・<Vi <・・・VM-1 <VM 又はV0 >V1 >・・・
>Vi >・・・>VM-1 >VM となるように定めれば良
い。以下の説明では、便宜上、V0 <V1 <V2 ・・・
<Vi <・・・VM-1 <VM となる場合について説明す
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】例えば、表1のような選択パターンの順序
としたときで、図2の表示パターンを表示する場合、列
電極C1 ,C2 ,C3 ,C9 に印加する電圧は図3のよ
うになる。図で、例えばR1 〜R4 とあるのはR1 〜R
4 の行電極のサブグループが選択されている期間につい
ての電圧変化を示している。ここでR1 〜R4 、R5
8 、R9 〜R12はそれぞれ独立して描かれている。ま
た、見やすさのため横軸の時間軸は、他のサブグループ
選択期間を省略して描いている。したがって、本発明に
おいて、選択パルスを分散して印加する場合には、グラ
フに示した電圧印加が連続して行なわれるのではなく、
グラフ上のひとつの電圧印加が行われた後に、他の行電
極サブグループへの電圧印加が行われ、その時間が経過
した後に、グラフ上の次の電圧印加が行なわれることに
なる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】実際にはVi の選び方は、列電極電圧の最
大値をVc とすると、Vi =Vc (2i−M)/M付近
になるように選ぶことが駆動回路の簡略化上好ましい。
上記条件は、Vi の最大はVM のときに生じて最大値は
c 、Vi とVi-1 との間隔はiにかかわらずVc /M
で一定となるものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】このような条件でかつ選択電圧Vr =Vc
1/2 /M付近に選べば、電圧実効値のVON/VOFF
最大にし、かつ電圧平均化法におけるVON/VOFF と等
しくなるのは、IHAT法の場合と同じである。ただ
し、素子特性によってはピーク値応答と実効値応答との
中間的状態になることもあるので、必ずしも上記Vr
正確にVc1/2 /Mに選ぶのではなく、この付近で調
整する方が好ましい場合もある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】図2のようなM=4のときは、V4 =+V
c ,V3 =+Vc /2,V2 =0,V1 =−Vc /2,
0 =−Vc などと選ぶ。また、Vr =5Vc となる。
この場合の図2のR1 −C9 (ON状態)及びR2 −C
9 (OFF状態)の電圧変化を示したのが図4である。
ただし、これも見やすさのため横軸の時間軸は図1の非
選択状態にある99ラインを省略して描いている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】この際、j=0(即ち、サブ集合中の要素
の数を1)とし、電位状態の集合から個々の電位状態を
選ぶ順序については表2に示したような周波数均一化コ
ードを用いた。さらに、Vi =Vc (2i−M)/M、
r =Vc1/2 /Mと選び、電圧の絶対値は最大のコ
ントラスト比が得られるように調整した。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正内容】
【0059】この際、j=0(即ち、サブ集合中の要素
の数を1)とし、電位状態の集合から個々の電位状態を
選ぶ順序については表1に記載した順序の自数2進法コ
ードを用いた。さらに、実施例1及び2と同様にVi
c (2i−M)/M、Vr=Vc1/2 /Mと選び、
電圧の絶対値は最大のコントラスト比が得られるように
調整した。
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高 英昌 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1160番地 株式会社旭硝子電子商品開発センター内 (72)発明者 山下 孝 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社中央研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N本の行電極とL本の列電極とからなるマ
    トリクス液晶表示素子のN本の行電極をそれぞれ、P個
    のサブグループに分けて1つの行電極のサブグループを
    一括して選択して行なう液晶表示素子の駆動方法であっ
    て、 (a)行電極が選択状態では特定の2種類のいずれかの
    電位をとるとした場合に行電極のサブグループの取り得
    る電位状態全てを含むようにつくられた行電極のサブグ
    ループの電位状態の集合をあらかじめ想定するととも
    に、該集合を複数個のサブ集合に分け、 (b)1つの行電極のサブグループに属する行電極に同
    時に、該サブグループが1つのサブ集合に属する全ての
    電位状態になるように順次電圧を印加し、 (c)bの工程を全ての行電極のサブグループについて
    行ない、 (d)次いでb及びcの工程を全てのサブ集合について
    行なう、ことにより行電極の選択を行なうことを特徴と
    する液晶表示素子の駆動方法。
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