JPH05260105A - 無線送信装置 - Google Patents

無線送信装置

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JPH05260105A
JPH05260105A JP4051991A JP5199192A JPH05260105A JP H05260105 A JPH05260105 A JP H05260105A JP 4051991 A JP4051991 A JP 4051991A JP 5199192 A JP5199192 A JP 5199192A JP H05260105 A JPH05260105 A JP H05260105A
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JP
Japan
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output
envelope
power amplifier
radio frequency
phase
Prior art date
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Withdrawn
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JP4051991A
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English (en)
Inventor
Takahiro Yokota
恭弘 横田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力データをPSK変調した無線周波数信号
を電力増幅器で増幅して所定レベルの出力で低歪みの無
線周波信号を出力するディジタル式の無線送信装置に関
し、前記の電力増幅器の電力能率が高くて且つPSK変
調器の歪を含めた綜合的な伝送歪が改善されて、帯域外
スペクトラムが抑圧された送信出力を得るディジタル式
の無線送信装置を目的とする。 【構成】 無線送信装置から最終的に正しく出力される
べき無線周波信号波の包絡線を別途入力クロックに合わ
せて入力データから生成する包絡線生成器(1)を具え、
其の別途生成した包絡線と終段の電力増幅器30の出力を
検波した包絡線とを比較制御器60にて比較し、其の比較
出力により前記電力増幅器30の利得を制御して、其の電
力増幅器の出力の包絡線が前記の別途生成した包絡線に
一致するように制御する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力データを位相シフ
ト(PSK符号変調)した無線周波信号に変換し、所定
レベルまで電力増幅した出力を送信するディジタル伝送
方式の無線送信装置に係り、特に入力データ1/0に対応
するPSK変調器の出力の無線周波数の搬送波の振幅に
変化を与えて、帯域外スペクトラムが抑圧された送信波
を出力する無線送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル方式の無線送信装置は、入力
データ1/0を例えば位相 0/πだけシフトする所謂PS
K符号化した無線周波信号に変換して出力するPSK変
調方式が主として用いられているが、その入力データ1/
0に対応する無線周波信号の位相偏移 0/πの転換点で
は、変調器出力の振幅分布に大きな変化が起って無線信
号出力に側帯波スペクトラムの拡散が起こり、其れを増
幅する電力増幅器の出力から、予め定められた帯域外の
妨害波が発射されてしまうと言う問題がある。この対策
として、従来は図5の4相PSK変調の場合の構成図に
示す如く、平衡変調器201,202の出力のスペクトラム拡
散を抑止する為に、その前段に低域ろ波器LPF を設けて
信号パルスの波形を整形する場合は、電力増幅器30で直
線増幅するが、波形整形の低域ろ波器LPFが無くて電力
増幅器30が非線型増幅する場合は、点線の如く、非線型
の電力増幅器30の入力と出力の無線信号を検波器50で検
波して得た包絡線を比較制御器60にて比較して其の比較
出力の制御信号で該電力増幅器30の動作点を変えて、送
信出力波の帯域外スペクトラムを抑圧する方法が採られ
ていた。この他に、図示はしないが、位相の転換点付近
の位相変化を徐々に行い無線周波信号の振幅は変化させ
ず、その後、位相と振幅の両方を徐々に変化させる等の
方法がある。これらの帯域外スペクトラムを抑圧するた
めの技術は、位相の転換点付近の無線周波信号の振幅を
徐々に下げて行き、位相の転換点では振幅を零とする。
そして位相の転換が終了したら、徐々に振幅を上げて行
く方式である。この方式では、出力のPSK変調された
無線搬送波信号を検波して得る包絡線は変調度 100%の
振幅変調波となる。この技術は換言すれば、PSK変調
器における入力データ1/0 に対応してPSK変調された
無線搬送波信号の振幅に変化を与えることにより、帯域
外スペクトラムを抑圧させているものと言える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】送信出力波の帯域外ス
ペクトラムを抑圧した従来のディジタル無線送信装置
は、図5の構成で、電力増幅器30が非線型増幅する場合
は、PSK変調器の出力の振幅が変化し位相がシフトし
た無線周波数のQPSK信号を非線型増幅する電力増幅器30
の入力と出力の無線信号の検波出力の包絡線を比較し、
其の比較出力で該電力増幅器の動作点を変えて対応する
が、図5で電力増幅器30が直線増幅する場合は、入力デ
ータ1/0 で振幅分布が変化する無線周波信号の増幅出力
の振幅歪(奇数次の混変調歪)を少なくするため、入力
の無線信号レベルの広い範囲で入力と出力の振幅の直線
性が良いことが必要である。そのため、所謂A級増幅の
線型増幅器であって且つ出力電力に余裕のある大容量の
電力増幅器でなければならず、従って、其の電力増幅器
30の電力能率は著しく低くなり、送信装置としての消費
電力が大きく放熱も困難になる等という問題があった。
本発明の目的は、PSK変調された無線周波信号を増幅
する電力増幅器の電力能率が高くて且つPSK変調器の
歪を含めた綜合的な伝送歪を改善して、帯域外スペクト
ラムが抑圧された信号出力を送信するディジタル方式の
無線送信装置を実現することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的達成のための本
発明の基本構成は、図1の原理図に示す如く、入力デー
タの単極パルスUを両極パルスBに変換する単極/両極パ
ルス変換器10と、其の出力の両極パルスBにより局部発
振器40の出力の無線周波数の搬送波を平衡変調し位相シ
フトした無線周波数のPSK信号(図1では2相PSK
であるBPSK信号)を出力する平衡変調器20と、その
出力の無線周波数のPSK信号を増幅し所定レベルの送
信出力とする電力増幅器30と、其の送信出力を検波し其
の無線周波信号の包絡線を得る包絡線検波器50と、其の
出力の包絡線を所定の包絡線と比較し其の比較出力によ
り前記電力増幅器の利得を制御する比較制御器60からな
るディジタル方式の無線送信装置において、該無線送信
装置から最終的に正しく出力されるべき無線周波信号の
包絡線を別途入力クロックに合せて入力データから生成
する包絡線生成器1を具え、其の別途生成した包絡線と
前記電力増幅器30の出力を検波して得た包絡線とを前記
比較制御器60にて比較し、其の比較出力により、前記電
力増幅器30の利得を制御して、其の電力増幅器の出力の
送信出力の包絡線が前記の別途生成した包絡線に一致す
るように制御する構成とする。
【0005】
【作用】図1の構成の本発明の動作は、図2の各部のデ
ータと波形の関係を示す図により説明される。図2の
データは、入力の単極パルスUを示し、単/両変換器10
にて両極パルスBに変換され、単/両コンバータに示
す如く、両極パルスBを出力して平衡変調器20へ入力さ
れる。また、平衡変調器20には、局発に示す如き、無
線周波数の搬送波が入力されて其の搬送波を前記入力の
両極パルスBにより平衡変調し、平衡変調器の出力に
示す如き、位相が所定値だけシフトした無線周波数のP
SK信号を出力する。そして此の出力の無線周波数のP
SK信号は、電力増幅器30にて所定の出力レベルまで電
力増幅され送信出力として出力されるが、その送信出力
は包絡線検波器50にて検波され其の包絡線を出力する。
一方、本発明の包絡線生成器1は、生成包絡線に示す
如き、無線送信装置から最終的に正しく出力されるべき
PSK変調された無線信号出力波の包絡線を別途入力ク
ロックに合せて入力データから生成し、前記の包絡線検
波器50の出力の其の時の送信出力の包絡線と、比較制御
器60にて比較し、其の比較出力により、前記電力増幅器
30の利得を制御する。すると、電力増幅器30の出力は、
出力に示す如き、正しい無歪のPSK変調された無線
周波信号となる。そして此の本発明の構成によれば、そ
の歪みは補正されるので、電力増幅器30は、其の入力信
号と出力信号の振幅の直線性の必要が無いので、電力能
率が高い非線型増幅の所謂C級動作の電力増幅器を用い
る事が可能となり、送信装置としての電力効率を著しく
改善する事が出来る。また、本発明の構成によれば、包
絡線生成器1が、電力増幅器30のみならず平衡変調器20
で発生する歪みも含めて送信装置から正しく出力される
べき送信出力波の無線周波信号の包絡線を別途入力デー
タから生成し、比較制御器60にて、送信出力の包絡線と
比較して制御信号を生成し、前記歪の補正に利用される
ので、平衡変調器20と電力増幅器30とで発生する信号歪
の全てを補正改善する事が出来る。
【0006】
【実施例】図3は本発明の実施例で4相PSK変調の場
合の無線送信装置の構成例を示す。本実施例では、単極
/両極パルス変換器101,102と平衡変調器201,202の2系
統分を備え、その前段に、入力データ(0,1)の1系列の
単極パルスを、後段の4相PSK変調に適する様に2系
列の単極パルスのデータ(00,11;01,10) に組み替えて出
力するマッピング回路80と、前記2系統の平衡変調器20
1,202 の一方202に対する、局部発振器40の出力の無線
周波数の搬送波の位相をπ/2だけ偏移させるπ/2移相器
70とを付加し、4相位相シフト変調のQPSK変調器を
構成している。また、入力データから別途正しい送信出
力波の包絡線を生成する包絡線生成器1を備える本発明
の構成によれば、発生する歪は全て補正されるので、P
SK変調器として図6に示す如き従来の平衡変調器を使
用せず、図4に示す如く、無線周波数の搬送波信号を、
単極/両極パルス変換器(10)の出力によりオン/オフす
る単純な非直線素子のスイッチ(SW)2を使用する事によ
り、所要のBPSK変調器とQPSK変調器とを簡単に
構成することが出来る。
【0007】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、P
SK変調された無線周波信号を増幅する電力増幅器が高
能率のC級増幅器であって消費電力が少なく且つ簡単な
構成で信号歪の低いPSK変調された送信波を出力する
ディジタル無線送信装置が実現できるので、これを携帯
型の無線機に適用すれば、該携帯無線機の重量の大部分
を占める電源の電池を小形化し軽量化する効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の無線送信装置の基本構成を示す原理
【図2】 本発明の無線送信装置の動作を説明するため
の各部のデータと其の波形の関係を示す図
【図3】 本発明の請求項2の実施例の4相PSK変調
の無線送信装置の構成図
【図4】 本発明の請求項3の実施例の2相PSK変調
器と4相PSK変調器の回路図
【図5】 従来の4相PSK変調の無線送信装置の構成
【図6】 従来のPSK変調器の平衡変調器の回路図
【符号の説明】
1は包絡線生成器、2はスイッチSW、10は単極- 両極パ
ルス変換器、20は平衡変調器、30は電力増幅器、40は局
部発振器、50は包絡線検波器、60は比較制御器、70はπ
/2移相器、80はマッピング回路である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データの単極パルス(U)を両極パル
    ス(B)に変換する単極/両極パルス変換器(10)と、其の
    出力の両極パルス(B)により局部発振器(40)の出力の無
    線周波数の搬送波を平衡変調して位相シフトした無線周
    波数のPSK信号を出力する平衡変調器(20)と、その出
    力の無線周波数のPSK信号を所定レベルまで増幅する
    電力増幅器(30)と、其の出力の送信出力を検波して其の
    無線周波数信号の包絡線を得る包絡線検波器(50)と、其
    の出力の包絡線を所定の包絡線と比較し其の比較出力に
    より前記電力増幅器の利得を制御する比較制御器(60)か
    らなり該電力増幅器(30)の出力を送信出力とするディジ
    タル方式の無線送信装置において、該無線送信装置から
    最終的に正しく出力されるべき無線周波信号の包絡線を
    別途入力クロックに合わせて入力データから生成する包
    絡線生成器(1) を具え、其の別途生成した包絡線と前記
    電力増幅器(30)の出力を検波した包絡線とを前記比較制
    御器(60)にて比較し、其の比較出力により前記電力増幅
    器の利得を制御して、該電力増幅器の出力の包絡線が前
    記の別途生成した包絡線に一致するように制御すること
    を特徴とした無線送信装置。
  2. 【請求項2】 前記無線送信装置において、単極/両極
    パルス変換器(101,102)と平衡変調器(201,202)の2系統
    分と、その前段で入力データ(0,1)の1系列の単極パル
    スを後段でPSK変調するのに適した2系列の単極パル
    スのデータ[(0,0)(1,1);(0,1)(1,0)]に組み替えて出力
    するマッピング回路(80)と、前記2系統の平衡変調器(2
    01,202)の何れか一方(202)の為の局部発振器(40)の出力
    の搬送波の位相をπ/2だけ偏移させるπ/2移相器(70)を
    具えて、入力データを4相位相シフト変調することを特
    徴とする請求項1記載の無線送信装置。
  3. 【請求項3】 前記無線送信装置のPSK変調器の平衡
    変調器(20)が、局部発振器(40)の出力の無線周波数の搬
    送波を、単極/両極パルス変換器(10)の出力によりオン
    /オフするスイッチ(2)に代替されたことを特徴とする
    請求項1記載の無線送信装置。
JP4051991A 1992-03-11 1992-03-11 無線送信装置 Withdrawn JPH05260105A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08102768A (ja) * 1994-09-30 1996-04-16 Nec Corp 送信器
CN111312278A (zh) * 2014-03-03 2020-06-19 三星电子株式会社 用于带宽扩展的高频解码的方法及设备

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Effective date: 19990518