JPH05248803A - 紡績用リングの歪測定装置 - Google Patents

紡績用リングの歪測定装置

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Publication number
JPH05248803A
JPH05248803A JP8482792A JP8482792A JPH05248803A JP H05248803 A JPH05248803 A JP H05248803A JP 8482792 A JP8482792 A JP 8482792A JP 8482792 A JP8482792 A JP 8482792A JP H05248803 A JPH05248803 A JP H05248803A
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JP
Japan
Prior art keywords
ring
roller
rollers
measuring instrument
measuring device
Prior art date
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Pending
Application number
JP8482792A
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English (en)
Inventor
Hisashi Nakai
久司 中井
Hideki Tsuruno
英喜 鶴野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd filed Critical Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Priority to JP8482792A priority Critical patent/JPH05248803A/ja
Publication of JPH05248803A publication Critical patent/JPH05248803A/ja
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リングを自動的に回転し、測定の簡素化と個
人差を防止する。 【構成】 少なくとも3個の回転ローラ8、9、10並
びに計測器を備え、上記回転ローラは測定すべきリング
Rを中心に同一円周上に配置して該リングを回転自在に
支持し、計測器7を該リングRに当接する。そして1個
の回転ローラ8を駆動ローラとし、リングRに回転を付
与する。 【効果】 リングは常に一定の力で把持されて回転する
から、従来の手動操作による押付け圧の斑等による測定
誤差あるいは個人差を生ずることがなく、また多数のリ
ングの測定に対しても疲労の軽減を計ることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紡績用リングの歪測定装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記紡績用リングの歪測定装置として
は、例えば図8に示す構造のものがある。この歪測定装
置100は、基台101上に固定爪片102と、摺動杆
104に設けられる移動爪103とを一直線上に対向し
て設け、摺動杆104には計測器例えばダイヤルゲージ
105を対設する。そして両爪102、103間に測定
すべきリングRを載置し、両爪102、103とリング
Rの中心とが一直線となるように該リングの横方向を位
置決めバー106により決定し、手動にてリングRを回
転し、その歪み量即ち真円度を計測器105により測定
するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この測定器による測定
は、リングの回転は間歇的であり、その都度押付け圧力
が変動し、測定値に誤差を生じ易く、かつリングを手廻
しで測定するため、測定に個人差を生じ、しかも手首が
疲れ、1日の測定個数に限度(例えば2000個)があ
る。本発明は上記の点に鑑み、リングを自動的に回転
し、測定の正確並びに簡易化と共に測定に個人差の生ず
ることを防止することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の歪測定装置は、少なくとも3個の回転ローラ
並びに計測器を備え、上記回転ローラは測定すべきリン
グを中心に同一円周上に配置して該リングを回転自在に
支持し、計測器を該リングに当接すると共に、1個の回
転ローラを駆動ローラとし、リングに回転を付与するよ
うにしたものである。なお第2の発明は、上記回転ロー
ラ及び計測器は、共通のカム板により同時にそれぞれ半
径方向に進退し、外径の異なるリングの計測を可能とし
たものてある。また第3の発明は、回転ローラ及び計測
器を測定するリングを中心として放射状に進退可能と
し、該リングの径に応じリングを保持する所定位置に回
転ローラ及び計測器を定位する位置調整機構を設けたも
のである。
【0005】
【作用】測定すべきリングは少なくとも3個の回転ロー
ラにより挟持されており、常に一定の位置にある。また
駆動ローラにより均一な押圧力で連続して回転される。
従って回転による測定への影響は防止される。
【0006】
【実施例】図1及び図2は第1実施例を示す。この紡績
用リングの歪測定装置1は、基台2に回転自在にリング
Rの載置台3を設け、この載置台3を中心として放射状
にローラ取付台4、5、6を配置し、かつ適所に計測器
7を設け、ローラ取付台それぞれには回転ローラ8、
9、10を取付け、そのうち1個の回転ローラ8を駆動
ローラとしてなる(以下この回転ローラ8を駆動ローラ
といい、他の回転ローラ9、10を支持ローラと言
う)。この駆動ローラ8はプーリ11を連設し、駆動モ
ータMによりベルトBを介して回転される。
【0007】なお、上記3個のローラ取付台4、5、6
の内、1個の取付台例えば4は半径方向に摺動自在とし
リングRの挿脱を容易とするものであり、取付台4は基
台2に取付けた案内板12に沿って摺動自在とし、常時
はばね13により駆動ローラ8をリング載置台3の中心
方向に付勢すると共に、ベルトBの弛みを吸収するため
テンシヨンプーリ14を設ける。15は操作レバーを示
し、先端に長孔16を形成し、ローラ取付台4にはこの
長孔16に嵌挿するピン17を取付け、操作レバー15
を支軸18を中心としてばね13に抗して回動すること
により駆動ローラ8を外方に引き出し、リングRの挿脱
を容易とするものである。また操作レバー15を足踏み
レバーと連動して作動する様にすれば両手が自由とな
り、一層操作性が向上する。
【0008】また図2において19はリング載置台3上
に取付けた受板であり、リングの外径より若干小径とし
たもので、リングRの径の変化に伴いそれに適する受板
に交換して載置台3に取付ける。また固定ローラ取付台
5、6は同様にリングRの寸法に適合すべく長孔20を
穿孔し、基台2に螺合する取付ビス21により固定す
る。なお、計測器7として図例はダイヤルゲージを示し
たが、これに限るものではなく、その他エアーマイクロ
メータまたは電気的に測定するポテンシヨメータ、ある
いは光学的に測定する位置センサ等をこれに代えて用い
ることも勿論可能であり、目盛り表示のアナログ方式で
も数字表示のデジタル方式でもよい。
【0009】上記構成において、リングRの歪測定に当
つては、操作レバー15により駆動ローラ8をばね13
に抗して移行し、リングRを測定箇所即ちフランジ部を
下方として受け板19上に載置し、操作レバー15を開
放する。これによりリングRは3個の回転ローラ8、
9、10により支持され、かつ計測器7をリングRの測
定面に当接する。駆動ローラ8は予め駆動モータMによ
り回転しており、リングRに当接することによりリング
Rを回転する。これにより計測器7にはリングRの歪み
量が表示される。
【0010】次に図3乃至図5は第2実施例を示す。本
実施例はリングRの挿脱に当つては、3個のローラ及び
計測器を同時に前後進させるようにしたもので、歪測定
装置30は前例と同様に基台31にリング載置台32を
回転可能に取付け、また基台31には回転ローラ8、
9、10を取付けるローラ取付台33、34、35を案
内する3個の案内溝36、37、38を載置台32を中
心として放射状に対称的に、かつ計測器7を取付ける取
付台39の案内溝40を同様に適所に放射状に設ける。
各ローラ取付台33、34、35並びに39は、各溝端
に取付けた支持片41、42、43並びに44との間に
ばね45、46、47及び48を挿入し、常時回転ロー
ラ8、9、10及び計測器7をリング載置台32方向に
付勢する。なお、回転ローラ8は前例と同様に駆動ロー
ラであり、駆動モータMにより駆動されるもので、同一
部品は同一符号を付して説明を省略する。
【0011】この基台31の裏面には、これらのローラ
並びに計測器に対する押出し手段50を設ける。この押
出し手段50はリング載置台32と同心に回動軸51を
設け、この回動軸51にはカム板52を、また各ローラ
取付台33、34、35並びに計測器取付台39には基
台31を貫通して連結杆53、54、55及び56を取
付け、それぞれの連結杆に上記カム板52に対向してカ
ムバー57、58、59及び60を取り付ける。カム板
52の形状は、カムバー57、58、59、60に均一
に当接する例えば図5で示す正六角形の形状や、正三角
形の板の組合せも可能である。61は回動軸51に固定
される操作レバーを示す。
【0012】上記構成において、リングRの装脱に当つ
ては、操作レバー61を回動する。これによりカム板5
2は各カムレバー57〜60を押し出し、これに伴い各
回転ローラ8、9、10及び計測器7はリング載置台3
2から離間し、リングRの挿脱及び外径の異なるリング
の計測を容易とする。計測要領は前例と同様であり、説
明を省略する。
【0013】次に図6及び図7は第3実施例を示す。前
記第1実施例は、測定すべきリングの寸法が異なる場合
には、その都度ローラ取付け台5、6の締付けビス21
を弛めて調節する構造を示したが、本実施例は各種寸法
の異なるリングの取付けに際し、各ローラの位置調節を
簡便ならしめる位置調節機構を設けたものである。即ち
歪測定装置70は前記第2実施例と同様に基台31に取
付けたリング載置台32を中心として回転ローラ8、
9、10の取付台33、34、35を案内する案内溝3
6、37、38及び計測器7を取付ける取付台39の案
内溝40を放射状に設け、各ローラ取付台33、34、
35及び計測器取付台39はばね45、46、47、4
8により常時回転ローラ8、9、10及び計測器7をリ
ング載置台32方向に付勢する。なお、回転ローラ8は
前記各実施例と同様に駆動ローラであり、ベルトBによ
り常時回転している。72は第1実施例と同様の操作レ
バーであり、支軸73を中心として回動し、ローラ8を
進退させる。
【0014】80は各ローラ及び計測器の位置調整機構
であり、前記第2実施例と同様に基台31の裏面にリン
グ載置台32と同心に設けられたカム板81と、このカ
ム板81の回動を規制するハンドル部材82とより構成
する。各ローラ取付台及び計測器取付台には基台を貫通
して上記カム板81に対向してカムバー83、84、8
5、86を取付ける。なおカム板81は上下の2枚の単
位カム板81a、81bとから構成した例を示し、計測
器7のカムバー86は上部カムバー81aに対設し、そ
の他のカムバー83、84、85は下部の単位カム板8
1bを三角形状とし、この各辺に対設した例を示す。ハ
ンドル部材82は、上記各カムを連結するカム軸87と
歯車機構88を介して連結されるハンドル軸89および
このハンドル軸89を締付ける側面略々U字状とした締
付けバンド90とからなる。91はこの締付けバンド9
0の操作用締付け把手を示す。
【0015】リングの測定に当たっては、上記把手91
により締付けバンド90を弛め、ハンドル軸89を回動
し、カム板81を回動して回転ローラ8、9、10及び
計測器7をリング載置台32に対し進退させ、測定すべ
きリングがリング載置台32と同心になるように調節
し、次いで締付け用把手91を回動し締付けバンド90
によりハンドル軸89を固定する。これにより各回転ロ
ーラ及び計測器は、供給されるリングを常にリング載置
台32と同心に保持すると共に、回転ローラ8を操作レ
バー72の操作により昇降することによりリングの着脱
を容易に行うことが出来る。
【0016】なお上記各実施例は、3個のローラを用い
た例を示したが、必ずしも3個に限ることはなく、4個
あるいはそれ以上を用いることも可能である。また上記
各実施例は、何れも駆動ローラを進退可能の加圧ローラ
とした例を示したが、駆動ローラは固定とし、何れか1
個の支持ローラ9または10を進退可能の加圧ローラと
してもよい。なお、本装置の前後工程にリングの自動供
給、自動排出装置を設け、操作レバー15(又は61或
いは72)の操作を自動化し、自動供給排出装置と連動
することにより本装置を全自動化することも勿論可能で
ある。
【0017】
【発明の効果】以上の如く本発明によるときは、測定す
べきリングは少なくとも3個の回転ローラにより支持
し、その内の1個を進退可能の駆動ローラとしてリング
を回転し、他の2個またはそれ以上のローラを支持ロー
ラとし、該支持ローラにより支持するようにしたから、
リングは常に所定位置にかつ一定の力で把持されて回転
するから、従来の如き手動操作による押付け圧の斑等に
よる測定誤差あるいは個人差を生ずることがなく、また
多数のリングの測定に対しても疲労の軽減を計ることが
出来る。また、これらの回転ローラ及び計測器に対し押
出し手段を設け、レバーの操作によりローラを同時に且
つリングに対し放射状に進退させるときは、リングの挿
脱及び計測を容易且つ迅速に行うことができる。更に、
これらの回転ローラに対し位置調整機構を設け、各回転
ローラ及び計測器をリング載置台の中心に対し進退させ
測定すべきリングの外径に応じて前記各回転ローラを所
定位置に保持するときは、径の異なる各種リングに対す
るローラの設置位置の調整を迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の平面図である。
【図2】図1におけるXーX線に沿う断面図である。
【図3】第2実施例の平面図である。
【図4】図3におけるYーY線に沿う断面図である。
【図5】図3における背面説明図である。
【図6】第3実施例の一部を省略した平面図である。
【図7】図6における背面説明図である。
【図8】従来の紡績用リングの歪測定装置の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 歪測定装置 7 計測器 8 駆動ローラ 9 回転ローラ 10 回転ローラ 30 歪測定装置 50 押出し手段 52 カム板 70 歪測定装置 80 位置調整機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも3個の回転ローラ並びに計測
    器を備え、上記回転ローラは測定すべきリングを中心に
    同一円周上に配置して該リングを回転自在に支持し、計
    測器を該リングに当接すると共に、1個の回転ローラを
    駆動ローラとし、リングに回転を付与することを特徴と
    する紡績用リングの歪測定装置。
  2. 【請求項2】 回転ローラ及び計測器は共通のカム板に
    より同時にそれぞれ半径方向に進退し、外径の異なるリ
    ングの計測を可能としたことを特徴とする請求項1記載
    の紡績用リングの歪測定装置。
  3. 【請求項3】 回転ローラ及び計測器を、測定するリン
    グを中心として放射状に進退可能とし、該リングの径に
    応じリングを保持する所定位置に回転ローラ及び計測器
    を定位する位置調整機構を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の紡績用リングの歪測定装置。
JP8482792A 1992-03-06 1992-03-06 紡績用リングの歪測定装置 Pending JPH05248803A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8482792A JPH05248803A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 紡績用リングの歪測定装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP8482792A JPH05248803A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 紡績用リングの歪測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05248803A true JPH05248803A (ja) 1993-09-28

Family

ID=13841602

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8482792A Pending JPH05248803A (ja) 1992-03-06 1992-03-06 紡績用リングの歪測定装置

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JP (1) JPH05248803A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016070662A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 株式会社東京精密 表面粗さ測定機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016070662A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 株式会社東京精密 表面粗さ測定機

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