JPH05241453A - 液体現像装置 - Google Patents

液体現像装置

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Publication number
JPH05241453A
JPH05241453A JP7625292A JP7625292A JPH05241453A JP H05241453 A JPH05241453 A JP H05241453A JP 7625292 A JP7625292 A JP 7625292A JP 7625292 A JP7625292 A JP 7625292A JP H05241453 A JPH05241453 A JP H05241453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
stirring
liquid
magnet
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7625292A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimitsu Sato
吉光 佐藤
Hisatsugu Torii
久嗣 鳥居
Akihiro Kanazawa
昭広 金沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP7625292A priority Critical patent/JPH05241453A/ja
Publication of JPH05241453A publication Critical patent/JPH05241453A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、液体現像において、使用液の現
像剤固形成分を補充するため、固形分の多い濃縮液を循
環系にセットしても現像液循環タンクに固形分の沈降を
生じない液体現像装置を提供する。 【構成】 現像液循環タンクに撹拌手段を内蔵し、撹拌
することによって固形分の沈降なく濃縮液を補充し得る
ようにし、また、この撹拌手段を現像液循環タンクの側
面からマグネットを用いた非接触駆動伝達によって回転
させることによって上記目的は達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液体現像装置におい
て、固形成分を沈降させず現像剤を補充使用できるよう
にした現像液循環タンク内トナー沈降防止機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真の現像液は一般に、高い電気抵
抗(10Ωcm以上)を持つキャリヤ液(担体液)、
正または負に帯電したトナー粒子、トナー粒子に定着性
を与える定着用樹脂、トナー粒子を安定に分散する分散
剤、トナー粒子を正または負に帯電させる荷電調節剤お
よび種々の添加剤から成る。
【0003】実際の現像工程では使用液(循環液)、希
釈液および濃縮液をそれぞれ循環系にセットして用いる
のが普通である。使用液は実際に静電潜像を現象するた
めに使われる現像液であるが、現像が進むに従ってトナ
ー粒子が消費され、キャリヤ液が蒸発や持出しによって
減少するため液組成が変化する。希釈液や濃縮液は現像
進行に伴なう使用液の組成変化を調整し、安定した現像
を行なうために用いられる。希釈液は主として使用液中
のキャリヤ液の減少を補なうために用いられ、キャリヤ
液単独か、或いはキャリヤ液と荷電調節剤などの添加剤
から成る。一方、濃縮液は使用液中のトナー粒子の減少
や、それに伴って持出される分散剤や荷電調節剤を補な
うために用いられ、特にトナー粒子濃度の高い組成にな
っている。具体的にはトナー粒子濃度は、使用液におい
ては1000重量部当り0.1〜50重部、好ましくは
0.3〜20重量部とし、濃縮液においては3〜500
重量部、好ましくは10〜300重量部が用いられる。
また、荷電調節剤や分散剤その他の添加剤の添加量は現
像液の特性によって異なり一概には言えないが、使用液
に付随して濃縮液の組成が決められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現像部を循環する使用
液の消費量は画像パターンにより若干異なり、ベタ画像
の多い場合には使用液中のトナー固形分の消費が増大す
るため、トナー粒子濃度の高い濃縮液を処理枚数に応じ
て補充する必要がある。濃縮液は上述のように使用液に
比べてトナー粒子濃度が極めて高く、循環系にセットし
た状態で静置しておくと、トナー粒子の沈降が生じ補充
ボトル内で組成の分離を起す。更に沈降した部分は凝集
して粒子サイズが変化したり、吸着していた荷電調節剤
や分散剤が脱離したりして分散性が低下する。このよう
な濃縮液が現像液循環タンク補充されると再分散しにく
く、タンク底部に固形分が沈降してしまうという問題が
あった。なお現像液循環タンクの上部には補充用ボトル
の他、循環系に含まれる機器類が配設されており、トナ
ー固形分の沈降防止対策のためのスペースは制約された
状況にある。
【0005】本発明は上述のような事情より成されたも
のであり、本発明の目的は液体現像において、現像に用
いる使用液の固形分を補充するため、固形分の多い濃縮
液を循環系にセットして使用しても現像液循環タンクに
固形分の沈降を生じない固形分沈降防止機構を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、液体現像装置
における現像液循環タンク内の固形成分沈降防止機構に
関するもので、本発明の上記目的は、現像液循環タンク
に撹拌手段を内蔵し、撹拌することによって循環系にセ
ットした現像剤の固形成分を沈降させることなく補充し
得るようにした固形分沈降防止機構によって達成され
る。またこの撹拌手段はほぼ水平に支持され撹拌羽根を
軸通する撹拌軸と、現像液循環タンクの側板に近接する
前記攪拌軸端部にフランジを有し、前記フランジに従動
マグネットを具備した前記撹拌羽根とから構成され、こ
の従動マグネットを現像液循環タンクの側板の外側で回
転する駆動マグネットから駆動伝達させて回転するよう
にすることで更に好適に上記目的を達成することができ
る。
【0007】
【作用】現像液循環タンクに撹拌手段を内蔵したことに
よって、補充ボトルにセットされ分散性が低下した濃縮
液が補充されても撹拌することによって再分散される。
また、撹拌羽根を現像液循環タンクの横に付設した駆動
手段により磁力を用いて非接触で回転させる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例の概要構造を示す斜
視図、また図2はその平面図、図3は図2の側面断面図
である。図において、現像液循環タンク1はフレーム2
に固定されており、その内部にマグネット撹拌羽根3と
撹拌軸4とを内蔵する。撹拌軸4はタンクの側板5と支
持具6とにより側板5と直角水平方向に支持され、マグ
ネット撹拌羽根3を回転自由な状態で軸通する。また、
撹拌羽根3の端部フランジにはタンク側板5に近接させ
てマグネット7,8が組込まれている。
【0009】一方、側板5の外側にはマグネット回転子
9を配し、その端部フランジにはマグネット7,8に対
向させてマグネット10,11が具備されている。マグ
ネット回転子9は、軸受け、12,13に支承された回
転シャフト14を介して駆動モータ15によって回転さ
れる。このとき、撹拌羽根3に付帯するマグネット7,
8はそれぞれ回転子9に付帯するマグネット10,11
の反対極に引付けらて回転を起こし、現像液循環タンク
内を撹拌する。
【0010】
【発明の効果】以上に述べたように本発明の液体現像装
置によれば、現像液循環タンク内に撹拌手段を内蔵して
いるので、固形分の多い濃縮液をセットし現像剤の補充
を行なうことができる。また撹拌の駆動をタンク側面か
ら非接触で行なったことによって、タンク上部のスペー
ス的制約を免れ、タンク清掃等のメンテナンスを容易に
すると共に、側板に駆動伝達用シャフトを貫通させない
ので浸透性の強い現像液に対するシール対策も不要であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概要構造を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図3】図2の側面断面図である。
【符号の説明】
1 現像液循環タンク 2 フレーム 3 マグネット撹拌羽根 4 撹拌軸 5 側板 6 支持具 7,8 マグネット 9 マグネット回転子 10,11 マグネット 12,13 軸受け 14 回転シャフト 15 駆動モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体現像装置において、現像液循環タン
    クに撹拌手段を内蔵し、撹拌することによって循環系に
    セットした現像剤の固形成分を沈降させることなく補充
    し得るようにしたことを特徴とする液体現像装置。
  2. 【請求項2】 前記撹拌手段は、ほぼ水平に支持され撹
    拌羽根を軸通する撹拌軸と、前記現像液循環タンクの側
    板に近接する前記攪拌軸端部にフランジを有し、前記フ
    ランジに従動マグネットを具備した前記撹拌羽根とから
    構成され、前記従動マグネットを前記現像液循環タンク
    の側板の外側で回転する駆動マグネットから駆動伝達さ
    せて回転するようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載の液体現像装置。
JP7625292A 1992-02-27 1992-02-27 液体現像装置 Pending JPH05241453A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7625292A JPH05241453A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 液体現像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7625292A JPH05241453A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 液体現像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05241453A true JPH05241453A (ja) 1993-09-21

Family

ID=13600009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7625292A Pending JPH05241453A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 液体現像装置

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JP (1) JPH05241453A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012183751A (ja) * 2011-03-07 2012-09-27 Mimaki Engineering Co Ltd 液体吐出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012183751A (ja) * 2011-03-07 2012-09-27 Mimaki Engineering Co Ltd 液体吐出装置

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