JPH05236478A - カメラ付きインターホン用モニターテレビ及びこれに使用する機能拡張ユニット - Google Patents

カメラ付きインターホン用モニターテレビ及びこれに使用する機能拡張ユニット

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JPH05236478A
JPH05236478A JP4038103A JP3810392A JPH05236478A JP H05236478 A JPH05236478 A JP H05236478A JP 4038103 A JP4038103 A JP 4038103A JP 3810392 A JP3810392 A JP 3810392A JP H05236478 A JPH05236478 A JP H05236478A
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JP
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intercom
monitor
camera
circuit
function expansion
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JP4038103A
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Kazuhiko Kono
和彦 河野
Akihiko Hasegawa
明彦 長谷川
Hitoshi Ikeda
等 池田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラ付きインターホンに用いられるモニタ
ーテレビにおいて、画像処理によるズーム機能、パン機
能、逆光補正機能などの各種の拡張機能を、簡単且つ低
廉に付加させることができるようにする。 【構成】 モニターテレビ1のうち、ビデオバッファ分
波回路2や表示画面4などの基本的構成を共通部分とし
て形成しておき、この共通部分に対して、機能拡張回路
3を接続付加できるようにしており、この場合の機能拡
張回路3として、ズーム処理回路20やパン処理回路2
1等の各種の処理回路20〜24を備えた構成となって
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ付きインターホ
ンに用いられるモニターテレビの改良と、このモニター
テレビにおいて用いられる新規な機能拡張ユニットとに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種カメラ付きインターホンは、
玄関などに設置されたドアホン子器の呼出ボタンを来客
などが押すことにより、そのドアホン子器が備えるカメ
ラから、屋内適所に設置されたモニターテレビへと来客
の映像が伝送されてその表示画面で映し出されるという
ものであるが、この映像が小さ過ぎたり、表示画面に対
してその中心からズレるか又は外れていたり、或いは逆
光により映像が暗くなったりすることで、来客の顔がは
っきりと確認できないという不具合があった。そこで、
これらの不具合を補正するための各種機能を、必要に応
じて備えさせたモニターテレビの開発が望まれていた
が、これによってモニターテレビの機種が多種にわたる
こととなって製造が複雑且つ面倒化すると共に、製造コ
ストが高騰化するおそれがあり、またこのように新規機
能を付加するにはモニターテレビ自体をそっくりと交換
しなければならないというものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記事情に鑑みて提案
される本発明の目的は、製造が複雑化したり面倒化した
りするのを防止すると共に、製造コストの高騰化を抑止
し、そのうえで、所望する新規機能の付加がいちいちモ
ニターテレビの交換をせずとも行えるようにした、カメ
ラ付きインターホン用モニターテレビ及びこれに使用す
る機能拡張ユニットを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される本発明のモニターテレビは、ドアホン子器
から伝送されてくる映像信号を画像処理によって加工し
て、表示画面に映し出す機能拡張回路を、モニターテレ
ビの共通部分に付加的に接続付加できる構成とされたも
のである。本発明モニターテレビの上記機能拡張回路と
しては、ドアホン子器から伝送されてくる映像信号に対
して、指定された箇所をズーム処理するズーム処理回路
(請求項2)、指定された箇所を上下・左右へパンさせ
るパン処理回路(請求項3)、映像を記録する録画処理
回路(請求項4)、映像を逆光補正する逆光補正処理回
路(請求項5)、映像を歪み補正する歪み補正処理回路
(請求項6)などが提案されている。また、本発明モニ
ターテレビの上記共通部分には、上記した機能拡張回路
との接続に用いられるコネクタが少なくとも2個備えら
れ、各コネクタ相互は、機能拡張回路を不使用の場合に
おいては、ジャンパケーブルにより接続することが提案
されている(請求項7)。
【0005】一方、上記した機能拡張回路を、モニター
テレビとは別体より成るハウジング内に収めるように
し、これをモニターテレビとの間でコネクタ接続する構
成とした機能拡張ユニットも提案されている(請求項
8)。この機能拡張ユニットについても、ズーム処理回
路、パン処理回路、録画処理回路、逆光補正処理回路、
歪み補正処理回路を、単一的又は複合的に備えることが
提案されている(請求項9)。そして更に本発明拡張ユ
ニットにおいては、上記機能拡張回路として歪み補正処
理回路を備えた構成とされている場合に、この歪み補正
処理回路に対して映像信号を未処理のまま通すことので
きる切換器を備えさせることで、上記ドアホン子器の有
するカメラが広角カメラと異なるモニターテレビにも対
応させることができるようにしてある(請求項10)。
【0006】
【作用】本発明モニターテレビは、その共通部分に機能
拡張回路を接続付加する構成であって、機能拡張回路に
つき、ズーム処理回路(請求項2)、パン処理回路(請
求項3)、録画処理回路(請求項4)、逆光補正処理回
路(請求項5)、歪み補正処理回路(請求項6)などの
処理の異なるものを複数種準備しておくことにより、こ
のうちから所望するものを単一的又は複合的に選択し
て、所望する態様のモニターテレビを構成させることが
できるものである。また、機能を拡張する必要のない場
合は、上記した共通部分において、機能拡張回路を接続
するために設けられたコネクタ相互を、ジャンパケーブ
ルにより接続する構成にしてもよい(請求項7)。
【0007】本発明機能拡張ユニットは、上記した各種
処理機能を有した機能拡張回路(請求項9)が独自のハ
ウジングに収納された独立形体にあるので、既存のモニ
ターテレビに対しても、外部配線となるコネクタ接続に
より、機能拡張回路の接続付加が可能となっている(請
求項8)。なお、既存のモニターテレビには、玄関など
に設置されるドアホン子器のカメラが、広角カメラとは
異なり標準カメラを有しているものがあり、このような
モニターテレビでは映像信号にレンズの歪みが含まれる
ことも殆どないから、機能拡張回路として歪み補正処理
回路を備えている場合においては、この歪み補正処理回
路が作動せず、映像信号が未処理のまま通るような切換
器を設けるようにする(請求項10)。
【0008】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。まず、本発明のモニターテレビについて説明す
る。図1は、本発明モニターテレビ1のハード構成を示
すブロック図である。本発明モニターテレビ1は、魚眼
レンズなどの広角カメラ12を有したドアホン子器11
との相互接続により全体としてインターホンシステムを
構成するものであり、図2に模式的に示す如く、本発明
モニターテレビ1は屋内にあってキッチンなどの適所に
設置され、ドアホン子器11は屋外にあって玄関や外構
用材などに設置される。本実施例では本発明モニターテ
レビ1をホームテレホン15と接続することで、そのハ
ンドセット16を用いてドアホン子器11と通話できる
ようになっている。
【0009】図1において、本発明モニターテレビ1
は、ビデオバッファ分波回路2とCRT等によって構成
される表示画面4との間に機能拡張回路3を付加接続す
ることができ、ドアホン子器11から広角レンズで捉え
られた映像信号が、平衡/不平衡整合回路5及びビデオ
バッファ分波回路2を経てインピーダンスマッチングや
分波が行われ、表示画面4へ伝送される前に、機能拡張
回路3のビデオフレームメモリに格納された映像信号が
所定の画像処理により加工されるようになっている。こ
のような本発明で使用される機能拡張回路3としては、
ズーム処理回路20、パン処理回路21、録画処理回路
22、逆光補正処理回路23、歪み補正処理回路24な
どが、単一的又は複合的に選択されて接続付加されるよ
うになっている。なお、図2に示したように、本発明モ
ニターテレビ1には、表示画面4、モニターONボタン
36、環状をしたパン操作ボタン31、その中央部のズ
ーム切換ボタン30、逆光補正ボタン33、録画ボタン
35等の他、コントラスト調整ツマミ37やブライド調
整ツマミ38が適宜レイアウトされている。
【0010】上記ズーム処理回路20(図1参照)は、
ドアホン子器11から伝送されてくる映像信号のうち、
指定された箇所をズーム処理するための回路である。こ
のズーム動作について説明すると、例えば、ドアホン子
器11の正面に、図3の如く3人の人物A,B,Cが並
んで立ち、その映像が表示画面4に映し出された場合に
あって、表示画面4の丁度中央となる部分に四角で囲ん
で示す箇所Xが、ズーム対象箇所として当初より指定さ
れていると仮定すると、ズーム切換ボタン30(図2参
照)を押すことにより、ズーム対象箇所X内に相当する
人物Bの顔が、当初より設定された拡張率(例えば20
0%)に従って拡張されるようになり、ズーム切換ボタ
ン30をもう1回押せば、もとの大きさに戻るように構
成されている。なお、ズーム切換ボタン30を、拡張側
と縮小側とに切り換えられるような構成としておくと
(不図示)、その拡張側を押し続けている間は、拡張率
が所定の%刻みで徐々に大きくなるように変化し、反対
に縮小側を押し続けている間は、縮小率が所定の%刻み
で徐々に小さくなるように変化してゆく態様にすること
もできる。ところで、上記したズーム対象箇所Xの輪郭
を、表示画面4内において表示させるような構成とする
か否かは任意である。
【0011】上記したパン処理回路21(図1参照)
は、ドアホン子器11から伝送されてくる映像信号のう
ち、指定された箇所を上下・左右へパンさせるための回
路である。このパン処理回路21では、図4の如く、表
示画面4の中に枠状をしたカーソル40が表示されるよ
うになっており、このカーソル40が、パン操作ボタン
31(図2参照)の操作状況に応じて上下・左右に移動
するようになっている。例えばいま、最初に映し出され
た表示画面4では、人物Cの向かって右側に居る子供D
が捉えられていなかったとする。そこで、パン操作ボタ
ン31(図2参照)の下向きマーク及び右向きマークに
相当する部分を交互又は同時に押してゆくと、カーソル
40は表示画面4の右斜め下方へ向けて移動し、その右
下隅へ達した後も更に同様に押し続けることで、表示画
面4のフレーム全体として右下方向へと移動するように
なる。このようにして子供Dを表示画面4の中央へ映し
出すようにすることも可能となる。なお、このパン処理
回路21は、上記したズーム処理回路20と複合的に使
用するのが最適であり、この場合、カーソル40により
囲まれる範囲をズーム対象箇所X(図3参照)に相当さ
せるようにすることで、映像信号の中で、拡張又は縮小
することができる箇所がカーソル40によって自由に選
択することができるようになり、極めて便利である。
【0012】上記した録画処理回路22(図1参照)
は、ドアホン子器11から伝送されてくる映像信号のう
ち、録画ボタン35(図2参照)が操作された時点にお
いて、少なくとも表示画面4に映し出されている映像を
記録するように構成されたものである。記録できる映像
信号としては、1回で連続した複数フレームを記録でき
るようにしたり、1回1フレームの記録を複数回に分け
て記録できるようにしたりすることが可能である。勿
論、表示画面4によって映し出されている映像だけに限
定されるものではなく、映像信号の全部を時間や容量に
応じて記録するように構成してもよい。なお、この録画
処理回路22が、上記したズーム処理回路20やパン処
理回路21と複合的に使用される場合は、一旦記録され
た画面を再生する段階においても、ズーム処理やパン処
理が自由に行えるものとなり、便利である。
【0013】上記した逆光補正処理回路23は、ドアホ
ン子器11から伝送されてくる映像信号のうち、少なく
とも表示画面4に映し出されている映像の逆光補正を行
うためのものである。
【0014】上記した歪み補正処理回路24は、ドアホ
ン子器11から伝送されてくる映像信号のうち、少なく
とも表示画面4に映し出されている映像を、ドアホン子
器11が有する広角カメラ12のレンズ歪みに応じて歪
み補正するためのものである。すなわち、広角カメラ1
2で撮像された映像は、その中心から周辺へゆくほど歪
みが大きくなっているため、これを平面的に補正するた
めのものである。
【0015】このようなそれぞれの処理回路20〜24
が機能拡張回路3(図1参照)として用いられる場合に
は、前述した如く、そのうちのいずれか一つが単一的に
選択されたり、又は複数が選択されて複合化されたりす
るものであるから、各処理回路20〜24の相互置換や
相互接続と、表示画面4の制御回路及びビデオバッファ
分波回路2(図1参照)に対する接続とが容易に行える
ことが望ましい。このような要望は、各処理回路20〜
24をその外形状や接続用コネクタなどが互いに共通す
るようにモジュール化しておくことによって達成され
る。図5は、その一例を示す分解斜視図であって、本発
明モニターテレビ1の背面側ハウジング50内に、表示
画面4の制御回路(不図示)とこれに接続するコネクタ
52、及びビデオバッファ分波回路2(図1参照)とこ
れに接続するコネクタ53を有する基板51が収納され
た様子を示してある。この基板51には、各コネクタ5
2,53に各対応するコネクタ55,56を有した基板
54が結合されるようになっている。この基板54は、
それ全体が一つの処理回路(20〜24)を構成するも
のとしてモジュール化されたものでもよいし、或いはこ
の基板54上に、モジュール化された複数の処理回路
(20〜24)が配列されるようにしたものであっても
よい。このようにすれば、背面側ハウジング50に対し
て固定される基板51については、機能拡張回路3の仕
様とは全く無関係に共通化できるものとなる。71は表
示窓71aを設けたモニターテレビのカバーである。な
お、機能拡張回路3を全く備えない仕様のモニターテレ
ビを構成させるには、表示画面4の制御回路(不図示)
に接続するコネクタ52と、ビデオバッファ分波回路2
(図1参照)に接続するコネクタ53とを、それぞれに
対応するコネクタ57,58を有したジャンパケーブル
59によって接続しておけばよい。
【0016】図1において、このようにして成る本発明
モニターテレビ1では、来客などがあってドアホン子器
11の呼出ボタン13が押されると、呼出検知回路6が
これを検知してチャイム(不図示)などを鳴動させると
共に、定電流回路7を立ち上がらせてドアホン子器11
に設けられた広角カメラ12による撮像を開始させる。
これにより、ドアホン子器11からの映像信号が表示画
面4へと伝送されることとなり、途中、機能拡張回路3
に備えられた適宜の処理回路(20〜24)の各種機能
に応じて映像信号が加工されることとなる。なお、機能
拡張回路3にズーム処理回路20及びパン処理回路21
が備えられている場合において、定電流回路7が立ち上
がった直後、表示画面4に最初に映し出される映像は、
図3中の右側に示す如くズーム対象箇所Xを拡張した映
像としておくのが好ましい。なぜなら、来客などはドア
ホン子器11に対して殆どの場合が真正面で対向するよ
うに立つものであり、大人と子供などとの違いで高さ方
向へのパンが必要なことはあるとしても、左右方向への
パンが必要とされることは殆どなく、結局、確率的な面
から言えば、図3右側のような状態にしておくことでズ
ームやパンを行う手間が省けるからである。勿論、この
ようなことは何ら限定されるものではなく、表示画面4
に最初に映し出される映像を、図3中の左側に示した如
き全体的なものとしておくこともできる。ドアホン子器
11を通して来客などと通話する場合にあって、来客な
どによる音声信号は、ドアホン子器11に組み込まれた
スピーカー14から復調回路9及び2/4変換回路10
を介して電話機15(図2参照)のハンドセット16へ
と伝送され、反対にハンドセット16からの音声信号
は、2/4変換回路10及び変調回路8を介してドアホ
ン子器11へと伝送されるものである。
【0017】次に、本発明機能拡張ユニットについて説
明する。図6は、本発明機能拡張ユニット60が従来の
モニターテレビ70に対して取り付けられた状態を示す
正面図である。本発明機能拡張ユニット60は、図1に
おいて既に詳説した機能拡張回路3、すなわち、ズーム
処理回路20、パン処理回路21、録画処理回路22、
逆光補正処理回路23、歪み補正処理回路24などの各
回路を、単一的又は複合的に備えるようになったもの
が、モニターテレビ70とは別体のものとして形成され
たハウジング61内に収納されて成る。このハウジング
61の正面には、環状をしたパン操作ボタン31、その
中央部のズーム切換ボタン30、逆光補正ボタン33、
録画ボタン35等が設けられている。ただ、表示画面7
4やモニターONボタン75などは、従来のモニターテ
レビ70に対して既に設けられているのが普通であるか
ら、本実施例においては設けない構成とした。
【0018】このようにして成る本発明機能拡張ユニッ
ト60は、機能拡張回路3に対する入力線62と出力線
63とにより、従来のモニターテレビ70とコネクタ接
続されるようになっている。なお、従来のモニターテレ
ビ70にあって、本発明機能拡張ユニット60と接続す
べく端子や入出力線等が設けられているわけではないの
で、ビデオバッファ分波回路2や表示画面4(図1参
照)などから、所定の配線を導出する必要がある。
【0019】ところで、従来のモニターテレビ70の中
には、接続対象とされているドアホン子器11が有する
カメラとして、広角カメラとは異なり標準カメラが用い
られている場合があり、この場合には映像信号にレンズ
の歪みが含まれることも、あまりないから、映像信号に
対して歪み補正を行う必要はなく、むしろ歪み補正を行
わないようにすることが大事である。しかし、本発明機
能拡張ユニット60は、機能拡張回路3として歪み補正
処理回路24を備えた構成とされることが当然にあり得
るので、このような場合に、歪み補正処理回路24が作
動しないようにするための切換器(不図示)を、例えば
ハウジング61の側面等へ設けるようにした。すなわ
ち、切換器によって歪み補正処理回路24の作動が止め
られれば、ドアホン子器11からの映像信号は、少なく
とも歪み補正処理が未処理のまま表示画面4へと伝送さ
れるので、乱れのない綺麗な映像が得られることとな
る。なお、このようにモニターテレビ70と本発明機能
拡張ユニット60とが別個独立した構成となることは、
アナログ信号で動作制御される系統(モニターテレビ7
0)と、デジタル信号で動作制御される系統(本発明機
能拡張ユニット60)とが明確に分離されることを意味
するものであり、従って検査やメンテナンスにおいて煩
雑さのない効率的作業が実現されるという利点がある。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係るカメラ付きインターホン用モニターテレビによ
れば、機能面及び構成面において簡素化した共通部分を
形成させ、この共通部分に対して接続付加する機能拡張
回路の装備により、機種の多様化に対応させているの
で、共通部分においては製造の容易化や製造コストの低
廉化が図られるようになる。しかも、機能拡張回路は、
各種処理回路をモジュール化する等の措置を講じておけ
ば、その中からの取捨選択により極めて簡単に所望する
機能を有するものが得られるようになり、機種の多様化
にも柔軟に対応できるものとなる。そのうえ、一旦使用
を開始した後にも、機能の変更や追加に対応できる利点
がある。また、本発明に係る機能拡張ユニットによれ
ば、従来のモニターテレビに対しても、わざわざそれ自
体の交換をすることなく、所望する機能を付加させるこ
とが簡単に行えるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモニターテレビのハード構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明のモニターテレビを用いたカメラ付きイ
ンターホンシステムの使用例を模式的に示す図である。
【図3】ズーム処理回路による映像信号の処理動作を説
明するための図である。
【図4】パン処理回路による映像信号の処理動作を説明
するための図である。
【図5】機能拡張回路をモジュール化した場合の一例を
示す本発明のモニターテレビの分解斜視図である。
【図6】従来のモニターテレビに対して本発明の機能拡
張ユニットを取り付けた状況を示す正面図である。
【符号の説明】
1…本発明のモニターテレビ 3…機能拡張回路 4…表示画面 11…ドアホン子器 12…広角カメラ 20…ズーム処理回路 21…パン処理回路 22…録画処理回路 23…逆光補正処理回路 24…歪み補正処理回路 52,53…コネクタ 59…ジャンパケーブル 60…本発明の機能拡張ユニット 61…ハウジング 70…従来のモニターテレビ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玄関などに設置される、来客の映像を映
    し出す広角カメラ付きのドアホン子器から伝送される映
    像信号を、表示画面に映し出すモニターテレビにおい
    て、 ドアホン子器から伝送されてくる映像信号を画像処理に
    よって加工して、表示画面に映し出す機能拡張回路を、
    モニターテレビの共通部分に付加的に接続できる構成と
    されたカメラ付きインターホン用モニターテレビ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカメラ付きインターホ
    ン用モニターテレビにおいて、 上記機能拡張回路は、ドアホン子器から伝送されてくる
    映像信号のうち、指定された箇所をズーム処理して、表
    示画面に拡張して映し出すズーム処理回路を備えた構成
    とされたカメラ付きインターホン用モニターテレビ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のカメラ付きインターホ
    ン用モニターテレビにおいて、 上記機能拡張回路は、ドアホン子器から伝送されてくる
    映像信号のうち、指定された箇所を上下・左右へパンさ
    せて、表示画面に映し出すパン処理回路を備えた構成と
    されたカメラ付きインターホン用モニターテレビ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のカメラ付きインターホ
    ン用モニターテレビにおいて、 上記機能拡張回路は、ドアホン子器から伝送されてくる
    映像信号のうち、少なくとも表示画面に映し出された映
    像を記録する録画処理回路を備えた構成とされたカメラ
    付きインターホン用モニターテレビ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のカメラ付きインターホ
    ン用モニターテレビにおいて、 上記機能拡張回路は、ドアホン子器から伝送されてくる
    映像信号のうち、少なくとも表示画面に映し出された映
    像を逆光補正する逆光補正処理回路を備えた構成とされ
    たカメラ付きインターホン用モニターテレビ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のカメラ付きインターホ
    ン用モニターテレビにおいて、 上記機能拡張回路は、ドアホン子器から伝送されてくる
    映像信号のうち、少なくとも表示画面に映し出された映
    像を、広角カメラのレンズ歪みに応じて歪み補正する歪
    み補正処理回路を備えた構成とされたカメラ付きインタ
    ーホン用モニターテレビ。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のカメラ付きインターホ
    ン用モニターテレビにおいて、 上記共通部分には、上記機能拡張回路との接続に用いら
    れるコネクタが少なくとも2個備えられ、 各コネクタは、機能拡張回路を不使用の場合においては
    ジャンパにより相互に接続される構成とされたカメラ付
    きインターホン用モニターテレビ。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のカメラ付きインターホ
    ン用モニターテレビに対して接続付加される機能拡張回
    路が、上記モニターテレビとは別体より成るケーシング
    内に収められており、 モニターテレビとの間がコネクタ接続される構成とされ
    たカメラ付きインターホン用モニターテレビに使用する
    機能拡張ユニット。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の機能拡張ユニットにお
    いて、 上記機能拡張回路は、請求項2に記載のズーム処理回
    路、請求項3に記載のパン処理回路、請求項4に記載の
    録画処理回路、請求項5に記載の逆光補正処理回路、請
    求項6に記載の歪み補正処理回路を、単一的又は複合的
    に備えた構成とされたカメラ付きインターホン用モニタ
    ーテレビに使用する機能拡張ユニット。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の機能拡張ユニットに
    おいて、 上記機能拡張回路が歪み補正処理回路を備えた構成とさ
    れ、この歪み補正処理回路に対して映像信号を未処理の
    まま通すことのできる切換器を備え、上記ドアホン子器
    の有するカメラが広角カメラと異なるモニターテレビに
    対応させることができるカメラ付きインターホン用モニ
    ターテレビに使用する機能拡張ユニット。
JP4038103A 1992-02-25 1992-02-25 カメラ付きインターホン用モニターテレビ及びこれに使用する機能拡張ユニット Withdrawn JPH05236478A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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