JPH0520580Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0520580Y2 JPH0520580Y2 JP1987130971U JP13097187U JPH0520580Y2 JP H0520580 Y2 JPH0520580 Y2 JP H0520580Y2 JP 1987130971 U JP1987130971 U JP 1987130971U JP 13097187 U JP13097187 U JP 13097187U JP H0520580 Y2 JPH0520580 Y2 JP H0520580Y2
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- JP
- Japan
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- outer panel
- inner frame
- lid
- roof
- peripheral edge
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/08—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position
- B60J7/10—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position readily detachable, e.g. tarpaulins with frames, or fastenings for tarpaulins
- B60J7/106—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position readily detachable, e.g. tarpaulins with frames, or fastenings for tarpaulins readily detachable hard-tops
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は自動車のルーフリツド構造に関する。
従来の技術
自動車の中には、例えば実開昭55−139915号公
報に示されているように、車体ルーフに中央部で
左右に２分されるルーフ開口部を形成し、これら
ルーフ開口部にそれぞれリツド本体を着脱自在に
装着して、各リツド本体の車体中央側縁部を突合
わせて整合するようにしたものが知られている。
報に示されているように、車体ルーフに中央部で
左右に２分されるルーフ開口部を形成し、これら
ルーフ開口部にそれぞれリツド本体を着脱自在に
装着して、各リツド本体の車体中央側縁部を突合
わせて整合するようにしたものが知られている。
考案が解決しようとする問題点
リツド本体は車室内の採光量を増大できるよう
にガラスパネルが用いられているが、ガラスパネ
ルはその脆さを補うために板厚の大きなものが使
用されている。このため、重量が嵩んで車体の軽
量化に逆行してしまうのみならず、リツド本体の
脱着作業もそれ程容易ではなかつた。また、ガラ
スパネルのため着色および成形にも限度があつ
て、デザイン的な要求を満し得るものではなかつ
た。そこで本考案は軽量で、かつ、デザイン的な
要求にも十分に応えることができる自動車のルー
フリツド構造を提供するものである。
にガラスパネルが用いられているが、ガラスパネ
ルはその脆さを補うために板厚の大きなものが使
用されている。このため、重量が嵩んで車体の軽
量化に逆行してしまうのみならず、リツド本体の
脱着作業もそれ程容易ではなかつた。また、ガラ
スパネルのため着色および成形にも限度があつ
て、デザイン的な要求を満し得るものではなかつ
た。そこで本考案は軽量で、かつ、デザイン的な
要求にも十分に応えることができる自動車のルー
フリツド構造を提供するものである。
問題点を解決するための手段
ルーフパネルに形成したルーフ開口部に開閉自
在に装着されたリツド本体を、リツド本体周縁部
の補強メンバを構成する金属板製のインナフレー
ムと、樹脂製のアウタパネルとで構成し、このア
ウタパネルをインナフレームの外周縁部上に非硬
化性接着剤で接合すると共に、インナフレームの
内周縁部上には弾性体を固定して、アウタパネル
をこの弾性体上に硬化性接着剤で接合してある。
在に装着されたリツド本体を、リツド本体周縁部
の補強メンバを構成する金属板製のインナフレー
ムと、樹脂製のアウタパネルとで構成し、このア
ウタパネルをインナフレームの外周縁部上に非硬
化性接着剤で接合すると共に、インナフレームの
内周縁部上には弾性体を固定して、アウタパネル
をこの弾性体上に硬化性接着剤で接合してある。
作 用
アウタパネルとインナフレームとの接合力は、
弾性体を介して硬化性接着剤で接合した部分で補
う。アウタパネルの外気温変化に起因する面方向
の伸縮変位は、非硬化性接着剤と、前記弾性体の
撓み変形とによつて許容する。
弾性体を介して硬化性接着剤で接合した部分で補
う。アウタパネルの外気温変化に起因する面方向
の伸縮変位は、非硬化性接着剤と、前記弾性体の
撓み変形とによつて許容する。
実施例
以下、本考案の一実施例を図面と共に詳述す
る。
る。
第１〜５図において、１は車体ルーフを示し、
この車体ルーフ１には、その中央部に車体前後方
向に形成したビーム２を境として２つのルーフ開
口部３を形成してある。ルーフ開口部３の周縁部
にはフランジ３ａを曲折成形してあつて、該フラ
ンジ３ａに後述するリツド本体５と密接して車室
内、外をシールするウエザーストリツプ４を嵌着
してある。５は前記ルーフ開口部３に着脱自在に
装着されたリツド本体で、このリツド本体５は前
記ビーム２の前、後部上面に装着した図外のソケ
ツト部と、リツド本体５側縁に突設した図外のブ
ラケツトの係脱により、および車体サイド側では
ルーフ開口部３の前、後縁に設けた図外のロツク
孔と、リツド本体５側部の前、後方向に出没自在
に設けたロツクピンとの係脱により、前記ルーフ
開口部３に着脱自在とされている。このリツド本
体５は、ルーフ開口部３に合わせて平面ロ字状に
成形されて、リツド本体周縁部の補強メンバを構
成する薄肉鋼板製のインナフレーム６と、インナ
フレーム６上に周縁部を接合したポリカーボネー
ト等、適宜の無色透明あるいは着色透明の樹脂製
のアウタパネル７とで構成されている。このアウ
タパネル７は、具体的には前記インナフレーム６
の外周縁部上に非硬化性接着剤８によつて接合し
てあると共に、インナフレーム６の内周縁部上に
弾性体、例えばインナフレーム６の内周縁に嵌着
したウエルト１０を介して、硬化性接着剤９で接
合して、非硬化性接着剤８の接合力の不足分をこ
の硬化性接着剤９で補つている。ウエルト１０は
その内部に断面Ｕ字状の芯金１１を埋設してあつ
て、前記インナフレーム６の内周縁にしつかりと
嵌着固定してあり、また、ウエルト１０の上面の
両側周縁部にはダムリツプ１０ａを突設して接着
剤溜り１２を形成し、硬化性接着剤９が外にはみ
出さないようになつている。更に、これらアウタ
パネル７の周縁とインナフレーム６の外周縁と
を、重合した状態でリツドモール１３により、挾
着、結合してある。本実施例ではリツドモール１
３はリツド本体５の前、後縁部から、車体中央側
の縁部に亘つて装着してある。このリツドモール
１３の外周にはシールラバー１４を付帯成形して
あり、隣接するリツド本体５，５同志がこれらシ
ールラバー１４，１４によつて気、液密的に、か
つ、面一に整合して連続するようになつている。
また、シールラバー１４の前、後縁にはルーフ開
口部３のルーフ縁に密接してパーテイング部をシ
ールするリツプ１４ａを形成してあつて、このリ
ツプ１４ａによつてルーフ一般面からフロントウ
インドウパネル１５に亘つて段差の殆どない所謂
フラツシユサーフエイス化を図つている。また、
リツド本体５の車体サイド部分にあつては、第５
図に示すように本実施例ではインナフレーム６の
内、外周縁部上に非硬化性接着剤８でアウタパネ
ル７を接合しているが、これは勿論インナフレー
ム６の内周縁側ではウエルト１０を介してその上
面に硬化性接着剤９でアウタパネル７を接合する
ようにしてもよい。インナフレーム６の端末をカ
ーリング成形して、このカーリング部６ａにアウ
タパネル７の端末を嵌着してある。インナフレー
ム６にはルーフサイドフレーム１６をボルト・ナ
ツト１７固定してあつて、このルーフサイドフレ
ーム１６にリテーナ１８を介してドアウエザース
トリツプ１９を取付けてある。リテーナ１８には
前記カーリング部６ａとアウタパネル７の端末と
の嵌着部分を外側から覆うモール２０を形成して
あつて、車体サイド部分にあつても、リツド本体
からドアウエザーストリツプ１９に密接するドア
ウインドウパネル２１に亘つて殆ど段差のないフ
ラツトユサーフエイス状態が得られるようになつ
ている。図中２２はガーニツシユ、２３は同ガー
ニツシユ２２の端末処理用のウエルトを示す。
この車体ルーフ１には、その中央部に車体前後方
向に形成したビーム２を境として２つのルーフ開
口部３を形成してある。ルーフ開口部３の周縁部
にはフランジ３ａを曲折成形してあつて、該フラ
ンジ３ａに後述するリツド本体５と密接して車室
内、外をシールするウエザーストリツプ４を嵌着
してある。５は前記ルーフ開口部３に着脱自在に
装着されたリツド本体で、このリツド本体５は前
記ビーム２の前、後部上面に装着した図外のソケ
ツト部と、リツド本体５側縁に突設した図外のブ
ラケツトの係脱により、および車体サイド側では
ルーフ開口部３の前、後縁に設けた図外のロツク
孔と、リツド本体５側部の前、後方向に出没自在
に設けたロツクピンとの係脱により、前記ルーフ
開口部３に着脱自在とされている。このリツド本
体５は、ルーフ開口部３に合わせて平面ロ字状に
成形されて、リツド本体周縁部の補強メンバを構
成する薄肉鋼板製のインナフレーム６と、インナ
フレーム６上に周縁部を接合したポリカーボネー
ト等、適宜の無色透明あるいは着色透明の樹脂製
のアウタパネル７とで構成されている。このアウ
タパネル７は、具体的には前記インナフレーム６
の外周縁部上に非硬化性接着剤８によつて接合し
てあると共に、インナフレーム６の内周縁部上に
弾性体、例えばインナフレーム６の内周縁に嵌着
したウエルト１０を介して、硬化性接着剤９で接
合して、非硬化性接着剤８の接合力の不足分をこ
の硬化性接着剤９で補つている。ウエルト１０は
その内部に断面Ｕ字状の芯金１１を埋設してあつ
て、前記インナフレーム６の内周縁にしつかりと
嵌着固定してあり、また、ウエルト１０の上面の
両側周縁部にはダムリツプ１０ａを突設して接着
剤溜り１２を形成し、硬化性接着剤９が外にはみ
出さないようになつている。更に、これらアウタ
パネル７の周縁とインナフレーム６の外周縁と
を、重合した状態でリツドモール１３により、挾
着、結合してある。本実施例ではリツドモール１
３はリツド本体５の前、後縁部から、車体中央側
の縁部に亘つて装着してある。このリツドモール
１３の外周にはシールラバー１４を付帯成形して
あり、隣接するリツド本体５，５同志がこれらシ
ールラバー１４，１４によつて気、液密的に、か
つ、面一に整合して連続するようになつている。
また、シールラバー１４の前、後縁にはルーフ開
口部３のルーフ縁に密接してパーテイング部をシ
ールするリツプ１４ａを形成してあつて、このリ
ツプ１４ａによつてルーフ一般面からフロントウ
インドウパネル１５に亘つて段差の殆どない所謂
フラツシユサーフエイス化を図つている。また、
リツド本体５の車体サイド部分にあつては、第５
図に示すように本実施例ではインナフレーム６の
内、外周縁部上に非硬化性接着剤８でアウタパネ
ル７を接合しているが、これは勿論インナフレー
ム６の内周縁側ではウエルト１０を介してその上
面に硬化性接着剤９でアウタパネル７を接合する
ようにしてもよい。インナフレーム６の端末をカ
ーリング成形して、このカーリング部６ａにアウ
タパネル７の端末を嵌着してある。インナフレー
ム６にはルーフサイドフレーム１６をボルト・ナ
ツト１７固定してあつて、このルーフサイドフレ
ーム１６にリテーナ１８を介してドアウエザース
トリツプ１９を取付けてある。リテーナ１８には
前記カーリング部６ａとアウタパネル７の端末と
の嵌着部分を外側から覆うモール２０を形成して
あつて、車体サイド部分にあつても、リツド本体
からドアウエザーストリツプ１９に密接するドア
ウインドウパネル２１に亘つて殆ど段差のないフ
ラツトユサーフエイス状態が得られるようになつ
ている。図中２２はガーニツシユ、２３は同ガー
ニツシユ２２の端末処理用のウエルトを示す。
以上の実施例構造によれば、リツド本体５のア
ウタパネル７は軽量な樹脂材からなつており、か
つ、このアウタパネル７は薄肉鋼板製のインナフ
レーム６によつて補強されているため、強度不足
を生じることなく軽量化を実現できる。また、ア
ウタパネル７は着色の自由度が高く、しかも、成
形性に富むことから、デザイン的な要求に十分に
応えることができる。ここでアウタパネル７はそ
の材質的性状によつて外気温の変化により面方向
に伸縮変位する傾向にあり、その周縁部ではイン
ナフレーム６と固着状態にあると、アウタパネル
７の周縁部に亀裂が生じたり波打ち変形が生じる
おそれがあるが、インナフレーム６の外周縁部上
では非硬化性接着剤８によりアウタパネル７を接
合して、該アウタパネル７の周縁部のインナフレ
ーム６に対するずれ動きが何等の規制を受けるこ
となく自由にされているため、アウタパネル７の
前記面方向の伸縮変形が許容されて、周端縁とイ
ンナフレーム６との接合が開離したり、周端縁に
亀裂や波打ち変形が生じたりするのを未然に防止
することができる。また、この非硬化性接着剤８
による接合だけであると接合力が不足してしまう
が、インナフレーム６の内周縁側では、その端縁
に嵌着固定した弾性材からなるウエルト１０とア
ウタパネル７とを硬化性接着剤９で接合してある
ので、ウエルト１０の弾性でアウタパネル７の前
記面方向の伸縮変形を許容しながら接合力の不足
を補うことができるから、前記アウタパネル７周
端縁の亀裂又は波打ち変形防止作用を些かも損な
わずに接合強度を確保することができる。
ウタパネル７は軽量な樹脂材からなつており、か
つ、このアウタパネル７は薄肉鋼板製のインナフ
レーム６によつて補強されているため、強度不足
を生じることなく軽量化を実現できる。また、ア
ウタパネル７は着色の自由度が高く、しかも、成
形性に富むことから、デザイン的な要求に十分に
応えることができる。ここでアウタパネル７はそ
の材質的性状によつて外気温の変化により面方向
に伸縮変位する傾向にあり、その周縁部ではイン
ナフレーム６と固着状態にあると、アウタパネル
７の周縁部に亀裂が生じたり波打ち変形が生じる
おそれがあるが、インナフレーム６の外周縁部上
では非硬化性接着剤８によりアウタパネル７を接
合して、該アウタパネル７の周縁部のインナフレ
ーム６に対するずれ動きが何等の規制を受けるこ
となく自由にされているため、アウタパネル７の
前記面方向の伸縮変形が許容されて、周端縁とイ
ンナフレーム６との接合が開離したり、周端縁に
亀裂や波打ち変形が生じたりするのを未然に防止
することができる。また、この非硬化性接着剤８
による接合だけであると接合力が不足してしまう
が、インナフレーム６の内周縁側では、その端縁
に嵌着固定した弾性材からなるウエルト１０とア
ウタパネル７とを硬化性接着剤９で接合してある
ので、ウエルト１０の弾性でアウタパネル７の前
記面方向の伸縮変形を許容しながら接合力の不足
を補うことができるから、前記アウタパネル７周
端縁の亀裂又は波打ち変形防止作用を些かも損な
わずに接合強度を確保することができる。
なお、リツド本体５をスライド開閉自在にした
ものに適用して前述と同様の効果を得ることがで
きる。
ものに適用して前述と同様の効果を得ることがで
きる。
考案の効果
以上のように本考案によれば、リツド本体は軽
量な樹脂製アウタパネルと、このアウタパネルを
補強する金属板製のインナフレームとで構成して
いるため、従来のガラスパネルからなるものと較
べて著しく軽量化を図ることができ、車体の軽量
化はもとより、リツド本体の開閉作業を容易に行
うことができる。また、アウタパネルは成形性お
よび着色性に富むため、デザイン的要求を十分に
満たすことができる。更に、インナフレームの外
周縁部上では非硬化性接着剤によりアウタパネル
を接合して、該アウタパネルの周縁部のインナフ
レームに対するずれ動きが何等の規制を受けるこ
となく自由にされているため、アウタパネルの面
方向に伸縮変形してもこれを許容して、周端縁と
インナフレームとの接合が開離したり、周端縁に
亀裂や波打ち変形が生じたりするのを未然に防止
することができる。また、この非硬化性接着剤に
よる接合だけであると接合力が不足してしまう
が、インナフレームの内周縁側では、該内周縁部
に固定した弾性体上にアウタパネルを硬化性接着
剤で接合してあるので、この弾性体の弾性作用で
アウタパネルの前記面方向の伸縮変形を許容しな
がら接合力の不足を補うことができるから、前記
アウタパネル周端縁の亀裂又は波打ち変形防止作
用を些かも損なわずに接合強度を十分に確保する
ことができるという実用上多大な効果を有する。
量な樹脂製アウタパネルと、このアウタパネルを
補強する金属板製のインナフレームとで構成して
いるため、従来のガラスパネルからなるものと較
べて著しく軽量化を図ることができ、車体の軽量
化はもとより、リツド本体の開閉作業を容易に行
うことができる。また、アウタパネルは成形性お
よび着色性に富むため、デザイン的要求を十分に
満たすことができる。更に、インナフレームの外
周縁部上では非硬化性接着剤によりアウタパネル
を接合して、該アウタパネルの周縁部のインナフ
レームに対するずれ動きが何等の規制を受けるこ
となく自由にされているため、アウタパネルの面
方向に伸縮変形してもこれを許容して、周端縁と
インナフレームとの接合が開離したり、周端縁に
亀裂や波打ち変形が生じたりするのを未然に防止
することができる。また、この非硬化性接着剤に
よる接合だけであると接合力が不足してしまう
が、インナフレームの内周縁側では、該内周縁部
に固定した弾性体上にアウタパネルを硬化性接着
剤で接合してあるので、この弾性体の弾性作用で
アウタパネルの前記面方向の伸縮変形を許容しな
がら接合力の不足を補うことができるから、前記
アウタパネル周端縁の亀裂又は波打ち変形防止作
用を些かも損なわずに接合強度を十分に確保する
ことができるという実用上多大な効果を有する。
第１図は本考案の一実施例を示す透視斜視図、
第２図、第３図、第４図、第５図は、第１図の、
−線、−線、−線、−線に沿う
断面図である。 １……ルーフパネル、３……ルーフ開口部、５
……リツド本体、６……インナフレーム、７……
アウタパネル、８……非硬化性接着剤、９……硬
化性接着剤、１０……弾性体、１３……リツドモ
ール。
第２図、第３図、第４図、第５図は、第１図の、
−線、−線、−線、−線に沿う
断面図である。 １……ルーフパネル、３……ルーフ開口部、５
……リツド本体、６……インナフレーム、７……
アウタパネル、８……非硬化性接着剤、９……硬
化性接着剤、１０……弾性体、１３……リツドモ
ール。
Claims (1)
- ルーフパネルに形成したルーフ開口部に開閉自
在に装着されたリツド本体を、リツド本体周縁部
の補強メンバを構成する金属板製のインナフレー
ムと、樹脂製のアウタパネルとで構成し、このア
ウタパネルをインナフレームの外周縁部上に非硬
化性接着剤で接合すると共に、インナフレームの
内周縁部上には弾性体を固定して、アウタパネル
をこの弾性体上に硬化性接着剤で接合したことを
特徴とする自動車のルーフリツド構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987130971U JPH0520580Y2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | |
| US07/235,165 US4881773A (en) | 1987-08-28 | 1988-08-23 | Sunroof panel assembly |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987130971U JPH0520580Y2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-08-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6435122U JPS6435122U (ja) | 1989-03-03 |
| JPH0520580Y2 true JPH0520580Y2 (ja) | 1993-05-27 |
Family
ID=15046886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987130971U Expired - Lifetime JPH0520580Y2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-08-28 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4881773A (ja) |
| JP (1) | JPH0520580Y2 (ja) |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5384995A (en) | 1989-09-12 | 1995-01-31 | St. Gobain Vitrage International | Spacer for windshield bracket |
| US5047231A (en) * | 1989-05-30 | 1991-09-10 | Nabisco Brands, Inc. | Raw hide containing an inorganic pyrophosphate |
| US5095669A (en) * | 1989-12-13 | 1992-03-17 | Saint Gobain Vitrage International | Spacer for windshield bracket |
| US5551197A (en) | 1993-09-30 | 1996-09-03 | Donnelly Corporation | Flush-mounted articulated/hinged window assembly |
| US5472258A (en) * | 1994-01-27 | 1995-12-05 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Vehicle window assembly |
| US7838115B2 (en) | 1995-04-11 | 2010-11-23 | Magna Mirrors Of America, Inc. | Method for manufacturing an articulatable vehicular window assembly |
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