JPH05193869A - 自力推進式多経路輸送機関 - Google Patents

自力推進式多経路輸送機関

Info

Publication number
JPH05193869A
JPH05193869A JP4129851A JP12985192A JPH05193869A JP H05193869 A JPH05193869 A JP H05193869A JP 4129851 A JP4129851 A JP 4129851A JP 12985192 A JP12985192 A JP 12985192A JP H05193869 A JPH05193869 A JP H05193869A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
vehicle
rail
track
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4129851A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi P Nii
ポウル ニイイ コーイチ
Shizuo Harada
鎮郎 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH05193869A publication Critical patent/JPH05193869A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B9/00Kinds or types of lifts in, or associated with, buildings or other structures
    • B66B9/02Kinds or types of lifts in, or associated with, buildings or other structures actuated mechanically otherwise than by rope or cable

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 100階を超えるような超高層ビルのビル内
を大きなスペースをとらず、個々の乗客、貨物を所要の
階に迅速、確実に輸送することのできる輸送システムを
提供することを目的とする。 【構成】 連続した静止駆動チェーン16を保持し、間
隔を置いて種々の傾斜で設けられた2本のレール14、
上記チェーンに噛合うチェーンホイール100を含む車
輪で2本のレール上を走行する台車12とこれに揺動自
在にぶら下りジャイロスコープで所定の姿勢を保持する
客室44とより成り推進モータにより走行する乗物ユニ
ット4、所定の位置でチェーンホイールをチェーンに係
脱させて乗物ユニットを付け外し可能とする装置より構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動チェーンで互いに
結合された軌道ユニットと乗物ユニットとを含む輸送機
関に関する。乗物ユニットは貨物又は個人を輸送するた
めの客室を含むように設計され、特に100階を越す高
層ビルに適するように設計されている。乗物ユニットは
又、水平、垂直から変化する軌道に沿ってあるいは地面
に対する姿勢を保持するように客室を傾けて客室を輸送
するように設計されている。乗客輸送システムとしての
輸送機関として適するように、例えば乗心地を良くする
ための正しい姿勢を保持するようにジャイロスコープが
設けられている等の付加的特徴も含まれている。高層ビ
ルに対する乗客の輸送に適するように、このシステムは
ビル自体の設計及び構造を限定する通常の垂直シャフト
システムとは異なるビル設計を採用することができる。
【0002】
【従来の技術】超高層ビルでは、内部の輸送システムは
極めて複雑になってきている。多数の階に行けるように
するため、充分な輸送用乗物が用意され、急行システム
と局部的システムの設計の問題が発生する。高さそれ自
体は従来のケーブルシステムに構造的な問題を惹起す
る。例えば、非常に多くの階数によってケーブルの重量
そのものが重荷になる。さらに、快適な輸送のための最
高速度が約20マイル/時に限定されているので従来の
設計のやり方では多数の低層階用エレベータが使用さ
れ、便利にスカイロビーと呼ばれるところへの急行エレ
ベータがこれに含まれ、スカイロビーで高層階へ行く二
次的エレベータシステムに乗り替る。上層階へ行くのに
必要な時間は劇的に増加する。
【0003】本発明による改良された輸送機関は種々の
局面に使用可能である。例えば、水平輸送、傾斜輸送及
び垂直輸送の組合せが必要な深い鉱山の縦坑や、従来の
システムでは到底達成出来ない多層階ビル内のこみ入っ
た乗客輸送システムに適している。これ迄計画された事
情に使用するため自力推進式乗物システムが提案されて
きたが、これらのシステムはこのような多岐に亘る適用
に対して大容量の貨物輸送及び乗客エレベータとして適
合させるに足る安全上及び安定上の基準を完全に満して
いるとは云えなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の自力推進式輸
送機関は、方向が完全に垂直ではなくても概ね垂直な経
路を乗物が移動することが必要な環境に適合することが
できるように設計されることを課題とする。特に、高層
ビルの設計においては構造上の理由から中心コアを必要
としない。従来、上層階へ行くためのエレベータシステ
ムは中心コアに配置されていた。100階以上の超高層
ビルは既に建造されており、200階を超すビルも計画
されている。このような超高層摩天樓では、しばしば1
階は数ブロックにまたがることがあるが、中央エレベー
タシステムは望ましくなく、又実際的でもない。さら
に、最新設計の多くのものが周囲構造設計で建築されて
いる。このような設計は開放された内部ゾーンを、特に
地表レベルに残し、そこに、ドラマチックなレストラン
や散歩道が設けられる。垂直でない円錐形、ピラミッド
状、あるいは曲面状の外面は、ビルのあらゆる部分へ有
効に乗客を輸送する輸送システムを結合するのに付加的
な複雑さを付け加える。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による自力推進
式、多数コア輸送機関はシステムの設計者の所望の傾斜
に姿勢をとることのできる軌道ユニットに結合された乗
物ユニットを利用するように設計される。輸送機関は軌
道ユニット上の案内軌道に接触する車輪を備えたシャー
シを含む台車及び軌道ユニット内のレールアセンブリに
受入れられた連続するチェーンに係合するスプロケット
システムを含む。台車内の駆動エンジンは、台車を軌道
に沿って推進する。駆動エンジンは1台又はそれ以上の
モータとするのがよい。モータの台数は速度に応じて変
え、モータは順次レールアセンブリの連続するチェーン
に結合される軌道アセンブリのスプロケットに結合され
る。輸送機関の設計は駆動チェーンが軌道から持上げら
れ、乗物ユニットを軌道ユニットに確実に係合させるた
めスプロケットシステムに巻き付けるようにする。この
ようにして、システムの搬用性はシステムに勝って著し
く改善され、案内軌道の姿勢の実際の変化を許容し、操
業の安全性を犠牲にすることなく設立することができ
る。
【0006】台車は輸送ユニットのキャリッジの単位部
分としてのコンテナ又は貨物室を含むことができる。こ
の構成では、本発明の本来の独得の特徴は軌道システム
の中に移動可能な乗物に係合する連続した静止したチェ
ーンを取入れた軌道システムを使用していることであ
る。
【0007】しかし、望ましい実施例では、台車は振子
状に台車にぶら下げられた追加の客室を有する。加速時
又は減速時に振子運動が起ることを禁止するために客室
にはジャイロスコープホイールがつけられている。ジャ
イロスコープホイールは、軌道の傾斜又は台車の運動に
かかわりなく客室を大地に対して垂直姿勢に保持する。
【0008】本発明の一部として、1台又は数台の輸送
ユニットによる輸送のため循環経路を使用した多層階構
造の輸送機関の組込に対する計画がある。さらに、本発
明の輸送機関は乗物ユニットが輸送システムに組込みあ
るいは除去することを可能とする構成を含むことであ
る。本発明の上記及びその他の特徴は以下に図面を参照
して詳細に述べられる望ましい実施例の説明によりさら
に詳しく説明されるであろう。
【0009】
【実施例】図1に本発明の自力推進式輸送機関が部分的
に示されており、全体として符号2で示されている。輸
送機関2は乗物ユニット4を軌道ユニット6と結合した
軌道システムと懸吊システムのハイブリッドシステムと
なっている。輸送機関2は台車12、軌道14及び直線
状駆動チェーン16を含む。台車12は両端に案内車輪
が取付けられた1対の車軸を有する。案内車輪20は軌
道ユニット6を形成する2条の間隔を置いた主レール1
4の夫々の表面に搭載された突出した硬質ゴム又はプラ
スチック案内軌道に係合する。
【0010】台車12の車軸18はほぼキャリッジ26
内に搭載されている。キャリッジ26はチェーンに沿っ
て進むチェーントラッキングアセンブリ30を支持する
向い合ったサイドメンバ28と2つのトラッキングアセ
ンブリ24に跨るクロスメンバ32を含み、図1に示す
如くその上に駆動装置36を搭載するベッド34を提供
している。望ましい駆動装置36はトラッキングアセン
ブリ24に係合し、台車12を種々の傾斜内を推進させ
るため適切な伝動手段40を有する1対のモータ38を
有する。本実施例の伝動手段40は台車の車軸18の夫
々に設けられた補足的駆動ギヤ43を含む適当なギヤ列
42を含む。2台のモータの中の1台に故障が起った場
合、操業の安全性を最大にするため2台のモータを縦に
つないで使用することが望ましい。リニアモータや内燃
機関等の他の駆動装置も、前述のシステムが使用される
環境に応じて使用することができる。
【0011】キャリッジ26は、輸送機関10の望まし
い使用において、エレベータの客室を含むかご44を支
持している。本発明の他の実施例では、かご44は貨物
コンテナ、起重機又は他の実用的構造物を含むことがで
きる。
【0012】図2Aから2Cに示す如く、乗物ユニット
4のかご44は、該かご44を台車12に枢着する懸吊
アセンブリ46を有する。図2Aでは、台車12は間隔
を置いて設けられた1対のレール24(その一方は明瞭
にするため図には省略されている)の間に垂直姿勢に保
持されるかご44とともに、傾斜した軌道に沿って移動
する。図2Bに示すように、台車12は垂直に位置する
軌道14上を垂直姿勢で2本の軌道間に懸吊されたかご
と共に輸送される。図2Cでは、台車は水平軌道14上
を、この場合もレール間に垂直姿勢で懸吊されたかご4
4とともに輸送される。
【0013】次に図3から図5に基づいて説明する。こ
れらの図には、台車12の下にぶら下った客室44を保
持するための懸吊アセンブリ46が示されている。懸吊
アセンブリ46はキャリッジ26のサイドメンバ28の
間で車軸18の間に支持されたジャーナル48を含む、
懸吊アセンブリ46は図6に詳細に示すように、内側の
スリーブ52と外側のスリーピースカラー54、それら
の間にボールベアリングレースウェイ56を間に含む内
部スリーブ52を含む3つの間隔を設けたハンガ50を
含む。スリーピースカラー54は、1対のサスペンショ
ンセグメント64に付設されたエンドフランジ62に組
合わされるエンドフランジ60を有する半円形クラウン
セグメント58を含む。サスペンションセグメント64
は部分的にスリーブ52及びレースウェイ56を囲繞
し、客室44を台車12から離すためサスペンションセ
グメント66を部分的に有する。サスペンションセグメ
ント64はまた客室の屋根に固定されるブラケット部分
68を有する。サスペンションアセンブリ46は図2A
から2Cに示すように軌道が種々の角度に傾いた場合に
も客室が垂直に保持されにように客室18が台車12か
ら揺動自在に懸吊されることを許容している。
【0014】客室の安定性を維持し、かつ発停時に前後
に動揺するのを防止するために、客室は図7に示す如く
ジャイロスコープ72を客室の床74の下に作用するよ
うに内蔵されている。ジャイロスコープ72は図示しな
い小型モータにより駆動され、客室の加減速又は積荷の
移動の際に客室に起るあらゆる動揺を禁止するのに充分
なサイズと質量を備えている。図7に示す如く、客室4
4は梁74及びパネル76により作られ、乗客用の客室
としての最適の用途においては、客室は在来のオフィス
用エレベータと同様に構成される。
【0015】垂直輸送距離の点で在来のケーブルシステ
ムが使用できないような軌道の配置の変化に遭遇した場
合に輸送機関を推進するのに独得の手段が採用される。
この手段は概略的に図1から図8に示し、詳細を図9及
び図10に示すチェーン搬送システムを有する。
【0016】図1に示す如く、軌道ユニット6はコンク
リートで構築することが可能で、輸送システムが利用さ
れるビルディング等の施設中に組込まれる軌道床を含
む。軌道床79は2本の間隔を置いた主レール24の形
の構造部材の形に作られる。軌道14のレール24は傾
斜した、又は垂直の軌道上の1対の軌道間の空間内へ客
室が揺動して入れるように軌道14のレール24は充分
な間隔をとって配置される。構造的支持レール24は台
車12の案内車輪のための円滑な案内軌道22を含む。
さらに、軌道ユニット6の支持レール24は、強磁性体
ガイド84の保持溝82内の駆動チェーン16を保持す
るために、図9及び図10に詳細に示されたチェーンガ
イドアセンブリを含む。
【0017】強磁性体ガイド84は、連続した電磁化可
能なレール86及びレール86の***した部分92及び
ガイドセグメント88の列の***した部分94に対して
圧縮バネ96により付勢さた変位可能なブリッジセグメ
ント90により磁化可能なレール86に結合可能なガイ
ドセグメント88の列で構成されている。磁化可能なレ
ール86は、強磁性体ガイド84のレールに取付けられ
た電磁コイル96の列によって磁化され、変位可能なブ
リッジ90によってブリッジされた時、磁気作用をレー
ル及び個別のガイドセグメント88に及ぼす。この方法
により、磁化可能な材料、望ましくは鋼により作られた
駆動チェーン16は、チェーンガイドアセンブリ80の
保持溝内に確実に保持される。駆動チェーンの保持に対
する電磁力の強さは台車12及び客室44の重量及び慣
性力と共動して軌道内にチェーンを保持するのに充分な
強さであるので、変位可能なブリッジ90は、台車12
の各案内車輪20と協動してチェーン駆動歯車106に
より保持溝82からチェーンが持ち上げられる時、実施
的な磁力を解除するため手段を提供する。
【0018】図1に示す如く、駆動チェーン16は2つ
のチェーン歯付きアイドラホイール104に巻回された
チェーン整列機102によって横方向に変位される駆動
ホイール100により取上げられる。アイドラホイール
104は駆動チェーン16をコンパニオン駆動ホイール
100の方へ戻し、コンパニオン駆動ホイール100は
チェーンを保持溝82に戻す。駆動チェーン16の取上
げ及び置き戻しの際の駆動ホイール100の作用は、勿
論、台車が移動する方向にかかっている。駆動チェーン
の巻き付いた形状は輸送台車12と軌道14とを確実に
関連づける。
【0019】4つのチェーン整列機102の夫々は案内
部材104を有する。案内部材104は図11にさらに
詳細に示すように、駆動チェーン16を図8に示すよう
にチェーン歯付駆動ホイール100と案内ホイール20
との間を通過するように駆動チェーン16を変位させる
チェーン溝106を有する。僅かに持上げられた案内ホ
イールの下と上とを交互にチェーンを通すことにより、
チェーンの変位は防止することができ、整列機をなくす
ることができる。交互に経路を変える計画の図式図を、
図8A及び8Bに示す。
【0020】乗物ユニット4のチェーンガイドアセンブ
リ80には台車12の車軸に固定された電源断路ディス
ク108が含まれており、それはチェーン駆動ホイール
100に近接して搭載されている。断路ディスク108
は図9に示すように磁化されたレール86の***した部
分92とガイドセグメント88の***した部分94の間
の隙間に係合している。断路ディスク108はブリッジ
90に接触し、ブリッジを磁気ガイド84の残っている
部分から変位させ、チェーン駆動ホイール100に係合
するチェーンを保持しているガイドセグメント88の磁
気誘導を切断する。このようにして、セグメントはもは
や磁化されていなくなり、台車が軌道14に沿って移動
するにつれてチェーンは容易に駆動ホイール100の周
囲上の保持溝82から容易に持上げることが出来るよう
になる。
【0021】輸送機関が通過した際、ガイドセグメント
88からチェーンを持上げる能力をどんな方法ででも妨
げられることなく、チェーンの重量を支持するにたる充
分な力でチェーンを保持するために永久磁石110をガ
イドセグメント88に組込むことは有利である。このよ
うにして、ガイドセグメント88の全システムは、電磁
化が不要となり、通過する台車の近傍に磁気浮上列車シ
ステムの設計と同様の方法で通過する台車の近傍迄活性
化するだけでよい。さらに、磁化可能なレール86の磁
化のために電磁化システム96が磁気推進システムに高
強度型が使用されている場合はモータ38は磁界と干渉
させることによって台車12を推進させるリニア型のも
のとすることができる。これらのシステムはドイツ及び
日本で実験又は開発段階にあり、このような推進システ
ムは本発明の輸送機関に適用することができる。駆動モ
ータを駆動し、輸送ユニット8の他の機能に動力を与え
る動力は、図4及び図5に示すように、連続した動力供
給軌道118に接触する台車キャリッジ26の両側にあ
る摺動ブラシ112により伝達される。
【0022】動力供給が故障した場合、輸送ユニットは
図4及び図5に示され、さらに詳細に図12及び図13
に示す安全デテント114により、軌道ユニットに対し
てその位置に保持される。図12に示すように、支持軌
道14は連続した動力軌道118の直下に位置する安全
レール116を含む。安全レール116は安全デテント
114上の変位可能なラッチ122に係合可能な長方形
のスロット120の列を含む。ラッチ122は支持部材
124に摺動可能に係合し、動力源からの動力により付
勢されるソレノイドコイル126により上昇位置に保持
される。動力が停止した場合、ラッチ122は自重によ
り安全レール内の1つのスロット120に落ち、軌道ユ
ニット6上の乗物ユニット4の滑りは最小に止められ
る。
【0023】輸送機関の望ましい使用では、システムは
ビルの高さに応じて従来のエレベータシステムに対する
懸吊ケーブルの重量が非常に大きな重量になる高層ビル
では連続した全高に亘りサービスを行なう懸垂エレベー
タシステムは実際的ではない。さらに、本発明の輸送機
関は、エレベータシステムの望ましい経路が垂直でな
く、ビルの側面形状に適合させたパスに倣うような設計
のビル内で使用するのに適している。
【0024】図14及び図15に示すように、エレベー
タシステムが使用される100階をはるかに越す高層ビ
ルは図14から図18に図式的に示す本発明の輸送機関
を組込んだ運用計画が利用可能である。
【0025】図14に示すように、約150階の多階層
ビル128は円形断面のノズル状外形をしている。この
形状は構造的に丈夫であり、見た目にも美しいが、有効
な内部輸送システムの設計に困難な点がある。ビルの底
面積が大きくなるので、コアエレベータシステムはふさ
わしくなく、周辺出入りが適当である。図14に図式的
に示すように、中層階及び上層階への到達を図るため、
異る複数のルートを設定することが可能である。例え
ば、図中に実線で示すルート130は、破線で示す各階
停止が可能な上層階に達することができる。
【0026】同様にルート132で示すように、中層階
へは実線で示す急行部分で到達でき、各階停止の階へは
破線で示す各階停止部分により到達できる。システムの
能力を最大にするため、個々の矢印134で示されるよ
うに複数の輸送ユニットがシステムに含ませることがで
きる。それと云うのもシステムは、図16に典型的ルー
ト136で示されるような連続した巡回経路をすること
が可能であるからである。個々の人が行こうとする階に
応じて図15に示すように中間ルートの上層階又は上部
ルートで乗り移るルートシステムが設定される。
【0027】低層階に対しても同様のローカルシステム
を使用することもできるが、図17及び図18に示すよ
うな他のシステムを使用することもできる。ビル128
はビル内部の開放中央コンコース部分内に劇的な効果を
急速に達するように設置することができる。客室は図1
7に示すような螺旋状経路140を辿る。最上階又は最
低階で個人は図18に示す如くビル128の4つの1次
アクセスコーナの各々に行くことができる。
【0028】輸送機関のルートは連続しているので、輸
送ユニットの挿入及び抜き取り手段が図19A、19B
及び19Cに示すようにサービスゾーンに設けられてい
る。図19Aに示す如く、床148間のサービスエリア
146内で軌道部分144は抜取りリフト150により
除去される。図19Bに示す如く、客室44及び結合さ
れた台車12を有する乗物ユニット8が抜取りリフト1
50により所定の位置に置かれることを許容するように
駆動チェーン16が切離される。台車は駆動チェーンの
全体がゆるまないように保持して駆動チェーン16に継
ぎ合せるための所定の長さの駆動チェーンセグメントを
含む。乗物ユニット8は、図19Cに示す如く側方に移
動され軌道セグメント144は除去される。
【0029】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、100階
を越えるような超高層ビルにおいて、ビル内に大きなス
ペースをとることなく、個々の乗客を所要の階に安全確
実に輸送することが可能となる。
【0030】上述の如く、本発明の実施例は本発明の完
全な開示を目的としてかなり詳細に説明したが、この分
野の専門家にとっては、本発明の精神と原理から離れる
ことなく多くの部分的変更を行うことは自明のことであ
ろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗物ユニットと軌道ユニットの一部を含む輸送
機関の斜視図である。
【図2】Aは軌道ユニットがある傾斜角の場合の上記輸
送機関の図式側面図である。Bはその上面図である。C
は軌道ユニットが水平の場合の上記輸送機関の図式側面
図である。
【図3】図1の輸送機関の乗物ユニットの上面図であ
る。
【図4】図3中の4−4線による断面図である。
【図5】図3の乗物ユニットの部分的正面図である。
【図6】図5の6−6線による断面図である。
【図7】図1の7−7線による乗物ユニットの客室の断
面図である。
【図8】Aはチェーントラッキングアセンブリの望まし
い構成を示す側面図である。Bはチェーントラッキング
アセンブリの代替案を示す側面図である。Cはチェーン
トラッキングアセンブリの他の代替案を示す側面図であ
る。
【図9】乗物ユニットと軌道ユニットの一部を詳細に示
す図5の輸送機関の一部を拡大して示す断面図である。
【図10】図9の乗物ユニットと軌道ユニットの部分的
拡大平面図である。
【図11】図8の乗物ユニットのチェーン整列機の下面
図である。
【図12】安全ラッチアセンブリを示す輸送機関の部分
図である。
【図13】図12の安全ラッチの拡大部分図である。
【図14】複数経路エレベータシステムに図1の輸送シ
ステムを組入れたビルの図式図である。
【図15】図14の乗移りルートを示す断面図である。
【図16】図14のビル内の典型的な連続ルートを示す
図式図である。
【図17】多経路エレベーターシステムの代替案におけ
る図1の輸送機関と組合せたビルの図式図である。
【図18】乗り移りルートを示す図17のビルの図式横
断面図である。
【図19】Aは軌道ユニットへ輸送ユニットを挿入する
動作の第1段階を説明する図式図である。Bはその動作
の次の段階を示す図式図である。Cはその動作の最後の
段階を示す図式図である。
【符号の説明】
2,10 輸送機関 4 乗物ユニット 6 軌道ユニット 12 台車 14 軌道(主レール) 16 駆動チェーン 18 車軸 22,24 トラッキングアセンブリ(レール) 26 キャリッジ 28 サイドメンベ 30 チェーントラッキングアセンブリ 32 クロスメンバ 36 駆動装置 38 モータ 40 伝動手段 42 ギヤ列 43 補足的駆動ギヤ 44 かご 46 懸吊アセンブリ 50 ハンガ 52 スリーブ 54 スリーピースカラー 56 ベアリングレースウエイ 58 半円形クラウンセグメント 60 エンドフランジ 64,66 サスペンションセグメント 72 ジャイロスコープ 74 床(梁) 76 パネル 78 チェーントラッキングシステム 79 軌道床 80 チェーンガイドアセンブリ 82 保持溝 84 強磁性ガイド 86 電磁化可能なレール 88 ガイドセグメント 90 変位可能なブリッジ 100 駆動ホイール 102 チェーン整列機 104 アイドラホイール(案内部材) 108 断路デイスク 110 永久磁石 112 摺動ブラシ 114 安全デテント 118 動力供給軌道 120 スロット 122 ラッチ 124 支持部材 126 ソレノイドコイル 128 ビル 130,132 ルート 136 典型的ルート 144 軌道セグメント 146 サービスエリア 150 切り取りリフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コーイチ ポウル ニイイ アメリカ合衆国、カリフオルニア 94606 オークランド イースト 27 ストリー ト 1376 (72)発明者 原田 鎮郎 東京都練馬区南田中5−7−16

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自力推進式輸送機関において、 少くとも1本のレール部材上に保持された連続した駆動
    チェーンを有する2本の間隔を置いたレール部材を有す
    る軌道ユニット、 前記軌道ユニット上に水平から垂直面の任意傾きで乗物
    ユニットを保持するための手段を備えた車輪を有するキ
    ャリッジを有し、少くとも1つの車輪は前記の連続した
    駆動チェーンに噛合うスプロケット歯を有するチェーン
    エンゲージメントホイールである乗物ユニット、 任意の傾きのレール部材上に駆動チェーンを保持する保
    持装置、前記チェーンエンゲージメントホイールに最も
    近いレール部材からチェーンの節を選択的に解放するた
    めの解放手段、チェーンの節がチェーンエンゲージメン
    トホイールまわりに部分的に包まれ、及び上記乗物ユニ
    ットを軌道ユニットに沿って動かすよう前記チェーンエ
    ンゲージメントホイールに結合された前記キャリッジ上
    の推進手段を有することを特徴とする輸送機関。
  2. 【請求項2】 レール部材の夫々が案内軌道を含み、上
    記キャリッジが上記案内軌道に噛合い乗物ユニットをレ
    ール部材上に支持する複数のガイドホイールを含む請求
    項1に記載の輸送機関。
  3. 【請求項3】 レール部材が2本の間隔を置いたレール
    部材の夫々の上の駆動チェーンを含み、かつ、上記キャ
    リッジが各レール部材上に各駆動チェーンと係合可能な
    複数のチェーンホイールを有することを特徴とする請求
    項2に記載の輸送機関。
  4. 【請求項4】 上記の乗物ユニットがチェーンに係合し
    チェーンを軌道から持上げ、チェーンを軌道上に戻すた
    めキャリッジに搭載され、レール部材に近接して位置す
    る1個のチェーンエンゲージメントホイールと、キャリ
    ッジに搭載され、部分的にその回りをチェーンが巻回
    し、レール部材から離れて位置する少くとも1つのチェ
    ーンアイドラホイールを含む複数のチェーンエンゲージ
    メントホイールを含むチェーントラッキングアセンブリ
    を含み、上記のアイドラホイールはキャリッジをトラッ
    クユニットに対して保持する手段の一部を構成すること
    を特徴とする請求項1に記載の輸送機関。
  5. 【請求項5】 上記のレール部材が2本の間隔を置いた
    レール部材の夫々の上の駆動チェーンを含む請求項4に
    記載の輸送機関において、乗物ユニットが一対のチェー
    ントラッキングアセンブリをキャリッジの各側に有し、
    各アセンブリは別々の駆動チェーンに係合していること
    を特徴とする輸送機関。
  6. 【請求項6】 各チェーントラッキングアセンブリが1
    対の間隔を置いたアイドラホイールを有し、かつ、各チ
    ェーンが間隔を置いたアイドラホイールの両方に部分的
    に巻回されていることを特徴とする請求項5に記載の輸
    送機関。
  7. 【請求項7】 上記のアイドラホイールがエンゲージメ
    ントホイールの列から離れて位置し、かつ、上記トラッ
    キングアセンブリは駆動チェーンをアイドラホイール及
    びエンゲージメントホイールに整列させる整列機構を含
    むことを特徴とする請求項6に記載の輸送機関。
  8. 【請求項8】 上記の駆動チェーン保持手段が駆動チェ
    ーンに対向する少くとも1つのレール部材に沿う磁化可
    能なレール機構を有し、駆動チェーンは磁化可能な材料
    で形成され、そしてレール機構が磁化されている時レー
    ル機構に対して磁気的に保持されることを特徴とする請
    求項1に記載の輸送機関。
  9. 【請求項9】 チェーンの一節を選択的に解放する解放
    装置がチェーンエンゲージメントホイールに近接したレ
    ール機構の一節の磁化を選択的に保持するよう前記磁化
    可能レール機構内の手段を含み、チェーンエンゲージメ
    ントホイールは保持手段の保持力に遭遇することなくチ
    ェーンに部分的に重なり合うことを特徴とする請求項8
    に記載の輸送機関。
  10. 【請求項10】 駆動チェーンを保持するための磁化可
    能なレール機構が一方のレール部材に搭載された連続的
    な磁化可能なレール要素を含み、該磁化可能なレール要
    素はその上に配置されたマグネット要素の列、個々別々
    に間隔を置いて配置され夫々にチェーン溝を有し、磁化
    可能なレール要素に近接し離間し、各ガイドセグメント
    と協動する変位可能なブリッジセグメントを有する磁化
    可能なガイドセグメントの連続した列、及び乗物ユニッ
    トが通過する時、個々のブリッジセグメントを変位させ
    るためチェーンエンゲージメントホイールに近接する離
    脱手段を有することを特徴とする請求項8に記載の輸送
    機関。
  11. 【請求項11】 個々のブリッジセグメントを変位させ
    る手段がチェーンエンゲージメントホイールに近接して
    搭載され回転する断路ディスク及びレール要素に接触し
    てブリッジセグメントにバイアスを印加するためのブリ
    ッジセグメントに対するバイアス手段を有することを特
    徴とする請求項10に記載の輸送機関。
  12. 【請求項12】 上記のマグネット要素が電磁石の列よ
    り成り、輸送機関が該電磁石を励磁する電源を有するこ
    とを特徴とする請求項11に記載の輸送機関。
  13. 【請求項13】 乗物ユニットの推進手段が電動機であ
    り、軌道ユニットが動力軌道を含み、上記の乗物ユニッ
    トが該動力軌道に接触する摺接手段を含み、かつ該摺接
    手段は電動機の付勢及び乗物ユニットの駆動のため電動
    機に電気的に結合されていることを特徴とする請求項1
    1に記載の輸送機関。
  14. 【請求項14】 上記の乗物ユニットがキャリッジに結
    合された客室を含み、該客室はこれをキャリッジに結合
    する枢着懸吊アセンブリを有し、客室は該懸吊アセンブ
    リにより軌道ユニットの2本の間隔を置いたレール部材
    の間に懸吊されることを特徴とする請求項1に記載の輸
    送機関。
  15. 【請求項15】 上記の懸吊アセンブリがキャリッジ上
    のジャーナルを含み、該ジャーナルを取巻くボールベア
    リングアセンブリを有するカラーを備えた客室にハンガ
    を有することを特徴とする請求項14に記載の輸送機
    関。
  16. 【請求項16】 上記の客室が操業中直立姿勢を保持す
    るために回転する重り付ホイール手段を有することを特
    徴とする請求項1に記載の輸送機関。
  17. 【請求項17】 輸送機関がさらに安全デテントを有
    し、軌道ユニットの一方のレール部材は間隔を置いて設
    けられたスロットを有する安全レールを含み、乗物ユニ
    ットは上記の間隔を置いて安全レールに設けられたスロ
    ットに係合するデテントを含むことを特徴とする請求項
    1に記載の輸送機関。
  18. 【請求項18】 ビルの構造と組合され、軌道ユニット
    がビルの構造内にルートの上部と下部とに水平経路部分
    を有し中間部が垂直な連続的な周回経路として組込まれ
    ていることを特徴する請求項1に記載の輸送機関。
  19. 【請求項19】 ビルの構造と組合され、軌道ユニット
    がビルの構造内にルートの上部と下部とに水平経路部分
    を有し、中間部が螺旋状となった連続的な周回経路とし
    て組込まれていることを特徴とする請求項1に記載の輸
    送機関。
  20. 【請求項20】 ビルの構造と組合され、軌道ユニット
    がビルの構造中にサービスゾーンを有する連続的な周回
    経路として組込まれ、各レール部材のセグメントが除去
    可能であり、駆動チェーンの部分が乗物ユニットの据付
    けのため分離可能であることを特徴とする請求項1に記
    載の輸送機関。
JP4129851A 1991-04-26 1992-04-24 自力推進式多経路輸送機関 Pending JPH05193869A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/691,861 US5203265A (en) 1991-04-26 1991-04-26 Self-propelling, multi-route transport for movement along both horizontal and vertical sections of track
US07/691,861 1991-04-26

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05193869A true JPH05193869A (ja) 1993-08-03

Family

ID=24778275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4129851A Pending JPH05193869A (ja) 1991-04-26 1992-04-24 自力推進式多経路輸送機関

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5203265A (ja)
JP (1) JPH05193869A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015231834A (ja) * 2012-04-26 2015-12-24 キング フリッツ 建物のための構造システム
US9738492B2 (en) 2012-04-26 2017-08-22 Fritz King Articulated funiculator
US20210155457A1 (en) * 2019-11-26 2021-05-27 Man Hay Pong Elevator system with multiple independent cars in a 2-dimensional hoistway

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100251014B1 (ko) * 1997-05-06 2000-04-15 김경주 승강기
AT407037B (de) * 1997-06-16 2000-11-27 Kita Firooz Aufzugssystem
US6889813B1 (en) 2000-06-22 2005-05-10 Amkor Technology, Inc. Material transport method
US6530735B1 (en) 2000-06-22 2003-03-11 Amkor Technology, Inc. Gripper assembly
US6695120B1 (en) * 2000-06-22 2004-02-24 Amkor Technology, Inc. Assembly for transporting material
US6886651B1 (en) * 2002-01-07 2005-05-03 Massachusetts Institute Of Technology Material transportation system
TW201238705A (en) * 2011-03-21 2012-10-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Actuating mechanism and mobile platform using the same
EP3020674B1 (de) * 2014-11-17 2019-12-18 DualLift GmbH Servicelift
CN108327734B (zh) * 2018-05-16 2020-04-28 武汉开锐海洋起重技术有限公司 一种轨道牵引车的牵引方法
CN109466894A (zh) * 2018-11-19 2019-03-15 镇江华驰电器有限公司 一种开关柜面板运输结构

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1470935A (en) * 1920-04-07 1923-10-16 Allan C Rush Observation, amusement, and utility tower
US2700345A (en) * 1953-07-06 1955-01-25 Walter C Cox Elevated railways and traction means therefor
FR1389245A (fr) * 1964-03-28 1965-02-12 Translift G M B H Fuer Buerora Installation de transport automatique du courrier dans des bâtiments
US3226027A (en) * 1963-03-29 1965-12-28 Weld Tooling Corp Magnetically held track and the like
US3497089A (en) * 1967-09-29 1970-02-24 Kerma Corp Apparatus and method for charging a furnace
US3525306A (en) * 1967-12-21 1970-08-25 Common Market Trading Corp Ltd Suspended railway
US3487789A (en) * 1968-01-09 1970-01-06 Nat Res Dev Dampened aerial car suspended transportation system
US3517775A (en) * 1968-01-17 1970-06-30 Roy E Meyer Elevator
US4004654A (en) * 1971-07-07 1977-01-25 Trebron Holdings Limited Elevator structure supporting apparatus
SE360633B (ja) * 1972-02-24 1973-10-01 Linden Alimak Ab
GB1413209A (en) * 1973-10-19 1975-11-19 Coal Industry Patents Ltd Mineral mining equipment
DE2400313C3 (de) * 1974-01-04 1979-04-26 Fried. Krupp Gmbh, 4300 Essen Hilfseinrichtung für Montage- und Wartungsarbeiten an einem Kühlturm
US4254710A (en) * 1978-11-07 1981-03-10 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Interior Link-loc chainless haulage system
DE3017941C2 (de) * 1980-05-10 1985-10-31 Ipsen Industries International Gmbh, 4190 Kleve Vorrichtung zum Transport von Chargengestellen durch einen Mehrkammerofen
FR2576888B1 (fr) * 1985-02-05 1988-04-08 Otis Elevator Co Ascenseur transbordeur pour voies urbaines notamment
US4656799A (en) * 1986-04-28 1987-04-14 Stratatowers Corp Super high-rise buildings
US4736557A (en) * 1986-04-28 1988-04-12 Stratatowers Corporation Super high-rise buildings
DE3717353A1 (de) * 1987-05-22 1988-12-08 Boecker Albert Gmbh & Co Kg Schraegaufzug mit einem an den fuehrungsschienen des schraegaufzuges verfahrbaren schlitten

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015231834A (ja) * 2012-04-26 2015-12-24 キング フリッツ 建物のための構造システム
US9738492B2 (en) 2012-04-26 2017-08-22 Fritz King Articulated funiculator
US9790056B2 (en) 2012-04-26 2017-10-17 Fritz King Articulated funiculator
US10196238B2 (en) 2012-04-26 2019-02-05 Fritz King Ab Articulated funiculator
US20210155457A1 (en) * 2019-11-26 2021-05-27 Man Hay Pong Elevator system with multiple independent cars in a 2-dimensional hoistway

Also Published As

Publication number Publication date
US5203265A (en) 1993-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100719032B1 (ko) 수송 시스템
JPH05193869A (ja) 自力推進式多経路輸送機関
EP0548112B1 (en) Transportation system
JPH088726B2 (ja) 負荷の低摩擦輸送のための磁力装置
EP4003807A1 (en) System and method of transporting objects
US11453418B2 (en) High-speed mass transport system
US20160009196A1 (en) Vehicle guidance, propulsion and switching via magnetic forces
JPS62503092A (ja) レ−ルをベ−スにした自動輸送システム
US5857545A (en) Elevator system with overlapped roped-coupler segments
JP2010126341A (ja) エレベータ装置
EP1459789A1 (en) Amusement ride with gondolas
JPH0811714A (ja) 旅客又は貨物の運送方法
JP3324179B2 (ja) ロープレスエレベーター装置
JP2636457B2 (ja) 垂直搬送装置
JP2875112B2 (ja) 自走式エレベータ
RU2764236C1 (ru) Система аттракциона для катания с подъемником с множественными степенями свободы
JPH07231515A (ja) ギャップ長の制御機構を備えたリニアモータ、リニアモータ車両/軌道、輸送/交通システム
JP2884262B2 (ja) 搬送籠の水平引込み、鉛直保持構造
CN109532862B (zh) 一种列车及交通***
JP2003063382A (ja) 地上型乗用単軌条運搬車
JPH08142861A (ja) 輸送方法及び輸送設備
JP2688448B2 (ja) 垂直・傾斜・水平面走行体
JPH09109880A (ja) 超超高層建築物
JPH0589140U (ja) 水平エレベーター
WO2023121440A1 (en) Method of transferring a vehicle module over an infrastructure, infrastructure, vehicle module and use thereof